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L'Arc〜en〜Ciel-ark-Butterfly's Sleep
L'Arc〜en〜Ciel-ark-HEAVEN'S DRIVE
L'Arc〜en〜Ciel-ark-Perfect Blue
L'Arc〜en〜Ciel-ark-forbidden lover
L'Arc〜en〜Ciel-ark-forbidden lover
L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-C'est La Vie
L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-Cureless
L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-Secret Signs
L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-The Rain Leaves a Scar
L'Arc〜en〜Ciel-ray
L'Arc〜en〜Ciel-ray-HONEY
L'Arc〜en〜Ciel-ray-It's the end
L'Arc〜en〜Ciel-ray-Sell my Soul
L'Arc〜en〜Ciel-ray-いばらの涙
L'Arc〜en〜Ciel-ray-死の灰
LA DIVISION MENTALE-L'extase Des Fous (introspection Letale)
LACRIMAS PROFUNDERE-Filthy Notes for Frozen Hearts
LAKE OF BLOOD-As Time and Tide Erodes Stone
LAMENT CONFIGURATION-DEMONIC INCANTATIONS
LAMENTED SOULS
LAMENTED SOULS-The Origins of Misery
LAMENTGLACE
LAMENTGLACE-1ST DEMO
LAMENTGLACE-1ST DEMO-DEAR...
LAMENTGLACE-1ST DEMO-暁のゆらめき
LAMENTGLACE-1ST DEMO-黒きに舞う白い羽
LANIAKEA-A Pot of Powdered Nettles
LANTLOS-Lantlos
LASHBLOOD
LASHBLOOD-PHILOSOPHY OF SELF-FLAGELLATION: BEING AND NOTHING
LE GRAND GUIGNOL-The Great Maddening
LEAVES' EYES-Vinland Saga
LEAVES' EYES-Vinland Saga-Elegy
LEAVES' EYES-Vinland Saga-Farewell Proud Men
LEAVES' EYES-Vinland Saga-Solemn Sea
LEAVES' EYES-Vinland Saga-The Thorn
LEGACY OF BLOOD
LEGACY OF BLOOD-Murder Hymn
LEGACY OF EMPTINESS-LEGACY OF EMPTINESS
LEICHENGOTT-Cyrograf
LENGSEL-Solace
LES CHANTS DE NIHIL-Ma Plus Douce Vermine
LES DISCRETS-Septembre et ses dernières pensées
LES FLEURS DU MAL-Schattenfeuer
LEVIATHAN-Massive Conspiracy Against All Life
LEVIATHAN-Tentacles of Whorror
LEVIATHAN-Tentacles of Whorror-Mouth Orifice Bizarre
LEVIATHAN-Tentacles of Whorror-Tentacles of Whorror (Revel the Tyrant)
LEVIATHAN-Tentacles of Whorror-Vexed and Vomit Hexed
LIAM-JOURNEY...TWO YEARS AND A FRAGMENT

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発言している24曲を連続再生 - Youtube



L'Arc〜en〜Ciel-ark-Butterfly's Sleep ★★★ (2005-12-17 01:33:21)

ダークで美しいメロディが堪らない名曲。
リフといい、ストリングスといい、全てがかっこいいです。このダークな疾走感に溢れる曲を聴いていると魂が闇の中へ連れ去られていきそう。そうなっても良いと思えるほどの素晴らしい曲です。

L'Arc〜en〜Ciel-ark-HEAVEN'S DRIVE ★★★ (2005-12-20 23:29:20)

なんとなく不良っぽいメロディラインだと思うのは私だけでしょうか(笑)。ヴォーカルの歌い方もワイルドでロック感を際立たせていてかっこいい仕上がりです。しかしそれでいてコーラスなどを使って深みのある世界観にしているのは流石です。

L'Arc〜en〜Ciel-ark-Perfect Blue ★★ (2005-12-20 23:33:31)

ラルク流ハワイアン。
ラルクは「ark」「ray」を一番最初に聴いたので、暗い曲が続く中でいきなりこういう曲が飛び出してきたものだから却ってビビってしまった気が(笑)。これ、心無いファンへのメッセージとも聞いたんですが実際のところはどうなんでしょう?私はロックスターっぽくてこういう毒舌は好き。

L'Arc〜en〜Ciel-ark-forbidden lover ★★★ (2005-12-20 23:25:49)

ゴシックメタル並に暗い、けれど壮大な雰囲気の曲。
メロディ自体は相変わらず取っ付きやすいもので、暗さと聴きやすさを簡単に両立させてしまう作曲能力はやっぱりラルク。リズムをあえて淡々としたものにしてドラマ性を演出するアレンジも凄いです。

