この曲を聴け! 

mokusatuさんのページ
mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
→PC向けページ
Tweet
BURZUM-Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen
Bal-Sagoth-BATTLE MAGIC
Bal-Sagoth-BATTLE MAGIC-BLOOD SLAKES THE SAND AT CIRCUS MAXIMUS
Bal-Sagoth-BATTLE MAGIC-THE DARK LIEGE OF CHAOS IS UNLEASHED AT THE ENSORCELLED SHRINE OF A'ZIRA-KAI (THE SPLENDOUR OF A THOUSAND SWORDS GLEAMIMG BENEATH THE BLAZON OF THE HYPERBOREAN EMPIRE PARTⅡ)
Bal-Sagoth-STARFIRE BURNING UPON THE ICE-VEILED THRONE OF ULTIMA THULE
Bal-Sagoth-STARFIRE BURNING UPON THE ICE-VEILED THRONE OF ULTIMA THULE-IN THE RAVEN-HAUNTED FORESTS OF DARKENHOLD,WHERE SHADOWS REIGN AND THE HUES OF SUNLIGHT NEVER DANCE
Bal-Sagoth-STARFIRE BURNING UPON THE ICE-VEILED THRONE OF ULTIMA THULE-SMMONING THE GUARDIANS OF THE ASTRAL GATE
CADAVER INC.-Discipline
CADAVER INC.-Discipline-Deliverance
CADAVER INC.-Discipline-Killtech
CADAVER INC.-Discipline-Manic
CADAVER INC.-Discipline-Reptile Robots
CADAVER INC.-Discipline-Rupture
CANNIBAL CORPSE-Vile-Absolute Hatred
CARCASS-Heartwork
CARCASS-Heartwork-Arbeit macht Fleisch
CARCASS-Heartwork-Blind Bleeding the Blind
CARCASS-Heartwork-Doctrinal Expletives
CARCASS-Heartwork-Heartwork
CARCASS-Heartwork-No Love Lost
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Carneous Cacoffiny
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Lavaging Expectorate of Lysergide Composition
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Pedigree Butchery
CARCASS-Reek of Putrefaction
CARCASS-Swansong-Cross My Heart
CARPATHIAN FOREST-We're Going to Hell for This-over a Decade of Perversions-Bloody Fucking Nekro Hell
CARPATHIAN FOREST-We're Going to Hell for This-over a Decade of Perversions-I Am Possessed
CARPATHIAN FOREST-We're Going to Hollywood for This
CELTIC FROST-Monotheist
CHILDREN OF BODOM-Something Wild
CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Children of Bodom
CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Deadnight Warrior
CHILDREN OF BODOM-Something Wild-In the Shadows
CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Touch Like Angel of Death
CODE
CODE-Nouveau Gloaming
CODE-Nouveau Gloaming-A Cloud Formed Teardrop Asylum
CODE-Nouveau Gloaming-Brass Dogs
CODE-Nouveau Gloaming-Ghost Formula
CODE-Nouveau Gloaming-Radium
CODE-Nouveau Gloaming-The Cotton Optic
CODE-Nouveau Gloaming-Tyburn
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace
CRADLE OF FILTH-The Principle of Evil Made Flesh
CRADLE OF FILTH-V Empire or Dark Faerytales in Phallustein
CRYPTOPSY-Once Was Not
Crimson

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11


発言している33曲を連続再生 - Youtube



BURZUM-Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen ★★★ (2006-04-16 23:56:23)

イントロからもう、シンプルなリフの執拗な反復が病的。たった一つのリフでここまで狂気を表現したものはそうあるまい。
あと、スローパートに入った後(4分03秒くらい)の奇声が、どうしても私には真似出来ない(しなくていいんだけど)。

Bal-Sagoth-BATTLE MAGIC ★★ (2006-04-24 16:54:00)

