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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4701-4750
ARKHA SVA-Gloria Satanae-Down in Blaze and Pain
ARKHA SVA-Gloria Satanae-49 Evil Spirits
ARKHA SVA-Gloria Satanae-Gloria Satanae
ARKHA SVA
ARKHA SVA-Gloria Satanae
MARDUK-Nightwing
VINTERSORG-Solens rötter-Spirar och gror
MAYHEM-Misanthropy Records "presumed Guilty" Compilation-Ancient Skin
BURZUM-Misanthropy Records "presumed Guilty" Compilation-Et Hvitt Lys over Skogen
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-フタリノワタシ
MANES
MANES-How the World Came to an End-Transmigrant
MANES-How the World Came to an End-The Cure-All
MANES-How the World Came to an End-My Journal of the Plague Years (Fuckmensch Warmensch)
MANES-How the World Came to an End-Nobody Wants the Truth
MANES-How the World Came to an End-Come to Pass
MANES-How the World Came to an End
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-Hands of Doom
LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ
BEKHIRA
BEKHIRA-L'élu du mal-Prowler
BEKHIRA-L'élu du mal-From the Most Devasted Lands
BEKHIRA-L'élu du mal-The Devil And The Sorcerer
BEKHIRA-L'élu du mal
SOUND HORIZON-Chronicle 2nd-海の魔女
SOUND HORIZON-Chronicle 2nd-薔薇の騎士団
GRAVELAND
GRAVELAND-Will Stronger Than Death
VINTERSORG-Solens rötter-IDETEMPLET
VINTERSORG-Solens rötter-Dopt I En Jokelsjo
VINTERSORG-Solens rötter-STRALAR
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-空が軋み、世界が歪み、無き声を上げた。
CRAFT-Terror Propaganda-N.d.p.(nearly Dead Parasites)
CRAFT-Terror Propaganda-Hidden Under the Skin
CRAFT-Terror Propaganda-Reaktor 4
CRAFT-Terror Propaganda-Ablaze
CRAFT-Terror Propaganda-Terror Propaganda
陰陽座-黒衣の天女-揺籠の木
陰陽座-黒衣の天女-顎門
陰陽座-魔王戴天-黒衣の天女
陰陽座-黒衣の天女-泥田坊
CRAFT-Terror Propaganda
VOID
VOID-Posthuman
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-昏い森
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-さあ皆歌えや踊れ
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-世界は構築される
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-総意
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-晴れやかなるソラの行方
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ARKHA SVA-Gloria Satanae-Down in Blaze and Pain ★★★ (2007-07-19 20:48:55)

イントロのリフからして殺る気マンマンですね(笑)
このバンド独特の荒涼感や神聖なまでの邪悪さはもちろんあるんですが、意外なくらいキャッチー。例え初心者でも、ブラックのこういう音に少しでも理解があるなら、一発で虜にされてしまうのではないでしょうか。

ARKHA SVA-Gloria Satanae-49 Evil Spirits ★★★ (2007-07-19 20:45:57)

あの記号みたいなの、どう読めば49なのか…
どうしてもソプラノなのかメンバーの裏声なのか分からない高音の普通声に耳を奪われてしまいますが、リフのメロディも凄くいいです。ブラック然とした荒涼感がありながらも独特で、かなりセンスあります。

ARKHA SVA-Gloria Satanae-Gloria Satanae ★★★ (2007-07-19 20:42:34)

タイトルトラックは、12分の大作。
後半一層メロディアスになりますが、最早邪悪通り越して神聖ですらあります。聖書って意外と神や天使が人に対して血みどろの虐殺を行うシーンが結構ありますが、そういうイメージの神聖な狂気。神聖かつ邪悪すぎて人が近寄れない雰囲気はある意味ミサンスロピックと言えるかもしれません。とにかく素晴らしい!

