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mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 301-350
EMPEROR-Thorns vs. Emperor
EMPEROR-Emperial Live Ceremony
EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Majesty of the Nightsky
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Towards the Pantheon
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Cosmic Keys to My Creations & Times
EMPEROR-In the Nightside Eclipse
ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order-Ordo ab chao: The Scarlet Communion
ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order-Châtiment de la Rose
ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order-Black Death, Nonetheless
ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order
ENSLAVED-Isa-Isa
ZYKLON-Aeon-An Eclectic Manner
SATYRICON-Nemesis Divina-Immortality Passion
SATYRICON-Nemesis Divina-Forhekset
SATYRICON-Nemesis Divina-Du som hater Gud
LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-The Supreme Sacrifice
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Prime Evil Renaissance
SATYRICON-Rebel Extravaganza-The Scorn Torrent
SATYRICON-Rebel Extravaganza-A Moment of Clarity
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Supersonic Journey
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Havoc Vulture
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Filthgrinder
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Tied in Bronze Chains
DODHEIMSGARD-666 International-Completion
DODHEIMSGARD-666 International-Sonar Bliss
MAYHEM-Grand Declaration of War-TO DAIMONION
SATYRICON
ULVER
MESHUGGAH-Chaosphere
MESHUGGAH-Nothing
MESHUGGAH-The True Human Design-Futile Bread Machine
DODHEIMSGARD-666 International
CADAVER INC.-Discipline-Reptile Robots
CADAVER INC.-Discipline-Rupture
CADAVER INC.-Discipline-Deliverance
CADAVER INC.-Discipline-Manic
CADAVER INC.-Discipline-Killtech
ENSLAVED-Isa
CADAVER INC.-Discipline
MOONSPELL
MOONSPELL-The Butterfly Effect
MOONSPELL-Sin/pecado
MOONSPELL-Sin/pecado-Let the Children Cum to Me....
ATROX
XASTHUR
EDGE OF SANITY-Crimson
ANATHEMA-Alternative 4
MY DYING BRIDE-The Dreadful Hours-My Hope, the Destroyer
XASTHUR-Hedengang / A Curse for the Lifeless-Blood From the Roots of the Forest
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EMPEROR-Thorns vs. Emperor ★★ (2006-06-22 20:46:00)

「ノルウェー最後の大物」との呼び声もあったTHORNSの復帰に際してEMPERORが大々的に協力したような形の、THORNSとEMPERORのスプリットCDでいいと思います。98年発表で、2ndと3rdの間になりますか。以下、曲目。
①「EXORDIUM」(emperor) ②「AERIE DESCENT」(thorns) ③「I AM」(emperor)
④「AERIE DESCENT」(emperor) ⑤「THUS MARCH THE NIGHTSPIRIT」(emperor) ⑥MELAS KHOLD」(thorns)
⑦「THE DISCIPLINE OF EARTH」(thorns) ⑧「COSMIC KEY」(thorns)
ベスト盤「SCATTERED ASHES」には③と④だけが収録されてます。正直EMPERORの曲はリミックスばっかなので、これ
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EMPEROR-Emperial Live Ceremony ★★ (2006-06-22 01:16:00)

CDは発売当初購入しましたが、このアルバムによって私のEMPERORの評価が180度変わりました。
1st、 2ndの篭った音質に背を向け(3rdは買わず)ろくに聴き込みもしてなかったんですけど、このCDを聴いている間中、高い演奏力と尋常じゃない勢いに呆然としっぱなしで、聴き終えた後は今までの自分が持っていたブラック・メタルに対する稚拙な理解力を呪いましたね。特に「I AM THE BLACK WIZARDS」がこんなに格好良い曲だったなどとは、夢にも思わなかった。
さらにDVDはもっととんでもない事になっており、特に、 2nd以降の複雑なリードギターを完璧にこなしながら力強い絶叫をとぎらせる事なくしかもノーマルボーカルでコーラスワークまでこなすIhsahnの姿には絶句する以外ない。確実に、この人より上手いブラック・メタル・ギタリストはいません。
あとやはりライブならで
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EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk ★★ (2006-06-21 02:24:00)

