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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 1-50
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ⅩⅣ DARK CENTURIES-...den Ahnen zum Grusse...
Ⅵ-DE PRAESTIGIIS DAEMONUM
啟示錄-神州賦
!T.O.O.H.!
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Al - Amin (aneb Jak Vycakat Jelito)
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Analyza Zahnedy
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Hanicka - Pribeh Nebozacky
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Kali
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Konec Kontinentalniho Kontejneru
!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Rad a Trest
(V.E.G.A.)-Alienforest - A Sick Mind's Hologram
(V.E.G.A.)-Cocaine
...AND OCEANS (HAVOC UNIT)
...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.
...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.-Intelligence is Sexy
...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.-Tba in Silver Box
...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.-Tears Have No Name
...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-H.iv+
11 AS IN ADVERSARIES-The Full Intrepid Experience of Light
1349-Beyond the Apocalypse
1349-Beyond the Apocalypse-Aiwass-Aeon
1349-Beyond the Apocalypse-Chasing Dragons
1349-Beyond the Apocalypse-Singer of Strange Songs
1349-Demonoir
1349-Massive Cauldron of Chaos
1349-Revelations of the Black Flame
1349-Revelations of the Black Flame-Invocation
1349-Revelations of the Black Flame-SERPENTINE SIBILANCE
5150-シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)
5150-シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)-THE FLOWERING NIGHT
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-CANNIBALISM
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-FIRE AT THE ALIVE
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-HOMICIDE MAID, FROM PAVILION
5150-シンフォニック東方 (龍5150)-SKY COMET
5150-四季楽典
5150-四季楽典-LITTLE GARDEN
5150-四季楽典-REMEMBER CALM
5150-四季楽典-SOUL OF BRAVE -1000 YEARS AGO-
6FT. DOWN-INVITATION TO ANESTHESIA
80☆PAN!-8 CARAT PRINCESS-キラキラ
A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth
A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Earth and Matter
A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Male
A HILL TO DIE UPON-Holy Despair
A.E.P. (AYMREV ERKROZ PREVRE)-LES MONTAGNES HALLUCINEES
A.M.S.G.-Anti-Cosmic Tyranny
AASGARD-Nekriki Mistagogia
ABBATH-Abbath

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発言している25曲を連続再生 - Youtube



★★ (2013-03-01 18:49:53)

フランス産RAWブラック。
現時点ではメンバーの全員がANTAEUS、AOSOTH関連。

ⅩⅣ DARK CENTURIES-...den Ahnen zum Grusse... ★★ (2011-10-24 23:37:02)

2003年発表の1st。
フルアルバムとしては一枚目ながら、良くプロデュースされた音の、割とメジャー志向なペイガン/フォークメタルですね。

メロデスとメロブラの要素を備えたメタリックな音を基本に、民族調のメロディを乗せる路線。この手のペイガンメタルではメロデス要素の強いバンドが多い印象で、このバンドも刻みを多用したリフ捌きや、硬く整った音質などはメロデスっぽいですが、ヴォーカルの絶叫やDISSECTIONを思わせるアコギなどはかなりメロブラの要素強め。全体的には、メタルの熱さより情景の冷たさが強く伝わる辺り、メロブラの色がやや強めかな…と思います。

ただこのバンド、メロディは確かになかなかクサめなんですが、お祭り系の明るいメロ+笛などの民族楽器スタイルではなく、あくまで冷厳な音色のシンセによってメロウなトラッドメロを奏で、身を切るような物悲しさを演出する
…続き

Ⅵ-DE PRAESTIGIIS DAEMONUM ★★ (2013-03-01 18:51:38)

2008年発表の4曲入りEP。

…まず最初のハレーション気味のノイズから、刃物で耳の中を掻き回されるかのような凶悪な音色のリフに驚きますね…。音自体も殺気立ってますが、生々しい殺意の感じられるヴォーカルもかなり極悪。知らずにDebemur Mortiからの再発盤をジャケ買いしたんですが、メンバーがANTAEUS、AOSOTHという事で大いに納得。予めそれらバンドを聴いてる方ならすぐにでも受け入れられる音かと。

ただ、ANTAEUSやAOSOTH(特にANTAEUS)って、ささくれ立った精神状態をそのまま音楽に具現化したような、人を寄せ付けない攻撃性が強い印象があったんですが、こちらは宗教的ムードも含んでいる音という気がします。RAWなリフの音色とも相俟って、地獄のヴィジョンが見えてきそうなリフのメロディや、一部の不気味なクワイア風キーボードなんか正にそんな感じ
…続き

