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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 4851-4900
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OUIJA
OUIJA-Adversary
OV HELL
OV HELL-The Underworld Regime
OV HELL-The Underworld Regime-Devil's Harlot
OV HELL-The Underworld Regime-Invoker
OV HELL-The Underworld Regime-Krigsatte Faner
P.H.T.O-Affliction
PACTUM-Sucubo M.O.D.L.
PALE CHALICE-AFFLICTING THE DICHOTOMY OF TREPID CREATION
PANOPTICON-Social Disservices
PANTERA-Vulgar Display of Power
PANTERA-Vulgar Display of Power-Fucking Hostile
PANTERA-Vulgar Display of Power-Rise
PANTERA-Vulgar Display of Power-This Love
PANTHEON Ⅰ
PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine
PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-A Mare Void
PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Atrocity Divine
PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Beyond
PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Infernal
PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Now I See
PANTHEON Ⅰ-The Wanderer and His Shadow
PANTHEON Ⅰ-The Wanderer and His Shadow-Coming to an End
PANTHEON Ⅰ-The Wanderer and His Shadow-Origin of Sin
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Ascending
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Bannlyst
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Burn the Cross
PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Myself Above All
PANZERCHRIST-7th Offensive
PARAGON IMPURE
PARAGON IMPURE-To Gaius! (For the Delivery of Agrippina)
PARIA-Vermin Race
PAROXYSMAL DESCENT-Paradigm of Decay
PATRIA-Individualism
PAYSAGE D'HIVER
PAYSAGE D'HIVER-Die Festung
PECCATUM
PECCATUM
PECCATUM
PECCATUM
PECCATUM
PECCATUM
PECCATUM
PECCATUM-Amor Fati
PECCATUM-Amor Fati-A Game Divine?
PECCATUM-Amor Fati-Between the Living and the Dead
PECCATUM-Amor Fati-Murder
PECCATUM-Amor Fati-No Title for a Cause

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発言している21曲を連続再生 - Youtube



OUIJA ★★ (2013-08-18 11:20:12)

スペイン産ブラックメタルバンド。
97年に1stをリリースした後活動を停止したものの、2009年に再び結成した模様。

OUIJA-Adversary ★★★ (2013-08-18 11:21:50)

2010年発表の4曲入りEP。
長い活動停止期間を経て、約13年振りとなる作品。

このバンドが所属しているレーベル、Xtreemはデスを中心に扱うレーベルのせいか、RAWさよりもダイレクトな攻撃性や質の高さに富んだスパニッシュブラックが多いという印象なんですが、この作品は正にその印象どおりの音ですね。エクストリームメタルならではのヘヴィさと、ブラックの凶悪さをしっかり表現する良質な音作りで、ブラストを多用する暴虐な作風の魅力が直接的に伝わってくるような音。

リフやリードフレーズ等に叙情味があり、暴虐でありながらもドラマ性にも富んだ音を出している作風ですが…この叙情性が逆に大地を焦土に変えていくような迫力を感じさせる音で、個人的にはLegion在籍時、特に「La Grand~」期のMARDUKに近い印象があるんですよね。MARDUKの「La Grand~」
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OV HELL ★★ (2010-03-27 22:22:00)

Ex-GORGOROTHのKing ov Hell、DIMMU BORGIRのShagrathによる新バンド。
最初のラインナップからしてIce Dale(ENSLAVED)、Frost(SATYRICON)が
全面参加、Teloch(1349)が2曲で参加と豪華すぎる面子が集まってます。

OV HELL-The Underworld Regime ★★ (2010-03-27 22:18:00)

2010年発表の1st。

King ov HellとShagrathが組んだだけでもニュースなのに、Ice DaleとFrostまで全面的に参加とは…もう、買う前からクオリティが保障されてる、余りにも鉄板な作品ですよ、これ(笑)