ARKHA SVA ★★ (2007-07-17 12:44:00)

謎の国産ブラックメタルバンド。
最近1stを出し、そのクオリティの高さから各所で話題を呼んでるバンドです。
1st出たのは今年ですが、96年結成でもう10年以上も活動してるバンドらしいです。

ARKHA SVA-Gloria Satanae ★★★ (2007-07-17 12:43:00)

2007年発表の1st。
かなり話題になっていたので、流行に乗るつもりで(笑)手を出してみましたが、確かにこれは噂に違わぬ、ブラックとしてクオリティの高いアルバムだと思います。

音質はジャケット通りのザラザラした質感の強い、オブスキュアな感じでドラムの音も雰囲気を壊さない程度の大きさで、邪悪な瘴気をたっぷりと含んだもので、ヴォーカルもちょっとFUNERAL MISTを思わせる邪悪エフェクト付き低音がなりや、歪みまくったエグい中音がなり、悲痛系の高音絶叫まで幅広く使いこなしてレベル高いです。時折入るソプラノは、メンバーが裏声でやっているかどうかで議論を呼んだようですが…どうなんでしょう?叫び声からそのままソプラノに移行する所はそう思えなくもないですが…そういう音の処理を施しているのかもしれませんし、難しい所ですね…。

しかし、上で挙げた要素も素晴らしいです
…続き

MARDUK-Nightwing ★★★ (2007-07-15 01:11:00)

98年発表の5th。

4th以降、特にLegionとB War在籍時の8thまでの音源って、どれもブルータルブラックに音楽性を絞りながらも、4thなら中世的なメロディ、6thならひたすら暴虐に特化した作風、7thなら頽廃的な雰囲気、8thなら重さとファストさのバランスなどそれぞれに美点がありましたが、この作品のセールスポイントはずばり言って「コンセプト性」だと思います。

MARDUKみたいなブルータルな曲が続く作風で50分近くランニングタイムがあると、流石に少しダレてきそうな気がしますが、このアルバムは前半をアンチ宗教的な曲を集めたもの、後半をワラキア(今のルーマニア)公爵ブラド・ツェペシがモデルの史実を元にした物語を語るものという、二重のコンセプト性を持たせてメリハリを付けてそれを防いでると思います。

曲自体も流石MARDUKと思える充実振りで
…続き

VINTERSORG-Solens rötter-Spirar och gror ★★★ (2007-07-13 22:42:03)

この曲のサビメロ、なんかどっかで聞いた事がありそうな感じの上に、かなりグッとくるメロディですね。やっぱり北欧にしろ日本にしろ、本能に還るようなメロディってあると思いますが、この曲のサビはそんな感じですね。デスヴォイスの入れ方も好き。

MAYHEM-Misanthropy Records "presumed Guilty" Compilation-Ancient Skin ★★★ (2007-07-13 22:38:43)

コンピ提供バージョンのANCIENT SKIN。
500枚限定シングルに収録されたものと同じテイクらしいですね。音はWolf's Lair Abyssのものより少し小さいですが、ややRAWで1stにも近い音象が非常にかっこいい。この時のManiacのパフォーマンスはブラックでも最も好きなヴォーカルなので、当り前だけどテイクの違うバージョンが聴けるのは凄く嬉しい。語りがWLAよりネチッこくて印象に残りますね。

BURZUM-Misanthropy Records "presumed Guilty" Compilation-Et Hvitt Lys over Skogen ★★★ (2007-07-13 22:34:16)

コンピ盤提供曲で、オリジナルには未収録の曲。
曲的にはいつも通りの、BURZUM流の邪悪な陶酔感が得られるブラックですが、途中からの展開の劇的さや力強いリズムなどはロック的に見ても充分かっこいいと言えそう。絶妙な所を突いた名曲だと思います。

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-フタリノワタシ ★★★ (2007-07-12 19:36:23)

クラシカルなイタリア語ヴォーカルが格調高い叙情を顕現するオープニングから、鳥篭に閉じ込められていた鳥が窓から飛び立ち、雄大な景色を見下ろしているかのような爽やかな開放感を感じさせる本編へと繋がる1曲目。
キーボードの音の距離感とか、計算されたアレンジが見事で爽やかなだけではない歌詞の世界観も良いです。アルバム全体としてはともかく(と言うと失礼かな?)、このメジャーに対しての一撃目はクリティカルヒットと言えるのではないでしょうか。

MANES ★★ (2007-07-12 17:25:00)

