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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 5651-5700
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Kim Sixx-Complete Anthology (1984-1985)
Kings and Queens
Knightmare II-The Edge of Knight
Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Blood Or Tears
Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-From the Bottom of My Heart
Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Remember
Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Shoot out
Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Sleepless Night
Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Wuthering Heights
L.A. GUNS-Black Diamonds
L.A. GUNS-Checkered Past
L.A. GUNS-Checkered Past-Get Along
L.A. GUNS-Checkered Past-If Its Over Now
L.A. GUNS-Cocked & Loaded
L.A. GUNS-Hollywood Forever
L.A. GUNS-L.A. Guns
L.A. GUNS-L.A. Guns-Electric Gypsy
L.A. GUNS-L.A. Guns-No Mercy
L.A. GUNS-L.A. Guns-Nothing to Lose
L.A. GUNS-L.A. Guns-One More Reason
L.A. GUNS-L.A. Guns-One Way Ticket
L.A. GUNS-L.A. Guns-Sex Action
L.A. GUNS-Made in Milan
L.A. GUNS-Renegades
L.A. GUNS-Shrinking Violet
L.A. GUNS-Tales From the Strip
L.A. GUNS-The Devil You Know
L.A. GUNS-The Missing Peace
L.A. GUNS-The Missing Peace-Speed
L.A. GUNS-Waking the Dead
L7-Smell the Magic
LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger-Leatherface
LAAZ ROCKIT-Nothing$ $acred
LACUNA COIL-In a Reverie
LACUNA COIL-Unleashed Memories
LADY BEAST-Lady Beast
LADY BEAST-Lady Beast II
LADY BEAST-Lady Beast-Armor
LADY BEAST-Lady Beast-Go for the Bait
LADY BEAST-Lady Beast-Lady Beast
LADY BEAST-Lady Beast-Metal Rules
LADY BEAST-Lady Beast-When Desire Is Stronger Than Fear
LADY BEAST-Vicious Breed
LADY KILLER-Lady Killer
LADY SABRE-Enchanted
LAMARCA-LaMarca
LANA LANE-Curious Goods
LANA LANE-Curious Goods-Escher's Staircase
LANA LANE-Curious Goods-Symphony of Angels
LANA LANE-Love is an Illusion

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Kim Sixx-Complete Anthology (1984-1985) ★★★ (2021-10-22 12:56:10)

カルトメタルマニアの間では知られるデンマークの正統派メタルバンド?なのかソロなのか分かりませんが、女性シンガー、キム・シックスをフロントに据えるバンドサウンドはNWOBHM仕込みのスピーディなサウンドを軸に、メイデンよろしくな展開とRIOTバリに哀愁を振りまく疾走パートを盛り込み華麗に走り抜けていきます。
主役たるキム嬢も曲調に合わせ柔軟な歌唱スタイルを披露、張り上げるだけではない女性らしい、しなやかを武器にバンドサウンドを牽引しています。音質はお世辞にも良いとは言えないが、熱くほとばしる熱情はメタル愛に溢れるものであり、NWOBHM直系の鋭角的なリフと派手なギターソロは見せ場を設け機能している。リズムプレイも若々しい、キャッチーでメロディアスな歌メロも耳を引きますね。
ACIDやBLACKLACEあたりがイケるマニアなら、このバンドもマストと言えるでしょう。あくまでもデモ音
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Kings and Queens ★★★ (2020-01-14 21:31:25)

個人的にエアロスミスの中では一二を争う名曲
やるせない哀愁がとめどなく溢れ出ています

Knightmare II-The Edge of Knight ★★★ (2022-10-26 17:03:51)