メンバーの大幅な変更前のGORGOROTHでは、メインのソングライティングを任されていたKing氏が今作も作曲面を担当という事で、基本的にはGORGOROTHの作風に通じる、聴いているだけで「ブラックメタルの凄み」が、自然と伝わってくるような音ですが…Gaahlのヴォーカルが映える狂性・凶悪性の強かったGORGOROTHに比べると、こっちはテンポをやや落とし、丁寧なリフ捌きと展開で聴かせていく作風。奇しくも、袂を分かったGORGOROTHの新作に、通じる雰囲気があると思います。

このアルバム、Ice Daleら他のメンバ
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OV HELL-The Underworld Regime-Devil's Harlot ★★★ (2010-03-27 22:19:28)

余りにも予想も期待も裏切らなすぎる1曲目。
これぞブラックメタルである、と言いたげな、ど真ん中でど貫禄のあるブラックメタルの音。1曲目だからか、他の曲よりも幾分つくりがキャッチーな感じがありますね。

OV HELL-The Underworld Regime-Invoker ★★★ (2010-03-27 22:20:21)

最初のトレモロ疾走からしてもう虜。
しかし、曲作りが丁寧かつ、フレーズの一つ一つがブラックメタル愛好家にとっては実に心地良く響くんですよね…。これは、若手には作れない音なんじゃないかと思います。

OV HELL-The Underworld Regime-Krigsatte Faner ★★★ (2010-03-27 22:21:21)

この、音が入ると同時に目の前が真っ暗に閉ざされる感じ、どうにも抵抗不可能な圧倒的な感じこそブラックメタルですよね。今作の中でもGORGOROTHの「Ad~」に近い曲調だと思うので、King氏を追ってきた人も満足できる事請け合い。

P.H.T.O-Affliction ★★★ (2016-05-18 13:00:30)

2011年発表の1st。

緩やかなテンポ中心の楽曲構成+鬱メロディ+悲痛絶叫+アトモスフェリックな音像、と鬱ブラックのテンプレをがっつり満たしてくる作風ですが、類似した音楽性の余りに多いこの界隈でも埋没しない魅力を持った一枚だと思います。

まず音像が他のバンドに比べて厚みがある気がしますが、おそらくベースがしっかりしたメロディを弾き、そこに澱んだトレモロが乗る構成がこの音を生み出している感じがします。そこに乗るヴォーカルも悲痛なだけではない、コシのある説得力のある声ですし、スローだけでなく疾走も交えてくる楽曲構成も巧み。特に疾走パートにおいて、トレモロリフによるメロディを強く押し出す傾向があり、それが上手く楽曲の中でのメリハリに繋がっているという印象です。

そういう訳で鬱ブラックとして及第点を遥かに超える出来ではありますが…このバンドの情報をググ
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PACTUM-Sucubo M.O.D.L. ★★ (2013-12-20 01:22:13)

2012年発表の音源集。
89年発表のデモ「M.O.D.L.」、同年リリースの同タイトルのEP、92年発表のEP「Antichristian Front of Freedom」、同年発表のフル「Ficcion, Lujuria y Blasfemia」、94年発表のフル「F.A.L.」の計5タイトル収録のお得盤。

メキシコ産のブラック/スラッシュ…と紹介にありましたが、オールドスクールなブラックというよりも、ベースは完全にスラッシュですね。スラッシュメタルを更に衝動的に、汚く冒涜的に鳴らすことで、結果的にプリミティブブラックやウォーブラックの、もしくはそれ以上のぶっ壊れ感に辿り着いた感じ。低音の音量ツマミを右に回しまくったような割れ気味の音、呼気強過ぎなガナリヴォーカルと肉食系…いや人肉食系な熱い音を展開してます(笑)。

一応、94年のアルバムともなると
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PALE CHALICE-AFFLICTING THE DICHOTOMY OF TREPID CREATION ★★★ (2012-05-15 23:47:45)

