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ギターの国から2002.遺言さんのページ
ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) 751-800
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RENAISSANCE-Illusion
RENAISSANCE-Illusion-All The Fallen Angels (Demo) (Bonus)
RENAISSANCE-Illusion-Face Of Yesterday
RENAISSANCE-Illusion-Golden Thread
RENAISSANCE-Illusion-Love Goes On
RENAISSANCE-Illusion-Love Is All
RENAISSANCE-Illusion-Mr. Pine
RENAISSANCE-Illusion-Past Orbits Of Dust
RENAISSANCE-Illusion-Prayer For Light (From The Film "Schizom") (Bonus)
RENAISSANCE-Illusion-Shining Where the Sun Has Been
RENAISSANCE-Illusion-Walking Away (From The Film "Schizom") (Bonus)
RENAISSANCE-In the Land of the Rising Sun: Live in Japan 2001
RENAISSANCE-In the Land of the Rising Sun: Live in Japan 2001-Moonlight Shadow
RENAISSANCE-Island-The Sea
RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall
RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Ashes Are Burning
RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Can You Understand
RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Prologue
RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Running Hard
RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall
RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall-Ashes Are Burning
RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall-You
RENAISSANCE-Novella
RENAISSANCE-Novella-Can You Hear Me?
RENAISSANCE-Novella-Midas Man
RENAISSANCE-Novella-The Captive Heart
RENAISSANCE-Novella-The Sisters
RENAISSANCE-Novella-Touching Once (Is So Hard to Keep)
RENAISSANCE-Prologue
RENAISSANCE-Prologue-Bound for Infinity
RENAISSANCE-Prologue-Kiev
RENAISSANCE-Prologue-Prologue
RENAISSANCE-Prologue-Rajah Khan
RENAISSANCE-Prologue-Sounds of the Sea
RENAISSANCE-Prologue-Spare Some Love
RENAISSANCE-Renaissance
RENAISSANCE-Renaissance-Bullet
RENAISSANCE-Renaissance-Innocence
RENAISSANCE-Renaissance-Island
RENAISSANCE-Renaissance-Kings & Queens
RENAISSANCE-Renaissance-Wanderer
RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories
RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-Ocean Gypsy
RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-Song of Scheherazade
RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-The Vultures Fly High
RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-Trip to the Fair
RENAISSANCE-Time-Line-The Entertainer
RENAISSANCE-Turn of the Cards
RENAISSANCE-Turn of the Cards-Black Flame
RENAISSANCE-Turn of the Cards-Cold is Being

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RENAISSANCE-Illusion ★★ (2005-02-14 21:27:00)

71年発表の第2作目。メンバーは前作と同じ。
前作『RENAISSANCE』よりも焦点が絞られて、ドラマティック性や美しさもアップしていると思われます。僕は先に『DA CAPO』で「Love Goes On」と「Love Is All」を聴いていたのですが、アルバムで聴いて初めてこれらの曲の魅力が分かりました。やっぱりこの時代の作品群というのは編集盤よりアルバムで聴くべきなんだな~と再確認しました。というより今回の紙ジャケ再発はファースト共々音が非常によくなっており、広がりとレンジが強調されています。『DA CAPO』は音が悪かったという点でも、僕がこれらの作品に対してあまり良いイメージを持たなかった要因になっている気がします。
それでは曲ごとに感想を。
「Love Goes On」はゆったりとした雰囲気で始まりますが途中からちょっとだけ疾走するのが印象的です。「Gol
…続き

RENAISSANCE-Illusion-All The Fallen Angels (Demo) (Bonus) (2005-02-16 06:57:22)

これも純粋にルネッサンスの作品とは言えませんが、とりあえずキース・レルフの遺作とされる作品だそうです。優しい雰囲気のバラードです。
しかし、無理にこれを『ILLUSION』アルバムに入れんでもええのに。←あっ、言うてもうた!(笑)。

RENAISSANCE-Illusion-Face Of Yesterday ★★★ (2005-02-15 23:51:04)

