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HYPOTHERMIA-Rakbladsvalsen
Hallowed Be Thy Name
Hvis lyset tar oss
Hvis lyset tar oss-Det som en gang var
Hvis lyset tar oss-Hvis lyset tar oss
Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen
Hvis lyset tar oss-Tomhet
Hvis lyset tar oss-Tomhet
HÆRESIARCHS OF DIS
HÆRESIARCHS OF DIS-Denuntiatus Cinis
HÆRESIARCHS OF DIS-In Obsecration of Seven Darks
HÖSTKÄNSLOR
HÖSTKÄNSLOR-Fear Reality
I SHALT BECOME-Poison
I SHALT BECOME-Requiem
I-Between Two Worlds
IBLIS
IBLIS-MENTHELL
ICARUS' CRY
ICARUS' CRY-不滅桜花
ICARUS' CRY-不滅桜花-我輩はぬこである
ICARUS' CRY-不滅桜花-桜
ICARUS' CRY-不滅桜花-式神教育委員会
ICARUS' CRY-不滅桜花-忠誠と寵愛
ICS VORTEX
ICS VORTEX
ICS VORTEX-Storm Seeker
IFING-Against This Weald
IGNIS GEHENNA
IGNIS GEHENNA-Revelations of Sinister Rebirth
IGNIS URANIUM-AZIMUTH NUCTEMERON FREQUENCY
IGNOMINIOUS-Death Walks Amongst Mortals
IHSAHN
IHSAHN
IHSAHN
IHSAHN-After
IHSAHN-After-A Grave Inversed
IHSAHN-After-Heaven's Black Sea
IHSAHN-After-On the Shores
IHSAHN-After-The Barren Lands
IHSAHN-Arktis.
IHSAHN-Das Seelenbrechen
IHSAHN-Das Seelenbrechen-Hiber
IHSAHN-Das Seelenbrechen-NaCl
IHSAHN-Das Seelenbrechen-Pulse
IHSAHN-Das Seelenbrechen-Regen
IHSAHN-Das Seelenbrechen-Tacit Ⅱ
IHSAHN-The Adversary
IHSAHN-The Adversary-And He Shall Walk in Empty Places
IHSAHN-The Adversary-Astera ton Proinon

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HYPOTHERMIA-Rakbladsvalsen ★★ (2011-04-30 20:48:50)

2007年発表の3rd。
34分を超える大作を含む4曲からなる作品。

LIFELOVERでは鬱ブラックを主体としながらも、ロックなリズムやアーバンな雰囲気、不条理な空気感などを演出する、ポスト鬱系みたいな音を創っていた( )ことKim氏ですが、こちらのバンドでは混じりっ気なしの、いわば「ピュア・ディプレッシブ・ブラック」みたいな音を出してますね…正直、鬱ブラックは決して嫌いじゃない私ですら、日によっては聴いていてマジで辛くなるレベルです。

2曲目以降は、悲痛なメロディであったり、哀愁・寂寞な空気感だったりといった、分かりやすく浸れる、ある意味「逃げ道」があるので(比較的)聴きやすくはありますが、問題は目玉である1曲目の34分半の大作。曲の殆どを地味かつ、精神を暗い部屋に閉じ込めるような鬱屈したリフと、気だるいミッドテンポのコンボが占めていて、聴いていてリ
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Hallowed Be Thy Name ★★★ (2007-05-06 20:24:50)

ぶっちゃけCOFのカヴァーで知り、原曲に遡るという感じで知ったんですが、これは素晴らしいですね。メタルって基本的にはリフ重視の音楽だと思いますが、この曲のそれは神懸かってる…。

Hvis lyset tar oss ★★★ (2003-12-15 08:03:00)

つい最近購入したんですが、これって日本盤も出てたんですね…。

全4曲でありながら45分といった驚異的な長さを誇るアルバムで、その中では美しいシンセに絡みつくノイズ、執拗に繰り返されるメロディとリズムなど、聴いているとなんとなく音の宇宙を彷徨っているような感覚に襲われる不思議なアルバムです。

音質も録音のボリュームが小さめで、他のアーティストの曲とMDなどに一緒に録ると浮いてしまうのがちょっと欠点といえば欠点ですが、その他は特に問題ないです。ただ、結構ギターノイズを効果的に使う箇所が多めで、ノイズが嫌いな人は受け付けないかもしれないです。

