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MALIGN-Divine Facing + Fireborn
MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Ashes and Bloodstench
MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Divine Facing
MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Sinful Fleshspear
MALIGNANT ETERNAL-Alarm
MALLEUS MALEFICARUM-Nothing Left to Fight For
MALMORT
MALMORT-Vox in Excelso
MALNATT-Carmina Pagana
MALSAIN
MALSAIN-The Never Die
MALVEILLANCE
MALVEILLANCE-Just Fuck off
MAN'S GIN-Smiling Dogs
MANES
MANES-How the World Came to an End
MANES-How the World Came to an End-Come to Pass
MANES-How the World Came to an End-My Journal of the Plague Years (Fuckmensch Warmensch)
MANES-How the World Came to an End-Nobody Wants the Truth
MANES-How the World Came to an End-The Cure-All
MANES-How the World Came to an End-Transmigrant
MANES-Solve et Coagula
MANES-Vilosophe
MANETHEREN
MANETHEREN-Time
MANIAC BUTCHER-Lucan - antikrist
MANIERISME
MANIERISME-Manierisme
MANIERISME-Manierisme-Anusy, Spent With You!
MANIERISME-Manierisme-Koware Kuruu Ningyo No Akumu
MANIERISME-Manierisme-Promise in the Masquerade - At Reunion
MANIERISME-過去と悲哀
MANIERISME-過去と悲哀-マニエリスム
MANIERISME-過去と悲哀-呪われた運命
MANIERISME-過去と悲哀-葬式
MANII
MANII-KOLLAPS
MANNGARD
MANNGARD-European Cowards
MAPLE LEAF
MAPLE LEAF
MAPLE LEAF
MAPLE LEAF
MAPLE LEAF-Ancient Colors Infinity Vol.1 泰東ノ翠霞-さよなら
MAPLE LEAF-Ancient Colors Infinity Vol.1 泰東ノ翠霞-森羅
MAPLE LEAF-Ancient Colors Infinity Vol.1 泰東ノ翠霞-泰東ノ翠霞
MAPLE LEAF-Diorama-shade-Fractal Azure
MAPLE LEAF-Le Mondo Musical De Barbarian on the Groove-翡翠の翳り、混血の薔薇
MAPLE LEAF-Lip Aura~その手が象る世界~
MAPLE LEAF-Lip Aura~その手が象る世界~-Lip Aura~蒼い花の憧憬~

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MALIGN-Divine Facing + Fireborn ★★ (2008-09-23 09:37:00)

2002年発表のデモ「Divine Facing」と98年のデモ「Fireborn」のカップリング盤。二枚分合わせても6曲入り30分とフルとしては少し短め。

所属レーベルが所属レーベルだけあって(Norma Evangelium Diaboli)、このバンドも宗教がかった厳かさを邪悪さに転化して聴かせるようなブラックメタルをやっていますが、音質がややダーティであったり、グルーヴィだったりスラッシーだったりする展開を織り込んだりしていて、オールドスクールな雰囲気もあるのが特徴ですね。
音の質感、曲調、ヴォーカルなど、メンバーも共通しているWATAINにかなり近い音楽性だと思います。オールドスクールなWATAINという感じ。

向こうよりも地味ですが、何気にDEATHSPELL OMEGAの「Carnal Malefactor」に先んじてブラックメタルパートの
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MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Ashes and Bloodstench ★★ (2008-09-23 09:41:25)

DSOの「Carnal Malefactor」に通じる、聖歌パートを挟んだ展開を持つ曲。
DSOと比べるとメロウさは少なく、より不気味な印象…なのはいいんですが、少しインパクトも薄いかも…どうせなら聖歌をブラックパートにも絡めてくれれば良いのに。

MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Divine Facing ★★ (2008-09-23 09:40:34)

WATAINがGORGOROTHをカヴァーしたかのような混じりっ気なしのブラックメタル。

MALIGN-Divine Facing + Fireborn-Sinful Fleshspear ★★★ (2008-09-23 09:39:41)

