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HAGL-Irminsul
HAKUJA-Legacy
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HAMMEMIT-Spires over the Burial Womb
HANDFUL OF HATE-Vicecrown
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HAT
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HATE FOREST-Nietzscheism
HATE FOREST-Nietzscheism-Annihilation
HATE FOREST-Nietzscheism-The Wood Brothers
HATE MEDITATION
HATE MEDITATION-Scars
HATE PROFILE-Opus II: The Soul Proceeds
HATEFUL ABANDON-Liars/Bastards
HATRED ANGEL-GOD FORSAKEN
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-ETHER
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HADES
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HEMISPHERICAL SCHIZOID SIDE OF MALIGNITY
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE...
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE...(PIANO VERSION)
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-IMMORTALITY OF THE SOUL
HATS BARN
HATS BARN-Voices of the Ultimate Possession
HAUST
HAUST-Ride the Relapse
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HAVOHEJ
HAVOHEJ-Kembatinan Premaster
HEAD CONTROL SYSTEM
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HAGALAZ' RUNEDANCE-Frigga's Web-Little Light ★★ (2007-11-14 21:58:29)

児童虐待について歌った曲らしいです。曲のテーマを読んだからかもしれませんが、虐待で亡くなった子供たちに対する「御魂送り」的な雰囲気があるように感じました。Rob Darkenがペイガンの戦士なら、この人はペイガンの祈祷師かも。

HAGL-Irminsul ★★★ (2014-09-20 21:24:43)

2011年発表の2nd。

バンドロゴやアートワーク等から、なにかマイナー臭というか、垢抜けなさみたいなものを感じていたんですが…音を聴いたら土下座して謝りたくなりました(笑)。これはメロディックさとブルータリティ、そしてアングライズムがバランスよく共存した、メロブラやペイガンブラックとしてかなりの良盤なのではないでしょうか。

ブラックメタルらしい寒々しいトレモロを基調としつつ、スラッシュメタル由来のキレの良さや、正統派メタル由来のドラマティックさも感じられるリフを聴かせる作風は、初期~中期DISSECTIONに近いでしょうか。ただしこちらは、ペイガニズムをテーマにしているからか、メロディに民族的な哀愁が感じられるのも特徴ですね。お祭り系の笛などの導入は無く、あくまで民族色はギターメロに練りこんで聴かせる感じ。

そしてDISSECTIONと異なるの
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HAKUJA-Legacy ★★★ (2009-03-01 07:26:00)

FUNERAL ELEGYのメンバーによる独りブラックの1st。

メロウ/ディプレッシブなリフ捌きを前面に押し出した作風は、MUTIILATIONなどのLes Legion Noire関連のバンドが良く引き合いに出されているようですが…個人的にはこのバンドのメロディからは、LLN的な毒々しさと耽美さの秘められたメロウさというよりは、新世代ブラック(KRALLICE、LANTLOS辺り)にも通じる、聴いていて浄化されるようなメロウさを強く感じられるんですよね。ヴォーカルはモロにBURZUMやSILENCER系の真に迫った悲鳴で、このエモーショナルなメロディが終始鳴り響く作風と良く合っていると思います。

曲自体はプリブラ的ミニマルな2ビート疾走を軸に据えたスタイルで、プリミティブブラックと定義できそうなんですが、音質はかなり良いですね。特にリフの良い感じにラフでい
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HAKUJA-Legacy-Kanata ★★★ (2009-03-01 07:27:49)

曲自体はメロウな疾走で、このアルバムの典型と言える曲調ですが…このタイトル、「外国人から見た日本の文化」を意識してるのかもしれませんね。「刀」とか「the Blade」とかにしないあたりそう思います。
本当だ、「Kanata」ですね…変な分析までしてしまって恥ずかしい(汗)修正依頼を出しておきました。

HAMMEMIT-Spires over the Burial Womb ★★ (2014-09-12 20:06:41)

2008年発表の、改名後は初となるフルアルバム。
EMIT時代も大量のデモやスプリット、音源集などをリリースしていたものの、フルアルバムは一枚のみだったようなので、実質的にはこれが2枚目という扱いになるのでしょうか。

