この曲を聴け! 

mokusatuさんのページ
mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 301-350
→PC向けページ
Tweet
KEEP OF KALESSIN-Armada-Armada
KEEP OF KALESSIN-Armada-Crown of the Kings
KEEP OF KALESSIN-Armada-Into the Fire
KEEP OF KALESSIN-Armada-Many Are We
KEEP OF KALESSIN-Armada-The Black Uncharted
KEEP OF KALESSIN-Armada-The Wealth of Darkness
KEEP OF KALESSIN-Armada-Vengeance Rising
KEEP OF KALESSIN-Armada-Winged Watcher
KING CRIMSON-Islands
LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death
LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-In Embers of Infernal Greed
LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-Pits of the Cold Beyond
LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-The Supreme Sacrifice
LIMBONIC ART-Epitome of Illusions
LIMBONIC ART-Epitome of Illusions-Eve of Midnight
LIMBONIC ART-Epitome of Illusions-The Black Hearts Nirvana
MAYHEM
MAYHEM-Chimera
MAYHEM-Chimera-Rape Humanity With Pride
MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog
MAYHEM-Grand Declaration of War-A Time to Die
MAYHEM-Grand Declaration of War-TO DAIMONION
MAYHEM-Wolf's Lair Abyss
MESHUGGAH
MESHUGGAH
MESHUGGAH-Chaosphere
MESHUGGAH-Nothing
MESHUGGAH-The True Human Design-Futile Bread Machine
MOONSPELL
MOONSPELL-Sin/pecado
MOONSPELL-Sin/pecado-Let the Children Cum to Me....
MOONSPELL-The Butterfly Effect
MY DYING BRIDE-As the Flower Withers
MY DYING BRIDE-Like Gods of the Sun
MY DYING BRIDE-Like Gods of the Sun-For You
MY DYING BRIDE-The Angel and the Dark River
MY DYING BRIDE-The Angel and the Dark River-The Cry of Mankind
MY DYING BRIDE-The Dreadful Hours
MY DYING BRIDE-The Dreadful Hours-My Hope, the Destroyer
MY DYING BRIDE-Trinity
MY DYING BRIDE-Trinity-I Am the Bloody Earth
MY DYING BRIDE-Turn Loose the Swans
MY DYING BRIDE-Turn Loose the Swans-Sear Me McmxcⅢ
NAGLFAR-Diabolical
NAGLFAR-Diabolical-12'th Rising
NAGLFAR-Vittra
NAGLFAR-Vittra-Emerging From Her Weepings
NEUROSIS-A Sun That Never Sets
NEUROSIS-A Sun That Never Sets-Crawl Back In
NEUROSIS-A Sun That Never Sets-Falling Unknown

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11


発言している28曲を連続再生 - Youtube



KEEP OF KALESSIN-Armada-Armada ★★★ (2006-10-30 23:13:32)

このウルトラ・ハイ・スピードなトレモロ・メロディの飛翔感といったら筆舌に尽くし難い。霊界が見えますね。最早オーラの領域。
が、せっかく上がったテンションを中間部で落としてまでドラマティックにする必要があるのかとも思う(それだけメロディが優れているという事ですけど・・・)。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Crown of the Kings ★★★ (2006-10-30 22:03:45)

静寂の海岸に殺気を察知させる①「SURFACE」に続いて、海原から現れた未曾有の数を誇る殺戮軍団の奇襲の如きイントロが凄い。旋律は無残なほど華やかで展開は惨劇的、ウルトラ・スピーディーかつウルトラ・メロウというこのバンドの美点は申し分なく発揮されている。
絶叫一辺倒でないボーカルも◎、というか凄い重要である気も。もっと前に出してあげてね。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Into the Fire ★★★ (2006-10-30 22:37:45)

「MANY ARE WE」同様ドライブ感重視の楽曲かと思いますが、こっちはブラック的邪悪さに満ちてます。
しかし、この複雑で息つく暇もないリフの応酬は凄まじいとしかいいようない。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Many Are We ★★★ (2006-10-29 02:25:07)

ここまでドライブ感だけで構成されてると、最早ブラック・メタルではないと思うんですが。メロウさなどほとんどない光速ロックン・ロール。世界一格好良いです!!
ノーマルな歌唱を喚きに混ぜてくるボーカリストの選択は、ホント吉と出ています。メニアウェーイ!!

