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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 3851-3900
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LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-Step by Step
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-White Lolita
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-たえなる光とともに
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-フタリノワタシ
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-燦然と輝く悲しき明日と…
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-不完全なスペクトラム
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-林檎、ヒトクチ。
LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-えんとつ掃除の少年
LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-ネコ
LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-プロムナード
LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-道化師
LUCIFUGUM-SECTANE SATANI
LUDICRA-The Tenant
LUGUBRE
LUGUBRE-Supreme Ritual Genocide
LUGUBRUM
LUGUBRUM
LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)
LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-Flinke Hond Von Hell Slaapwel
LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-Neerwaartse Hond
LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-Opwaartse Hond
LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-The Dog in the Doorway
LUGUBRUM-Live in Amsterdam (trampled Brass / Midget Robes)
LUGUBRUM-albino de Congo
LULLABY
LULLABY-Enchantress
LUNA AD NOCTUM-Sempiternal Consecration
LUNA FIELD-Close to Prime
LUNA MORTIS-The Absence
LUNA MORTIS-The Absence-Ash
LUNA MORTIS-The Absence-Forever More
LUNA MORTIS-The Absence-Last Defiance
LUNA MORTIS-The Absence-This Departure
LUNAR AURORA-Andacht
LUNAR AURORA-Andacht-Das Ende
LUNAR AURORA-Andacht-Der Pakt
LUNAR AURORA-Andacht-Dunkler Mann
LUNAR AURORA-Andacht-Findling
LUNAR AURORA-Andacht-Geisterschiff
LUNAR AURORA-Andacht-Gluck
LUNAR AURORA-Ars Moriendi
LUNAR AURORA-Ars Moriendi-Black Aureole
LUNAR AURORA-Ars Moriendi-Dämonentreiber
LUNAR AURORA-Hoagascht
LUNAR AURORA-Seelenfeuer-Kerker aus Zeit
LUNAR AURORA-Weltengänger
LUNAR AURORA-Zyklus
LUNAR AURORA-Zyklus-Der Abend
LUNAR AURORA-Zyklus-Der Morgen
LUNAR AURORA-Zyklus-Der Tag

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LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-Step by Step (2007-08-08 00:56:00)

歌詞の「♪ひらり回ってみる~」のメロディやピアノのフレーズから受ける、ポップで爽やかな高揚感はかなり好きなんですが、いかんせんサビがポップ過ぎるような…。あまり良い意味ではなく、アニメっぽいと思ってしまったり…。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-White Lolita ★★ (2007-08-09 03:34:07)

このアルバム、前作のように一発でグッと来るような曲には欠けるものの、長いスパンで聴いていくうちに気に入ってくる曲が多いような気がします。しかしこのタイトルは示唆的ですね。同じゴスロリ的美意識を取り入れているアーティストでも、黒色すみれが黒、ALI PROJECTが極彩色ならLOVE SOLFEGEは(少なくともこのアルバムでは)白って感じ。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-たえなる光とともに ★★★ (2007-08-06 16:22:50)

メタルのクラシカルな要素やゴスの頽廃的な雰囲気を辿ってこのアーティストに行き着いたリスナーにとっては、「hands of doom」と並ぶアルバムのキー曲。
宗教的とすらいえる荘厳な雰囲気と、ポップスと言うよりクラシックのメロにヴォーカルを乗せたような歌メロ、その複雑で早口なパートもしっかりこなし、伸びのある高音を聴かせるヴォーカル…曲を構成するパートが悉くツボを突きまくりの超名曲。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-フタリノワタシ ★★★ (2007-07-12 19:36:23)

クラシカルなイタリア語ヴォーカルが格調高い叙情を顕現するオープニングから、鳥篭に閉じ込められていた鳥が窓から飛び立ち、雄大な景色を見下ろしているかのような爽やかな開放感を感じさせる本編へと繋がる1曲目。
キーボードの音の距離感とか、計算されたアレンジが見事で爽やかなだけではない歌詞の世界観も良いです。アルバム全体としてはともかく(と言うと失礼かな?)、このメジャーに対しての一撃目はクリティカルヒットと言えるのではないでしょうか。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-燦然と輝く悲しき明日と… ★★ (2007-08-08 00:52:33)