2011年発表の4曲入りEP。

PALE CHALICEはアメリカのブラックメタルバンドで、このEPが初の音源となるようですが…いきなりレベル高いですね、これ…。粗めのプロダクションや陰湿なトレモロ、陶酔感を感じる疾走など、プリブラとしての要件は備えつつ、この手の普通のバンドよりも一歩踏み込んだ作風を演っている感じ。DEATHSPELL OMEGAは「Si~」アルバムで暗黒美や宗教的な禍々しさに重きを置く作風になり、プリブラからは離れた感じですが、この作品はそうした禍々しさをある程度匂わせつつ、依然プリミティブな音を出している感じですね。

何と言っても素晴らしいのは、その陰湿で湿った空気感でしょう。要所で効果的に挟み込まれるトレモロなんか視界が腐り落ちていくような錯覚を覚える程ですし、オールドスクールなリフやリズムを取り入れていても、常に「陰」の気に満ちている
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PANOPTICON-Social Disservices ★★ (2012-06-15 00:45:12)

2011年発表の3rd。

聴き手の視界を埋め尽くすような、轟音のギターリフを伴って疾走するパートをメインに据えた、シューゲイザー・ブラック的な音作りの成された作品ですが…ギターノイズの出力に強弱を付けてみせたり、ドラムが音に埋もれない立体的な音色、かつ切り返すようなフレーズの多いものであったり、聴き手をトリップさせるミニマルさや音圧は維持しつつ、色々な工夫がされている感じですね。

また、北欧ブラック風の寒々しいトレモロや、メロウなリードギター、敢えてリフの轟音から浮くような音色を用いたようなキーボード等、ある程度変化に富んだ展開も取り入れているのも良いですね。1曲目は割とミニマルさが強いものの、アルバムが進むほどドラマティックになる感じで、特に3、4曲目で一旦音圧を引かせ、冥府の川がせせらぐようなトレモロを聴かせるパートが、ダークかつメロウで個人的にはかなりツ
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PANTERA-Vulgar Display of Power ★★ (2005-07-13 18:01:00)

やっぱりPhil Anselmoが格闘家っぽいって思う人いるんですね(笑)
歌詞カードの写真なんて汗までかいてて睨みつけててかっこいい。PRIDEとかにいそう…
そしてそのPhil Anselmoのヴォーカルなんですが、かっこいいですね。
怒号の中に時折入ってくる高音絶叫みたいな声が凄くアクセントになってます。
しかも、普通に歌ったり、ナレーション的な語りをする時の声は色気たっぷり。
流石、ManiacやらKilljoyやらメタル界でもヤバイ人たちとつるんでるだけあります。
この声、硬質かつヘヴィーなメタルサウンドに完璧にあってますね。
ここまで有名なバンドになるとレンタルショップにも置いてあると思うので、いきなり
買うのはちょっと…って人でも、借りてでも聴くべき作品です。
出たのは92年だそうですが、今聴いてもかっこいいと思える音を
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PANTERA-Vulgar Display of Power-Fucking Hostile ★★★ (2005-07-13 18:01:53)

アグレッシブでヘヴィなのに、サビが分かりやすくていい!!
へヴィなものが好きならば、一回聴いただけで良さが分かる曲だと思います。

PANTERA-Vulgar Display of Power-Rise ★★ (2005-07-13 18:02:15)

曲が進むに従い、緊張感とアグレッションを増していく演奏がとてもかっこいい。サビはヘヴィです。やっぱりこのサビって、ライブではみんなでコブシを突き上げるのかな?