超美し~い!!!。第1期にもこんなに素晴らしい曲があったのですね・・・涙です。とてもムーディーで、儚くて、でもちゃんと明日への希望も感じられる。決して悲しい虚しいで終わる曲ではありません。
あ~・・・もう体がとろけちゃいそうです。
名曲!!!。

RENAISSANCE-Illusion-Golden Thread ★★ (2005-02-16 06:28:50)

イントロはピアノ独奏。非常に美しい。
リズムが入ってからはジェーンが悲しげな旋律を歌い出します。男声ヴォカリーズも耳に残る。沈み込むようにピアノと混声が交錯し、曲は終わる。
とにかく終始儚い雰囲気が漂っている。それが美しいのである!!!。←病気

RENAISSANCE-Illusion-Love Goes On (2005-01-13 23:39:25)

軽く哀愁を匂わせるバラードです。
僕はこれを初めて聞いたとき、もろにCARAVANを想像しました(笑)。ジェーンが歌う部分が好きですね。

RENAISSANCE-Illusion-Love Is All (2005-01-13 23:42:59)

ピアノが結構な哀愁を出しています。
これもなんとなくCARAVANっぽいかな。でもこの曲の雰囲気は好きです。ただ、単調であることは否めないので、もうひと展開欲しかったところ。

RENAISSANCE-Illusion-Mr. Pine (2005-02-16 06:35:18)

ダンフォード作。
この中世的な雰囲気の旋律、このヴォーカル・・・。何かに似てるな~と思ったら、まんまスカボロー・フェアやんけっ!!!。・・・まぁ、いいか。
中間部は全く違った展開を見せ、「孤独の旅路」の旋律が聴けます。再利用したということはダンフォードはかなり気に入ってたんだろうなぁ、これ。

RENAISSANCE-Illusion-Past Orbits Of Dust (2005-02-16 06:43:37)

曲のタイプにどれを付けて良いのか分からん。とりあえず「英国」で勘弁してください。どれにも当てはまらんの(笑)。
・・・おっ!?「その他」ってあるやん!。これも付けといたれっ!。

RENAISSANCE-Illusion-Prayer For Light (From The Film "Schizom") (Bonus) (2005-02-16 07:03:32)

ちょっとPINK FLOYDの匂いがする。地味にしたPF(笑)。
とりあえず皆さん、亡きキースを偲んで5分程付き合ってあげてください(笑)。

RENAISSANCE-Illusion-Shining Where the Sun Has Been (2005-02-16 06:51:04)

これを純粋にルネッサンスの作品としてよいのか分からないけど・・・。まぁこのアルバムに収録されているからいいか(笑)。
え~、この曲、全く印象に残りません。軽快な曲、とだけしか言えません。(こんなんでええんか?・汗)

RENAISSANCE-Illusion-Walking Away (From The Film "Schizom") (Bonus) ★★ (2005-02-15 23:55:25)

このアルバムの退屈な未発表曲のなかでは秀逸の出来。最後で救われました(笑)。
まるでWISHBONE ASHのような水墨画的な哀愁を醸し出す最高のバラード。アルバムに収録されなかったのが意外なほど良い曲です。
この儚さを存分に味わってみてください。最高ですよ。

RENAISSANCE-In the Land of the Rising Sun: Live in Japan 2001 ★★ (2004-09-26 06:34:00)

正式なアルバム名は『LIVE IN JAPAN 2001-IN THE LAND OF THE RISING SUN』です。
文字通り、2001年に発表されたライヴ盤です。
再結成アルバム『TUSCANY』を発表し、そして満を持しての初来日公演を捉えた物です(その前には'91年にアニー・ハズラムのソロとしての来日はありましたが、ルネッサンスとしてはこれが初です)。
ショウはあの『燃ゆる灰』収録の「Carpet Of The Sun」で幕を開けます。70年代の全盛期のライヴに比べると、さすがにアニーのクリスタル・ヴォイスもやや色あせたかなと思いますが、でもこうしてアニーが歌ってくれているだけで大満足でしょう。ギターには「あの」天才マイケル・ダンフォードもいて、頼もしい限りです。
その後「Midas Man」「Northern Lights」「Mother Russi
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RENAISSANCE-In the Land of the Rising Sun: Live in Japan 2001-Moonlight Shadow ★★★ (2005-01-31 02:07:55)