今まで幻想・ゴシック的な世界観だったり、心の闇を歌ったり内向きの歌を歌っていたアーティストが、外に目を向けたポップな曲に挑戦すると、今までの魅力を失って凡庸になってしまう事が多いですが、この人たちはそんなことはないのが凄いと思います。
…でも、凡庸ではないにしろ、やっぱり現時点では「Hands of doom」や「たえなる光とともに」のようなゴシック色強い曲の方が魅力的かも。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-不完全なスペクトラム (2007-08-09 03:31:52)

この細かく刻むリズム、やっぱりジャズの影響でしょうか。
リズムは面白いけど、正直歌メロは旨みに欠ける気も…。
煌びやかなピアノはかなり良い仕事してますが。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-林檎、ヒトクチ。 ★★ (2007-08-06 16:16:14)

初聴きでの印象では、割と地味目のバラードかな…と思ってたんですが、とんでもない。サビメロが「泣き」のツボを心得すぎていて、聴いていて夢心地になれる名曲です。ヴォーカルの甘やかな声質も見事にマッチしてますね。

LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-えんとつ掃除の少年 ★★ (2008-01-26 08:12:39)

舌足らずな歌い方のヴォーカルが印象的ですが…昔のイギリスの煙突掃除の少年の境遇の悲惨さを描いた詩に、彼等の「Sweep, Sweep, Sweep(煙突掃除しますよー)」という呼び込みの声が舌足らずゆえに「Weep, Weep, Weep」に聴こえ、まるですすり泣いているかのよう…みたいな内容の物がありましたが、それを意識しての事でしょうか…
曲的には、メロディが内容を端的に表してますね。辛い境遇でも純粋さを失わず夢を見る少年の心がそのまま旋律になったような感じ。

LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-ネコ ★★★ (2008-01-26 08:16:31)

シンプルなタイトルですが、内容はドラマティック。
これ聴くと彼等が如何に音で情景や感情を描くのに長けているか良く分かりますね…「♪僕らは~」のメロディなんて、主人公のネコの歩んで来た旅の道程を追体験できるかのよう。個人的にはその風景の中に何故かアルプス山脈がありましたが…(笑)

LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-プロムナード ★★★ (2008-01-26 08:21:52)

謝肉祭の皆が集まり、楽しく踊っている風景を描いたかのような曲で、ヴォーカルもアルバムに参加した人たちが大集合して歌っていて、聴いていると心が温かくなる曲。クリスマス前の街の楽しげな様子を見てるような気持ちになりますね(謝肉祭だけど)。
ヴォーカルが全員女性だからか、少女漫画的な柔らかさも感じられます。

LOVE SOLFEGE-マリアスノニウムの謝肉祭-道化師 ★★ (2008-01-26 08:25:01)

鮎さんって表現力がある故に、こういう可愛らしい歌い方をするとちょっとトゥーマッチに感じてしまわなくもないですが…英語パートやそれに続くスキャットパートなどは実にかっこいい。
でも何よりいいのは歌詞。最後の一行を読んで温かいような切ないような、何とも言えない気分に…。

LUCIFUGUM-SECTANE SATANI ★★★ (2008-06-29 19:57:00)

2007年発表の10th。

このバンドはNOKTURNAL MORTUM等のメンバーも絡んでいる事もあり、初期の音源はシンフォニックブラック好きの間で高い評価を得ているようですが、途中で音楽性が変化したらしく、今作はキーボード無しのプリミティブスタイルになってますね。

…しかし、こんな「呪術的な」プリミティブブラック聴いた事ないです。
とにかくメロディのインパクトが強烈で、自民族の文化への愛が溢れる男が死後ゾンビになって、腐乱した喉で歌うグズグズの民謡を無理矢理採譜してギターで弾いたらこんなメロディになるんじゃないかな…という感じ。

