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mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 501-550
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THEATRE OF TRAGEDY-Aegis-Venus
THEATRE OF TRAGEDY-Musique
THEATRE OF TRAGEDY-Theatre of Tragedy
THEATRE OF TRAGEDY-Theatre of Tragedy-Sweet Art Thou
THEATRE OF TRAGEDY-Velvet Darkness They Fear
THEATRE OF TRAGEDY-Velvet Darkness They Fear-And When He Falleth
TWILIGHT-Twilight
The Gallery
The Gallery-Silence, and the Firmament Withdrew
The Jester Race
The Jester Race-Artifacts of the Black Rain
Turn Loose the Swans
Turn Loose the Swans-Sear Me McmxcⅢ
ULVER
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler
ULVER-Kveldssanger
ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden
ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden-Hymn VII: Of Wolf and Destiny
ULVER-Perdition City: Music to an Interior Film
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE-Written in Waters
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Autumn Leaves
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Coiled in Wings
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Den saakaldte
VED BUENS ENDE-Written in Waters-I Sang for the Swans
VED BUENS ENDE-Written in Waters-It's Magic
VED BUENS ENDE-Written in Waters-You, That May Wither
VIRUS(NORWAY)
VIRUS(NORWAY)-CARHEART
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-BANDIT
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-BE ELEVATOR
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-CARHEART
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-GUM MEET MOTHER
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-HUSTLER
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-IT'S ALL GONE WEIRD
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-KENNEL CRASH RECOVERY
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-QUEEN OF THE HI-ACE
VIRUS(NORWAY)-CARHEART-ROAD
WHEN
WHEN
WHEN-Writercakebox-the Unblessed World of When (1983-1998)
XASTHUR
XASTHUR
XASTHUR
XASTHUR
XASTHUR-Hedengang / A Curse for the Lifeless

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THEATRE OF TRAGEDY-Aegis-Venus ★★★ (2006-04-13 14:38:04)

美しく叙情的なソプラノ・ハーモニーから一転、ヘヴィリフにパーカッシブなデス声が割り込んでくる対比が見事。
さらに、そのデス声を退けて自由に歌い上げるソプラノに開放感があって素晴らしい。

THEATRE OF TRAGEDY-Musique ★★ (2006-04-13 13:57:00)

00年発表の4th。ギタリスト一人とベーシストが脱退している。弦楽器陣は何とも冷遇されるバンドだな・・・。
ジャケットやシンプルなタイトルから予想は付くが、デス/ゴシック的な暗黒的神秘は跡形もなく霧散、PARADISE LOSTによってもたらされた(らしい)デジタル・ゴシックの影響をもろに被っている。シンフォニックな装飾はなく、概ね曲は3分台で、時には「軽快」「ダンサブル」とすら言える曲もあり、決定的に今までの「ゴシックメタル」ではない。
確かに初聴時は驚かざるを得ないが、こういうものとして聴けば、デジタルビートに清楚なソプラノボーカルが浮遊している不思議な世界であり、メタルファン以外にも薦められそうで、さしずめ「デジタル・ダーク・ポップ」とも言いたくなるアルバム。
前作までと切り離して捉えるか、ソプラノボーカル・Livの可能性を探る一枚として捉えれば、十二分に楽しめる
…続き

THEATRE OF TRAGEDY-Theatre of Tragedy ★★ (2006-04-13 02:48:00)

95年に発表された1st。LEAVES' EYESのLivが在籍していた。
当時、デス/ゴシックと呼ばれる暗黒音楽において女性ボーカルが彩りを添える場合は、なかったわけではないが、男性ボーカルと共に女性ボーカルが正式メンバーとして加入しているバンドは非常に稀で、画期的だった覚えがある。美と醜の対比が滞りなく進化していく現実に、私は心躍っていたような。
音楽的には、全編スローなゴシックメタルなのだが、繊細なソプラノボーカルがデス声と全く対等に主張してくるので、陰鬱さはあまりなく、儚げで耽美的な世界に心地良く酔う事が出来る。
ボーカル二人は全く異なる歌詞を対話するように歌っており、オペラ・演劇的演出をしている点も面白い。
1stだけあって至らない面もあるが(個人的にはKeyの演奏力が何とも・・・)、ゴシックの可能性を切り拓いたアルバムとして、未だ褪せない魅力がある。

