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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1851-1900
MIND ASYLUM-L'ASILE DE L'ESPRIT
MIND ASYLUM
EREB ALTOR-The End
EREB ALTOR
THE HOWLING WIND-Into the Cryosphere
THE HOWLING WIND
NADER SADEK-In the Flesh
NADER SADEK
AISLING-Stone of Light
GEHENNA-First Spell
HORDE OF HEL-BLODSKAM Ⅱ
HORDE OF HEL
TENEBRAE IN PERPETUUM-Onori funebri rituali
TENEBRAE IN PERPETUUM
ESGHARIOTH-Asylum Of The Wretched
ESGHARIOTH
DISHARMONIC ORCHESTRA-Ahead
DISEMBOWELMENT-Transcendence Into the Peripheral
ASRA (日本)-Ahura Master-marga-
ASRA (日本)
NECROBLASPHEME-Destination : Nulle Part
NECROBLASPHEME
VAMPIRE PLEDGE-Vampire Library
BENIGHTED IN SODOM-Hybrid Parasite Evangelistica
BENIGHTED IN SODOM
DIR EN GREY-Different Sense-罪と規制
DIR EN GREY-DUM SPIRO SPERO-DIFFERENT SENSE
DEKADENT AESTHETIX-Dekadent Aesthetix
OLD (GERMANY)-DOWN WITH THE NAILS
OLD (GERMANY)
QUINTESSENCE-Le Fléau de ton existence
QUINTESSENCE
SATURNUS-Martyre
モーニング娘。-12,スマート-Only you
モーニング娘。-モーニング娘。'14 カップリングコレクション2-やめてよ!シンドバッド
AL-KAMAR-Abstract Spread
AKB48
SADIST-Season in Silence
DEMONAZ-March of the Norse
DEMONAZ
TOTALSELFHATRED-Apocalypse in Your Heart
TOTALSELFHATRED
WOE-Quietly, Undramatically
WOE
モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-It's You
モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-悲しみトワイライト
モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-片思いの終わりに
モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-女に 幸あれ
モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-情熱のキスを一つ
モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-みかん
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MIND ASYLUM-L'ASILE DE L'ESPRIT ★★★ (2011-07-03 22:01:45)

2009年発表の1st。

何気に凄くいいアルバムですね、これ。
基本的にスローで沈み込むようなリフで展開する鬱ブラックですが、DARK SANCTUARYのメンバーによる、暗く耽美なメロディのヴァイオリンが入ったり、鬱系にしてはかなりキャッチー(?)なトレモロリフが出てきたり、ブラストで疾走してみたり、ゴシックやメロブラの要素もかなり強い、サブジャンルを横断する路線ですね。特に3曲目の一部のリフ、DISSECTIONの「Thorns of Crimson Death」を思わせる、お約束過ぎるメロディでなんか嬉しくなってしまいました(笑)。

曲展開も非常に丁寧で、上記の要素をどの曲にも組み込んでくれているため、構成が鬱ブラとしてはかなりダイナミック。ヴォーカルも誰が聴いても素っ頓狂には聴こえない程度に感情を込めて叫んでるし、自殺・自傷衝動に任せたようなカル
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MIND ASYLUM ★★ (2011-07-03 22:00:40)

フランス産鬱ブラック。
1stにはDARK SANCTUARYのメンバーがヴァイオリンでゲスト参加。

EREB ALTOR-The End ★★★ (2011-07-02 19:03:13)

2010年発表の2nd。

幽玄さを重視したペイガンメタル・ヴァイキングメタルというと、NEGURA BUNGET等を始め、プログレメタルに近い感性のバンドは結構多い印象があるんですが、このバンドのようにゴシック・ドゥームに近い出音のバンドって意外とレアなのではないでしょうか。重く引き摺るギターの音と、異教的な響きが神秘性を感じさせるペイガンメロの対比が美しく、DRACONIANやAVA INFERIなどに通じるような、スローテンポならではの、濃厚で重厚なドラマ性の感じられる音。

ヴォーカルはノーマル声を多用していますが、ヴァイキングメタルにあるような勇壮な歌声ではなく、ゴシックドゥームの男性ヴォーカルに多いタイプのマイルドに歌い上げるスタイルで、しっかりヴォーカルハーモニーも重ねてくれてるのが良いですね。アルバム後半を占める三部作「The End」のクライマッ
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EREB ALTOR ★★ (2011-07-02 19:02:12)

スウェーデン産ペイガン/ドゥーム。
なんと結成は90年だとか。1stデモのリリースは2003年みたいですが…。

THE HOWLING WIND-Into the Cryosphere ★★ (2011-07-02 18:51:44)

