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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3501-3550
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-落石覚悟 (rakuseki Kakugo)
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Uchina
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Yayema
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Purpurke
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-能伊勢 (noise)
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-高砂 (takasago)
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)
HAKUJA-Legacy-Kanata
HAKUJA-Legacy
VULTURE INDUSTRIES
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Grim Apparitions
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-The Benevolent Pawn
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Blood Don't Flow Streamlined
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Pills of Conformity
VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals
MAYHEM-Life Eternal
HELLVETO
HELLVETO-Neoheresy
THRONE OF KATARSIS-Helvete - Det Iskalde Mørket
ABSU-Absu-Ye Uttuku Spells
ABSU-Absu-Sceptre Command
ABSU-Absu-Magic(k) Square Cipher
ABSU-Absu-Amy
ABSU-Absu-Night Fire Canonization
ABSU-Absu
ABSU-Absu-Between the Absu of Eridu & Erech
ABSU-Absu-...Of the Dead Who Never Rest in Their Tombs Are the Attendance of Familiar Spirits... Including: a) Diversified Signs Inscribed - b) Our Earth of Black - c) Voor
VARGR-Storm of Northern Evil-Behold the Most Unclean
VARGR-Storm of Northern Evil-Storm of Northern Evil
VARGR-Storm of Northern Evil
NORDVARGR-The Betrayal of Light (nordvargr / Drakh)
鬼嫁-占有愛
MZ.412
MZ.412-Infernal Affairs
TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass-Acts of Communion
TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass-The Black Arts of Vruguun
TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass-The Ceremony of Tjolgtjar
TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass
水鏡-夕掛け-月の草 露の草
水鏡-夕掛け-花見酒
水鏡-夕掛け
MELENCOLIA ESTATICA-Letum-Letvm Ⅱ
MELENCOLIA ESTATICA-Letum
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QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-落石覚悟 (rakuseki Kakugo) ★★★ (2009-03-04 07:36:03)

サビ(?)の雰囲気が、人食い獅子ならぬ「人食い獅子舞」が舞っているようで印象に残る曲。ファストパートは普通のファストブラックよりもファストで、まるで土砂崩れに巻き込まれるかのよう。タイトル通り、落石覚悟の心構えを持って聴くべし。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Uchina ★★★ (2009-03-04 07:33:22)

えいさか、えいさか、えいさか、ほやさ。
…なんてかっこいいんだ…これ聴くと、何で日本にメタルが入ってきた時点で誰もこういうコラボをやらなかったのか疑問だわ…。御囃子調の掛け声も、こういう展開で聴くと「黄泉の扉開闢せり」みたいな雰囲気にしか聴こえないのが面白いです。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Yayema ★★★ (2009-03-04 07:30:26)

明るめなメロディが、どこかサイケデリックな感覚を与える曲。
他の曲は現世と幽世の狭間みたいな音なんですけど、これは向こうに行ってしまってる感じ。あっち側の世界は、人間の脳には多幸感に満ちた幻覚として知覚される…みたいな。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Purpurke ★★★ (2009-03-04 07:27:31)

テクニカルな楽器のせめぎあいは、能楽とメタルのコラボという特殊な音楽という以前に、普遍性のあるかっこよさがあると思う。ほんと、このアンサンブルで何も滾るものがないなら、ロックファンとしてどうかと思う…っていうくらい鬼かっこいいです。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-能伊勢 (noise) ★★★ (2009-03-04 07:24:58)

日本の伝統音楽+暗黒メタル=黄泉メタル?
こういう音楽を聴いていると、現世と幽世を繋ぐ世界というのは、案外能の舞台のような風景なんじゃないかと思えてきます。タイトルは「ノイズ」と掛けてるんでしょうか。MERZBOWとも交流があるみたいだし。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-高砂 (takasago) ★★★ (2009-03-04 07:21:16)

テクニカルなアンサンブルをひとしきり見せつけた後の能管ソロが、1曲目にして強烈なインパクトを放ってます。…こういう曲を聴かせたら、今の若者にも日本の伝統芸能がどれだけ素晴らしいものか伝わるんじゃないかと思う。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘) ★★★ (2009-03-03 22:03:00)