啟示錄-神州賦 ★★ (2014-10-01 20:05:34)

2002年発表の1st。
同郷のCHTHONICが1stアルバムを発表した頃から存在したバンドで、1枚目のアルバムを残した後解散してしまったようですが、これはその唯一のフルアルバムとなる作品。

台湾のシンフォニックブラックと言うとどうしてもCHTHONICやANTHELIONと比較したくなりますが、このバンドは大分路線が異なりますね。前述のバンドがエクストリームメタルとしての暴虐性や緊張感に満ちたハイクオリティな作風を提示していましたが、このバンドは正直言ってB級な魅力があると思います。前述のバンドなど、メジャー志向なバンドにはない緩い魅力があるというか。

作風としては、暴虐性こそ高くないものの、リードギターによるメロウなフレーズ、はっきり聴こえるベースラインなどメロディアスなバンドサウンドに、ピアノやヴァイオリン、アトモスフェリックなキーボード、女性ヴ
…続き

!T.O.O.H.! ★★ (2007-09-25 22:23:00)

チェコ産、ビザール・テクニカル・デス/グラインド。
バンド名は「The Obliteration Of Humanity(人間性の抹消)」の略だとか。

!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest) ★★★ (2007-09-25 22:17:00)

2005年発表の4thアルバム。
Encyclopaedia Metallumでも90点以上のレビュー連発と、世間での評価も非常に高い作品。

音の方は、その評価の高さに恥じない、高品質かつ独特なテクニカルデス/グラインド。
プログレッシブな展開で、複雑かつブルータルな曲にも関わらず、リフ捌き一つ取っても魅力的で、むしろどこかキャッチーな印象。ギター・ベース・ドラムの音のせめぎあいが非常にかっこよく、間違い無く第一級のバンドと言っていいクオリティがあると思います。

各パートがこれだけ主張しているのにも関わらず、やりすぎて曲としてつまらなくなる事もなければ、こんなに個性的な音なのに似たような曲が並んだり捨て曲があったりする事もない作曲能力・編曲能力は本当に凄い。音質もクリアで特にベースが良く聴こえ、音量も適正で迫力のある物で素晴らしいアンサンブルをより
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!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Al - Amin (aneb Jak Vycakat Jelito) ★★★ (2007-09-25 22:25:55)

短いSEの後に繰り出される、期待通り…いや期待をはるかに超えるテクニカル・デスメタルサウンドに悶絶。…したのも束の間、真面目なサラリーマンが自分をニワトリだと思い込むクスリを打たれてヒステリー起こしたかのようなヴォーカルが全て持っていってしまいました(笑)。
しかしベースのメロディのかっこよさが際立ってますね。ヒロイックと言ってもいいくらいかも。

!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Analyza Zahnedy ★★★ (2007-09-25 22:27:14)

♪Homeleso~と歌っているので、おそらくこっちが3曲目かと…
ギターのカッティングのメロディがスパニッシュ入ってて、それを実に上手くデスサウンドと融合させててセンスの良さが光ってます。冒頭の♪Homeleso~のおっさんチックな低音デス声、良い味出してますね。こんな声出しながら公園の砂場でラジオ体操してたら、多分警察に通報されるでしょう(笑)

!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Hanicka - Pribeh Nebozacky ★★★ (2007-09-29 11:31:05)

イントロのリフから一気に惹きつけられます。
解説によると、この曲のテーマは水の精に殺された女の子の話らしいですが…ヴォーカルがハッスルしてるせいで猟奇性とか悲劇性がいまいち伝わりません(笑)。むしろブラックジョーク的なイメージかも。

!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Kali ★★★ (2007-09-25 22:28:30)

アルバムのラストを飾る名曲。
非常に聴き応えのある、複雑でテクニカルなアンサンブルで魅了してくれるのはいつもの事ですが、曲中盤から終わりにかけて聴けるギター&ベースのソロは変態性だとか暴虐性だとか以前に叙情的メロディとしてとても魅力的。このバンド、根本からしてセンスがあるんだろうなぁ…。

!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Konec Kontinentalniho Kontejneru ★★★ (2007-09-29 11:27:48)

こっちが2曲目でいいのかな…?
普通声もフィーチャーした、呪術的な展開が印象に残る曲。
他の曲で聴けるファニーさとは別の意味で母国語の響きを活かしてますね。

!T.O.O.H.!-Order and Punishment (rad a Trest)-Rad a Trest ★★★ (2007-09-29 11:29:30)