2010年発表の2nd。

店では「Profound Lore産のメロブラ」みたいに紹介されてて、あのレーベルから「普通」のメロブラが出るのか…と思ってましたが、やっぱり普通じゃないですね(笑)。特にスローパートでは、黒い靄に包み込まれるような、アトモスフェリックな重さを持つギターリフと、ハードコアの感触を少し残したヴォーカルが、オールドスクールなブラックにスラッジの感触を少し足したような、独特の音作りを聴かせてくれます。

しかし、魔王が降臨するような仰々しいメロディのトレモロリフといい、ファストブラック並の畳み掛けといい、ギターソロのメロウさといい、「メロディックブラック的な」部分が、スローパートの沈み込むような感触とは打って変わってキャッチーなんですよね。全体としてはリフの音響で閉塞感の強い邪悪さを強調するパート多めではありますが、こういう要素が上手くフック
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THE HOWLING WIND ★★ (2011-07-02 18:50:40)

UNEARTHLY TRANCEのメンバーが在籍するアメリカ産ブラック。
前衛ブラックを多数抱えるProfound Loreから2枚のアルバムを出してます。

NADER SADEK-In the Flesh ★★★ (2011-07-01 20:00:24)

2011年発表の1st。
Attila Csihar (MAYHEM)、Nicholas McMaster (KRALLICE)、Travis Ryan (CATTLE DECAPITATION)がゲスト参加。…もうこれ年間ベストでいいかもしれない。

Steve Tuckerがヴォーカル、Blasphemerがギター、Flo Mounierがドラムというエクストリームメタル界の超重要人物が一同に会した…という触れ込みの、まさしく期待通りのテクニカルなデスメタル。Steveのズ太い咆哮に威圧されながらBlasphemerとFlo Mounierの達人同士の立ち合いを、特等席で見られる(聴ける)ような素晴らしい作品です。

私はCRYPTOPSYはまだ試聴くらいしかしてないんですが、やはりFlo氏のドラミングは凄まじいですね。ジャズを通過しているのか、ただ速い
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NADER SADEK ★★ (2011-07-01 19:59:04)

ライブでの視覚効果のディレクターとしてMAYHEMに関わっていた事もあるらしい、NADER SADEK氏の指揮するプロジェクト。先日Season of Mistよりリリースされた1stの参加メンバーが恐ろしく豪華で驚きました。

Steve Tucker (ex-MORBID ANGEL) – Vocals
Blasphemer (ex-MAYHEM) – Guitars
Flo Mounier (CRYPTOPSY) – Drums

…買うに決まってんじゃん(笑)。
特にBlasphemerが参加してると聞いて、もう速攻でレジに行きましたね。

AISLING-Stone of Light ★★ (2011-07-01 19:44:02)

2009年発表の2nd。

民族色の強いメロディをトレモロリフやキーボードで奏でつつ展開する、ペイガン/フォーク寄りのシンフォニック・ブラック。トラッドのお祭り的な、陽気な側面ではなく、飽くまで「叙情性」の部分を非常に強調した仕上がりで、ど派手とまではいかなくても、聴いててグッと来るような、胸に沁みるメロディが多い感じですね。トラッドメロで盛り上がる箇所も大仰さ・ドラマティックさはあってもはっちゃけた感じではなく、常にシリアスなムードが漂ってる感じ。

また、ノーマル声で歌い上げるパートでは、朗々と歌い上げたりダミ声でがなったりではなく、女性ヴォーカルを取り入れているのも特徴で、かなり神秘的な雰囲気。メロディの素晴らしさも然る事ながら、しっかりそれを行かした展開をしてくれるのもいいですね。メロディの押し引きと演奏の押し引きがしっかりリンクしてる。2曲目のトレモロ・
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GEHENNA-First Spell ★★★ (2011-07-01 05:44:16)

94年発表の5曲入りミニ。
2008年に93年のデモ「Black Seared Heart」の音源を追加・リマスターし再発。

私はオリジナル盤は聴いていないんですが、これはいいリマスター盤なのではないでしょうか。キーボードによるトラッド色もある、魔的なムードの濃厚なシンフォニック・ブラックという点では1stと似た路線ですが、こちらの方がバンドサウンドがかなり抑え目な音で、キーボードのメロディが更に前に出ている、アトモスフェリックな音像なのが特徴。

リマスターにより変にメタリックな音になったりはせず、靄が掛かったようなバンドの音に多少大きすぎるくらいの音量のキーボードを被せた、アンビエント感の強い音質は、93年の時点でVINERRIKET辺りの音楽性を先取りしているかのよう。また、キーがクラシカルだったり呪術的だったりするメロディを弾いているパートでは、メ
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HORDE OF HEL-BLODSKAM Ⅱ ★★ (2011-06-29 21:25:03)