THEATRE OF TRAGEDY-Theatre of Tragedy-Sweet Art Thou (2006-04-13 03:01:29)

1stでは唯一と言っていい、ミドルテンポで、メタルらしい攻撃的な雰囲気のある曲。だがだからこそ、ソプラノボーカルの儚さとピアノの哀愁が際立っている。
この曲の方向性が、2nd以降強調されていったとも思える。

THEATRE OF TRAGEDY-Velvet Darkness They Fear ★★ (2006-04-13 04:02:00)

96年発表の2nd。どうでもいいが、ギタリストが一人変わっている。
男性ボーカルはデス声一辺倒ではなくなり、ソプラノボーカルは表情豊かになり、SEが多用されKeyの音色も多様になって、明らかにアルバムの完成度は向上している。
ひたすら寂寞かつ荒涼としていた前作に較べ、今作は悲壮なドラマが感じられる。それだけ情感のスケールが上がったという事だろう。

THEATRE OF TRAGEDY-Velvet Darkness They Fear-And When He Falleth ★★★ (2006-04-13 04:24:07)

シンセが重要な位置にあるバンドにもかかわらず、シンセを完全に排除し、もう一つの売りである男女の対話ボーカルのみを前面に出す事により、その魅力をを最大限引き出した曲。
男の歪んだ叫びと絶望の呟きを感じて、天使が嘆いている、そんな情景が思い浮かぶ。
このバンドにしか作りえなかったであろう、珠玉のゴシックメタルバラード。

TWILIGHT-Twilight ★★ (2006-11-11 00:12:00)

アメリカン・ブラック界隈って一人でやってる人が多いので、そんな人達が集まったこのバンドはてっきり、集団自殺にある密閉された空気感や、生命への葛藤がとてもよく伝わってきます/100点、みたいな音なのだろうと思ったのですが、案外、各人各バンドの個性が綺麗に並んだコンピレーションの体裁で、アンダーグラウンドとはいえ、こうしたクリエイティビティーのせめぎ合いには何だか健全な印象を持ちます(褒めてません)。
コンピとして買ったところで誰がどのバンドやってるのかさっぱり分かりませんが、ドゥーム系にスーサイド系にメロディック・デスラッシュ系にプリミティブ系とバラエティーはありますし限定という事もありますから、USBMに興味がある方は買っておきましょう。
各々が曲持ち寄っていて、とにかく楽しい雰囲気。談笑しながら作ったんじゃないかなあ。「君の厭世感には敵わないよ!!HAHAHA!!!」とか。

The Gallery ★★ (2006-10-09 04:48:00)

基本1stと一緒です。クオリティが上がったメロディック・プログレシッブ・デス。95年発。
前作は、部屋の中で見境なく暴れ回ってたら家ごと壊れちゃって収拾つかなくなったようなアルバムでしたが、今作は壊れてません。まあ、部屋の中は片付ける気になれないくらいとっちらかってますけども。
前作ほどでないにしろ、単音旋律弾きまくりたいんだねうんうんと頷いてたら、アルバム聴き終えるまで頷きっぱなしという素晴らしさです。ギターは分かるとしても、ベースの方、明らかにやりすぎです・・・3人目のギタリストですか?曲によっては笑ってしまいますよ。

私は何度聴いても②「SILENCE~」が最も強く印象に残ります。

The Gallery-Silence, and the Firmament Withdrew ★★ (2006-07-17 00:36:20)

メランコリックなメロディーがゆったりと紡がれるパワーバラードですかね。メロディーはやりすぎ感がなく、雄大な情感がある。
2ndではこの曲が一番好き、などと言う私はそもそも、疾走感自体あまり好きじゃないのかもしれません(などと言いつつエクストリーム・メタルばっか聴いてるんですが)。

The Jester Race ★★ (2006-07-22 01:55:00)