98年発表の3rd。
ジャケがアメリカンコミックみたいになってますが、音像もそんな感じに変化してます。ダーク・サーガではなく、ヒロイック・ファンタジーと言える世界観。ブラックメタルっぽい攻撃性が減退した代わりに煌びやかなミドル・スローパートが浮上、シンフォニックアレンジも全体的に明るくなっている印象を受けます・・・ま、シンフォニック・スピード・メタル・オブ・やりすぎ系の基本理念は変わってませんが。
突貫魂の薄れはブラックメタルファンとしては寂しいんだけど、今聴いてたら、野山を越えていく戦士達の行軍やら、森を彷徨って辿り着いた湖で戯れる妖精やら、森を抜けた先の丘から見えた広大な朝焼けの絶景やら、見知らぬ都市での不可解なパレードやら、色んな情景が思い浮かんで何だか楽しくなってきちゃったよ。

Bal-Sagoth-BATTLE MAGIC-BLOOD SLAKES THE SAND AT CIRCUS MAXIMUS (2006-04-24 18:06:30)

この曲を聴けば、ま、前作のダーク・サーガ路線を期待してる俺が間違ってたと納得せざるを得ない。どう聴いてもこれはBAL-SAGOTH版エレクトリカル・パレードで、気味の良くないクラシックです。でもインストに9分費やすところがらしいと言えばらしい。
個人的には、インストなのに何故、歌詞が3ページ弱もあるのかと問いたい。

Bal-Sagoth-BATTLE MAGIC-THE DARK LIEGE OF CHAOS IS UNLEASHED AT THE ENSORCELLED SHRINE OF A'ZIRA-KAI (THE SPLENDOUR OF A THOUSAND SWORDS GLEAMIMG BENEATH THE BLAZON OF THE HYPERBOREAN EMPIRE PARTⅡ) (2006-04-24 18:45:40)

タイトル、鍵括弧の中とか要らない気もしたが、もう意地で。とても訳す気にならんがイントロ聴くと、タイトルは「いざ行かん!我が軍の勝利の為に」で満場一致すると思うわ。愉快にも程がある。
「楽しい行軍」パートは後半、両軍衝突したのか疾走パートへ変貌します。でもこのアルバムの中では4分台と短く、まとまった聴き易い曲ですよ。
あと3ページみっちり埋めてる歌詞ですが、早口選手権の優勝者でも呼ばないと4分で言い尽くせないと思う。

Bal-Sagoth-STARFIRE BURNING UPON THE ICE-VEILED THRONE OF ULTIMA THULE ★★ (2006-04-24 02:33:00)

96年発表の2nd(この年には、以前のレーベルメイトCradle of Filthが「Dusk and Her Embrace」を発表してますね)。ちなみにBal-Sagothというバンド名はロバート・E.ハワードの小説から取ったそうで。
Cradle of Filthがホラー風味のデカダン世界を構築したのと同様のレベルで、こちらはダーク・ファンタジー・サーガを物語っています・・・いや、その情熱の迸り加減は、推測ですけど、両バンドの全アルバムの中でもこれが一番ではないですかね。だってアルバムタイトルからして長過ぎでしょう?略になってない!曲のタイトルはもっと凄い事になってまして、それはもう、「この曲を聴け!」に登録するの嫌になるくらいっすよ。
曲の方も、やりすぎなシンフォニック・シンセと抑えきれない突貫ブラック根性が矢継ぎ早に「これでもか!」というほど繰り返されるシンフォニッ
…続き

Bal-Sagoth-STARFIRE BURNING UPON THE ICE-VEILED THRONE OF ULTIMA THULE-IN THE RAVEN-HAUNTED FORESTS OF DARKENHOLD,WHERE SHADOWS REIGN AND THE HUES OF SUNLIGHT NEVER DANCE ★★ (2006-04-24 03:06:31)

タイトルの長さはアルバム中二番目・・・まだ上がある・・・。
曲の基本は相変わらずシンフォニック世界の語り部が突如「ィエエエエーッ!」と発狂して走り回る展開ですが、この曲には明確にサビというか、曲の落としどころがはっきりとあります。シンフォニックシンセとギターメロディの掛け合いみたいな感じで、メタル的格好良さに哀愁も含まれてて印象に残ります。

Bal-Sagoth-STARFIRE BURNING UPON THE ICE-VEILED THRONE OF ULTIMA THULE-SMMONING THE GUARDIANS OF THE ASTRAL GATE ★★ (2006-04-24 02:47:54)