しかもそのメロディーを歪みの弱めなリードギターが延々と奏でてるので、かなりぶっ壊れた雰囲気。ベースもメロウなので聴きやすいと言えなくもないですが、個人的には現音とかの無調の「いかにも」というメロディよりもこっち
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LUDICRA-The Tenant ★★★ (2011-05-16 17:44:14)

2010年発表の4th。

Profound Loreから出てる事からも分かるとおり、敢えて本道を外れるタイプの、実験精神あるブラックメタルを展開する作品ですね。マッシブなミディアムテンポに儚げなメロディを絡めたり、パーカッシブなリズムにアルペジオを乗せたり、リフとリズムの岩が転がるような、荒々しい絡みが合ったり、曲によって色々な表情を見せてくれるアルバムですが、全体として邪悪さや陰鬱さより、幽玄さや儚さが強く、シューゲイザー系好きな人も気に入りそう。

この手の音楽性を持ってるバンドって、どこまで具体的に表現してどこまでリスナーの想像力に委ねるかの按配が結構重要だったりしますが、この作品はそのバランス感覚がかなり取れてると思う。全体的に抽象的なムードではあるんですが、メロディはメロデス的といっても良い位の泣きがあって、入っていきやすいと思う。

作風
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LUGUBRE ★★ (2011-06-03 01:09:23)

オランダ産ファストブラック。
去年出た新譜が素晴らしい出来なので、ファスト好きは是非!

LUGUBRE-Supreme Ritual Genocide ★★★ (2011-06-03 01:10:05)

2010年発表の2nd。

ファストブラックとは言っても、これだけエクストリームメタル界隈において豪速ブラストの使用が珍しくないものになってしまうと、もう「速さ」で衝撃を与えるのは無理なんじゃ…と思ってましたが、衝撃、受けちゃいましたよ…。特に2曲目のラストの加速、ファストブラックを相当聴きこんでる人でも衝撃を受けるんじゃないでしょうか。実速度だけでなく、切り返しの上手さで体感スピードを増すセンスも素晴らしい。

また、ファストブラックにしては音がブルデス並に重いのも特徴で、前述の振り切ったスピードとも相俟ってとんでもない暴虐な音になってますね。BEHEMOTHや、ARKHON INFAUSTUSなどメジャーなバンドと比べても、迫力の上で全く遜色ないです。ヴォーカルのわめきがドスの効いた、殺伐とした感触が強いものであることも、暴虐性に更に拍車を掛ける結果になってま
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LUGUBRUM ★★ (2007-05-27 20:41:00)

Metal Maniacsの今月号にインタビュー載ってますよ!!
正直目を疑いました…。そしたらあのジャケが(笑)

LUGUBRUM ★★ (2007-06-03 22:05:00)

ですよね。バンジョー入りと言う過去作も聞いてみたいです。
掲載位置はDARK TRANQUILLITYより前だったんですけど…人気はどうでしょう(笑)
少なくとも日本では人気が出なさそうな音楽性だと思います。
本人達も「俺たちの音楽をすぐに気に入ってくれる人がいるとすれば、完全に
オープンマインドな人か、さもなくば狂気の人か」みたいに言ってますし(笑)
インタビューによると、彼らは曲の大まかな構成を決めてから、インプロを交えて
曲つくりをするそうですね。しかし何故かインタビュー中にお酒の話になるし…
やっぱり彼らって飲べえなんでしょうか(笑)

LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent) ★★★ (2007-05-03 20:58:00)

2007年発表の7th。
…結構ベテランなんですね、このバンド。

まずジャケからして不思議なオーラが発生してます。
エルフなのかおっさんなのか良く分からない奇天烈なクリーチャーが黒いYシャツを着て「えへへ」という感じの表情で頭を掻いている意味不明さ。この時点で変態系駄目な人は避けるだろうと思われるので、ある意味親切なジャケといえるかもしれません。

