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mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
NOKTURNAL MORTUM-Nechrist-Nechrist:the Dance of Swords
NOKTURNAL MORTUM-Nechrist-In the Fire of the Wooden Churches
CARCASS-Heartwork-Doctrinal Expletives
CARCASS-Heartwork-Blind Bleeding the Blind
CARCASS-Heartwork-Arbeit macht Fleisch
CARCASS-Swansong-Cross My Heart
CARCASS-Heartwork-Heartwork
CARCASS-Heartwork-No Love Lost
CARCASS-Heartwork
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Lavaging Expectorate of Lysergide Composition
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Carneous Cacoffiny
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Pedigree Butchery
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse
CARCASS-Reek of Putrefaction
BLUT AUS NORD-MoRT
BLUT AUS NORD-Thematic Emanation of Archetypal Multiplicity
TWILIGHT-Twilight
ABORYM-Generator-Man Bites God
ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea
ABORYM-Generator-Suffer Catalyst
ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage)
ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World
ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi)
ABORYM-Generator
ABORYM
SENTENCED-Crimson
SENTENCED-Crimson-One More Day
SENTENCED-Crimson-Broken
Crimson-Home in Despair
EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk-Thus Spake the Nightspirit
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark
KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Pain Humanised
KEEP OF KALESSIN-Armada
KEEP OF KALESSIN-Armada-Armada
KEEP OF KALESSIN-Armada-The Wealth of Darkness
KEEP OF KALESSIN-Armada-Into the Fire
KEEP OF KALESSIN-Armada-The Black Uncharted
KEEP OF KALESSIN-Armada-Crown of the Kings
KEEP OF KALESSIN-Armada-Winged Watcher
CANNIBAL CORPSE-Vile-Absolute Hatred
KEEP OF KALESSIN-Armada-Many Are We
KEEP OF KALESSIN-Armada-Vengeance Rising
KEEP OF KALESSIN
SENTENCED-Frozen-Let Go (The Last Chapter)
SENTENCED-Frozen
HEAD CONTROL SYSTEM
NAGLFAR-Diabolical-12'th Rising
NAGLFAR-Diabolical
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NOKTURNAL MORTUM-Nechrist-Nechrist:the Dance of Swords ★★★ (2006-12-07 21:48:57)

民族音楽とブラックの融合ですけど、どっちが土台なのか全く分からない次元まで来ている凄まじい楽曲です。印象に違和感はあっても、構成に違和感はないと思います。
こんな曲他の誰が作れるんだ、と思いつつ聴いていくと、スラブに対する畏怖めいたものを感じますよ。これぞ唯一無二。

NOKTURNAL MORTUM-Nechrist-In the Fire of the Wooden Churches ★★★ (2006-12-07 19:18:31)

スラブの大地が燃え上がっている・・・怨念と哀愁が絡み合っていくドラマティック・ブラック。
終盤、疾走するスラヴォニック・フォークロアが感動的。泣きます。

CARCASS-Heartwork-Doctrinal Expletives ★★★ (2006-12-02 01:54:17)

世の中を皮肉って嘲笑ってるようなひょうきんさがあり、アルバムの中では浮いてると思います。中途半端なノリの良さ・キャッチーさが、返って吐き気をもよおすと言うか。
このアルバムは⑦⑧⑨が地味なんで、確かに隠れた名曲かもしれない。

CARCASS-Heartwork-Blind Bleeding the Blind ★★ (2006-12-02 01:36:43)

ソロの掛け合いも盛り込まれながら、重いドラマが展開するダーク・メタル。デス・メタルではない気がします。
これを歌モノとして聴くのはデス声に慣れないと難しいかもしれない。疾走感もありませんし・・・冒頭の高揚感のなさといったらないです。

CARCASS-Heartwork-Arbeit macht Fleisch ★★★ (2006-12-02 00:54:25)

原題「ARBEIT MACHT FLEISCH」。
お先真っ暗な世の中を時間に急かされて生きる感じの、絶望的な疾走感が堪らないですね。
この歌詞で、「Blood,sweet,toil,tears」のサビに華があったら嘘になります。この盛り上がらなさが素敵な地獄なのです。対比として旋律のあるソロが、残酷なほどの甘美さを持ち得ています。曲の終わり方も格好良いです。

CARCASS-Swansong-Cross My Heart (2006-12-01 02:22:18)

絶望的に盛り上がらないサビが、心底救いようがありません。これぞダーク・メタル。

CARCASS-Heartwork-Heartwork ★★★ (2006-11-30 02:59:43)

聴き易さも含め、やっぱりこれが最高の楽曲です。鮮血が霧のように噴出すツイン・リード、情感豊かなソロ、キャッチーなサビ、緩急織り交ぜた構成・・・デス・メタル史上に燦然と輝いているはずです!!