L'Arc〜en〜Ciel-ark-forbidden lover ★★★ (2004-01-08 22:33:11)

「戦争」という重いテーマをラルクらしいファンタジーに乗せて昇華した曲。
淡々としたリズムですが、サビに入ってドラマティックに盛り上がる所がかなりかっこいいです。

L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-C'est La Vie ★★ (2004-04-10 16:18:48)

私はこの曲結構好きです。ベースラインが心地良いですね。
歌詞の雰囲気も良いですがただちょっと歌い方が人によってはクサく感じるかもしれません。

L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-Cureless ★★ (2005-12-20 23:10:19)

heavenlyって結構独特な空気感のある曲を集めた、バラエティ豊かなアルバムっていうイメージがありますが、この曲はいかにもなラルク節ですね。ラルク好きなら間違いなく気に入る曲かと思います。

L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-Secret Signs ★★★ (2005-12-20 18:18:58)

歌詞、メロディ、歌い方、アレンジの全てがエロティック(笑)
それでいてどこかお洒落な雰囲気も漂ってるし、テンポも心地良い速さで素直に良い曲だと思えます。アルバムを入手した時はこれとラストの曲ばっかりリピートしてました。

L'Arc〜en〜Ciel-heavenly-The Rain Leaves a Scar ★★★ (2005-12-21 05:47:06)

まさかラストにこんなかっこいい曲を持ってくるとは…
曲自体は暗めの叙情メロで疾走、というラルクの曲には結構あるパターンですが、間違いなくその中でもかなり上の方に入る曲。hydeさんって見た目はクールな印象があるけど、昔から歌になると熱かったんだなぁ…と思います。

L'Arc〜en〜Ciel-ray ★★ (2004-05-16 22:13:00)

個人的にラルクの最高傑作だと思います。
「死の灰」の荒っぽいサウンドから始まるのもセンスがいいし、「浸食」「花葬」といったホラーテイストを感じさせる曲、「Sell my Soul」のようなメロディアスな曲、「It's the end」のようなキャッチーで疾走感のある曲、「trick」のような実験作と凄くバランスの良いアルバムに仕上がっています。ただ、途中のまったりとしたインストは個人的にはいらないかなぁ…
それと、楽曲の良さも然ることながらCD全体の雰囲気が良いので、通して聴いても世界観に入り込むことで冗長さを感じさせないのが良いです。

L'Arc〜en〜Ciel-ray-HONEY ★★ (2005-12-20 23:07:42)

これをカラオケで歌わせると、その人がラルクのコアなファンかどうかが分かる曲(笑)。見分け方は、コアなファンはラストに「♪Tulutututu」とライブでやってるスキャットを付けて歌う傾向があるっぽいです。

L'Arc〜en〜Ciel-ray-It's the end ★★ (2005-12-20 23:05:14)

アルバム「ray」ってほんと充実してるなーって思います。
シングルカット出来そうなキャッチーさがありながら、メロディは暗く煌めくようなスタイリッシュなかっこよさがある。リズムもタンバリンが良いアクセントになってますね。

L'Arc〜en〜Ciel-ray-Sell my Soul ★★★ (2004-01-12 12:21:49)

この曲がなかったらラルクにはまってないと思うくらいの良い曲です!!
耽美とも言える歌メロ、幻想的なイントロのピアノ、儚くも切ない歌詞世界など、聴き所がとにかく多い超名曲!!

L'Arc〜en〜Ciel-ray-いばらの涙 ★★★ (2004-01-12 12:23:15)

アルバム曲だけど、確かなんかのドラマに使われたような気が…
この曲はなんといってもyukihiroのドラミングがいいですね。フィルの入れ方が的確というかツボです。ギターソロもG×Cのバージョンでは全く違うものを弾いていてかっこいいです。

L'Arc〜en〜Ciel-ray-死の灰 ★★★ (2004-01-08 22:32:56)

この曲は自分としては「G×C」のビデオに入ってるバージョンの方が全然かっこいいと思います。
もちろん原曲も十分かっこいいんですが、ライブ版では殆どデス声に片足突っ込んでるみたいな声で歌っていて好き者には堪らないです。

LA DIVISION MENTALE-L'extase Des Fous (introspection Letale) ★★★ (2011-08-12 19:39:11)