2009年発表の1st。

このアルバム、紹介されてるサイトによってタイトルが「BLODSKAM」だったり「BLODSKAM Ⅱ」だったりするんですが、どっちが正しいんでしょう?取り合えず私が持ってるCDの背面には「BLODSKAM Ⅱ」と書かれていますが…。

それはともかく、関連メンバーがIN BATTLEやVALKYRIAと割とまともにエクストリームメタルしてるバンドの構成員で、かつDevoがマスタリング、Mortuusがアートワークを担当…と、MARDUKのメンバーによるバックアップも受けてるので、おそらくカルト性よりメタルとしての完成度が高いタイプだろうと踏んでましたが…なんじゃこりゃ!グロテスクな異形を聴き手に見せ付けるような音楽性のブラックですね…。

まずSE明けの、エクストリームメタルとしては弱々しいと形容しても間違いではない、しかし
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HORDE OF HEL ★★ (2011-06-29 21:23:13)

スウェーデン産ブラックメタルバンド。
IN BATTLEやVALKYRIAのメンバーが絡んでます。

TENEBRAE IN PERPETUUM-Onori funebri rituali ★★ (2011-06-29 21:11:14)

2003年発表の1st。

もう販促コメントの「For Fans of BURZUM and Old DARKTHRONE」の一言だけで、中身の想像がつきますよね。ご想像の通り、その手の黎明期ブラックの影響大なプリブラです…以上レビュー終了。…と行きたいところですが、それじゃ余りに味気ないのでもうちょっと書きます(笑)。

黎明期ブラックの「リアルに音質が劣悪」なバンドと比べると、このバンドの音質は「プロデュースされたRAWさ」という感じで、どこか乾いた印象を受ける、金属質なリフの音色と、RAWというかラフなドラムの響きが特徴。メロディは邪悪さ、寒々しさよりも病的な印象が強く、特に10曲目の聴いているだけで脳が溶け出しそうなメロディなんかは耳に残りますね。

ただ、その病気じみたメロディセンスや、一部でDEATHSPELL OMEGAの3rdのPray
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TENEBRAE IN PERPETUUM ★★ (2011-06-29 21:09:44)

HORNAやKROHMともスプリットを出してるイタリアのブラック。
AISLINGのメンバーが関わっているのが意外といえば意外かも。

ESGHARIOTH-Asylum Of The Wretched ★★★ (2011-06-28 21:39:00)

2009年発表の1st。
またもシンフォブラック界に素晴らしいバンドが現れましたね。
間違いなく掘り出し物だと思います。

まず、キー中心のメロディセンスが素晴らしいです。
初期EMPERORの魔性な雰囲気から、サタニックで宗教じみた部分を除いて、代わりにゴシック的耽美さとトラッドの幽玄さを注入したような、凄まじく濃いムードのあるメロディ。基本的に厳粛なムードが保たれており、浮ついた感は一切無いにも関わらず、時々「クサメロ」カテゴリに入れたくなるほど求心力の強いメロディが出てくるのがほんと素晴らしい。3曲目なんか吸血鬼が城のオルガンで弾いてそうですもん。

そしてバンドの音もキーに負けてない…というか、物凄く上手く噛み合ってますよね。ギターリフは刻みを多用するタイプで、メロデスっぽくもありますが…ミディアムも多用するドラミングとの絡みもあって、メ
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ESGHARIOTH ★★ (2011-06-28 21:38:21)

ロシア産シンフォニック・ブラック。
まだアルバムを一作出しただけですが、かなり将来有望そうですよ。

DISHARMONIC ORCHESTRA-Ahead ★★★ (2011-06-23 21:27:49)

2002年発表の4th。
94年の3rd「PleasureDome」を以ち一旦解散、これは再結成アルバムだそうです。

まず一言言わせてください。
「3曲しかないショートカットチューンがかっこよすぎて困る!!!」
ほんの一瞬だけ超豪速のブラストとトレモロリフで攻め立てる、一般的なエクストリームメタルの様式を踏襲した曲が入るんですが、この一瞬の曲が本当にかっこいいんです。これだけ変態的なバンドとなると、一瞬だけ演るからこそ意義があるのかもしれませんが、出来ればこの路線で一枚作って欲しかった…。

で、本編の方ですが…まあ変態ですね(笑)。
普通、有機的とかオーガニックとかいう言葉はバンドのアンサンブルを表す言葉としては褒め言葉のはずですが、それも行き過ぎると気色悪くなるという(笑)。しかもCYNICあたりと比べると妙に調子っ外れで元気だし。パ
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DISEMBOWELMENT-Transcendence Into the Peripheral ★★ (2011-06-23 21:12:55)