私はこのアルバムが、何故こんなにも音質が悪いのかさっぱり分からない。
前作のような割とシンプルなブラック・メタルではない、かなり凝ったアレンジが随所に施されたドラマティック・カオティック・ブラックとして孤高の音楽性を提示しながら(アルバムの裏面には「Empeor performed Sophisticated Black Metal Art Exclusively!」とすら表記されている)、こんなアングライズム溢れる音質にする必要性がどこにあるのだろう・・・音質によって楽曲の細やかさやダイナミズムを死んでいる気がする(もしかすると、メンバーの問題等からして「必然」だったのかもしれないが)
3rd以降の洗練された音質を知っているからだろうが、このアルバムはどうしても素直に誉められない。
ブラック・メタルの邪悪さを精神から音楽に落とし込んで生まれたのは、凄まじく複雑で技巧的
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EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Majesty of the Nightsky (2006-06-20 02:01:31)

シンフォニック・ブラックの美しさ満載。シンセのメロディ全開ドラマ全開、なのに4分台で邪悪さも薄く聴き易い。殺気に満ちた凍土に咲いた、一輪の花。
でも次の曲ですぐ枯れる・・・。

EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Towards the Pantheon ★★★ (2006-06-20 01:44:47)

疾走感ではなくムード重視の曲で(哀愁にチェックを入れたのはこの為で、哀愁が強いわけではないです)、比較的邪悪さは薄いものの、イントロのシンセから感じる背筋が凍るようなドラマへの期待は、見事に果たされる。
中間部のブラストからミッドテンポに切り替わる瞬間とか好きで・・・いや、個人的に、急にテンポを落とすドラマ展開は本当大好きなんです。

EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Cosmic Keys to My Creations & Times ★★★ (2006-06-20 01:17:06)

この疾走感は大好き。何かが憑依してるとしか思えんFaustの派手なドラムが最高だ!!
あと中間部のつなぎの部分、リズミカルに跳ねるシンセと、その裏のメロディックなギターリフが格好良い。

EMPEROR-In the Nightside Eclipse ★★ (2006-06-19 14:50:00)

日本盤が発売された当時、初心者メタラーだった私は、DISSECTIONの1stアルバムをデス声に頭痛をこらえながら理解し、IN FLAMESやAMORPHIS等のメロディック・デス世界に少しづつ足を踏み入れていったが、このアルバムだけはどうしても聴けなかった。
モノクロのメンバー写真のおぞましさもさることながら、スウェディッシュ・デスと較べても異常に篭った音質、発狂しっぱなしのヒステリック・ボーカル、女声の悲鳴にも聞こえるシンセの音色(THE BUNNING SHADOWS OF SILENCEのイントロ)・・・音楽以前に、アルバム全体包む音像そのものにただ立ち竦んでいたように思う。
このアルバムを聴きながら安眠出来てしまう今現在から振り返れば、3rd以降のこのバンドや CRADLE OF FILTH、DIMMU BORGIR等のメジャー感覚のブラック・メタル・バンドが、間口
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ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order-Ordo ab chao: The Scarlet Communion (2006-06-16 03:05:36)

珍しく、ギターが格好良いと思った曲。
ブラスト時はやはりシンセが乱舞しますが、ミッドテンポパートは地味にギターが生きてます。やっぱこういうパートもないと。

ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order-Châtiment de la Rose ★★ (2006-06-16 02:44:57)

クラシカル・ブラストのオーケストレーションに惚れ惚れするわ。
中間部のノーマルボーカルも苦悩が感じられていい。

ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order-Black Death, Nonetheless ★★ (2006-06-16 02:14:17)

スローパートを挟むドラマティックな曲・・・いやもうこれくらいの攻撃性が丁度ですよ私には。
リズミカルなオーケストレーションが恐怖を煽りまくってます。クレッシェンドするブラスっぽい音色も目新しい。

ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order ★★ (2006-06-16 01:45:00)