後半のジャジーな雰囲気が謎のタイトルトラック。
…HR/HMっていうジャンルって、ギターリフのかっこよさでは他ジャンルの追随を許さないといわれてますが…そのジャンル内にあっても彼等のこの作品でのそれは最高級ではないでしょうか。この曲に限った事ではないですが。

(V.E.G.A.)-Alienforest - A Sick Mind's Hologram ★★ (2009-02-07 08:46:00)

2008年発表のおそらく2nd。
前作「Cocaine」では、ラストにテクノビートを取り入れた曲を挿入していましたが、まさかあれが次のアルバムへの大きな布石になっていたとは…。

前作では主にラストで見られたテクノ要素が今作ではアルバム全体を通して端々で聴かれ、特にアルバムの掴み部分、プレイボタンを押してから10分近くバンドサウンドが入らないという、ある意味かなり極端な作風に。

テクノ要素がアルバム全体に波及した事に加えて、ドラムが前作より前に出ず、しかもよりマシンめいた音色になったことで「中毒性・サイケデリア>攻撃性・ブルータリティ」の図式は更に鮮明になった印象。このバンドのインダストリアル志向を思えば、順当と言える変化なのかもしれませんが…前作をインダストリアル/ノイズブラックではなく、個性的なRAWブラックとして聴いていた人からしたら受け入れがたい変
…続き

(V.E.G.A.)-Cocaine ★★★ (2009-02-06 21:29:00)

2002年発表の…おそらく1st…かな…?

ハーシュノイズやインダストリアルとブラックメタルの異種交配はよく行われていますが、自分が今までに聴いた中では、これは最高級にレベルの高い逸品といえると思います。

↑でたまねぎさんが「麻薬リフ」と表現されてますが、正にそんな感じでまずリフが独特で、かつ中毒性が非常に高い事が特徴ですね。そのリフが、ハーシュノイズと混交した音質の助けを借りてサイケデリックに花開き、スパークしながら散っていく様はなにか神々しいものすら感じます。

音の抜けの良い高速のマシンドラムのリズムも、ブルータリティよりもサイケデリアや酩酊感を加速することに貢献している感じ。クスリによって精神が壊れ、壊れたが故に神秘を体感できる人間の精神の中を旅したら、こんな感じなのかもしれませんね。

また、1曲目の掴み部分に悲鳴や合唱のSE
…続き

...AND OCEANS (HAVOC UNIT) ★★ (2008-10-19 10:06:00)

フィンランド産シンフォニック/インダストリアル・ブラック。
結成十年目、音楽性の変化に合わせてバンド名を「...and Oceans」から
「HAVOC UNIT」に替えた模様。

...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d. (2008-10-19 10:01:00)

2001年発表の3rd。

このバンド、以前はシンフォニックブラックを演っていたようですが、
今作はメロデス・メロブラ寄りのバンドサウンドにピコピコ
キーボードやテクノビートを絡めて未来的な音像に仕上げた、
サイバーでシンフォニックなインダストリアル・ブラックになっていますね。
DODHEIMSGARDが前衛的な方向に行かず、真っ当にシンフォ方向を
目指してたらこうなったんじゃないか…という感じ。

美しいピアノとフューチャリスティックな音色のキーで展開に
メリハリを付けたり、テクノビートからブラストに雪崩れ込む
ダイナミックな展開を設けたり、テクノ/インダストリアル要素の
導入はかなり巧み。キャッチーなコーラスパートを設けた曲も多く、
取っ付きやすい路線ながら、がなりデスヴォイスはキレが良いし、
ブラス
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...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.-Intelligence is Sexy ★★★ (2008-10-19 10:03:45)

まずタイトルからしてインパクトがあって、聴いてみたくなりますね(笑)。
タイトル通り、未来的なキーボードをバンドサウンドに知的に絡めたスタイルですが、ブルータルな腕力勝負っぽいパートがあったりするのはご愛嬌。メリハリのある展開の中でのトレモロリフパートがかっこいいです。

...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.-Tba in Silver Box ★★ (2008-10-19 10:05:30)

神秘的な音像からは、どこかバンド名の通り海が思い浮かびますね…海に太陽が沈んでいくシーン、みたいな。どんなに文明が進んでも、日は沈むし、また昇るんだな…みたいなことを考えてしまうような音。

...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-A.m.g.o.d.-Tears Have No Name ★★ (2008-10-19 10:04:32)