93年発表の1st。

これは凄いですよね。
93年といえば、まだTHERGOTHONの1stすらリリースされてない時期なのに、現在フューネラルドゥームのバンドが演ってるスタイルをこの時点でほとんど完成させちゃってます。引き摺るようなスローテンポに、耳を聾するRAWなノイズリフが纏わり付いて出来た真っ黒い情景の中で、洞窟に木霊する獣の方向が如きヴォーカルが響く音は、ほぼNORTTが演ってるようなスタイルに近いと思う。

ただ、このバンドはデスメタル的な要素もまだ強いのが特徴で、デスメタル特有のドロドロしたリフをブラストに乗せて爆走したりもしてますが、そういう時でさえメロディはあくまで葬式的な陰鬱さを保っているのが素晴らしい。音質のRAWさも相俟って疾走パートもかなりかっこいい。また、4曲目では女性ヴォーカルを導入し、更に聴き手を非日常の世界へ埋没させる試みも
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ASRA (日本)-Ahura Master-marga- ★★ (2011-06-23 21:01:15)

2011年…というか今日発売された1st。
まだ数回通しで聴いただけですが、かなり良いのでレビュー書きます。

帯のコピーを引用すると、このバンドは「民族的アプローチ」「キャッチーな楽曲」が売りのようですが…取り合えず前者に関してはほんと素晴らしいと思う。オープニング明けの2曲目のイントロでド派手に中近東メロディをかまされた時は、ベッドで聴いてたんですけど、もうほとんど飛び起きそうになりましたもん。それくらいインパクトがありましたね…。

RUDRAやMELECHESHを思わせるメロディを仕込んだギターワークといい、瞑想的な感覚を助長するパーカッションやサンプリングといい、何気にアレンジのセンスが良いと思う。ドリーミーなベースにパーカッションが絡み、メロディの夢見心地な美しさを引き立てるバラード「最果ての夢」なんて、若手とは思えないですもん。メロデスやパンク
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ASRA (日本) ★★ (2011-06-23 20:59:28)

仙台発エスニックHRバンド。
以前から雑誌のレビューに載ったりコンピレーションに曲を提供したりしていましたが、今日ついに1枚目のアルバムを発表しました。ちなみにアメリカに同名のデスメタルバンドがいます。

NECROBLASPHEME-Destination : Nulle Part ★★ (2011-06-23 07:39:11)

2008年発表の2nd。

年季の入ったブラック好きにも衝撃を与えるほど暴力的だった、ANTAEUSの「Blood Libels」でもドラムを叩いていたZvnが中心という事で、やはりブルータル極まりない仕上がりになってますね。

ファストパート中心にド迫力で畳み掛ける展開、DEICIDEやIMMOLATIONに通じるゴリゴリを通り越してゴツゴツしたリフに血腥いメロディを絡めるギターワーク等、出音はほとんどブルデス。数曲でANTAEUSのMkM氏がヴォーカルで参加していますが、彼の怒りを込めて吐き捨てるスタイルは、この作風にもよくマッチしてます。

メンバーがアンダーグラウンド出身の割には、音が良くプロデュースされているのも特徴で、日本盤が出ているバンドと比較してもなんら遜色のないほど重さ・分離の良さに優れた音だと思う。メロディの良さ(血腥さ・気味悪さの
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NECROBLASPHEME ★★ (2011-06-23 07:38:22)

フランス産デスメタルバンド。
ANTAEUSの名盤「Blood Libels」でドラムを叩いたZvn氏もメンバー。

VAMPIRE PLEDGE-Vampire Library ★★ (2011-06-22 23:51:13)

2010年発表の1st。

歌メロこそアニメソング的なキャッチーなものながら、それを支えるのが高揚感のあるメロディを刻みに練り込んだメロデス的なリフ、ハードロックのワイルドさを感じさせる骨の太いリフであったり、ギターワークを主軸にした演奏であるという、いかにも最近の感性を持った女性ヴォーカル入りメタルという感じですね。

この手の、正統派な演奏+女性Voによるキャッチーなメロ、という作風はやはり陰陽座を思わせますが、曲を盛り上げるオブリやリードギターの切り込み、ツインリードによる泣きメロやピロピロ速弾きなど、クサメタルとしてのギターワークの魅力を「あからさまに」「分かりやすく」取り入れているのが特徴。歌メロの親しみやすさもありかなりキャッチーな作風。

また、フロントマンのさゆ嬢(なんとなく、トークスキルの高そうなバンドネームだ…)はショップでは「萌え
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BENIGHTED IN SODOM-Hybrid Parasite Evangelistica ★★★ (2011-06-22 22:16:38)