95年発表の2ndアルバム。ここからボーカルがAnders friden。さらに、ここからレコーディングが「STUDIO FREDMAN」。
前作はある意味プログレッシブ・デスだったが、今作はしっかりヘヴィ・メタルを土台にして、扇情力の高いメロディック・リフを次々と展開させるメロディック・デスとなっている。
デス声がまだ「歌唱」として機能していない為、補填としてギターがメロディアスになりすぎている上(それがメロデスの美点なんだが・・・)、ヘヴィ・メタルのダイナミズムよりデス・メタル的な疾駆感が残っているので、ヘヴィ・メタルとしての完成度はまだ先に譲っている。
言い換えて、哀愁以外知らないメロディが、見事な展開しか見せない秀でたメロディック・デス・メタルである。少なくとも、この頃からこのバンドはメロディにも展開にも失敗を見せていない(終わり方は時折唖然とするが)。

The Jester Race-Artifacts of the Black Rain ★★ (2006-07-22 02:07:57)

ここぞ、という時にに出てくるツイン・ハーモニーがやりすぎでなくて印象的だ。
ミドルテンポ主体ながら、疾走感を見せる中間部がまた泣けるという・・・そして終わり方の唐突さにまた泣けるという・・・。

Turn Loose the Swans ★★ (2006-04-27 04:27:00)

93年発表の2nd。
ヴァイオリン・ピアノ担当Martin正式加入でバイオリン大増強、ボーカルが低音で歌い込むスタイルに変わってデス声大激減、「デス」が取れてメランコリック・ドゥームに様変わりした。相も変わらずの大作志向なのだが、ひっったすら重い足取りの上を、バイオリンがさらに憂鬱を煽り立てて楽曲は徹頭徹尾沈降、結構手軽に意気消沈出来て、心置きなく絶望と後悔の波に酔う事が出来る(「酔わないといけないんですか」という質問は禁句)。
個人的に「自殺系」というとBURZUMのような、メランコリーを超越した感じを想起してしまうのだが、そうではなくて「耽美絶望系」とでも言うか、ちゃんと「美しい」絶望音楽です。当時のBUURN!のインタビューで、「俺たちはこんな音楽作ってるけど、人生はとてもポジティブ」とか言ってる。

Turn Loose the Swans-Sear Me McmxcⅢ ★★ (2006-04-27 19:27:21)

CD聴き始めると普通、垂れ幕が「上がる」と表現するもんだが、これが1曲目にあると、上がってた事に気付かなかった垂れ幕が「下がって」しまう。
重ーいシンセと哀しいヴァイオリンの調べをバックに、暗ーい呟きが7分も。クラシックの持つ哀愁を迷いなく悪利用するその姿勢に乾杯。

ULVER ★★ (2006-06-05 23:37:00)

>(゜△。)さん
「このCDを聴け」の欄で会話するのもどうかと思うのでこちらに書き込みます。
「PERDITION CITY」のジャケット文の英訳わざわざすみません。
なるほど駅じゃないのですねー。歌詞カードには夜の都市の写真が載ってるから何となくそんな感じで書いてしまいました。
今後はもっと詳しく調べてから書き込むようにします。

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler ★★ (2006-04-17 22:46:00)

「ジャンルとしての」ブラックメタルという呼称を最初に用いたのは誰なのか、今や知る由もないのだろう。だがUlverが、自分達を「ブラックメタル」と認識していたかどうかは知りたい。
ブラックメタル・アルバムの名盤として評価されているこのアルバムの幕開けは、凄まじいブラストビートで殴られるわけでも、冷厳なオーケストレーションに凍えるわけでも、鬱屈したSEで不愉快になるわけでもない。スローテンポ・メタルの上を、ゆったりとしたギターメロディと、幽玄なコーラスが流れる、何と言っていいか分からない不可思議な音楽・・・メロウ・ドゥームというか・・・から始まる。これはブラックメタルと言っていいだろうか。
このアルバム実は、MAYHEMやBURZUMの間近より、IN THE WOODS...(の1st)の近くに置いた方がよくて、自然に囲まれているジャケ写のコンセプトも同じだったりする。多分ULV
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ULVER-Kveldssanger ★★ (2006-04-18 00:49:00)

http://en.wikipedia.org/wiki/Kveldssanger
↑タイトルの英訳はここにありますね。歌詞まではないですが。アルバムタイトルは「Twilight Songs」
このアルバムは、北欧のフォークソング集です、言ってしまえば。
ノルウェーの大自然を思い浮かべて、つっても無理だから、近場の森や山などにキャンプにでも行って、夜空を見上げながら聴くと何とはなしに泣けてくるんじゃなかろうか。
ブラックメタルとしては(違うけど)、北欧人の狂気と自然の関係に思いを巡らすのも一興。

ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★ (2006-04-18 02:41:00)

「美醜対比」という言葉はこの手のジャンルによく使われる表現だが、このアルバムには究極の暴虐・野蛮の中に、究極の美が隠されている。
聴き始めた頃はド劣悪音質にしんどくなってCD止めたりしてたが、慣れてきた頃一曲目の後半で、不意に涙ぐんでいた覚えがある。「自らの身体を傷付けないと表せない感情がある」と理解出来ない奴は去れよ!誰にも越えようがないメロディック・ブラックの頂点。
さらによく聴くと、Skollのベースがほとんどオブリガート(副旋律)になっている事が分かった。ベースが泣いている!多分だけど、ブラックメタルでこんなベースラインない。
あとさらに、これはどうでもいいんだが、知人にメンバーの写真見せたらAismalを指差してこう言った。
「こいつは絶対人肉喰っている」

ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden-Hymn VII: Of Wolf and Destiny ★★★ (2006-04-18 03:07:01)

メインリフは本当にシンプル。メロディがあると言いにくい、が、涙を見ないと哀しみが見抜けないような奴に用はないって事か。

ULVER-Perdition City: Music to an Interior Film ★★ (2006-04-18 01:37:00)

「Music to an Interior Film」と銘打たれてます。インテリアは「部屋の内装」という意味ではなくて、Interior=「内部の」と考えてつまり心の中の映像、結果「妄想を広げる為の音楽」ではないでしょうか?
さらに「This Music for the Station Before and After Sleep.Headphones and Darkness Recommended」とあります。私は英語はアレなので分かんないのですが、「寝る時に聴け」かもしくは「静まり返った駅周辺で聴け」なのか・・・。付属のブックレット見ると後者っぽいんですけどね。PERDITION CITYだし。
実際夜の駅周辺で聴いてみた事あるんですが、風景が突然近未来化して面白かったです。つまり、知人と海を見に行ったら大時化で外にも出られず、何となく藤圭子(演歌)のCDを車の中で再生
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VED BUENS ENDE ★★ (2006-04-28 23:01:00)

何か驚くべき事に、再結成したとか言ってますが・・・(Skollは脱退している模様)。ニューアルバムを2007年に発売するつもりだとか。
私、1st昨日買ったばっかですよ?どういうタイミングだよ。

VED BUENS ENDE ★★ (2006-04-30 13:07:00)

>Usher-to-the-ETHERさん
あーCAVADER INC!聴きたい!Carl(及びCzal及びAggrresor)は調べると、活動暦鬼のように長いのか、関わったバンド多くてビックリしますね。ノルウェイの奥深さを実感してます。
1stは今聴いてますが、こういったプログレ調の曲をここまで流暢に叩ける人って実は、この界隈にあまりいないんじゃないか、と思えるので、また元気になって欲しいと私も思います。
しかしこのアルバムは・・・何てレビューすりゃいいのか・・・わけが分からない・・・。

VED BUENS ENDE ★★ (2006-05-09 01:23:00)

一応書き込んでおきます。
数日前にレビューしたんですが、歌詞を見ながら聴いたらあまりにも印象が変わってしまったので、全面的に修正とは言えないほど改訂しました。
こういう事はやらない方が良いのかもしれませんが、前のレビューに微塵も意味はないと判断して上書きしました。前の書き込みを読んだ方がいらっしゃったら忘れて下さい。お願いします。
今後こういった事のないように気を付けます・・・申し訳ありません。

VED BUENS ENDE ★★ (2006-06-22 23:44:00)