これはラストの「Amen」のヴォーカルとコーラスの掛け合い、悪いんだけど笑っちゃいますね…。コーラスが余りにも音に溶け込んでなさすぎて、妙に滑稽に聞こえてしまう…。とはいえ曲自体のレベルはめっちゃ高いです。2分台後半の疾走パートとかありえないくらいかっこいい。

MALIGNANT ETERNAL-Alarm ★★ (2015-08-02 12:28:22)

1999年発表の3rd。

この後バンドはM-ETERNALと改名したようですが、その後特にリリースは無く活動停止してしまった模様。…このバンド、以前はシンフォニック/メロディックなブラックを演っていて、結構評価も高かったらしいですが…それがとても信じられないような、見事なまでにサイボーグ化したインダストリアルブラック。

サンプリングやトランシーなシンセ、無機質なリズムワークを駆使し、眼前に廃墟となった未来の都市を浮かび上がらせるような作風。THE KOVENANT辺りと比べても、よりインダストリアル要素にバンドサウンドが侵食されている感じ。楽曲を通じて漂う、濃厚な終末感は好きなのですが、個人的にはもうちょっと分かりやすい聴かせどころが欲しいな…と思ってしまいます。

MALLEUS MALEFICARUM-Nothing Left to Fight For ★★ (2012-04-10 07:16:05)

2006年発表の3rd。

フランスのインダストリアル・ブラック…という事ですが、ミディアムテンポを基調とした重厚なメロブラをベースに、インダストリアルノイズやサンプリングを用いて更にグルーミーな雰囲気を強調するスタイルですね。ドラムは基本的に生ですが、要所では打ち込みのリズムを取り入れ、無機質さを演出するパートも見られます。

この手のブラックとしては叙情的なアルペジオや沈み込むようなメロディのリフなどで聴かせるパートも多く、メロブラとしての特性もかなり残している作風。ただし、インダストリアルブラックに特有の、醒めたような虚無的な雰囲気も色濃く、それがチープさの無いプロダクションや重厚な展開と良く合っていると思う。

正直即効性の高さや愛想の良さはあまり高くは感じられず、硬派なインダストリアルブラックという感じですが、地に足の付いたクオリティの高さが
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MALMORT ★★ (2013-10-10 21:44:59)

フランス産ブラックメタルバンド。
ドラムを担当するOldar氏はNEHEMARやEVOHEにも在籍していた人物。

MALMORT-Vox in Excelso ★★ (2013-10-10 21:46:03)

2012年発表の1st。

フレンチブラックらしい病的な雰囲気と美しさの同居するトレモロを軸に、緩急付けて聴かせる、幾分メロディックなブラックメタルという感じですが…スラッシーというよりは、リフやリズムにどこかパンキッシュなグルーヴ感、炸裂感も感じられるのが特徴ですね。クリアな音作りながら、ドラムの音質が乾いた、かつ抜けのいい、心地良い音になっているのも、その炸裂感を助長していますね。

但し、パンク/ハードコアに見られるような、衝動を聴き手と共有するような感覚は全くといっていいほどなく、代わりに真性ブラック的な凄みというか、邪悪さで聴き手を圧倒せんとする意志に満ちている感じ。感性は完全にブラックメタル。冷徹で冷酷です。中音域でドスを効かせてがなるヴォーカルも、立派にサタンの言葉を預かるものとしての役目を果たしてます。

メロディアスでクリアな音作りか
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MALNATT-Carmina Pagana ★★★ (2013-08-20 00:29:11)

2005年発表の2nd。

このバンド、一般的にはフォーク・ブラックとして知られているようですが…基本的にはメロディックブラックをベースに、フォーキッシュな楽器及びメロディ、アトモスフェリックブラック的なムード重視の音像、ゴシック・ホラー的な恐怖を煽る音使い、ドゥーミーに引き摺るリフなどを楽曲ごとに使い分け、極めてシアトリカルな作風を聴かせるユニークなバンド…という感じですね。

アルバムを通じて多芸振りを見せ付けるような作風ですが、彼等の本領が発揮されるのは何と言ってもクサメロで押す楽曲に於いてでしょう。TURISASやNOKTURNAL MORTUMもビックリな壮大なメロディに始まり、理性が飛んでるとしか思えないキャッチーなスキャットを聴かせる1曲目からなんか箍が外れてる感じですし、続く2曲目も妖精ポルカメロディと一番メロかった頃のTAAKEが邪悪さを忘れてク
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MALSAIN ★★ (2012-04-29 21:22:11)