CARCASS-Heartwork-No Love Lost ★★★ (2006-11-30 02:40:50)

PV見るまで何の印象にも残りませんでした御免なさい。それくらい素晴らしい映像なので是非。

Bill Steerによる感情が死にまくったリフだけで構成されてます。しかもミドルテンポ。この世の終わりです。正に「憎しみだけが残る」。
次作「SWANSONG」とつながりは強い曲と言えなくもない。

CARCASS-Heartwork ★★ (2006-11-29 03:04:00)

「迫力」「暴力」といった要素で聴かせる音でなく、どちらかと言えば繊細かつ病的なデス・メタルであると思います。曲構成は「突進」「騒乱」といった感覚は排除、ミドルテンポの導入などにより落ち着いており、メタリックで整然と構築されてます(様式に則っていると言えばいいのか)。
Bill Steer(G.)のリフは前作から格段に進歩していると思います。音の運び方がいちいち分かりにくく盛り上がらない、グラインド・コアやりすぎて気が触れたようなリフばかりで、これが非常に繊細で醜く、気高い。私はこのリフの音を追うのが死ぬほど好きでして、濁流の蠢きのような③「NO LOVE LOST」、疾走する旋律が押しなべて病的な⑦「ARBEIT MACHT FLEISCH」、複雑な構成が絶望の帝王のような貫禄しか醸し出さない⑧「BLIND BLEEDING THE BLIND」(何故ここまで盛り上がりませんか)は
…続き

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Lavaging Expectorate of Lysergide Composition ★★ (2006-11-25 21:36:45)

原題「LAVAGING EXPECTORATE OR LYSERGIDE COMPOSITION」。
言い訳しようないタイトルに反して、なんと楽曲はアルバム中一番真っ当。
ゴアでもメロデスでもなく、これは(歌詞読まなければ)泣きと哀愁のヨーロピアン・デス・メタルだと思います。ソロはAmottだけでなく、Steerまで泣きまくっており、その点だけで判断すればこの曲、「HEARTWORK」のどの曲よりも上です。隠れた名曲だと思いました。
「リゼルジン酸による嘔吐、吐瀉物による洗浄は隠れた名曲」。
人生で二度と聞く事のない言い回しですな。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Carneous Cacoffiny (2006-11-25 21:16:53)

ギターソロ以降の叙情性が次作「HEARTWORK」に匹敵は、してませんけど(構成に整合性がない)、歪んだ描写から突然出て来る旋律にハッとさせられます。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious ★★ (2006-11-25 16:47:00)

92年発3rd。
Ken Owen(Dr.)作のバラバラ死体のような構成で聴かせる前半から、グラインド/ゴアというより歪で病的な甘美さ持つBill Steer(G.)主導の後半へと流れて行く印象は、そのままこのバンドの変遷・転換点としての記録となっていると思われます。
Michael Amott(G.)主導の⑤「硫酸どろどろなんでも溶かす」もあり、これも名曲でありましょう。
次作「HEARTWORK」と較べると、ヘヴィさ・シリアスさよりもグラインドぽい軽快さ・コミカルな感じがまだあり、歌詞からしてもそうですが、ヘヴィ・メタルとして見れば「何の冗談だ」と言われるアルバムではあります。
私は「HEARTWORK」が、特にBillの作るリフが好きなんで、④「由緒正しき屠殺場」⑥「肉体不協和音」⑦「リゼルジン酸による嘔吐、吐瀉物による洗浄」辺りが好みです。


…続き

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Pedigree Butchery ★★ (2006-11-25 15:14:58)