改名前はブラックメタル/ダークアンビエントのバンドとして認知されていたらしいですが、この作品はメタル要素はほぼ皆無で、完全にダークアンビエント方向に舵を切ってますね。一応ディストーションギターの音色を加工したようなノイズも一部で使用してはいますが、基本はダークな音色のキーボードと、サンプリングなどを丁寧に組み合わせた、暗黒で頽廃的なアンビエント。

このアルバム、出音は完全にダークアンビエントながら、端々にブラックメタルへの敬意のようなものが感じられるんですよね。例えば1曲目のサンプリングの裏で密かに鳴っている、火花が散るようなノイズ、微妙に
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HANDFUL OF HATE-Vicecrown ★★★ (2015-12-02 12:36:20)

2003年発表の3rd。

これ、無茶苦茶かっこいいです。
スラッシーなノリのよさとファストブラックの攻撃性を飲み込み、暴虐の限りを尽くすような作風で、CADAVER INC.辺りの炸裂感のあるブルータリティが好きな人にはドツボに嵌まりそうな音。意外にもリフはメロディアス…というか、メロディのぶっ込み方が上手いので暴虐一辺倒にならないドラマティックさも持ち合わせてますね。

…何が素晴らしいかというと、全体を通じての熱量の高さ。粗くも抜けの良い音色で、速いだけでなく針の筵を転げ回るかのごときオカズを入れつつぶっ飛ばすドラミング、歪み切り声量もある狂犬としかいいようのないヴォーカル、分かりやすい邪悪さを湛えたリフといい、とにかく聴いていて熱くなれる作品なんですよね。その熱量はスローな曲でも発揮されており、焼け付くような緊張感が感じられます。

聴い
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HAPPY DAYS-Happiness Stops Here... ★★★ (2014-12-13 15:06:43)

2009年発表の3rd。
元はSelf Mutilation Servicesからのリリースでしたが、2013年に日本のMaa Productionsから再発されています。

これ、ホントに鬱ブラックを分かってる人が作った鬱ブラックって感じで、素晴らしいんですよね。鬱系って、例えば絶叫が裏返り過ぎて逆に滑稽だったり、メロディアス過ぎて絶望感が足りない、逆にメロディが薄くて面白くない、メタリック過ぎて抽象的ムードが薄い、アンビエントに寄りすぎててメタルである必要性を感じないetc…とか、本当に色々な陥穽のあるジャンルなんですよね。そのどれにも嵌まることなく、鬱ブラックの王道を貫いている辺り並々ならぬセンスの持ち主だと思う。

メロウさを過度に強調するのではなく、感情のさざなみを描写するかのようなトレモロ、鬱々としたミッドテンポを基調としつつ、単調になり過ぎない
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HARAKIRI FOR THE SKY-Harakiri for the Sky ★★★ (2015-05-23 20:58:43)

2012年発表の1st。

日本人なら、どうしても気になってしまうバンド名ですよね(笑)。私もそれに釣られて購入しましたが、これがかなりの「当り」盤で驚きました。基本的にはエモーショナルなメロディを、ブラックメタルらしいトレモロを多用しつつ、ディストーションの強い音像で聴かせる、シューゲイザー/ポストハードコア要素の強いブラック…という感じですが、音に迫力があり、それが楽曲と実にマッチしているのが素晴らしいんですよね。

ダイナミックなドラムのミックス、「音の壁」を作るようなディストーション、その中でもはっきり聴こえる繊細なトレモロ、そしてハードコアのヤケクソさが感じられるような、何かを必死に訴えかけるような、歪み切った怒号ヴォーカル…それらが一体となって迫り来る音像は、聴き手の心をも揺さぶること必至です。そして楽曲そのものも、この手としてもかなり良いと思う。ただ
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HARDINGROCK ★★ (2007-08-12 18:01:00)

PaganHordeさんの情報で知りました。情報提供ほんと感謝です!
まだアルバム出てないみたいですが、出たら絶対需要あると思うので追加しときますね。
EMPERORのIhsahnと彼の妻のIhriel、フィドル奏者のKnutからなるバンド。
試聴した限りではフォークメロの上にあのデス声が乗るスタイルで凄く良さそう。
ああ、早くアルバム出さないかな…。

HARDINGROCK-Grimen ★★★ (2007-08-29 10:39:00)