VED BUENS ENDE...の続きと言っていいVIRUSの「CARHEART」買いましたよ・・・Carlはギターとボーカルで他はVED BUENS ENDE...と全く違う人。
「WRITTEN IN WATER」は悪夢のアルバムとすると「CARHEART」は・・・い、犬と車のアルバム・・・犬の顔した人間が車で爆走してるアルバム・・・何を言ってるんだろう俺w。もう全く意味が分からん。ジャケから何から全ておかしい。
ブラック要素は皆無ですが、こっちの方が勢いがあって(何せCARHEARTだし)アヴァンギャルド・変態・ジャズとしてVED BUENS ENDE...の方向性は引き継がれてますね。音質・楽曲・演奏どれをとっても素晴らしく進化してますよ。
何にせよ、犬です。犬なんです。あとケンネルとか。車輪の付いた犬。そういう疾走感っていうか、「ROAD」って曲もあるんです
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VED BUENS ENDE ★★ (2006-09-18 00:04:00)

↑・・・誰かがこのバンドの動向を書き込んだのかと期待したのに・・・いいわ、便乗して何か書いとく。
今年の終わりに以前に出したEPか何か分からんが「Those who caress the pale」に新曲1曲加えて再発されるんだって。聞いた事ないレーベルだから日本に入ってくるのか不明だけど。
↓その発売元のページ。
http://www.kyrck-productions.cjb.net/

VED BUENS ENDE-Written in Waters ★★ (2006-05-06 01:43:00)

当時のノルウェーブラックメタル界のタレント達で結成されたバンド、もしくはプロジェクト。メンバーはDODHEIMSGARDやAURA NOIR他様々なバンドに関わっているCarl-Michael(Vo&Dr)、DODHEIMSGARDのVicotnik(G&デス声)、ULVERのSkoll(B)の3人編成。
メンバーからして当然、ブラックメタルを期待して聴き始めるが、聞こえてくる音はミドルテンポ中心の、不気味な3ピースアンサンブルと気だるい歌唱が延々続く内容で、ブラックどころかゴシックでもなく、メタルというのも首を捻るような、アヴァンギャルドとかプログレッシブとしか表しようのない、アンビエント・メタルもしくはブラック・ジャズ・メタルだ。音像をカテゴライズするのは非常に難しい。
最初は印象を言葉にする事も出来なかった。ブラックメタルのような暴力性はほぼないし、メロディックでもなく
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VED BUENS ENDE-Written in Waters-Autumn Leaves (2006-05-11 22:29:42)

アルバム中唯一の普通の曲。クリーントーンのギターカッティングとうねらないベースに、男声と女声のデュエットが乗って、幻想的な雰囲気のバラードになってます。
本当普通に良い曲です。男声がもうちょっと上手ければなお良かった。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Coiled in Wings ★★★ (2006-05-12 00:46:11)

前半、朗々と歌い上げておきながら、一転、後半は本性を現したのか怒涛のブラスト・・・いやもう曲の印象なんかどうでもいい。
何と言っても聴きどころは・・・ブラスト時のSkollによるトレモロベースラインだろう!!猛烈に泣いている!!最高だ!!これが聴きたかった!!
あと、「I am the one worthy」と卑しく叫ぶVictonikのデス声が好き。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Den saakaldte ★★★ (2006-05-12 00:24:26)

これは個人的にお薦め。
9分近い大作だけど、これまで通りの不穏なアンサンブルに加え、恍惚感溢れるズレたダブルボーカルが気味悪く、後半、何故か突然ブチ切れてブラック・メタル化したりと、「これぞVED BUENS ENDE...流ドラマ!!」と、言ってみたくなる。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-I Sang for the Swans ★★ (2006-05-11 23:47:12)

アルバム1曲目からいきなり、不気味でウネウネしたアンサンブルを3分以上も聴かされる。この時点で早くも「普通のアルバムじゃねーな」と気付けるありがたい構成だ。
曲の印象は、ミドルテンポに終始する、罪と後悔の残留思念みたいです。
「I raped her on her throne」の絶叫が何か怖い。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-It's Magic ★★ (2006-05-12 00:06:50)

シアトリカルなボーカルが、変幻自在とまでは言えない歌唱力で歌い上げる。充実の気味悪さだ。
中間部に珍しく分かり易い、ギターとベースのやりとり(と言えそうなパート)があるね。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-You, That May Wither ★★ (2006-05-11 23:59:40)

一応ブラックっぽい疾走感がある曲です・・・というか、展開する度に何故かテンポが上がっていく。1曲目飛ばして、この曲から聴いた方がとっつき易そうだ。

VIRUS(NORWAY) ★★ (2006-10-11 02:56:00)