これはアニーのソロ・アルバム『MOONLIGHT SHADOW』に入っていたもので、元は御大マイク・オールドフィールドの曲。
とてもメロディーの綺麗な曲で、でもちょっとホロッとさせる旋律があります。ポップですけど良い曲はやっぱり良い。アニーは楽勝で歌ってますね。

RENAISSANCE-Island-The Sea (2005-02-16 06:15:49)

「Island」のシングルのB面に収められている佳曲。3拍子の緩やかなで哀愁を湛えたバラードだ。
しかし、この「Island」のシングルを1stと一緒に紙ジャケで復刻するユニオンさんは凄いですな。僕はパッケージを開けて大爆笑しましたよ、マジで。もうアホや、こいつら!って(笑)。
でもそんなことを言いながら喜んでる僕も完全にイッちゃってるんですけどね(笑)。

RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall ★★ (2004-07-16 20:03:00)

『シェエラザード夜話』に伴うツアー中に録音された75年発表のライヴ・アルバム。
カーネギー・ホールだけあってここではニューヨーク・フィルがコーラス隊を含めてバックを務めている。
「Prologue」「Ocean Gypsy」「Can You Understand」「Carpet Of The Sun」「Running Hard」「Mother Russia」「Scheherazade」「Ashes Are Burning」、全8曲で2枚組み!!!。内容は濃い。
特に「Ocean Gypsy」の素晴らしさといったらない。オーケストラがとてもよい仕事をしている。MCなどは非常にほのぼのとした感じだが演奏が始まればとてもテンションは高く、緊張の糸がピーンと張り詰めたような雰囲気が全体を取り巻く。そして「Ashes Are Burning」では、アニーのこの世のものとは思えない
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RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Ashes Are Burning ★★★ (2005-01-11 01:10:17)

このバージョンも凄い。
このライヴ・バージョンは原曲よりも若干速めの演奏になっています(めちゃくちゃ速いところもアリ)。しかし速いくせに演奏時間が2倍になっとるのはどういうこっちゃー!?。そのわけは中間部に挿入されるジャム的なインプロのせい(笑)。ここではキーボード・ベース・ドラムの即興が聴かれます。ジョン・キャンプのベースがかなり前に出ていて、ゴリゴリ感が倍増しています。
そういえばこのジョン・キャンプという人、フェイバリット・アーティストはYESだとか。言われて見れば確かにクリス・スクワイアの影響を受けているとしか思えませんね、このベースは(笑)。
そして僕が仏を感じたのはインプロ明けの静かになるパートで、アニーが歌う場面。「Ashes are burning the way~!」の歌声の伸び・張り。神です!。女神様です!。天からのお声です!!!。そしてその直後の「
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RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Can You Understand ★★★ (2005-01-14 21:48:17)

ライヴ・バージョン。
この曲はもう本当に涙が出るほど好きな曲なんですが、このライヴではちょっとモタッてる感じがします。もうちょっと前半は疾走感が欲しかったところ。
でもアニーの歌は完璧だし、ラストのクライマックスは感動的!。ブラボー!!!。

RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Prologue ★★★ (2005-01-31 00:21:40)

このライヴ盤のトップで演奏されるこの曲は、オリジナルより勢いが増してていい!。聴いた感じ、この曲ではオケはまだ入ってないみたいですが、それでここまでの音の広がりを出せるのは凄い!!!。
とくにジョン・タウトのピアノには余裕があってのびのびと弾いている感じがします。アニーさんのヴォーカルも、スタジオでは本気出してないの?と思うぐらい力強い。