2007年発表の1stアルバム。
まさかIhsahnがこういう音楽性まで出来るとは…ほんと彼の多才さには恐れ入ります。

内容は、ノルウェーのトラッドを主にメタルを中心とした現代の音で解釈したと言えるもので、コンセプト的にはSatyr(SATYRICON)やFenriz(DARKTHRONE)等がやっていたSTORMに近いものがあるのかもしれませんね。ただ、ギターの荒さなどプリミティブ的な感覚すら想起するSTORMに比べると、こっちはフィドル奏者が正式メンバー(リーダー?)だったり、どこか後期PECCATUMにも通じる上品さが感じられたり、よりブラック色は希薄。

この作品の一番の特徴は、やはりGrimen氏のフィドルでしょうか。
ノルウェーの小さな村の収穫を祝う祭りで、村娘が投げたブーケを受け取った人は幸せになれる…みたいなストーリーが勝手に浮かんで
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HARDINGROCK-Grimen-Den Bergtekne ★★★ (2007-08-29 10:48:13)

山の主に連れ去られた村娘の悲劇を、ダークなメタルサウンドとIhrielの可憐なヴォーカルによって表現した曲。フィドルの素朴な音色が、情景に民話的な要素を添えていて良い感じ。Ihrielのヴォーカルは村娘というには神秘的すぎる気もしますが、やっぱり良い声。

HARDINGROCK-Grimen-Faens Marsj ★★★ (2007-08-29 10:49:24)

メロだけ聴いてると、本当に村のお祭りみたいな雰囲気なんですが…そこにIhsahnの悪魔貴族的デスヴォイスが炸裂!!最後は悪魔笑いまでこなしてます。村祭りに悪魔が乱入、しかし楽しげな雰囲気に呑まれて一緒に踊ってる感じでしょうか(笑)。
解説を読むと、天界を追放されたルシファーが永遠の、神に見捨てられた地を往く際に、この曲を標にしていた…みたいなことが書かれてますが…あれ?(笑)しかし、これだけクサメロを乗っけながら、リフに妥協をしない作風はさすがIhsahnですね。

HARDINGROCK-Grimen-Fanitullen ★★★ (2007-08-29 10:42:24)

Ihsahnの気品溢れる普通声と、フィドルとメタルサウンドの濃厚かつ実にクサい絡み!…これだけでも、名曲にならない訳が無いですね。ラストのギターとフィドルが民族メロを奏でながらの疾走には痺れました。

HARDINGROCK-Grimen-Fossegrimen ★★★ (2007-08-29 10:43:38)

ツーバス連打も含む激しいメタルサウンドの上で、フィドルとギターがクサメロ合戦を繰り広げてます(笑)。女性ヴォーカルとデス声のコントラスト、村の長老を思わせる語りも雰囲気出てますね。
解説によるとノルウェーの妖怪譚(?)がモチーフで、Fossegrimenはフィドルを操る超自然的存在で、滝の下に住み、フィドルを教える代わりに犠牲を求める…と言われているとか。こういうテーマを選ぶ事からも、作品でのフィドルの重要性が良く分かります。

HARVEST-Forgotten Vampyres of the Melancholic Night (2014-09-24 22:18:02)

2013年発表の1st。

店ではオーストラリア産の正体不明のブラックということでしたが、実はDROWNING THE LIGHTのAzgorh氏による独りプロジェクトらしいですね。自身が運営するレーベル、Dark Adversaryからの発売。ちなみにプロジェクトは既に活動を停止しているらしく、オリジナルフルアルバムとしてはこれが唯一の作品という事です。

路線としては、正にRawでポンコツを絵に描いたような、アングラ感丸出しのブラックメタル。紙ヤスリを思わせる薄っぺらくノイジーなギターリフと、生々しいミックスが逆に心地良いドラムが絡む音質、無理矢理エッジ感を出したような喉を潰す系のがなりが如何にもカルトバンドといった風情を醸し出してます。時折キーボードやアルペジオにサイケな要素が見えたり、教会音楽的な荘厳なオルガンが脈絡なく登場したりする辺り、衝動のままに曲を
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HARZA ★★ (2011-11-20 23:17:30)

