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Usher-to-the-ETHERさんの被同意コメント 1-14
CRADLE OF FILTH | - Dusk and Her Embrace
MORBID ANGEL | - Gateways to Annihilation
MAYHEM | - Live in Leipzig
FUNERAL MIST - Salvation
CRAFT - Fuck the Universe
MARDUK - Heaven Shall Burn... When We Are Gathered - Infernal Eternal
GORGOROTH - Antichrist - Gorgoroth
黒夢 - 亡骸を・・・ - 親愛なるDEATHMASK
DISSECTION | - The Somberlain
ALI PROJECT - Collection Simple Plus
PECCATUM - Lost in Reverie
AUDREY HORNE - Audrey Horne
SAMAEL - Reign of Light
DISSECTION | - Storm of the Light's Bane
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CRADLE OF FILTH | - Dusk and Her Embrace ★★ (2003-11-19 22:35:00)

よくクレイドルはEMPERORやMARDUKなどに比べヌルイとか言われることがありますが、曲がシンフォニックなだけでボーカルは一番イッてる度が高いのではないでしょうか。
そして、その中でも一番オカシクなっちゃってるのがこのアルバムです。
「MIDIAN」「CRUELTY AND THE BEAST」を先に聴いていたのですが、前者は高音と低音の使い分けが頻繁すぎ、後者はストーリーに合ったボーカルになっているため、Daniの高音喚きを聴きたい人はまずこのアルバムから入ると良いでしょう。
メロディが全体的にロマンティックで、「A GOTHIC ROMANCE(RED ROSES FOR THE DEVIL'S WHORE)」「BEAUTY SLEPT IN SODOM」なんかはイントロから惹き付けられてしまいます。特に後者はチェンバロ風キーボードがもう堪らないです。タイトルト …続き
同意者: GOD

MORBID ANGEL | - Gateways to Annihilation ★★★ (2008-05-12 22:15:00)

疾走を軸とした展開ではなかったりインスト明けの2曲目が全然メロくない無愛想な曲だからなのか、中古で多く見かけたり(ぶっちゃけ、私は中古600円くらいで買いました)彼らのベスト作品に挙げる人が少なかったり、いまひとつ世間での評価が芳しくないように思われる作品…ですが、私的にはかなりの名盤。

スピードを敢えて押さえた作風は、威厳たっぷりの禍々しさを見せ付け、地獄で仏ならぬ地獄で閻魔とサタンに同時に遭遇したかのような感覚。Treyの感性が遺憾なく発揮されたリフ、Peteの激速ツーバス、敢えて曇ったようなギターのプロダクションなどが絡みあって出来る世界観は、単なる表面的な重さや速さだけではないおぞましさがあるように思います。「H」はその個性を更に発展させた形とも言えますが、インストやドラムチェックを挟んでた「H」と比べると、世界観の描写が一貫している分こっちの方が好きかもしれません …続き
同意者: GOD

MAYHEM | - Live in Leipzig ★★★ (2004-07-09 22:28:00)

伝説のヴォーカリスト(と何かに書いてあった)DEADの声が聴けるライブ盤。これを買った当初、あまりの音の悪さに「ああ、間違った買い物しちゃった…」と嘆いて、封印しかけていたんですが時間を置いてから聴いてみたらかなりの名盤に思えました。

まず、慣れると音の悪さが気にならないです。
というのも、リフがひしゃげってたりドラムの音がしょぼしょぼだったり、取っ付き辛い音ではありますが、音の分離が悪く何を演奏しているのか分からなかったり録音レベルが大幅に狂ったりといった事は無く、芯の部分がしっかりしているので、慣れればプリミティブ好きでなくても十分鑑賞に耐え得る音だと思います。

DEADのヴォーカルなんですが、MARDUKのLEGIONを髣髴とさせるような(でも彼ほどねちっこくはないです)がなり系ですが、その特徴は何と言っても厭世的な感じがすることだと思います。「自 …続き
同意者: GOD

FUNERAL MIST - Salvation ★★★ (2005-09-18 11:13:00)

2003年発表の1st。

音楽性的にはブルータル・ブラックに属するんでしょうか?同郷のMARDUKやDARK FUNERALと比べると、プロダクションは少し汚な目ですが、それによってブラックとしての邪悪さは上手く出せている様に思います。