ギターに乗った語りから一転、突貫馬鹿一代狂乱スピードメタルの世界へようこそ。後はもう暴れ狂おうや。
と言いつつも、テンポ落としてノリ変える展開なんかはかなり格好良い。

CADAVER INC.-Discipline ★★ (2006-05-28 00:43:00)

何なんでしょうかこのハイスピード・テクニカル・突貫・血飛沫・メタルとしての鬼のクオリティは。
スラッシュ/デスから引き継いだ残忍で殺傷力の高いリフ・ワークを、90年代ブラック・メタルが培ったブラスト技術+絶叫の手法で彩ったといった趣で、まー、うるさいわ忙しいわ狂ってるわ笑うしかないわですけど、曲は3分台で聴き易い上、展開もブラストに頼り過ぎずメタル的な格好良さもアリときてつまり、初心者スラッシャーからブラックマニアまで全員納得せざるを得ないこの問答無用さ加減は実のところノルウェーの奇跡ではないでしょうか。
私はこれ正直、ブラック・メタルと言わない方がいいと思います。邪悪(Evil)とは言えないし、音質も比較的普通で、マニアのものにしておくべきでないかと・・・いやApollyonは時折発狂しますけど。
無理に例えるなら、1349の「BEYOND THE APOCALYPS
…続き

CADAVER INC.-Discipline-Deliverance ★★★ (2006-05-30 01:29:14)

ミドル~ファスト・テンポも格好良く叩けるからブラストも生きてくる、といういい見本になる曲ですね。ドラマティック暴動スペシャル。
1曲目はブラスト大全開で、2曲目にこの、複雑で激しい構成の曲が来るというのは優れた曲順だと思う。

CADAVER INC.-Discipline-Killtech ★★ (2006-05-30 00:50:11)

この曲のイントロからブリッジへの突入が、アルバムの中で一番痺れたパートです。「行くぞオラァーッ!!」って感じ。いや全曲そんな感じですが。
ゲストでFaustが何か喋ってます。

CADAVER INC.-Discipline-Manic ★★★ (2006-05-30 01:04:04)

鬼ッ速のスラッシュ・ビートがド偉い格好良さ!!何すかこのシンバル!!
さらにツーバスの鬼連打やら鬼のブラストやらもう鬼だらけだ!!
タイトルは「躁病」でいいのか?いいよね。正にそんな感じ。躁の鬼です。

CADAVER INC.-Discipline-Reptile Robots ★★ (2006-05-30 10:41:18)

これは8曲目です。
私にとって⑦⑧⑨の流れがこのアルバムのハイライトになってる原因を探ると、私の好みがブルータリティではなく、メロディだからでしょう。
この曲のどこがメロディックやねんという感じですが、リフ自体は忙しく動いてて音の流れはある。緩急もありますしリフが印象に残るのです。

CADAVER INC.-Discipline-Rupture ★★★ (2006-05-30 01:52:20)

この曲のボーカルが、アルバム中で突出して発狂してますが、この歌を超越した、天まで届く厭世の叫びはクレジットからしてもしや、Fenriz御大だろうか?!
どちらにせよ、もう「ウヤワワワワーッ!!」って感じで歌詞読む気ないし!!Lord Wormもびっくりの格好良さ(悪い意味で)!!

CANNIBAL CORPSE-Vile-Absolute Hatred ★★ (2006-10-30 18:25:06)

ミドルテンポ・デスですけど、意味分かんない変拍子感覚がギター・ソロ・バトルへと疾走する展開が巧み。
ソロ・バトルの合いの手「HATREEEED!!」がイカしてるわー。

CARCASS-Heartwork ★★ (2006-11-29 03:04:00)

「迫力」「暴力」といった要素で聴かせる音でなく、どちらかと言えば繊細かつ病的なデス・メタルであると思います。曲構成は「突進」「騒乱」といった感覚は排除、ミドルテンポの導入などにより落ち着いており、メタリックで整然と構築されてます(様式に則っていると言えばいいのか)。
Bill Steer(G.)のリフは前作から格段に進歩していると思います。音の運び方がいちいち分かりにくく盛り上がらない、グラインド・コアやりすぎて気が触れたようなリフばかりで、これが非常に繊細で醜く、気高い。私はこのリフの音を追うのが死ぬほど好きでして、濁流の蠢きのような③「NO LOVE LOST」、疾走する旋律が押しなべて病的な⑦「ARBEIT MACHT FLEISCH」、複雑な構成が絶望の帝王のような貫禄しか醸し出さない⑧「BLIND BLEEDING THE BLIND」(何故ここまで盛り上がりませんか)は
…続き