ロシアのブラックメタルバンド。
「War」を聴いて、かなり良いバンドだと思ったのに去年解散してたようで残念。

HARZA-WAR ★★★ (2011-11-20 23:18:21)

09年発表の2nd。

戦車ジャケやアルバムタイトルからはいかにもウォーブラック、もしくはファストブラックです的な風情を醸し出していますが…確かに、ダミ声でがなるヴォーカル、戦場に飛び交う火の粉を思わせるリフの音色、カッチリして軍隊的なイメージも想起させるリズム等、確かに戦争を直接的に匂わせる音ではあるんですが…実はそれ以上に、メロウなメロディが強調された作風で、パートによってはヴァイオリンまで入ってきます。

しかもこのバンドの場合、ただメロディがメロウというだけでなく、時折凄まじく即効性の高いメロディを仕込んでくるのがたまらないんですよね…。ブックレットを読むと、単純に戦争を題材としているだけでなく、意に沿わず殺し合いをさせられたり、自分の家族や国を守るために戦った兵士達に捧げるというコンセプトがあるらしく、この悲哀に満ちたメロディのセンスも頷けますね。
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HAT ★★ (2011-08-16 20:16:31)

ノルウェー産ブラックメタルバンド。
バンド名は「帽子」ではなくて、ノルウェー語で「憎しみ(hate)」の意。

HAT-Vortex of Death ★★★ (2011-08-16 20:17:48)

2011年発表の2nd。

私は、これ聴いてなんだがホッとした気分になってしまいました…
土着的なトレモロを交えたリフ捌き、狂気的な絶叫にややRAWな音質…曲を構成する要素のほとんどが、典型的なノルウェーのブラックメタルという感じで、聴いてて「ああ、こういうのが好きでブラック聴いてるんだよなぁ…」としみじみ実感できる音。「僕達の好きなノルウェジアンブラック」みたいな(笑)。

しかし、この手の音の中でも、各要素のレベルは非常に高いですよね。
メロウながら土着的な怖さも感じさせるトレモロリフのメロディは、時に口ずさめるほどキャッチーで、曲をビシッと締めてくれているし、1曲の録音で喉が逝きそうな、常に全力でパフォーマンスする高音絶叫ヴォーカルも素晴らしい。薄くドローンを流して聖書の朗読を入れたり、ダークアンビエントをバンドサウンドに絡めたりといった前衛的ア
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HATE ETERNAL-Fury & Flames ★★ (2008-07-23 01:19:00)

2008年発表の4th。
HATE ETERNALは初めて聴きましたが、「凄まじい」としか言えないですね(笑)。
例えるなら、MORBID ANGELの暴虐な部分、禍々しい部分のみを取り出して純粋培養した
感じというと近いでしょうか。MORBID ANGELと比べると神秘性は薄めですが、デスとしての
アグレッションでは明らかに上で、40分間ノンストップの蹂躙サウンドが楽しめます。
…ただ、ラストのインストを除いてずーっと暴虐暴虐暴虐、蹂躙蹂躙蹂躙みたいな音なので
一聴する分には曲の区別が今一つ付けづらいかもしれません。尤も、この手の音は聴いてて
その暴虐さや禍々しさに気持ち良く飲み込まれる事が出来るかどうかが重要なので、
そんな事は全くマイナスにならないと思います。よく聴くと曲毎に結構印象に残るリフが
あったりしますし。でもラストのイ
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HATE ETERNAL-Fury & Flames-Hell Envenom ★★★ (2008-07-30 18:38:54)

こういう全編が怒りの感情で統一されたようなアルバムだと、どうしても1曲目の印象が強くなってしまいますね…特にトレモロリフのメロディ、音の圧に潰されて出た亡者のうめきがメロディになってるみたいで恐い。

HATE ETERNAL-Fury & Flames-Whom Gods May Destroy ★★★ (2008-07-30 18:40:01)

この不気味なリフのメロディはかなり印象に残るなあ…微妙に明るさが混じってる気もしますが、それも悪魔の大群が人間狩りをしながら行進をしているような、本人達は楽しいけど人間から見たら畏怖や恐怖の対象でしかないような雰囲気になっているように思います。

HATE FOREST-Nietzscheism ★★ (2007-12-03 16:50:00)