RENAISSANCE-Live at Carnegie Hall-Running Hard ★★★ (2004-10-25 04:01:23)

こちらはライヴ・バージョン。
原曲も結構疾走してますが、ここではもっと速い!。正に馬が駆けるように突っ走ってます。みんなノリノリなんでしょうね。ジョン・キャンプ&テレンス・サリヴァン恐るべし!。アニーはもちろん完璧な歌声。後ろのオケも広がりを見せていて非常に良い!。
ついでに4:02あたりで入る「ダガダッ!ダガダッ!ダガダッ!ダガダッ!」というところが恐ろしくカッコいいですわ~。

RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall ★★ (2005-03-16 14:16:00)

これはルネッサンスが『お伽噺』を発表後の1977年10月14日、ロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで行われたライヴであり、ロイヤル・フィルとの共演を収めたものである。どうやらこのホールは8000人を収容できる会場らしい。セットリストは以下の通り。
①Prologue (orchestral instrumental by Royal Philharmonic Orchestra)
②Can You Understand
③Carpet Of The Sun
④Can You Hear Me
⑤Song Of Scheherazade
⑥Running Hard
⑦Midas Man
⑧Mother Russia
⑨Touching Once (Is So Hard To Keep)
⑩Ashes Are Burning
…続き

RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall-Ashes Are Burning ★★★ (2005-01-25 21:16:07)

このライヴ・バージョンは28分に及び、この曲のライヴの中では一番長いバージョンです。
注目のジャム・パートはまずタウトが無難なピアノ・ソロを披露、そしてサリヴァンのドラム・ソロへバトンタッチ。他では聴けないこのソロは地味ではありますが、サリヴァンが素晴らしいドラマーであることを証明しているように思えます。次はアニーさんのペルシャ風スキャット。これがエキゾチックで聴き応えあり。部屋に居ながらにして異国情緒を味わえるような独特の雰囲気です。最後はキャンプのファズベース。この人は「遊び」が大好きなようですが、ここでも面白い音色と旋律を聴かせてくれます。
その後のクライマックスも上出来。アニーさんのスキャットも半端じゃなく、高音に行けば行くほどヴァイオリンのように響きます。この声はホント、至宝の声だと思えます。
原曲に加え、4つの公式ライヴ・バージョンを聴きましたが、原曲を除い
…続き

RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall-You ★★ (2005-03-16 15:21:01)

1983年録音の曲のようだが、なかなか良いじゃないか!!。
イギリスっぽくない、なんだかカナダか北欧の北極圏をイメージさせる幻想的なイントロ。その後はCAMELの「スノーグース」のように白い大地を飛んでいるような気分にさせてくれる。良い曲だ。
それにしてもこのドラムは誰だ?。ツーバス使いよる(・・ニヤリ)。

RENAISSANCE-Novella ★★ (2004-08-16 19:24:00)

77年発表。邦題『お伽噺』。ルネッサンス全盛期の後期に当たる傑作です。
収録曲は「Can you Hear Me?」「The Sisters」「Midas Man」「Captive Heart」「Touching Once」という全5曲。しかし全ての楽曲がこれぞルネッサンス!!!と言いたくなるほどの完璧な楽曲です。
先頭&しんがりに大作を配し、それに挟まれるように小佳曲が並びます。この構成が見事。大作は大空のように大仰に、小曲は可憐な野花のように・・・う~ん、堪らん!!!。
個人的には『燃ゆる灰』に次いで好きな作品です。ジャケットも正にあの農民画家と呼ばれたブリューゲルの作品のように不思議さ&可愛さ満点!!!。それで邦題に「お伽噺」なんて言われたら、幼心が蘇って来ます。
ちなみにUK盤、日本盤、US盤とジャケが異なっており、UK盤と日本盤はほぼ同じですが、US盤は
…続き

RENAISSANCE-Novella-Can You Hear Me? ★★★ (2004-08-16 05:23:04)