音的には、サックスやオルガンをフィーチャーした前衛変態系ブラックという事が出来ると思いますが…。前衛ブラックではVED BUENS ENDEやSOLEFALDが挙げられますが、VBEはジャズにも通じるテクニカルな演奏力、SOLEFALDにはドラマティックで取っ付きやすい曲作りなどある程度メタル好きには受け入れやすい要素があるのに対し、このバンドの曲が醸し出すのはひたすら不条理で、かつユルい空気感。

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LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-Flinke Hond Von Hell Slaapwel ★★ (2007-05-03 20:42:34)

ラスト曲ですが、これ、最早ブラックとは呼べないのでは…。
少なくとも普通のブラックファンは最初から対象に入っていないかのような独自性がありますね。好き者なら悶絶確定、そうでなければ…どうなんでしょう(笑)

LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-Neerwaartse Hond ★★★ (2007-05-03 20:39:47)

サックスが大々的にフィーチャーされ、呪術的な雰囲気を醸し出す曲。
それなりに疾走しているパートもあるんですが、やっぱりなんとなくユルい空気感がありますね…。普通、こんな空気感と呪術的な雰囲気なんて両立できません。ある意味天才かも…こういう曲を作ろうとする事自体が。

LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-Opwaartse Hond ★★★ (2007-05-03 20:33:51)

最初こそブラックらしいサウンドで始まりますが、途中でVED BUENS ENDEをユル~くしたようなインプロヴィゼーションのようなアンサンブルのパートがあったり、ラストには音の軽めなドゥームになったりして意味不明の15分間。

LUGUBRUM-De Ware Hond (stavelot - Ghent)-The Dog in the Doorway ★★★ (2007-05-03 20:36:26)

BURZUMの「Burzum/Aske」とGORGOROTHの「Under the Sign of Hell」を聴いてブラックにハマった陽気なナイスガイが、同じような音楽を作ろうとしたら全く別の物に仕上がってしまったような変態的ブラック。暗くなりきれないメロディが素敵。

LUGUBRUM-Live in Amsterdam (trampled Brass / Midget Robes) ★★★ (2008-07-02 19:08:00)

2006年発表のライブ盤。
SUNN O)))のサポートアクトとして行ったライブの様子を収めた作品。

…こういうアンサンブル重視のアヴァンギャルドな作風のバンドって、絶対ライブとか凄い事になってるんだろうな…と期待して買ったんですが、予想通りこれは凄いです。
「De Ware Hond」を聴く限りでは、このバンドの音楽には奇天烈さだけでなく、どこかファニーな雰囲気もあったように感じたんですが、ライブ盤ではファニーさが消え、壮絶さに取って代わられている感じがします。

最早このアンサンブルから生じる音は人間を洗脳状態に陥れるための音波という雰囲気。ヴォーカルのイカレっぷりも凄まじく、デスヴォイスで歌っているというよりは…自分をアウストラロピテクスだと思い込む催眠術を掛けられた男をライブ会場にしばらく放置したような感じ(笑)。近寄りたくない度はスタジオ盤
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LUGUBRUM-albino de Congo ★★★ (2008-11-10 19:22:00)

2008年発表の8th。

相変わらず奇妙なメロディ、ねじくれたアンサンブル、奇天烈な展開、妙な味のある音質の変態前衛ブラックを演ってます(笑)。
インプロ的な演奏や超豪速のブラストも軽々こなす演奏力の高さも相変わらず。アルバムのコンセプトのせいか、原始的なリズムとワイルドなベースメロがゴリラの闊歩する草原を、アコギやSEがサバンナの日常の情景を想起させるようなパートなど、アフリカを感じさせる部分が所々に挿入されているのも大きな特徴ですね。

そのせいで更に「普通」や「中庸」などから離れた感性のアルバムになってしまってます(笑)。
このバンドは曲を作る際にまず大枠を決めてから、インプロを交えて作曲していくそうですが、今作は枠を決める段階をより重視したんじゃないでしょうか。前作よりも曲がコンパクトかつ、メリハリのあるものになってると思います。音響面でもベ
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LULLABY ★★ (2013-09-07 19:27:49)