2001年発表の3rdフル・アルバム。私はこれしか聴いた事ないです。
どうやらこのバンド、CRADLE OF FILTHが比較対象にされてしまうようで、確かにどちらも「シンフォニック・ブラック」と言って間違いないから仕方ないですが、私としてはMARDUK と比較したくなりました。「どクラシカル・MARDUK」。MARDUKは重戦車に例えられるように現実の血生臭さがありますが、こちらは神々の戦争みたいな華やかさがある大虐殺サウンド。どちらにせよ、CD聴き終える頃には尊い命が万単位で消えてます。天晴れ。
ブラック・メタルは大概、シンセをムード作り(耽美)の為に活用してきたと思いますが、ドラムもボーカルもギターもオーケストレーションもここまで対等に攻撃的なアレンジを施したバンドはほぼないような気がします。
「クラシカル」という言葉を聞くとどうしても、静かで繊細で優雅な雰囲気が
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ENSLAVED-Isa-Isa ★★ (2006-06-14 13:40:35)

スピードもブルータリティもない、凄まじくシンプルなミッドテンポ・メタルだが、ボーカル、リフ、SEの音色など、ブラック・メタル以外の何物でもない要素だけで構成されており、醸し出されるムードが恐ろしく冷ややかで、狂っていて、尖っている。

ZYKLON-Aeon-An Eclectic Manner (2006-06-14 12:57:15)

・・・このミッドテンポの重量感、このシンセの不穏さ・・・
全体的にはデス・メタルと言えるアルバムだが、この曲からは、むせ返るようなブラック・メタル臭を感じる。初期EMPERORに直結してるんじゃないでしょうか。

SATYRICON-Nemesis Divina-Immortality Passion ★★ (2006-06-13 02:19:01)

中盤にある、執念を感じるリフの執拗な繰り返しがいい。終盤のブラストも痙攣しっぱなしだし。
8分になったのは展開のせいというより、ただただ狂気の沙汰である。

SATYRICON-Nemesis Divina-Forhekset ★★ (2006-06-13 01:58:20)

「DU SOM HATER GUD」同様4分台の疾走曲だが、こっちの方はドラマティックに展開、シンセもあってか華やかさもある。

SATYRICON-Nemesis Divina-Du som hater Gud ★★★ (2006-06-13 01:42:33)

小細工のない威風堂々・ブラック。
激速ではないけどこの荘厳さこそノルウェー・ブラック、そしてSATYRICONの真骨頂。

LIMBONIC ART-Ad Noctum: Dynasty of Death-The Supreme Sacrifice (2006-06-12 21:56:08)

正直、展開が冗長過ぎるので薦めるべきでないと思ってたけど、駄目だ。
イントロとアウトロのメロディック・ブラストが素晴らし過ぎて、そこだけ頭から離れない。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Prime Evil Renaissance (2006-06-12 12:22:18)

この曲だけとてもシンプルな構成です(でも6分)。疾走もしないので、ゴシック・メタルみたいだ・・・というか次作「VOLCANO」以降の作風と同じなのかな?このアルバムの中だと目立たないですが・・・。
歌というか、ステイトメントを読み上げるようなボーカルワークです。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-The Scorn Torrent (2006-06-12 03:23:34)

アルバム中最も実験的な曲ではないかと。SEやら女声やらノーマル男声やらいろいろあるし10分越えるし。正直、女声が出て来た時は笑ったが・・・いきなり演劇かよ。
終わりのブラストの長さはちょっとおかしい。Frostは本当に人間か?

SATYRICON-Rebel Extravaganza-A Moment of Clarity ★★★ (2006-06-12 02:58:28)

この曲、ほぼ走らないし較べると地味ですけど、前作「NEMESIS DIVINA」に通じる哀愁があると思うのは俺だけだろうか・・・いやいや、リフが全部泣いてるじゃん!!

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Supersonic Journey ★★ (2006-06-12 02:44:51)

SUPERSONICを冠するだけあって、速度に重点が置かれている。が、対照的にボーカルは変わらず遅いというか落ち着いていて、威厳が失われない。
Satyrのボーカルはもっと評価されるべきだと思えてきた。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Havoc Vulture ★★★ (2006-06-12 02:32:36)

この曲は重々しいボーカルが凄まじく格好良いな!!是非、歌詞を見ながら聴いて欲しい。HAVOC!! VULTURE!!
疾走感も効果的に取り入れられている・・・中間部は何故か楽しげだが・・・。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Filthgrinder ★★ (2006-06-12 02:21:39)

サビのリフが好きです。ブラスト・ビートの勢いを間延びしたようなリフが殺してるので、遅いのか速いのか分からん。
どちらにせよ、アルバム中では最も普遍的なブラック・メタルだと思う(これで!!)。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Tied in Bronze Chains ★★★ (2006-06-12 02:13:32)