まあちょっと難癖をつけるとしたら、4曲でフルアルバムと同じ値段はやっぱり高いと思ってしまうのと(笑)、ドイツ語の歌詞が全く判らずCountがどういった内容の歌詞を描いているのか窺い知ることが出来ないことですね。

Hvis lyset tar oss-Det som en gang var ★★★ (2003-12-15 08:03:06)

何故か前作のアルバムタイトルを冠した、約14分の大作。
ギターノイズに絡むシンセのメロディは儚げで美しく、ややアンビエントな感じのイントロからバンドサウンドに雪崩れ込みます。この曲は自分が思っていた「ブラックらしさ」はあまり感じなかったけれど、純粋に音楽としてかっこいいと思います。
ブラックらしくないというよりブラックの範疇をはみ出した一曲、でしょうか…

Hvis lyset tar oss-Hvis lyset tar oss ★★★ (2003-12-15 08:02:52)

アルバムのタイトルトラックで、最も「ブラックメタルらしさ」を感じる曲。
疾走感がありながらも淡々としたリズムにノイズの中から染み出してくる邪気、そしてCountの何かに絶望しているかの様な叫び…これは暗黒音楽の傑作でしょう!!

Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen ★★ (2003-12-15 08:02:31)

怪しげなリズム+メロディから始まるなんとも不気味な感じの曲。
疾走感もありますが、この曲はCountが喘ぎ声みたいなボーカルで歌う部分があるので「ヴァイカーネス様ステキです…(はぁと)」っていう人は必聴です(笑)。

Hvis lyset tar oss-Tomhet ★★ (2003-12-15 08:02:17)

14分にも及ぶ、Countの大作主義が顕れたシンセのアンビエント曲。
そんな曲なので、刺激を求めてBURZUMに手を出した人はちょっと退屈に感じるかもしれませんが、自分的には内面探求の音楽として全然アリだと思います。
終盤のリコーダーみたいな音色が好き。
追記:あれは「C」に見えるけど実は「T」なんですよ~。dark lyrics.comで確認したので間違いありません!!

Hvis lyset tar oss-Tomhet (2004-06-10 22:21:27)

ERRORさん
確か「空虚」という意味だったと思います。
あと、聴き返したらなんか★2つじゃ足りない気がするので★一つ追加で(笑)

HÆRESIARCHS OF DIS ★★ (2011-07-09 11:26:59)

アメリカ産独りブラック。
有機的なグロさはMoriband Cultのレーベルカラーでしょうか。

HÆRESIARCHS OF DIS-Denuntiatus Cinis ★★★ (2011-07-09 11:29:42)

2010年発表の2nd。

意外なEMPERORへの憧憬を見せた3rdとは異なり、この作品は基本的にはプリミティブ・ブラックの系統に属する音ですね。フレンチブラック風の黒いだけでなく、毒も含んだ強烈なメロディを、最もメロディアスな時のANAAL NATHRAKHくらい派手に炸裂させる作風はカルトなのに入りやすいし、白目剥きながら叫んでるような高音絶叫といいRAWなドラムをブチ鳴らして突っ走る疾走パートといい、プリブラでもかっこいい音だと思う。スピーカーで聴いていると、何か邪悪なものが生まれる前触れを感じるような、低音部にうねりのある音質も独特。

また、この作品はプリミティブ・ブラックとしては様々な音楽的要素を取り込み、消化しているのも特徴ですね。LEVIATHANを思わせる、有機的なグロテスクさを感じさせるリフが出てきたり、不吉な音色のキーボードを入れたり、前述
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HÆRESIARCHS OF DIS-In Obsecration of Seven Darks ★★ (2011-07-09 11:28:59)

2011年発表の3rd。
EMPERORの「Ensorcelled by Khaos」のカヴァー入り。

前作を聴いた限り、このバンドがここまでEMPERORを意識した作風のアルバムを出すって何か意外な感じ。基本RAWで邪悪なブラックなんですが、まずドラムをそれ程前に出さず、ギターの歪みに音を覆わせ、そこから禍々しいトレモロが零れ落ちるようなプロダクションが「In the Nightside Eclipse」期のEMPERORを彷彿とさせますし、呪術的なミドルパートやスラッシーな疾走パートなんかは意識してないと言ったら白々しいほど似てる。ヴォーカルのロングトーンを多用した大絶叫もそっくり。