77年発表の「お伽噺」の一曲目です。邦題は「私の声が聴こえますか?」。
一曲目から14分近くの大作だけど、これまたもの凄い!!!。
イントロから歌の入りまでの展開はは「Can You Understand」みたいだけど、こっちはオーケストラの占める割合が多いのが特徴。ティンパニがバシバシ鳴ってます!!!。
ルネッサンス、面目躍如の超大作でごさんす。

RENAISSANCE-Novella-Midas Man ★★★ (2004-08-16 04:57:47)

Midas:《ギリシア神話》Dionysusから手に触れる物を皆黄金に変える力を与えられたPhrysiaの王。
この曲(邦題・ミダスの誘惑)の中でもこのような内容について語っている、と思う。先の日本公演でも演奏された美しい楽曲。
コンパクトだけど壮大さと絵画的な印象を欠かないのはさすが!!!

RENAISSANCE-Novella-The Captive Heart ★★★ (2004-08-16 05:37:39)

イントロの物悲しげなピアノから涙!!!。
こういうのに僕は弱い。堪らん・・・最高、ルネッサンス万歳。
それはそうと、この曲、歌の入りまでがもろにポルトガルのファドっぽい。それだけで僕の心はキュンとなって、まぶたに熱いものが込み上げてきます。名曲だ、これは・・・!!!

RENAISSANCE-Novella-The Sisters ★★ (2004-11-09 01:10:57)

ちょっと神秘的なイントロのピアノが続いてアニーのヴォーカルが入るところでは、背筋がゾクゾクするほどその儚く美しいメロディに胸を打たれます。バックで楽曲に奥行きを持たせているホルンの音色も印象的です。
ホント、泣きたくなるほどいい曲書くバンドだな~。
ありがとう、ルネッサンス。

RENAISSANCE-Novella-Touching Once (Is So Hard to Keep) (2004-11-09 00:56:30)

なんか出だしは「昭和!」という感じなんですが、すぐにいつものルネッサンスに戻ります。この曲もやはり10分近くあるだけにその曲展開が聴きものです。劇的で華麗。ジャム的な部分があるのもいいじゃないですか。

RENAISSANCE-Prologue ★★ (2004-07-16 19:45:00)

歌姫アニー・ハズラムをヴォーカルに据え、メンバーを一新して1972年に発表した3rdアルバム。ヒプノシスの幻想的なジャケットも印象深い彼らの代表作です。
以前から見られたクラシック、フォーク、トラッドなサウンドを更に磨きをかけ、しかしより普遍的なメロディーをアレンジで盛り立てるようなアプローチが成されています。特にアニーの天使のような歌声はそれだけでも素晴らしいのに、バックのアレンジがこれまた最高だから作品として計り知れない魅力を持ったものになっていると思います。
個人的には「Sounds Of The Sea」「Kiev」「Rajah Kahn」が好き。でもやはり大傑作の次作と比べてしまうと見劣りする感はある。しかしあの名作への布石となっただけのことはある素晴らしい作品です。また、落流鳥という人の対訳が激素晴らしいです。この対訳を読んでいるだけで泣けます。

RENAISSANCE-Prologue-Bound for Infinity (2004-11-03 15:31:37)

FAIRPORT CONVENTIONがやりそうなフォーク・バラードです。
とにかくメロディーが綺麗ですね。低めの音程で魅せるアニーの歌声もいい!!!。

RENAISSANCE-Prologue-Kiev ★★ (2004-11-03 15:42:25)

壮大なピアノイントロから始まる一曲。
この曲は初期ルネッサンスを思い出させます。
一旦コーラスが終了した後のプログレッシヴな展開はもう圧巻&溜息。そしてまたコーラスに戻って散る・・・あ~美しや。
陰鬱なメロディが本当に素晴らしい曲です~。
歌詞が死ぬほど悲しい・・・。

RENAISSANCE-Prologue-Prologue ★★★ (2004-08-16 04:45:57)