2005年発表の音源集。
2000年から2004年までのEPなどを纏め、カール・オルフの曲をイントロに付けた内容。

音の方は、ギターの荒いディストーションが暗い森の中を疾走するかのような情景を想起させる、雰囲気たっぷりなブラックメタルで、時折出てくるペイガン系にも通じる叙情メロといい、悪魔のような中~低音域でのデスヴォイスといい、ブラックでしか表現し得ないであろう邪悪さ、アングラな魅力のたっぷりと詰まった作品。ほんと、「これぞブラック」と言いたくなるような、魔性ムード濃すぎな音楽です。

興味深いのは、後の作品になるに従って、何故か音質が悪くなっていく事。時期的に最も初期の「Darkness EP」はまだギターの歪みに厚みが感じられるし、リズムも打ち込みっぽさがそれほど感じられないのに、続く「Blood and Fire EP」ではギターの音が薄めになり、
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HATE FOREST-Nietzscheism-Annihilation ★★★ (2007-12-03 16:53:23)

前半は人面樹が生い茂る夜の森を霊柩車でぶっ飛ばしてるような冷厳、冷徹な雰囲気ですが、後半はかなりメロディアスに。でもラストは針が飛んだような唐突さ。森が続いていると思ったら、いきなり断崖だった…みたいな(笑)

HATE FOREST-Nietzscheism-The Wood Brothers ★★★ (2007-12-03 16:52:39)

叙情的なメロディがくっきりと聴こえるギターリフをフィーチャーした曲で、プリミティブ系が好きならば気に入る事間違いなしの名曲。しかし、ヴォーカルも凄いですね…重ねてある所なんて鬼のようです。

HATE MEDITATION ★★ (2013-08-31 16:27:37)

アメリカ産ブラック。
NACTHMYSTIUMのAzentriusことBlake Judd氏による新バンド。

HATE MEDITATION-Scars ★★★ (2013-08-31 16:29:29)

2013年発表の1st。

プリミティブブラック的な音から始まり、次第にサイケ色を増していったNACHTMYSTIUMですが、こちらは少々毛色の異なる音を出していますね。アメリカの初期ブラックやウォーブラックの延長、もしくはカスカディアン/アトモスフェリックブラックの延長とも取れるような、意図的に篭もり感を演出し、オブスキュアなノイズに包み込まれるようなバンドサウンドに、時折神秘的で瞑想的なキーボードを絡めてくる、新旧ブラックの良い所取り…といった感じの作風。

…なんですけど、個人的にはちょっとEMPERORの1stにも共通する、邪悪な寒々しさを感じるんですよね。キーボードの神秘性のみならず、要所で登場するサタニックなトレモロ、適度に篭もったバンドの音、ブラストだけに頼らず、その煙る音の中で心地良く炸裂するスラッシーなリズム、そして「グアアアア!」系の生々しい絶
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HATE PROFILE-Opus II: The Soul Proceeds ★★★ (2014-09-06 17:14:04)

2013年発表の2nd。
BLACK FLAME、DEAD TO THIS WORLD、JANVSの現メンバーでSLAVIAやDISIPLINにも在籍した経験を持つ、M:A Fog氏がドラマーとして加入してからは初のフルアルバム。

北欧ブラックに通じる暗黒性を感じさせつつも、ギラついた不穏さを漂わせるリフ、凶悪に歪みつつも切れ味鋭くがなるヴォーカル、音のクリアさが楽曲の冷徹なムードを強調するプロダクションなど、近年のSATYRICONを思わせるハイクオリティなブラック。SATYRICONはロックのリズムを取り込む事で新たなファンベースを獲得しましたが、こちらはブラストも多用する、よりダイレクトな攻撃性に重きを置いた音なのが大きな違いですね。

SATYRICONは「Rebel Extravaganza」で極端なスピードと無機質な感触で近未来的な世界観を演出
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HATEFUL ABANDON-Liars/Bastards (2015-09-14 21:58:32)

2014年発表の2nd。
あの名門Candlelightからの発売です。

前作は未聴ですが、評判を聴く限りでは個性派の鬱ブラックとして注目されていたようですね。但し今作は、ブラックメタルの要素は殆どなく、鬱インダストリアルとでもいうべき、打ち込みやキーボード、サンプリングなどが主体の音楽に。ギターも入ってますが、ノイズやフィードバックなど音響効果的に使われており、鬱ブラックとは一線を画した使い方がされている感じ。