ただし本家と違い、キーボードよりもRAWなギターを重視して音像を作っていたり、SE的な曲を挟んだりしたりしていて、より地下臭い雰囲気。また前作同様、低音部にグロテスクな
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HÖSTKÄNSLOR ★★ (2013-09-10 21:42:44)

ペルー産ディプレッシブ/シューゲイザーブラック。
バンド名は「秋の感情」という意味だとか。

HÖSTKÄNSLOR-Fear Reality (2013-09-10 21:43:50)

2010年発表の1st。

ノイジーなギターリフや儚げなアルペジオ、その残響音が抑圧された心情を代弁するかのように鳴り響き、鬱々と進行していくディプレッシブなブラックメタル。メタルとしてのカタルシスには敢えて背を向け、情景的である事を追求したかのような音像主義の音作り。CDをかけるだけで、部屋全体に「澱み」のようなものが広がった気になるような音を出してます。

そしてヴォーカルも水に怯える狂犬病の犬の如く、現実を恐怖し引きこもる男の心情を表すかのように、情けなく裏返った声で絶叫。最早かっこよさとか邪悪さとかは関係なくて、ひたすらにやるせない時間が流れます。個人的にはありがちなブラックメタル色の強いノイジーな曲よりも、3曲目や6曲目のようなポストロック志向が強い曲の方が、儚げなムード満点かつメロディも結構印象的で好きだったりしますけど。

鬱系・シューゲ
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I SHALT BECOME-Poison ★★★ (2010-07-02 23:25:00)

2010年発表の5th。
このバンドって、元々キーボードによるメロディを非常に大事にした鬱ブラックを演っていましたが、まさかここまでキーのオーケストレーションに比重を置いた作風になるとは…

以前よりアトモスフェリックなキーがバンドサウンドを包む音像を提供してはいましたが、今作では更にクラシックのワンフレーズのような華美(かつ非常に陰鬱)なメロディ、ブラスやティンパニ等の音色を取り入れたスケールの大きい音使いなどを取り入れ、よりダークアンビエントやフィルムスコアに近付いた感じがします。

暗黒美の表現、曲から感じる何かに追われるような焦燥感・圧迫感から、決して丸くなったとは言えない作風ですが…淡くノイジーなギターリフが音量小さめで、キーボードに溶け込み、耳に痛くない音像になっているあたり、聴きやすくはなってると思う。

曲から伝わる負の感情を増幅
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I SHALT BECOME-Requiem ★★★ (2008-10-26 21:45:00)

2008年発表の3rd。

不吉極まりないメロディで音全体を包み込むキーボードとノイジーなギターを薄く被せそれに溶け込ませた音と、その奥から聞こえてくる絶叫が、霧の中から亡霊の呼び声が聞こえ、足元には白骨死体が転がっている森に一歩一歩踏み込んでいくような感覚を味あわせる、鬱系のど真ん中とも言えるブラックを展開してます。BURZUM3rdの1曲目を不吉方向・情景描写方向に特化したという感じ。

98年のデビュー当時からこの路線で高く評価されていたというから筋金入りですね。
似た路線のXASTHURやSTRIBORGと比べると、キーボードの音に占める割合が高く、音像よりもメロディを重視しているという印象で、その分聴きやすく、かつ浮かんでくる風景が具体的な感じがします。曲も「森の中の死体」みたいな直なタイトルが付けられたものがありますし(笑)。

鬱ブ
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I-Between Two Worlds ★★ (2010-02-17 06:39:00)

2006年発表の1st。

IMMORTALやGORGOROTH、ENSLAVEDなど有名ブラックメタルバンドのメンバーが集結したスーパープロジェクトということで、日本盤も出たアルバムですが…面子に反して、作風が正統派なHMであったこともあり、雑誌の評価は決して芳しい物ではなかったように記憶してるんですが(私も当時スルーしてしまった)…やっぱり自分の耳で聴かないと駄目ですね。

これ、かなりかっこいいアルバムに仕上がってると思いますよ。
路線的には、前述の通り正統派に近いメタルなんですが…あくまでリフ重視の作りであり、派手なリードプレイや疾走、ハイトーンは使用しない作風であること、威厳とどす黒さの滲み出るようなミッドテンポ中心であること、ヴォーカルがある程度メロディを追いつつもドスの効いた濁声であることなど、随所に「ブラックメタルらしさ」の感じられる作品。
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IBLIS ★★ (2013-02-04 22:51:03)