2007年発表の1st。

いわゆるインダストリアルブラックと呼ばれるバンドの中でも、筋金入りの音を出してますね。サンプリングやノイズ要素の導入はもちろん、元々ハーシュな響きの絶叫に更にエフェクトを掛けノイズ化したヴォーカル、メタルのリズムを打ち込み化するだけでなく、EBM的なビートも積極的に導入するリズム、バンドサウンドを介さない、ガチなインダストリアル曲の収録等、THORNSやDHGなどの流れにありながら、よりインダストリアルであることに徹底したような作風。

個人的に凄みを感じたのはリフですね。
ブラック特有のノイジーな平坦リフや、リズムを強調しやすい刻みリフなんかはインダストリアルな音とももともと相性が良いはずですが、このバンドはトレモロリフもメロディに一捻り加え、洗脳的な響きを出す事でインダストリアルな音色に溶け込ませているのが素晴らしい。特にEB
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LACRIMAS PROFUNDERE-Filthy Notes for Frozen Hearts ★★ (2010-06-11 19:22:00)

2006年発表の7th。
このバンド、以前はデス色が強かったらしいですが、今作は後期SENTENSEDや、HIMに近い
聴きやすくロック色の強いゴシックメタルを演ってます。個人的にSENTENCEDやHIMは、
「なんでゴシックなのに普通に歌うんだ…ゴス特有のナルな美意識はどこ行った!!」と
ヴォーカル面でかなり不満があったんですが…このバンドは低音でナルシスティックに
歌い上げており、その不満を見事に解消してくれてます。V系にも近いテイストですが、
V系でここまで低音で歌い上げられる人はなかなかいません。
ああ、Versaillesもこれくらい歌が上手ければなぁ…。
ただ、ヴォーカルは大きなアドバンテージがあると思うんですが、肝心の曲の方は
SENTENCEDの方がいいなぁ…と思わなくもなかったり。この手の聴きやすいゴシックに
…続き

LAKE OF BLOOD-As Time and Tide Erodes Stone ★★★ (2011-04-23 22:56:51)

2011年発表の1st。
17分、15分の大作2曲入りという構成。
…タイトル、文法おかしくない?アメリカのバンドなのに…

KRALLICEが引き合いに出されていたので購入しましたが、言うほど似ているわけではないですね。確かに普通のブラックにはない、芸術家志向な雰囲気はあるんですが、向こうほどトレモロに執着していない感じ。その代わり、1つの音を大きく引き伸ばしたり、グジュグジュした音質で鳴らして邪悪なムードを出したり、トレモロリフの使い方が結構凝ってます。個人的に前者はフレーズが終わるまで息を止めそうになる(笑)。

また、明らかにグルーヴを演出するという以上のテンションで、掻き毟るように刻みリフを入れて衝動性を演出したり、パーカッシブなリズムに警告音のようなギタメロを乗せたり、音響ドゥームのようにリフを引きずってみせたり、32分の中に様々なアイデア
…続き

LAMENT CONFIGURATION-DEMONIC INCANTATIONS ★★ (2012-04-02 23:42:49)

2005年発表の1st。

音だけを見ると、かなりRAWな作りの目立つブラックメタルですね。炸裂感あるささくれ立った音質は、初期KRIEGを思わせたりも。ただこっちはフレーズはちゃんと聴き取れるし、ベースを抜いたり一発録りだったりといった無茶はしてないので、もう少しまともな感じではありますが、楽器の残響音が鳴り終わってないのに曲がブツっと終わったり、曲が始まってから音量を調節したような、一瞬爆音になる部分があったりとやっぱり録音状態はかなりラフ。

ただ、そんなラフな音質にも関わらず、かなり長めのギターソロを取り入れた曲があったり、ポンコツな感じのリズムから一転して猛然と爆走する展開や、スラッシーなリズムに勇壮なリフの乗る熱いパートもあったり、意外にも曲自体はメタルとして真っ当にかっこいい部分が多いのも特徴。またリバーブ掛かりすぎて、魔王の声みたいになっているヴォ
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LAMENTED SOULS ★★ (2008-04-20 21:13:00)

BORKNAGARやDIMMU BORGIRを始めとしたバンドにその独特の歌声を吹き込み、
多くのリスナーを魅了したSimenや、CADAVER INC.やAURA NOIR、DHGなどに在籍し
ノルウェーのブラックシーンを支える重要人物であるAppolyonら(ブラック好きには)
豪華メンバーによるドゥームメタルプロジェクト。
彼等の音源集「The Origin of Misery」はARCTURUSのDVD「Shipwrecked in Oslo」と並んで、
Simenの声に魅了されたSimenフリークなら見かけたら是が非でも手に入れておきたい逸品。
やっぱり彼の声は最高ですよ…。