未来、ワームホールで時間移動が出来るようになった時の景色を想像して、それをバンドサウンドで表現したかのような曲。

...AND OCEANS (HAVOC UNIT)-H.iv+ ★★★ (2009-09-23 10:00:00)

バンド名を「HAVOC UNIT」に改めてから初のフルレンス。2008年発表。

2008年発表のアヴァンギャルドメタルとしては、ENSLAVEDやVIRUSの
アルバムと並んで非常に評価が高い作品らしいですが…確かにこれ、
インダストリアルメタルとしても強烈な個性を放つ作品に仕上がってると思います。

サンプリングやキーボードで雰囲気を演出しつつ、ノイズ/ドローンに
通じる酩酊感を感じさせる、インダストリアルな歪みのリフの上で
トランシーな打ち込みビートを暴れさせる作風で、ANAAL NATHRAKH
ともRED HARVESTとも全く違うアプローチ。

打ち込みのリズムが、ただ取り入れているというだけじゃなくて、
リフのフレーズと上手く絡むことで更なる酩酊感を醸し出して
いるのが素晴らしいですね。…リズムの
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11 AS IN ADVERSARIES-The Full Intrepid Experience of Light (2011-05-18 17:52:47)

2010年発表の1st。

GLORIOR BELLIのメンバー二人によるプロジェクトと言う事で、作風的にはGxBxが「Meet~」アルバムで行った、「ブラックメタルとサザンメタル・デザートロックの融合」という路線を、更に推し進めた作風ということも出来そうですが…。もう、これ聴いてるとマジで苦悶の声を上げたくなるんですけど(笑)。それくらい、私にとって好きになれるポイントと、嫌いなポイントが乖離してしまってる作品。

まず、オケに関しては個人的に完璧です。ブルージーなロックンロールと毒性を帯びたブラックのトレモロを両立させたアンサンブルは、VED BUENS ENDEやVIRUSを引き合いに出したくなるような奇怪さに満ちていて、本当に素晴らしいと思う。
なのに、なのにヴォーカルが…。こんなグロいオケなのに、普通のロックみたいな声で歌ってやがる…。しかも微妙に
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1349-Beyond the Apocalypse ★★ (2006-04-11 21:03:00)

メタル雑誌にも普通に巻頭の方に載ってたり、ブラックリスナーの間で大人気の1349。
ようやく聴く事が出来ました。
音楽的にはブルータル・ブラックに属すると思いますが、MARDUKやDARK FUNERAL辺りと
比べると、整合性よりも未加工の禍々しさ、邪悪さを重視している感じですね。
特にギターのノイジーな音色にそれを強く感じます。
かといって音質は悪いわけではなく、かなりクリアで強いて問題点を挙げるとすれば
ドラムの金物が響きすぎで少しうるさく感じる所があるのと、ヴォーカルの音が小さい事
くらいですね。でもそんな事はこのかっこよさの前ではほんの些細な事だと思います。
このバンド、ドラムだけでなくギターもかなりいいですね。
トレモロリフや平坦リフ一辺倒じゃなくて、禍々しいリードフレーズや多彩なリフを
使い分けて、それらがFros
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1349-Beyond the Apocalypse-Aiwass-Aeon ★★★ (2006-04-11 21:05:15)

この曲のイントロとアウトロのトレモロリフ、ありえないぐらいにかっこいいですね…それがFrostの豪速ブラストと合わさると、まるでガトリングガンで撃ち殺され、死んでゆく時に脳裡に流れるような音楽になってます(笑)

1349-Beyond the Apocalypse-Chasing Dragons ★★ (2006-04-11 21:10:04)

暴虐なだけではなく、メロディの入れ方が非常にかっこいい曲。
引き攣るようなメロディをギターが奏でるたびに、一匹ずつ亡霊が生まれていくかのよう。この一曲目で1349の虜になってしまう人も多いでしょう。

1349-Beyond the Apocalypse-Singer of Strange Songs ★★★ (2006-04-11 21:07:43)

タイトル通りの超妖しい雰囲気を醸し出すリードフレーズから、トレモロリフで疾走するパートに雪崩れ込んで行く展開は正に鳥肌ものです。
でも…このミックスはちょっとヴォーカルが可哀想過ぎ。Only deathのところ、あれだけ鋭く叫んでるのに全然生かされてないよ…。

1349-Demonoir ★★★ (2010-05-13 19:39:00)