時折冷涼とした荘厳メロディを弾くリフも出てきますが、そういう場面ではギターを前に出してちゃんとメロディを聴かせるあたり、アングラ感と聴覚上の気持ちよさの兼ね合いのバランスの良さが際立っている感じがします。

このバンドはVo担当のAriochが中心人物みたいですが、彼のセンスはMARDUKでの「Life's Emblem」で死神と今正に命を奪われんとする男を類稀な表現力で演じきった時から思ってましたが、やはりただものじゃないですね。うめき、がなり、絶叫とスタイルが多く、しかもどれも苦しげな感じがするのが良いです。こ …続き
同意者: GOD

CRAFT - Fuck the Universe ★★★ (2008-04-12 03:55:00)

このアルバムも、前作同様プリブラの傑作だと思います。

特に単にトレモロで押すだけに留まらないギターリフは、同系統のバンド…というより同系統のバンドでのトップクラスと比べても、かなり作りこまれてる感じがします。このリフこそが、このバンドの強味であり特徴と言えるのではないでしょうか。ギターの黒さが直接伝わってくるような歪ませ方や、ヴォーカルの悪意を吐き出すような邪悪極まりないがなりなんかは、どこかWATAINにも通じる物があるように思います。

あと、このバンドはリフだけでなく、リズム面にも相当気を使ってますよね。ファスト、スローだけでなく、所々ダンサブルと言ってもいいようなリズムが出てきますが、このバンドは、こういうリズムの酩酊感は、実はプリブラ特有の陶酔感にも繋がる事を深く理解していて、自分達の音楽に取り入れているという感じがします。それをファスト/スローなパー …続き
同意者: GOD

MARDUK - Heaven Shall Burn... When We Are Gathered - Infernal Eternal ★★★ (2004-06-18 03:14:53)

このアルバムで全体的な叙情性の観点から見れば「Beyond the grace of god」や「The black tormentor of Satan」に一歩譲ると思いますが、ワンフレーズの美しさで言ったらこの曲の主旋律が一番ではないかと思います。中世的で綺麗なギターリフのメロディが耳について離れなくなる超名曲です!!
同意者: GOD

GORGOROTH - Antichrist - Gorgoroth ★★★ (2005-05-22 00:04:44)

自らのバンド名を冠した曲で、かなりメロディアスなスタイルのブラック。
リフやソロのメロディだけでなく、ねっとりとしたホラーチックなベースのフレーズがより漂う悲哀をより強めています。成仏できない地縛霊のような不気味なヴォーカルも印象深い名曲。もしかしたらDISSECTION辺りよりもメロウ度で勝っているかもしれません。
同意者: GOD

黒夢 - 亡骸を・・・ - 親愛なるDEATHMASK ★★★ (2003-11-08 18:09:17)

現在のビジュアル・コア界に多大な影響を与えたであろう曲。
デスメタルスタイルを独自のセンスで消化したかのような歌い方が格好良いです。多分ディルの京が「MASK」「羅刹国」の2曲に渡って「首生掴み」というフレーズを入れてるのはこの頃の黒夢へのリスペクトでしょうね。歌詞は放送禁止用語を連発すれば格好良いと思っているところがイタイっていうか若いけど、そんな事を感じさせない激しさを持つ曲です。
同意者: PSYPHER

DISSECTION | - The Somberlain ★★ (2004-07-24 12:15:00)

「ジョーン・ノトヴェイトだよ」のフレーズで有名な、異様にフレンドリーな雰囲気に
翻訳された本人の曲解説がついたDISSECTIONの1stアルバム(笑)。
この解説を読むためにも、是非とも日本盤を買ってください…ってこんなこと書いていいんでしょうか(笑)
曲はメロディック・ブラックに分類されるらしく、メロディを強調したブラックって感じです。
キーボードやストリングスを前面に出すシンフォニック・ブラックと違い、ほぼギターが
メロディを担当してます。特に②はイントロからして本当にメロディが良過ぎます…
これは聴かないと損ですよ。アコースティックの小品も個人的には大好きです。
ただ、全曲通して聴くと、曲が長いせいもあってか少し疲れてくるので、3、4曲ずつ
区切って聴くと私的に丁度良い感じです。
同意者: RIOTアザラシ

ALI PROJECT - Collection Simple Plus ★★ (2006-07-26 01:50:00)