LAMENTED SOULS-The Origins of Misery ★★ (2008-04-20 21:12:00)

2004年発表の音源集。93年から97年にかけての音源を収録。

メンバーはノルウェーのブラック界の大物が集結したって感じですが、音楽性のほうはブラックというよりはドゥームメタル。鬱々と沈んでいくばかりではなく、ロックンロール的な躍動感やグルーブ、かっこよさが感じられたり渋めの泣きメロが結構多くフィーチャーされていたりして、かなりメタルとしては聴きやすい部類だと思います。ヴォーカルもノーマル声で歌い上げてますし。
私はドゥームはフューネラルやドローンの系統が好きなので、正直言うとこういう作風は好みから外れるんですが…それでもこのアルバムは素晴らしいと思います。

なんといっても、ヴォーカリストSimenのパフォーマンスがめちゃくちゃツボ。
高音の良く伸びる気品のある声質で、他のヴォーカリストにはこの声質だけでももう決定的なアドヴァンテージを得てると言え
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LAMENTGLACE ★★ (2010-03-03 20:25:00)

国産シンフォニック・ゴシックメタルバンド。
メンバーの殆どはSINCERITY GREEN、ANCENT MYTH絡みだとか。
でも、ブックレットのオフィ行っても何も無いし、もしかして活動休止中なんでしょうか…
デモを聴く限り、かなりツボを突いた音楽性なので存続して欲しいんですが…

LAMENTGLACE-1ST DEMO ★★ (2010-03-03 20:20:00)

07年発表の3曲入りデモCD-R。
バンド名に「ビビッ」と来る物を感じて、中古100円で投げ売られているのを
購入したんですが、「もしかして私には霊感が!?」と思うくらい、ピンポイントに
私のツボを突いた音楽性で驚きました(笑)。しかもメンバーは、今や雑誌の表紙を
飾るまでの人気バンドになったANCIENT MYTH、SINCERITY GREEN絡みだとか。
音楽性の方は、前述のバンドのメンバーから構成されていることからも分かる通り、
女性ヴォーカルをフィーチャーしたシンフォニック・ゴシック。ただ、全編日本語詞で
あること、歌メロがより歌謡的であること、繊細なピアノ・アトモスフェリックなキーが
バンドの音より強い音像などからは、むしろASRIELやETHER辺りの、同人シンフォゴシックに
近い聴き心地に仕上がってるように思います。
…続き

LAMENTGLACE-1ST DEMO-DEAR... ★★★ (2010-03-03 20:24:01)

こういうデモ作品だったら、3曲目はバラードだろうな…と思ってましたが、ここでも華美で繊細な疾走曲を持ってくるとは…。間奏のギターソロとか、感性の面では明らかにクサメタルの気がありますよね。こういう感性を持った人の方が、(コテコテの海外産ゴシック好きよりも)国産シンフォゴス系には合ってるのかも。凄く聴きやすくて良いです。

LAMENTGLACE-1ST DEMO-暁のゆらめき ★★ (2010-03-03 20:23:18)

前後2曲と比較すると、やや落ち着いた感じがしますが、こういう曲調だとヴォーカルの美声がより際立ちますね。悲痛な祈りのような感情が伝わってきます。

LAMENTGLACE-1ST DEMO-黒きに舞う白い羽 ★★★ (2010-03-03 20:22:27)

このゴシック・メタルの儚さと可憐さに、歌謡曲的なキャッチーさを加えた曲調は、ヘヴィメタルを聴いているというよりも、むしろASRIEL辺りのシンフォゴス系のバンドを聴いている感じ。しかもASRIELの勝負曲と比較しても太刀打ちできるくらい歌メロがいい。ああ、この音質で聴くのが勿体無い…。

LANIAKEA-A Pot of Powdered Nettles ★★ (2016-08-28 07:49:06)

2016年発表の1st。

現ULVERのメンバーで、SUNN O)))のライブメンバーでもあるというDaniel O’Sullivan氏のプロジェクトかつ、ULVERの新譜をリリースしたHouse of Mythologyからのリリースという事で、ブラックやドゥーム、エクスペリメンタルメタルなどの愛好者から注目が集まっているであろう一枚。ジャケットのウサギもお洒落で可愛らしく、つい手に取りたくなってしまいます(笑)。