2010年発表の7th。

陰鬱なメロディを奏でるトレモロリフ/それを助長するようなアコギ/陰鬱さを強調するようなスロー~ミドル中心のテンポ設定と、ある程度は鬱ブラックのテンプレートどおりの音で、中期までのXASTHURを髣髴とさせる音ですが…XASTHURが鬱な心象風景を投影した作風だとするなら、こっちは肉体が腐り落ちて崩れていく幻覚に苛まれるような、よりグロテスクなイメージが強い音ですね。

特にトレモロリフの不協的なメロディにそれが顕著で、聴いているとまず筋肉が麻痺・弛緩し、次いで筋までドロけて腐っていくかのような感覚を覚えます。アコギも少なくない頻度で入りますが…叙情的というより、やはり印象としては不気味。アコギとキーの絡む4曲目は美しい感じがしますが、アパシー状態に陥った精神病患者が日の出など美しい情景を見ているような、どこか病的な印象を受けます。
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BENIGHTED IN SODOM ★★ (2011-06-22 22:15:34)

アメリカ・フロリダ産鬱ブラック。
2010年だけで5枚ものアルバムを出すほどの多作振り。
ほぼ隔月刊BENIGHTED IN SODOMって感じですね(笑)。

DIR EN GREY-Different Sense-罪と規制 (2011-06-21 21:57:35)

蜜と唾のリアレンジらしいです…ほぼ形を留めてませんが。
個人的にこれは今ひとつでした。下世話なグロテスクが強烈な個性になっていた原曲に対して、こっちのアレンジはふつうにスラッジを演ってるだけって感じ。確かに音の重さは海外のバンドに比肩できるけど、もうそういうレベルはこのバンドにとって「当たり前」なので。これなら絶対海外のメタルバンドじゃできない世界観の原曲の方が断然良かったと思う。

DIR EN GREY-DUM SPIRO SPERO-DIFFERENT SENSE ★★★ (2011-06-21 21:53:57)

新アルバムの発表を2ヵ月後に控えたDIRのシングル。
路線としては「朔」「凱歌」「激しさと~」辺りをビルドアップしたような、クリーンで歌い上げるパートとカオティックに攻めるパートを対比させた曲ですが、前のアルバムと比べると格段にデス系の声の乗りが良くなってますね。特に低音グロウル。
このバンドとしては珍しくギターソロが長めに入ってますが、これが変に速弾きに走ったりウザく音を揺らしたりに行かず、フレーズの良さで聴かせるタイプでかなり素晴らしい。ヴォーカルの成長が取り沙汰されますが、楽器の聞かせ方の部分もかなり上手くなってると思う。

DEKADENT AESTHETIX-Dekadent Aesthetix ★★ (2011-06-17 22:51:31)

2010年発表の1st。

あのJOYLESSともスプリットを出してる事からも推察される通り、ポストブラックの「ポスト」の部分をこじらせたようなアヴァンギャルド・ブラック。シューゲイザーブラック風轟音リフとメロブラ風トレモロリフを交互に繰り出してみせたり、ハードコア的なグルーヴィな疾走を設けてみせたり、ブルース寄りのサイケなハードロックに回帰してみせたり、作風が多岐に渡り過ぎて固有のスタイルを持たないのでは?と思わせるほど。

ただ、雑多なスタイルを詰め込んではいるものの、睡眠薬によって意識がトロケるかのようなドリーミーなピアノ、神経が捩れて戻らなくなるような痙攣リフなどが随所に盛り込まれているため、全体を通して世界が歪んで見えるような、神経症的な質感は共通してますね。効果音やサンプリングを使う点はLIFELOVERとも共通してますが、女性の含み笑いや吹き出し笑い
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OLD (GERMANY)-DOWN WITH THE NAILS (2011-06-17 22:33:23)

2006年発表の1st。

DARKTHRONEのN.Culto氏が推薦コメントを寄せてますね。
「OLDはアンダーグラウンドが尚生きていて、これまで以上に重要となっていることを証明した」みたいな感じでしょうか。そのコメント通りの、まだスラッシュと未分化だったころの音を現代に蘇らせるようなダーティ極まりないブラックメタル。

ブラックメタルの宗教性やスラッシュのテクい部分を極力排除し、ダーティでロックンロールの衝動を追求したような作風で、邪悪さよりも聴いていて体が動きそうな「熱さ」に傾いている感じですね。最近のDARKTHRONEも彷彿とさせますが、こっちはヴォーカルに地声成分をそれほど混ぜない絶叫スタイルのため、より攻撃的に聞こえます。ただ、DARKTHRONEと比べると少し貫禄と曲ごとの個性が足りない気も。

そういう訳で、個人的な好みからす
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OLD (GERMANY) ★★ (2011-06-17 22:32:40)