日本のブラックメタルバンド凶音のメンバー絡みのバンドが、能楽師である一噌幸弘さんと組みリリースした1stアルバム。2008年発表。

作風は、一噌さんの能管や伝楽笛などの笛が、ブラックメタルサウンドに乗り乱舞する…という内容ですが、ブラストやトレモロリフなど、ブラックメタルの手法は用いているものの、余り「暴虐性」「邪悪さ」にそれらが向かっていかない印象。御囃子調の掛け声などはあるものの、デスヴォイスもほぼ無いですし、割とブラックから離れた音。

むしろテクニカルなアンサンブルで聴き手を翻弄し、能管のような個性の強い楽器が前面に出された音は、プログレ/アヴァンギャルドメタルのファンにこそ受けると思う。アンサンブルの中核にキーボードが絡んでいく音像は、五人一首にも通じると思います。

…こういう伝統芸能的な音楽って、テレビで見たり学校で習ったりする分には、
…続き

HAKUJA-Legacy-Kanata ★★★ (2009-03-01 07:27:49)

曲自体はメロウな疾走で、このアルバムの典型と言える曲調ですが…このタイトル、「外国人から見た日本の文化」を意識してるのかもしれませんね。「刀」とか「the Blade」とかにしないあたりそう思います。
本当だ、「Kanata」ですね…変な分析までしてしまって恥ずかしい(汗)修正依頼を出しておきました。

HAKUJA-Legacy ★★★ (2009-03-01 07:26:00)

FUNERAL ELEGYのメンバーによる独りブラックの1st。

メロウ/ディプレッシブなリフ捌きを前面に押し出した作風は、MUTIILATIONなどのLes Legion Noire関連のバンドが良く引き合いに出されているようですが…個人的にはこのバンドのメロディからは、LLN的な毒々しさと耽美さの秘められたメロウさというよりは、新世代ブラック(KRALLICE、LANTLOS辺り)にも通じる、聴いていて浄化されるようなメロウさを強く感じられるんですよね。ヴォーカルはモロにBURZUMやSILENCER系の真に迫った悲鳴で、このエモーショナルなメロディが終始鳴り響く作風と良く合っていると思います。

曲自体はプリブラ的ミニマルな2ビート疾走を軸に据えたスタイルで、プリミティブブラックと定義できそうなんですが、音質はかなり良いですね。特にリフの良い感じにラフでい
…続き

VULTURE INDUSTRIES ★★ (2009-03-01 07:23:00)

ENSLAVEDのライブメンバーが在籍するプログレブラック。
ARCTURUSやIhsahnのソロが好きな方にお勧め。
有名バンドのライブメンバー在籍のバンドって、何気に質が高いのが多い気がする。

VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Grim Apparitions ★★★ (2009-03-01 07:22:07)

ベースの深い音色が、聴いていて気持ちの良い曲。
声質が変わって聴こえるほどにメロディに抑揚を付けて歌うヴォーカルも面白いです。

VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-The Benevolent Pawn ★★ (2009-03-01 07:21:18)

宇宙的浮遊感の丁寧な描写はARCTURUSの4thに通じるものも。
やっぱり色々な作品が混じってる気がする。

VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Blood Don't Flow Streamlined ★★★ (2009-03-01 07:20:20)

Garm風の低音ヴォーカルで早口で歌い上げたり、ヴォーカルはなかなか器用。
これを聴くと、「La Masquerade Infernale」でのGarmの歌い方で少しがなり入れると、Attilaの声にちょっと近くなるんだなぁ…と思えてきます。

VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals-Pills of Conformity ★★ (2009-03-01 07:19:27)

SF的宇宙観のケレン味と、曼荼羅的宇宙観の神秘性の両方を持ってる曲。
しかし、ヴォーカルの第一声にはびっくり。あまりにもGarmにそっくりで…ARCTURUSを知っているなら少なからず驚くと思います。

VULTURE INDUSTRIES-The Dystopia Journals ★★ (2009-03-01 07:17:00)

2007年発表の1st。

「ARCTURUSっぽい」と前から評判の彼らですが…そう前置きされても、実際に聴いてみるとかなりの驚きがあるくらい、ARCTURUSソックリのプログレブラックですね(笑)。しかも特定のアルバムじゃなく、SFっぽい情景が垣間見えるキャッチーなリフやキーボードの音色は「The Sham Mirrors」に、気難しい賢者のような低音ノーマル声や全体に漂うリスナーを幻惑するようなムードは「La Masquerade Infernale」に通じるものがあるなど、ARCTURUSが今までにリリースしてきた作品全体から影響を受けたような仕上がりの音なのが面白いです。

