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ギターの国から2002.遺言さんのページ
ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
RENAISSANCE-Tuscany-Life in Brazil
RENAISSANCE-Tuscany-Dolphins Prayer
RENAISSANCE-Tuscany-The Race
RENAISSANCE-Tuscany-In My Life
RENAISSANCE-Tuscany-Dear Landseer
RENAISSANCE-Tuscany-Eva's Pond
RENAISSANCE-Tuscany-Lady From Tuscany
SOFT MACHINE-Volume Two
SOFT MACHINE-The Soft Machine
BANCO DEL MUTUO SOCCORSO-Io sono nato libero-Non mi rompete
RENAISSANCE-Tuscany-Pearls of Wisdom
RENAISSANCE-Tuscany-One Thousand Roses
RENAISSANCE-Tuscany-In the Sunshine
RENAISSANCE-Tuscany
BANCO DEL MUTUO SOCCORSO-Io sono nato libero
BANCO DEL MUTUO SOCCORSO-Darwin!-L'evoluzione
NATIONAL HEALTH
OSANNA-Palepoli-Palepoli - Oro Caldo
PFM-STORIA DI UN MINUTO
RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall-You
RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall
DAHLIA
TOTO-Hydra-Lorraine
PFM-L'ISOLA DI NIENTE
PFM-PER UN AMICO
SOFT MACHINE-Virtually
SOFT MACHINE-Fourth-VIRTUALLY
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-Squarer for Maud
KING CRIMSON-The Nightwatch: Live at the Amsterdam Concertgebouw November 23rd 1973
KING CRIMSON-Vrooom
TOTO-Toto-Rockmaker
TOTO-Toto-Manuela Run
TOTO-Toto-I'll Supply the Love
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-Dreams Wide Awake
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-The Collapso
SOFT MACHINE-Man in a Deaf Corner Anthology 1963-1970-As Long As He Lies Perfectly Still
HATFIELD AND THE NORTH-The Rotters' Club-Mumps: a) Your Majesty Is Like a Cream Donut (Quiet) - b) Lumps - c) Prenut - d) Your Majesty Is Like a Cream Donut (Loud)
HATFIELD AND THE NORTH-Hatfield and the North
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-Binoculars
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-The Bryden 2-Step (For Amphibians), Part 2
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-The Bryden 2-Step (For Amphibians), Part 1
NATIONAL HEALTH-National Health-Tenemos Roads
NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures
NATIONAL HEALTH-National Health
KING CRIMSON-Shoganai
KING CRIMSON-The Power to Believe
KING CRIMSON-Beat
KING CRIMSON-Three of a Perfect Pair
TOTO
SOFT MACHINE-Six-5 From 13 (For Phil Seamen With Love & Thanks)
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RENAISSANCE-Tuscany-Life in Brazil (2005-03-21 01:27:11)

文字通り、ブラジル色溢れる曲。
跳ねるような曲調、スチールドラムのようなピアノ、豪快なパーカッション。これはもろにですな。
往年のルネッサンスから考えると「あり得ん」のでしょうけど、アニーさんが歌うこういう曲もなかなか趣があると思いました。

RENAISSANCE-Tuscany-Dolphins Prayer (2005-03-21 01:22:12)

キーボードのみをバックにアニーさんが歌う小品。
間奏曲的だが、アルバムにこういう曲があると引き締まるよね。

RENAISSANCE-Tuscany-The Race (2005-03-21 01:17:03)

ルネッサンス後期にあったようなアップテンポな曲。
こういう曲も今なら許せる気がする。←ちょっと勝手かな(笑)。
Bメロで一度沈み込んでサビで一気に花開く展開はもう伝家の宝刀だろう。キャッチーでよし。

RENAISSANCE-Tuscany-In My Life (2005-03-21 01:13:25)

やさしい風が頬を撫でるような曲だ。
その風はとても温かく、かつ優しい。
平和な時間が流れますよ。

RENAISSANCE-Tuscany-Dear Landseer ★★ (2005-03-21 01:08:50)

地中海の匂いがする。
真っ青な空。広がる赤土の大地。オリーブの木。
ひっそりとたたずむ小さな村。白壁の街並み。
教会の鐘。遠くに見える海。
エキゾチックな異国情緒をご堪能あれ。