ドイツ産ブラック/スラッシュ。
DESTROYER 666のメンバーが絡んでます。

QUINTESSENCE-Le Fléau de ton existence ★★★ (2011-06-16 23:03:49)

2009年発表の1st。

…どうしてフランス産のプリミティブブラックって、こうもメロディセンスに優れたバンドが多いんでしょうね…。MOURNING FORESTも大概でしたけど、このバンドもメロウ好きはスルー不可なメロディセンスの高さがありますね。ジャケは魔女裁判の拷問でダークな感じですけど、メロディの方はエモーショナルと表現してもおかしくないほどにメロウで、特に2曲目や4曲目ではキーが入っていないのに、トレモロリフが「シンフォニックに」聴こえるくらいメロディアス。聴いてて「幻想美」という単語が浮かんできました。耳に痛くない、篭もり気味の音質もメロディを味わうのに絶好。

また、このバンドの作風ってプリミティブ・ブラックとしては破格のドラマ性があるように思うんですよね。例えば1曲目、全体に緩急の付いた展開だし、ブラストビートで飛ばしてからツーバス乱射モードに突入
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QUINTESSENCE ★★ (2011-06-16 23:01:52)

フランス産プリミティブブラック。
この系統の中でも非常にメロウでドラマティックな作風のバンドです。

SATURNUS-Martyre ★★ (2011-06-15 18:00:42)

2000年発表の2nd。

タイプとしてはゴシック・ドゥームでしょうか。
陰鬱…というよりは、ブルーズの泣きにも通じる、焼け付くようなメランコリックなメロディを奏でつつ、厳粛に進行するアトモスフェリックな作品ですが、ハモンドとギターリフのかっこいいユニゾンをロックなリズムに乗せるパートが一部にあったり、基本的には暗いながらも意外にハードロックのかっこよさが残っているのが特徴ですね。グロウル中心のヴォーカルも、それだけではなく、悲嘆に暮れるような呟きと、苦悶に満ちたがなりなどで曲の感傷的な雰囲気を更に濃密にしてます。

ただ、音質が繊細さ重視なためか、少しダイナミズムに欠ける感じがあるのが残念ですね…BARREN EARTHやSWALLOW THE SUN辺りのメロデスの哀愁とドゥームの重厚さを兼ね備えたバンドが好きならばほぼ確実に気に入るであろう、深遠な世界
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モーニング娘。-12,スマート-Only you ★★★ (2011-06-14 22:31:19)

さっき買って帰ってからもう20回以上は聴いてます、この曲。
シングル曲では「リゾナントブルー」辺りを髣髴とさせる、ダンサブルな曲調で、最初は3連のリズムからサビで視界が開ける展開が印象的な曲…という感じでしたが、良く聴くと作り込みがヤバいですよね、この曲。サビ等で歌メロの合いの手的に挿入されるシンフォなストリングス、ノイジーで場面を引き締めるシンセなど、各フレーズの一つ一つに凄くパワーがある感じで、オケだけ聴くと色んな音が入りまくりで若干カオスに感じるほど。なのに歌入りテイクを聴くと、全体として洗練されたポップスに聴こえるのはマジで凄いと思う。
飛び道具的な要素は全くなく、むしろサビメロなんかはスタンダード性すら感じるほどですが、それなのにサービス精神旺盛なのが素晴らしい。真面目に、海外のポップスでここまでスタンダードな曲調かつサービス精神に溢れたアレンジ演ってるアーティスト
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モーニング娘。-モーニング娘。'14 カップリングコレクション2-やめてよ!シンドバッド ★★★ (2011-06-14 22:30:09)

こっちは「Only you」とは対称的に、飛び道具精神全開な感じ。
シンセとギターのユニゾンのリフなんて、ドリフの音楽みたいで歌詞とも相俟って聴いてて笑ってしまいそうになりますもん。漫才のSEのような効果音や、笛、太鼓等の楽器が歌メロの合いの手に入るアレンジも楽しい。しかし、はっちゃけた曲調ながら、歌メロをおちゃらけずしっかり歌ってくれてる(Aメロなんかクールに聴こえる)ので、面白いだけで終わらない、良い曲になっているのが素晴らしい。「合いの手の美学」は効果音だけでなく、リズム面でも発揮されていて、特にサビ部分は聴いていて気持ちよくなれます。

AL-KAMAR-Abstract Spread ★★★ (2011-06-14 00:07:02)

2011年発表の1st。

クリエイターやミュージシャンが、レーベル等の制約に縛られず、自身の創造性を発揮出来る場所として徐々に注目を浴び始めている同人音楽シーンですが…まさかそのシーンから、こんなアーティストが生まれるとは。なんとALCESTやAMESOEURS、LANTLOS辺りに影響を受けたと思しき、アーバニズムの危うく儚く、ダークな側面を描くシューゲイザー・ブラック。