KEEP OF KALESSIN-Armada-The Black Uncharted ★★★ (2006-10-30 22:20:34)

ブラストのスピードにドライブ感を失わないリフが乗ってる時点で驚異的だが、サビはクリーン・ボーカルだわ静寂からスパニッシュ・ギター(だよね?)が現れるわ女声も入るわでやりたい放題。まいりました。

KEEP OF KALESSIN-Armada-The Wealth of Darkness ★★ (2006-10-30 22:53:09)

鋭利なリフは抑え気味の比較的普通のブラックぽい曲かなあ。終わり際のクリーン・ボーカル・パートが私は好きです。
ドラムは、ブラストの裏拍がスネアからタムに移ってるのでしょうか。こんな妙なの初めて聴きましたが。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Vengeance Rising ★★★ (2006-10-29 02:15:07)

ミュートしたおっ・・そろしく速いトレモロ・リフをツーバス連打に連動させて弾くと、ヘリコプターの滑空音になるという新事実をこの曲で発見しました・・・ギターの擬音が「バルルルル・・・」って有り得ねえ~!!
ドライブ感は抑え目ながら、起承転結を越えた展開にブラックらしい邪悪さがある気がします。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Winged Watcher ★★ (2006-10-30 21:11:56)

シンセありアルペジオありボーカルワークも絶唱してるスケールでかいスロー・ナンバーですが、こんな曲でもリフは恐ろしく鋭利で攻撃的。対比が映え過ぎです。

KING CRIMSON-Islands ★★ (2006-09-12 12:14:00)

HM/HRとして聴くと恐ろしく退屈なアルバムだと思いますが、サックス、フルート、コントラバス(だよね?)等による木管アンサンブルを従え、繊細なボーカルやソプラノ・ボーカルやよく分かんない打楽器やメロトロンやらが現れては消えるという、幻想的かつ神秘的な浮遊感に浸れるアルバムです。
私には、インプロ部分の長さがどうとか関係なく、「歌もの」という印象がないです。それだけこの室内管弦楽みたいなムード(いや、良く知りませんけど・・・)が気に入っているのだと思います。つまりは「Keith Tippett Group万歳!!」という結論なのでしょうかね。
フリーキーで暴力的なパートもありますけど、あくまでも神秘の中で蠢いてる感じがあります。狂気と混沌を内包する静謐の美。

これを気に入っている方は必ずTHE 3RD AND THE MORTALもイケますので、その狂気の穴を通れ
…続き

LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death ★★ (2006-05-16 02:05:00)

まず「EPITOME OF ILLUSIONS」を聴いて、次にこの3rdというのも変則的な聴き方だと思うが、何だかシンセが引っ込み過ぎてて、細かい部分が全然聴こえないんですけど・・・ミックスか何か間違えたの?こう意図したのか?確かにシンセの旋律より、マシン・ブラストの破壊力が凄まじい音圧で迫ってきて迫力満点ですけども。
メロディを抑えた神々しい暴虐ブラスト・ドラマと言えば聞こえはいいが、ほぼブラスト一辺倒なのに曲は平均8,9分と長めで正直冗長だし、壮大なシンセの旋律こそこのバンドの核と思っていた私にとって、これはちょっと不満。
でも基本の音楽性は変わってないし、あんまりシンセが目立たなくても充分に魅力的な蹂躙感を体験出来るので、割と満足はしました。Deamonのボーカル表現力が上がってて、絶叫はかなりのおぞましさ。

LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-In Embers of Infernal Greed (2006-05-17 02:08:54)

アルバムの中では6分台と短いし、シンセのメロディが割と前に出ていて聴き易い。神秘と暴虐の猛突進。

LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-Pits of the Cold Beyond ★★ (2006-05-17 02:41:12)

容赦ないブラスト地獄から、宇宙的広がりすら感じるコーラスパートへの展開に痺れます。
長さは5分台。こんな曲ばかりだったら嬉しかったなぁ・・・。

LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-The Supreme Sacrifice (2006-06-12 21:56:08)

正直、展開が冗長過ぎるので薦めるべきでないと思ってたけど、駄目だ。
イントロとアウトロのメロディック・ブラストが素晴らし過ぎて、そこだけ頭から離れない。

LIMBONIC ART-Epitome of Illusions ★★ (2006-04-24 04:35:00)