CARCASS-Heartwork-Arbeit macht Fleisch ★★★ (2006-12-02 00:54:25)

原題「ARBEIT MACHT FLEISCH」。
お先真っ暗な世の中を時間に急かされて生きる感じの、絶望的な疾走感が堪らないですね。
この歌詞で、「Blood,sweet,toil,tears」のサビに華があったら嘘になります。この盛り上がらなさが素敵な地獄なのです。対比として旋律のあるソロが、残酷なほどの甘美さを持ち得ています。曲の終わり方も格好良いです。

CARCASS-Heartwork-Blind Bleeding the Blind ★★ (2006-12-02 01:36:43)

ソロの掛け合いも盛り込まれながら、重いドラマが展開するダーク・メタル。デス・メタルではない気がします。
これを歌モノとして聴くのはデス声に慣れないと難しいかもしれない。疾走感もありませんし・・・冒頭の高揚感のなさといったらないです。

CARCASS-Heartwork-Doctrinal Expletives ★★★ (2006-12-02 01:54:17)

世の中を皮肉って嘲笑ってるようなひょうきんさがあり、アルバムの中では浮いてると思います。中途半端なノリの良さ・キャッチーさが、返って吐き気をもよおすと言うか。
このアルバムは⑦⑧⑨が地味なんで、確かに隠れた名曲かもしれない。

CARCASS-Heartwork-Heartwork ★★★ (2006-11-30 02:59:43)

聴き易さも含め、やっぱりこれが最高の楽曲です。鮮血が霧のように噴出すツイン・リード、情感豊かなソロ、キャッチーなサビ、緩急織り交ぜた構成・・・デス・メタル史上に燦然と輝いているはずです!!

CARCASS-Heartwork-No Love Lost ★★★ (2006-11-30 02:40:50)

PV見るまで何の印象にも残りませんでした御免なさい。それくらい素晴らしい映像なので是非。

Bill Steerによる感情が死にまくったリフだけで構成されてます。しかもミドルテンポ。この世の終わりです。正に「憎しみだけが残る」。
次作「SWANSONG」とつながりは強い曲と言えなくもない。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious ★★ (2006-11-25 16:47:00)

92年発3rd。
Ken Owen(Dr.)作のバラバラ死体のような構成で聴かせる前半から、グラインド/ゴアというより歪で病的な甘美さ持つBill Steer(G.)主導の後半へと流れて行く印象は、そのままこのバンドの変遷・転換点としての記録となっていると思われます。
Michael Amott(G.)主導の⑤「硫酸どろどろなんでも溶かす」もあり、これも名曲でありましょう。
次作「HEARTWORK」と較べると、ヘヴィさ・シリアスさよりもグラインドぽい軽快さ・コミカルな感じがまだあり、歌詞からしてもそうですが、ヘヴィ・メタルとして見れば「何の冗談だ」と言われるアルバムではあります。
私は「HEARTWORK」が、特にBillの作るリフが好きなんで、④「由緒正しき屠殺場」⑥「肉体不協和音」⑦「リゼルジン酸による嘔吐、吐瀉物による洗浄」辺りが好みです。


…続き

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Carneous Cacoffiny (2006-11-25 21:16:53)

ギターソロ以降の叙情性が次作「HEARTWORK」に匹敵は、してませんけど(構成に整合性がない)、歪んだ描写から突然出て来る旋律にハッとさせられます。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse ★★★ (2006-11-25 14:50:18)

原題は「INCARNATED SOLVENT ABUSE」です。
Amottが持ち込んだ、グラインド的でないデス/スラッシュ的疾走感が生かされたHM/HRとして非常にキャッチーな楽曲であると思います。構成の妙によって発生する瞬発力ならCARCASSの中で一番かと。
旋律的にもさることながら、展開のつなぎとして機能するSteerのソロがお見事(Amottについては言うまでもなく)。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Lavaging Expectorate of Lysergide Composition ★★ (2006-11-25 21:36:45)