72年発表の同名アルバムの一曲目。
イントロの強烈なピアノで椅子から転げ落ちるほど悶絶ものです(笑)。それからの展開は見事で、息を付かせないドラマティックさはアルバムの一発目にしては十分すぎるほどのインパクトがあります。
5分半の短い曲ですが、よくもここまでたくさんの要素を詰め込んだな~と思います。

RENAISSANCE-Prologue-Rajah Khan ★★ (2004-10-30 23:44:12)

なんだこの雰囲気は!?。ミステリアスと言うより、怖い。子供が聞いたら泣くと思います。
アニーの優しいヴォーカルが入ってきてちょっと安心しますが、でもこれがイスラームの礼拝所で唱えられているようなメロディーなのでやっぱり怖いです(笑)。
後半のプロレッシヴな展開も聴きどころ。
でもこの緊張感!!!。何なんでしょうか。どうしたらこんな「仏」のような光彩陸離とした色が出せるのでしょうか。
よく優れていることを極端な言い方で「神だ」と表現しますが、中には「ほんまかい」というものもあります。しかし僕はルネッサンスの音楽には本当に神様が宿っていらっしゃると思います。アニーは神の伝道師。色即是空の教えを、女神のような美しい美声で僕たちに届けてくれます。
最高!!!、やっぱりルネッサンスは神だ!!!(笑)。

RENAISSANCE-Prologue-Sounds of the Sea ★★ (2004-10-30 23:29:49)

波の音とカモメの鳴き声で始まる静かな曲。
意外に明るい曲かと思いきや、いきなり短調に変わる。
う~ん・・・いいじゃないですか!!!。最高。
とにかく雰囲気がのどかな中にも緊張感が漂っていて大好きな曲です。

RENAISSANCE-Prologue-Spare Some Love (2004-11-03 15:47:53)

始まりは「Carpet Of The Sun」みたいな明るい曲調ですが、サビでやっぱりルネッサンスだと実感!・・・染みる(笑)。
ほんと、何をやっても絵になるバンドですね~。
大好きだ!、ルネッサンス!!!。

RENAISSANCE-Renaissance ★★ (2005-02-14 20:00:00)

1969年発表の記念すべきルネッサンスの第一作。
因みにメンバーは、キース・レルフ(G,Vo)、ジム・マッカーッシー(Per)、ジョン・ホウクン(Piano)、ルイス・セナモ(Ba)、ジェーン・レルフ(Vo)
であります。ご存知の通り、黄金の第2期ルネッサンスとは完全にメンバーが違います。
僕の場合は先にベスト盤『DA CAPO』でこの時期の楽曲を数曲ほど聴いていたのですが、その時の印象は「なんだか地味な音楽やな~。第2期と全然気色が違うな~」という感じであり、この作品をいざ聴く時になっても何だか期待薄でした。
しかし通して聴いてみると、なかなかどうして良いアルバムではないか!。
音的には60年代後半のサイケ的な部分もあり、その後のルネッサンスに十分繋がったと思われる華麗なピアノあり。さすがにあの壮大なオーケストレーションはないですが、フォークなタッチと混沌
…続き

RENAISSANCE-Renaissance-Bullet (2005-02-16 06:07:35)

このアルバムの他の曲とはちょっと雰囲気が違うロックン・ロール色の濃い作品。「Hey Lady Sodom Ramanah~」の歌詞が「ナンマンダ~」に聞こえてしょうがない(笑)。ハーモニカが聞こえるところなどはいかにもサイケデリック時代の作品という感じ。
後半部からはベースの不気味な演奏が続く。こんなものを部屋で掛けているのをおかんが聴いたら、絶対「ちょっとあの子、大丈夫かしらん?」と思うに違いない。
その後は神聖な女性ヴォカリーズ、遠く響く鐘の音、風の吹きすさぶ音が入り混じり、静かに消えてゆく。この時点でおかんは完全に息子が新興宗教にはまり出したと勘違いすることだろう。

RENAISSANCE-Renaissance-Innocence (2005-02-16 05:46:26)