ポーランド産アヴァンギャルド・ブラック。
VIRUSやEPHEL DUATHなど不条理系好きな方にお勧めの音。

IBLIS-MENTHELL ★★★ (2013-02-04 22:51:42)

2012年発表の1st。

VIRUSやEPHEL DUATH好きな人にお勧めという紹介で興味を持ち、試聴したら一発で気に入ってしまい購入を決意した一枚。本人は自分たちの音楽性を「ニュークリア・ロックンロール」と称しているようですが、前述のバンドの奇怪さにロックのグルーヴを加えたようなグロテスクなアンサンブルで聴き手の脳を揺さぶりつつ、ここぞという所でブラストを爆裂させる、かなりラジカルな作風。

基本的にはプログレメタルやアヴァンギャルドメタルの要素が強いですが、時折入れるトレモロ+ブラスト等、ブラックメタル的な部分もしっかり残してくれているのが嬉しい所。何気にベースがゴリッとした質感の、重みのある音だったりするんですが、それが非常に隠微で妖しい雰囲気を出してるんですよね。変態が地下室でえもいわれぬ行為を行っているのを覗いているような、背徳感というか気持ち悪さと
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ICARUS' CRY ★★ (2010-04-21 21:09:00)

UNLUCKY MORPHEUSのyukiさんが新たに結成したプロジェクト。
個人的にUNLUCKY MORPHEUSは、「これこそ理想のメロスピだ!!」と言う位
感銘を受けたので、こちらも大いに期待してます。

ICARUS' CRY-不滅桜花 ★★ (2010-05-09 17:52:00)

2010年発表の1st。
「東方妖々夢」のメタル・ヴォーカルアレンジ。
個人的に理想の女性ヴォーカルメロスピを体現していると思うバンドである
UNLUCKY MORPHEUSのyuki(平野幸村)氏の新バンドと言う事で、期待しながら購入しましたが…
ピロピロ弾きまくりのギター&煌びやかなキーボードを軸に疾走するスタイルで、
男性ヴォーカル版のUNLUCKY MORPHEUSという感じの作風で、期待を裏切らないクオリティ。
男性ヴォーカルも、中性的でやや癖の強い声質ながら、この手にありがちな変な暑苦しさや
妙な脱力感はなく、なかなか良い声だと思います。個人的には、子音にやたら力を込める
発音に味があって好き(笑)。
UNLUCKY MORPEUSがほぼ原曲通りのメロディを採用しているのに対し、こっちはメロディ
それ自体にも大きく手
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ICARUS' CRY-不滅桜花-我輩はぬこである ★★★ (2010-05-10 21:42:11)

素晴らしいです。アルバムでも最高の出来だと思います。
KEYメロやGソロなどではあの和風な原曲からこんなクラシカルなメロを、と感心させ、サビでは原曲のメロディに大幅にアレンジを加えつつ、歌謡メタルとして申し分の無い叙情性を聴かせ感動させる…遠野~のメタルアレンジでは疑いなく最高クラスだと思う。
ただ、歯に衣を着せずに申し上げれば、(めっちゃ個人的ですが)「猫」を「ぬこ」と表記するのは生理的になんかイヤ。猫そのものより、ネットスラングを日常レベルで使いこなすネット中毒のおたくが浮かんでしまう…。まあ、どうでもいいですけど。

ICARUS' CRY-不滅桜花-桜 ★★★ (2010-05-10 21:50:29)

ヴォーカルの声質は、コミカルさと哀愁を兼ね備えた、なかなか独特なものだと思いますが…その声質の「哀愁」の部分を最大限に引き出しているのがこの曲。裏返り気味のところとか普通に涙腺に来る。敢えて(唱歌の)「♪さくら、さくら~」風のメロを使わないサビのアレンジも素晴らしい。このメロディは、バラードよりも、これくらいのテンポの方が実は哀愁が引き立つと思う。

ICARUS' CRY-不滅桜花-式神教育委員会 ★★★ (2010-05-10 21:36:41)