…でも、ヴォーカルはGarm風に低音で歌い上げられる時点で歌唱力あると思う上、ブラック声もバリエーション豊かでかなりの実力者だし、曲自体もARCTURUSが3rdリリース後にメンバーを
…続き

MAYHEM-Life Eternal ★★★ (2009-02-27 21:57:00)

1st収録の「Cursed in Eternity」「Pagan Fears」「Freezing Moon」「Funeral Fog」「Life Eternal」の5曲のラフミックスを収録したアルバム。Season of Mistより3000枚限定でリリース。Attilaが持っていたテープをCD化したもののようです。

1stの音質と比べてみると、こっちの方が音圧、ノイジーさ共に弱い感じですね。その代わりギターのフレーズはほんの僅かに聞き取りやすくなっているように思います。ほんの一部、音がひしゃげてる所もあるんですが、殆ど気にならないレベルで、1stが楽しめた人なら十分受け入れられるであろう音。ヴォーカルはスタイルやライン自体は同じですが、微妙に声の高さや力の込め具合に違いが感じられますね…ヴォーカルは違うテイクを使っているのかもしれません。…こっちの方がミックス的に音に「馴
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HELLVETO ★★ (2009-02-27 21:53:00)

ポーランドの独りペイガン/シンフォブラック。
GRAVELAND、EQUILIBRIUM、ELUVEITIE、PERUNWITなど、ペイガン系の
バンドは幾つか聴きましたが、一番衝撃を受けたのはこのバンドですね。
ペイガン好きなら、マジでこれは聴いておいた方がいいですよ。

HELLVETO-Neoheresy ★★★ (2009-02-27 21:49:00)

2008年発表の11th。
某雑誌で、SAMAEL、MELECHESH、SATYRICONなど私的に鼻血もののラインナップが引き合いに出され、かなり好意的にレビューされていたので興味を持ち、購入に至ったんですが…すっごいですよ、これ…。

他のペイガン系のバンドを引き合いに出すなら、パーカッシブなリズムを上手く用いて異教的な情景を描く近年のGRAVELANDのスタイルに、幽遠なシンセや雄々しいクワイアを用いて風景を描くLORD WINDの手法を足した感じ、でしょうか。

これらのバンドが風景の描写や異境思想の伝達など、一般的なメタルの価値観とは別の所に独自の価値観を成立させている(そもそもLORD WINDはシンセ音楽だし)ように思えるのに対し、このバンドはリフは重いし、ブラストもするし、よりメタリックな感じ。
パーカッシブなリズムを刻みリフの重さが更
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THRONE OF KATARSIS-Helvete - Det Iskalde Mørket ★★ (2009-02-26 21:06:00)

2009年発表の2nd。

これまた「いかにも」なトゥルー・ブラックですね。
「(Euronymous時代の)MAYHEMの陰湿なドラマ性と(初期)DARKTHRONEのRAWさを融合させた感じ」だとか、「プリミティブな感性に目覚めたGORGOROTH」とか、90年代前半~半ば辺りのブラックメタルバンドを引き合いに出したくなるような作風。あの辺りのブラックに影響され、その音を今に蘇らせようとしているかのような雰囲気。

ただオールドスクールなだけでなく、ディプレッシブなメロディや悲痛ヴォーカルなどの鬱要素、NED関連のバンドを思わせる、神秘性が邪悪さとして出力されているようなムード作りなど今風のブラックの感覚も隠し味程度に取り入れ、大作主義の中で上手く展開させている感じがします。ヴォーカルも邪悪さ満点のがなりからAttila風の詠唱・呪詛、悲痛絶叫までこなし
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ABSU-Absu-Ye Uttuku Spells ★★ (2009-02-24 18:45:11)

AVERSE SEFIRAにも通じる、カオティックで不穏な雰囲気の曲。
…アルバムラストがこんな不吉な曲→インスト、でいいんでしょうか(笑)。AVERSE SEFIRAよりは多少愛想が良い感じはしますが、かなり邪悪です。