98年に発表された、1st以前のデモのリ・レコーディング盤。
このバンドの出現でブラックメタルの進化は打ち止めになった、という旨の記事を見た事があったが、聴いてみて納得した。これは「メロディック・ブラック」と言うより、「シンフォニック・ブラック」と言うより、何と言うか「ブラック・シンフォニー」であって、シンセサイザーが装飾の立場を越えている。というか、こっちがメインになっている。ここまでやると、ブラックメタルという騒がしい人間性を統べる神の旋律とでも言いたくなるし、だからこそギャラクシー・ブラックという呼称はぴったりだと思った。ブラックメタルの矜持がメロディによって、これ以上ないほどに蹂躙されていると思う。
加えてドラムが全て打ち込みであるがこれは、バンド解散後にMorfeusが結成したDIMENSION F3Hを聴いていくと、辿り着く先はメタルライブ会場ではなくダンスフロア
…続き

LIMBONIC ART-Epitome of Illusions-Eve of Midnight ★★ (2006-05-17 01:51:56)

ブラストから叙情まで、起伏に富んだ展開を見せるドラマティック・ブラック7分半。長いけど、常にメロディックなので退屈しない。
一番最後、締めのヘヴィ・メタルらしいパートが哀愁もあってとても格好良い。

LIMBONIC ART-Epitome of Illusions-The Black Hearts Nirvana ★★ (2006-05-16 13:53:29)

10分の大曲の上、インストかと思うくらいあまりボーカル出てきません。ギターも「シャーッ」っていってるだけで大した動きもない。
つまりシンセの、神々しくも残酷なメロディの流れにひたすら酔える。

MAYHEM ★★ (2006-07-07 14:14:00)

質問なんですが、1st「DE MYSTERIIS DOM SATHANAS」の作曲クレジットってどこかに載ってるんでしょうか?
ライブDVD「EUROPEAN LEGIONS」のエンドロールで「BURIED BY TIME AND DUST」と「FROM THE DARK PAST」のクレジットは確認できますが、他の曲のクレジットが載っているCDやサイトをご存知の方いらっしゃったら教えて頂けませんか。
「実はカウントが関わっていた」とか、そういう事もあるのかな、とか思ったりするんですけど、どうなんでしょう?

MAYHEM-Chimera ★★ (2006-05-06 21:55:00)

陰鬱で重苦しく、攻撃的な恐怖が押し寄せる、テクニカルな狂気的メタルだと思う。
だが、賞賛意見が多いし、相殺効果で消えると判断した上で、私は正直な意見を書き込みたい。
このアルバムを聴きながら、大袈裟でなく怒りを覚えた理由は、このアルバムが、北欧はノルウェー産という出自が全く感じられなかったからだ。そこらのどうでもいいバンドならいざ知らず、「ブラック・メタル」の始祖であるMAYHEMが、自らが作り上げた狂気の血統から外れて、「ブラック・メタル」のアイデンティティーであるブラストビートを多用していながらも「ブラック・メタル」と呼べない「テクニカル・デスラッシュ・メタル」と呼べる作品を作り上げた事を、私はとても評価する気になれない。
評価で言えば、私は前作の方を上にする。何故なら、アンビエントもしくはエレクトロニカと呼べる方向性は、紛れもなく、ノルウェー産狂気の血統から出て来
…続き

MAYHEM-Chimera-Rape Humanity With Pride (2006-10-06 00:01:50)

「A TIME TO DIE」をまともな曲にした感じかな、と。
馬鹿っ速のドラムの上に意地の悪い変拍子と唐突なキメが突き刺さった超ハイ・スピード・ダーク・スラッシュ。トレモロ・リフにスネアが連動する様は最早笑うしかない。

MAYHEM-De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog ★★★ (2006-04-20 04:38:46)

いきなりイントロから世間に背を向けた疾走のドラマ展開、弦楽器陣とドラムが意図的に一拍ずれて入るリフなど、狂った本能を冷たい知性で統制する手つきこそ、ユーロニモスの真骨頂か。
そして、自らを含めた現実全てへの憎しみを抑えきれないボーカルが聴き手を明確に呪い殺しにかかってくる。
鋭すぎる「虚無」と「憎悪」の間に「正気」が入る余地などない、ブラックメタルの中のブラックメタル。

MAYHEM-Grand Declaration of War-A Time to Die ★★ (2006-04-22 01:52:42)