サビメロのアレンジは、正直原曲の方がいいと思いますが…イントロのクラシカルな速弾きを交えたメロの弄り方はかなり上手いと思う。ヴォーカリストの声、平成教育委員会のマスコットキャラクターと微妙に似ているような…(笑)癖があるけど、慣れると良い声。
ただ、原作をぶち壊しにしつつ、ネタとしてもそこまで面白くない歌詞はちょっとなぁ…。

ICARUS' CRY-不滅桜花-忠誠と寵愛 ★★★ (2010-05-10 21:46:14)

先行シングルのタイトル曲ともなった曲。
…バンドの一番最初に世に出る音源、表題曲としての役割を十分に果たすクオリティのある曲。特にサビ、原曲のメロをほぼ変えずに使ってますが、「妖々跋扈」という曲のポテンシャルを全て引き出していると言っても良いくらいのクサさ。インストを挟んで、7,8,9の流れは最高です。

ICS VORTEX ★★ (2011-08-25 04:09:29)

DIMMU BORGIRやARCTURUSの活動で知られるアーティストのソロ。
今年「Storm Seeker」でソロとしての活動を始めた模様です。
また彼の美声が聴けるのかと思うと、楽しみ。

ICS VORTEX ★★ (2011-09-02 22:21:38)

アルバムの紹介シールのところ、ARCTURUSとBORKNAGARに「ex-」が付いてなかったんですが、ARCTURUS活動再開とBORKNAGARにSimen加入したんですね。これから彼の声を聴く機会も増えそうで嬉しい限りです。…ぶっちゃけソロでの作風そこまで好きじゃないし…。

ICS VORTEX-Storm Seeker (2011-09-02 22:22:54)

2011年発表の1st。

ICS VortexことSimenと言えば、DIMMU BORGIRやARCTURUS、BORKNAGARなどの有名ブラックメタルバンドでその美声を振るってきた人という印象が強いですが、この作品はブラックメタル的なリフ・リズムの導入は僅かな味付け程度で、全体的にはプログレッシブなムードの強いハードロックという感じですね。ハモンド等を取り入れたり、昔のプログレ好きなミュージシャンが作ったアルバムという感じで、同じBORKNAGAR仲間のVintersorgのプロジェクト、WATERCRIMEに近い雰囲気のアルバム。

個人的には、昔のプログレやその流れを汲むハードロックって、明るいサイケデリックさがあって苦手で…それはこのアルバムにも含まれているため、曲自体の評価は正直微妙なんですが…やはりSimenの美声を堪能できるのは単純に嬉しい。相
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IFING-Against This Weald ★★ (2015-06-05 10:46:02)

2014年発表の1st。

フォーク・民族音楽の要素を取り入れ、叙情的なメロディを聴かせるメロディック・ブラック。パートによっては笛なども導入されているものの、お祭り的な雰囲気は一切感じさせず、薄暗い森の中を疾走するような、ひたすらにシリアスでアトモスフェリックな路線。うっすらと掛かった神秘的なキーボード、大作主義な楽曲構成が北欧の光の差さない森を描写するかのようです…アメリカのバンドですが(笑)。

音楽性の根っこが「フォーキーなメロブラ」であるせいか、アトモスフェリックで情景的な要素の強いブラックとしては、音が抽象的すぎず聴きやすい按配なのが特徴。特にリフがメロディを主導するパートも多く、明瞭である意味クサめのメロディをリフが担う部分もあるので、ポストブラックに苦手意識のある人でも割りと受け入れやすい音なんじゃないかと思います。

薄暗い森の中を駆
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IGNIS GEHENNA ★★ (2011-07-25 23:14:00)

オーストラリアのブラックメタル。
DROWING THE LIGHTにも関与したNihiliferの独りバンド。

IGNIS GEHENNA-Revelations of Sinister Rebirth ★★ (2011-07-25 23:15:43)

2010年発表の5曲入りEP。

ぶっちゃけジャケ買いです(笑)。
このアートワークといいバンドロゴといい、曲名といい、如何にも精神世界や神学レベルで悪魔主義にハマりこんでる感じじゃないですか(笑)。まずイントロからして、クワイアでかなり禍々しいムードが漂ってますが…そろそろSEで引っ張りすぎと思い始めた頃に入ってきたバンドサウンドに驚きました。思ってた以上に、凄まじくブルータルな作風ですね…。