ABSU-Absu-Sceptre Command ★★★ (2009-02-24 18:42:06)

このキレのいいヴォーカルラインは、やっぱりスラッシュがベースにあるバンドだからこそでしょうか。今作ではそこにブラックの凶悪さもたっぷり注がれていて本当にかっこいい。めっちゃ細かいけど、「projects」の吐き捨て方が好き(笑)。トレモロをふんだんに使用した、テクニカルなリフ捌きも素晴らしい。

ABSU-Absu-Magic(k) Square Cipher ★★★ (2009-02-24 18:38:29)

頭の寒々しい疾走は北欧のバンドみたいですね…それにオカルトで言う携挙のシーンを思わせる神秘性を加えた感じ。北欧パートが終わると、異国メロをフィーチャーしたテクニカルな展開に。リードギターとドラムの絡みは、なにか鬼気迫るものがあります。

ABSU-Absu-Amy ★★★ (2009-02-24 18:33:19)

勇壮なメロディ、ダミ声のヴォーカル、キーボードやブラスによる雰囲気の演出など、ヴァイキングメタルのテイストが感じられる曲。ABSUのコンセプトからしたらこういう曲を演っても不思議じゃないのかもしれませんが…1曲目、2曲目に続いて新しく得たカードを惜しみなく出してくるようで実にスリリング。
ちなみにこのアルバムでは、ハイトーンは封印してるのでアレが苦手だった人も安心して手を出せます。

ABSU-Absu-Night Fire Canonization ★★★ (2009-02-24 18:29:03)

中近東の香りのするメロディとデス/スラッシュ寄りブラックを組み合わせた作風は、ちょっとMELECHESHみたいですね。リフと連動する、パーカッシブなヴォーカルラインもそれっぽい。ちなみに、ギターソロはBlasphemer(ex-MAYHEM)が弾いてます。

ABSU-Absu ★★★ (2009-02-23 18:37:00)

2009年発表の5th。約8年ぶりとなるフルアルバム。

2001年に「TARA」をリリースして以降、Proscriptor氏がドラマー生命に関わるような怪我をしたり、結成当初からのメンバーがバンドを脱退したり、レーベルを移籍したりかなり紆余曲折を経て完成したアルバムらしいですね。Proscriptor自身も、一時的にバンドを辞めてSLAYERのオーディションに行ったこともあったとか。セルフタイトルアルバムを作る構想自体は、随分前からあったそうです。去年からリリースされると言われてて、かなり楽しみにしてました。

路線自体はスラッシュを更に凶悪化、テクニカル化したようなブラックなんですが、まず一聴して随分洗練されたような印象を受けました。「Tara」は、アンサンブルや曲自体はかなり良かったものの、微妙なハイトーンやポコポコドラムなど、B級っぽい箇所もありましたが、
…続き

ABSU-Absu-Between the Absu of Eridu & Erech ★★★ (2009-02-23 18:31:47)

短いイントロのあとで繰り出される、明らかにメジャークラスの垢抜けた音に驚く人も多いはず。マーチ風パートの威圧感といい、凄く風格があると思う。ヴォーカルも凶悪に、凄絶になっただけでなく、パーカッシブな感覚はある程度残っているのが良いですね。

ABSU-Absu-...Of the Dead Who Never Rest in Their Tombs Are the Attendance of Familiar Spirits... Including: a) Diversified Signs Inscribed - b) Our Earth of Black - c) Voor ★★★ (2009-02-23 18:27:30)

曲名長っ。BAL-SAGOTH超えたかも(笑)。
タイトルもインパクトありますが、曲の方もどこまでも上り詰めるようなギターメロに始まり、クワイアやハープシコードを導入した神秘性の演出、プログレッシブなキーボードソロと来てラストはアンビエントで締めと大盤振る舞いで、この一曲で一つのエピックになっている感じ。特に最初のコーラス前のギターがかっこよすぎです。

VARGR-Storm of Northern Evil-Behold the Most Unclean ★★★ (2009-02-22 22:14:09)

…よくもまあ、こんな不穏なメロディ書けるなぁ…と嘆息したくなる曲。
神経を一本一本引き摺り出されて、棒とかで適当にクルクル巻き上げられたらこんな感じかも。

VARGR-Storm of Northern Evil-Storm of Northern Evil ★★ (2009-02-22 22:13:21)