女性デス・KEY奏者を含むノルウェーのブラックメタルバンド。
GORGOROTHのライブメンバーやAETERNUSのメンバーでもあるPhobos氏も在籍。

MALSAIN-The Never Die ★★ (2012-04-29 21:23:44)

2005年発表の1st。

ショップではメロブラとして紹介されていましたが、トレモロ全開といった作風ではなく、聴き手に抑圧を与えるような、ややノイジーなブラック特有の平坦リフと、不吉な音色・メロディのキーボードで聴かせる、メロウさよりも頽廃的なムードを重視する路線の音。「Claustrophobic Metal(閉所恐怖症的メタル)」を標榜している彼らですが、少し篭もり気味のプロダクションもあって、キャッチコピー通りの閉塞感が強く感じられる音。

結構メロディアスではあるものの、メロディが澱んだ空気感を演出するような、徹底して厭世的で頽廃的なものであるため、変に甘くなったりしていないのが良い感じ。また、女性ならではの声の鋭さを活かしたヴォーカルもかなり良いですね。ドスを効かせつつ、クレッシェンド気味に声を荒げて絶叫するような部分では、獰猛な表現力を発揮していてかっ
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MALVEILLANCE ★★ (2010-02-16 21:19:00)

カナダ産ブラック。
ブラックとハードコアとの繋がりを語る際、よく引き合いに出されるバンド。
フランス語のバンド名や曲名でピンと来ましたが、このバンドもケベックですか…。
もはや、ケベック出身以外のカナディアン・ブラックの方が珍しいのでは…(笑)

MALVEILLANCE-Just Fuck off ★★ (2010-02-16 21:18:00)

2006年発表の3rd。

「D-Beatに影響を受けたブラック」ということで、ジャンルを横断してブラックを聴く人には人気のバンドですが…音像は確かにプリブラ的ながら、リズムがハードコア由来のノリの良いものであったり、リフも寒々しい雰囲気や邪悪さではなく、そのリズムの強さを更に強調するものであったり、プリブラの中でもパンク/ハードコア要素の強い、独自の路線を貫いていますね。

…元々、ILDJARNの音楽性がパンク/ハードコアとの類似を指摘されているとおり、プリブラって意外と創生期からハードコアとの接点があるみたいですが、ノイズ音楽にまで近付いたILDJARNと比べると、このバンドの音は歪ませ方が典型的なプリブラっぽく、慣れた耳に痛くない(ILDJARNは慣れてもキツい)ため、割と聴きやすい音だと思う。
ヴォーカルもハードコアの野蛮さではなく、プリブラの狂気
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MAN'S GIN-Smiling Dogs (2015-05-30 21:12:31)

2010年発表の1st。

ブラックメタルにトライバルなリズムを導入し、ブラックが本来持つ暴力性や野蛮さに、サイケデリックな陶酔性を融合させた音楽性でカルトな支持を集めたCOBALTのメンバー、Erik Wunder氏によるフォークプロジェクトという事で購入。COBALTでもフォークを目一杯暗黒方向に解釈し、儀式的な雰囲気を醸し出すようなパートがあったので、そのムードをブーストしたような作品を期待し購入したのですが…。

ぶっちゃけ微妙ですね、この作品…。COBALTで見せたようなダークさは「あるっちゃある」程度で、アコギメインの牧歌的な演奏に、おっさんのダミ声によるまろやかなメロディを乗せた作風で、COBALTと比較しての「ダークじゃなさ」にびっくりです…。セッションを楽しんでいるような雰囲気のパートもありますし、COBALTの作風から暗黒系を期待すると大分肩透
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MANES ★★ (2007-07-12 17:25:00)

ノルウェーの元シンフォニックブラックメタルバンド。
ATROXやTHE 3RD AND THE MORTALのメンバーが在籍。
現在はブラックを脱却、エレクトロニカやジャズに影響を受けた実験的な音を出してます。