邦題「由緒正しき屠殺場」。
次作「HEARTWORK」に通じる名曲だと思います(展開が一部グラインド臭いですが)。
両ギターがソロを二回弾いてる時点で驚きますが、最後のSteerソロの後の(肉汁を旨みを想起させる)甘美な情景は悶絶必至。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse ★★★ (2006-11-25 14:50:18)

原題は「INCARNATED SOLVENT ABUSE」です。
Amottが持ち込んだ、グラインド的でないデス/スラッシュ的疾走感が生かされたHM/HRとして非常にキャッチーな楽曲であると思います。構成の妙によって発生する瞬発力ならCARCASSの中で一番かと。
旋律的にもさることながら、展開のつなぎとして機能するSteerのソロがお見事(Amottについては言うまでもなく)。

CARCASS-Reek of Putrefaction ★★ (2006-11-23 14:35:00)

音楽ではないですね。嫌悪感の塊、破滅へまっしぐらサウンドです。死体のプールを高笑いしながら背泳ぎしつつ「生命とは何か」と自問自答するような気持ち悪さがありますよ。
腐った内臓のような音質に、四肢が乱れ飛んでゆくような演奏のドタバタ感が、これでこそ完璧なのだ!!と思い付いた次の瞬間どうでもよくなってる感じです。

BLUT AUS NORD-MoRT ★★ (2006-11-15 12:55:00)

おめでとうございます。傑作、というか完成形じゃないですか。
前EP「THEMATIC~」の拡散した視野は悪くも良くもありましたけど、今作は正反対に、自分達の独自性に焦点を絞った形で、その他のアンビエント/スーサイド/暗鬱系ブラックの中でも孤高の異形性を顕示していると思います。
端的に言って、これはメタルではない、と言えます。
メタルとして聴くと、ボーカルラインがありません。リフがありません。メロディがありません。ドラムパターンがありません。楽曲構成がありません。当然、曲毎の差異がありません(曲名もない)。恐ろしく単調でつまらない、「もや」みたいなアルバムです。
けれども、これはブラック・メタルと申せましょう。
つまりそれだけ、メタルの概念が完全に瓦解するぎりぎり、崩壊するぎりぎり、もう少し形が崩れると別の音楽(ただのダーク/インダストリアル・アンビエント)に
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BLUT AUS NORD-Thematic Emanation of Archetypal Multiplicity ★★ (2006-11-14 03:58:00)

5th(2006年)が4thの路線に戻ったので、このEP(2005年)は実験作であると言えそうです。もう全然ブラック・メタルではないです。ほとんどボーカルもギターもないので、メタルでもない。ダーク・ダンジョン・ミュージックとでも申しましょうか。
実質3曲入りで、どれも曲調が違いますが、廃墟と化した工業都市のような荒涼としたイメージは統一されていなくもなく、精神をじくじくと蝕む雰囲気はこのバンドらしいといえばらしいので、反ヒーリング・ミュージックとして期待を裏切る事はないでしょう。
4thや5thのようなブラック・メタル的邪気はない音響系インダストリアル/エレクトロニカ音楽とはいえ、清らかさや美しさなどに意欲を向けず、「さあ今度も新しい病気を生み出すぞ!!」といった間違った方向への気力が相変わらず溌剌としていますので、そこが頼もしいです。
いやしかし、イントロからアウトロ
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TWILIGHT-Twilight ★★ (2006-11-11 00:12:00)

アメリカン・ブラック界隈って一人でやってる人が多いので、そんな人達が集まったこのバンドはてっきり、集団自殺にある密閉された空気感や、生命への葛藤がとてもよく伝わってきます/100点、みたいな音なのだろうと思ったのですが、案外、各人各バンドの個性が綺麗に並んだコンピレーションの体裁で、アンダーグラウンドとはいえ、こうしたクリエイティビティーのせめぎ合いには何だか健全な印象を持ちます(褒めてません)。
コンピとして買ったところで誰がどのバンドやってるのかさっぱり分かりませんが、ドゥーム系にスーサイド系にメロディック・デスラッシュ系にプリミティブ系とバラエティーはありますし限定という事もありますから、USBMに興味がある方は買っておきましょう。
各々が曲持ち寄っていて、とにかく楽しい雰囲気。談笑しながら作ったんじゃないかなあ。「君の厭世感には敵わないよ!!HAHAHA!!!」とか。