Hellhammerが何故「鬼神」と呼ばれるか知りたければ、この曲を聴けばいい。「ブラストがいかに速いか」などという背比べを無意味化・児戯化するアヴァンギャルド・ブラスト・ロックンロール。
リスナーを殺す為の時間は、2分も要らない。

MAYHEM-Grand Declaration of War-TO DAIMONION (2006-06-10 01:32:56)

私は、アルバムの中でこれが一番好きな曲なんだけど・・・冒頭のデジタルボイスが格好良いと思ってるの俺だけ?
複雑で技巧的な曲と、エレクトロニカ満載の曲に二分されるアルバムにおいて、唯一シンプルで聴き易いミドルテンポのメタル・ソング。
Maniacのノーマルボイスもシアトリカル風味で魅力的。もっとこんな感じで歌って欲しかった。

MAYHEM-Wolf's Lair Abyss ★★ (2006-04-20 14:25:00)

初のフルアルバムがプレイしているギタリストの「追悼盤」というこれ以上ない衝撃から、3年間の沈黙を経て再結成、リリースされたアルバム。
普通そんなもの前作を越えるどころか、対等に扱えるものにもならんはずだ。殺人事件という凶行の偏見からもそうだし、リーダー死んじゃってるから音楽的にもつながらんだろうし。
なのに、なのに、恐ろしい事にこのミニアルバム、ユーロニモスが刺されたけど「死ななかったら」こんなアルバム作ったんじゃないかと思えるという信じられない連続性と、質の向上があります。
「THE TRUE MAYHEM」の名を恥じないものとなった原因は、新加入のBlasphemerではなく・・・個人的な推測でしかないけど・・・このアルバムに少なからず関わったであろうThe Jesters、つまりULVERのGarmとKnutではないのか・・・タイトルのWolfといい・・・歌詞カー
…続き

MESHUGGAH ★★ (2006-08-07 02:19:00)

http://www.drummagazine.com/html/modules.php?op=modload&name=
News&file=article&sid=1383&mode=thread&order=0&thold=0
このサイトにMESHUGGAHのドラムの譜面があるんですが、2nd収録曲「Beneath」のイントロ間違ってないですか?
4/4拍子*2+5/16拍子で書いてありますが、シンバル聞く限り9/8拍子*4、つまりわざわざ変拍子にしなくていいと思うのですが・・・。
「ダーダダッダダ」のリフを2拍+16分音符1個で書くという難解な事やってますが、これは「ダー」の部分が(9/8拍子の)8分音符4つで、「ダダッダダ」が5つで計9つ、つまり単なる1小節のリフだとしか思えません。シンバルも頭拍打ってるだけでは。
書くべき場所が間違ってるかもしれ
…続き

MESHUGGAH ★★ (2006-08-11 21:29:00)

>s.h.i.さん
おおー!!ありがとうございます~☆ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ
これで「ドラム専門サイトにイチャモンつけてる馬鹿丸出しの素人」呼ばわりされなくて済みます!!(被害妄想ですw)
>ほとんどが4/4で記譜できますよ~
やはりそうですよねー!!「厳密に言えば、変拍子はほとんどない」という確認をしたかったのに先述のような事が書いてあって、その時は「もしや世界で俺一人の勘違いなのか」と一瞬絶望しましたよ・・・。
(確かに4/4でも無理矢理表記出来ますが、にしてもシンバルの位置が間違ってるし、最後5/16ではなくて4/16でしょう)
>リスナーフレンドリーというか、前衛を試みているわけではないバンドだと思うのですよ個人的には
確かに拍子は一線は越えてませんね。
しかし4thアルバム辺りは「一体誰がどう楽し
…続き

MESHUGGAH-Chaosphere ★★ (2006-06-03 02:21:00)

98年発表の3rdアルバム。
前作「DESTROY ERASE IMPROVE」は、ヒトを超越した変拍子感覚が起承転結などの既成概念を嘲笑いまくるプログレッシブ・スラッシュ・アルバムだったと思うが、今作は徹頭徹尾ヘヴィでごり押し、イカれた拍子感覚を見せつけるわけではなくベースにした「音塊」が殴りつけてくるようなスラッシュ/ヘヴィ・メタル。
MESHUGGAH初心者に薦めるとして、奇抜さを好む人には前作、ブルータルなものを好む人には今作がいいかと。あと・・・まーいないと思うが、気味悪いのが良いとか言われれば「NOTHING」で。