全曲レビューしたら気持ち悪くなっちゃった。早く寝よう。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART ★★ (2006-10-11 00:55:00)

ドライブするアルバムです。「ドライブ感あるアルバム」ではなく、アンサンブルが車という意味です。アルバム・タイトルの通りです。
「CARHEART」なんて言葉はないわけですけど、car=dogと考えると理解しやすい。おそらく、「ドライバーが犬」と考えても、「『走る』という点で犬も車も同じ」と捉えても、どちらでもいいのでしょう(曲名通り「DOGS WITH WHEELS」としてもよさげ)。
つまり、演奏者が犬(もしくは車)という事でいいと思います。ドラムがボディ、ベースがエンジン、ギターがタイヤ、もしくはドラムが筋肉、ベースが肺、ギターがアキレス腱。
舗装され、用意された道路ではなく、現代の道なき道を駆け抜けるパラノイア・ハード・ロック。ギターはCzral、ドラムはBEYOND DAWNの人、ゲスト・ボーカルにGarm(ULVER)、作詞・作曲協力に元DODHEIMSGAR
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VIRUS(NORWAY)-CARHEART-BANDIT ★★ (2006-10-11 02:35:08)

ふざけた雰囲気があります。スピード感というより蛇行運転みたい。
このアルバム歌詞が載ってないので、タイトルから何を物語っているのか判断出来ません。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-BE ELEVATOR ★★ (2006-10-11 02:49:58)

終わりは9分の大作です。リフが本当に「エンジン吹かしてる感」があります。
後半VED BUENS ENDE...ぽいですけど、ホンマに恐いんで止めて下さい・・・。
エレベーターっていうのは、廃車工場のエレベ-ターなのかなあ・・・。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-CARHEART ★★ (2006-10-11 01:24:52)

1曲目から快走・爆走ですね。どれだけの車を追い抜いているのかというスピード感がスリリング。
ボーカルはスピード出し過ぎでラリってます。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-GUM MEET MOTHER ★★★ (2006-10-11 01:51:14)

リフもメロディもボーカルも展開も何もかも病んでます。最高ですとしか言いようがない。
終盤、執拗に裏拍取り続けるリフと幽霊ボーカルが恐い。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-HUSTLER ★★★ (2006-10-11 02:25:43)

インストに近いアンビエント・ロックと言えますが・・・最早殺気に近い不穏さ。延々残響音が鳴ってるようなアンサンブルというか。
本当、死ぬほど恐い。タイトル全然関係ないw。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-IT'S ALL GONE WEIRD ★★ (2006-10-11 02:11:12)

序盤はVED BUENS ENDE...を想起します。対話するようなボーカルが乗る気味悪ーい世界。何か吐き気がしてきたw。
今改めて思いましたけど、このアルバム、ろくでもないものです。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-KENNEL CRASH RECOVERY (2006-10-11 02:16:43)

このアルバム、ケンネル=車、犬=人間という皮肉もありえる、と聴いてて思い付いた。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-QUEEN OF THE HI-ACE ★★ (2006-10-11 01:34:14)

このボーカルクレジットからしてGarmだと思うんですけど、違うかなあ。はっきり言って気味悪いですけど。
楽曲はカーチェイスの如き緊張感。女声コーラスが風を切る音に聴こえます。

VIRUS(NORWAY)-CARHEART-ROAD ★★ (2006-10-11 01:40:31)

富士の樹海にでも迷い込んだのでしょうか。ギターの響きが気持ち悪過ぎる。
作曲に加わっているYusaf Parvezという人はVictonikですか。

WHEN ★★ (2006-09-22 23:49:00)

うわーっ。
これはまたディスコグラフィーが10年かかっても埋まらないようなバンドを登録しましたねw。ブラックメタラーより暗黒プログレマニアの方に期待しましょうか。
>非HR/HMだと思うんですけど
HM/HRの要素は皆無じゃないすかねw。BEST盤聴く限り。

WHEN ★★ (2006-10-22 23:49:00)

