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mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 251-300
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DODHEIMSGARD-666 International-Regno Potiri
DODHEIMSGARD-666 International-Shiva-Interfere
DODHEIMSGARD-666 International-Sonar Bliss
De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog
EDGE OF SANITY-Crimson
EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk
EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk-Thus Spake the Nightspirit
EMPEROR-Emperial Live Ceremony
EMPEROR-In the Nightside Eclipse
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Cosmic Keys to My Creations & Times
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Majesty of the Nightsky
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Towards the Pantheon
EMPEROR-Thorns vs. Emperor
ENSLAVED-Isa
ENSLAVED-Isa-Isa
Elegy
HEAD CONTROL SYSTEM
Heartwork
Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen
IN FLAMES-Clayman
IN FLAMES-Clayman-...as the Future Repeats Today
IN FLAMES-Clayman-Another Day in Quicksand
IN FLAMES-Clayman-Brush the Dust Away
IN FLAMES-Clayman-Bullet Ride
IN FLAMES-Clayman-Only for the Weak
IN FLAMES-Clayman-Pinball Map
IN FLAMES-Clayman-Square Nothing
IN FLAMES-Clayman-Suburban Me
IN FLAMES-Clayman-Swim
IN FLAMES-Colony
IN FLAMES-Colony-Insipid 2000
IN FLAMES-Lunar Strain
IN FLAMES-Lunar Strain-Dreamscape
IN FLAMES-The Jester Race
IN FLAMES-The Jester Race-Artifacts of the Black Rain
IN FLAMES-Whoracle
IN FLAMES-Whoracle-Episode 666
IN FLAMES-Whoracle-Food for the Gods
IN THE WOODS
IN THE WOODS-Heart of Ages
IN THE WOODS-Omnio
IN THE WOODS-Strange in Stereo
In Their Darkened Shrines
KEEP OF KALESSIN
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Agnen
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Dragonlord
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Orb of Man
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Pain Humanised
KEEP OF KALESSIN-Armada

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DODHEIMSGARD-666 International-Regno Potiri ★★★ (2006-06-26 02:27:57)

タイトルは多分ラテン語。「王座の獲得」でいいですか?
曲の方は、狂気と無謀と唐突と目眩の暗黒舞踏10分。
印象的なピアノで終わるが、この曲を一般的な印象で語る事に何の意味もない。

DODHEIMSGARD-666 International-Shiva-Interfere ★★★ (2006-06-26 01:28:49)

・・・破壊神の介入・・・
アンチアグレッシブでアンチメロディックでアンチドラマティックな、アンチブラック・メタルである9分の宇宙空間。
「それってブラック・メタルとしてクソつまらないって事?」と思われた方、私はその意見に同意する。このアルバムは、その破壊をこそ、楽しむものだと思う
つまり翻せば、この曲の魅力を理解出来るのはブラック・メタル・ファンだけだ。

DODHEIMSGARD-666 International-Sonar Bliss ★★★ (2006-06-10 03:02:32)

正直他の曲は、ドラマもまとまりもへったくれもない異星人音楽ですけど、この曲だけメインリフや構成がかろうじてあります。
コズミック・シアトリカル・ブラック・メタルとして万人にお薦め・・・いやもう、このカテゴライズが万人に向けたものでないな・・・。

De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog ★★★ (2006-04-20 04:38:46)

いきなりイントロから世間に背を向けた疾走のドラマ展開、弦楽器陣とドラムが意図的に一拍ずれて入るリフなど、狂った本能を冷たい知性で統制する手つきこそ、ユーロニモスの真骨頂か。
そして、自らを含めた現実全てへの憎しみを抑えきれないボーカルが聴き手を明確に呪い殺しにかかってくる。
鋭すぎる「虚無」と「憎悪」の間に「正気」が入る余地などない、ブラックメタルの中のブラックメタル。

EDGE OF SANITY-Crimson ★★ (2006-05-23 11:26:00)