音的にはメタルの要素は薄く、SUNN O)))にも通じるノイジーなドローンリフやアトモスフェリックなキーボード、オルガンやノイズ、サンプリングなどを重層的に組み合わせ、瞑想状態の脳波に寄り添うような、トリップ的で心地良い空間を演出するような、アンビエント/ポストメタル路線。ULVER関連の音源ですし、もっと早く感想書こうと思ってたんですが何回も心
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LANTLOS-Lantlos ★★ (2008-10-23 21:55:00)

2008年発表の1st。

封の上に貼ってあった販促シールによると「初期VED BUENS ENDEやAMESOEURSのファンにお勧め」だそうですが…なんという殺し文句(笑)。これに惹かれて買った人も多いのでは…。

最近新世代ブラックの中にはAMESOEURS、ALCEST、KRALLICEなどブラックメタルの音像や様式を利用し、儚いメロディと融合させる事で情景を描き出す手法を取っているバンドがとみに増えてきた感がありますが、このバンドもそうした路線で販促シールのコメント通りですね。

ただ、こっちはアルバム冒頭をディプレッシブ/サイケデリックなメロディで押し、そこから儚いメロディに展開していく構成や、叙情的なメロディのパートでも怒りと絶望に塗れたデスヴォイスや暴虐なブラストビートを用いてる事もあって、前述のバンドよりも悪意的な雰囲気があります。
…続き

LASHBLOOD ★★ (2013-02-11 09:23:14)

ロシア産アヴァンギャルド・ブラック。
昨年Daemon Worshipより1枚目のアルバムをリリースしています。

LASHBLOOD-PHILOSOPHY OF SELF-FLAGELLATION: BEING AND NOTHING ★★★ (2013-02-11 09:25:24)

2012年発表の1st。

ロシア産でアヴァンブラックという時点で如何わしさ満点ですが、Daemon Worshipからのリリースという事もあって思い切って購入。…これはなかなかの当たり盤ですね。前衛性を押し出しつつも、ブラックの本懐である「邪悪さ」も忘れていない、センスの良い作品だと思います。

アルバム前半は、催眠的ベースラインと陶酔誘発型のミディアムパート、そしてVED BUENS ENDE的な妖しいクリーンを交え、聞き手を腐食した仄暗い森の中へ誘うかのような、グロテスクかつ幻想的なブラックメタルを展開。2曲目のトレモロ疾走なんかはシーンの代表格バンド並にかっこよく、前衛性を感じさせながらブラックメタルとしても優れた出来。ノルウェジアン・ブラックに硫酸をかけて融解させたような、薄気味の悪い世界観。

そして3曲目のやたらノリの良いリズムと、奇妙な
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LE GRAND GUIGNOL-The Great Maddening ★★★ (2016-05-19 23:54:37)

2007年発表の1st。

「名は体を表す」と言いますが…その言葉をこのバンド以上に体現しているバンドっていないんじゃないでしょうか。楽曲の端々に戯曲的な雰囲気を醸し出すパートを挟み込んでくるシンフォニック・ブラックメタルバンドは少なくないですが、全編がそういうパートで構成され、尚且つバンドサウンドではなく、シアトリカル極まりないオーケストレーションの方が主役になってしまっているアンサンブル…というと、このバンドを置いて他には無いんじゃないでしょうか。

ジャンルとしてエポックメイキングなだけでなく、楽曲の魅力自体も素晴らしい。戯曲を思わせるオーケストレーションが矢継ぎ早に繰り出すメロディは、前衛的・狂的であっても常に美しさやキャッチネスに満ちていて、劇場に入ったが最後、どんなに気が乗らない気分であっても着席を余儀なくされる…そんな心を掴む魅力があるように思います
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LEAVES' EYES-Vinland Saga ★★ (2005-09-13 17:22:00)

2005年発表の2nd。
女声ヴォーカルをフィーチャーしたゴシック・メタル、とカテゴライズされる曲調ですが、
アルバムのコンセプトに「アメリカ新大陸発見の旅に出た海の男と、その帰りを待つ妻」と
いうものがあるらしく、所々でヴァイキングっぽい勇壮なメロディが出てくるし、かなり音圧も
あって非常にカッコイイ作品になっていると思います。しかもデジパック盤はボーナスも含め、
14曲も入っていながら、そのどれもに印象に残る歌メロがあるという完成度の高さ。
どうやら日本盤は出ていないようですが…日本のレコード会社さん、こんな逸材を放っておいて
いいのかな?と忠告すらしたくなってしまいます(笑)
ジャケにもLivが大きく写っているように、彼女の声も良いですね。
月並みな表現ですが、高音なんて透き通るような綺麗さですよ…
時折掛け合いもやる男性
…続き