ブラジル産ブラック/ドゥームメタルバンド。
女性ヴォーカリストのLullaby氏が在籍していたことでも有名。

LULLABY-Enchantress ★★ (2013-09-07 19:28:57)

2000年発表の1st。
自主制作でこの作品を発表した後、活動状態が不明のままになっていたようですが、何故か2012年になってHammer of Damnationから再発されたようです。

路線としては、多くのサイトでブラックだけでなくドゥームのタグが付いていることからも分かるとおり、基本ミディアムテンポ中心で、哀愁を込めつつも神秘性のあるメロディを聴かせつつ、ドゥーミーかつドリーミーに進行する、オカルト的なムード漂うブラックメタル。音質こそ(チープとはいえ)クリアですが、個人的にはBEHERITの「Drawing down the Moon」アルバムを連想する作品なんですよね。

表現形態が違うとはいえ、どこかカルトかつオカルティックな凄みの漂うヴォーカル、そして瞑想的な雰囲気すら感じさせる、澱んだ神秘性に満ちたメロディの使い方なんかは、あのアルバムと共
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LUNA AD NOCTUM-Sempiternal Consecration ★★ (2012-03-22 22:48:43)

2004年発表の2nd。

トレモロや刻みを駆使した、メロブラ的なギターワークにシンフォニックなキーボードを絡めつつ、派手に疾走していくメロディック/シンフォニックブラック。コンパクトに纏まりつつもドラマティックな曲展開、メタリックな硬質さを感じさせる、良質な音作りなどからはブラック特有のアングラ感、カルト性は殆ど感じられないものの、聴きやすくてストレートにかっこいいブラックに仕上がってますね。ヴォーカルが凶悪な絶叫ながら、歯切れ良く歌詞を吐き捨てていくタイプなのも、作風とピッタリ合ってる。

シンフォニックなキーボードはあくまで装飾程度で、曲の主導権を握る場面はあまり無いものの、ギターワークはかなりフックに富んだもので、かつブルータルに疾走する場面も多く、キーボード派手目のシンフォニック・ブラックと比べても聴き劣りしない派手さがあるのが良いですね。全編かなりメロ
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LUNA FIELD-Close to Prime ★★ (2011-10-19 21:07:51)

2003年発表の1st。

刻みを多用した、メタリックな感触の強いリフはメロデス的であったり、広がりのあるトレモロリフはメロブラっぽかったり、どこかドスの効いた、エグみのある感触はオールドスクールなデスに通じるものがあったり、エクストリームメタルのサブジャンルの良いとこ取りしたようなサウンドですね。

インスト明け2曲目の、デス的なヘヴィネスからブラックの叙情に繋がる「Odial」から、各ジャンルを横断したスタイルならではの、ダイナミックな魅力を見せてくれてます。ただ、デス好きからはブラックっぽい、ブラック好きからはデスっぽいと敬遠されそうな感じはあるかも。私も冒頭を聴いたら「あれ、デスじゃん」って思いかけましたし(笑)。

また、このバンドはヴォーカルがかなり独特。主にデス的な低音グロウルとブラック的高音絶叫を使い分けるスタイルですが、高音の方がロー
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LUNA MORTIS-The Absence ★★ (2010-03-04 20:01:00)

2009年発表の1st。
やや複雑で、凝ったギターワークのメロデスに、歌い上げとデスヴォイスを操る
女性ヴォーカル、そのヴォーカリストのキャラが立つようなゴシックメタル寄りの歌メロを
組み合わせた結果、プログレッシブなメタルコアに近付いた…という感じの作風ですね。
デスヴォイス+サビでクリーンパートを挿入とか、デス声の女性Voとか結構今風の要素を
取り入れてますが、プログレ的複雑さ、ゴシック的繊細さもあり、かなり上品に仕上がっている印象。
この作品、一方ではAT THE GATESの叙情とOPETHの楽曲構成能力を持ったバンドとして、
その筋の超一流バンドを引き合いに出してまで絶賛され、一方ではよく出来すぎている、
小さく纏まりすぎているという批判もあるようですが…確かに、どちらも正鵠を射た意見かと。
全曲良く出来てますが、圧倒的な名
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LUNA MORTIS-The Absence-Ash ★★★ (2010-03-04 20:02:39)