PANTERA-Vulgar Display of Power-This Love ★★ (2005-07-13 18:02:40)

バラードだと思い、「こんな曲もいけるんだ~」とか考えてたらサビで化けました。こんな展開するとは思わなかった。しかし普通に歌っても上手いですね。

PANTHEON Ⅰ ★★ (2007-09-08 00:30:00)

ノルウェー産、シンフォニック/メロディックブラック。
1349のメンバーも在籍してます。

PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine ★★ (2007-09-08 00:31:00)

2006年発表の1st。

一言で表すと、キーボードを生のヴァイオリンとチェロに置き換えた、メロディックでシンフォニックなブラックメタル。私はクサメロは好きだけど、それを奏でる手段はハイトーンヴォーカルや弾きまくりのリードギターよりも、トレモロリフやストリングス、キーボードなどであって欲しいという好みのHMリスナーなので、かなり楽しめました。
こういう好みを持っている人だったら必聴盤といっていい高品質なアルバムです。

やはりストリングスが生なだけあって、メロディのゴシック的な優美さに深みが感じられますね。特にチェロの音色が入っているせいで厚みのある雰囲気になっていると思います。1349のメンバーがやっているからなのか、ドラムの音質はやや軽めとは言え、ブラストの最高速度は相当に速く、それが琴線を掻き毟るトレモロを伴うと、かなり来ますね。

ヴォー
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PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-A Mare Void ★★ (2007-09-08 10:18:23)

ホラーちっくなメロディが堪能出来る曲。
疾走パートにリフのようにチェロが絡み付いていくパートは、初期LIMBONIC ARTを連想させますね。LIMBONIC ARTを普遍的なメロディックブラックにしたらこんな感じになるのかもしれません

PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Atrocity Divine ★★★ (2007-09-08 10:21:07)

アルバムラストの曲にして、アルバム中最も好きな曲。
チェロやヴァイオリン、ギターだけでなくベースまでが恐ろしくメロウかつメロディックで、最早メロディが洪水というか氾濫しているような感じです。ここまでのメロウさはなかなか聴けるもんじゃないです。メロブラ至高の名曲…といって差し支えの無い完成度だと思います。
一つだけ残念だったのは、ラストアコギで終わりますが、そこにストリングスも絡めて欲しかったかも。

PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Beyond ★★★ (2007-09-08 10:19:24)

1349のメンバーの好みが反映されているのか、かなりの激速ブラストが楽しめる曲。ドラムは少し軽めですが、上に乗る音が相当メロディアスなので、むしろプラスに作用しているのではないかと思います。

PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Infernal ★★ (2007-09-08 10:20:10)

アルバム1曲目。タイトル曲や「Now I See」辺りの完成度を思うと、1曲目としては少し物足りないかも。エクストリームメタルとしての矜持を見せ付けるかのような、メロくないブルータルなパートがありますが、そこが1349と比べるとちょっと弱い。
とは言えメロディックなパートはやはり素晴らしい出来ですが。

PANTHEON Ⅰ-Atrocity Divine-Now I See ★★★ (2007-09-08 10:16:24)

個人的にはタイトル曲と並んで大好きな曲。
最初の出音からして、ストリングスが歌いまくりで好きな人ならば悶絶確定。ヴォーカルが入ってからのギターフレーズや、疾走パートでのトレモロリフの煽情度も非常に高い、上品な雰囲気の漂う曲。

PANTHEON Ⅰ-The Wanderer and His Shadow ★★ (2008-06-27 19:24:00)

2007年発表の2nd。

上品な美メロをたっぷりとフィーチャーしたシンフォ/メロディックブラックを演ってるのは相変わらずですが、ヴァイオリンが脱退したからなのかバンドが成熟してきているからなのか、1stと比べると作風に変化が窺えますね。悲哀の感情が鮮麗なメロディの奔流となって表れたかのような劇的なメロが多かった1stと比べると、こっちはゴシック的な妖気漂う雰囲気を丁寧に描写していくような、良くも悪くも落ち着いた作風になったという印象。

作風の変化に従って、ヴォーカルもがなり散らすだけではなく、微妙なニュアンスをデス声で表現しようとしてますね。…ただ、その試みは成功しているとは思うんですが、個人的に生理的に苦手なタイプの声になりつつあるのが少し残念。あと、何気に音質が良い…というか味のある音だと思います。ノートリガーである事を高らかに謳い上げるドラムスは激烈でも
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PANTHEON Ⅰ-The Wanderer and His Shadow-Coming to an End ★★★ (2008-06-27 19:30:54)