RENAISSANCE-Tuscany-Eva's Pond (2005-03-21 01:03:17)

霧のようなヴォーカル。物悲しい歌。
誰も居ない平原の朝、どこからともなく聞こえてくるような、幻想的な曲。

RENAISSANCE-Tuscany-Lady From Tuscany (2005-03-21 00:53:38)

幻想的なキーボードをバックにアニーさんのスキャットが始まる。あの声が帰ってきたのだ。
その後はポップながらやはり少し悲しいメロディーで酔わします。メロディも質が高く、とてもよい曲だと思う。

SOFT MACHINE-Volume Two ★★ (2005-03-20 23:41:00)

68年の第2作目。エアーズが抜け、ヒュー・ホッパーが参加。
まずお洒落なイントロダクション的に語りが入り「Hibou, Anemone And Bear」が始まった瞬間「あっ!」と思うだろう。そう、この曲がマシーンのその後を決定付けていると言っても良い。明らかにホッパー節が炸裂しており、彼のマシーンへの貢献度が一発で分かる代物だ。
1stに比べると曲もバラエティに富み聴き応えあり。陳腐な表現で申し訳ないが、おもちゃ箱をひっくり返したようなアルバムである。英国アルファべットが出てきたり、スペイン語が出てきたり。歌詞をじっくり読んでみても面白いのではないだろうか。
中でも「As Long As He Lies Perfectly Still」は素晴らしい曲。マシーンの曲の中でこんなに甘美で、且つなんとか口ずさむことの出来る歌メロは希有だ。
全17曲、一気に聴くべし。
…続き

SOFT MACHINE-The Soft Machine ★★ (2005-03-20 23:26:00)

1967年発表のデビュー・アルバム。メンバーはマイク・ラトリッジ(Organ)、ロバート・ワイアット(Dr,Vo)、ケヴィン・エアーズ(G)。
ヒッピー的な生活をしながらも、知的に前衛なる音楽を創造しようとした過程や結果が散在する作品です。キャッチーでも捉えどころの無いヴォーカル、くぐもったオルガン、爆発的に疾走するドラム&ベース。テンションの緩慢と摩訶不思議な歌詞が聴く者の頭脳を刺激して止みません。
それにしても『THIRD』以降の彼等とはもはや別物のようです。時代を反映してか、この作品ではまだサイケっぽさが十分に残ってます(エアーズがいるから?)し、ジャズ的な要素も勿論ありますが、まだロックの衝動に身を寄せている感じです。
ただ、これがカンタベリーの原点であることは間違いなく、聴きながら「あぁここから始まったのね・・・」と涙しハンカチを濡らすにはうってつけの作品です

BANCO DEL MUTUO SOCCORSO-Io sono nato libero-Non mi rompete ★★ (2005-03-20 10:17:39)

「私を裏切るな」。
そのまんまカンツォーネである。
舞踏曲的な展開が好き。

RENAISSANCE-Tuscany-Pearls of Wisdom ★★★ (2005-03-20 05:52:31)

タウトの物悲しげなピアノに思わず涙・・・。
解説にもありますが、出だしの感じが「Sounds Of The Sea」を嫌でも想起させます。
夢を見ているような優しい調べをご堪能ください。

RENAISSANCE-Tuscany-One Thousand Roses ★★★ (2005-03-20 05:42:19)

「100万本のバラの花を~♪」・・・じゃないな(笑)。
アルバムの最後に収録されている最高の曲。
キーボードの味付けなんかは完全にミッキーの世界だけど、ルネッサンスとかそんなこと抜きにして考えても、これは良い曲。
こんな曲がまだ書けるならアルバムもう一枚作ってくれても良いよ(笑)。

RENAISSANCE-Tuscany-In the Sunshine ★★ (2005-03-20 05:37:34)

なんだか青春を感じさせる温かい曲。
旅立ちと別れを想起させるメロディはドラマの主題歌のようだ。
明日への希望90%、寂しさ10%・・・。

RENAISSANCE-Tuscany ★★ (2005-03-19 18:08:00)