アメリカンマイナーメタルマニアならば押さえている猛者も多いでしょうね。なんと言ってもこのバンドを有名にしたのは、ジョー・ケーグルと名乗るギタリストがWarrantで活躍するジョーイ・アレンだからです。本名がジョセフ・アレン・ケーグルなんですね。
そういう裏歴史もありつつも、ここで聴けるサウンドはダークな設えを施したメロディックメタルを披露、アメリカンなドライさとラフなパワーを内包しつつも、芸の細やかさも感じさせ作り込みもほどほどに、頭でっかちにならずにシアトリカルさもあるナイトメア劇場を開幕している。
めでたく2022年にマニア御用達のレーベルSkol Recordsからボートラ入でCD化もされました。80年代の隆盛を極めるアメリカンナイズドバブリーメタルの裏側でヒッソリと活動していた勇者達の残骸をお楽しみください。それはけして無駄死にでは無いです。

Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Blood Or Tears ★★★ (2014-08-08 15:19:51)

RAINBOW風のミステリアスなコテコテの様式美ナンバー
MIKOTO嬢の歌声も負けていませんよ
ツボを押さえ冴えまくったギタープレイにニンマリさせられます

Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-From the Bottom of My Heart ★★★ (2014-08-08 15:31:51)

泣かせるわ
猛烈な泣きを発散するバラード
MIKOTO嬢も負けじと張り合ってますね
金谷幸久もゲスト参加し泣きメロ合戦を繰り広げています
このフィーリングがたまらん

Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Remember ★★★ (2014-08-08 15:34:53)

エモーショナルな泣きのインストナンバー
叙情的なフレーズの応酬に焦がれます

Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Shoot out ★★★ (2014-08-08 15:24:14)

甘美なメロディがしなやかに舞う
哀愁の様式美HM/HRナンバー
扇情的なソロは圧巻です
ゲストシンガー扱いの男性Vo、Andy Reisertさんはパワー不足ですね

Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Sleepless Night ★★ (2014-08-08 15:28:39)

泣いてますね
ここも歌がキレていません
正統派は歌が命
でも甘美なメロディが耳を惹きますよ

Kouichi Ogawa's Kingdom Saga-Kingdom Saga-Wuthering Heights ★★★ (2014-08-08 15:41:36)

叙情的なメロディが華麗に舞う
パワフルなミドルナンバー
ベタですが好きですよ
福岡里見さんはエエ仕事をしますよ

L.A. GUNS-Black Diamonds ★★ (2023-05-13 18:57:30)

個人的にはゴタゴタの絶えない印象が強いバンド。フィルとトレイシーによる本家と呼べるのはこちらだが、今作は再合流後の作風とはやや距離を置いた形になった。このバンドと言えば毒気のあるスリージーなロックサウンドをイメージするファンも多いでしょうが、今回はより彼らのルーツとなる70年代的なアプローチに比重を置き大人の味わいを深めている。

トレイシーの艶のあるギターは時にはメタリックでシャープな切れ味をみせつけながらトーン一発で酔わせてくれる。ガンズの分裂だったんだよなぁ、なんて思い出したりもしましたが、テクノロジーの発達によりフィル・ルイスは年齢を感じさせぬ歌声で、このムードのあるロックサウンドのフロントマンとして色気を発散、これもL.Aガンズの持ち味だと言わんばかりなサウンドを構築している。

停滞感を漂わせた前作よりはキレているが、このバンドのファンにとってはどうな
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L.A. GUNS-Checkered Past ★★ (2021-11-13 13:19:43)

先行公開された楽曲も多くリリース前にアルバムを聴いた気になるのが昨今の問題のような気がしますが、その反面、手応えありなのは間違いないので安心して聴くことが出来ます。オープニングからその魅力は全開、海賊髭たくわえたフィルの姿に不安な気持ちにはなるがオープニングナンバーは間違いなくカッコイイ。その勢いは衰えること無くトレーシー復帰後の路線であるシリアスなスタイルはダークでメランコリックなサウンドを展開、どこか退廃的なムードを散りばめた楽曲は、ソリッドかつメタリックなギターサウンドを軸とすることでバンドの個性となる音を手にした事になる。ある意味、時代遅れなサウンドであろう。2021年にバットボーイズロックなんてと悪口も出そうですが、一本筋の通った音楽性の中で可能性を広げる音楽的教養の豊かさに、ベテラン戦士にしか成し得ない身体で鳴らすロックのカッコよさに痺れます。小難しい事なんてやっていません。
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L.A. GUNS-Checkered Past-Get Along ★★★ (2021-11-13 13:24:47)