打ち込みリズムの淡々とした響き、キーボードのアトモスフェリックな音色が破滅し、荒廃した都市の成れの果てにいるかのような、絶望的な光景を臨場感を持って体験させるような音は、ジャンルは変わっても魅力的。ただヴォーカル…これはちょっと酷くないですか…?有って無いようなメロディのラインを、聴いていていたたまれなくなるような微妙な声色で歌い続けていて…ぶ
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HATRED ANGEL-GOD FORSAKEN ★★★ (2010-05-15 20:30:00)

2010年の3rdアルバム。
メディアがプレスCDにレベルアップすると同時に、値段もメジャー価格に…(笑)。「I don't wanna die...」では、メロデスとメロブラの中間のような音楽性でしたが、今作は完全にメロデス方向に舵を切ってきましたね。

…しかしこの作品、メロデスとしてもかなり特異なのではないでしょうか。
前作でも素晴らしかったメロディが更に前面に出され、終始メロディアスなリードギターが楽しめる作風に。しかも、このリードギターのメロディが一般的なメロデスよりもかなり歌メロ然としてるんですよね…。勿論、ギターによるメロなので、歌うには難しいメロも当然あるんですが、A→B→サビ的な流れの良さが歌モノっぽいです。
Aメロから泣き全開のクラシカルな歌謡メタルを、歌メロ部分をギターに置き換えて、各メロに対応する歌詞をデスヴォイスで乗せたら、こういう
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HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE... ★★ (2008-07-13 21:20:00)

2007年発表の2ndデモ。

HR/HM、殊にブラックメタルというジャンルにおいては「イメージ」って結構重要で、真に危険な思想や経歴を持っているバンドが高い評価を得たり、逆に思想や発言がただのポーズである事が露見したバンドが低く評価されたりという事も珍しくないですが、このバンドが打ち出したイメージはなんと、「保育士がデスメタルバンドを結成!?」というコミカルなもの。宣伝ビラに「デスメタルで愛を歌う」とキャッチコピーを打っておきながら、バンド名が「憎しみの天使」なツッコミ所の多さも面白いです(笑)。
…こういうイメージをこのジャンルで打ち出すのはかなり度胸が要ったと思うんですけど…私もそこに惹かれてCD買ってしまいましたし。

肝心の音楽性のほうは、キー入りのメロデス要素もあるメロブラという感じでしょうか。缶を叩くような音色が小気味良いファストなリズムに、ブ
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HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-ETHER ★★★ (2008-07-14 21:35:30)

ヴォーカル、迫力的にはやっぱり少し物足りないものがあるんですが、聴き手の喉元に喰い付かんとする獰猛さはかなり伝わってきますね。キーボードが入るパートは、タイトル通り「天空」に導かれるような雰囲気。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HADES ★★★ (2008-07-14 21:38:03)

メロブラとメロデスが混交するアルバムですが、この曲はかなりメロデス色が強いですね。それもグルーヴとメロディの兼ね合いでは、かなりメロディ方向に寄ってるタイプ。個人的にこういうタイプのメロデスは大好き。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HEMISPHERICAL SCHIZOID SIDE OF MALIGNITY ★★★ (2008-07-14 21:30:15)

バンドの押し出しているイメージからはもっと愛嬌のある音を想像してたんですが、イントロから続くこの曲でいい意味で裏切られました。氷の礫が打ちつけるようなトレモロリフにとブラストを軸に聞かせる、ガチなブラックメタル。特にメロディにおいては、北欧勢を上回ってるとすら思います。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE... ★★★ (2008-07-14 21:33:21)

これ、歌詞は裏読みせずに読むと、殺された子供とその母親の心情を歌ってるっぽいですが…途中挿入されるキーボードは、そうした命を扱った重いテーマに相応しい厳かな雰囲気を醸し出してますね。メロディ、音色の選び方ともに素晴らしいセンスです。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE...(PIANO VERSION) ★★ (2008-07-14 21:43:29)