冒頭がブラスト・ビートで始まるが、この曲はひねくれた展開を繰り返すミッド・テンポの曲。複雑過ぎる展開は逆に、邪悪な声を一つ一つ吐き出し続けるSatyrのボーカルスタイルに威厳を与えている。
つまり、ボーカルが10分強のドラマを従えているわけで、ここまでやりたい放題やってさぞかし楽しかったろうなーSatyrは。

DODHEIMSGARD-666 International-Completion ★★★ (2006-06-10 04:21:12)

ラスト・トラック。もうブラック・メタルの片鱗もほとんどないサイバー・ブラック・ディスコ・ビートみたいなもの。メンバーの反逆の精神が、凝り固まったスタイルすらも破壊したその残骸と、その浮遊、その神秘。全世界を敵に回す悪魔の音塊は、これにてCompletion(完成)。
「666 INTERNATIONAL」。今日からこれを座右の銘にしたいな。

DODHEIMSGARD-666 International-Sonar Bliss ★★★ (2006-06-10 03:02:32)

正直他の曲は、ドラマもまとまりもへったくれもない異星人音楽ですけど、この曲だけメインリフや構成がかろうじてあります。
コズミック・シアトリカル・ブラック・メタルとして万人にお薦め・・・いやもう、このカテゴライズが万人に向けたものでないな・・・。

MAYHEM-Grand Declaration of War-TO DAIMONION (2006-06-10 01:32:56)

私は、アルバムの中でこれが一番好きな曲なんだけど・・・冒頭のデジタルボイスが格好良いと思ってるの俺だけ?
複雑で技巧的な曲と、エレクトロニカ満載の曲に二分されるアルバムにおいて、唯一シンプルで聴き易いミドルテンポのメタル・ソング。
Maniacのノーマルボイスもシアトリカル風味で魅力的。もっとこんな感じで歌って欲しかった。

SATYRICON ★★ (2006-06-08 18:06:00)

今月号のBurrn!にSatyricon(Satyr)のインタビューきましたね!
Satyrのブラック・メタル観が理解出来る、優れたインタビューだと思います。

ULVER ★★ (2006-06-05 23:37:00)

>(゜△。)さん
「このCDを聴け」の欄で会話するのもどうかと思うのでこちらに書き込みます。
「PERDITION CITY」のジャケット文の英訳わざわざすみません。
なるほど駅じゃないのですねー。歌詞カードには夜の都市の写真が載ってるから何となくそんな感じで書いてしまいました。
今後はもっと詳しく調べてから書き込むようにします。

MESHUGGAH-Chaosphere ★★ (2006-06-03 02:21:00)

98年発表の3rdアルバム。
前作「DESTROY ERASE IMPROVE」は、ヒトを超越した変拍子感覚が起承転結などの既成概念を嘲笑いまくるプログレッシブ・スラッシュ・アルバムだったと思うが、今作は徹頭徹尾ヘヴィでごり押し、イカれた拍子感覚を見せつけるわけではなくベースにした「音塊」が殴りつけてくるようなスラッシュ/ヘヴィ・メタル。
MESHUGGAH初心者に薦めるとして、奇抜さを好む人には前作、ブルータルなものを好む人には今作がいいかと。あと・・・まーいないと思うが、気味悪いのが良いとか言われれば「NOTHING」で。

MESHUGGAH-Nothing ★★ (2006-06-03 01:44:00)

2004年発表4thアルバム。
前作「CHAOSPHERE」からスピードが抜け落ち、リフもヘヴィというか這いつくばるようなウネウネしたものになり、明らかにこのアルバムは「スラッシュ・メタル」ではなくなったし、最早ヘヴィ・メタル・ファンに薦めるべきではないものだと思う。
拍子を無視しすぎの変態リフこそアイデンティティ、と悟った上で試みられているのは、内省的な感情が渦巻くだけ渦巻いて渦巻きっぱなしの「テクニカル・ドゥーム・トランス」、と言ってみる。私はこっちの方が好み。
私は前作と較べてリフの感触が「エモーショナルになった」と感じた。それは逆に機械的変拍子感覚が(メタルの格好良さでなく)背景になったと言え、曲毎の差異も薄くなってきた事も相まって、次作「CATCH 33」はドラム打ち込みアルバム全1曲という方向に進化、というのも頷けなくもないと思った。