MANES-How the World Came to an End ★★★ (2007-07-12 17:19:00)

2007年発表の3rd。

5th以降のULVERが引き合いに出されていて興味を持ったんですが、確かにそっち系のエレクトロニカやトリップホップの要素が強い、近未来的情景を描写する架空のサントラという趣の作風ですね。
メンバーが共通している、THE 3RD AND THE MORTALの最近の作風ともかなり似ている音象。

ヴォーカルももちろんデスヴォイスなんて物は使わず、ソプラノや中~高音域のシアトリカルな男性ヴォーカルに加え、更にはラップなんかも入ってたりして…。
最早ブラックとはかけ離れまくってますが、厚めのギターの歪みやごく一部で聴けるトレモロ、何よりも空間を支配する不条理な空気感なんかはブラック的なのかもしれません。

聴いていると夜の風景が浮かんでくるのはULVERの5thとも共通してますが、摩天楼からワインを片手に煌びやかな夜景
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MANES-How the World Came to an End-Come to Pass ★★★ (2007-07-12 17:20:32)

大々的にラップをフィーチャーした曲。
…でも、こういう抽象画のような情景を浮き上がらせる手法の一つとしてラップを選択しているという感じなので、メタラーでも意外に受け入れられるんじゃないかと思います。メタラーがラップ嫌いを克服するのにいいかも。ARCTURUSの「Master of Disguise」のリミックスと合わせてどうぞ。

MANES-How the World Came to an End-My Journal of the Plague Years (Fuckmensch Warmensch) ★★★ (2007-07-12 17:22:33)

浮遊感は前曲同様あるんですが、纏う空気が重くなってきた感じですね。
本格的に終焉が近付いてきたようなイメージの曲。
ラストのトレモロにブラックの出自を確認。

MANES-How the World Came to an End-Nobody Wants the Truth ★★ (2007-07-12 17:21:32)

ギターリフの浮遊感が豊かなイメージを喚起する曲。
…なんとなく、ブラックに行き着く前にNIN辺りを通ってる人が聴いても受け入れられそうな感じだと思います。聴いてて想像力を刺激されるし、それほど敷居の高さはないかと…。

MANES-How the World Came to an End-The Cure-All ★★ (2007-07-12 17:23:34)

女性の語りとすすり泣きのサンプリングといいキーボードの音色といい、アンニュイな雰囲気を発する曲。終焉を前に絶望する者とそれを宥める者、みたいな音でしょうか。聴いてると勝手にストーリーが捏造されてきます(笑)。しかしラップはあくまでクール。

MANES-How the World Came to an End-Transmigrant ★★★ (2007-07-12 17:24:30)

遂に終焉が訪れ、崩壊していく世界とそれをして移住(Transmigrant)していく者、そして彼らを導く主導者…といった感じでしょうか(注・勝手な妄想です)。アルバムの中でもダークで、かつ山場と言える曲ではないかと思います。

MANES-Solve et Coagula ★★★ (2009-08-08 09:21:00)

1994年に発表された音源をリミックスした「Ned i Stillheten」に、SHININGのKvarforthとXASTHURのMaleficという豪華ゲストを呼んで制作された新曲「Solve et Coagula」を加え、2009年にKyrck Productionsよりリリースされた音源集。

まず1曲目は、新曲の「Solve et Coagula」ですが…鬱系にも通じるスローテンポを中心とした作風ながら、ところどころシンフォ要素を上手く挟んだ展開で、他に似たバンドを挙げづらいオリジナリティある音楽性。上品なはずのシンフォ要素が、恐く聴こえる辺り、感性が根底からブラックなんだろうな~と思います。SEの使い方も、LIFELOVER辺りに通じる不条理な恐さを感じられますし。

2曲目からの94年の音源の方は…まずキーとSEを不気味に組み合わせた、聴いているだ
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MANES-Vilosophe (2007-10-14 11:03:00)

2003年発表の2nd。
もうこの時点で大分エレクトロ・ゴシック化してますね。

エレクトロニカ/ジャズに更に傾倒した3rdと比べると、こちらの方がギターがメタル寄りでその重量感とドラムンベースっぽいリズムまで取り込んだ打ち込みドラムやキーボードの醸し出す浮遊感が合わさって、かなり独特な空気感を成しているように思います。
3rdが破滅する都市の夜景なら、こちらは宇宙的な浮遊感を描写している感じでしょうか。