ABORYM-Generator-Man Bites God ★★★ (2006-11-08 22:38:56)

これは凶悪!!
朽ち果てた静寂に襲い掛かる、有無を言わせぬ雪崩の如き突進ブラストが最早神の領域。死にます。というか死にました。
腐った雨が、死体に降り注いでいる。

ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea ★★ (2006-11-08 22:27:48)

ダブル・ボーカルぽい対話的凶悪ブラックから・・・テクノなのか何なのか・・・こういうのは1曲は入れないと気が済まないのでしょう。
茶目っ気なのか本気なのかよう分からん。
ブラック・メタルでポップにチェックしたのは初めてな気がする。

ABORYM-Generator-Suffer Catalyst ★★★ (2006-11-08 22:15:24)

これも④「RUINRAMAKOLOSSAL S.P.Q.R.」同様とんでもない事に。説明不可能プログレッシブ/アヴァンギャルド・ブラック。
というか!!
このバンドは既にEMPERORやANOREXIA NERVOSA等他のシンフォニック・ブラック勢には出来ない唯一無二の個性を、同等の次元で完成させてます。本当に素晴らしいですよ!!

静寂パートのFaustのドラムは、何だかスポーティーな軽快さがあります。格好良いなあ・・・バスドラの音、全体的にもっと重い方が良かったですが。

ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage) ★★★ (2006-11-08 21:45:10)

ここまでコロコロとビートを変えればプログレの領域。これだけのものを一つの楽曲にまとめて無理な展開がないというのは只事ではないと思います。
凝りまくった構成の上をクワイアやインダストリアルSEもブワンブワンと通り過ぎる、ABORYMの魅力が詰まった暗黒変態ブラックの大傑作です。リフが何個あるんですかこの曲は?
作曲はNysrok(G.)一人ですか・・・この人一人でCRADLE OF FILTHを倒せますね。

あとこの曲のパーカッシブなボーカルワークは大好きです。

ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World ★★★ (2006-11-08 21:22:43)

スポークン・パートから紡がれるボーカルがまた救いようがない暗鬱ブラック。
ボンボンボンと、低音が脅迫的に唸り始めますが、ムーディーなブラックにこんなもん付けるのは絶対このバンドだけです。

ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi) ★★★ (2006-11-08 21:04:29)

①「ARMAGEDDON」に続いてこの悪魔的な意志を持つ轟音の渦が降臨する。これから降りかかる災厄を淡々と告げるようなPrime Evilの卑しいボーカルに痺れます。
後半の女声クワイアには震えたわ。

ABORYM-Generator ★★ (2006-11-08 13:56:00)

2ndと3rdは知らないんですけど、インダストリアル要素を楽曲の血液に流し込んで作られた骨格勝負の本格派ブラック・メタル・スタイルとなっています。
CRADLE OF FILTH のようでありDIMMU BORGIRのようでありANOREXIA NERVOSAのようでありEMPERORの1stのようでありLIMBONIC ARTぽさもある、などとオリジナリティーを比較する事に意味はございません。逆に、それだけのバンド名が挙げられたという事自体が、このアルバムの品質の高さを物語っているのでありましょう。
焦点は、ドラマでなくブルータリティでなくスピードでなくシンフォニーでなくメロディでなく、新加入ボーカルPrime Evilの、その名の通りの極悪ブラック・ボーカルを軸にする叙情などない無常(インダストリアル)と畏怖(クラシカル)に満ちたドス黒い終末感で、この圧倒的迫力の背徳感に
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ABORYM ★★ (2006-11-08 01:29:00)

一ヶ月前に頼んだ「GENERATOR」が届いたのでレビュー一番乗りだわーいと思ったら、Usher-to-the-ETHER氏と思い切りバッティングしたw。しかもレビューが的確なのでもう言う事がないです。
いやーしかし文句付けようないアルバムですねえ。

SENTENCED-Crimson ★★ (2006-11-07 00:54:00)