凝ったアンサンブルに女性らしさを失わない壮絶な咆哮、ゴシック的な頽廃性を表現出来ている歌メロ…安定して完成度の高いアルバムの中でも、最も完成度が高いと思われる1曲目。特に「歌メロから」情景が浮かぶ所が私好み。この手って似たような感じになりやすいし。

LUNA MORTIS-The Absence-Forever More ★★ (2010-03-04 20:04:32)

個人的に凄く惜しい1曲。
「♪From the depth~」からの歌メロは、あともう一捻りすれば大悶絶確定のクサメロになりそうなのに…何だかお上品に纏まってる感じがする。この作品に不満がある人って、多分こういうところに煮え切らなさを覚えるんだろうなぁ…。リフもキャッチーで、即効性のある良い曲だとは思いますが。

LUNA MORTIS-The Absence-Last Defiance ★★★ (2010-03-04 20:05:44)

取り敢えずアルバムで一番好きです。
「♪No one knows~」のバッハ風歌メロがとにかく素晴らしい。アメリカ産のバンドながら、MINSTRELIXとかと勝負出来るレベルの歌メロですよ、これ…。「Divided we stand, united we fall」という歌詞もかっこよくて皮肉が効いてて好きです。

LUNA MORTIS-The Absence-This Departure ★★ (2010-03-04 20:03:32)

イントロが(上海アリス幻樂団の)「夢消失」に似てるので、個人的に何だか気になる1曲。ほぼフィメールゴシックと化してますが、それにしては歌メロが弱いかな…。歌メロまで「夢消失」に似てたら、満点あげてましたが(笑)

LUNAR AURORA-Andacht ★★★ (2007-04-11 23:11:00)

2007年発表の8th。

私は彼らのアルバムは「ZYKLUS」を持っていて、その印象では「独特で良い音楽を演ってるけど、ちょっとカルトすぎるかな…?」という感じでした。とんでもないですね。彼らの力を見誤ってました。これはマジで素晴らしいアルバムです。

「ZYKLUS」と比べると流石にノイジーさは軽減されていますが、やはり空間演出の上手さは超一流ですね。中心に据わるブラック然とした、ややノイジーな真っ黒いバンドサウンドに神秘的なキーボードやトレモロリフ、祈祷のようなノーマル声やねっとりとしたベース等が絡みつき、彼ら独特の音像を作り出しています。SEやサンプリングの使い方も上手く、深遠な恐怖感を演出するのを助長していると思います。

…これだけでももう雰囲気はたっぷりですが、雰囲気だけではなく、曲展開がドラマティックで「魔性」を潜ませたようなメロディセ
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LUNAR AURORA-Andacht-Das Ende ★★★ (2007-04-13 20:36:58)

この曲の前半のヴォーカル、まるで落盤とかで洞窟に閉じ込められた人の叫びのようで怖いですね…。ブラストパートも速いだけでなく、絶望感がどんどん加速していくような感覚もあってゾクゾクします。ラストを飾る名曲。

LUNAR AURORA-Andacht-Der Pakt ★★★ (2007-04-13 20:33:02)

このバンド、基本的にはシンフォニックブラックだと思いますが、感性的にはダークアンビエントとも共通する物があるのではないでしょうか。曲から受ける「闇」のイメージが似ている気がします。

LUNAR AURORA-Andacht-Dunkler Mann ★★★ (2007-04-11 23:20:50)

アルバムの中でも強く「恐怖」を感じる曲。
死刑執行人の如き冷厳な語りから、一気にブラスト地獄に雪崩れ込む展開はブラック好きの血が滾ると同時に、血も凍るような恐怖に似た感覚を覚えますね…。SEとヴォーカルの掛け合いが恐怖感を演出するパートも、全く光の差さない黒さで最高。