…ただ、音は好みなんですがヴォーカルが微妙なのが痛いですね…。
3rdでは酩酊感を助長する色気のある低音や仏語の響きを活かしたラップなどもあってそれなりに聴けたんですが、今作は男性ヴォーカルが猫なで声で歌っていて正直自分には何の魅力も感じられませんでした。
SAMAELやULVERのように色気があって聴き手を引き込めるヴォーカルがいれば
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MANETHEREN ★★ (2013-03-01 18:39:33)

アメリカ産鬱ブラック。
DISK UNIONのガイド本でも作品を取り上げられた実力派。

MANETHEREN-Time ★★★ (2013-03-01 18:42:03)

2012年発表の4th。

ショップでも「ハイクオリティな鬱ブラック」と紹介されていましたが、これは予想していた以上に良い作品かもしれません。まず驚くのは、音のクリアさと厚さ。アトモスフェリックにバンドサウンドを包むキーボードを効果的に用い、鬱屈したムードの演出を行うタイプの作風ですが、頭のキーボードからして厚みのある音でびっくり。本編のバンドサウンドも、妙にノイジーになったりせず、叙情的なフレーズをしっかり聴かせるクリアさのある音で、アングラ度は低め。

6曲74分という大作主義、しかも鬱ブラックというジャンルとしては珍しく、ミニマルなフレーズの繰り返しではなく、ドラマティックな楽曲構成で聴かせる音ですが…ブラストビートを用いた疾走パートであっても、メタリックな高揚ではなく、鬱感情が加速していくような感覚を覚えさせる辺り、やはり鬱ブラックとしての感性がしっかり根
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MANIAC BUTCHER-Lucan - antikrist ★★ (2014-10-03 19:46:50)

96年発表の2nd。
私が持っているのは2009年に再発されたもの。
ちなみにチェコ産のバンドとしては90年代初頭から活動する古株で、一時期活動を停止していたものの、2009年から活動を再開しているようですね。

作風は、黎明期ブラック、特にDARKTHRONE辺りの影響をがっつり受けた、純粋過ぎるほど純粋なブラックメタル。閉塞的アンダーグラウンド臭が立ちこめていながら、それほど聴きづらくない音質、悪魔的なイメージを直接的に想起させつつ、楽曲をメロウに彩るトレモロ、オールドスクールな作風に特有の熱気など、如何にもプリブラといった感じの魅力に溢れてますね。

当時のDARKTHRONE辺りがやってたようなプリブラと比べると、ヴォーカルのがなりが地声混じりで、非人間的な恐ろしさよりも人間的な感情の昂ぶりを感じられるのが、若干異なるポイントでしょうか。…この
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MANIERISME ★★ (2007-09-12 13:21:00)

国産プリミティブブラック。
最近ではARKHA SVAやSSORCの高評価で日本のブラックシーンも何気に
盛り上がっているようですが、このバンドもかなりお勧めです。
でもせっかく良いバンドを見つけたのに、もう解散してるとは…惜しいです。

MANIERISME-Manierisme ★★★ (2007-09-12 13:14:00)

2006年発表の1stアルバム。666枚限定、シリアルナンバー入り。
このバンドは解散してしまったので、これが唯一のCDリリースみたいです。

パッと聴いた印象では、XASTHURやLEVIATHANなどのアメリカ勢にも通じる音質のノイジーさが醸し出す邪悪さや、MUTIILATIONや3rd以前のDEATHSPELL OMEGA等のフランス勢に通じるメロウだけど病んでいるメロディを取り入れた、良いとこ取りの良質なプリミティブブラック…という感じだったんですが、アルバムを聴き進めて行き、音にハマりこんでいくと、どこか日本の村社会的な粘着質な恐さも感じられる音ですね。