この後半のギターの音色が超凶悪。RAWってレベルじゃないです。
…(ノイズ/アヴァンギャルドの)PITAの作品にも脳をガリガリやられるようなノイズがあったんですが、こっちはより攻撃性の高い、直接的な音。脳髄を電ノコで切り刻まれてる気分になってきます。

VARGR-Storm of Northern Evil ★★ (2009-02-22 22:11:00)

2008年発表の3rd。

「VARGR」という言葉には、本来の意味の「狼」以外に、「無法者」というニュアンスもあると「Lords of Chaos(邦題:ブラックメタルの血塗られた歴史)」には書かれていましたが、名は体を表すというか、なんというか…。まあレーベルからしてSORTSINDとか出してるところですからね…。

ノイズの洪水が、聴覚だけでなく痛覚をも通じて、脳髄に流れ込んでくるかのような超暴力的ノイズ・ブラック。ダークアンビエント/ドローン的なパートや打ち込みのリズムを導入するなど、実験色も少しありますが、ILDJARNやSORTSIND以上に耳に厳しい音。2曲目の後半なんて「どれだけ電ノコに近い音をギターで出せるか」という実験にも思えるくらいだし、こういうのを聴いて喜んでる自分が段々ドMに思えてきます(笑)。

しかし、エフェクトが逆により
…続き

NORDVARGR-The Betrayal of Light (nordvargr / Drakh) ★★ (2009-02-22 22:07:00)

Drakhとのコラボアルバム。2008年作品。
…と言っても、NordvargrもDrakhもMZ.412のメンバーですけどね。

面子から想像出来る通り、MZ.412と同路線のダークアンビエント。MZ.412の「Infernal Affairs」がメタル的な手法はほぼ無かったのに対し、こっちはアコギが使用されていたり、辛うじてドローン的な、歪んだリフらしきものがあったりしますね。それらを持続音やSEなどを絡め、丁寧に層を重ねて、音像を作り上げていく作風。音作りの上手さは言うまでもなく、周りの景色を呑み込む闇がそこにあるように、リアルに感じられます。

MZ.412がブラックメタルに通じる暗黒な雰囲気をひたすらに描いていたのに対し、こっちは浮遊感も感じられ、よりアートっぽい感じ。個人的にはどこか宇宙っぽい情景も浮かぶんですよね…。不毛の惑星に取り残された宇宙
…続き

鬼嫁-占有愛 ★★ (2009-02-21 21:31:00)

2005年発表の1st。
…やっぱり、「HR/HM」「女性Vo」「和」と三拍子揃ってると、陰陽座や犬神サーカス団を
引き合いに出したくなりますよね。ハードロックにあるブルージーな感触が、欧米のバンドの
ようなカラっとした哀愁ではなく、いかがわしさ、おどろおどろしさに還元されている作風は
どっちかと言えば犬神に近いんじゃないかと思います。
演劇要素が低く、アンサンブル志向の高い犬神という雰囲気の音。
ヴォーカルもちょっとお嬌な感じの声質で、ファルセットを多用しよく出る高音を振り翳し、
時々奇矯さを感じさせる崩し方をするヴォーカルで、結構個性的な感じがします。
そのヴォーカルの歌うメロディも、どこか一昔前のV系にも通じるロマンティシズムを
感じさせるもので、彼らの音楽性の特徴の一つになってますね。
ただ、ヴォーカルの奇矯さが表現力不
…続き

MZ.412 ★★ (2009-02-20 18:07:00)

ノイズとブラックの混交は最近頓に行われてますが、その中でも古参のバンド。
暗黒メタラーからの注目も厚いCold Meat Industryに所属。
このレーベルのバンドでもメタラーの知名度は高いほうだと思います。
ちなみに、ノイズ界隈でも評価が高く、MERZBOWともコラボの経験があるとか。

MZ.412-Infernal Affairs ★★ (2009-02-20 18:04:00)

2006年発表の5th。

このバンド(?)、以前はトレモロリフや絶叫などのブラック要素も僅かにあったようですが、今作はそうした要素はほとんどなく、ノイズ/ドローン/インダストリアル/ダークアンビエント辺りにカテゴライズされるであろう音になってますね。