このアーティスト、リフやメロディによって「儚さ」「鬱感情」などの微妙なニュアンスを表現出来てはいるんですが…思いっきりその感情に沿ったメロディを弾いてくれるので、ある意味キャッチーにすら聴こえるのが素晴らしいと思う。表現している、しようとしているものが、繊細さを要求されるものなのにも関わらず。

この手のバンドって、時々情景描写に重きを置きすぎるきらいがあって、リスナーが付いて
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AKB48 (2011-06-12 23:50:15)

AKB48のCDはまだ持ってない私が言うのもなんですけど…
AKB48が売れてるのは「インタラクティブ性」が時代に合ったからじゃないでしょうか。

例えば、一昔前まで最も力のあるメディアであったテレビなんかは、送り手から受け手へ、関係性が一方的でしたが、近代に入って携帯電話やインターネットなど、送り手と受け手の境界が曖昧なメディアが台頭してきましたよね。そういった世間の変化と、投票で歌唱メンバーを選抜する等、受け手が参加できるプロデュースの方向性が合致したから、ブレイクしたんじゃないかと思います。

同様のことはニコニコ動画や同人音楽の流行にも言えますが、そうした世間の風潮の変化が最も良く現れてるのが、「AKB48のブレイク」じゃないかと。テレビが力を持ってた時代、オーディション番組のASAYANがきっかけで鈴木亜美さんやモーニング娘がブレイクしたのとは好対
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SADIST-Season in Silence ★★ (2011-06-12 19:21:46)

2010年発表の6th。

SADISTは初聴きな俄かメタラーですが(笑)、これは面白い作風ですね。
変拍子やジャジーなベースラインも交え、カオティックでテクニカルな演奏と、その上を華麗さ、寒々しさ、薄気味悪さなど様々な情景をメロディで描くような、シンフォなキーボードが乗る音楽性は他では聴けない音だと思う。特にキー、時々クラシックのような上品なメロディも奏でてて、それが混沌としたリズム、野卑なヴォーカルと相俟ってなんか不条理極まりない事になってます(笑)。

ただ、面白いっちゃ面白いんですが、個人的には楽しめない部分も。
確かにテクニカルなアンサンブルはかっこいいんですが、リフがリズムに従属しすぎて、単体のフレーズとしてみた時に少し弱い箇所があるのと、ヴォーカルも突き抜けた野蛮さが無いのとで、いまいちスキッとしない感も受けるんですよね…。リフはかっこい
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DEMONAZ-March of the Norse ★★ (2011-06-11 17:36:57)

2011年発表の1st。

作詞・作曲は全てDemonazが行っているようですが、作風的にはIMMORTALよりもIの方に近いですね。基本的にミディアムテンポで、刻みリフに勇壮なメロディを乗せ、堂々と展開していく、エピックな感触の音。派手に疾走したりこそしないものの、リフやリードギターに練りこまれたセンスのいい、丁寧なメロディに聴き入ってしまう作風です。

ヴォーカルを務めるDemonazの声も結構独特。落ち着いた声色で語りかけるようにがなる感じですが、攻撃性は高くないものの、妙に枯れた色気が感じられて悪くないです。潰れたダミ声でメロディを歌ったり、勇壮なクワイアを従えたりすると、時々ヴァイキングメタルっぽい雰囲気もありますね。

確かにエポックメイキングな要素はないですし、わざとらしく耳を惹こうとする箇所はありませんが、しっかりとリフやメロディの練ら
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DEMONAZ ★★ (2011-06-11 17:36:10)

OLD FUNERALやIMMORTALのメンバーで、IMMORTALを抜けてからも作詞などで関わってきた人物。先日ENSLAVEDのIce Daleをギター/ベースに、IのArmageddaをドラムに迎え、1stアルバム「March of the Norse」をリリースしました。

TOTALSELFHATRED-Apocalypse in Your Heart ★★★ (2011-06-11 10:11:12)

2011年発表の2nd。

一口に鬱ブラックと言っても、ひたすらにスローでネガティビティを巻き散らしていくもの、不条理な展開で日常の風景を捻じ曲げるものなどさまざまなスタイルがありますが、このバンドは丁寧かつドラマティックに鬱感情を描いていくスタイルですね。リズム面でもスローパートだけではなく、1曲目からファストブラック並のスピードで疾走してますし。