イタリアの一地方の名前を冠したこの17年ぶりの再結成アルバムは、落ち着いたたおやかさを感じさせる作品となりました。
メンバーはアニーさん、ダンフォード、サリヴァンの往年の人たちと、CAMELやMIKE OLDFIELDで活躍した名手ミッキー・シモンズです。そして嬉しいことにジョン・タウトがゲスト参加として3曲でピアノを弾いてくれています。キャンプのやんちゃなベース(笑)がないのは残念ですが、ダンフォードの書いた曲をアニーさんが歌えば、立派なルネッサンスの作品と言えるのではないでしょうか。
アルバム全体の感触は『四季』と『碧の幻想』をブレンドしたようなのどかで、でもどこか寂しさのある音です。『シェヘラザード夜話』や『お伽噺』あたりの背筋のピンとするような荘厳さはありませんが、その敢えてポップに徹した作風はルネッサンスが良い意味で成熟した証しでしょう。ワールド・ミュージック的な癒
…続き

BANCO DEL MUTUO SOCCORSO-Io sono nato libero ★★ (2005-03-19 01:02:00)

1973年発表。3rd。邦題『自由への扉』。
最高傑作とする人も多い。実際ここに来てまとまりが出て、曲もバラエティにも富み、全てが洗練された気がする。前作に比べると激しさが多少減退しているが、それも成長の証しで、むしろ視点をもっと深いところに置くようになったと思う。『イタリアの輝き~バンコ登場』へここから3曲も収録されたということは、彼等もここに自分たちの音を見つけ出したのかもしれない。
しかし冒頭の「政治反逆者の歌」は激しい楽曲だ。続く「私を裏切るな」は牧歌的で思わず夢見心地。最後の「軌跡Ⅱ」ではファーストで出てきたあの旋律が再び。
そしてこのアルバムもジャケが凄い。さすがに既成概念完全無視のファーストには一歩譲らざるを得ないが、この5面開きジャケも圧倒的だ。ELPの観音開きやJETHRO TULLポップアップに匹敵、いやむしろ勝っていると言える。ただただ悶絶するばか
…続き

BANCO DEL MUTUO SOCCORSO-Darwin!-L'evoluzione ★★ (2005-03-19 00:46:05)

1曲目から14分の大作「革命」。
ジャコモおじさんの歌謡的な歌唱に始まり、次第に激しく展開。
ビットリオ・ノツェンツィのシンセが荒々しい。
アバンギャルドに疾走するジャズロック部が心地よい。

NATIONAL HEALTH ★★ (2005-03-18 19:34:00)

>senasisさん
そんな逸話があったんですね。知らなかったです。ありがとうございます。
確かにフィル・ミラーのギターは個性的ですね。しかもなんかオシャレ~な感じですし、オルガンと区別が付かないような音色と旋律を奏でますね。
好きだな~、このバンド。
個人的にはちょいと呑気なHATFIELDSより好き。

OSANNA-Palepoli-Palepoli - Oro Caldo ★★★ (2005-03-17 19:13:44)

凄すぎますな。
意外にハードロック的な展開が多いのがこのバンドの特徴か。不気味さと半分ネジが取れたように爆走するさまは、火の海を駆け抜ける暴れ馬。美しさも忘れてはおらず少女が通りすぎるように甘美なメロディーが流れ出す・・・と思ったらまた火の海だ!!!。
奇妙、絶妙、神妙。

PFM-STORIA DI UN MINUTO ★★ (2005-03-17 18:39:00)

72年発表のファースト。ここから『幻の映像』及び『甦る世界』へ収録されたのは「九月の情景」と「祭典の時」だけで、残り5曲はここでしか聴けない。
デビュー作にして非常に完成度が高く、既にオリジナリティーが確立していると言っても良い。メロトロンなどの使い方は明らかにクリムゾンの影響があるが、それは単に一つのヒントとして昇華されているだけで、ここにはこの恐ろしいバンドの個性が目一杯に詰まっている。難解なことをしているように見えて聞き易く、非常に口当たりのよいサウンドであるところがまた凄い。荒削りなところも見えるが、逆にそれが人間味を醸し出している。
楽曲的には「祭典の時」は英語版よりバカ度は低いが、イントロや中間部の展開が違っていて面白い。先の来日公演で初っ端に演奏された「ハンスの馬車」も哀愁と力強さが同居していて聴き応えあり。そしてハイライトは「何処で...何時...」だろう。素
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RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall-You ★★ (2005-03-16 15:21:01)