音に叩き潰されるような感覚は、MARDUK等のファスト系にも近いですが…こっちは音がダマになった轟音で、フレーズの聴き取りやすさをある程度犠牲にしている代わりに、異様な迫力が出せていると思う。Mikko Aspaの声をデカくしたようなヴォーカルもあり、特に1曲目のミドルパートなんて、リフの一回一回がコロッサスの踏みつけのように重々しくて暴虐。

肉体的
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IGNIS URANIUM-AZIMUTH NUCTEMERON FREQUENCY ★★ (2012-01-05 23:08:03)

2009年発表の1st。

ショップの紹介だと「ドイツ産のアヴァンギャルドブラック」とありましたが…スタイル自体はそこまで変態系じゃない、ストレートなブラックメタルですが、そこかしこからアヴァンギャルドな感性が滲み出てくるような作品ですね。まず耳に残るのがドラムの音。バスドラの抜けが妙に良いパーカッシブな音色で、切り返すようなフレーズを多用したドラミングはどこか軽快な感じも。プリブラのミニマルな2ビート疾走の酩酊感ともオールドスクール系のドカドカした音ともまた違う、変な心地良さのある音。

そこに乗るリフもまた、普通のブラックメタルとは少しずれた感性を持ってる感じですね。プリブラっぽい平坦系のリフを弾いていても、毒の粒子を撒き散らしているような感触があるし、トレモロに乗るメロディも邪悪さや寒々しさではなく、得体の知れない薄気味悪さという感じ。全体的に気持ち悪いメロ
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IGNOMINIOUS-Death Walks Amongst Mortals ★★ (2012-11-06 23:12:54)

2011年発表の1st。

ジャケットからはフィンランド辺りのオールドスクールなウォー・ブラックみたいな雰囲気が漂ってますが、ハンガリーのプリミティブブラックで意外にもかなりメロウなメロディを押し出した作風。少々野暮ったく感じるほどに左右のチャンネルからトレモロリフ中心でメロディアスなギターを絡ませて進行する作風で、メロディも邪悪さや汚さよりも悲哀の情感がかなり強い感じ。

「メロウなプリブラ」カテゴリの中でも、相当メロディアスな部類に入る音。但し聴きやすいかというとそうは言い切れず、高音域のシャーシャー感を強調した音作りはある程度のプリミティブ/RAWブラック耐性を必要とするかも。聴き手を選ぶ音作りながら、邪悪さやカルト性よりもメロディの哀愁を重視するという、ある意味音楽として正統な攻め方をしているせいで却ってニッチ感が強くなっている印象も。ヴォーカルの絶叫もか
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IHSAHN ★★ (2006-04-06 19:46:00)

この手でIhsahn様を追加できるとは…光栄の極みにございます(笑)
もうアルバム出てたんですね。店頭で見て初めて知りました。
PECCATUMの解散がついこの間だったから、もっとかかると思ってましたが…
「The Moribund People」からリリースが無いと思ってたらソロを作ってたんですね。
しかしIhsahnのことだから、古英語とかラテン語とかの凝ったプロジェクト名を
付けると思ってたら、普通に「Ihsahn」名義で活動するんですね。
それが一番意外だったかも(笑)

IHSAHN ★★ (2006-04-07 01:57:00)

さ、三重苦と言われてしまった…(苦笑)
でも、Encyclopaedia Metallumでソロの画像見ましたが、やっぱかっこいいですよ。
再結成EMPERORはどこかのインタビューで新アルバムの制作の可能性を
匂わすような発言をしてたと聞いた事がありますが、信憑性はどうなんだろう…?

IHSAHN ★★ (2006-04-08 10:26:00)

しゅんぺ~さんも買われましたか。
でも本当に素晴らしいアルバムですよね。
レビュー書いたんですが、全曲★3つ付けてしまった…(笑)
まだ買ってから日が浅いですが、早くも今まで聴いたアルバムの中で
トップ10に入るくらい好きになりつつあります。

IHSAHN-After ★★★ (2010-04-02 21:26:00)

2010年発表の3rd。
3部作の最終章となる作品という事ですが…3部作構成なんて最初からあったっけ(笑)?