素直に良い曲ですよね
シンプルですが心にスッと入ってくるメロディ
どこか優しげな眼差しが音になって現れています
だから次に繋がるんでしょう

L.A. GUNS-Checkered Past-If Its Over Now ★★★ (2021-11-13 13:26:53)

ダークでメランコリックなスローナンバー
フィルはこういう曲も歌いこなせるようになりました
激しいだけがロックバンドではない
そういう懐の深い音楽性を魅せてくれます
シンプルな曲なんですが浮遊するようにユラユラと揺らめきながら
琴線に触れていきますよね

L.A. GUNS-Cocked & Loaded ★★★ (2018-08-16 11:56:00)

留まる事を知らないL.A勢によるメインストリームへの浸食。元来アウトローなイメージがあったメタル勢がヒットチャートの常連に名を連ねる事にどこか違和感を感じていました。
そんな中で異変が起きてきた、所謂BACK TO 70年代的な機運。テクニックを競うギターヒーローブームの終焉など、この時代から何かが変わろうとしていたと思う。特にトレイシー・ガンズの在籍していた事で知られるGUNS N'ROSESの登場は次のシーンへの起爆剤になった。
そんなロック系のバンドが幅を効かせ始めた時代に登場したのがL.A GUNS。デビュー作はひたすらワイルドでストレートなノリの楽曲がひしめく正攻法で勝負と他のバンドと一線を画すバンドだった。
グラム系とはチョイと違うメタリックなギター、トレイシーの独特のトーンと荒々しい奏法はバンドの核となり明確に進むべき羅針盤となっていたと思う。
その
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L.A. GUNS-Hollywood Forever ★★★ (2018-08-14 13:50:03)

The Missing Peaceの出来が素晴らしく、購入当時プチL.A GUNSブームが到来。その中で数作品手にしたのですが、今作は勢いに満ち溢れたL.A GUNSサウンドが復活。特に前作のTales From The Stripを聴いた後なので余計にそう思いましたね。
ワイルドで快活なハードナンバーの中にある退廃的なムードを醸し出すメロウさ、過去の焼き回しではない今のスタイルを伝える、現役感溢れるサウンドのもつ説得力はハンパなかった。
弾け出す疾走ナンバーは勿論、毒気をまき散らすミドルナンバーに、官能的なトーンで酔わせるバラードまで、猥雑なL.A風ロックの復活に驚きましたね。
かつてのような浮ついた雰囲気はなく、どこか落ち着きを払っているのも今作の魅力でしょう。雰囲気モノ歌だけに、バックの演奏はしっかりしていた方がイイ。その意味でのフィルの新たなる相棒、ステイシーは
…続き

L.A. GUNS-L.A. Guns ★★ (2008-05-02 12:23:00)

元GANS N'ROSESのギター、トレーシー・ガンズ率いる1stアルバムを紹介します。
荒削りでワイルドなサウンドが売りで、どこか懐かしい80年代のB級HM/HRに艶のあるギターがブリティッシュなサウンドと上手く溶け合いVO、フィリップ・ルイスの色気のある歌声が雰囲気ものの曲調に合い強烈な個性を発揮している。彼らが単なるL.Aメタルの一群で終わらなかったのは軽快なリズムの中にも重さを伴いながら展開する様が彼らの持ち味でしょう。素直のカッコ良かった

L.A. GUNS-L.A. Guns-Electric Gypsy ★★★ (2008-05-09 16:24:30)

キャッチャーでノリの良いワイルドなHM/HRナンバー
わりとキッチリまとまっている感がまた良いです

L.A. GUNS-L.A. Guns-No Mercy ★★★ (2008-05-02 12:25:42)