ノルウェーの元シンフォニックブラックメタルバンド。
ATROXやTHE 3RD AND THE MORTALのメンバーが在籍。
現在はブラックを脱却、エレクトロニカやジャズに影響を受けた実験的な音を出してます。

MANES-How the World Came to an End-Transmigrant ★★★ (2007-07-12 17:24:30)

遂に終焉が訪れ、崩壊していく世界とそれをして移住(Transmigrant)していく者、そして彼らを導く主導者…といった感じでしょうか(注・勝手な妄想です)。アルバムの中でもダークで、かつ山場と言える曲ではないかと思います。

MANES-How the World Came to an End-The Cure-All ★★ (2007-07-12 17:23:34)

女性の語りとすすり泣きのサンプリングといいキーボードの音色といい、アンニュイな雰囲気を発する曲。終焉を前に絶望する者とそれを宥める者、みたいな音でしょうか。聴いてると勝手にストーリーが捏造されてきます(笑)。しかしラップはあくまでクール。

MANES-How the World Came to an End-My Journal of the Plague Years (Fuckmensch Warmensch) ★★★ (2007-07-12 17:22:33)

浮遊感は前曲同様あるんですが、纏う空気が重くなってきた感じですね。
本格的に終焉が近付いてきたようなイメージの曲。
ラストのトレモロにブラックの出自を確認。

MANES-How the World Came to an End-Nobody Wants the Truth ★★ (2007-07-12 17:21:32)

ギターリフの浮遊感が豊かなイメージを喚起する曲。
…なんとなく、ブラックに行き着く前にNIN辺りを通ってる人が聴いても受け入れられそうな感じだと思います。聴いてて想像力を刺激されるし、それほど敷居の高さはないかと…。

MANES-How the World Came to an End-Come to Pass ★★★ (2007-07-12 17:20:32)

大々的にラップをフィーチャーした曲。
…でも、こういう抽象画のような情景を浮き上がらせる手法の一つとしてラップを選択しているという感じなので、メタラーでも意外に受け入れられるんじゃないかと思います。メタラーがラップ嫌いを克服するのにいいかも。ARCTURUSの「Master of Disguise」のリミックスと合わせてどうぞ。

MANES-How the World Came to an End ★★★ (2007-07-12 17:19:00)

2007年発表の3rd。

5th以降のULVERが引き合いに出されていて興味を持ったんですが、確かにそっち系のエレクトロニカやトリップホップの要素が強い、近未来的情景を描写する架空のサントラという趣の作風ですね。
メンバーが共通している、THE 3RD AND THE MORTALの最近の作風ともかなり似ている音象。

ヴォーカルももちろんデスヴォイスなんて物は使わず、ソプラノや中~高音域のシアトリカルな男性ヴォーカルに加え、更にはラップなんかも入ってたりして…。
最早ブラックとはかけ離れまくってますが、厚めのギターの歪みやごく一部で聴けるトレモロ、何よりも空間を支配する不条理な空気感なんかはブラック的なのかもしれません。

聴いていると夜の風景が浮かんでくるのはULVERの5thとも共通してますが、摩天楼からワインを片手に煌びやかな夜景
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LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ-Hands of Doom ★★★ (2007-07-11 13:15:15)

やっぱり彼らの曲はこういうタイプが一番良いなぁ…。
妖しく可憐なヴォーカルと、クラシカルなピアノが絡むサビ部分が劇的過ぎる。メロディ、アレンジ、ヴォーカルどれをとっても全く隙の無い超名曲。にしてもヴォーカルが巧い。可愛らしいといえなくもないけど棘のある感じ。妖精帝國って本当はこんな感じに歌いたいんじゃないのかな…?