2010年発表の5th。

前作で見せた、ファストブラックからアンビエント寄りのブラックへの
変化は、ブラック好きの間でも賛否あった(というか、見る限り
否定的な意見も多かった)ようですが、今作はFrostの豪速ドラムを
軸に、それに絡む、時に音の壁を構築するようなヘヴィさや、
時に流麗さすら感じるテクニカルさを感じさせつつ、悪霊じみた
メロディのトレモロを挟むギターワークという、3rdまでの
アンサンブルが大分戻って来た感じがありますね。

速いだけでなく、体感速度の速さやテンションの高さを感じさせる、
Frostのドラミングはやはり最高。ブラックのドラマーの中でも、
「ロックしてる」人だと思います。

ただ、曲間にダーク・アンビエント的な小曲を挟む構成、
トレモロリフが(3rd以前より)少し減り
…続き

1349-Massive Cauldron of Chaos ★★★ (2014-10-17 11:35:48)

2014年発表の6th。

まず言いたいのは、激烈なリフとリズムの応酬を楽しむエクストリーム・メタルとしてはこの作品は満点の内容、という事ですね。1349って、ファストブラックとしては、オールドスクールな感触を強く残した作風のバンドだと思いますが、ひたすら暴虐に蹂躙を尽くすブラスト畳み掛けパートも、強烈なエネルギーを感じるスラッシーなパートも、このジャンルでも第一級の中の第一級といった説得力があり、素晴らしいの一言。

特にエクストリームメタル好きなら誰もが耳を奪われるであろう、Frostのドラミングは今作でも冴え渡ってますね。ファストさは極まってるしテクニカルなんですが、それを聴き手と共有するグルーヴ感がある気がします。極端なリズム構成でも、聴き手を問答無用で引き込むノリが出せるのは凄いと思う。カラッとしたクリアな音作りになり、陰湿さが減退したのは賛否ありそうで
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1349-Revelations of the Black Flame (2009-06-07 08:26:00)

2009年発表の4th。
初回盤は6曲入りライブ盤「Works of fire, Forces of Hell」が付いてます。

このサイトを始め、色々な所で問題作とされているようですが、確かに
それも頷けるほどの方向転換がなされてますね…。今までの1349の
特徴である「Frostの爆走ドラム」や、「悪霊じみたトレモロリフ」などは、
あるといえばある、という程度で、今回はスローでドゥーミーな展開や
ダークアンビエント的な音、オールドスクールな疾走などを取り入れ、
剰えプログレバンドのカヴァーまで演るなど、音作りは1349そのもの
ながら、曲だけ聴いたらほぼ別のバンドのアルバムに聞こえるんじゃないか…
という仕上がりになってます。

個人的にはその事自体はなんの問題もないんですが…今までの1349の
作品って、
…続き

1349-Revelations of the Black Flame-Invocation (2009-06-07 08:32:45)

最初の「ア゛あーーーー!!」が非常にわざとらしくてちょっと萎えます(笑)。正直、これにアルバムの印象が結構左右されてるのでは…と思います。1349らしいトレモロリフが来た時はかなりホッとしました。

1349-Revelations of the Black Flame-SERPENTINE SIBILANCE ★★★ (2009-06-07 08:35:32)

疾走するパートはいつもの1349らしいとも言えますが…ドラムのフレーズが低音のドコドコした響きを利用してより黒いムードを演出しようとしている感じがするあたり、やっぱりファストパートにおいても微妙に変化があるな…と思います。

5150-シンフォニック東方Ⅱ(龍5150) ★★ (2010-02-04 21:47:00)

龍5150名義による東方アレンジ第2弾。2009年発表。
…この人の作品は、そのオリジナリティから担当者に目を付けられ、同人とは全く関係の無い
DISK HEAVENなどのメタル専門店にも置かれたようですね。確かにそれだけのものがあるかと。
メロスピを中心に、シンフォニックブラック、バラードまでの幅広い楽曲を本人の声楽的
歌唱による多重コーラスで包む、極めて独創的な音楽性は、その高いクオリティとも
相まって、ちょっと聴いただけでもCROW'SCLAWだとか、IRON ATTACK!だとかこのジャンルの
トップクラスのサークルと同じか、それ以上のインパクトを与えるように思います。
個人的にこの人の一番素晴らしいと思うところは、メタルの表現方法に対して、凄く真摯かつ
勉強熱心な印象を受けること。例えばヴォーカルですが…普通声は低音にはシンフォブ
…続き

5150-シンフォニック東方Ⅱ(龍5150)-THE FLOWERING NIGHT ★★★ (2010-01-02 21:54:45)