独特の重さを持つ疾走ナンバー
どこか退廃的なムードが彼等らしい

L.A. GUNS-L.A. Guns-Nothing to Lose ★★★ (2008-05-09 16:27:42)

この猥雑なイメージを書き立てる退廃的なノリがカッコイイ
L.A GUNSと言えばこの曲を一番頭に思い浮かべてしまいますね
個人的には思い入れの深い一曲です

L.A. GUNS-L.A. Guns-One More Reason ★★ (2008-05-09 16:21:17)

荒々しくもヘヴィなHM/HRナンバー
いかにも彼等らしい曲です

L.A. GUNS-L.A. Guns-One Way Ticket ★★★ (2008-05-02 12:29:46)

フィリップの熱唱が胸を打つヘヴィバラード
艶のあるギターがカッコイイです

L.A. GUNS-L.A. Guns-Sex Action ★★ (2008-05-02 12:27:42)

猥雑な雰囲気が漂うHM/HRナンバー
色気のある歌声が耳を惹きます

L.A. GUNS-Made in Milan ★★★ (2021-09-21 14:56:06)

トレイシーとフィルの二人が顔を揃えれば、メンバー交代があろうとも問題は起きないでしょう。フロンティアレーベル主催のイベントの模様を収めたライブアルバム。ここで聴ける熱量の高いステージは、貫禄も漂いラフなパワーが充満、一触即発な危険なムードもあるが、バンドとして新しい一体感を生み出そうとする心意気も伝わり、想像以上に熱いステージとなっている。
新旧の楽曲を巧みに並べ立て、このバンドの持ついかがわしいロックテイストと撃ち抜かれるハードテイストの力強さ、男臭いワイルドなサウンドメイクは、どこまでも生々しく鳴り響いている。
昔の楽曲の中に最新作が並んでも違和感がないし、逆に今の方が強烈なんだと言う勢いを感じさせSPEEDなどは新しいアンセムとしてライブでは重要なピースになるような予感がする。
L.Aメタルムーブメントの中から出てきたし、バンド名や成り立ちの関係もありガンズ&ロー
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L.A. GUNS-Renegades ★★ (2021-05-14 12:19:20)

リリース前から、やってんぞとファンの間ではプチ話題になっていた、3挺目のL.Aガンズ。本家は恩讐を乗り越えた二人が合流後、順調に動いているのですが、コロナ騒動の影響を受け活動を止めている状況なのか?昨年、新曲を先行公開した辺りから音沙汰がないのですが、正に鬼の居ぬ間にな状況でリリースしてきたのがコチラ。

サウンドとしては良く出来ています、荒涼としたヒリつくメロディもあったりとしますが、全体的な小粒感は拭えず、シングルギター編成と言うのもあるのでしょうが、やはり個性不足な面が目立ちイマイチ乗り切れないのが本音。
やはり全てが淡白に感じる。トレイシーのギターはメタリックでテクニカル、さらに言えば自分の音を持っている。ヘタウマでお馴染みのフィル・ルイスには色気がある。そういう個性が本家には存在するが、この4人には、そこまでの迫力が無かった。簡単に言えば、すぐに飽きてしまうで
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L.A. GUNS-Shrinking Violet ★★★ (2018-08-14 14:10:44)

なんでもフィル・ルイスが脱退。その後の混迷もあり、このアルバムはクソみたいな罵詈雑言を浴びせられる一枚なんだとか?
そんな言われたら余計に聴きたくなるのがワタクシの性ですが、新しいシンガーはLove/Hateのジジィ・パール。そのブルージーな歌い回しはアメリカ人が好きそうなタイプであり、モトリーにジョン・コラビが入ったような感覚に似ていた。

サウンドの方は、もっとモダンなアメリカンロックをやっているのかと思ったら、思いのほか古典的なスタイルに回帰していて驚いた。80年代的な華やかさや、過去の焼き回しとは別のベクトルへと向かう音楽性。
70年代的なスタイリッシュさと近代的な音の融合。ワイルドなグラムロック路線を期待するとズッコケるだろうが、ヴォーカルを変えてただけのセルフパロディになっていないので十分に新旧のファンに訴えかけるだけの魅力がある。
バラード系な
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L.A. GUNS-Tales From the Strip ★★ (2018-08-14 13:36:18)