SOLEFALDのLazareがゲストヴォーカルで参加。
彼のヴォーカルの存在感は凄いですね…他のパートはどう聴いてもPANTHEION Ⅰ流儀のメロディック/シンフォニックブラックなのに、彼のクリーンヴォーカルが入るパートはSOLEFALDのような妖しさが漂ってしまっている…(笑)。

PANTHEON Ⅰ-The Wanderer and His Shadow-Origin of Sin ★★ (2008-06-27 19:28:07)

ラストの悪魔笑いが嫌でも印象に残る1曲目。
聴いているとちょっと笑いそうになってしまうんですよね…スタジオで無理矢理テンション上げて大笑いする彼の姿が浮かんできてしまう…(笑)。

PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create ★★★ (2009-08-15 19:54:00)

2009年発表の3rd。

前2作から質の高いブラックメタルを演ってはいたんですが、今作は高品質なだけでなく、音や作風が、よりメジャー志向になった感じですね。ブラストパートの大幅増加やデス的なうねりのあるリフの導入により攻撃性が増したこと、リフに1349やOLD MAN'S CHILDに通じるフックが備わりメロブラとしての聴き応えがアップしたこと、ドラムやリフが前に出たメタリックで硬質な音作りになった事で、メタルとしての魅力はかなり増したように思います。

しかも、メロディ面だけでなく、音響面でも曲に優美さを与えるチェロや、ゴシック的な妖気を放つ哀愁のメロディ、ブラックメタル特有のサベージな雰囲気など、このバンドの美点といえる部分は全く失われていないのが素晴らしい。前作ではちょっと微妙だと思ったヴォーカルも、今回より地声から離れた逝きっぷりでなかなか。朗唱タイプの
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PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Ascending ★★★ (2009-08-15 19:32:51)

ノーマル声を上手く取り入れた展開は、最初後期EMPEROR的かなと思ったんですが、敢えて豪速ブラストに乗せる辺りはANAAL NATHRAKHの手法に近いのかも。かなり品のある、良い声出してると思います。

PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Bannlyst ★★★ (2009-08-15 19:29:43)

なんか笑い狂ってるし、その後の演奏も狂ってるし…
前曲の狂いっぷりといい、何か嫌な事でもあったのでは(笑)。

PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Burn the Cross ★★★ (2009-08-15 19:35:24)

1stや2ndを聴く限り、ここまで攻撃的な音を出すバンドだと思いませんでしたが…ヴォーカルも物殴りながら叫んでそうな勢いだし。豪速ブラストが炸裂する中での、フックのあるギターフレーズが凄くかっこいいです。

PANTHEON Ⅰ-Worlds I Create-Myself Above All ★★★ (2009-08-15 19:27:49)

「大化けした」とは言われてましたが、まさかここまでメジャー志向な音になったとは…最初のトレモロリフの応酬で疾走していくパートを聴いて呆気に取られましたもん。
ブックレットには、「このアルバムは俺達に逆らう奴等や、俺達の芸術を信じない奴等への強烈な一撃となるだろう。FUCK OFF!」と書かれてますが…このパートだけで、それ以上の効果があるのではないかと思います。

PANZERCHRIST-7th Offensive ★★ (2015-05-23 20:53:58)

2013年発表の7th。

93年から活動しているようなので、20周年のアルバムですね。キャリアのあるバンドらしく、非常にハイクオリティなエクストリーム・メタルを展開しています。路線としてはデス要素の強い非常にブルータルなブラックという感じで、速弾きのリードフレーズを多用していたり、かなりメタリックな印象の強い音。