原題「LAVAGING EXPECTORATE OR LYSERGIDE COMPOSITION」。
言い訳しようないタイトルに反して、なんと楽曲はアルバム中一番真っ当。
ゴアでもメロデスでもなく、これは(歌詞読まなければ)泣きと哀愁のヨーロピアン・デス・メタルだと思います。ソロはAmottだけでなく、Steerまで泣きまくっており、その点だけで判断すればこの曲、「HEARTWORK」のどの曲よりも上です。隠れた名曲だと思いました。
「リゼルジン酸による嘔吐、吐瀉物による洗浄は隠れた名曲」。
人生で二度と聞く事のない言い回しですな。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Pedigree Butchery ★★ (2006-11-25 15:14:58)

邦題「由緒正しき屠殺場」。
次作「HEARTWORK」に通じる名曲だと思います(展開が一部グラインド臭いですが)。
両ギターがソロを二回弾いてる時点で驚きますが、最後のSteerソロの後の(肉汁を旨みを想起させる)甘美な情景は悶絶必至。

CARCASS-Reek of Putrefaction ★★ (2006-11-23 14:35:00)

音楽ではないですね。嫌悪感の塊、破滅へまっしぐらサウンドです。死体のプールを高笑いしながら背泳ぎしつつ「生命とは何か」と自問自答するような気持ち悪さがありますよ。
腐った内臓のような音質に、四肢が乱れ飛んでゆくような演奏のドタバタ感が、これでこそ完璧なのだ!!と思い付いた次の瞬間どうでもよくなってる感じです。

CARCASS-Swansong-Cross My Heart (2006-12-01 02:22:18)

絶望的に盛り上がらないサビが、心底救いようがありません。これぞダーク・メタル。

CARPATHIAN FOREST-We're Going to Hell for This-over a Decade of Perversions-Bloody Fucking Nekro Hell ★★★ (2006-07-05 03:11:03)

冒涜の爆発と疾走ここに極まれリの1分間で御座いますよ。
これ聴いてライブで叫びたくならなかったら嘘だ。

CARPATHIAN FOREST-We're Going to Hell for This-over a Decade of Perversions-I Am Possessed ★★★ (2006-07-05 03:00:38)

この女声の使い方は面白い。耽美と無縁の、全くもって冒涜的な使用法であって、「女性性は貶めてナンボ」というこのバンドらしいエロ格好良いブラック/スラッシュ・メタル。
真面目に言えば、このバンドは美醜対比の可能性を(主に冒涜方向に)広げてくれている。

CARPATHIAN FOREST-We're Going to Hollywood for This ★★ (2006-10-08 03:19:00)

04年発表のライブDVDです。メインのライブは60分ですが、DVDという大容量メディアのありがたみを痛感するボーナスの内容は以下の通りです。
・WACKENでのステージ(30分)
・昔のライブのブート(20分)
・「DEFENDING THE TRONE OF EVIL」のレコーディング風景(10分)
・ビデオクリップ一本
・NATTEFROSTインダビュー
以上が映像。さらにボーナスで音源があり、デモやらライブやらプリプロやらGRIMM(このバンドの前身と思われる)の音源やらで計18曲。全て見聞きすれば3時間くらいかかりそう。出し惜しみしないにも程がありますよ。

で、メインのショウについては・・・私は相当派手なパフォーマンスをするバンドと思ってましたが、意外に淡々としてました。NATTEFROST(Vo.)はギターを弾いてないんだからも
…続き

CELTIC FROST-Monotheist ★★ (2006-09-19 03:32:00)

素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい・・・何度書けば気が済むのか分からんが、これは素晴らしい。
いないと思うが、テンポが遅いから「これはゴシック・メタル」などという輩がいたら、そいつには正拳突きを食らわさねばなるまい。ゴシック・メタルは基本、耽美の意識が宿っているものだと個人的に思っているが、これはその逆。「美」の意識が全くない。世の中のあらゆる「病」を背負って立つ音楽だ。
心臓、肝臓、胃、すい臓やら咽頭やら身体のあらゆる部位に癌が転移し、何一つ機能している部位がないはずなのに、「それでも生きている」化け物。そこら辺のエクストリーム・ミュージシャンと同じ人間とは、とても思えない。
「魔界に通じる」とか「魔界のBGM」とかそんなもんではなくて、おそらく、CELTIC FROSTというバンドが「魔界そのもの」なのだろう・・・。
他にも色々書きたいけど、今作しか知らないの
…続き