MESHUGGAH-The True Human Design-Futile Bread Machine ★★★ (2006-06-02 23:55:48)

私は寡聞にして、これ以上ふざけた曲を知らない。
スラッシャーをして「首が振れない」と言わしめるほど無茶な曲のキャンプファイヤーバージョンを作る事に意味などあるかッ!!
・・・皆で集まって炎を囲み「手拍子よろしく」などと煽って「おー」と応えて意気込み充分いざ曲を始めてみたところで、連発される裏アクセントリフに誰も付いて行けずことごとくバラッバラな手拍子が夜空に響き渡るだけに決まっとるだろうがッ!!

DODHEIMSGARD-666 International ★★ (2006-06-01 02:01:00)

99年発表の、タイトルが素晴らし過ぎる3rd。一応断っておくと、私はこのアルバムしか聴いた事がない。
ZYKLON の1st、LIMBONIC ART、ANAAL NATHRAKH等、デジタル/インダルトリアル要素を取り込んだ「サイバー・ブラック・メタル」はそこそこあると思うが、このアルバムはそれらと一緒にすると痛い目に遭う。最早「サイバー」などという形容詞を付ければ安心出来る音楽ではない。個人的な事を言わせてもらえば、CDを聴いている間中「何をもってブラック・メタルとするのか」という命題が終始頭から離れなかった。
私が三日三晩、暇があればこのアルバムに付き合って、ついに親近感が持てたきっかけは、意外にもラスト・トラック「COMPLETION」だった。何故意外かと言うと、ピアノ・インストを除けば、この曲がアルバム中で最もブラック・メタルらしくないからだ。完全に、ブラック・メタ
…続き

CADAVER INC.-Discipline-Reptile Robots ★★ (2006-05-30 10:41:18)

これは8曲目です。
私にとって⑦⑧⑨の流れがこのアルバムのハイライトになってる原因を探ると、私の好みがブルータリティではなく、メロディだからでしょう。
この曲のどこがメロディックやねんという感じですが、リフ自体は忙しく動いてて音の流れはある。緩急もありますしリフが印象に残るのです。

CADAVER INC.-Discipline-Rupture ★★★ (2006-05-30 01:52:20)

この曲のボーカルが、アルバム中で突出して発狂してますが、この歌を超越した、天まで届く厭世の叫びはクレジットからしてもしや、Fenriz御大だろうか?!
どちらにせよ、もう「ウヤワワワワーッ!!」って感じで歌詞読む気ないし!!Lord Wormもびっくりの格好良さ(悪い意味で)!!

CADAVER INC.-Discipline-Deliverance ★★★ (2006-05-30 01:29:14)

ミドル~ファスト・テンポも格好良く叩けるからブラストも生きてくる、といういい見本になる曲ですね。ドラマティック暴動スペシャル。
1曲目はブラスト大全開で、2曲目にこの、複雑で激しい構成の曲が来るというのは優れた曲順だと思う。

CADAVER INC.-Discipline-Manic ★★★ (2006-05-30 01:04:04)

鬼ッ速のスラッシュ・ビートがド偉い格好良さ!!何すかこのシンバル!!
さらにツーバスの鬼連打やら鬼のブラストやらもう鬼だらけだ!!
タイトルは「躁病」でいいのか?いいよね。正にそんな感じ。躁の鬼です。

CADAVER INC.-Discipline-Killtech ★★ (2006-05-30 00:50:11)

この曲のイントロからブリッジへの突入が、アルバムの中で一番痺れたパートです。「行くぞオラァーッ!!」って感じ。いや全曲そんな感じですが。
ゲストでFaustが何か喋ってます。

ENSLAVED-Isa ★★ (2006-05-29 10:36:00)