時折挿入されるブラック由来の禍々しいトレモロ、ドスの効いたグロウルに挟まれる切羽詰ったような絶叫が、良い感じに禍々しさを醸し出していますね。超スピードながら粒の揃った音のドラミングといい、整ったプロダクションといい、攻撃性の中にも安定したクオリティと、貫禄を感じるような音。ただ個人的には、楽曲に安定感ありすぎるのが逆に「もう一声」と思う要因に感じるかも。もうちょっとイカれて欲しいというか。

とは言え、キャリア通りの質の高さがあるエクスト
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PARAGON IMPURE ★★ (2013-08-18 17:57:57)

LUGUBRUMのメンバーも在籍する、ベルギー産ブラック。
前衛的なLUGUBRUMとは違い、こちらは邪悪さに特化した感じの音。

PARAGON IMPURE-To Gaius! (For the Delivery of Agrippina) ★★ (2013-08-18 17:59:43)

2005年発表の1st。
2009年にDaemon Worshipより2曲のボーナスを付けて再発。

…もうこれは聴いた瞬間、カルトっぷりに圧倒されてしまいますね。蟲の羽音と金属質なノイズを組み合わせたような、音圧の高い、かつノイジーなプロダクションに、深みに落ちていくような、邪悪なメロディを込めたリフが乗ると、もうそれだけで底の見えない、悪意の塊のような暗闇を感じさせる音像の出来上がり。最早どす黒い瘴気が目視できてしまいそうなほどの邪悪さです。

…他のバンドを例に挙げるなら、DEATHSPELL OMEGAの2ndや3rd辺りを、芸術性をカッ剥いでノイジーさと音圧で更に凶暴にした感じでしょうか。ヴォーカルもMikko Aspa並みにドスの効いたガナリかつ、Attila Csihar系の唸り絶叫を繰り出したりカリスマ性がありますし。ただ、本編の終わりに「騎
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PARIA-Vermin Race ★★★ (2014-05-14 18:43:03)

2009年発表の1st。
…これはまた良いバンドを見つけてしまいました。

分類としてはアヴァンギャルド・ブラックになるのでしょうか。地下ブラック特有の、密教的な湿り気を感じさせる邪悪なムード、疾走パートにおける前のめりな暴虐性を身上としながらも、変化に富んだリズムで聴き手を常に幻惑するような、禍々しくも前衛的なブラックで、特にこのドラミングがたまらなくかっこいいんですよね。

聴き手に意識を反らさないことを強制するようなリズム構成は、身の置き場の無さを感じさせ、良い意味で気持ち悪くもかっこいいんですが、疾走パートの素晴らしさには更に舌を巻くばかり。一見オールドスクールな疾走をしていても、意識の外を突いて繰り出されるボディブローのようにバスドラのフレーズを仕込んできたり、ドラムセットをしばき倒すような、速さだけでなく勢いを感じさせるブラストなども実に爽快。
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PAROXYSMAL DESCENT-Paradigm of Decay ★★★ (2012-06-11 21:59:06)

2008年発表の1st。

スローテンポを中心にある程度疾走も取り入れた展開、アンビエント要素や空間系のキーボードを取り入れ、篭もり気味の音質と同化させることで頽廃的なムードを演出する音作り、トレモロリフによって奏でられる陰鬱なメロディ…と、典型的なアトモスフェリック/ディプレッシブブラックの音を出している作品で、最初聴いたときは「取り立てて個性がなくて平凡」という印象だったんですが…少し時間を置いてから聴いたら凄く良い作品だと思えるようになってきました。

このジャンルにおける発狂ヴォーカルや、高音域のノイズ質もしくはトレモロによるメロディを殊更に強調した音質などは、それだけで作品の特徴足りえるほど強烈なイメージを聴き手に残すものですが、敢えてそれらを取り入れないことで、より自然に聴き手を音の中に取り込んでいく作品に仕上がっている感じなんですよね。一部が変に耳を
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PATRIA-Individualism ★★ (2015-04-06 23:39:51)