発狂したり儀式の詠唱みたいな声を出したりするヴォーカルもそういう感覚を強めてます。
戦前の日本、土着の神に生贄を捧げる風習がある寒村で、儀式の最中に祭主を務めていた当主が発狂、村人とたまた
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MANIERISME-Manierisme-Anusy, Spent With You! ★★ (2007-09-12 13:17:46)

シンセをバンドサウンドに見立て、それをブラックのリズムで切り裂いていくかのようなアヴァンギャルドな曲。シンセは音色もメロディも不気味で雰囲気たっぷりなので、プリブラチューンの中に混ざっても違和感はありません。

MANIERISME-Manierisme-Koware Kuruu Ningyo No Akumu ★★★ (2007-09-12 13:19:12)

呪いの篭もったメロディに、「頭が…おかしくなりました…」の語りが乗る展開、恐すぎなんですが…。言葉だけ聞くと可笑しそうだけど、実際この音でこの口調でやられると全く笑えません。疾走パートもメロディ不気味すぎ何かを訴えるようなヴォーカル気味悪すぎでやはり恐い。ホラーブラックとして超一流の出来です。
…これで最後の音でかすぎなノイズさえ無ければなぁ。一回目は確かに驚くけど、二回目移行は興を殺いでる気がする。でも名曲です。

MANIERISME-Manierisme-Promise in the Masquerade - At Reunion ★★★ (2007-09-12 13:16:35)

SEを除いて実質的な1曲目。
音質、メロディ、雰囲気ともに掴みに相応しい完璧さ。

MANIERISME-過去と悲哀 ★★★ (2010-04-17 01:34:00)

2010年発表の1st(CD-R)。
以前リリースした「MANIERISME」は、1stではなく音源集だったみたいです…。内容ですが、「MANIERISME」にも増して素晴らしい作品ですよ、これ…。

各種レビューサイトを見てみると、このバンドはフレンチブラックからの影響が強いらしいですが…特に耽美的で毒々しく、狂気的なメロディを練りこんだリフを中心に展開していく作風は、MUTIILATIONの3rd以降の影響が強いと思うんですよね。
ただ、この作品に関してはメロディの耽美性やグロテスクさにおいて、遂に本家を凌駕するに至ったという感じ。それにプラスして、相変わらず日本の村社会的な怖さも兼ね備えているというのだから凄すぎます。

ヴォーカルは…最早普通のデスヴォイスが担うべき、曲のリズムを強調したりかっこよく聴かせるという役割を完全に放棄、殆ど「ギェェェ
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MANIERISME-過去と悲哀-マニエリスム ★★★ (2010-04-17 01:38:30)

毒々しいを通り越して、致死性の猛毒をそのままメロディにしたようなリフが素晴らしい曲。確かに美しくもありますが、聴いているとマジで精神を蝕まれていきそう…その蝕まれたなれの果てが、このヴォーカルでしょう(笑)。

MANIERISME-過去と悲哀-呪われた運命 ★★★ (2010-04-17 01:42:12)

ヴォーカルの狂気が更に増しているような気が…最早完全に狂れきり、弛緩して眼の焦点の合わない顔で叫び散らしているとしか思えない狂いっ振り。Jekyll氏は、この曲のレコーディングの為に、劇薬を飲んで胸を掻き毟ってのた打ち回りながら叫びました…という嘘情報流したら、信じる人が続出するのでは(笑)。

MANIERISME-過去と悲哀-葬式 ★★ (2010-04-17 01:44:32)

二本のギターが絡むインスト曲。
…こんな曲葬式で流したら「ざわ…ざわ…」ってなりますよね(笑)。あまりに不吉すぎて。しかし、これを聴くと分かるけどJekyll氏はメロディの持って行き方が凄く上手いと思う。

MANII ★★ (2013-04-03 19:46:06)

元MANESメンバーによるブラックメタルバンド。
実質的にMANESの後継バンド(というか変名バンド)らしいですね。

MANII-KOLLAPS ★★★ (2013-04-03 19:50:29)

2013年発表の1st。

MANESのメンバーによる新バンドの初のアルバムという事ですが、こう来たか…って感じですね…。後期のエレクトロニカの路線とは似ても似つかない、スローなテンポと不吉なメロディで聴き手の精神をじわじわと追い詰めるような、葬式ドゥームにもかなり近いタイプのディプレッシブ・ブラック。NORTTやLURKER OF CHALICE辺りと共通する、絶望的なムードを持った作風。初期の作風からシンフォ要素を無くし、絶望方向に純化した音、とも言えるのかも。