2004年発表の8thアルバム。
速さにこだわってるわけでもない特別ブルータルなわけでもない、寒々しいメロディに満ちてもない勇壮なコーラスがあるわけでもないときて、日本ではヴァイキングファンやブルータルマニア、さらにブラック愛好者にまでそっぽ向かれてるであろう昨今のENSLAVED&このアルバムですが、彼らの根底に流れるブラック・メタル魂はなーんも変わってない事は一聴して分かります。
何と言うか、ブラストやらブルータリティやらヴァイキング・ハーモニーやらそういった、技巧的・表面的なものを全部取り去ったら、ノルウェー・ブラックの精髄・真髄だけが恐ろしく高純度で結晶化した、みたいなアルバムだと思います。
言い換えると、メジャー化しているという点はCRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRと同じなのに、要素の取捨選択が彼らと「逆」。
だからオフィシャルHP
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CADAVER INC.-Discipline ★★ (2006-05-28 00:43:00)

何なんでしょうかこのハイスピード・テクニカル・突貫・血飛沫・メタルとしての鬼のクオリティは。
スラッシュ/デスから引き継いだ残忍で殺傷力の高いリフ・ワークを、90年代ブラック・メタルが培ったブラスト技術+絶叫の手法で彩ったといった趣で、まー、うるさいわ忙しいわ狂ってるわ笑うしかないわですけど、曲は3分台で聴き易い上、展開もブラストに頼り過ぎずメタル的な格好良さもアリときてつまり、初心者スラッシャーからブラックマニアまで全員納得せざるを得ないこの問答無用さ加減は実のところノルウェーの奇跡ではないでしょうか。
私はこれ正直、ブラック・メタルと言わない方がいいと思います。邪悪(Evil)とは言えないし、音質も比較的普通で、マニアのものにしておくべきでないかと・・・いやApollyonは時折発狂しますけど。
無理に例えるなら、1349の「BEYOND THE APOCALYPS
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MOONSPELL ★★ (2006-05-27 17:04:00)

公式HPのPV見ましたが・・・いつからこのバンドはCRADLE OF FILTHのコピーバンドになってしまったんでしょうか・・・。

MOONSPELL-The Butterfly Effect ★★ (2006-05-27 16:57:00)

99年発表の4th。
前作「SIN/PECADO」の延長線上の独自性を期待してましたが、完全に「デジタル・ゴシック・デス・メタル」に鞍替え(デス声も大復活)してます。このアルバムで人気が出たというのも、これだけアグレッシブにメタルしてれば頷けます。
ディープで妖艶なボーカルがRAMMSTEINやSAMAELとの差異になってます(③「CAN'T BEE」⑧「DISAPPER HERE」に顕著)。ファストナンバーとスローナンバーが上手く織り交ぜられ、ジャズ・アレンジも上手くはまって飽きずに聴き通せる、優れたデジタル・メタル・アルバムです。

MOONSPELL-Sin/pecado ★★ (2006-05-27 15:28:00)

97年発表の3rdアルバム。「PECADO」は「SIN」のポルトガル語。
確かにこれは「ゴシック」の範疇に入るアルバムと言え、当時業界を席巻していたであろう、デジタル・ゴシックの波を被ってはいますが、「君ら結局流行に飲まれてるだけやん」とはとても言えないものです。
ゴシックのムード作り・メロディ感覚やデジタルの無機質さだけでなく、TYPE O NEGATIVEあたりの色気も取り込んだこの、ポルトガル産バンドのアルバムは、神聖に対抗する為の「厳粛さ」と、耽美とは違う「妖艶さ」が合体したような独自のゴシック・ロックで、アンチ・キリスト=粗野で野蛮でブルータルとするバンド群とは別次元の宗教性があります。
楽曲・アレンジメントの幅も多種多様で、屈強でありながら混沌、妖艶と無機質の交歓、歌い易い重苦しさなど、様々な要素を違和感なく料理して仕上げています。寡聞にして言わせて貰えば、
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MOONSPELL-Sin/pecado-Let the Children Cum to Me.... ★★★ (2006-05-27 02:07:16)

アルバム中では特に、ゴシック・ファンとして安心して聴ける曲ですね。
神聖とすら言える厳粛なムードの中に漂う、哀愁たっぷりのギターメロディが耳から離れなくなります。
数年前、不意に頭に浮かんだメロディがあって、誰の曲だったか分からず片っ端から所持してるアルバム聞き返してみたらこの曲だった、という経験があるんで、☆は3つ付けるしかありません。

ATROX ★★ (2006-05-26 02:30:00)