CHILDREN OF BODOM-Something Wild ★★ (2006-09-24 01:07:00)

これは奇跡的な、偶然の産物としてしか生み出せないアルバムじゃないかと思ってます。
ブラック・メタルなのかデス・メタルなのかとかジャンルの話はどうでもよくて、まだ10代だった彼らが、速くって、アグレッシブで、テクニカルで、構成もクラシックから引用したりと何か凝っててとか、とにかく、その頃の彼らにおいて「格好良ければそれでいい」という、非常に荒々しい感性「だけ」で作られたアルバムではないでしょうか。
ま、どんなバンドも1stはそういう勢いが前に出るもんですけど、このバンドが例外なのはプレイヤー全員が揃いも揃って馬鹿テクだった事で、高度なテクニックや(おそらく)難度の高いクラシカル・フレーズを、荒々しさ(ワイルドさ)の為の要素として扱えてしまえたのでしょう。
結果として、新人としては驚異的に複雑なフレーズが、新人らしい突貫根性でもって最初から最後まで荒れ狂うという、信じ難く格
…続き

CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Children of Bodom ★★★ (2006-09-24 01:59:51)

シンセが引っ張りまくり。ソロも素晴らしいです。
あと、これくらい色々展開してくれた方が何が何だかよく分からなくて好きだなあ。

CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Deadnight Warrior ★★★ (2006-09-24 01:27:09)

1曲目からギターの「弾きまくりたくてしゃあない感」がたまらんのですよ。フレーズ前にスライド入れ過ぎだ!!ソロの終わりも何じゃコリャですよ。

CHILDREN OF BODOM-Something Wild-In the Shadows ★★★ (2006-09-24 01:33:11)

ドラマティックですけど、展開が何かもうやけくそです。やけくそな格好良さ。いやもうこれでいいのです。
私は1stではこの曲が一番好き。

CHILDREN OF BODOM-Something Wild-Touch Like Angel of Death ★★ (2006-09-24 01:53:35)

走り倒さない落ち着いたテンポにクラシカルなメイン・リフが印象的です。これは聴き易いですね。

CODE ★★ (2006-08-12 16:50:00)

正確なバンド表記は<CODE>。
オフィシャルHP http://www.codeblackmetal.co.uk/
それにしてもDHGはどうなったのだろうか・・・オフィシャルが消えてますが・・・。CD出ないならKvohstには<CODE>の2ndを作って欲しいなー。

CODE-Nouveau Gloaming ★★ (2006-08-12 14:29:00)

私は今まで約100枚ほどのCDのレビューを書いたが、それらは全てこのCD、このバンドを一人でも多くの人に気に入ってもらう為、引いてはブラック・メタルの未来の為である、と言っても過言ではなかった。
このバンドの「ブラック・メタルとしての」評価を高める為には何が必要で、何を捨てねばならないか、その価値観が私の全レビューの根底に流れていたりするのです。
断るまでもないと思いますが、私は<CODE>信者です。2005年発表の1st。

『(90年代初期のブラック・メタルには)「催眠的(幻惑的)」でありながら「残忍」みたいに両極端な要素が混ざった、ミステリアスで独特のムードがあったよ。昔のアルバム…初期EMPERORとか初期BURZUMとか、そういった独特のムードが素晴らしかった。「とにかく速くてブルータルであればいい」なんて事はなかったはずで、(中略)俺達はそ
…続き

CODE-Nouveau Gloaming-A Cloud Formed Teardrop Asylum ★★★ (2006-08-12 15:21:02)

このアルバムを代表する曲でしょう。
ドゥームとブラック、コーラスとデス声の完璧な融合による絶望と寂寥渦巻く高濃度の五里霧中。発散される情感が悲し過ぎる・・・。
スロー・ブラックとして世に知れ渡ってくれ!!