1983年録音の曲のようだが、なかなか良いじゃないか!!。
イギリスっぽくない、なんだかカナダか北欧の北極圏をイメージさせる幻想的なイントロ。その後はCAMELの「スノーグース」のように白い大地を飛んでいるような気分にさせてくれる。良い曲だ。
それにしてもこのドラムは誰だ?。ツーバス使いよる(・・ニヤリ)。

RENAISSANCE-Live at the Royal Albert Hall ★★ (2005-03-16 14:16:00)

これはルネッサンスが『お伽噺』を発表後の1977年10月14日、ロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで行われたライヴであり、ロイヤル・フィルとの共演を収めたものである。どうやらこのホールは8000人を収容できる会場らしい。セットリストは以下の通り。
①Prologue (orchestral instrumental by Royal Philharmonic Orchestra)
②Can You Understand
③Carpet Of The Sun
④Can You Hear Me
⑤Song Of Scheherazade
⑥Running Hard
⑦Midas Man
⑧Mother Russia
⑨Touching Once (Is So Hard To Keep)
⑩Ashes Are Burning
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DAHLIA ★★ (2005-03-16 00:28:00)

愛知万博めっちゃ行きたいー!!!。
リニモに乗りたいー。

TOTO-Hydra-Lorraine ★★ (2005-03-14 23:00:39)

明暗の作り出す起伏が素敵です。
キャッチーだし、意外にヘヴィ。
最後の方でヤケクソ気味に叫んでるのはキンちゃん?(笑)。

PFM-L'ISOLA DI NIENTE ★★ (2005-03-13 21:17:00)

『甦る世界』のオリジナル・イタリアン・ヴァージョンである。違いは歌詞が全てイタリア語であること、「甦る世界」が収録されていないこと、曲順、そしてジャケットである。聴く感じではミックスも多少異なっているかもしれない。
この作品から元アレアのパトリック・ジヴァスが加入しているが、彼の忙しいベースが非常に良く、バンドのテクニカルな面を更に助長させたと思う。曲の出来も申し分ないし、最高傑作の一つだと断言できる。
伊詞の中では「ドルチッシマ・マリア」が良い。良すぎる。英詞の100倍は良い。感動的ですらある。タイトル通り優しく、甘く、愛らしく、でも悲しく。ほほえみを浮かべた美しい女性の頬にすっと流れるひとしずくの涙、のような作品である。
『甦る世界』とは歌詞の内容が全く違うのでまた違った印象を受ける。個人的にはこっちの方が好き。イタリア語の響きが良いからだ。というより英語版のこのバ
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PFM-PER UN AMICO ★★ (2005-03-13 18:09:00)

用いる言語が違うとこうも印象が違うものなのか!。
これを聴いてしまうと英語版のアルバムに多少違和感覚えてしまう。元々イタリアの中でも最も「イタリアらしい」旋律を多く持っているバンドだけに、やはり母国語で歌われると伝わってくるものが違う。無論ピートの英詩が悪いとは思わない。ただ、英詩では絶対に表現することの出来ない印象が、そこには存在する。母音の多さ、前母音前の「C」の独特の変化、そして伊式アクセント。全てにイタリアを感じる。
収録曲は5曲。英語版へのタイトル変更は以下の通り。
「Appena Un Po'(ほんの少しだけ)」→ 「River Of Life(人生は川のようなもの)」
「Generale(生誕)」 → 「Mr.9 'Till 5(ミスター9時~5時)」
「Per Un Amico(友よ)」 → 「Photos Of Ghosts(幻の映像)」
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SOFT MACHINE-Virtually ★★ (2005-03-13 00:09:00)