NORTTが昏い洞穴を思わせる、奥行きのある暗さを感じさせる音だとするならば、こちらは底なしの沼へ少しずつ引き込まれていくような、もう少し粘着質な感触のする音だと思う。NORTT辺りに比べるとフレーズ重視的な側面も強く、ノルウェー産エリートブラックの矜持を見せるような、印象深いトレモロが使用される場
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MANNGARD ★★ (2012-03-24 09:53:48)

ノルウェーの実験的エクストリームメタルバンド。
TRINACRIA、SAHGのメンバーが絡んでます。

MANNGARD-European Cowards (2012-03-24 09:54:26)

2007年発表の2nd。

ex-EMPERORのSamothの運営するNocturnal Artに所属するバンドですが、出音の方はブラックメタルの様式をそのまま踏襲したものではなく、ハードコアやスラッシュに通じるノリの良さと、意表を突くリズムチェンジを多用した暴れ馬的なリズムに、デス的な重さと奇怪なアヴァンギャルド性を感じさせるリフを乗せた、エクスペリメンタルでエクストリームな作風。全体的にはブラックよりもスラッシュの色が強く、ヴォーカルもブラックの絶叫とスラッシュの捲くし立てがなりを使い分けるスタイル。

ただ、個人的にはこのバンドのスラッシュから影響を受けたと思しきがなりは、どうしても受け付けないんですよね…。叫んでいるというよりも、話し声をリズムに乗せたような感じのする、妙にヘナチョコ感のある歌い方。ブラック絶叫の方はまあまあ良い線行ってるんですが…。トリ
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MAPLE LEAF ★★ (2006-08-12 12:15:00)

登録して良いか、それこそ一ヶ月くらい悩んだんですが…まずかったらごめんなさい。
かなりマイナーかも…でも凄く良いアーティストだと思うので…。
AshadaやKircheなど、Zadabakから影響を受けたと思しき女性ヴォーカルものの
幻想音楽をやっているアーティストが最近現れていますが、個人的に一番好きなのがこのMaple Leaf。
霜月はるかさんの個人サークルという事ですが、サークルとグループって違うのかな…?
前述のアーティストのようなプログレっぽさは薄めですが、メロディやヴォーカルの
声質の良さ、ファンタジックな世界観では抜きん出ていると思います。
私は志方あきこさんから辿って知ったんですが、知名度はどれぐらいなんだろう。
最近ではSound Horizonの人とコラボしたり、kukuiというプロジェクトでアニメに
曲を提供し
…続き

MAPLE LEAF ★★ (2007-01-02 17:51:00)

ところで、ソロ名義もここで発言してしまっていいでしょうか?
元々一人のプロジェクトですし、作風もそれほど変わるという訳ではないし…。
流石にメタルサイトにあまりポップ系を追加するのは憚られる気がするし、
ソロ名義やコラボ作品にもかなり良質の曲が揃っていると思うので…。

MAPLE LEAF ★★ (2007-01-02 22:00:00)

…結局発言してしまいました。
2月にはオリジナルアルバム「ティンダーリアの種」がリリースされるようなので
ソロ名義ですが、その話題もここでお願いします。

MAPLE LEAF ★★ (2007-11-18 19:24:00)

ソロアルバム「ティンダーリアの種」の「護森人」。
あれって、J-POP版GRAVELANDだと思うんですがどうでしょうか。
多重コーラスや民謡系のメロディが描く幽遠な雰囲気、創作の中とは言え
異種族間の対立をテーマとした歌詞などどこか共通した要素があると思います。
ポップスでもペイガン的世界観が出来る事を証明した曲ではないでしょうか。
…こんな事言うの、多分私ぐらいだろうなぁ(笑)
「GRAVELAND」「霜月はるか」とかで検索しても全然ヒットしないし。
そもそも、この2アーティストを両方好きな人ってどれくらいいるんでしょう(笑)