たしかリリース時はトレイシーとフィルの率いるL.A GUNSが存在しており随分とややこしいイメージがあった混迷期。そんな時代にどんなサウンドで勝負を掛けていたのかと思ったら、今作は往年の空気漂う荒々しいロックンロールサウンドを披露。トレイシーよりもブルージーなギターを聴かせるステイシー・ブレイズの影響もあり、分裂前の全盛期よりも土着的なイメージが強い。
また哀愁のバラード系の曲などでは泣かせのコード進行で涙を誘い、紆余曲折を経て本分へと戻ろうとしている、バンドの生き様が表れているようで興味深い内容になっている。
彼らのファンならもう少し華やかでキャッチーな方が好まれるんだろうけど、成熟した大人のバンドサウンドと、永遠のロックキッズ魂よろしくな溌剌としたワイルドさは、この手のバンドならではの魅力だろう。この雰囲気、日本人には出せないホンマもんのノリがあると思うんだけどなぁ。しか
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L.A. GUNS-The Devil You Know ★★★ (2021-09-21 14:39:46)

先日フロンティアレーベルからL.A GUNSの新譜情報が届く。2021年の11月に待望の新作が出ようのなのだが、底で紹介された新曲のPVがヤバい。あのフィル・ルイスが変な髭を蓄えていた。なんだあのへの字のもみあげ繋がりの奴、なんとも気持ちの整理がつかぬまま、古いアルバムに発言が無かったので投稿します。
バンドの首謀者であり、本来はトレイシー・ガンズあってのL.A GUNSなのですが、奇妙な関係性に終止符うった前作、そして2年のインターバルを空けてリリースされた今作は、前作同様の退廃的は美意識に包まれたグラマラスなハードサウンドを披露。このバンドらしい、ムードとダークでメランコリックな叙情性を生かしたワイルドロックは、雰囲気重視のフィルの歌声との相性も抜群に発揮しながら、唯一無二の個性を光らせている。
ハードなギターは哀愁の滲ませながら表情豊かなプレイで魅了、熱いエモーション迸
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L.A. GUNS-The Missing Peace ★★★ (2018-01-17 17:16:49)

PRETTY BOY FLOYDで驚いていたら、こちらもFrontiersから最新作をリリースしていたんですね。しかも久しぶりに、フィル・ルイスとトレイシー・ガンズが揃い踏みでしょう。浮かれたレコード会社じゃないしファンじゃなくとも期待値が高まりますよね。DP風味も取り込んだタイトル通りのスピーディーな②のワイルドでエキサイティングなハードロックサウンドに悶絶。と驚きましたよね。へヴィなリフワークが耳を惹く③、クールなアイデアが詰まった陰鬱なロックナンバーの④と前半からフックに富んだ楽曲が目白押し、クセは強いがエモーショナルでセクシーなフィル・ルイスの歌声は健在、そこに絡むワイルドかつ華やかなトレイシーのギターは全盛期のそれを超えているとも言える充実のプレイで魅了。L.A.GUNSの完全復活を告げる内容を誇っているでしょう。
⑤のようなセンチメンタルなバラードも、このバンドならでは
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L.A. GUNS-The Missing Peace-Speed ★★★ (2018-01-17 17:18:28)

L.A.GUNSの新たなる名曲の誕生であろう
本文とは違うのかもしれないが
このラフな雰囲気を醸しつつも
キッチリと仕上げてきた職人技に痺れます

L.A. GUNS-Waking the Dead ★★★ (2021-05-05 14:10:17)