MESHUGGAH-Nothing ★★ (2006-06-03 01:44:00)

2004年発表4thアルバム。
前作「CHAOSPHERE」からスピードが抜け落ち、リフもヘヴィというか這いつくばるようなウネウネしたものになり、明らかにこのアルバムは「スラッシュ・メタル」ではなくなったし、最早ヘヴィ・メタル・ファンに薦めるべきではないものだと思う。
拍子を無視しすぎの変態リフこそアイデンティティ、と悟った上で試みられているのは、内省的な感情が渦巻くだけ渦巻いて渦巻きっぱなしの「テクニカル・ドゥーム・トランス」、と言ってみる。私はこっちの方が好み。
私は前作と較べてリフの感触が「エモーショナルになった」と感じた。それは逆に機械的変拍子感覚が(メタルの格好良さでなく)背景になったと言え、曲毎の差異も薄くなってきた事も相まって、次作「CATCH 33」はドラム打ち込みアルバム全1曲という方向に進化、というのも頷けなくもないと思った。

MESHUGGAH-The True Human Design-Futile Bread Machine ★★★ (2006-06-02 23:55:48)

私は寡聞にして、これ以上ふざけた曲を知らない。
スラッシャーをして「首が振れない」と言わしめるほど無茶な曲のキャンプファイヤーバージョンを作る事に意味などあるかッ!!
・・・皆で集まって炎を囲み「手拍子よろしく」などと煽って「おー」と応えて意気込み充分いざ曲を始めてみたところで、連発される裏アクセントリフに誰も付いて行けずことごとくバラッバラな手拍子が夜空に響き渡るだけに決まっとるだろうがッ!!

MOONSPELL ★★ (2006-05-27 17:04:00)

公式HPのPV見ましたが・・・いつからこのバンドはCRADLE OF FILTHのコピーバンドになってしまったんでしょうか・・・。

MOONSPELL-Sin/pecado ★★ (2006-05-27 15:28:00)

97年発表の3rdアルバム。「PECADO」は「SIN」のポルトガル語。
確かにこれは「ゴシック」の範疇に入るアルバムと言え、当時業界を席巻していたであろう、デジタル・ゴシックの波を被ってはいますが、「君ら結局流行に飲まれてるだけやん」とはとても言えないものです。
ゴシックのムード作り・メロディ感覚やデジタルの無機質さだけでなく、TYPE O NEGATIVEあたりの色気も取り込んだこの、ポルトガル産バンドのアルバムは、神聖に対抗する為の「厳粛さ」と、耽美とは違う「妖艶さ」が合体したような独自のゴシック・ロックで、アンチ・キリスト=粗野で野蛮でブルータルとするバンド群とは別次元の宗教性があります。
楽曲・アレンジメントの幅も多種多様で、屈強でありながら混沌、妖艶と無機質の交歓、歌い易い重苦しさなど、様々な要素を違和感なく料理して仕上げています。寡聞にして言わせて貰えば、
…続き

MOONSPELL-Sin/pecado-Let the Children Cum to Me.... ★★★ (2006-05-27 02:07:16)

アルバム中では特に、ゴシック・ファンとして安心して聴ける曲ですね。
神聖とすら言える厳粛なムードの中に漂う、哀愁たっぷりのギターメロディが耳から離れなくなります。
数年前、不意に頭に浮かんだメロディがあって、誰の曲だったか分からず片っ端から所持してるアルバム聞き返してみたらこの曲だった、という経験があるんで、☆は3つ付けるしかありません。

MOONSPELL-The Butterfly Effect ★★ (2006-05-27 16:57:00)

99年発表の4th。
前作「SIN/PECADO」の延長線上の独自性を期待してましたが、完全に「デジタル・ゴシック・デス・メタル」に鞍替え(デス声も大復活)してます。このアルバムで人気が出たというのも、これだけアグレッシブにメタルしてれば頷けます。
ディープで妖艶なボーカルがRAMMSTEINやSAMAELとの差異になってます(③「CAN'T BEE」⑧「DISAPPER HERE」に顕著)。ファストナンバーとスローナンバーが上手く織り交ぜられ、ジャズ・アレンジも上手くはまって飽きずに聴き通せる、優れたデジタル・メタル・アルバムです。

MY DYING BRIDE-As the Flower Withers ★★ (2006-04-27 03:04:00)