雑誌のインタビューでは、「前2作とは異なる作風のアルバム」という趣旨の発言をしていましたが…確かに、前2作が「プログレッシブなエクストリームメタル」だとしたら、今作は「エクストリームなプログレメタル」と言えるかもしれません。ブラストやヘヴィなリフ自体は当然残しているんですが、「攻撃的な音楽」からは明らかに距離を置いてる感じ。

サックスの導入、静パートの増加など表に出ている部分だけでなく、ブラストパートでも決して直截的な攻撃性だけに留まらず、より深く精神に作用する音になっている気がします。前2作と比べると、アルペジオやサックスで引っ張るパートが増えているんですが…それらのパートにこそ、個人的には凄みを感じるんですよね。

各フレーズが、
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IHSAHN-After-A Grave Inversed ★★★ (2010-04-02 20:58:56)

Ihsahnが作品出すごとに、「あぁ、やっぱり彼って天才だなぁ…」って思わされるんですが、この曲聴いてまたもや驚愕させられました。エクストリーム・メタルにこんなに上手くサックスを取り入れた曲は無いのでは…ラストのフリーキーなフレーズといい、サックスの音色から魔性を引き出せるだけ引き出しているような感じ。

IHSAHN-After-Heaven's Black Sea ★★★ (2010-04-02 20:56:21)

聴き手の神経を圧迫するようなリフと、本能的な近寄り難さを感じる神秘性に溢れたメロディが絡む曲。曲の芸術性は増しても、根底に潜む「魔性」は、衰えるどころか以前よりも妖しさを増しているように思います。

IHSAHN-After-On the Shores ★★★ (2010-04-02 20:51:19)

Ihsahnの弁によると、EMPEROR時代の「With Strength I Burn」を思い起こさせる曲だそうですが…本当に、表現の形態は全然違ってますね…。ただ、With~が嵐の中を幽霊船が行く様子、この曲では彼岸と此岸を繋ぐ海岸が浮かんだり、想起する情景自体はどこか共通する物があるように思います。

IHSAHN-After-The Barren Lands ★★★ (2010-04-02 20:54:00)

最初のリフからして、今までの作品とは何か違うという感じがしますね。ベクトルが明らかに「攻撃性」の方向を向いていない感じ。1stアルバムで使用していた歌詞のフレーズが、僅かに聴き取れましたが…やっぱりコンセプトが繋がってるんでしょうか。歌詞は掲載して欲しかったなぁ…。

IHSAHN-Arktis. ★★★ (2016-04-19 12:08:56)

2016年発表の6th。

前作「Das Seelenbrechen」が(特に後半部において)即興性・前衛性の非常に高い、キャリアでも異質な作品だったので、次はどうなるかと思いましたが…新たな要素を取り入れて進化しつつも、「Eremita」以前の高密度、高貴、高品質の3Kが揃った構築性の強い、プログレッシブなブラックメタルに戻った感じですね。知的ながら突き放したような所はなく、曲によってはメタルコア並にキャッチーなクリーンでの歌メロのサビがあるものも。ただしメタルコアのような軽快さではなく、それによってむしろ重厚さが演出されている印象。Ihsahnのこういう感性本当に好き。

「Eremita」以前の音源と比べると、電子音の使用がより大胆になっていることが大きな変化として挙げられますね。特に「South Winds」のイントロは予想の範疇になかった音なので、一瞬戸
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IHSAHN-Das Seelenbrechen ★★★ (2013-10-18 00:52:07)

2013年発表の5th。
アナウンスでは10月21日に発売になってましたが、何故か店頭に並んでいたので速攻で購入しました。アルバムタイトルの意味は「魂の破壊」もしくは「精神の崩壊」などになるのでしょうか。何れにしても、タイトル通りの作品だと思います。

…これは、今までのIhsahnが演ってきた音楽、それを総括する作品と言えるのではないでしょうか…。EMPERORの4thに始まり、4枚のソロアルバムで演ってきたプログレッシブでインテリジェントなエクストリームメタル路線と、PECCATUMが活動停止間際に辿り着いた美しく深遠でダークなアヴァンギャルド・ゴシック・ロック路線を合わせ、高めたかのような作風。

アルバム前半は、後期PECCATUMに通じる深遠で情景的なフレーズを垣間見せたり、より前衛的な色を増してはいるものの、概ね前作までの延長線上にあるエクストリ
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IHSAHN-Das Seelenbrechen-Hiber ★★★ (2013-10-18 00:46:10)