全1曲40分弱のアルバムという事で、YESやGENESIS等、往年の70年代プログレ大作主義をデスメタルでやってみたかったらしいですけど・・・「同じ事を試みて他のバンドは失敗したが、俺たちは成功した」とライナーノーツで自画自賛してますが、正直、聴き終えて出て来た言葉は、「どこがやねん」。
確かにデスメタルリフの一つ一つは格好良いし、叙情パートもメロディックで文句ないんですが、その繰り返しが40分続くどうにも一直線な内容。例えば(素人考えですが)、ゴシックパートやドゥームパートを盛り込んだり、ハードコアや正統派ヘヴィ・メタルの要素を入れるとか、「デスメタル」というジャンルに収まる「ドラマティックな大作」や「壮大な物語」は出来ると思えますが、そういった多様性は、はっきり言って皆無。
ドラマというより、幻覚としか思えないぶっ飛んだ物語性に強引に納得・感動させられるGENESISの「
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EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk ★★ (2006-06-21 02:24:00)

私はこのアルバムが、何故こんなにも音質が悪いのかさっぱり分からない。
前作のような割とシンプルなブラック・メタルではない、かなり凝ったアレンジが随所に施されたドラマティック・カオティック・ブラックとして孤高の音楽性を提示しながら(アルバムの裏面には「Empeor performed Sophisticated Black Metal Art Exclusively!」とすら表記されている)、こんなアングライズム溢れる音質にする必要性がどこにあるのだろう・・・音質によって楽曲の細やかさやダイナミズムを死んでいる気がする(もしかすると、メンバーの問題等からして「必然」だったのかもしれないが)
3rd以降の洗練された音質を知っているからだろうが、このアルバムはどうしても素直に誉められない。
ブラック・メタルの邪悪さを精神から音楽に落とし込んで生まれたのは、凄まじく複雑で技巧的
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EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk-Thus Spake the Nightspirit ★★★ (2006-11-05 00:46:34)

Ihsahn作。
ブラック的な狂気的ビートに反し、クラシカルで落ち着いたギター及びシンセ・アレンジによって醸し出される崇高で格調高い暗黒性が正に「Ihsahn節」、時期的にその雛型といったところ。
展開に凝り過ぎない4分台のドラマが素直で分かり易いミドルテンポのクラシカル・カオス。

EMPEROR-Emperial Live Ceremony ★★ (2006-06-22 01:16:00)

CDは発売当初購入しましたが、このアルバムによって私のEMPERORの評価が180度変わりました。
1st、 2ndの篭った音質に背を向け(3rdは買わず)ろくに聴き込みもしてなかったんですけど、このCDを聴いている間中、高い演奏力と尋常じゃない勢いに呆然としっぱなしで、聴き終えた後は今までの自分が持っていたブラック・メタルに対する稚拙な理解力を呪いましたね。特に「I AM THE BLACK WIZARDS」がこんなに格好良い曲だったなどとは、夢にも思わなかった。
さらにDVDはもっととんでもない事になっており、特に、 2nd以降の複雑なリードギターを完璧にこなしながら力強い絶叫をとぎらせる事なくしかもノーマルボーカルでコーラスワークまでこなすIhsahnの姿には絶句する以外ない。確実に、この人より上手いブラック・メタル・ギタリストはいません。
あとやはりライブならで
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EMPEROR-In the Nightside Eclipse ★★ (2006-06-19 14:50:00)

日本盤が発売された当時、初心者メタラーだった私は、DISSECTIONの1stアルバムをデス声に頭痛をこらえながら理解し、IN FLAMESやAMORPHIS等のメロディック・デス世界に少しづつ足を踏み入れていったが、このアルバムだけはどうしても聴けなかった。
モノクロのメンバー写真のおぞましさもさることながら、スウェディッシュ・デスと較べても異常に篭った音質、発狂しっぱなしのヒステリック・ボーカル、女声の悲鳴にも聞こえるシンセの音色(THE BUNNING SHADOWS OF SILENCEのイントロ)・・・音楽以前に、アルバム全体包む音像そのものにただ立ち竦んでいたように思う。
このアルバムを聴きながら安眠出来てしまう今現在から振り返れば、3rd以降のこのバンドや CRADLE OF FILTH、DIMMU BORGIR等のメジャー感覚のブラック・メタル・バンドが、間口
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EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Cosmic Keys to My Creations & Times ★★★ (2006-06-20 01:17:06)

この疾走感は大好き。何かが憑依してるとしか思えんFaustの派手なドラムが最高だ!!
あと中間部のつなぎの部分、リズミカルに跳ねるシンセと、その裏のメロディックなギターリフが格好良い。

EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Majesty of the Nightsky (2006-06-20 02:01:31)

シンフォニック・ブラックの美しさ満載。シンセのメロディ全開ドラマ全開、なのに4分台で邪悪さも薄く聴き易い。殺気に満ちた凍土に咲いた、一輪の花。
でも次の曲ですぐ枯れる・・・。

EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Towards the Pantheon ★★★ (2006-06-20 01:44:47)

疾走感ではなくムード重視の曲で(哀愁にチェックを入れたのはこの為で、哀愁が強いわけではないです)、比較的邪悪さは薄いものの、イントロのシンセから感じる背筋が凍るようなドラマへの期待は、見事に果たされる。
中間部のブラストからミッドテンポに切り替わる瞬間とか好きで・・・いや、個人的に、急にテンポを落とすドラマ展開は本当大好きなんです。

EMPEROR-Thorns vs. Emperor ★★ (2006-06-22 20:46:00)

「ノルウェー最後の大物」との呼び声もあったTHORNSの復帰に際してEMPERORが大々的に協力したような形の、THORNSとEMPERORのスプリットCDでいいと思います。98年発表で、2ndと3rdの間になりますか。以下、曲目。
①「EXORDIUM」(emperor) ②「AERIE DESCENT」(thorns) ③「I AM」(emperor)
④「AERIE DESCENT」(emperor) ⑤「THUS MARCH THE NIGHTSPIRIT」(emperor) ⑥MELAS KHOLD」(thorns)
⑦「THE DISCIPLINE OF EARTH」(thorns) ⑧「COSMIC KEY」(thorns)
ベスト盤「SCATTERED ASHES」には③と④だけが収録されてます。正直EMPERORの曲はリミックスばっかなので、これ
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ENSLAVED-Isa ★★ (2006-05-29 10:36:00)

2004年発表の8thアルバム。
速さにこだわってるわけでもない特別ブルータルなわけでもない、寒々しいメロディに満ちてもない勇壮なコーラスがあるわけでもないときて、日本ではヴァイキングファンやブルータルマニア、さらにブラック愛好者にまでそっぽ向かれてるであろう昨今のENSLAVED&このアルバムですが、彼らの根底に流れるブラック・メタル魂はなーんも変わってない事は一聴して分かります。
何と言うか、ブラストやらブルータリティやらヴァイキング・ハーモニーやらそういった、技巧的・表面的なものを全部取り去ったら、ノルウェー・ブラックの精髄・真髄だけが恐ろしく高純度で結晶化した、みたいなアルバムだと思います。
言い換えると、メジャー化しているという点はCRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRと同じなのに、要素の取捨選択が彼らと「逆」。
だからオフィシャルHP
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ENSLAVED-Isa-Isa ★★ (2006-06-14 13:40:35)

スピードもブルータリティもない、凄まじくシンプルなミッドテンポ・メタルだが、ボーカル、リフ、SEの音色など、ブラック・メタル以外の何物でもない要素だけで構成されており、醸し出されるムードが恐ろしく冷ややかで、狂っていて、尖っている。

Elegy ★★★ (2006-08-21 01:09:27)

哀愁を超えて絶望的なラブ・ソングである。
歌詩読みながらでも終わりのデス声で笑ってしまう方は、もう永遠にデス・メタルを聴かなくていいです。

HEAD CONTROL SYSTEM ★★ (2006-10-22 00:27:00)

Usher-to-the-ETHER氏、すっかりJester道をひた走ってますね。影で応援してますよ。
私はオフィシャルに行って試聴もした事あるはずですけど、Garmのバンドだなどとは全く思いもせずスルーしましたね(笑)。情けない事です。

Heartwork ★★★ (2006-11-30 02:59:43)

聴き易さも含め、やっぱりこれが最高の楽曲です。鮮血が霧のように噴出すツイン・リード、情感豊かなソロ、キャッチーなサビ、緩急織り交ぜた構成・・・デス・メタル史上に燦然と輝いているはずです!!

Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen ★★★ (2006-04-16 23:56:23)

イントロからもう、シンプルなリフの執拗な反復が病的。たった一つのリフでここまで狂気を表現したものはそうあるまい。
あと、スローパートに入った後(4分03秒くらい)の奇声が、どうしても私には真似出来ない(しなくていいんだけど)。

IN FLAMES-Clayman ★★ (2006-07-23 02:02:00)

00年発表の5thアルバム。
私は前作が「IN FLAMESメタル」が確立したアルバムだと思っているが、いささか印象が似通っていた(良く言えば勢いがあった)楽曲群がこれまた驚くべき多様性を獲得してアルバムがスケールアップしている。
ボーカルはデス声へのこだわりを捨て、楽曲はデス的ブルータルではなくメタル的アグレッシブを追求し、メロディの情景は切なさや寂しさも獲得、構成・アレンジも凝っているし、静動対比は抜群の精度で駆動、ゲストギターソロでAmott弟参加・・・ってあんたら、どうにも文句付けようあらへんわ!!
メジャーだマイナーだという話はもうなく、一線級メタルの貫禄漂うメタル・アルバムでしょう。スウェディッシュ・メタルの命運がIN FLAMESの双肩にかかった瞬間を、是非皆で聴こう。

・・・とはいえこれがリリースされた当時、私はこのアルバムで、IN FLA
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IN FLAMES-Clayman-...as the Future Repeats Today ★★ (2006-07-23 03:18:04)

窒息寸前みたいな歌声にゴシック的歌唱と、Andersの表現力が堪能出来る。ギターのハモリもピンポイントでバッチリだ!!

IN FLAMES-Clayman-Another Day in Quicksand ★★★ (2006-07-23 03:46:56)

こういう曲、何故か大好きなんですよね。
メロディが、ではなくコード進行が哀愁帯びているような、良く言えばゴシック風味というか、悪く言うと地味というか、50回聴いてやっと泣けるような、そんな良さ。

IN FLAMES-Clayman-Brush the Dust Away (2006-07-23 03:32:22)

適当なツービートでなくツーバス連打でやったところが偉い。ドラムが格好良い好アレンジです。

IN FLAMES-Clayman-Bullet Ride ★★ (2006-07-23 03:00:56)

1曲目からこの静と動の対比!!
メロディが、というより静寂パートが儚い。いきなり向上したアレンジ力を見せ付けてくれる。

IN FLAMES-Clayman-Only for the Weak ★★★ (2006-07-23 03:11:50)

メタル・バラードとしてメロディ展開が完璧。
デス声を排除しはじめた効果がいきなり最大限に生きている。

IN FLAMES-Clayman-Pinball Map (2006-07-23 03:53:39)

リピートした時ちょっとアレンジ変える業が良いです。ノーマルボーカルの違和感もなし!!

IN FLAMES-Clayman-Square Nothing (2006-07-23 03:24:17)

またアコギ系バラードかー、もううんざりだよ・・・と思ったら全然違ってました。なめてましたごめんなさい。紛れもなくデス・メタルです。

IN FLAMES-Clayman-Suburban Me (2006-07-23 03:38:36)

Amott弟様万歳な曲でいいでしょう。それだけの魅力があります。

IN FLAMES-Clayman-Swim (2006-07-23 03:35:41)

メジャー調のメロディも板に付いている。イントロも素敵だ!!

IN FLAMES-Colony ★★ (2006-07-23 00:39:00)

99年発表の4thアルバム。前作までドラムだったBjornがギターにスイッチ、新任ドラマーには元SACRILEGEのDanielを迎えている。
メンバーチェンジの影響なのか、ライブ経験を積んだ結果なのか、ライブ映えするノリ重視の楽曲がずらりと並ぶ、真っ当にメタリックなアルバムであろう。
前作まではメロディを軸にしてメタリックな慟哭ドラマが展開していたが、今作は正統メタルが土台になってリフをメロディックにした感じだろうか?故に、アルバム全体がシンプルに感じられる。
前作よりさらに強くなったメジャー・メタル感の代償に、咽び泣くほどのギターは消失、泣きは薄くなったと言わざるを得まい・・・いや全編メロディだらけですが、「泣き」と「哀愁」の差というか、楽曲の力点が決定的に変わったと感じる。
以降の作品から把握すると、メロディック・デスとヘヴィ・ロックとの中間の立ち位置として
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IN FLAMES-Colony-Insipid 2000 (2006-07-23 01:06:00)