92年発表の1st。このバンドの特徴と言えるヴァイオリンをプレイするMartinは、まだゲストプレイヤーとなっている。
ヴァイオリンの悲壮な音色による絶望的ムード、引き摺るようなドゥーミーなリフ、デスメタル然とした疾走パートなど、様々な展開を見せる大作志向の耽美ゴシック・デス。
音質は劣悪、演奏力は稚拙、雰囲気はあるがメロディはない、など素直に楽しめるとは言いにくいが、当時の状況を鑑みれば、非常にプログレッシブな音楽である。それに、彼らは技巧に走らなかったからだと思うが、どのパートも根本的に理解しやすいと思う。魅力的かどうかは別として、冗長でもないというか。
彼らはゴシック・メタル・バンドと認識されていると思うが、このアルバムはまだゴシック「デス」メタルなので注意。

MY DYING BRIDE-Like Gods of the Sun ★★ (2006-04-27 20:55:00)

前作までの大作主義が消え、最も長い曲でなんと、たった7分半(これまでのアルバムでは全て12 分台)。ミドルテンポパートがメインになり、リフにメタル感が宿って耽美意識は減退、音質が良くなって鬱屈感を喪失、耽美系「ドゥーム・メタル」ではなく、ヴァイオリンを導入した暗黒系「ヘヴィ・メタル」になっている。それでも充分重苦しい陰鬱な世界だが、デス/ゴシックに興味ないメタラーを巻き込むにはこの辺りが良さそうだ。
暗黒世界から抜け出せないマニアからすれば、正直なところ・・・聴いてて疲れたから、3rdを聴き返してみたら、元気になってきた、って感じですか(えぇ、事実です)。

MY DYING BRIDE-Like Gods of the Sun-For You ★★ (2006-04-27 21:21:08)

アルバム全体としては薄くなった哀愁は、この曲の静寂パートにまとめられたのではないか。
静かなアルペジオと、うっすらと敷かれるシンセの上を、消え入りそうなギターが微笑んでいるのだ。

MY DYING BRIDE-The Angel and the Dark River ★★ (2006-04-27 15:46:00)

無機質で警告音のようなギター、バイオリン、ピアノ、主旋律、それぞれが孤立しながら無限の共鳴を起こすメランコリック・ゴシックの傑作と個人的に断言したい①、-27℃さんが仰っているように、チャーチオルガンっぽい不協和音が神聖な狂気を醸し出す②、アトモスフェリックなノイズが不安を掻き立てる③、ヴァイオリンメインで6分台と聴き易い④、アコースティック・バラードとドゥームパートの対比が美しい⑤、1st時のようなデスメタルパートを巧みに織り込んだ⑥・・・これだけ特徴を並べ立ててみても結局、駄目な人は「キモイ」の一言で終了するであろう、優れた耽美ゴシックアルバム。
基本路線は前作同様暗黒と絶望に支配された世界だが、デス声が完全消滅した事もあってか、比較的憂愁、哀愁が強く漂っている。幸せだった時代の記憶が少しずつ剥がれ落ちていき、無残な現実が露呈して泣き伏せるような残酷で悲しいドラマが展開・・・あ
…続き

MY DYING BRIDE-The Angel and the Dark River-The Cry of Mankind ★★★ (2006-04-27 18:12:29)

「孤独」の表現を「バンド」で演奏する、という矛盾点を克服した、私が知る限り、唯一の曲。私の人生「最高の曲」として5本の指に入る。
イントロから繰り返される無機質なギターフレーズも、煌びやかで儚いピアノも、憂愁を発散するリフも、リフに接触しながら蠢くベースも、苦悩を吐露する声も、アウトロに到っても繰り返されている無機質なギターフレーズも、全てが絡み合って進行しているはずなのに、気付けば単体で成り立っているようにも聴こえ、実は全員が背を向けて無関係な演奏をしているのに何もかもが奇跡的に噛み合って一つの楽曲を存在させているような、全パートが無限に共鳴している錯覚を、私は覚える。
それは、このバンドがデビュー当時から持っていた、「雰囲気を最重視する」という分かり易い姿勢の成せる業だろう。言い換えれば、演奏技術をひけらかす気も、演奏者として目立つ気もないという事だ。
各パートの孤
…続き

MY DYING BRIDE-The Dreadful Hours ★★ (2006-05-20 15:39:00)