ラストだしインストで来るだろうな…と思ってたら、意外にもヴォーカル入りのアレンジ。ちょっと英語の発音が微妙ですが、本チャンのバージョン以上に感情を込めて叫んでます。…こういうアレンジにすると、如何にこのバンドのメロディセンスが優れているか良く分かるなぁ…。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-IMMORTALITY OF THE SOUL ★★★ (2008-07-14 21:40:29)

リフにしてもギターソロにしても、「モダン化ってなんですか?」と言わんばかりに派出に慟哭メロディ撒き散らしまくりで、実に素晴らしい。最近のメロデスに物足りなくなった人が聴いても悶絶出来るかも。

HATS BARN ★★ (2013-09-23 10:02:29)

フランス産プリミティブブラック。
墓荒しや違法な武器の所持で捕まった経験もあるらしいPsycho氏らによるバンド。

HATS BARN-Voices of the Ultimate Possession ★★ (2013-09-23 10:03:26)

2012年発表の3rd。

なんとも恐ろしい…じゃなくて気合の入った(笑)経歴を持つバンドですが、音の方もある意味ストイックなプリブラですね。RAWな音質が悲壮感の込められたメロディの醸し出す物悲しいムードを更に掻き立てるプリミティブブラックという感じですが、篭もった、耳に痛いノイジーさとは異なる音作りから受ける印象は、最早「湿った」を通り越して「湿気った」とでも言いたくなりそう。

基本は悲壮な哀愁メロディのトレモロで攻めるパターン多めですが、「Conquering the Throne of God」を始め、所々でカビが生えそうな陰湿なメロディも見られ、そういったパートではMUTIILATIONに通じるような病的さも垣間見せてくれます。また、ヴォーカルはがなるだけでなく、時折ホイッスル音すら混じってるように聴こえる、箍の外れた高音絶叫を交えてくるタイプで、それ
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HAUST ★★ (2012-02-01 20:47:19)

ノルウェー産ブラック/ハードコア。
SKITLIVのメンバーも関与してます。

HAUST-Ride the Relapse (2012-02-01 20:48:12)

2005年発表の1st。
元は自主制作でしたが、2008年に新曲を加えて再発されました。

タイプとしては、近年のDARKTHRONEやNONGO NINJA辺りよりも更にハードコア要素を推し進めたブラックメタルで、最早オールドスクールを通り越してパンクの方がメインになってしまっているような作風ですね。ブラック特有のトレモロはほとんど使わず、ノリのいいグルーヴィなリフを中心に、13曲23分を駆け抜けるように聴かせる小気味良いアルバム。

ただ、時折VIRUSやVED BUENS ENDEのエキスをほんの一滴だけ垂らしたような、妙に不安感を煽るフレーズも出てくるんですよね。ヴォーカルがエモーショナルとか熱いとかを通り越した、喉を絞めた感じの怪人系の奇声絶叫なのも相俟って、どことなくサイコなムードも色濃く漂ってます。方向性はかなり異なりますが、精神異常っぽい危な
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HAVOC (BRAZIL)-Destroy the Planet ★★★ (2014-07-23 21:31:07)

2012年発表の2nd。

南米産のブラックで、レーベルもHammer of Damnationとなれば、ダーティでオールドスクールなブラックを連想しそうですが…このバンドはかなり北欧産に近い、しかも北欧産に勝るとも劣らないクオリティのブラックを演ってますね。各レビューやショップのコメントでも評価が高かったんですが、実際聴いてみたら予想していた以上に素晴らしかったです。

DARK FUNERALなどスウェディッシュ勢に通じる寒々しさや、(De Mysteriis期の)MAYHEMを思わせる、ノルウェー産ブラック的土着性の強い禍々しさを込めたトレモロ、フィンランドのプリブラに通じるオールドスクールな勢いなど、北欧の各国のバンドの影響を受けつつも、良いとこ取りで消化・昇華する楽曲作りのセンスが、まず素晴らしいんですよね。北欧の評価の高いバンドの中にあっても、埋没する
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HAVOHEJ ★★ (2013-06-23 23:03:09)

PROFANATICAのPaul Ledney氏による独りブラック。
バンド名はJehovahの逆さ読みから。

HAVOHEJ-Kembatinan Premaster (2013-06-23 23:14:19)