楽曲の核が、ギター旋律からヴィレのディープな歌唱へと移ったアルバムではなかろうか。故に前作「FROZEN」のような凍てついた叙情性はないが、哀愁立ち込め翳り差す、男の中の男の絶望アルバムであろう・・・そんな大きい差はないですけど。
ボーカルが核になっているという事が、ヘヴィ・メタルとしての聴き易さを獲得もしている。初めての方はこの辺りから聴くといいのでは(メロスピの1/10の派手さもないですが)。2000年発6th。
個人的には前作の方が好きです。

SENTENCED-Crimson-One More Day ★★ (2006-11-07 00:26:53)

このアルバムでは特異な曲かと。ゴシック的というか実験的というか「FROZEN」に入ってても良さそうというか、ムードのある面白い曲だと思いますが。
ヘヴィ・メタルとしてはサビが地味なのであろう事は、書き込みの少なさが物語ってますか?

SENTENCED-Crimson-Broken ★★ (2006-11-07 00:04:26)

何だかAMORPHIS(もしくはFinland)の臭いが。
メタルらしいアップ・テンポな空気から落ち着いたボーカル・メロディへの展開が絶望的にダイナミック。

Crimson-Home in Despair ★★ (2006-11-06 23:48:54)

普通ならアルバムの最後を飾るようなしんみりしたこの曲が2曲目って有り得ないですよ。
それだけこのアルバムには打ちひしがれるような哀愁が充満しているのだと。

EMPEROR-Anthems to the Welkin at Dusk-Thus Spake the Nightspirit ★★★ (2006-11-05 00:46:34)

Ihsahn作。
ブラック的な狂気的ビートに反し、クラシカルで落ち着いたギター及びシンセ・アレンジによって醸し出される崇高で格調高い暗黒性が正に「Ihsahn節」、時期的にその雛型といったところ。
展開に凝り過ぎない4分台のドラマが素直で分かり易いミドルテンポのクラシカル・カオス。

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark ★★ (2006-11-02 01:44:00)

「ARMADA」の7年前のアルバムなんで、同等の品質など期待するほうが間違ってるのでしょうが、かすれて引っ込んでるギター、シンバル系とスネアが前でバスドラが小さく迫力のないドラムと、ブラック以外何物でもない阿呆な音質に心が折れますね (何故かベースは聞き取り易い)。
「ARMADA」の後に聴けば、劣悪音質によって死んでる部分を簡単に脳内補填出来ますが・・・ま、明らかにカルト音源ですな。
ギター・リフはこの時点で「ARMADA」に通じる細やかさもメロウな旋律もありますけど、萌芽段階とったところでしょうか。その他のファスト・ブラックと比較すれば既に技術も高く聴き所は多いですが、特に、まだドライブ感が開花してない。
⑤ 「ORB OF MAN」の飛翔感あるメロウな旋律、⑥「PAIN HUMANISED」の完成度、⑧「AGNEN」の鋭利で緻密なリフに「ARMADA」へのつながり
…続き

KEEP OF KALESSIN-Agnen: A Journey Through the Dark-Pain Humanised ★★ (2006-11-02 00:30:54)

ここぞで出て来る旋律もいいしユニゾン・リフもいいしギターに「ARMADA」に通じる格好良さがある、はずだが、音質で全て台無し。ギター潰れ過ぎ。バスドラ引っ込み過ぎ。
アルバム中一番良い曲だと思いましたけど。本来なら☆3つです。

KEEP OF KALESSIN-Armada ★★ (2006-11-01 02:12:00)

EMPEROR、CRADLE OF FILTH、DIMMU BORGIR、ANOREXIA NERVOSAなど、連綿と、かつ強固に進化・拡散してきた「シンフォニック・ブラック」というメジャー・スタイルを瓦解・撃沈させる怪物の誕生である。
ブラック・メタルが、ドラマーの技術やシンセの派手さ(やアングライズム)に偏って発展した影で、顧みられる事なく失われていったギタリストのテクニック指向こそを中核とするスタイルはキャッチーだと言えるだろう。
トレモロ・リフなど弾けて当たり前、そこに精密機械の如き細やかさとTHE CROWN「DEATHRACE KING」に通ずるドライブ感を持つスラッシュ・リフが組み込まれ、挙句ブラスト・ビートに完全に連動するほどの恐るべき速さで弾きこなされている。
ハモリや装飾にほとんど頼らない、スピードと鋭さに焦点を絞りきった豪速メタル・リフを創り出した
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KEEP OF KALESSIN-Armada-Armada ★★★ (2006-10-30 23:13:32)