このライヴ盤は71年3月23日、ドイツはブレーメンにてラジオ放送用に録音されたものである。よって音質は極めて良い。オリジナルアルバムにほぼ匹敵する音質・ミックスで保存されており、他のマシーンのライヴ盤と比べてもその差は歴然である。
メンバーは『4』の面子であり、それだけでも非常にこの作品への期待と興奮を隠すことが出来ない。事実、内容は非常に素晴らしく、緊張感を保った「内へ」熱い名演が繰り広げられている。ステージ上の4人の写真を用いたジャケット見ながら聴いていると、各人の間に火花が散っているような錯覚を覚える。
そしてCD78分をフルに使って一夜のライヴを収録してるのも嬉しい。当時のマシーンのライヴの運び方・持って行き方が一枚で分かる。
選曲は『3』から2曲、『4』から全曲、そして興味深いことにこのメンバーでの『5』の曲が2曲、その他で構成されている。「Fletcher'
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SOFT MACHINE-Fourth-VIRTUALLY ★★ (2005-03-12 06:07:50)

とりあえず一曲として登録します。パート1からパート4までありますが、全部繋がってる組曲だしどれもホッパー作なので。
前作の大作同様、非常にテンションが高く白熱してますね。ホッパー節も十分に効いていると思います。起伏に富んでいて全20分の間に色々な事が起こります。
更に迫力を増しているライヴバージョンもお勧め。

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-Squarer for Maud ★★ (2005-03-11 21:48:56)

その昔少年犯罪のニュースのバックで流れたことがあるらしい。確かにおどろおどろしい感じはあるが、選曲した人はどんな人物なのだろう。おそらくかなりのマニアに違いない・・・(ニヤリ)。
11分半だがこの曲も展開が多く退屈しない。中間部語り前のギターとムーグの絡みなんて最高だ。絡みが滑らか過ぎてエロささえ感じてしまいそうである。クライマックスのスピード感も文句なしだ。

KING CRIMSON-The Nightwatch: Live at the Amsterdam Concertgebouw November 23rd 1973 ★★ (2005-03-11 21:18:00)

『暗黒の世界』の元ネタが数曲含まれているが、こうして一夜のライヴとして通して聴いてみると、これまた一興である。どうやら演奏曲の完全収録ではないらしく(「Easy Money」の前に「太陽と旋律パートⅠ」や「Cat Food」を実際は演奏した模様)、出来ることならそれらも含めて再発して欲しいところだが、現時点ではこの内容でも非常に満足できるものだと思う。
まず、音が良い。録音状態に関してはコレクターズ・シリーズなんぞ足元にも及ばない。選曲も良く、無駄に長いインプロ(22分とか44分とかね・笑)が無いので退屈しない。そしてプレイも白熱した緊張感をも持って展開されている。最後4曲の凄まじさはこの上ない。面白いのは「夜を支配する人々」でデヴィッド・クロスのメロトロンが溶解して静かな悲鳴をあげるところだ。実に臨場感があり、思わず聴き入ってまう。
実にクリムゾンらしいライヴだと思う。冷た
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KING CRIMSON-Vrooom ★★ (2005-03-10 21:53:00)

僕もシンナーさんの意見を支持いたします。
『THRAK』よりガッシリしていて、地べたを這うような感覚はこちらの方が勝っていると思います。試行錯誤の段階での所謂途中経過であるため、大雑把な箇所も見受けられますが、それが逆に良い効果を生み出しているのではないでしょうか。まあでも『THRAK』の方も決して悪いとは思いませんよ。
とりあえずこのアルバムは『THRAK』を所有している方にとっては、ここだけで聴ける曲の質が購入の際の価値判断となるでしょうが、う~ん、どうなんだろう。多少地味かもしれません。

TOTO-Toto-Rockmaker (2005-03-10 21:28:56)

5年も登録されずにいたわけか・・・(笑)。
うんうん、分かったよロックメイカーちゃん、おいらが登録してあげるよ。泣かなくてもいいじゃないか。え?、嬉しくて泣いてるの?。そうかそうか。
君の存在は確かに地味だけど、でもそのギターソロなんかはイカしてると思うぜ!。
とりあえず5年で1ポイントだ(悲)。
次の5年以内にまた誰かが1ポイント入れてくれるといいね。

TOTO-Toto-Manuela Run (2005-03-10 21:10:09)

なんかアメリカのホームドラマの主題歌みたいだけど、いい!!!。
ペイチさんのヴォーカル大好きです。
無意味にRを巻き舌にするところがカッコいいよ。
走れ、マヌエラ。

TOTO-Toto-I'll Supply the Love ★★ (2005-03-10 21:01:05)