足元でうごめくおどろおどろしいベースから一転、ピアノが優しいメロディーを奏でます。キースのヴォーカルが入ってからは歌とピアノが掛け合うように展開します。
間奏はジャムっぽいですが突然静かになり、ピアノが悲しく歌い出します。ちょっとクラシックの借り物みたい(笑)。
そこからまた突然全合奏で10メーター程ジョグで流し、再びイントロの怖いベースが再現されて消えて行く。
こういう展開の多さはしっかり新生ルネッサンスに受け継がれたと思う。しかも更に磨きをかけられ、洗練されてだ。

RENAISSANCE-Renaissance-Island (2005-01-13 23:32:53)

邦題「島」(そのまんまやんけ!)。
ジェーン・レルフが歌うメロウなバラードです。なんとなく曲調とジェーンの声質からFAIRPORT CONVENTIONを思わせます。
こういうフォーク・トラッドな色彩は第2期ルネッサンスの『PROLOGUE』に繋がった気がします。
後半のもろにクラシカルなピアノが聴きどころですね。

RENAISSANCE-Renaissance-Kings & Queens ★★ (2005-01-13 21:27:27)

第1期ルネッサンスのデビューアルバムの1曲目。YARDBIRDSをクラシカル&フォークなバンドにしようとしたことで有名なキース・レルフと、ジム・マッカーティーの共作。クラシカルではあるが、やけにそれが怖くて不気味。サイケ色が強い感じはこの時代だからか。
特に心に残るメロディもないが、ただその雰囲気が印象的。この不気味さと新生ルネッサンスとは、音楽性として求めるものが違う気がする。
ほんとは星1.5くらいですが、おまけで2つ!。

RENAISSANCE-Renaissance-Wanderer (2005-02-16 05:52:47)

バロック調のハープシコードの音色が中世ヨーロッパのお城を思わせる曲。その時代に迷い込んだ(Wanderer)ような感じだ。
ジェーンが歌い出してからも雰囲気は変わらず。非常にメルヘンティック。派手な展開はないが、とても雰囲気があってよろしい。

RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories ★★ (2005-01-12 20:24:00)

1975年発表の通算6作目。邦題は『シェエラザード夜話』。全4曲。
ここに来て遂にルネッサンスの芸術が最高潮に達したと思われます。音楽的な要素はもちろんのこと、作品が醸し出す威厳、重み、貫禄。そうしたものがこのアルバムからひしひしと感じられます。
アルバムのトップを飾るのはとてもメルヘンチックな「Trip To The Fair」。のみの市に出かけた少女が、そこで起こるさまざまな出来事に巻き込まれていく様子が描かれています。ウキウキするような曲でありながら、清楚な感じも受けるという非常に絶妙な緊張感を持った曲です。
続く「The Vultures Fly High(邦題:はげたかは飛ぶ)」は打って代わってかなりハードで疾走している曲。『運命のカード』収録の「孤独の旅路」のような曲調ですが、こちらはそれよりも曲が短く、そしてルネッサンスには珍しくハードロック調です。哀愁は
…続き

RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-Ocean Gypsy ★★★ (2004-08-16 19:37:17)

BLACKMORE'S NIGHTが彼らの1stでカバーしているのでご存知の方も多いと思います。キャンディスが歌うのも本当に素晴らしいですね!!!。でもやっぱりそれはこのルネッサンスの原曲があってこそ。ヨーロッパの古くからの伝承音楽の要素を多分に含み、敢えて飾らない表現で、素朴に曲の良さを引き出しているところは彼らの得意技と言っても良いかもしれません。
BLACKMORE'S NIGHTバージョンが気に入った方は是非こちらも聴いてみて下さい。

RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-Song of Scheherazade ★★★ (2004-11-02 15:31:53)