LEAVES' EYES-Vinland Saga-Elegy ★★★ (2005-08-24 22:46:59)

この曲は確かシングルでしたっけ?
サビで柔らかな高音を上手く使うことによって、曲の印象がとても強いものになっていると思います。その部分のギターのメロも良くて、シングルらしく分かりやすくて良い曲。

LEAVES' EYES-Vinland Saga-Farewell Proud Men ★★★ (2005-08-24 22:50:47)

荘厳なティンパニのイントロから、ヴァイキングが自らを鼓舞するかのような勇壮な曲調が続くかと思いきや、いきなり嵐に巻き込まれたかのようにダークな曲調に!!
でも、「Across the sea~」からは最高級な泣きメロな上、期待してた勇壮さもあって凄く良いです。

LEAVES' EYES-Vinland Saga-Solemn Sea ★★ (2005-08-24 22:47:23)

Alexanderの咆哮デスヴォイスが炸裂する曲。
このバンドについてあまり予備知識なしにアルバムを買うという冒険をしてしまったので、こういう曲もあるとは思いませんでした。そのデス声がLivの声の神々しさを際立たせていますね。

LEAVES' EYES-Vinland Saga-The Thorn ★★★ (2005-08-24 22:47:41)

これは異郷の地で戦いに苦しむ戦士と、その無事を祈る妻についての曲でしょうか。その二人の心情を歌ったかのようなサビ部分ですが、デス声と女声の絡みが2パターンあって、各々を引き立たせていて上手い構成です。
確かLivとAlexanderって、実際に夫婦でしたよね…?

LEGACY OF BLOOD ★★ (2012-06-18 21:50:06)

ポーランド産ブラック。
SELBSTMORDやLEICHENGOTTともスプリットを出してるバンドです。

LEGACY OF BLOOD-Murder Hymn ★★ (2012-06-18 21:53:15)

2008年発表の2nd。

本気の絶叫が怖気を震うようなイントロから、若干プリミティブ要素強めなブラックに展開していく訳ですが…バンドサウンドが入った瞬間思いました。「軽っ!!」と…(笑)。低音はそれなりに効いているものの、ギターリフがノイジーかつ薄っぺらな音色、しかもドラムの音が抜けの良い、かつ音量の小さいものなので、プリミティブブラックの粗さを通り越して逆に軽快に聞こえる(笑)。しかしこの音で荒涼感のあるリフを弾くと、意外と聴き心地は悪くなかったり。

ただ、ヴォーカルは割と前に出ているんですが、このヴォーカルのパフォーマンスはかなり本気度高くて良い感じだと思う。綺麗にスクリームをするタイプではなく、時々声が乱れて地声が見えてたりするんですが、それが生々しい感情が伴っているようでかなり怖い。ブックレットに教会放火や墓荒しに敬意を表しているとも取れる記述がありま
…続き

LEGACY OF EMPTINESS-LEGACY OF EMPTINESS ★★★ (2012-02-28 22:19:34)

2011年発表の1st。

タイプとしては、鏡面を思わせる幽玄な響きのキーボードがバンドサウンドを包み込むシンフォニックブラックで、デモ~1st期のLIMBONIC ARTに近い作風ですが…このバンドはヴォーカルのがなりがしっかり前に出ていたり、(打ち込みっぽいけど)ドラムの疾走が迫力ある心地良いものであったり、ギターリフも厚みがあったり、よりバンドサウンドを前に出している感じですね。初期LIMBONIC ARTはかなり抽象的でアトモスフェリックな音を出してましたが、そのアトモスフェリックさを引き継ぎつつバンドサウンド部分をもっと実体的にした感じでしょうか。キーやリフのフレーズ自体も初期LIMBONIC ARTより実体的になっている感じなんですが…このバンド、所々逆にやりすぎてて異臭騒ぎレベルなんですが(笑)。

1曲目終盤ではかなりメロディックなツインギターの絡
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LEICHENGOTT-Cyrograf ★★★ (2012-06-15 00:49:16)

2009年発表の1st。
5曲で33分という、割と短めながらかなり充実した作品。

曲の多くの部分を覆う邪悪なトレモロ、時折顔を出すオールドスクールなリフ、邪気しか感じられないヴォーカル、RAWな音質…と、使っているパーツ自体は典型的なプリミティブブラックのそれなんですが、音作りも曲もなかなか個性的な作品ですね。低音がグルグルと渦を巻く中に、高音の妖気を孕んだトレモロと左右のチャンネルから聴き手を責め立てるヴォーカルが響く音像は、今正に儀式に立ち会っているような血腥い臨場感があります。