CODE-Nouveau Gloaming-Brass Dogs ★★★ (2006-08-12 15:00:34)

VED BUENDS ENDE...に通じる幻惑的なアンビエント/ドゥーム色の強い絶望の漂流。
気だるいボーカルワーク、嘲笑的ベースライン、救いのない7分間。

CODE-Nouveau Gloaming-Ghost Formula (2006-08-12 16:12:28)

アンビエント・ドゥーム、アルバム最長9分。デス声はほぼなく淡々とアルペジオが進行、さすがにこれはブラックではないです。
呟きや囁きが重なっていく幽玄かつ幻惑的な涅槃。私はANATHEMAっぽく感じたりしました。
それにしてもKvohstの声はこういう雰囲気にバッチリ合いますね。これからも頑張って下さい。

CODE-Nouveau Gloaming-Radium ★★★ (2006-08-12 15:55:53)

このバンドにViper(Victonik)が加入した事は本当に大きい。言ってしまえば、もし彼が加入しなかったら、確実にこんなに面白いアルバムにならなかったはずだ。
この曲はそれを強く実感する。あからさまにベースがメロディ弾いてます。VED BUENDS ENDE...でSkollの魂を受け継いだのだろうか?
1曲目同様ミドル・ブラックの傑作。デス声の掛け合いも卑しくて最高。
そして中間部からの展開が有り得ない!!馬鹿みたいに格好良い!!メロディで、ではなく、リフが格好良過ぎて泣きそうになったわ。

CODE-Nouveau Gloaming-The Cotton Optic ★★★ (2006-08-12 14:52:38)

アルバム1曲目。
摩擦係数の高いリフがじりじり脳を侵食する正統的ミドルテンポ・ブラック。サビのデス声による掛け合いが痺れ過ぎる。
これ以上のミドル・ブラックはそう現れないであろう。

CODE-Nouveau Gloaming-Tyburn ★★★ (2006-08-12 15:43:39)

ついに来た、ArwarikiaR本領発揮。うわはははは、やっぱ最高だ。
元々この人は派手なプレイをしない、と言うより「堅実で効果的なドラム」以上のプレイをしない人だ。「余計な金物など一切入れてたまるか」という禁欲的ブラストに目眩がする。ULVERの3rdが脳裏をよぎるねぇ・・・。
ブラストはこれだけだが、このピンポイントの使い方は好きです。
曲の方は、相変わらず暗ーいコーラスが鬱にさせてくれますし、終わりのボーカルメロディは切なく、そして美しい。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast ★★ (2006-05-21 02:08:00)

発売された当時、前作「DUSK AND HER ENBRACE」を崇め奉っていた私は、「泣き」どころか「哀愁」すら薄いこのアルバムの楽曲群とパタパタドラムに心底絶望、2度ほど聴いた後「大駄作」の烙印を押して部屋の奥に封じ込め、その後、このバンドを思い出す事は、最近までなかった。
改めて聴き直してみると、「シアトリカル・デカダンス・ドラマ」ではないが、「ドラマティック・ダーク・スラッシュ・メタル」としてとても楽しめた。疾走感に重きを置いた作風で、その疾走感を失わないようにして、装飾もドラマも付随しているように感じる。全編スラッシーでメタリックな快感で構成されており、翻って、前作はプログレッシブなアルバムと言えるのかもしれない。
哀愁はないが、その分恐怖と不穏が際立っているわけで、それはつまり、このバンドの幅広い表現力の証左だったのだな、と今更反省した次第です。輸入限定盤だけ取っ
…続き

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace ★★ (2006-05-15 17:06:00)

前ミニ・アルバムと較べて基本路線は同じ「シアトリカル・デカダンス・ドラマ」だが、そこにさらに、哀愁の旋律が全編を覆い尽くし、シンセも女声もブラストも何もかも哀しみに向かって収斂されていく。特に④「A GOTHIC ROMANCE(RED ROSES FOR THE DEVIL'S WHORE)」、⑥「MALICE THROUGH THE LOOKING GLASS」、⑨「BEAUTY SLEPT IN SODOM」のようなバラードパートの出現が顕著な例で、個人的には、これ以上壮大に悲劇に酔える音楽を知らない。猛烈に泣ける。
悲壮のドラマが猛然と疾走するメロディック・ブラックの超大傑作。捨て曲一切なし。完璧。神の作品。何百回聴いたか分からない・・・という行き過ぎの絶賛は、日本盤と輸入デジパック盤と棺桶ケース盤を所持している私には許されると信じる。
個人的には⑤「NOCTURNA
…続き