これはイントロで爆笑しました(笑)。
メロディだけでなく、ストリングスの震えさせ方までがCRADLE OF FILTHの「Beneath the Howling Star」。そこに無理くりフラワリングナイトのメロが入るのが面白すぎます。もしカラオケに入ったら作曲者クレジットに「ZUN/Dani Filth」と表記しなければいけないレベルですよ、これ(笑)。
東方メタルアレンジって、オマージュ多いらしいですが、私は正統派やメロパワってあまり聴かないのでいつも置いてけぼり喰らうんですよね…。その中でこういうアレンジを聴けたのは嬉しい。「ああ。これがオマージュですね!…楽しいかもしれない」って気分です(笑)。今度はEMPERORとかも演って欲しいなぁ…。

5150-シンフォニック東方 (龍5150)-CANNIBALISM ★★ (2009-08-04 21:44:51)

この曲もシンフォニックブラックメタル風。
3曲目と比べると、更にヴォーカルがDani Filth化してますね。特に「Cruelty and the Beast」期のDaniと声のひしゃげさせ方が大分似てると思う。でもサビメロはABIGAIL WILLIAMSやSIRIUS並みの派手さで聴かせて欲しかったなぁ。元々派手なメロですし。

5150-シンフォニック東方 (龍5150)-FIRE AT THE ALIVE ★★★ (2009-08-04 21:40:53)

これ、歌詞カードのタイトルが変だった(Fire st the Alive)のでHPで確認したら、stじゃなくてatなんですね。キーが隣だから打ち間違えたんでしょう(笑)。早口のハイトーンでクサメロを歌い上げるヴォーカルは、どこかLeo Figaro氏を思い起こさせます。

5150-シンフォニック東方 (龍5150)-HOMICIDE MAID, FROM PAVILION ★★ (2009-08-04 21:41:48)

遂に出た、「ブラックメタル」を自ら標榜するゲーム音楽アレンジ!!
「Midian」期のCRADLEを思わせるピアノの使い方が素敵ですね。ヴォーカルは鬱系とDani Filthを混ぜた感じですが…ASHDAUTAS VRASUBATLATやFENRISULF辺りと比べるとなんか照れが残ってるというか、捨てきれてない感じがあります(笑)。

5150-シンフォニック東方 (龍5150)-SKY COMET ★★★ (2009-08-04 21:43:54)

なんかこの曲のヴォーカル、可愛い気がするんですけど(笑)。
特にサビ部分の、声がひっくり返るのも恐れないハイトーンがいい感じ。
ラストの盛り上がり具合も素晴らしいですね。二時間半の映画のクライマックスみたいなテンションです。

5150-四季楽典 ★★ (2010-05-16 10:32:00)

「シンフォニック東方」シリーズで同人メタル界に衝撃を与えた、5150氏の送る
オリジナルアルバム第一弾。2010年発表。
作風的には、「シンフォニック東方」シリーズを踏襲した、多重録音による合唱的な
ハーモニーと歌謡メタル風の歌メロ、大仰なキーボードとクサいリードギターによる
絢爛豪華なメロディック・スピードメタル。1曲のみですが、昔のCOF風のシンフォニック
ブラックもあり。「壮大で大仰…それこそ正義」帯叩きそのまんまの音楽性です(笑)。
個人的に驚いたのは、歌謡メタルの命綱である歌メロが、非常に優れている事。
特にLeo Figaro氏とZUN氏が共作したような「Remember Calm」、SOUND HORIZONの
疾走曲を思わせる「Little Garden」、メロスピ特有の萌え上がる緑を思わせるような、
多少気恥ずかしい
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5150-四季楽典-LITTLE GARDEN ★★★ (2010-05-16 10:04:16)

まるでSOUND HORIZONの疾走曲を聴いているかのような、高揚感のあるサビメロが特徴の曲。ぶっちゃけヴォーカルも(Roman期の)Revo氏くらい微妙なんですが…それを差し引いてもこのメロディセンスは素晴らしい。この路線のオリジナルをもっと積極的にやって欲しいですね。

5150-四季楽典-REMEMBER CALM ★★★ (2010-05-16 10:08:07)

Leo Figaro氏を思わせる最初のコーラス部分からそのメロディセンスに感心しますが、東方ヴォーカルアレンジと比較しても何ら劣らないサビのメロディで更に感銘を受けました。サビのシリアスに盛り上げていく展開は「懐かしき東方の血」を思わせますね。東方アレンジを通過した事で、メロディ面でも影響を受けているのかも。それにしても良いメロディです。