Usher-to-the-ETHER氏、WRITERCAKEBOX購入されたんですね~。「この曲を聴け」のレビュー、死ぬほど笑わさせて頂きました。まともなレビューになりゃしないという(笑)。「本当に推薦してんのか」みたいなレビューにしかなんないですよね。私はもう匙を投げましたよ。
>「ASYLUM」は一体
あれは突出した大爆笑トラックですよねー、全日本人必聴!!。
まー作った本人は言葉の意味を理解してないでしょうけど・・・我々がTAKKEのルーン文字に神秘を感じるのと同じようなものですかね(例えがマニアックやな・・・)。

WHEN-Writercakebox-the Unblessed World of When (1983-1998) ★★ (2006-09-25 23:59:00)

Jester Records移籍に伴って発売された、移籍以前の音源からのベスト/コンピレーションと思われます。99年発表。
DROWNIND BUT LEANING(1987)、DEATH IN THE BLUE LAKE(1988)、BLACK, WHITE & GREY(1990)、THE BLACK DEATH(1992)、PREFAB WRECKAGE(1994)、GYNT(1997)と、JESTER以前のアルバム全てから満遍なくセレクトした上、サンプラー提供曲やらビデオ用に作り直したものやら未発表音源やら詰め込まれて、2枚組み、計39曲、収録時間150分。
元々楽曲が脈絡を超越しているし「統一感」や「印象」という言葉と無縁の音楽だが、曲間がつなげられている為楽曲の切れ目がなく、結果、この祝福されざる暗黒世界をお腹いっぱいを超えて満腹中枢が破壊されるまで無理矢理浸らさ
…続き

XASTHUR ★★ (2006-05-22 03:03:00)

このバンドを知って二ヶ月、こんなにも早くレビューが書けるなんて幸せです。Kamikoさんに感謝!!
ちなみに私は、Blackmetalradio.comで聴いて感動、即座に注文しました。

XASTHUR ★★ (2006-05-24 11:38:00)

>Kamikoさん
どーも初めまして。
ええ、全く素晴らしいバンド(と言っていいのか)だと思います。
私はここ数年CD自体あまり買ってなくて、この界隈もまだ疎いんですが・・・最初聴いた時、「まだノルウェーも頑張ってるなぁ」と思ったら、アメリカ産だと知ってたまげましたよ。
このアメリカン・孤独ゾンビ界隈は、XASTHURとJUDAS ISCARIOTぐらいしか登録されてないっぽいから、これから充実していくといいですねー。

XASTHUR ★★ (2006-08-03 14:59:00)

二年振りの5thアルバム「Subliminal Genocide」が現地では来月発売のようで。
しかし今回はHydra headからも出るって、これは凄いんではないでしょうか?(よく知りませんが)
Hydra headの真っ当なHPのNewsに、いきなり真っ黒な写真が出てくるのが素敵過ぎます。わはははは。頑張って下さい。

XASTHUR ★★ (2006-08-03 21:42:00)

>Kamikoさん
変わらんでしょうこのバンドは。鬱気質と人嫌いっぷりは筋金入りぽいですし。
個人的には打ち込みドラムを何とかして欲しいのですが・・・皆気にならないのですかね?

XASTHUR-Hedengang / A Curse for the Lifeless ★★ (2006-05-19 14:55:00)

デンマークの一人ブラックNORTTとのスプリットCD「NORTT/XASTHUR」として発表された、ま、ミニアルバムと言っていいかと。2004年。私のXASTHUR初体験。
BURZUM直系、ドゥーム・アンビエント・ブラック、「永遠」という幻覚を見せて人間を誘い込む呪いの森、憂鬱→絶望→首吊りコンボ確定→「YOU LOSE」、といった趣の、虚空の美に酔える世界(ドラムは打ち込み・・・)。
全3曲かたくなにスローで隙のない虚無感、ギターの擬音が「シャーッ」である極上のブラック音質、執拗に続く寂寞アルペジオ、「歌が全くない」にも関わらず「冗長」を紙一重で回避する構成(②は10分!!)、呪いシンセ・幽玄コーラスの巧みさなど、「BURZUMの後継者」と呼ぶに充分な品質である。特に 3rd、4th時のBURZUMは、「曲の良さ」より「単調さ」が強いと個人的に感じるので、音楽的には、こち
…続き


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