大御所であるアンディ・ジョーンズがプロデュースを務める意欲作。個人的には、出たり入ったりとメンバーが流動的だったりと、影の薄い時代のアルバムだが、この後、トレイシーとフィルが共演するのは2017年まで無かったと思うと感慨深いアルバムではある。創立者はトレイシーなのだから、二つのガンズがあるのは奇妙だった。そして何より、今では第三のガンズが出てくるのだから、摩訶不思議アドベンチャーなバンドだと思う。

オープニングからいきなりL.A GUNSのディオ風味な曲に驚くが、2曲目以降も懐かしい匂いをさせた曲が続く。ハードでメタリックなギターはいかにもトレイシーらしい野心が漲り、新時代を迎え撃つべく自身のルーツを奮い立たせ気合いを入れてきた。このバンドの肝は、危うさにあると思っている。どこか胡散臭いのも魅力だ。その嘘くささを際立たせているのが、雰囲気重視のフィル・ルイスだと言うのが面白
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L7-Smell the Magic ★★ (2015-12-23 17:59:18)

所謂シアトルサウンドですよね。極悪なディストーションサウンドと猥雑さを感じさせる女性シンガー、そのバイオレントかつメタリックなサウンドが放つ豪傑さに耳を奪われたマニアも多いでしょう。メンバーが全員女性とは思わせない厳つさ、でもどこか冷めた感情が内包され、ずるずると引きずるようなノイジーなギターと豪快なリズムとの狭間でユラユラと揺らいでいるような感覚が癖になりますよね。分かりやすいスピード感や口ずさめるようなメロディはないかも知れませんが、この手のグランジサウンドほど、ヘヴィでありながらもキャッチネスなのが特徴的ですね。後にゴシップネタで世間を騒がせるのに事欠かない彼女達ですが、そのヤバさが音に表れているのも見逃せません。

LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger-Leatherface ★★★ (2021-10-11 03:42:49)

映画『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス一家の逆襲』の主題歌と言える曲
PVも作られているので割とキャッチーである
重苦しい弾力あるヘヴィグループとひねくれたギター
このバンドらしい癖の強さも味方につけ個性を磨いている
単に走るだけではない強烈なうねりがクールに鳴り響いている
映画を喰う勢いでカッコいいぞ

LAAZ ROCKIT-Nothing$ $acred ★★★ (2020-11-01 13:06:33)

90年代に入りHM/HRシーンも変革の波が訪れていた。脱スラッシュ化、スピードよりもグルーブと皆が試行錯誤しだす時代に突入しつつあったと記憶している。
このアルバムのそんな煽りは受けているが、2000年を超えぐるっと回って先祖帰りも済ませたシーンを見渡した後に聴けば、全然印象が変わってくる。リリース時に感じた違和感、あれって何だったのか?そんな事すら思い出せないほど、今の感性でいけば全然問題なしの一枚へと変換されるのだから不思議です。
先の展開を読ませないスリルを演出する技巧的なプレイの数々、スパーンとした切れ味よりも、ヘヴィでメタリックな質感が五感を刺激する先鋭性の高い音楽性へと生まれ変わり時代と折衷している。

ベイエリア風からの脱却を狙った新機軸を打ち出した一枚。ある意味、正統性を高めたと言える純度の濃いサウンドである。

LACUNA COIL-In a Reverie ★★★ (2014-06-01 15:06:03)

イタリア産の男女混合ツインボーカル体制の所謂、インダストリアル系のゴシックメタルバンドが1999年にリリースした1st。プログレッシブな展開と浮遊感のある幻想的なメロディ、クリスティーナ・スカビア嬢が歌うパートも叙情的で親しみやすく、妖艶なツインボーカルの絡みは優雅でミステリアスな雰囲気を醸し出し楽曲の完成度と相まって極上の相乗効果を生み出し二番煎じでは終わらないバンドとしての個性を確立しています。重厚なリフワークは間違いなくメタルだし厚みのあるアンサンブルもソリッドで重々しい。近代的なメタルのアプローチと美麗なメロディを巧みに散りばめ、マニアックな世界に埋没しない大衆性をまとった求心力の強い作風はメタルファン以外にも聴きやすい一枚ですね。