5150-四季楽典-SOUL OF BRAVE -1000 YEARS AGO- ★★★ (2010-05-16 10:01:38)

今作はシンフォブラックが一曲しかないのが少し寂しい…
これを聴く限り、龍5150氏はCRADLEの作品では近作より「鬼女」「Dusk」の頃派っぽいですね。ホラー風味の強いキーボードの使い方や、スラッシュ然としたギターワークがそれっぽい。途中クリーンヴォーカルを挟む構成も、メタルコアというよりはEMPERORの「the Prophet」や「the Eruption」などの名曲を意識してそうな感じ。歌詞的には、連呼される「Tree of darkness」といい、カバラ辺りからの影響が強そう。

6FT. DOWN-INVITATION TO ANESTHESIA ★★★ (2010-12-30 00:57:54)

2010年発表の2nd。

このバンドと直接関係はないのですが…私はV系バンドの良い所って、デスメタルの歌い方やスラッシュのリズム/リフを取り入れたハードな曲をやったかと思えば、次は感動的なバラードが来て、その次は衒いの無い歌謡ロックが来る…みたいな、バラエティに富んだ作風だと思うんですよね。この作品は、へヴィネスやダークでエモーショナルなムード作りこそ海外のゴシックを聴いてるようですが、そういう意味で「V系的な」バラエティの豊かさがあるアルバムだと思います。

「Proclamation of War」のサビパートや「Liberation」の「♪be the end」のメロディ使いなんかは、わらべ歌などにも通じる日本の土着的な怖さのようなものが感じられますし、「Drown in a Whirl」はアメリカのゴス少女が好みそうなキッチュさと、メタリックなへヴィネス
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80☆PAN!-8 CARAT PRINCESS-キラキラ ★★★ (2011-04-07 22:16:36)

♪飛~び~だしゃ~いい~

…って、歌いたくなりますよね(笑)
ガムラン風キーボードによる裏メロといい、ヘヴィなギターの切り込み方といい、フェイドアウトの仕方といい、B'zの「さまよえる蒼い弾丸」を意識していないわけが無いかと。聴けば聴くほど笑えてきてしまいます(笑)。

A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth ★★ (2010-03-07 05:28:00)

2008年発表の1st。

個人的に、このアルバムのアートワークはブラックでもトップクラスに好き。
基本的にはBURZUM3rdの流れを汲む鬱/アンビエントブラックに、
MY DYING BRIDEのメンバーによるヴァイオリンが美しく頽廃的に絡む、
「美し版BURZUM」とも言える内容ですが…
音響要素やクラシックからの引用フレーズ、トライバルなリズムなど
様々な要素も取り入れているにも関わらず、それらが「不気味かつ不条理」
という雰囲気で、纏め上げられてしまっているある意味凄い作風。
ヴォーカルも「神/女性/男性/大地と物質/大宇宙」という深遠な
テーマを、哀れを誘うような、ヒステリックに裏返った叫びで歌うもので、
LIFELOVERにも通じる気味悪さを感じます。…この雰囲気の中、可憐な
女性ヴォーカルが出てきても
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A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Earth and Matter ★★ (2010-03-07 05:31:18)

中間部のパーカッションを取り入れたパートが非常に印象的で、個人的にも気に入りました。やっぱりこの音色、「大地の営み」的な物を象徴しているのでしょうか。

A FOREST OF STARS-The Corpse of Rebirth-Male ★★★ (2010-03-07 05:30:22)

可憐な女性ヴォーカルが、聴き手を神秘体験レベルの音響パートに案内していく曲。これほどまでに神秘的で幽玄なギターリフとキーボードの絡みは、ブラックでも滅多に聴けないと思う。ここのパートなんかはジャーマンプログレマニアが聴いても唸るのでは。「Afell, asun, arose athunder」と繰り返す部分の悪魔的な雰囲気も凄い。このアルバムを象徴するような楽曲で、正直これ1曲でもお腹一杯になれます。

A HILL TO DIE UPON-Holy Despair ★★★ (2014-08-12 18:46:27)

2014年発表の3rd。

何となくバンド名がかっこよかったので興味を惹かれたんですが、これがかなりハイクオリティな作品で驚きました。簡潔に言えば、WATAINの骨太さや邪悪さ、KEEP OF KALESSINのメタリックさに加えて、中期BEHEMOTHの攻撃性を上手くミックスさせたようなメロディック・ブラック。例に挙げたバンドからも分かる通り、アングラ度はそこまで高くはないものの、ヘヴィメタルとしてもがっつり聴かせる質の高さのある音。