アルバム中では最も変な曲ですか。中間部はアンビエント/ゴシック風展開、ノーマル声も大胆に導入されてます。
前作における「EVERYTHING COUNTS」みたいな位置付けの曲と言える。
何よりイントロが格好良い。

IN FLAMES-Lunar Strain ★★ (2006-07-17 03:38:00)

94年発表のデビュー・アルバム。数年振りに聴き返してみたが、こんな凄いアルバムだったとは・・・。
もう、アコギやらバイオリンやら女声やら装飾がありすぎてフォーク・メタルかと思えるわ・・・最近で言うとFINNTROLLと同じくらい「エクストリーム・メタルとして聴くと」笑ってしまうサウンド。
スピードは抑え目だしダウンチューニングでもないし、曲調も多岐に渡っていてメロディック・メタルとしては面白いが、疾走感もなく攻撃性もなく、全くもってブルータルではない。言い換えれば、こんな聴き易いデス・メタルはないだろう。デス初心者超大歓迎サウンド・・・皆もこっち(地獄)に来いよ!!
ボーナスであるミニ・アルバム「SUBTERRANEAN」になると、曲調にまとまりが出て、紛れもなくメロディック・デスと言えるものになる。
個人的に、「STAND ABLAZE」「EVERDYIND」は
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IN FLAMES-Lunar Strain-Dreamscape (2006-07-17 02:41:15)

この曲は一体何なんだろうか。哀愁あるメロディックなリフが2つ3つ展開するだけのインスト・メタル・・・と言って良いのか?
とにかく、メロディセンスはこんな曲でも抜群。

IN FLAMES-The Jester Race ★★ (2006-07-22 01:55:00)

95年発表の2ndアルバム。ここからボーカルがAnders friden。さらに、ここからレコーディングが「STUDIO FREDMAN」。
前作はある意味プログレッシブ・デスだったが、今作はしっかりヘヴィ・メタルを土台にして、扇情力の高いメロディック・リフを次々と展開させるメロディック・デスとなっている。
デス声がまだ「歌唱」として機能していない為、補填としてギターがメロディアスになりすぎている上(それがメロデスの美点なんだが・・・)、ヘヴィ・メタルのダイナミズムよりデス・メタル的な疾駆感が残っているので、ヘヴィ・メタルとしての完成度はまだ先に譲っている。
言い換えて、哀愁以外知らないメロディが、見事な展開しか見せない秀でたメロディック・デス・メタルである。少なくとも、この頃からこのバンドはメロディにも展開にも失敗を見せていない(終わり方は時折唖然とするが)。

IN FLAMES-The Jester Race-Artifacts of the Black Rain ★★ (2006-07-22 02:07:57)

ここぞ、という時にに出てくるツイン・ハーモニーがやりすぎでなくて印象的だ。
ミドルテンポ主体ながら、疾走感を見せる中間部がまた泣けるという・・・そして終わり方の唐突さにまた泣けるという・・・。

IN FLAMES-Whoracle ★★ (2006-07-22 02:56:00)

97年発表の3rdアルバム。
このアルバムを聴いた時は、ここまでメジャー感を纏えるバンドだとは思っておらず、本当に驚いた。デス・メタルは「地下音楽などではない」事を決定的に示したアルバムの1つだと思う。
本質的な部分は前作と変わらないのだが、伝統的ヘヴィ・メタルに接近して「無闇な疾駆感」や「メロディに頼り過ぎ」などのマイナー・メタル臭がかなり抜けていながらも、メロディック・デスというカテゴリに収まる絶妙なバランスはSENTENCEDの「AMOK」と同位置(雰囲気は全く違いますけど)。
メロディにも何ら衰えがない、と軽く言えるが、このバンドほど哀愁を求めて裏切らないバンドはない。唐突な終わり方は改善、曲調・アレンジのバリエーションも増え(このバンドがDEPECHE MODEのカバーやるなどと誰が予想出来たのか)、楽曲配置も文句なし。
メロディック・デスの決定盤の1つ
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IN FLAMES-Whoracle-Episode 666 ★★★ (2006-07-22 03:16:30)

リフの格好良さ、淀みない完璧な構成、中間部における必殺級のメロディと展開・・・象徴的なタイトルは、メロディック・デスという現象はこの曲を作り上げる為にあったのか、などと大仰な事を言ってみたくなる。