CRADLE OF FILTH-The Principle of Evil Made Flesh ★★ (2006-05-15 14:55:00)

94年発表の記念すべき1stアルバム。
いやはや、まずジャケが最高過ぎ。女吸血鬼が女性を襲ってるわけですが、まー単純に言って、裸の女性二人が血塗れで抱き合ってますな。いやーエロい。何度見てもエロいです。しかし、金がなかったのか内ジャケは至ってシンプルで、独特のデカダンス世界はありません。
音の方は、次作以降繰り広げられる「シアトリカル・デカダンス・ドラマ」の雛型というか、複雑でメロディックな「ドラマティック・スラッシュ・メタル」と言えます。
音質が良くなくて、シンセの音色が薄っぺらく豪華とは言えない上、装飾以上には扱われていないので明確に分かりますがこのバンド、「ブラックメタル」と言われていても、端から「どれだけ速く演奏するか」という勝負に乗ってないんですよね。「暴虐」よりも「耽美」の意識が強い。このアルバムの時点は装飾塗れの暗黒絵巻ではないしスラッシュ的な聴き易さがあ
…続き

CRADLE OF FILTH-V Empire or Dark Faerytales in Phallustein ★★ (2006-05-15 15:49:00)

96年発表の1stに次ぐミニ・アルバム。
1stと較べるといきなり音圧が格段に上がっていて、冒頭のリフからもう禍々しさが違う。Daniのボーカルも高音絶叫から低音咆哮まで幅広く駆使、さらに女性ボーカルもSarah Jezebel Deva等が全面的に参加して演劇性が過剰なほど加わり、ド派手になったオーケストレーションがまたドラマを煽って煽って煽りまくって疾走・狂気・頽廃・哀切・恐怖・官能が暴風雨の如く暴れ回るシアトリカル・デカダンス・ドラマがここに完成している。1stと基本的に音楽性は変わってないのだが、凄まじい装飾の嵐でとても同じに聴こえない。
「DUSK AND HER EMBRACE」が好きなら聴かずに死ねないアルバム。
ここからジャケが良い感じになってますが、メンバー写真は全員が全員瞳孔がなくなってて怖いです。

CRYPTOPSY-Once Was Not ★★ (2006-05-13 02:56:00)

個人的に、3rd、4thと期待を裏切られ続けたが、2ndまで在籍していたLord Worm(Vo)復帰と聞いて喜び勇んで購入、その期待は完全に満たされた。素晴らしいデス・ボーカルである。さすがに1st、2nd時のようにはいかないが、これでも充分・・・いや、Mike Desarvoの後任であるのだから、これぐらい歌っぽい方が3rd以降のファンも安心なのかもしれない・・・いや、しかし、凄いボーカルだ。
デス声って実は歌(Vocal)というより、パーカッション(Throat)に近いものだが、この人のボーカルスタイルは、パーカッシブな心地良さすら消そうとする。つまり、こんなに音楽的に価値のない、酷いボーカルってないんじゃないかと(日本盤ボーナスのライブと原曲を比較すると特にそう思う)。
このバンドはアルバムを重ねる毎に、テクニカルな部分ばかりが増長し、そして、技術ばかり取り上げられて
…続き

Crimson ★★ (2006-11-07 00:54:00)

楽曲の核が、ギター旋律からヴィレのディープな歌唱へと移ったアルバムではなかろうか。故に前作「FROZEN」のような凍てついた叙情性はないが、哀愁立ち込め翳り差す、男の中の男の絶望アルバムであろう・・・そんな大きい差はないですけど。
ボーカルが核になっているという事が、ヘヴィ・メタルとしての聴き易さを獲得もしている。初めての方はこの辺りから聴くといいのでは(メロスピの1/10の派手さもないですが)。2000年発6th。
個人的には前作の方が好きです。


MyPage