2014年発表の5th。
ENSLAVEDやKEEP OF KALESSINなどのリリースで知られるIndie Recordingsからの発売という事もあって、期待値が高まりますね。

路線としては、メタル由来のドラマティックさを多分に感じさせながらも、ブラックメタルの本筋自体を外れることのない、良質なブラックという感じですね。緩急付けた展開の中で、若干民族っぽさも感じさせる邪悪なトレモロリフと、音だけでも必死の形相で叫んでいるのが伝わるようなヴォーカルが良いアクセントになってますね。衝動性よりも構築性の高そうな感じで、如何にも南米ブラック然としたANCIENTBLOODのメンバーが在籍するバンドということに驚きました。

マスタリング等にBORKNAGARのメンバーが関与しているらしく、一般的なブラックメタルとは多少趣の異なるプロダクションになっているのも
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PAYSAGE D'HIVER ★★ (2007-12-11 22:40:00)

バンド名は「冬の景色」の意。
DARKSPACEのメンバーによるアンビエント/ブラックメタル。

PAYSAGE D'HIVER-Die Festung ★★ (2007-12-11 22:39:00)

1999年に発表された、2ndデモのCD化。A5サイズデジパック仕様。

このバンドはブラックメタルとアンビエントを両方演るタイプみたいですが、この作品はブラックメタル色は無く、ほとんどシンセのみ(1曲目は僅かにVo入り)によるアンビエント。DARKSPACEのメンバーが演っているという以外に予備知識無しに購入したため、最初は「ブラックメタルが入ってない!!」とがっかりしてましたが(笑)、気を取り直して1曲目を聴く内にこれはこれで良い作品と思うようになってました。

タイプ的には、「Filosofem」以降の、アンビエント化したBURZUMに近いでしょうか。
「Hlidskjalf」の冷たい風景の描写に、「Filosefem」の「Rundgang~(20分越えのあれ)」のミニマリズムを加えた感じの作風だと思います。BURZUMと比較すると、向こうがメロディで
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PECCATUM ★★ (2004-05-10 05:26:00)

威さん登録ありがとうございます!!
EMPERORのボーカリストIHSAHN、その妻IHRIEL、IHRIELの兄のLORD PZの3人からなるユニット。担当は…
IHSAHN…高音ブラック声と威厳のある普通声、楽器、打ち込み等
IHRIEL…ソプラノ
LORD PZ…濁声でのメロディ、低めのデス声
…こんな感じで、クラシックにも通じそうな美しいメロディの楽曲を演っています。アレンジにはストリングス系のキーボードやチェンバロなどが使われていて、その上にデス声が乗るのでなんだか斬新な感じがしました。

PECCATUM ★★ (2004-10-27 23:51:00)

この間、某メタル系音楽雑誌にLost in Reverieのレビューが載っていましたが、随分点数が低かったです…(泣)
しかもEMPERORのIhsahnを期待すると肩透かしを喰らうとか、眠くなるとか、難解すぎるとか…あのボードレールも謳った「肩にのしかかる時間の重み」を聴覚を通して具現化したような(←あくまで個人的な解釈ですが)「STILLNESS」なんて超名曲だし、これほどまで聴き手の想像力を刺激してくれる音楽ってなかなか出会えないと思うんだけどなぁ…こう言っては失礼かもしれないけれど、あのレビュアーさんは「EMPERORのIhsahnの作品」としてしかPECCATUMの音源を聴いてないんじゃないかな。ともかくあんなレビューじゃ全く購買意欲が湧きませんよ…もしも次にPECCATUMの作品をレビューするのなら「EMPERORのIhsahn」の過激さではなく、「PECCATUMのI
…続き

PECCATUM ★★ (2005-05-15 21:33:00)

オフィの4/27付けのニュースによると、PECCATUMの新譜が出ているそうです。
タイトルは「The Moribund people」で、3曲入りのEPみたいですね。

PECCATUM ★★ (2005-05-29 21:32:00)