カッコ良過ぎ!。
しかも曲の短さにも関わらず、意外に展開の多い曲である。
「終わった。」と思ったらそこからもうひと山ありますからね。
ほんで疾走してパッ!と終わる。
華やか。

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-Dreams Wide Awake ★★ (2005-03-10 07:01:32)

テクニカルの極み。出だしから飛ばす飛ばす。
つーか、あなたたちはドリーム・シアターか!?。
凄いよ、ホントに凄い。メロディも最高だ。

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-The Collapso (2005-03-10 06:36:53)

エキゾチックなスチールドラムの音色が面白い。
とにかく洗練されていて非の打ち所もない。後半の疾走パートは短いが迫力満点で良い。

SOFT MACHINE-Man in a Deaf Corner Anthology 1963-1970-As Long As He Lies Perfectly Still ★★★ (2005-03-09 05:52:19)

このアルバムのライヴサイドの最後に隠れるように収録されている『VOLUME 2』からの曲。しかしこれはライヴでもなければ純粋なマシーンの演奏でもない。ジャッコ・ジャクジック(g,vo)、デイヴ・スチュワート(organ)、ヒュー・ホッパー(b)、クライヴ・ブロークス(dr)、ゲイリー・バーナクル(sax,fl)という驚くべきメンバーで再録されたものだ。
これが物凄くいい!。この一曲の為だけにこのアルバムを買っても損はないと思う。原曲も無論素晴らしいのだが、ここでのアレンジは白眉。切なく歌うサックスやアコギが加わってより一層この曲の魅力を堪能することが出来る。そしてこのジャッコのヴォーカルが・・・(涙)。良い声してるわ~。惚れちゃうぜ。
『VOLUME 2』を聴いた方はこちらも聴いてみて欲しい。
貴方の中での名曲が超名曲に生まれ変わります。

HATFIELD AND THE NORTH-The Rotters' Club-Mumps: a) Your Majesty Is Like a Cream Donut (Quiet) - b) Lumps - c) Prenut - d) Your Majesty Is Like a Cream Donut (Loud) ★★★ (2005-03-09 00:21:55)

20分の大作。文句無し。
静かに始り、どんどん勢いを増してゆく。
とにかく聴きなさい。黙って聴きなさい。
でないとあなた、地獄に落ちるわよ!!!(笑)。

HATFIELD AND THE NORTH-Hatfield and the North ★★ (2005-03-08 19:08:00)

CARAVAN、MATCHING MOLE、GONG、EGGからの面々が集結して結成した超豪華なバンドの第1作。
まずジャケが素晴らしい。これがカンタベリーの風景なのだろうか。実にのどかである。でも日本にもこういう感じの場所はあるよなぁ。っていうかおいらの家の周りもこんな感じだ・・・、そんなことは置いといて、内ジャケもイカすぜ~ぃ。ロバート・ワイアットの車椅子が痛々しい(悲)。
内容は至って高度な演奏が繰り広げられている。次作と比べてしまうとさすがに焦点が絞りきれていない甘さが見て取れるが、やっている事は仙人の域に達しているのではないか。平和な空気が終始支配しながらも、やはりどこかカンタベリー独特のくぐもりがあり、塞ぎ込むような場面もあれば、花開くような展開もある。リチャード・シンクレアの優しいヴォーカルも良い。キャッチーな歌メロだが、これ絶対に歌えない覚えられない・・・不思
…続き

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-Binoculars ★★ (2005-03-08 02:28:07)

ヴォーカルはグリーヴス。
ささやくように始まって徐々に盛り上がってゆく様は、可憐であり、愛らしく、苗が芽を出すように力強い。そしてその芽は茎となり、空へ向かって一直線に伸びた後、最後に美しい花を咲かせる。
太陽の光を浴びながら力強く育ってゆく、そんな楽曲だ。

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-The Bryden 2-Step (For Amphibians), Part 2 ★★★ (2005-03-08 01:14:07)