LOVE SOLFEGE-フタリノワタシ ★★ (2007-07-11 13:06:00)

2007年発表の、メジャーでは初となるフルレンス。
まさかこの人達がメジャーに行くとは…いや、実力的には当然過ぎるくらいなんですが、
前作を聞く限りどこか病んだ雰囲気があったので、今回のメジャー移行には驚きましたね。
打ち出しているジャンル名は「クラシカル・アート・ポップス」らしいですね。
その名の通り、コンポーザーの松本さんの音楽理論に精通した完成度の高く劇的なアレンジと
クラシック寄りのメロディをフィーチャーした曲を、華やかさの中にどこか残酷さや妖艶さを
感じさせる鮎さん、クラシック的歌唱とポップス的歌唱を使い分ける観月さん、ガールズ
ポップっぽいそれ程癖の無い声質の真理絵さんと、三者三様のヴォーカルが歌うという感じ。
メタラーには観月さん、ポップス好きには真理絵さんのヴォーカルが受けそうですが、私的には
鮎さんの歌声が凄く好きで
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BEKHIRA ★★ (2007-07-07 08:40:00)

フランス産ブラックメタルバンド。
大手サイトの黒金属中毒さんでも紹介されてたし、マニアの間では有名なんでしょうか。

BEKHIRA-L'élu du mal-Prowler ★★★ (2007-07-07 08:38:14)

1曲目を戻すと聴ける、IRON MAIDENのカヴァー。
正統派とアンダーグラウンドなプリブラの共通点は、リフのメロウさでしょうか。ブラストも取り入れてるし音質はシャリシャリですが、然程浮いてるわけでもなく上手くアレンジしてると思います。
…もしかして、マイナストラックに曲入れるなんていうアングラブラックらしからぬ凝った事やったから、プレスミスでラス曲がカットされたんでしょうか(笑)だとしても、かっこいいから許します。

BEKHIRA-L'élu du mal-From the Most Devasted Lands ★★★ (2007-07-07 08:35:45)

最後だからか、メロウさを放出しまくりの名曲。
これはほんとリフもキーもメロディが良すぎです。プリブラなのにクサメタラーも倒せそう(笑)。欲を言えば、やっぱり「L'ere Noire」も聴きたかったなぁ。

BEKHIRA-L'élu du mal-The Devil And The Sorcerer ★★★ (2007-07-07 08:32:22)

仏蘭西産・頽廃芸術ブラック。
…プリブラにこんなにも情感たっぷりのキーボード入れちゃって良いんでしょうか。戦争の後の廃墟に雨が降り注いでいるみたいな、ダークな情感を湛えた曲。

BEKHIRA-L'élu du mal ★★★ (2007-07-07 08:30:00)

2005年発表の1st。
音楽性は、もちろんプリミティブブラック。

ゾンビがガナっているような生気の無い病んだヴォーカル、フランス産ブラックらしいメロウでどこかロマンティックな感じすらするメロディ、ジャリジャリした質感のディストーションと時々ハウリングを起こすギターをフィーチャーした、アングラど真ん中のブラックメタルです。メロウさといい音の荒さといい、ULVER3rdをもっと聴きやすくしたら近いでしょうか。頻度こそ少ないものの、うっすらと被さり情感を出したり頭どころか指揮棒を振りたくなる位メロく曲を彩ったり、要所要所で活躍するキーボードも特徴の一つですね。

ちなみに、プレスミスか何かでラストの曲「L'ere noire」はCD盤には収録されてません。でも、埋め合わせなのか何なのか嬉しいおまけも付いてます。1曲目を巻き戻すと…。それにしても、「No con
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SOUND HORIZON-Chronicle 2nd-海の魔女 ★★ (2007-07-06 13:52:30)

霜月さんとのコラボからこのアーティストを知った私としては、彼女の語りが聴けるだけでも価値のある一曲。どんな役でもノリノリでこなすAramaryさんと違って、なんか初々しい感じで微笑ましい(笑)

SOUND HORIZON-Chronicle 2nd-薔薇の騎士団 (2007-07-06 13:49:49)

Rosa~の台詞、どうしてもセガサターンの某名作ARPGが浮かんでしまうんですが…懐かしいので一票。帝国が悪役っぽいのもお約束(笑)。歌メロは少ないですが、ペイガン系をクサくクサくクサくクサくしたようなメロディでやっぱりセンスあります。

GRAVELAND ★★ (2007-07-02 18:25:00)