ノイズも音響的な過激さよりも、精神的な不安を煽るような音色だと思うし、頽廃的なメロディや機械音、ちょっとしたSEやリズムなど、全ての音がいちいち恐怖のツボを突いていて、CDに込められた音を総動員してリスナーを底知れぬ闇に叩き落すような作品。しかし、鬱ブラックとか聴いて安らぎを覚える人間が聴いたなら、きっと心地良い波動に聴こえることでしょう(笑)。

SUNN O)))が体で聴く音なら、こっちは精神で聴く音という感じ。
もしノイズやアンビエントに興味があるメタラーがいるなら、ガイドブックとか見てジ
…続き

TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass-Acts of Communion ★★ (2009-02-18 20:50:01)

雰囲気がスパニッシュというか、西部の荒野が浮かぶというか…どっちにしろ「今ブラックメタルバンドのアルバム聴いているんだよね?」と確認したくなるような曲調。曲の雰囲気と、タイトルのズレっぷりも凄い。

TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass-The Black Arts of Vruguun ★★★ (2009-02-18 20:48:16)

前半は思わず「夜露死苦!!」とか口走りたくなるような、ノリノリなブラックンロール…でもヴォーカルはマジに邪悪。後半は鬼ブラストに邪悪リフで普通にかっこいい。一体何がしたいんだか…素晴らしいですね(笑)。

TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass-The Ceremony of Tjolgtjar (2009-02-18 20:45:35)

これだけでは、えらく微妙なRAWブラックという感じなんですが…アルバム全体を聴いた後で聴くと、後の拡散した音楽性への衝撃を高めるための布石にも聴こえますね…。

TJOLGTJAR-The Tjolgtjarian Mass ★★ (2009-02-18 20:42:00)

2006年発表の2nd。

色々な所で、「NUIT NOIREに匹敵する脱力アヴァンギャルド・ブラック」的な感じで話題になっていたり、某大手レビューサイトでも50点以下のレビューが多く投稿されていたりなどから、興味を持って購入。確かに、インスト明けの2曲目を聴く限りでは、ミョーにRAWなドラムの音、紙というよりも「線」と表現したくなるようなギターノイズ、擬音で表すと「み゛ゅー、み゛ゅー」という感じの、搾り出しきれない微妙なブラック声…と、確かにこれは脱力ブラックだ、と納得し、そのまま暫く置いておいてしまったんですが…。

改めて聴いてみると、とんでもない作品ですよ、これ…。
2曲目は確かにそんな感じなんですが、聴き進めるうちにジャズ調のムーディーなパート、スパニッシュな雰囲気で音質もクリアなインスト、普通声で歌い上げるフュージョン風の曲、ILDJARN風RA
…続き

水鏡-夕掛け-月の草 露の草 ★★★ (2009-02-17 20:45:37)

三分に満たない短い曲ですが、マンドリンの音が本当に草が揺れているような情景を想起させ、かなりお気に入りの曲。…単に私がブラック好きで、トレモロフェチだから下駄履かせた評価付けてるとも言う(笑)。

水鏡-夕掛け-花見酒 ★★★ (2009-02-17 20:43:17)

描いている風景は、ただの桜の下での饗宴じゃなくて…やっぱり超自然的ななにかを感じさせるものだと思う。そもそもサブタイトルが「Spirit of Flower Intoxicate You(花の精があなたを酔わす)」ですし。桜の花びらに埋もれ、いつの間にか自分もその一部になってそうな恍惚感。

水鏡-夕掛け ★★ (2009-02-17 20:37:00)

2007年発表の2nd。
ASHADAやKBB、ASTURIASとレーベルメイト、女性Vo入りの幻想的な作風で評判も
良いみたいなので買ってみましたが、風評通り良いですね。確かに「女性Vo入り幻想音楽」と
いう意味ではASHADAやKIRCHE、ジギタリス辺りと通じる物があるんですが、それらのバンドが
ヴォーカルや歌メロを展開の中心に据えているのに対し、このバンドはフュージョン的な
アンサンブルが展開の中心になっていたり、使用しているキーボードもメロトロン、ハモンド、
ムーグなどヴィンテージ系の音色のものが多かったり、より「プログレッシブロック」的な音。
前述のバンドがロック/ポップス的な側面もあるのに対し、こっちは完全にプログレと
いっていい音だと思います。
こう書くとヴォーカルの魅力はいまいちに聴こえるかもしれませんが、癖のない声
…続き