パート1とは対照的にかなりおどろおどろしく曲はスタート。
相変わらずの曲展開で攻め立てた後、さわやかなエレピのソロが始まる。気持ちの良いソロだ。そして再びパート1の切ない主題メロディーが帰ってくる。ここで再現部に入ったわけだ。ひゃ~!何という展開。カッコ良過ぎるぞー!!!。
そしてコーダは華やかではなく消えてゆくように静かに過ぎ去って行きます。
ナショナル・ヘルス最強の大作。パート1と続けて聴くべし。

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures-The Bryden 2-Step (For Amphibians), Part 1 ★★★ (2005-03-08 01:02:52)

夏の朝を想わせるイントロが僕等をトリップさせてくれる。小鳥もチュンチュン啼いてるぞ!。
高まって来たところでさぁ演奏開始だ。切なく印象的な主題が演奏される。背筋をピンと張った凛とした女性のような旋律である。そして楽曲は更に入り乱れて展開部へ突入。複雑極まりないがこの4人はスイスイ演奏する。曲展開と演奏に違和感もなければためらいもない。凄い。
とりあえずパート1はこう展開したところで終了。続きは7曲目までお預け。

NATIONAL HEALTH-National Health-Tenemos Roads ★★★ (2005-03-07 23:52:55)

この「Tenemos」ってスペイン語かな~?。ま、どうでもいいや。
というわけで、1曲目から15分の大作です。でも15分間タラタラ演奏しているのではありません。自分が大きなコンドルにでもなったが如く、海から平野を抜け、街の中をかいくぐり、深い森を見下ろし、そして最後には雪山の山頂上空まで飛び上がってゆくような壮大な曲です。その道程には天候の変化もあり、猟銃にさらされる危険性もあり、かなりのスリルが楽しめます。
皆さんもこの曲で鳥になってみて下さい。

NATIONAL HEALTH-Of Queues and Cures ★★ (2005-03-07 22:07:00)

78年発表の第2作目、このアルバムを残してバンドは一時解散する。
ニール・マーレイに代わって加入した元HENRY COWのジョン・グリーヴスの影響もあってか、前作に比べ作品自体の勢い増し、そして音楽性の幅も広がったように思われる。特にその新加入のグリーヴスのベースが並々ならぬ自己主張を示しており、とにかく目立つ。4人のアンサンブルも互いに牽制したり同化したりしながら大きなうねりを作り出し、変拍子バリバリの変態プレイも難なくこなして行く。唖然とはこのこと。
中でも「The Bryden 2-Step」はパート1とパート2で作品の楽曲を挟み込んでいて、統一感を作り出している。構成力は無論、メロディの質も非常に高い。
品、華、小粋。
紅茶でもすすりながらお楽しみあれ。

NATIONAL HEALTH-National Health ★★ (2005-03-07 20:59:00)

77年発表の第1作目。
メンバーはHATFIELD AND THE NORTHからリチャード・シンクレアが抜けニール・マーレイが加わった形となっている。よってHATFIELDSが模索した音楽性は大方このバンドにも持ち込まれている。その高い音楽性にも関わらずパンク全盛という時代が悪かったのか後々までその真価が見過ごされて来たようである。
収録曲は全4曲で全て10分を超えるインストゥルメンタル。ある意味アクの強いリチャードの存在がない為、HATFIELDSの頃よりはメンバーが好きなことをやりたいだけやっているという感じがする。基本的にはカンタベリー系のジャズ・ロックの王道を行っているが、多少時代を感じさせるフュージョン臭さもあるし、HRにも通じるような爆走する場面もあり聴きどころは多し。そういう意味ではHATFIELDSよりも勢いがある。
とにかく4人全員の秀逸なプレイが耳
…続き

KING CRIMSON-Shoganai ★★ (2005-03-05 23:21:00)

ミニ・アルバムではあるが『THE POWER TO BELIEVE』を聴くにあたっては避けられない内容となっている。
「Eyes Wide Open」は『THE POWER TO BELIEVE』のヴァージョンとは全く違い、アコースティックな演奏である。個人的にはこっちの方が好き。とてもムーディーな雰囲気が良い。ところどころに散在する小曲もガッチリとしたメタル曲の間に挟まれ、緩衝材のような働きをしており、アルバムに統一感を生み出している。
そして何と言ってもハイライトは「太陽と旋律(パートⅣ)」になるだろう。コレクターズ・シリーズの第6弾でもこのナッシュビルのライヴは発表されていたが、聴き比べると明らかにミックスが異なっており、より強力なサウンドが強調されている。怒涛の展開は唖然である。この一曲がアルバムの価値を高めていることは否定できない。
とにかくまとまりがあって聴
…続き