2001年発表7thアルバム。KeyヘルプでBAL-SAGOTHのJonny Maudlinが参加。
5th、6thアルバムは持っておらず、このバンドのCDを購入したのは4th「LIKE GODS OF THE SUN」以来10年振りなんですが、いや、驚きました。「懐かしい」どころじゃないです。
1st収録曲をリメイクしてるから「それなりに原点回帰してるんだろう」と思ってましたが・・・何と、リメイク曲が何一つ違和感なくアルバムに溶け込んでおり、つまり、音楽性は何だか1stっぽい、という有り得なさ。何故そこまで何もかも回帰してますか!?聴いてたらもう、呆れを通り越して、失笑通り越して、突如悟りが開いて泣けます。6thからバンドロゴが1st・ 2nd時に戻ってる事にもっと早く気付くべきでした。
「バイオリンをメンバーとして加入させたのは間違いだった」とでもいうような、哀愁は
…続き

MY DYING BRIDE-The Dreadful Hours-My Hope, the Destroyer (2006-05-23 01:13:04)

このバンドにしてはテンポは速く、メタリックなリフもあって聴き易い。
後半の泣きのハモリは必殺級なのだから、そういうパートをもっと増やしてくださいお願いします。

MY DYING BRIDE-Trinity ★★ (2006-05-01 23:27:00)

95年、3rdの後に発売されたEP集。
内容は、1stフルより前に発表された1stEP「SYMPHONAIRE INFERUNUS ET SPERA EMPYRIUM」から全3曲、1sフル後の2ndEP「THE THRASH OF NAKED LIMBS」から全3曲、2ndフル後の3rdEP「I AM THE BLOODY EARTH」からは2曲だけ、再発でない3rdフルの限定デジパック盤のボーナストラックだった「THE SEXUALITY OR BEREAVEMENT」、で計9曲です。
どれもこれもフルアルバムに入っててもおかしくない曲ばかりだと思います。個人的には東洋呪術のような(と日本人が言うのもどうなのかと思うが)アンビエント・インスト「LE CERF MALADE」が実験的で面白く聴けました。こういうのはEPだからこそ出来るものかと。
平均7分という曲の長さも
…続き

MY DYING BRIDE-Trinity-I Am the Bloody Earth ★★ (2006-05-02 01:34:26)

2nd発表から約一年後に出された2ndEPのタイトルトラック。
ノリやすいデス/ドゥームパート、ヴァイオリンによる哀愁の旋律もさることながら、このバンドにしては珍しく、デス声を使い分けた対話っぽい演出が良い味出してます。

MY DYING BRIDE-Turn Loose the Swans ★★ (2006-04-27 04:27:00)

93年発表の2nd。
ヴァイオリン・ピアノ担当Martin正式加入でバイオリン大増強、ボーカルが低音で歌い込むスタイルに変わってデス声大激減、「デス」が取れてメランコリック・ドゥームに様変わりした。相も変わらずの大作志向なのだが、ひっったすら重い足取りの上を、バイオリンがさらに憂鬱を煽り立てて楽曲は徹頭徹尾沈降、結構手軽に意気消沈出来て、心置きなく絶望と後悔の波に酔う事が出来る(「酔わないといけないんですか」という質問は禁句)。
個人的に「自殺系」というとBURZUMのような、メランコリーを超越した感じを想起してしまうのだが、そうではなくて「耽美絶望系」とでも言うか、ちゃんと「美しい」絶望音楽です。当時のBUURN!のインタビューで、「俺たちはこんな音楽作ってるけど、人生はとてもポジティブ」とか言ってる。

MY DYING BRIDE-Turn Loose the Swans-Sear Me McmxcⅢ ★★ (2006-04-27 19:27:21)

CD聴き始めると普通、垂れ幕が「上がる」と表現するもんだが、これが1曲目にあると、上がってた事に気付かなかった垂れ幕が「下がって」しまう。
重ーいシンセと哀しいヴァイオリンの調べをバックに、暗ーい呟きが7分も。クラシックの持つ哀愁を迷いなく悪利用するその姿勢に乾杯。

NAGLFAR-Diabolical ★★ (2006-10-16 02:32:00)