このウルトラ・ハイ・スピードなトレモロ・メロディの飛翔感といったら筆舌に尽くし難い。霊界が見えますね。最早オーラの領域。
が、せっかく上がったテンションを中間部で落としてまでドラマティックにする必要があるのかとも思う(それだけメロディが優れているという事ですけど・・・)。

KEEP OF KALESSIN-Armada-The Wealth of Darkness ★★ (2006-10-30 22:53:09)

鋭利なリフは抑え気味の比較的普通のブラックぽい曲かなあ。終わり際のクリーン・ボーカル・パートが私は好きです。
ドラムは、ブラストの裏拍がスネアからタムに移ってるのでしょうか。こんな妙なの初めて聴きましたが。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Into the Fire ★★★ (2006-10-30 22:37:45)

「MANY ARE WE」同様ドライブ感重視の楽曲かと思いますが、こっちはブラック的邪悪さに満ちてます。
しかし、この複雑で息つく暇もないリフの応酬は凄まじいとしかいいようない。

KEEP OF KALESSIN-Armada-The Black Uncharted ★★★ (2006-10-30 22:20:34)

ブラストのスピードにドライブ感を失わないリフが乗ってる時点で驚異的だが、サビはクリーン・ボーカルだわ静寂からスパニッシュ・ギター(だよね?)が現れるわ女声も入るわでやりたい放題。まいりました。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Crown of the Kings ★★★ (2006-10-30 22:03:45)

静寂の海岸に殺気を察知させる①「SURFACE」に続いて、海原から現れた未曾有の数を誇る殺戮軍団の奇襲の如きイントロが凄い。旋律は無残なほど華やかで展開は惨劇的、ウルトラ・スピーディーかつウルトラ・メロウというこのバンドの美点は申し分なく発揮されている。
絶叫一辺倒でないボーカルも◎、というか凄い重要である気も。もっと前に出してあげてね。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Winged Watcher ★★ (2006-10-30 21:11:56)

シンセありアルペジオありボーカルワークも絶唱してるスケールでかいスロー・ナンバーですが、こんな曲でもリフは恐ろしく鋭利で攻撃的。対比が映え過ぎです。

CANNIBAL CORPSE-Vile-Absolute Hatred ★★ (2006-10-30 18:25:06)

ミドルテンポ・デスですけど、意味分かんない変拍子感覚がギター・ソロ・バトルへと疾走する展開が巧み。
ソロ・バトルの合いの手「HATREEEED!!」がイカしてるわー。

KEEP OF KALESSIN-Armada-Many Are We ★★★ (2006-10-29 02:25:07)

ここまでドライブ感だけで構成されてると、最早ブラック・メタルではないと思うんですが。メロウさなどほとんどない光速ロックン・ロール。世界一格好良いです!!
ノーマルな歌唱を喚きに混ぜてくるボーカリストの選択は、ホント吉と出ています。メニアウェーイ!!

KEEP OF KALESSIN-Armada-Vengeance Rising ★★★ (2006-10-29 02:15:07)

ミュートしたおっ・・そろしく速いトレモロ・リフをツーバス連打に連動させて弾くと、ヘリコプターの滑空音になるという新事実をこの曲で発見しました・・・ギターの擬音が「バルルルル・・・」って有り得ねえ~!!
ドライブ感は抑え目ながら、起承転結を越えた展開にブラックらしい邪悪さがある気がします。

KEEP OF KALESSIN ★★ (2006-10-24 23:59:00)

「ARMADA」ノルウェー盤確保~!!ワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノワーイ
よし!!・・・届くのはおそらく来月ですけど、これで今年に思い残す事は何もない。さよなら2006年。
しばらく倹約生活を送ります。

SENTENCED-Frozen-Let Go (The Last Chapter) ★★★ (2006-10-22 02:18:37)