また、プリブラでもトレモロの使用頻度はかなり高い方で、メロディアスかといえばそうなんですが…メロディに聴き手の神経を焼き切るような苛烈さがあって、ブラックの本分から外れるほどメロくは聴こえないのが良いですね。その中で時折見せるメロウさやフックに富んだフレーズも素晴らしい。偶
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LENGSEL-Solace ★★ (2014-10-23 21:17:13)

2000年発表の1st。
バンドはこの作品を出した後に解散したものの、2006年に再結成した模様。

一言で言うならARCTURUSタイプのプログレッシブなブラックメタルでしょうか。緩急の付いた、知的な展開を見せる楽曲、キーボードを利用し、世界観を広げていく作風などかなり共通点の多いサウンド。ただしこちらは冒頭から印象深いトレモロリフが吹き荒れていたり、もう少しメタリックな色が強いイメージがありますね。ARCTURUSと比較するとケレン味が薄い代わりに、より強くメタルとしての魅力を打ち出してる印象。

ただし、楽曲そのものが持つプログレッシブで知性のある雰囲気とは裏腹に、プロダクションはノイジーかつ厚みのあるものなのも特徴ですね。正直、個人的にはもっと硬質かつクリアな、メタリックな音質が、もしくは逆に霧の掛かったようなオブスキュアな音作りの方が良かった気がし
…続き

LES CHANTS DE NIHIL-Ma Plus Douce Vermine ★★ (2014-08-05 20:50:13)

2009年発表の4曲入りEP。
と言っても一曲が長く、トータルの演奏時間は50分を超え、ほぼフルアルバムと言っていい内容。

作風としては、スローテンポを基調にノイジーなリフ、ネガティビティに満ちたメロディ、喉が張り裂けるような絶叫ヴォーカルと、鬱系の用件を満たした陰鬱なブラックメタル。ただ、このバンドはチャーチオルガン系やアトモスフェリック系のキーボードを多用し、アンビエンス重視の指向も持っていて、抑鬱的な感情をそのまま描くというよりも、頽廃的なアートを演出しているような感覚が強いです。

…もちろん、頽廃アートな雰囲気は十二分に醸し出せており、そういう音源としては申し分ない出来だと思うんですが…鬱ブラックのレビューで言うのも何なんですが、2曲目のタイトルトラックのトレモロ・疾走パートが余りにもかっこいいんですよね(笑)。このバンドの持つ頽廃芸術っぽい雰囲
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LES DISCRETS-Septembre et ses dernières pensées ★★★ (2010-04-03 08:46:00)

2010年発表の1st。
ALCESTとのスプリットで知り、フルの発売を心待ちにしていた人も多かったようです。

ALCESTがシューゲイザーとブラックメタルの融合というヴィジョンを提示して以来、LANTLOSやLiAM、APATIなど様々なバンドがその路線を自分なりに踏襲した作品を作っていますが、LES DISCRETSのこの作品は、シューゲイザー寄りブラックの中でも、これらのバンドと比べても「繊細さ」において頭一つ抜き出ているように思います。

アコースティックギターを重用し、基本的にミディアム~スローで展開する曲調は、個人的にはシューゲイザー寄りブラックよりも、OPETHの「Damnation」アルバムやGREEN CARNATIONの「The Acoustic Verse」アルバムなど、プログレメタルバンドのアコースティック作品に近い気もするんですよ
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LES FLEURS DU MAL-Schattenfeuer (2014-10-17 11:35:08)

おそらくボードレールが出典と思われる、「悪の華」を意味するバンド名、そしてドイツ語で「影の炎」を意味するアルバムタイトルに心を擽られて、中古で安かった事もあって購入。

路線としては、Rawでノイジーさを強調したバンドサウンドに、アトモスフェリックなキーが被さるアンビエントブラックで、精神が引き裂かれるような裏返った絶叫はあるものの、割とありがちな感じかな…と思ってましたが…。ストリングスの音色が、馬頭琴を思わせるちょっとオリエンタルな響きがあるのが意外。3曲目では亡霊的なコーラスを取り入れていたり、上モノの音色選びのセンスが結構面白い作品。

ただ、4曲目のアンビエントとかは正直音像が変わり映えしなすぎだと思うし、個人的には群を抜いた何かは感じられませんでした。バンド名やアルバムタイトルはお洒落でかっこいいですけど、評価はこの手としてはごく普通ですね。