音作りそのものがそんな感じなのと、押韻をしっかり行い、印象的に聴かせるヴォーカルライン、ヴォーカル自体のドスの聴いたキレの良いデス声のせいもあって、ブラックとしては1曲1曲のキャラが立っていて、尚且つキャッチーに聞こえます。ブラック特有の甘美さ・邪悪さを伴うトレモロ、うっとりさせる美メロのリードなど、メロディセンスが良いのみなら
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A.E.P. (AYMREV ERKROZ PREVRE)-LES MONTAGNES HALLUCINEES ★★ (2009-04-19 21:11:00)

2006年発表のおそらく1st。111枚限定CD-R。
タイトル(「狂気の山脈にて」の意)はラブクラフトの著作名らしいです。

VINTERRIKETともスプリットをリリースしている事からも分かる通り、
描いている情景にブラックメタルのダークさにも通じるものが
感じられるインダストリアル/アンビエントを演ってますが…
これはかなり徹底しているんじゃないでしょうか。
1曲60分、しかも微妙に音に起伏はあるものの、ほぼ洞窟の暗闇から
聴こえてくるような持続音がひたすら続くという、音楽に
エンターテイメント性を第一に求める人が点数付けたら、
間違いなく0点つけて二度と聴かないであろう作風(笑)。

人間は5感を遮断されると、数時間ほどで光の明滅などの幻覚を
経験するといいますが…そういう「感覚遮断実験」を音楽で
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A.M.S.G.-Anti-Cosmic Tyranny ★★ (2014-12-08 22:12:11)

2013年発表の1st。
GLORIA DIABOLIのメンバーによるバンドだそうです。バンド名は「Ad Majorem Satanae Gloriam(悪魔の更なる栄光のために)」の頭文字を取ったもので、GORGOROTHのアルバムタイトルにも同じフレーズが使われてましたね。

カナダのバンドながら、ショップの評では北欧の黎明期ブラックに強い影響を受けたバンドとのことでしたが、正にそんな感じのブラックメタルを展開してますね。ノイズによるオープニングが終わって、一発目のリフから既にDe Mysteriis~期のMAYHEMの香りが色濃く漂ってきてます。あからさま過ぎて思わず苦笑が漏れるくらいリスペクトしてる感じ。ギャーギャー喚く系ヴォーカルもWolf’s~期のMAYHEMっぽい気がしますし。

また、途中でやや唐突に不可思議なフレーズのサックスが挿入されたり
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AASGARD-Nekriki Mistagogia ★★ (2012-07-11 20:41:04)

1stと2ndの間にリリースされた6曲入りEP。2011年発表。

ギリシャの二人組プリミティブブラックということですが、路線的にはかつてのDARKTHRONEのようなミニマルで薄っぺらくノイジーな典型的プリブラをベースに、メロディをやや抑え目にする代わり、ミニマルな魅力をスポイルしない程度にメタリックなダイナミズムをリフに少し取り入れている感じでしょうか。しっかり荒涼感も出せてるし、ノイズに言葉が乗っているようにしか聞こえないヴォーカルも気合入ってるし、水準以上のクオリティはあると思う。

このジャンル、ドラムの金物の音がやたら響いてうるさいことは多いんですが、この音源はむしろ逆で、普通のこの手のバンドの音よりもちょっと低めで、それが妙に枯れた感触を演出しているんですよね。良く聴くとバスドラムの音色の抜けも独特で、リズムの音作りは割と特徴的。うっすらノイジーなギ
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ABBATH-Abbath ★★★ (2016-02-09 23:44:20)

2016年発表の1st。

ブラックメタルを牽引して来たバンドの一つであるIMMORTALのAbbath氏の新プロジェクトで、来日公演やサイン会を行うなど、メジャーな活躍で話題になっているバンドのフルアルバム。名義はABBATHですが、元GORGOROTHのKing ov HellことKing氏も在籍。

IMMORTALの今の所最新作「All shall Fall」もそうでしたが、寒々しいトレモロリフや攻撃的なブラストビートなど、ブラックの美味しい部分を伝えつつ、メジャー志向でヘヴィメタルとしてクオリティの物凄く高いブラックを演ってますね。メジャー感ということでいえば、「All Shall Fall」よりも更に上がっているかもしれません。

…基本的にブラックメタルって、「リフとリズムの音楽」だと思うんですが、このバンドの音楽性も当然そのスタイルを踏
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