ポーランドのペイガン/ブラック/ヴァイキングメタルバンド。
ペイガン系では最も有名なバンドの内の一つではないでしょうか。
初期の作品はまだ未聴ですが、プリミティブ好きにもかなり受けてるらしいです。

GRAVELAND-Will Stronger Than Death ★★ (2007-07-02 18:24:00)

2007年発表の10th。
私はまだこれしか持ってないんですが、かなりベテランなんですね…。
このバンドはペイガン的思想で有名で、その思想のためかブラックメタルよりもどっちかと
言うと、土着性を感じるメロディ、キーやクワイアなどによって演出される壮大な世界観は
ヴァイキングメタルに近い感じでしょうか。ペイガン思想をミディアムテンポで土着的メロディ、
北欧神話的世界観で表現したアルバムというとNOKTURNAL MORTUMの4thなんかが思い
浮かびますが、このバンドの音には向こうみたいなキャッチーでクサいお祭りメロはなく、
アトモスフェリックで幽玄な感覚をより強く押し出している感じだと思います。
メタルサウンドを濃い靄のようなキーボードが包み込み、その中に浮かぶ切り立った崖だったり
そこに集合する屈強極まりない戦士達、彼らの打ち鳴ら
…続き

VINTERSORG-Solens rötter-IDETEMPLET ★★★ (2007-07-01 20:27:55)

Vintersorg本人もMetal Maniacs誌のインタビューにて、「KOSMOSAIK」と一緒にお気に入りに挙げていた曲。どちらも時間が経ってからお気に入りになったんだとか。この曲に関しては、「明らかなヒットソングとはいえない、変わった曲」とコメントしてましたね。
途中のヴァイキング風コーラスパートがキャッチーで、私的にもお気に入り。そこの声がまた良いんですよね。

VINTERSORG-Solens rötter-Dopt I En Jokelsjo ★★ (2007-07-01 20:23:38)

アコギのイントロから歌いだされる、「♪Isvind frostvind~」の歌いだしからして腰に来ますね。何て色気のある声だ(笑)!!奥行きのある幻想的なキーボードや、ウィンドシェルの音色が綺麗。

VINTERSORG-Solens rötter-STRALAR ★★★ (2007-07-01 20:21:14)

マリー・キュリーに捧げられた頌歌的な曲。
その為か、歌詞には彼女の名やラジウムなど名詞が散見されますね(母国語ですけど…)。アルバムの大まかなコンセプトは自然と人間の関わりらしいですが、自然科学の視点からの曲でしょうか。
曲もテーマからも分かる通り、デス声の無いバラード的なもので、アコースティックな質感がとても繊細。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方 ★★ (2007-07-01 17:45:00)

2007年発表の通算5th…でいいんでしょうか。全造語で制作されたアルバム。
4th(キネマ)から2ヶ月しか経ってませんが…まあ2nd(空の軋み)の時から告知されてましたし、
その時からこつこつ積み上げてきたものが4thとほぼ同時に実ったのかもしれませんね。
それにしても装丁が凄い(笑)MAPLE LEAFのフルアルバムと漫画で2500円って言うのも
凄かったけど、この作品はケースといいブックレットといい最早ちょっとした民芸品みたい。
ブックレットは一件意味不明ですが、ちゃんと対訳やスタッフリスト、コメントが載ってます。
いろいろ試してみましょう(笑)
作風的には造語の雰囲気を強く反映し、トラッド要素をこれまでになく濃くした感じですね。
インダストリアルノイズやスペーシーなシンセを用いた箇所もありますが、基本的には民族色の
濃い雰囲気
…続き

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-空が軋み、世界が歪み、無き声を上げた。 ★★ (2007-06-30 16:52:47)

このメロディ…「空の軋み~」の実質的なオープニング曲、「のこされた希望」のそれですよね。このアルバムのエンディングから「空軋」の世界観に繋がっていくという事でしょうか。「空軋」のアルバムの終わり方を思うと、なんだか切なくなりますね…。

CRAFT-Terror Propaganda-N.d.p.(nearly Dead Parasites) ★★★ (2007-06-30 16:47:04)