色々とこのバンド(?)について検索していたら、IHRIELを
「ハイジちゃん」と呼んでいるサイトを見つけてびっくり…。
何故かと思って調べてみたら、本名が「Heidi S Tveitan」なんですね。
「IHRIEL」だとちょっと古代の神のような名前で近寄り難い神秘的な感じがしますが、
「ハイジちゃん」だと親しみやすくて、なんか可愛いイメージですね(笑)

PECCATUM ★★ (2005-06-03 20:19:00)

Peccatumのバンド名の意味ですが、ラテン語で「罪」らしいです。
Ihsahn本人の話によると、元は英雄の堕落を表す言葉だとか。

PECCATUM ★★ (2005-06-03 20:21:00)

海外のデス、ブラック、ゴシックを主に取り扱った投稿型レヴューサイト、
「Lost Soul Domain」で「Lost In Reverie」が年間でトップ10入りしたみたいです。
日本のプレスの評価が不当だったので、ちゃんとリスナーは評価している事を知って
ちょっと安心…日本のプレスもリスナーの立場に立った評価をしてもらいたいものです。

PECCATUM ★★ (2006-03-13 20:08:00)

PECCATUM解散ですか…
個人的に3rdはEMPERORの1stや4thに匹敵するくらい好きだったので悲しい…
IhsahnのソロとSTAR OF ASHのこれからには勿論期待しているんですが…
やっぱり今は結構落胆が大きいかも。でもIhsahn、これからエクストリームに
行くのか、それともアヴァンギャルドな方向に行くのか、どっちなんでしょうね。
どっちにしても応援したいと思います。

PECCATUM-Amor Fati ★★★ (2004-05-09 21:03:00)

EMPERORのVo、Gt、Syn担当で名を馳せたIHSAHNの所属するバンド(というかプロジェクト?)の2nd。

このアルバムはもしかしたらEMPERORのファン層から期待されるようなブラックメタルとは全く違うかもしれませんが、EMPERORの楽曲で見せたIHSAHNのメロディセンスがかなり発揮されていて、凄く美しい楽曲群でむしろブラックファン以外にアピールする作品かもしれません。
前作と比較すると、まず音質が向上したことで聴きやすくなり、更にソプラノ担当のIHRIELの歌がかなり上手くなっていて、その綺麗なメロディが更に味わい深くなっている印象があります。

確かにブラックファンには受けが悪いのかもしれませんが、何故未だに日本盤が出ていないのか疑問に思う程優れたアルバムだと思います。

PECCATUM-Amor Fati-A Game Divine? ★★ (2004-05-10 05:26:05)

この曲はサビ部分でのIHSAHNとLORD PZの掛け合いがかっこいいです。
もう歌い方がなんというか、オペラを聴いてるような感じです。入りのソプラノのメロディもなかなか。

PECCATUM-Amor Fati-Between the Living and the Dead ★★ (2004-05-24 07:12:39)

Peccatumの中でも聴きやすそうな部類に属する曲。
途中のキーボードからギターへと移る場面でのフレーズがなかなかかっこいい曲です。

PECCATUM-Amor Fati-Murder ★★★ (2004-05-09 21:03:13)

この曲はこのサイトでお勧めして頂いて、それで聴いてみました。
…もう本当にIHSAHNの書くメロディは素晴らしいと思わせる曲です。デス声とソプラノがハモってるパートの裏のギターとキーのメロディ、ソプラノによるサビ部分の歌メロとキーのなんとも言えないような荘厳さと悲しみが伝わってくるようなメロディが素晴らし過ぎます。

PECCATUM-Amor Fati-No Title for a Cause ★★ (2004-05-11 20:56:29)

この曲の「Keep them,keep them,keep them…as a shield」っていうところ、まるで馬を駆る騎士のような気品があると思います。
「Rise,ye humans」でも思いましたが、こういう気品に満ちた普通声は大好きなのでもっとやってもらいたいです。


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