2009年発表の2nd。

PROFANATICAのメンバーによるブラックで、以前のアルバムにはPROFANATICAの楽曲の再録版も収録していたりという経緯から、本隊とさほど変わりない不敬で汚らわしいブラックだと思ってましたが…とてもそんなものでは!もっとカルトで人を寄せ付けないナニカですよ、これは…。

PROFANATICAを酸で溶かしたような崩壊しかけたWARブラックに、ノイズ要素を掛け合わせてまるで地獄の釜が煮えるかのような音像を実現し、そこにKRIEGを思わせる野蛮極まりない絶叫を乗せたスタイル。WARブラックでも普通もう少しリフにメロディを練りこむだろうし、ここまで非メロディアスな音源も珍しい…というくらい、メロディを殺し徹底した音像勝負の作品。

こういうノイズ音源って、聴き手のイマジネーションを刺激する触媒になってくれる事が多いんです
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HEAD CONTROL SYSTEM ★★ (2006-10-21 19:11:00)

ULVERのGarmことTrickster Gとex-SIRIUSのDanielのプロジェクト。
もちろんULVERも大好きですが、Garmのヴォーカルがまたメタルで聴けるとは…。
実はつい最近までこのプロジェクトの事を知りませんでした。
つくづく自分の情報収集能力の無さに嫌になります…。

HEAD CONTROL SYSTEM ★★ (2006-10-22 17:57:00)

メタル関係とWHENくらいしか買ってないですが、確かに最近JesterのCD多いですね…
WHENはベストまで買ってしまいましたし(笑)
そういえばJesterはPOP BIZと契約してるせいか、タワレコとかでも買えるんですね。
こないだVIRUSのCarheartがタワレコでセール価格で500円でした。
正価で買っちゃったんですけど…。
私はHCSは名前だけ知ってて、「Jester所属でメタルだから、きっと妖しい系だろうなぁ…
機会があったら聴いてみよう」とは思ってたんでしたが、CD購入の優先順位は
低い状態でした。それから暫く後にサンプラーCDで聴いて、ヴォーカルの上手さや
曲の良さに驚いてチェックしたらGarmのプロジェクトという事が判明。不覚です…。

HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature ★★ (2006-10-21 19:09:00)

2006年発表の1stアルバム。
ULVERの新作「BLOOD INSIDE」が余りにもメタルからかけ離れた音楽性だったため、
Garmはもうメタルをやらないのかと思ってましたが、こんな素敵なプロジェクトを始動させてたとは…。
音楽性的にはブラックではなく、どっちかというとゴシックでしょうか。
やはりGarmが関わっているだけあって、(特にヴォーカルアレンジ)一筋縄では行かない部分も
ありますが、彼がその朗々たる普通声で歌いまくっているせいもあって、かなりキャッチーな
作風になっていると思います。これぐらいキャッチーだと、案外EVANESSENCE辺りのファンでも
受け入れられてしまうかもしれません。MAYHEMのWolf's Lair AbyssやARCTURUSの
The Sham Mirrorなど、Garmが関わったアルバム、特に最近
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HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Baby Blue ★★★ (2006-11-08 21:02:58)

イントロからはもっと難解な曲が始まりそうな感じを受けましたが、本編に入ると意外にもキャッチーで取っ付きやすい作風。旋回するようなへヴィでグルーヴィなリフにメロディアスな歌メロやテクニカルなドラミングが乗ってとてもかっこいい曲。

HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Masterpiece (Of Art) ★★★ (2006-11-08 21:06:15)

アーオ! アーオ! アーオ! アーオ! ウー!
…Garmがこんな歌い方をするなんて…ある意味ちょっとした衝撃でした(笑)。しかし流石Garm様、何をやってもかっこいいですね…ラストはそのアーオ!とツーバスが絡んできて痺れます。

HEAD CONTROL SYSTEM-Murder Nature-Skin Flick ★★★ (2007-04-01 19:38:47)

「into the skin, under the skin...Ah」の「Ah」の言い方がすっごいツボにはまりました(笑)。というかこの曲は歌い回しの全てがかっこいいです。歌詞が歌詞カードに完全に載ってないのが悔やまれる…サビが「プリン・シティ knows her」としか聴こえないし…でもその「プリン・シティ(と聞こえる)」連発する箇所は圧巻。


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