KING CRIMSON-The Power to Believe ★★ (2005-03-05 18:12:00)

『SHOGANAI』に続く第15作目。フリップ翁によると『SHOGANAI』が左手、今作が右手に当たり、ネガティヴとポジティヴの対を表現しているらしい。
内容はとにかくヘヴィである。メロディの質は相変わらずだがアレンジの面で様々な音が使われており、幅が出ていると思う。しかしこれが完成形だと思うか?と自問してみると何だか次がありそうな気がしてくる。もう少し具現化されたものを提示して欲しかった気がする。
しかし聴いている間いろいろなことを考えさせられることが多く。そういう意味ではとても面白く興味深い作品である。
そして僕もこの時の来日公演を見に行った。僕にとっては初の生クリムゾンだった。正直このアルバムに関しては「そこそこ」という印象しか受けなかったけど、ライヴを見て多少なりともこの作品の評価は多少変わった。ライヴ自体はとてもまとまりがあり、一本の糸がピーンと張ったような緊
…続き

KING CRIMSON-Beat ★★ (2005-03-04 21:46:00)

良いアルバムだと思う。ポップでメロディーはちゃんと耳に残るし、癖のない口当たりといったら変だが全体的にすっきりとした印象を受ける。
70年代の面影は何処にもないが、ここまで違った音楽をやっていれば潔くて良い。そして後にここでの音楽実験が90年代のメタル・クリムゾンへと昇華され行くことを考えれば、このアルバムの存在も無視できなくなる。中でも「Neurotica」などでは既に90年代を見据えた曲作りがされているような気がする。
もう少し評価が上がっても良いと個人的には思う。

KING CRIMSON-Three of a Perfect Pair ★★ (2005-03-04 21:26:00)

決して悪い作品ではない。しかし膝を叩くほど良い作品でもない。
『Discipline』から続いてきたクリムゾン流ポップは、ここに来て遂に行き詰まった印象を受ける。シンセやビートの多用もなんとなく味気なさが残るし、メロディーに関してもまだ前2作の方が質が高かったように思う。
だがこの時のライヴ盤『Absent Lovers』を聴けばそんな消化不良気味な印象も解消される。是非80年代の3作を聴いた方は『Absent Lovers』を聴いて頂きたい。このアルバムにはなかったもの欠けていたものが、全て補足されてライヴで展開されている。ディシプリン・クリムゾンの最終完成形は『Abesnt Lovers』に集約されていると言っても過言ではない。
因みに「The King Crimson Barber Shop」の歌詞は絶対に読まない方が良い。泣きたくなること必至。

TOTO ★★ (2005-03-03 21:43:00)

本日TOTO紙ジャケ・リマスター第1弾4作品を予約で購入いたしました。
ほほう、ハイドラは上掛け帯だったのかぁ。しかしターン・バックの帯叩き「吹き荒れるかサウンド・ビエンナーレTOTO STORM !」って何じゃこりゃ!?。文章変じゃないか?。ほんで聖なる剣には「来日記念盤」か・・・(笑)。
今回も笑わせてもらいました。ありがとうソニーさん。
そしてDSDリマスターの効果、アリだと思います。
全体的に音に広がりが出た気がします。それから聴いてて「お!?こんな音あったか?」という場面が沢山ありました。これは嬉しい。特にジェフのおかずがより良く聞こえるようになった、気がします(お前がただ前のCDでちゃんと聴いてなかっただけじゃねぇの?という質問は勘弁してね)。
しかしブックレットにも何処にもリマスターの表記がないのは頂けない。リマスターしたならちゃんと詳細を明記
…続き

SOFT MACHINE-Six-5 From 13 (For Phil Seamen With Love & Thanks) (2005-03-03 03:46:35)

マーシャルおじさんのドラムソロ第2弾。
今回はアグレッシヴさは控えめに多彩な音を使って独自の世界を構築している。途中ではなんだか神社に行った時のような神聖な雰囲気まで醸し出している。天才としか言えない。


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