2006年発表のベスト盤。
主に「wish」~「月蝕グランギニョル」のシングルとそのカップリングを収録。
初回限定盤には「月蝕~」のライブ映像と「亡國覚醒カタルシス」のプロモーションビデオ、
通常盤には「亡國覚醒カタルシス」の新ヴァージョンを収録。
このアルバム、曲順を追って聴いていくと面白いですね。
最初は「wish」「ピアニィ・ピンク」などキュートとも表現できるほど乙女チックな
ポップな曲が中心なのに、ターニングポイントとなる「コッペリアの柩」からは
まるで封印を解かれたように、夢魔の本性を現したダーク・ゴシック・耽美な楽曲が並びます。
もちろんALI PROJECTはこれ以前にもシングルでも「恋せよ乙女」などマニアックなアレンジの
曲をリリースしているんですが、この時期のシングルを並べたら何故かコンセプトアルバムの
趣が現 …続き
同意者: RIOTアザラシ

PECCATUM - Lost in Reverie ★★★ (2004-06-03 21:59:00)

いつの間にか出てた、PECCATUMの3rdフルアルバム。
日本は情報が入ってこなくて困りますね(笑)

とりあえず、何回か聴いてみての印象なんですが…なんとなく、美術館で圧倒的な絵画を目の前にした時のような感じのするアルバムだと思いました。技法とか細かい事はよく分からないんだけど、圧倒されるというか、引き込まれるというか…
また歌詞に「swim」「soak」「river」等と水をイメージする単語が頻繁に登場する事や、アートワークにIhsahnとIhrielがボートに乗っている物があったりする事からそう感じるのかもしれませんが、聴いていると何か液体の中を漂っているような感じのする印象も受けました。

具体的な音の方ですが、まずLord PZがSource of tideに専念するという理由で脱退したため、トリプルボーカルからツインボーカルへと変わってい …続き
同意者: うにぶ

AUDREY HORNE - Audrey Horne ★★★ (2011-01-26 21:13:29)

2010年発表の3rd。

ENSLAVED本体を差し置いてまさかの日本盤発売。
1stを聴いた限りでは、少し消化不良気味(特にヴォーカルの使い方など)に思えてしまい、あまり思い入れは無かったんですが、日本盤の発売と評判の高さに今作を以ってこのバンドに再チャレンジ。

…完成されてる、って感じですね。
1stで感じた消化不良感はどこへやら、ハモンドやメロトロン、繊細なメロディの醸し出す格調高い、アンティークなメランコリックさの支配する、王道ハードロックに近い音に。中途半端に激しい歌い方でイマイチだったヴォーカルも、今作ではこのメロウな世界観の語り部としてしっかり歌い上げ、役割をこなしている感じで素晴らしい。

こういう(ブルースのルーツが見える)王道HRって、バンドがセッションを楽しんでるような、明るさがある(今作にも、ボーナスの「Nowh …続き
同意者: 永遠のHM都民

SAMAEL - Reign of Light ★★★ (2008-08-25 17:49:00)

2004年発表の6th。

SAMAELって96年に4thアルバム「Passage」を出して以降、一貫してブラック/ゴシックメタルにインダストリアルやエレクトロニカ要素を融合させた、他に無いタイプのメタルを演って来たと思いますが、ギターやリズムなどが最もメタリックな「Passage」、ダークでアトモスフェリックな「Eternal」と、どの作品もその中で特徴があるように思います。

この作品の特徴は、ダンサブルなリズムとキャッチーなヴォーカルラインでしょうか。特に後者、ブラックメタルの…というか、デスヴォイスで歌う音楽の中ではトップクラスのキャッチーさだと思う。デスヴォイスで歌ってるのに口ずさみたくなる音楽なんて他になかなか見当たらないです。こうした要素によって、単にポップになるのではなく、ノリの良さの中にどこか陶酔的なムードを感じられる音に仕上げてる辺りセンスは抜 …続き
同意者:

DISSECTION | - Storm of the Light's Bane ★★★ (2004-10-22 20:23:13)

この曲、DISSECTIONの曲の中でもリフが最高に邪悪な部類に入るのではないでしょうか?ほんとに猛吹雪って感じですね。ギターソロなど意外にメロディアスな部分もあります。
同意者: 硫酸


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