はい。もう言う事ありません。何もかもが凄いっす!!!。
ドラマティックさから曲の長さまで、全てが圧巻。全合奏になったり、ピアノ一本になったりで聴き応え十分。そして「若い王子と王女」の美しさ!。個人的に僕がこの世で求めている音楽はこれです(笑)。こいつぁ、最高だぜ~ぃ!!!。
どうやらリムスキー・コルサコフの交響組曲に影響されたみたいですが、そう言われれば雰囲気は似ている気がします。
全九部。みなさまご用意は宜しいでしょうか。それでは開演でーす!。
音の洪水に身悶えちゃってくんなまし~!!!。

RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-The Vultures Fly High ★★ (2005-01-13 00:39:09)

ルネッサンスがこんな曲を・・・!?。これはハードロックじゃないか!。かなり疾走感あるしね。エレキでやったらこれはもっとカッコ良くなりそうだ。
3分しかない曲ですが、とにかくカッコいい曲です。ルネッサンスの曲で「カッコいい」というのはなんか変な感じですが、カッコいいんですわ、これ。
ちなみに邦題は「はげたかは飛ぶ」。う~ん・・・(笑)。

RENAISSANCE-Scheherazade and Other Stories-Trip to the Fair ★★ (2004-11-02 15:05:09)

BLACKMORE'S NIGHTの曲に「Renaissance Fair」というのがありますが、この曲(というよりルネッサンス自体)は彼らの世界にかなりの影響を与えていると思います。
これは11分にわたる大作ですが、とてもメロディアスで長さも忘れて楽しめます。
歌詞もいいっすね~、これ。「フェアに出かけたの。だけど、誰もいなかった。私は一人ぼっち」ってとっても可愛そう。
先の日本公演でも演奏された彼らの代表曲です。

RENAISSANCE-Time-Line-The Entertainer (2005-01-13 23:26:49)

最後となったこのアルバムからの一曲。
正に80年代といった感じの軽さとリズム。普通に良い曲かもしれないが、なぜこれをルネッサンスがやる必要があったのか。
『シェヘラザード夜話』や『お伽噺』の頃の深み・神秘性はどこへやら。あのルネッサンスとはほど遠い楽曲。

RENAISSANCE-Turn of the Cards ★★ (2005-01-12 21:31:00)

『プロローグ』『燃ゆる灰』と来て、遂にルネッサンスがその孤高のオリジナリティーと貫禄を見せつけ始めた作品だと思います。
華麗に疾走する「孤独の旅路」で幕を開け、「君を想う」で優しく語りかけます。こういう正に小曲といった感じの楽曲がルネッサンスの魅力の一つなんですよね~。特に派手でもなく、華もないけど、これがあるから後にある大作などがグンと引き立つんです。
続く「わたしには解からない」は大作。サビがまんまBLIND GUARDIANの「Punishment Divine」かと思いました(笑)。まあそんなことはどうでも良くて、これもルネッサンス面目躍如と言いましょうか、とにかく彼等のアンサンブルの魅力が、まんまるに太った旬の寒ブリのように引き締まって詰まっています。
「黒い炎」も純粋にメロディが素晴らしですねぇ。至る所に「らしさ」が見えます。「冷たい世界」はなんといいますか
…続き

RENAISSANCE-Turn of the Cards-Black Flame ★★ (2004-11-20 00:18:36)

シンプルですが独特の哀愁を漂わせるのはさすがとしか言いようがありません。夜にじっくりと聴き入りたいタイプの曲ですね。
ほんと、旋律の美しさが染みます・・・。

RENAISSANCE-Turn of the Cards-Cold is Being (2005-01-12 21:42:34)

原曲はアルビノーニのアダージョですね。勿論原曲には歌詞はありません。サッチャーさんが付けたのでしょう。その昔には映画『審判』に用いられて有名になったそうです。
またこの曲はかのイングヴェイも「Icarus' Dream Suite Opus 4」なんかでやってますね。
ルネッサンスではオルガン一本でアニーが歌います。なにか近づきがたい雰囲気がありますね。そしてなんとなくアニーの歌い方がハードロック調のような気がします(ほんと微妙に、ですけど・・・)。


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