今までのIhsahnのソロ作品の延長線上にあるエクストリームメタル路線ながら、キーボードのパラノイアックなフレーズが神経を直接に作用するかのよう。既に「魂の破壊」は始まっている…そんな感じです。中盤~後半に掛けてのストリングスパートのメロディが、PECCATUMの名曲「Desolate ever after」を思わせる、荒廃した情景が見えるような感じがして好きですね。

IHSAHN-Das Seelenbrechen-NaCl ★★ (2013-10-18 00:51:22)

意味深なタイトル…どういう意図を込めてこのタイトルにしたのか気になりますね…。ギターとドラムのプログレッシブな絡みは、アンビエント色の強くなる後半が嘘のようなバンドサウンドらしいフレーズ。ただ、絡みフレーズが個人的には少しくどく感じるかも。Ihsahnらしい美意識が至る所に感じられる、良質な楽曲ではありますけど。

IHSAHN-Das Seelenbrechen-Pulse ★★★ (2013-10-18 00:50:51)

PECCATUMの世界観をもう少しメタルの価値観に近付けたら、こんな曲になるのではないでしょうか。「regen」同様、根源に触れるような神秘性を感じますが、同時にこの曲では安らぎも感じるんですよね。母親の子宮の中にいた時は、こんな情景を見ていたのかも…みたいな。静謐で、Ihsahnのメロディセンスを堪能できる名曲です。

IHSAHN-Das Seelenbrechen-Regen ★★★ (2013-10-18 00:49:41)

前半のピアノとクリーンヴォーカルで聴かせるパートが、水を漂うような根源的な神秘性を感じさせて思わず恍惚となります。そしてこのパートでのIhsahn様のヴォーカルが官能的…を通り越してエロい、エロ過ぎる(笑)。特に「touch」の言い方で身悶えしそうになりました(笑)。後半のオペラティックな盛り上がりも、メタルとしてのカタルシスに満ちてていいですね。

IHSAHN-Das Seelenbrechen-Tacit Ⅱ ★★ (2013-10-18 00:50:20)

何故か「Ⅱ」の方が先に来るという不思議な構成。荒れるパーカッシブなドラム、ドローン的な音像、Ihsahnの苦悩に満ちた絶叫が重なる音は、まるで光を吸引する重力を持ったどす黒い塊のよう。メタルのフレーズとしての面白さ、かっこよさなどが薄く聴き手を選ぶ感じはしますが、アルバムにおいても重要な曲なのではないかと思います。

IHSAHN-The Adversary ★★★ (2006-04-06 19:43:00)

遂に発表された、Ihsahnの1stソロアルバム!!
2006年発表。

PECCATUMの「Lost In Reverie」「The Moribund People」ではブラックの要素を残しつつも、ジャズやインダストリアル、アンビエント等の要素を取り入れた前衛的な音楽を作っていたため、もうIhsahnはそっちの暗黒芸術路線で行くのかと思っていたら、この作品は意外にもメタル要素がかなり強いアルバムになってました。

路線としてはEMPERORの4thの暴虐さを少し押さえて(それでも一般的なメタルよりは全然激しい)、「The Eruption」「Empty」「The Tongues Of Fire」等で顕著だった高貴な感じのメロディを更にパワーアップさせ、シンフォニックさを増した作風と言う感じでしょうか。
PECCATUMの3rdで見せたような音の響きそ
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IHSAHN-The Adversary-And He Shall Walk in Empty Places ★★★ (2006-04-07 01:45:44)

これはやばい。
イントロの高貴さすら漂わせるブラックリフ&疾走の時点で既に虜。このパートは後半また登場しますが、そっちはIhsahnの絶叫と同時に入るのでまるで暴風に連れ去られるかのような迫力です。ラストの「Godless」の部分の、物凄い憎しみの篭もった歌い方も凄まじいですね。

IHSAHN-The Adversary-Astera ton Proinon ★★★ (2006-04-07 15:32:31)

メロディを言葉で表すのって難しいですが…あえて言葉にするなら、苦悩と哀しみに満たされつつも高潔さを保った、孤高性を感じるメロディ…といった感じでしょうか。聴いていると泣きそうになります。
前曲HOMECOMINGとのつながりも良いですね。この2曲はアルバムでも叙情性が特に強いパートになっていると思います。


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