こんなバンド名だと、メロディも如何にも呪い殺してやりたそうなドロドロしたものを想像しますが、意外にもメロディは儚くて幻想的で、シューゲイザーブラック好きにもアピールできそうなほど。それが頻繁に現れる、眠りを誘うような優しいギターの残響と合わさると、ほんと脳波が操られそうになります。ただ、ヴォーカルはバンド名通りの、肺に溜まった空気を全て憎悪に換えて吐き出すような絶叫ですが。

トレモロでハモりつつ疾走し
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TOTALSELFHATRED ★★ (2011-06-11 10:09:50)

フィンランド産ディプレッシブ・ブラック。
HORNAのメンバーが絡んでます。

WOE-Quietly, Undramatically ★★★ (2011-06-10 21:53:39)

2010年発表の2nd。
この作品、アルバムタイトルとは真逆の音ですよね(笑)。

ハードコアのやぶれかぶれさも伴ったファストブラックで、とにかくテンションの高さが半端ないです。ヴォーカルは親の仇が川の向こう岸にいるかのように全力で喚きまくり、ドラムもファストパートの飛ばしぶりが凄まじい。スラッシュビートも多用しますが、ギターの音色・リフの質感がグルーヴ系でなく、最近のバンドに多いバンドサウンドを歪みで包み込むようなタイプなので、意外とオールドスクールな感触は薄め。

この作品、最初はそのやぶれかぶれなハイテンションに圧倒されますが、意外にも曲はドラマティックで緻密なんですよね。アルペジオやギターソロが展開の中心になることもあるし、タイトル曲ではまさかのマイルドなヴォーカルハーモニーまで。そのせいか、ショップではメタルコアとブラックの融合と言われてましたし。
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WOE ★★ (2011-06-10 21:53:07)

アメリカ産ブラックメタルバンド。
KRIEGの現ドラマーのChris Griggが在籍。

モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-It's You ★★★ (2011-06-10 21:51:24)

アルバム曲の中では一番好き。シングル入れてもトップ3に入る。
ノイジーなシンセの音色、跳ねたベースライン、吐息交じりのアンニュイな歌唱が官能的なムードを醸しだす曲で、薄暗いフロアをピンク色の照明が妖しく照らして、上ではミラーボールが回ってる…みたいな情景が思い浮かぶ。間奏のオルガンソロがその情景を更に頽廃的に彩ってます。この吐息を混ぜる歌唱はつんく氏の指導でしょうか。本人も時々こういう歌い方しますよね。

モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-悲しみトワイライト (2011-06-10 21:50:17)

確かに、リフやオブリガード、ソロなどギターパートはかっこいいと思うんですが…シングル曲、しかもアルバムのトリにしてはちょっと弱い印象が。厳しい事をいえば、つんくブランドじゃなかったらスルーしてると思うくらい…かも。つんく氏はノーマルなポップスやロックを作ろうとしない方が良い曲が作れてると思う。

モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-片思いの終わりに ★★★ (2011-06-10 21:49:41)

ヴィジュアル系とかのショッキングな曲ももちろん未だに大好きですけど、年を取るとこういう日常の自然な情景・感情の動きを歌った曲が妙に沁みてくるんですよね…(笑)。メロディも歌声も、聴いててしみじみと「良い曲だなぁ…」と浸れてしまいます。自然に聴かせつつ、よく聴くとかなりメリハリの付いているアレンジも素晴らしい。

モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-女に 幸あれ ★★ (2011-06-10 21:43:05)

これは…狙って歌詞やメロディの世界観と、アレンジの方向性にギャップを持たせてるんでしょうか。メロや歌詞は前時代的とも言えるくらいなのに、アレンジはやたら大げさなオーケストラヒットや硬質なリズムが取り入れられてて、結構違和感があるかも。まあ勢いは感じますが…なんかチープというか、既存の曲のリミックスめいた印象を受ける。メロディは相変わらず本当に素晴らしいんですが。

モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-情熱のキスを一つ ★★ (2011-06-10 21:40:19)

ややダークな質感の、スパニッシュなテイストの入った落ち着いた曲で、個人的には倉木麻衣さんの「Just Like You Smile Baby」辺りを思い起こさせる曲調。倉木さんの曲でも、アッパーな曲よりこういうムードのある曲が好きだったし、この曲も一回聴いてピンと来ましたね。

モーニング娘。-プラチナ 9 DISC-みかん (2011-06-10 21:39:16)

こういう文脈で「未完」という単語を使われると、男坂を思い浮かべてしまいますね(笑)。ポジティブだけどやぶれかぶれ的な。「ここにいるぜぇ!」もそうですが、この曲は、正直モーニング娘の声質に合わせて作られてないような気がする。つんく氏本人が歌った方が決まりそうな印象のある、また歌ってる姿が容易に想像できるような曲なんですよね。


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