メロウなトレモロリフをフィーチャーしつつ走る曲で、タイプ的にはDARKTHRONEの「Transylvanian hunger」辺りを思わせる感じですね。あの路線をもっとグルーヴィにした印象。某所でも褒められてましたが、明らかに人間を揶揄してるシニカルな歌詞も良いですね。

CRAFT-Terror Propaganda-Hidden Under the Skin ★★★ (2007-06-30 16:46:08)

オールドスクールで、ややキャッチーに始まる曲。
中盤辺りからトレモロをフィーチャーしつつ疾走する展開、曲の進行と共に狂気を増していくヴォーカルがかっこいい。やっぱりこのバンド、プリブラとしてかなりレベル高いと思います。

CRAFT-Terror Propaganda-Reaktor 4 ★★★ (2007-06-30 16:45:14)

邪悪さが沸々と煮え滾っているようなリフが印象的な曲。
時々アクセント的に用いられているフレーズが、その煮えつつある邪悪さが噴出しているみたいな感じ。

CRAFT-Terror Propaganda-Ablaze ★★★ (2007-06-30 16:44:15)

1曲目ですが、プリブラ好きはこれでガッツポーズでしょう(笑)
ジャケそのまんまの音が素晴らしいです。

CRAFT-Terror Propaganda-Terror Propaganda ★★★ (2007-06-30 16:43:15)

溜めに溜めてからの疾走がかっこいい曲。
このバンド、やっぱり「分かってらっしゃる」。疾走部のリフもメロウで、ある程度までは聴きやすいのに全体の印象は邪悪極まりないという、(この手としては)理想的なサウンドと言えるかも。

陰陽座-黒衣の天女-揺籠の木 ★★★ (2007-06-30 16:41:27)

わらべうた風のメロディをフィーチャーしたバラード。
歌詞の、稚児の成る木は黒猫さんが夢で見た風景を元にしているとか。この曲はパーカッションにイメージが壊れるくらいとんでもないものが使われているそうですが、一体何なんだろう…(笑)
しかしメロディの扇情度が相変わらず高すぎ…アルバムにもこのレベルのメロディが欲しかった。

陰陽座-黒衣の天女-顎門 ★★★ (2007-06-30 16:40:33)

雰囲気たっぷりの、アンビエント的(あくまで「的」)とも言える情感を湛えながらも、リフはへヴィかつかっこよく、鮮やか。不知火といい、陰陽座って何気に正統から外れた所に名曲があるんですよね。個人的には本シングルの目玉曲です。タイトル曲より断然好き。

陰陽座-魔王戴天-黒衣の天女 ★★ (2007-06-30 16:39:24)

元はシングルのつもりはなかったらしく、「甲賀忍法帖」「妖花忍法帖」辺りと比べるとあからさまなキャッチーさは押さえられた、ヴォーカルの力量で引っ張るサビでちょっと物足りない。
この曲も山田風太郎さんの小説がベースで、子を育てるために体を売った未亡人の元に、戦争で死んだと思われていた夫が客としてやってきた場面での葛藤がテーマみたいです。こういう文化に敬意を払っている所は尊敬しているし、また尊敬されてしかるべきだと思います。…でも、もっとクサメロを(笑)!!

陰陽座-黒衣の天女-泥田坊 (2007-06-30 16:38:27)

確かに、タイトルのインパクトと陰陽座のネームヴァリューの割には地味な曲ですね…Aメロ、サビはバッキングもメロ自体も普通すぎる気が…イントロなどのおどろおどろしいリフとかは好きですが。

CRAFT-Terror Propaganda ★★★ (2007-06-30 00:38:00)

2002年発表の2nd。

このバンドはネット上のレビューで、かなりソソるものを見つけて探してたんですが…(今の所)Amazonでも普通に買えるんですね…灯台下暗しだったかも。それはともかく、これはなかなかの掘り出し物ですぜ、旦那(笑)。

作風は渋めのプリミティブブラックで、例えばKRIEGみたいなカルト性だったり、ILDJARNみたいに極度にノイジーだったり、NARGAROTHみたいに感情的なリフをひたすら繰り返したりというような際立った特徴に欠けるため、ややインパクトに欠けるきらいはありますが、よく聴くと色々な所が独特だったりレベル高かったりする感じですね。