LEVIATHAN-Massive Conspiracy Against All Life ★★★ (2008-04-28 05:57:00)

2008年発表の3rd。

XASTHUR等と同様、鬱ブラックとして評価されてるみたいですが、LEVIATHANの音楽はブルータルさもあるせいか、鬱や病気だけでなくどこか血腥さも漂ってる感じがしますね。XASTHURが漆黒の闇だったとしたら、こっちは明かりを付けたら実は死体置き場かもしれない…みたいな恐ろしさがあるように思います。

相変わらず、リフの歪め方の上手さは際立ってますね。
メタリックすぎる音になって雰囲気を損なったり、ノイジーながら歪みが耳に痛い音で気が散ったりといった事に決してならない音作りはブラックらしい酩酊感やアングラな魅力満載。リフ自体もまるで生きているかのような、有機的なグロテスクさをも感じさせるようになって更に凄みを増したんじゃないでしょうか。これを聴いて、Wrestは天才だと思いましたね…。はっきり言って、このアルバム、病んでる以前
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LEVIATHAN-Tentacles of Whorror ★★★ (2007-03-16 00:03:00)

2004年発表の2nd。
最近XASTHURやKRIEGなど、アメリカ産ブラックが話題になってますが、これも凄いですね。

まず際立っているのは音作りの上手さ。
ギターは当然ブラックらしいノイジーさがありますが、ノイジーさの質が曲によってまちまちながら、決して不快のラインを超えず、「快」の領域に留まっているのが良いです。ノイズ耐性がないと5曲目辺りは辛いかもしれませんが、ブラック好きなら大丈夫でしょう。
また、聴かせるべき所ではトレモロリフやベースのメロディもしっかり聞こえるし、ドラムも大きすぎず小さすぎず心地良い響きで、ヴォーカルも禍々しさを演出しつつもエフェクトを利用し曲に上手く溶け込んでます。音質はブラックとして完璧ではないでしょうか。

音作りだけでなく、曲の方も当然の様に良いです。
ブルータルなところはしっかり暴虐だし、メロディも
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LEVIATHAN-Tentacles of Whorror-Mouth Orifice Bizarre ★★★ (2007-03-15 23:40:46)

音作りの上手いアルバムですが、この曲でそれが極まっている印象。
最初のメロディの聞かせ方の不気味さやノイズが膨れ上がって破裂するような音もかなり好みだし、ザラザラしたくぐもったノイズからベースのメロディが聞こえて来る音像はアングラな魅力を放ちながらも、聴きづらくないのが凄い。メロディにちょっとオリエンタルっぽさを感じるのは私だけでしょうか。

LEVIATHAN-Tentacles of Whorror-Tentacles of Whorror (Revel the Tyrant) ★★★ (2007-03-15 23:44:11)

この曲のイントロのメロディ、どっかで聴いたような…
そこからの展開はLEVIATHAN独自のものですが、イントロだけ結構ありがちな(だけど、それだけに魅力的な)メロディですね。少しずつ闇に沈んでいくような曲調、XASTHURなどにも通じる物があると思います。

LEVIATHAN-Tentacles of Whorror-Vexed and Vomit Hexed ★★ (2007-03-15 23:46:00)

イントロのSE、一体なんなんでしょう(笑)
なんかトイレの個室から聞こえてきそうな感じの呻き声なんですが…本編はまともにブラックしてますが、ちょっと笑えます。

LIAM-JOURNEY...TWO YEARS AND A FRAGMENT ★★ (2010-01-12 21:49:00)

2009年発表の…おそらくデビュー作と思われる作品。
07年作の前半、08年作の後半と二つのパートに分かれてます。

最近はALCESTやAMESOUERS、LANTLOS、WOLVES IN THE THRONE ROOMなど、シューゲイザー寄りのブラックが流行で、某CDショップでも特集が組まれてたりしますが…このバンドもその一派と言える音楽を演っていますね。
やはりこういう作風を演るだけあり、「儚さ」「淡さ」に特化したようなメロディセンスは極上で、聴いていてどす黒い曇天から一条の光が差してきたようなシーンを思い浮かべてしまいます。この手にしてはギターが結構重いんですが、それがキリキリと締め付けるような高音トレモロとかなり相性が良いんですよね。

前半はインストで、後半はデスヴォイス、ノーマルヴォイスも入れる…という構成を取ってますが…デス声も結構壮
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