1stから3年後の98年発表2nd。今作からドラムがMattias Grahnです。
リフはメロディックとはいえ、叙情とは言いがたいブルータル・ブラック、いわゆる慟哭サウンドになりました。同郷のMARDUKスタイルでメロディック・デスやったとでも申しましょうか。
しかし、いわゆるノルウェー・ブラック勢とは決定的に「音圧」が違います。ギターの音質は割とブラック的に「シャー」という擬音ですけど、ドラムが、特にバスドラが凄く硬くて重く、さらにスネアがかなり小さい(ブラスト時などほとんど聞こえません)。シンバル系もEMPERORやSATYRICONと較べれば恐ろしく鳴ってない。
結果ブラックぽい騒がしさがなく、圧倒的に硬質の突進力が毅然と貫かれるブラック・メタル・アルバムとなっています。ドラマーの交代がまた超大吉と出て、疾駆感の揺るぎなさ、格好良さが尋常ではないです(日本盤には
…続き

NAGLFAR-Diabolical-12'th Rising ★★★ (2006-10-16 02:58:54)

メロディック・デス/ブラックを代表する、NAGLFAR一世一代の大名曲であると信じております(今現在3rd以降は知らないんで)。
何が凄いんだと問われても、これ、と言えるものがないというか、何故こんなに素晴らしいのかよく分からないのですけど、怒気に満ちたツーバスの上を流れるトレモロ・メロディに封じられた感情が、展開の妙によって突如「ブワッ!!」と爆発的に理解出来る瞬間があって、購入して数年経ちますけど未だに冷静に聴けません。何度聴いても涙ぐみます・・・洗脳されてるのかな。

NAGLFAR-Vittra ★★ (2006-10-14 23:36:00)

95年発デビュー・アルバム。ドラムがMattias Grahnではありません。
今現在4thまで出てますが、これだけ毛色が違うんではないでしょうか。言い方が難しいですが、ブラックぽいメロディック・デスであると思います。楽曲は突進力や重さより叙情を優先しているようで、音圧も薄い。
トレモロ命なリフ展開にブラック臭がしますが、スピードはブラックというほど速くなく、リフ自体はひたすらにメロディを追って歪な感じが全くない上、時折IRON MAIDENというかIN FLAMESの1stみたいなリフが聞こえてくるので、結果「・・・ああ、マイナー・メタル of スウェーデン in '95」という感慨に浸れる音で御座いましょう。
これと合わせてSACRILEGEとかEUCHARISTとかもどうぞ。時代が感じられます。

NAGLFAR-Vittra-Emerging From Her Weepings (2006-10-14 21:10:13)

「ドラマティックな大作を作ったるぜ!!」という意気込みがイントロから感じられますな。
テンポを抑えたスウェディッシュ・トレモロ・メロディが、朽ち果てた情景を切々と描いて行きます。
デビューアルバムですし、さすがに不器用な感じがありますけど(器用さを売りにしてるバンドではないですが)、メロディのドラマ性のみで6分半もてばそれは才能と言えましょう。終わり際などちょっと感動しましたよ。

NEUROSIS-A Sun That Never Sets ★★ (2006-08-02 01:09:00)

ほんのすこしの平安も許さない前作からすれば、幾分とっつきの良い01年発表の7thアルバム。ボーカルがDave Edwardson(B.)からギタリスト2人に代わって、メロディを追うノーマルボーカル+絶叫になっています。
自己内省の核爆発の後に彼らが提示した世界は、人間ではなく生物としてのヒトの、Bloodを通って辿り着くRootsとしてのAnimism or AnimalismつまりSupernatureをヘヴィかつ真摯に描くSunという大宇宙的視座・・・すいません、自分でも何言ってるかさっぱり分かりません。
言葉より、グロテスクなほど緻密で「赤は血の色」なジャケットの世界観を見てもらった方がイメージしやすいと思います。森羅万象を操舵する馬鹿でっかい音です。
ヘヴィ・パートは天変地異を想起させ、静かなパートはそのスケール故か、神の啓示、精霊の語りといった趣で、「絶望と葛
…続き

NEUROSIS-A Sun That Never Sets-Crawl Back In ★★ (2006-08-02 02:22:37)

おー何かメランコリックだ。というか中間部のメロディが繊細で美しい。
悲しみのスピリチュアル・ドゥーム。イントロの時点で投げないで下さい。

NEUROSIS-A Sun That Never Sets-Falling Unknown ★★ (2006-08-02 02:07:04)

13分も聴けてしまうのは音像の説得力が違うからなんでしょう。


MyPage