タイトルは熱そうだし実際楽曲も熱っぽいですが、向かう先はsix-feet underですから。つまり意訳すると「死のうぜ!!」です。
これの後アウトロのインストですが、CD終わって裏ジャケ見ると首吊り用の縄が垂れ下がってると。いやー黒いなあ。

SENTENCED-Frozen ★★ (2006-10-22 02:04:00)

とても思い入れのあるアルバムです。
「AMOK」「LOVE & DEATH」を気に入っていた私には、「DOWN」のVilleの歌唱はどうしても調和しているように聞こえなかったのですけど、これは何の違和感もなかった。Taneliを呼び戻す必要性など全く感じない、凄く完成されたスタイルであると思いました。
デス/ヘヴィ・メタル的な攻撃性は相当鳴りを潜め、結果的にニューウェーブ・ゴシックのように淡々とした冷たい感触に包まれたハード・ロックとでも申しましょうか。
激しい起伏やダイナミズムで聴かせるアルバムではなく、(タイトル通り)凍結した叙情が、最初から最後まで溶ける事なく美しい形で保たれているアルバムだと思います。ギター・メロディ、音色が、とても冷たくて、寒い。

もしTaneliが歌っていたら、彼の声はディープなんで、もっと強迫的なムードになったのかと推測します
…続き

HEAD CONTROL SYSTEM ★★ (2006-10-22 00:27:00)

Usher-to-the-ETHER氏、すっかりJester道をひた走ってますね。影で応援してますよ。
私はオフィシャルに行って試聴もした事あるはずですけど、Garmのバンドだなどとは全く思いもせずスルーしましたね(笑)。情けない事です。

NAGLFAR-Diabolical-12'th Rising ★★★ (2006-10-16 02:58:54)

メロディック・デス/ブラックを代表する、NAGLFAR一世一代の大名曲であると信じております(今現在3rd以降は知らないんで)。
何が凄いんだと問われても、これ、と言えるものがないというか、何故こんなに素晴らしいのかよく分からないのですけど、怒気に満ちたツーバスの上を流れるトレモロ・メロディに封じられた感情が、展開の妙によって突如「ブワッ!!」と爆発的に理解出来る瞬間があって、購入して数年経ちますけど未だに冷静に聴けません。何度聴いても涙ぐみます・・・洗脳されてるのかな。

NAGLFAR-Diabolical ★★ (2006-10-16 02:32:00)

1stから3年後の98年発表2nd。今作からドラムがMattias Grahnです。
リフはメロディックとはいえ、叙情とは言いがたいブルータル・ブラック、いわゆる慟哭サウンドになりました。同郷のMARDUKスタイルでメロディック・デスやったとでも申しましょうか。
しかし、いわゆるノルウェー・ブラック勢とは決定的に「音圧」が違います。ギターの音質は割とブラック的に「シャー」という擬音ですけど、ドラムが、特にバスドラが凄く硬くて重く、さらにスネアがかなり小さい(ブラスト時などほとんど聞こえません)。シンバル系もEMPERORやSATYRICONと較べれば恐ろしく鳴ってない。
結果ブラックぽい騒がしさがなく、圧倒的に硬質の突進力が毅然と貫かれるブラック・メタル・アルバムとなっています。ドラマーの交代がまた超大吉と出て、疾駆感の揺るぎなさ、格好良さが尋常ではないです(日本盤には
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NAGLFAR-Vittra ★★ (2006-10-14 23:36:00)

95年発デビュー・アルバム。ドラムがMattias Grahnではありません。
今現在4thまで出てますが、これだけ毛色が違うんではないでしょうか。言い方が難しいですが、ブラックぽいメロディック・デスであると思います。楽曲は突進力や重さより叙情を優先しているようで、音圧も薄い。
トレモロ命なリフ展開にブラック臭がしますが、スピードはブラックというほど速くなく、リフ自体はひたすらにメロディを追って歪な感じが全くない上、時折IRON MAIDENというかIN FLAMESの1stみたいなリフが聞こえてくるので、結果「・・・ああ、マイナー・メタル of スウェーデン in '95」という感慨に浸れる音で御座いましょう。
これと合わせてSACRILEGEとかEUCHARISTとかもどうぞ。時代が感じられます。


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