MAPLE LEAF-Ancient Colors Infinity Vol.1 泰東ノ翠霞-さよなら ★★ (2007-01-03 00:26:20)

この作品では最もポップな曲(これで)。
わらべうたのようなメロディがウィスパーヴォイスで囁かれる曲で、聴いていると昭和にタイムスリップしたみたいな気分に。そして屋敷の縁側で、うだるような暑さの中、熱に浮かされて幻覚を見ているような感じ。

MAPLE LEAF-Ancient Colors Infinity Vol.1 泰東ノ翠霞-森羅 ★★★ (2007-01-02 22:20:03)

個人的には、ACIシリーズでは一番の傑作。
トランス調のリズムに、いつもの歌い回しとは違う、太くコブシを使いまくりなヴォーカルが乗る変り種の曲。霜月さんってその優しく歌うスタイルから過小評価されがちですが、この曲を聴けばそんな事は出来なくなるかと思います。

MAPLE LEAF-Ancient Colors Infinity Vol.1 泰東ノ翠霞-泰東ノ翠霞 (2007-01-03 00:22:00)

正直、こんな変な曲は聴いた事がないです。
まず歌はメロも歌いまわしも難解だし、変なラップやらサンプリングやら入っていて意味不明の音作り。よく聴くと音色はオリエンタルという訳でもないし…リズムトラックも凝ってるし、bermeiさんの感性が発揮された曲。

MAPLE LEAF-Diorama-shade-Fractal Azure ★★★ (2007-04-03 22:32:51)

個人的には、BOGに参加した曲の中では「翡翠の翳り、混血の薔薇」と並んで最も好きな楽曲。雨上がりのアスファルトの匂いが漂ってくるような(?)哀愁たっぷりのストリングスと霜月さんのヴォーカルの相性が凄く良い。もちろんメロディそのものも抜群。文句の付け所の無い、隙の無い名曲。

MAPLE LEAF-Le Mondo Musical De Barbarian on the Groove-翡翠の翳り、混血の薔薇 ★★★ (2007-04-03 22:26:51)

「光の絆」「深く眠れ」と同様に、今までに霜月さんがBOGで担当してきた疾走&キャッチー&ポップな曲…の筈なんですが、ここに来てメロディのキャッチーさが異常なほどに跳ね上がってます。これ、冗談でも何でもなく、クサメロ好きならば最初の二秒で悶絶でしょう(笑)。イントロのコーラスからクサメロぶち撒け祭りが始まってます。超名曲、文句なし。

MAPLE LEAF-Lip Aura~その手が象る世界~ ★★ (2007-09-01 18:53:00)

「月追いの都市」に続く、日山尚さん&空乃蒼さんとのコラボ作品第二弾。
2曲入りマキシシングルCD+小説+漫画という形態での発表。2007年作品。
発表の形態だけでなく、紐で閉じる装丁もめっちゃ凝ってます(笑)
「CD」
基本的には「月追いの都市」と同路線の、生のヴァイオリンやマンドリンなどを使用した
繊細で叙情味溢れるトラックに、これまた繊細で可憐な霜月さんのヴォーカルが乗り
物語を紡ぎ上げるというスタイル。造語によるコーラスが、意味の上でも音の上でも
絡んでくるというのも一緒ですね。ちなみに2曲ともカラオケバージョンも収録されてますが、
オケだけ聴いていてもファンタジーの心地良い世界に浸れるような、実に完成度の高い出来。
メインの三人だけでなく、アレンジャーや参加ミュージシャンも本当に良い仕事してます。
「小説」
…日山
…続き

MAPLE LEAF-Lip Aura~その手が象る世界~-Lip Aura~蒼い花の憧憬~ ★★★ (2007-09-02 18:32:52)

驚く程に情景描写の巧みさが光る、コーラスを重視した曲。
この曲の歌詞は付属の小説の主人公の心情を歌っているようですが、本当に彼女のように哀しみに満ちた心で湖のほとりの情景を眺めたらこういう感じなのかもしれません。マンドリンが風に揺れている花を思わせ、綺麗。小説を読みながら聴くと「私に心はありますか」で鳥肌が立つ事必至。ほんと感動モノです。


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