まずヴォーカルは平素の鋭いがなり声からしてかっこいい上に×チガイ的な高音絶叫もこなせますし、リフはオールドスクールなノリにトレモロでアクセント付けたりするのは邪悪かつ独特で、なおかつ作りこ
…続き

VOID ★★ (2007-06-29 08:35:00)

イギリス産サイバーブラック。
サモスのレーベル「Nocturnal Art Productions」に所属。
ZYKLONやABORYM、RED HARVESTのリミックスを手がけた事もあるOCDを始め、
VED BUENS ENDEやVIRUSなど幾つものバンドに関わっている重鎮Czralや、
<CODE>、DODHEIMSGARDに在籍するKvohstなど、関わっている面子がかなり豪華。
…後ろ二人は残念ながら脱退済みのようですが…。

VOID-Posthuman ★★ (2007-06-29 08:35:00)

2003年発表の1st。

何故かDisk HellでもDisk Unionでもこのアルバムが新品で半額以下で投げ売られていたのでもしかしたら微妙なのかと思いましたが…全然そんな事は無く、クオリティの高い作品ですね。何故投げ売りされてたのか疑問なんですが…正価で買っても損はしないアルバムですよ。

作風は、かなりインダストリアル要素が強めながらも、ダーティーに咆えるヴォーカルや捻くれていながらもメロディアスで、聴き応えのあるリフなどブラックとしての矜持はしっかりと保ったサイバーブラックで、THORNS辺りが最も近い音だと思います。
Hellhammerの超絶技巧ドラムも聴けたTHORNSと比べると、ドラムは打ち込みで、かつトランシーだったりドラムンベースっぽい箇所もあるのでよりサイバーな作風と言えるかも。

音質もTHORNSのように高音ノイズが
…続き

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-昏い森 ★★ (2007-06-29 03:38:47)

魔女のような呟きが印象的な、ダークな耳触りを持った曲。
…っていうか、この曲N.I.L.(アメリカのカルトブラック)の1stのブラックメタルチューンの間に入ってた、マンドリンとアコギの曲に似たフィーリングがあるんですけど…感性的な部分でブラックメタルの人と被っているのが流石というかなんというか。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-さあ皆歌えや踊れ ★★ (2007-06-29 03:37:24)

アイルランドの酒場で、ほろ酔い加減の人々が楽しく踊っているかのような、明るい曲。ポップスの明るさではなく、トラッド的な土着的なものも含んだ明るさですね。前曲が創世なら、この曲は根源的な喜びの表現なのかも。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-世界は構築される ★★★ (2007-06-29 03:36:22)

壮大な物語の幕開けを予感させる1曲目。
「空の軋みと~」の1~2曲目が様々な意思が集まり、形を為して世界を構築するような観念的イメージの創世だとしたら、こちらは実際に天地創造に立ち会っているかのような壮大な始まり。ちょっと志方あきこさんと作風被ってますが、アーティスティックな感性の迸りを感じられる曲。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-総意 ★★★ (2007-06-29 03:35:09)

1曲目の主題をオープニング・エンディングに用いた劇的な曲。
タイトルはそっけないですが、閃くストリングスと暗く情熱的な声色によって紡がれる音像は極めてドラマティック。やっぱり烈火さんの歌声はこういう曲にはハマるなぁ…ポップで可愛らしいものより、個人的にはこっち路線を極めて欲しい。少なくとも声質は絶対合ってるし。
しかし、このタイトル…世界観に繋がりのある「空の軋みと~」の「界繋呪」で世界の浄化を目論んでいた存在、それらの「総意」という事でしょうか。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-晴れやかなるソラの行方 ★★★ (2007-06-29 03:33:40)

タイトルトラックだけあって、壮大な世界観を持った曲。
悲壮感漂うストリングス、土着的なリズム、多重コーラス、持続音的ヴォーカリゼーション…やっぱり志方あきこさんの影がちらつきはするものの、スケール感で負けていないのが凄い。烈火さんってミュージシャンやシンガーというより、創造者(クリエイター)なんだろうな…と、この曲を聴いて強く思います。


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