LUNAR AURORA-Andacht-Findling ★★★ (2007-04-13 20:29:52)

この曲はメロディにどこか「暖かみ」を感じますね。
でもLUNAR AURORAなので普通の暖かさじゃなくて、凍死寸前に人は暖かさを感じると言いますが多分そっち系でしょう(笑)。「Findling…findling!!」の悪意そのものを体現するような邪悪ヴォーカルとブラストが炸裂するパートには寒気を覚えます。

LUNAR AURORA-Andacht-Geisterschiff ★★★ (2007-04-13 20:26:48)

SEの使い方が非常に優れていると思う曲。
魔界の扉が軋みを上げて開くような音や、そこから流れ込む吹雪を思わせる音が曲中でも使われていますが、単に曲のバックで雰囲気を高める効果音が鳴っているとかじゃなくて、完全に曲の一部になっているのがほんとセンスの良さを感じさせます。

LUNAR AURORA-Andacht-Gluck ★★★ (2007-04-11 23:16:44)

まずうねりのあるベースラインが纏わりつく音像にうっとり。
ブラストと祈祷声の織り成す、真っ黒い音の中から聞こえてくるトレモロリフが深淵からの呼び声のようで引き込まれる…。10分超えてますが、引き込まれていると全然長さを感じません。超名曲。

LUNAR AURORA-Ars Moriendi ★★★ (2007-12-16 21:34:00)

2001年発表の4th。
アルバムタイトルは「The Art of Dying」の意。

1stではクオリティの高い、割とオーソドックスなシンフォニックブラックを聴かせてくれた彼等ですが、キーの使い方といいバンドサウンドといい特に音響面でレベルアップしてますね。
使われているキーボードの音色も単にスペイシーでメロディアスなものだけではなく、宇宙線を照射されるようなノイズっぽい音や、暗闇の中に金属音が響くような音なども使われており、どこか一般的なシンフォ系のバンドとは一線を画しているように思います。

スペイシーな音色の方も、パートによっては質量感を感じられるような音使いも見られ、空間的な演出の上手さが光ってます。また、ギターの音がちょっとフレーズは聴き取り辛いですが、ディストーションの音が実に雰囲気があって心地良く、それが前述のキーボードと合わさって邪
…続き

LUNAR AURORA-Ars Moriendi-Black Aureole ★★★ (2007-12-29 00:43:01)

質量感すら感じるような、邪悪に纏わりつくキーボードの音色が素晴らしい曲。この曲、宇宙を感じさせる事は感じさせるんですが、それ以上に宇宙に存在する霊的存在と交信してしまったかのような妖しげなムードが強いです。

LUNAR AURORA-Ars Moriendi-Dämonentreiber ★★★ (2007-12-29 00:47:49)

SE明け1曲目からシンフォ好き悶絶確定な劇的名曲。
黒い影がよぎるような不吉極まりないキーボード、真っ暗闇の中に響くような金属音、謎の風を切る音と打撃音のSEからの荘厳爆走などを絡めた、構成力の高さを見せ付けるかのようなドラマティックさを誇る曲。特にシンフォ爆走パート、SEがきっかけとなって精神の箍が外れて宇宙空間に飛び出していくような錯覚を覚えます。

LUNAR AURORA-Hoagascht ★★★ (2012-04-26 20:31:20)

2012年発表の9th。

…なんかもう、こうして彼らの新作が手元にあるというだけで嬉し過ぎてちょっと泣きそうです(笑)。個人的に神格化するレベルだった前作「Andacht」リリース後、活動休止が伝えられ、新作はもう出してくれないのかと半ば諦めかけてましたが…FUNERAL MISTの時といい、希望は持ってみるものですね。5年近い空白を経はしましたが、遂に新アルバムを発表してくれました。