MELENCOLIA ESTATICA-Letum-Letvm Ⅱ ★★★ (2009-02-15 23:57:29)

途中のKRALLICEにも比肩しようかという、トレモロハーモニーの美しさが素晴らしい曲。販促シールの「常ならぬメロディセンス(an extraordinary sense of melody)」が、全く誇張に聴こえません。

MELENCOLIA ESTATICA-Letum ★★ (2009-02-15 23:54:00)

2008年発表の2nd。

ABSENTIA LUNAEのメンバーが在籍、販促シールには「常ならぬメロディセンスを持ったブラックメタル」とのタタキがあることからも分かる通り、淡く儚く美しく、聴いていてカタルシスを覚えるようなメロディが特徴のメロディック・ブラック。
このメロディセンスは、KRALLICEやLANTLOS辺りの、シューゲイザー的な感性を持ったブラックメタルバンドと共通するものがありますね。分離の良い音質の割にギターがノイジーな音色なのも、攻撃性よりはメロディに篭められた感情を重視しているのかもしれません。

ただしそのメロディが乗るのは、前述のバンドのようなポストブラック的なものではなく、DISSECTIONやWATAIN辺りのスウェディッシュ勢に近い、疾走パートも多くメロブラとしてのドラマ性の強い音。それらのバンドと比べるとリフに余り刻みを入
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CODENAME : WINGLESS ★★ (2009-02-15 10:18:00)

国産二人組みゴシックメタルバンド。
…メンバーがSNKのサウンドチームの音楽が好きというのに、勝手にシンパシーを
感じてます(笑)。結構そういう事が購入動機になったりしますよね。

CODENAME : WINGLESS-Scar/red-清明 ★★ (2009-02-15 10:16:17)

日本情緒のあるメロディでも、このヴォーカルが「うねり」を加えるとどこかオリエンタルな雰囲気も感じられますね…掴みとして十分なインパクトを持った曲だと思います。

CODENAME : WINGLESS-Scar/red ★★ (2009-02-15 10:14:00)

2008年発表の1st。
女性Voをフロントに据えたシンフォ/ゴシックメタルをベースに、日本のバンドらしい、
キャッチーに花開く耽美さ、時折出てくる和風メロディ、打ち込みのリズムなどを取り入れた作風。
日本人だし、ゴスとインダストリアルって元々親和性が高いし、一つ一つの要素は独特とは
言い難いものの、それらが合わさって出来る世界観は結構個性的ですね。
しかしこのバンドの音楽性を一番個性的たらしめているのはヴォーカルでしょう。
声自体はフィメールゴシックらしい綺麗さなんですが、特定の拍を強調して「うねり」を
加えるかのような、パーカッシブな歌いまわしが強烈に印象に残ります。
ただ、歌い方のインパクトに、歌メロそれ自体は及んでいないという印象も。
せっかく魅力あるヴォーカルを前面に出してるのに、曲の中で一番良いメロディが歌パートに

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ABSENTIA LUNAE ★★ (2009-02-15 10:09:00)

イタリアン・ブラック期待の新星。…と言っても結成自体は02年らしいですが。
今年新しいアルバムを出すみたいですよ。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Memneso On ★★★ (2009-02-15 10:08:42)

男性の語りとアルペジオ、鐘の音のSEなどに例の細かいドラミングが絡むエンディング曲で、これ単品では普通なんですが、アルバムの締めとしては完璧だと思う。通して聴いた後にこれを聴くと、アルバムが終わると同時に、一つの世界観が終焉を迎えるような感覚を覚えます。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Modern Cathedral ★★★ (2009-02-15 10:07:50)

リフの音色に変化があっていいですね。個人的に「音色」ってメタルでは演奏力やフレーズ以上に大切だと思うし、そこに拘ってくれているのは嬉しい。その音色自体も幽玄な雰囲気で好きです。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Died Story Manifesto ★★★ (2009-02-15 10:07:01)

ブラックの中でも深遠なダークさを描いている音だと思うんですが、どこか洒落っ気や優美さみたいなものも感じられたりするんですよね…それが底が知れないようなムードに繋がっている感じ。


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