>Usher-to-the-ETHERさん
今MonikaのHPにあるインタビューを読んでみたんですが、逆じゃないですかね。
「ORGASM」を聴いてはないんで分かりませんが、「ORGASM」では今までの歌い方に自信がなくしてしまって"Contentum"(2nd)の時のように“weird"でもなく“indian, arabian influenced"もあまりない歌い方になっている、と読みましたが、私の訳し間違いですかね・・・どうでしょう?
しかし・・・レーベル側から「もっと普通に歌え」と言われてたみたいっすねー・・・その方が女性ボーカルメタルとして売れるからだろうけど、個人的には「ふざけんな!」と言いたいわ・・・まー、Monika自身がお気に入りのアルバムが「TERRESTRIALS」と言ってるのが救いですけど・・・。

XASTHUR ★★ (2006-05-24 11:38:00)

>Kamikoさん
どーも初めまして。
ええ、全く素晴らしいバンド(と言っていいのか)だと思います。
私はここ数年CD自体あまり買ってなくて、この界隈もまだ疎いんですが・・・最初聴いた時、「まだノルウェーも頑張ってるなぁ」と思ったら、アメリカ産だと知ってたまげましたよ。
このアメリカン・孤独ゾンビ界隈は、XASTHURとJUDAS ISCARIOTぐらいしか登録されてないっぽいから、これから充実していくといいですねー。

EDGE OF SANITY-Crimson ★★ (2006-05-23 11:26:00)

全1曲40分弱のアルバムという事で、YESやGENESIS等、往年の70年代プログレ大作主義をデスメタルでやってみたかったらしいですけど・・・「同じ事を試みて他のバンドは失敗したが、俺たちは成功した」とライナーノーツで自画自賛してますが、正直、聴き終えて出て来た言葉は、「どこがやねん」。
確かにデスメタルリフの一つ一つは格好良いし、叙情パートもメロディックで文句ないんですが、その繰り返しが40分続くどうにも一直線な内容。例えば(素人考えですが)、ゴシックパートやドゥームパートを盛り込んだり、ハードコアや正統派ヘヴィ・メタルの要素を入れるとか、「デスメタル」というジャンルに収まる「ドラマティックな大作」や「壮大な物語」は出来ると思えますが、そういった多様性は、はっきり言って皆無。
ドラマというより、幻覚としか思えないぶっ飛んだ物語性に強引に納得・感動させられるGENESISの「
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ANATHEMA-Alternative 4 ★★ (2006-05-23 02:01:00)

ゴシックの括りから外れ出した前作「ETERNITY」からさらに、ゴシック特有の耽美意識や重さが消えた、どころか、メタルの質感まで薄くなり、このアルバムにある音楽性は「プログレ」と言った方がいい。
この後ANATHEMAは結局、ロックというか、RADIOHEADに近くなっていくわけで、「プログレ」という言い方は正直間違っていると思うが、他にどうにも言い表しようがない。ただ、ANATHEMAは実のところPINK FROIDに多大な影響を受けているようなので、やっぱり合っている気もする。そんな感じの憂愁ロック。
10曲中6曲がDuncan Patterson(B)作曲で、Daniel Cavanagh(G)信者の私としては、最も聴く頻度が低いアルバム。具体的に言うと、Duncanはどうも、装飾の音色に雰囲気を任せ過ぎというか、使い方が安直だと思うのですがどうでしょうか。対してDan
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MY DYING BRIDE-The Dreadful Hours-My Hope, the Destroyer (2006-05-23 01:13:04)

このバンドにしてはテンポは速く、メタリックなリフもあって聴き易い。
後半の泣きのハモリは必殺級なのだから、そういうパートをもっと増やしてくださいお願いします。

XASTHUR-Hedengang / A Curse for the Lifeless-Blood From the Roots of the Forest ★★★ (2006-05-22 02:55:29)

かつては血塗られた戦場だった暗黒の森から、全生命に対して発散する、気圧を変える程の膨大な瘴気。それくらいスケールのでかいドゥーム・ブラックの名曲。10分越えます。
悪夢的憂愁を支えるギターアルペジオ、悲痛なメインメロディを奏でる(多分)ベース、怖すぎる地縛霊コーラス、何気にちゃんと展開する構成、メランコリック・ドゥーム・ドラマと言って差し支えないです。
これはしかし、夜に聴くと、本当に「何か」が来ます。


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