IN FLAMES-Whoracle-Food for the Gods ★★★ (2006-07-22 03:07:21)

「美と醜」はこの手の音楽の表現としてよく見るが、この曲の良さは「静と動」です。
疾走パートと、緩やかな単音トレモロメロディが対比される構成が見事。

IN THE WOODS ★★ (2006-04-30 03:59:00)

既に解散してるみたいっすね。
このバンドメンバーがその後移行したっぽいGREEN CARNATIONからも、ギタリスト一人以外脱退したようですし。
ちなみにGREEN CARNATIONは元EMPEPRORのTchortのバンドと思われますが、3rdをちょっと聴いた感じIN THE WOOD...の3rdの延長線上の音、と言っていいものでした。その上音楽も上出来。Tchortがこんなまともな人だったとは・・・。

IN THE WOODS-Heart of Ages ★★ (2006-04-18 04:39:00)

ブラックメタル黎明期を地味に盛り上げたバンドの一つでしょう。楽曲は基本7~15分と長めで、プログレと言えなくもないのは、日本盤がマーキー/ベル・アンティークから発売された事からも分かります。
歌詞は・・・ブラックメタルと言えば「悪魔崇拝」「絶叫」「ブラスト」しか思い付かない方には驚かれるでしょうが・・・えっと一言で言って「大自然の素晴らしさ」です。本当です。バンド名もそうじゃないすか。ブラックメタルって実は土着的な音楽なんですよ。「Death」とか「Satan」と同等に「Forest」「Winter」とかもよく出てくるんで。
ただこの人達、自然信仰はいいんですけどちょっと行き過ぎというか・・・「森林に包まれて」「葉からこぼれる光が」などという言葉はどこにもなくて・・・ヴァイキングの歴史も同時に語っているせいか無闇に猛々しくて、スケールがでかいんですよ。
男が傷付きながら
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IN THE WOODS-Omnio ★★ (2006-04-23 02:35:00)

97年発表の2nd。このアルバムからメンバー表記があるので確実だが、ドラムのKobroはCARPATHIAN FORESTでも叩いている。
このアルバムで完全にデス/ブラック要素が消失した。
こんなところで言うべき事でもないと思うが・・・この界隈のバンドが邪悪・狂気・暴力といった要素を取り払った時、大概失望とともに浮かび上がるのは、人を超越したデス声やブラック声って、実は、稚拙さの担保になっているという事実だ。つまり、演奏や楽曲構成・編曲の稚拙さを許す為のシンボルであって前提であってつまり、ルールである気がする。
そして、嫌悪を振り撒く絶叫や暴走と、哀切や寂寥を奏でるメロディの同居という、門外漢から失笑されそうなその美と醜の対比が、いかに、危ういバランスの上でしか成り立たない優れた表現であるかを思い知らされる。
このアルバムは、前作にあったブラック的疾走も喚き声も
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IN THE WOODS-Strange in Stereo ★★ (2006-04-23 03:52:00)

99年発表の3rd。
元々アンビエント志向(っていうか大作志向)があったバンドだが、進化の方向性はULVERやTHE 3RD AND THE MORTALと同じで、SEが大幅に導入、形式より雰囲気が重視されており、さしずめアンビエント・ダーク・メタルと言える内容。10分台の曲はなくなり、5分台が基本となって聴き易くなっている。
ボーカル表現も増え、不協和音の使用なども面白い。が、相変わらず男声の魅力は薄いし、相変わらずメロディの印象が弱い。あと個人的意見として、Ann-Mari Edvardsen時代のTHE 3RD AND THE MORTALに似てる部分があるな、と。
アンビエント・メタルを薦めるとして、メタルっぽさをあまり好まない私はTHE 3RD AND THE MORTALを推すが、メタルを好む人からすればこっちの方が気に入るかもしれない。

In Their Darkened Shrines ★★ (2006-09-21 04:01:00)