何気にこのバンド、空間演出に非常に長けたシンフォニックブラックという根幹は残しつつ、作品ごとにスタイルを変える傾向がありますが、今作も前作から引き継いだ部分と、変わった部分が分かれる感じですね。ブラックの中でも頭一つ抜けた神秘性を感じさせる魔性のトレモロ、情景どころか聴き手の魂までも黒く塗り潰さんとする重厚なリフ、アンビエント要素を交えた情景描写、威厳を感じさせるドイツ語での表
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LUNAR AURORA-Seelenfeuer-Kerker aus Zeit ★★ (2007-12-29 00:40:12)

15分越えの大作ですが…ミディアムに行きそうで行かない、疾走しつづける展開が凄いです。途中キーによる荘厳パートもありますが、すぐに爆走。
このキーの煌びやかな音色と爆発力のあるバンドサウンドの絡みは良いですね。邪悪な精霊が妖しげな魔術を駆使して大地を蹂躙してるみたいな。バンドの音質が良すぎないおかげで、土埃が舞うような迫力があります。

LUNAR AURORA-Weltengänger ★★ (2007-11-17 17:08:00)

96年発表の1st。
2007年にリマスター・ボーナストラック追加でCold Dimensionより再発されました。

LUNAR AURORAってZYKLUSでは荒々しいRAWなプロダクションの中に空間的な広がりが感じられたり、ANDACHTではリスナーを押し潰さんばかりの真っ黒な音の中でトレモロやキーが神秘的に舞い踊る作風になっていたり、音響面でも邪悪さを増して聴かせるような工夫をする傾向のあるバンドだと思うんですが、この時点ではそういった音響的な特異さは希薄で、ごく真っ当でクオリティの高いシンフォニックブラックをやってます。

最近の作品と比べるとストレートですが、やはり後の作風にも繋がるような邪悪な黒さは感じられるし、初期LIMBONIC ARTにも肉薄する質の高さがあるように思います。
初期LIMBONIC ARTと比べると、こっちの方が出音
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LUNAR AURORA-Zyklus ★★★ (2007-02-26 18:38:00)

2004年発表の6thアルバム。
4曲で46分の大作主義な作品で、曲のタイトルが「朝」「昼」「夕」「夜」となっていることから、なんらかのコンセプトのある作品なのかもしれません。

聴いてまず驚かされるのはその荒いプロダクション。
吹雪を思わせる…どころか、まるで土石流を浴びるかのような凄まじいノイジーさで、ディストーションの音色は砂利を袋に詰めて一気にひっくり返したかのよう。ノイズの嵐がリズムもメロディも飲み込んでしまうかのような音で、正直これを大音量でヘッドフォンやイヤフォンで聴くのはキツいと思わせるほど。私的にはスピーカーで聴くと丁度良い感じ。

ただ、音質は極悪なだけでなく広がりをも感じさせるのが真に凄い所なのかもしれません。メロディも暗い&寒々しいので、例えるならスローパートはXasthurを極端にした感じで、ファストパートは2ndの頃のDIS
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LUNAR AURORA-Zyklus-Der Abend ★★ (2007-02-26 18:42:28)

日本では「夕方」は逢魔刻、つまり非日常との邂逅をしてしまいやすい時間だといわれていますが、ドイツでもそうなんでしょうか。キーのメロディがかなり不気味で鬱ムードです。溜めてからノイズを吐き出す攻撃性とも相まって、聴き手を精神的追い詰めるような一曲。

LUNAR AURORA-Zyklus-Der Morgen ★★★ (2007-04-09 19:07:17)

まずそのRawなプロダクションに驚き。
更に良く聴くと立体的な音になっている事に驚き。
そして後半、メロやキーが前に出てきたときに覚える感情は…感動。
…これは評価が高いのも頷けます。

LUNAR AURORA-Zyklus-Der Tag ★★★ (2007-02-26 18:45:15)

この曲はアルバム中でもキーの使い方が印象深くて好き。
ギターノイズの土石流に巻き込まれて窒息して死ぬ寸前、神秘的な体験をしているかのような楽曲。


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