正直買ってしばらくあまり聴いてませんでした。私はこれ、前作2ndと全然違うと思います。
曲の緩急が比較的薄くなって、メロディも差し込まれなくなって、休憩出来る静かなパートも少なくなって、結果曲が似ている、ドラム・スタイルが複雑になって単純な疾走感に浸れなくなっている、でもブルータリティは上がっていて疲れる・・・とにかくどうにも褒められませんでした。
が、明らかにクオリティは上がっている。そこが良く理解出来なかったんですけど・・・。
結局これは、ブルータル・メタルではなく、ブルータル・アートではないかと。
伝統的ヘヴィ・メタルの価値観で計るとブルータルである事を評価しそうになるんですけど(私が伝統的価値観を熟知しているか非常に疑問ですが)、ポップスしか聴かない人にヘヴィ・メタルを聴かせたら「うるさい音楽だね」と言われて「そりゃ当たり前じゃん」と言ってしまうのと同様、
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KEEP OF KALESSIN ★★ (2006-10-24 23:59:00)

「ARMADA」ノルウェー盤確保~!!ワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノワーイ
よし!!・・・届くのはおそらく来月ですけど、これで今年に思い残す事は何もない。さよなら2006年。
しばらく倹約生活を送ります。

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark ★★ (2006-11-02 01:44:00)

「ARMADA」の7年前のアルバムなんで、同等の品質など期待するほうが間違ってるのでしょうが、かすれて引っ込んでるギター、シンバル系とスネアが前でバスドラが小さく迫力のないドラムと、ブラック以外何物でもない阿呆な音質に心が折れますね (何故かベースは聞き取り易い)。
「ARMADA」の後に聴けば、劣悪音質によって死んでる部分を簡単に脳内補填出来ますが・・・ま、明らかにカルト音源ですな。
ギター・リフはこの時点で「ARMADA」に通じる細やかさもメロウな旋律もありますけど、萌芽段階とったところでしょうか。その他のファスト・ブラックと比較すれば既に技術も高く聴き所は多いですが、特に、まだドライブ感が開花してない。
⑤ 「ORB OF MAN」の飛翔感あるメロウな旋律、⑥「PAIN HUMANISED」の完成度、⑧「AGNEN」の鋭利で緻密なリフに「ARMADA」へのつながり
…続き

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Agnen (2006-09-13 01:26:33)

これだー!!この機銃掃射リフ!!なんて格好良いんだろう・・・。
音質悪過ぎであんまり鋭さが感じられませんけど、こういうのはブラックではあまり聴かない気がするのです。
中盤以降はクソ長いアウトロといった趣。演る側にも聴く側にも拷問にしかなってない。

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Dragonlord (2006-09-13 01:04:03)

えっと、これが4曲目ですか?
鬼ブラストの上をゆったり流れるトレモロ・メロディがいいですが、その後の変拍子展開も好きです。その後の展開は何故か5曲目とつながってたりしてよく分かりませんが・・・。
しっかし・・・このドラムはホンマ化け物やな・・・。

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Orb of Man (2006-09-13 01:12:11)

否が応でもサビメロが印象に残りますねー。
ドラムはブラストorツーバス踏みっぱなしだが、常人なら死んでると思う・・・いや、こんな曲ばっかですけど・・・。

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Pain Humanised ★★ (2006-11-02 00:30:54)

ここぞで出て来る旋律もいいしユニゾン・リフもいいしギターに「ARMADA」に通じる格好良さがある、はずだが、音質で全て台無し。ギター潰れ過ぎ。バスドラ引っ込み過ぎ。
アルバム中一番良い曲だと思いましたけど。本来なら☆3つです。

KEEP OF KALESSIN-Armada ★★ (2006-11-01 02:12:00)

EMPEROR、CRADLE OF FILTH、DIMMU BORGIR、ANOREXIA NERVOSAなど、連綿と、かつ強固に進化・拡散してきた「シンフォニック・ブラック」というメジャー・スタイルを瓦解・撃沈させる怪物の誕生である。
ブラック・メタルが、ドラマーの技術やシンセの派手さ(やアングライズム)に偏って発展した影で、顧みられる事なく失われていったギタリストのテクニック指向こそを中核とするスタイルはキャッチーだと言えるだろう。
トレモロ・リフなど弾けて当たり前、そこに精密機械の如き細やかさとTHE CROWN「DEATHRACE KING」に通ずるドライブ感を持つスラッシュ・リフが組み込まれ、挙句ブラスト・ビートに完全に連動するほどの恐るべき速さで弾きこなされている。
ハモリや装飾にほとんど頼らない、スピードと鋭さに焦点を絞りきった豪速メタル・リフを創り出した
…続き


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