LACUNA COIL-Unleashed Memories ★★★ (2014-06-01 15:31:36)

前作の路線を更に押し進めた充実の2001年にリリースした2nd。前作では引き立て役のようにデス声で吠えていたアンドレア・フェローも創始者としての意地と言いますか自らの存在感を十二分に発揮し普通の歌い方とデスを織り交ぜ素晴らしいパフォーマンスを披露することによりツインボーカルの旨味も倍増、クリスティーナ・スカビア嬢の存在と魅力がより浮きあがります。オシャレに洗練された現代的な欧州スタイルとメランコリックさが絶妙なバランス感覚を保ち甘美な陶酔感を与えてくれるでしょう。ゴシック調なんだけど聴きやすいポップセンスを導入しているのが、このバンドの最大の強みなんでしょうかね。聴きやすくまとめ上げながらも時代性を加味したサウンドはセンスあると思いますよ。普段は手にしないジャンルなんですが、ツインボーカルという話題性じゃないスタイルに好感を持っております。

LADY BEAST-Lady Beast ★★★ (2015-09-22 14:25:11)

アメリカはピッツバーグ出身、女性シンガーをフロントに据えた5人組が2012年にリリースした1st。女性シンガーの声質はキンバリー・ゴスのような女性的でガナらずに歌い込むタイプ。バンドサウンドも所謂NWOTHMと呼ばれる一郡にあるスタイル。懐かしい音質とストレートな曲調はある意味、モーターヘッドやサクソンといった所が併せ持つ小気味いいリズムとメロディを大切にしたアレンジ、それを生かすツインギターが繰り出す活きのいいリフワークや魅力的なリードプレイの数々とバックの演奏は安定感がある。往年の女性シンガーがいたACID辺りが好きなマニアにはたまらんものありますが、いかんせん実直過ぎるアレンジに面白味は感じないという趣もあるのが難点でしょうね。でもアメリカ産にしては欧州的なメロディとドライブ感のある演奏は、ある種のノスタルジーをくすぐり、またそれだけでは終わらない個性を感じさせ大いなる期待を持たさ
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LADY BEAST-Lady Beast II ★★★ (2017-02-24 13:04:35)

デボラ・レヴァイン嬢をフロントマンに擁するUS産正統派HM/HRバンドが2015年にリリースした1st。今作の3年前にセルフタイトルでミニアルバムをリリースしているので今作はⅡとなっているので少々ややこしいのですが、満を持してリリースされたフルアルバム。その音楽性は前作で魅せた古典的な手法に乗っ取った王道路線を踏襲、ブレる事のない精神性を高め、ガナらない女性シンガーも繊細なタッチの歌唱スタイルで楽曲に色と艶を与え、力負けする事のない張りのある歌声はキンバリー・ゴスを思わせるもので、正統派は歌が命と言われるが、その重責を見事に果たしています。
往年のスタイルを盛り込み純粋培養された音楽性故に真新しさは皆無、故に筋金入りのマニアにとっては、単なるNWOTHMの一群として捉え埋没してしまう要素もありますが、無駄をそぎ落とし再構築した音楽性はノスタルジーを擽るだけでは終わらない純粋で情熱的
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LADY BEAST-Lady Beast-Armor ★★★ (2015-09-22 14:05:40)

キャッチーなリフワークが耳を惹きますね
寄せにいっていない王道路線がバンドの魅力でしょう
安定感のある演奏は気持ちがイイ

LADY BEAST-Lady Beast-Go for the Bait ★★ (2015-09-22 14:11:58)

こちらも王道ですね
実直すぎるアレンジと軽めの音質が難ですが懐かしい雰囲気に浸れます
やはりマニアにはたまらんでしょうね

LADY BEAST-Lady Beast-Lady Beast ★★★ (2015-09-22 13:57:24)

アルバムのオープニングナンバー
勢いよく駆け抜けます
キンバリー・ゴス似のスケ番野良猫チョリースヴォイスがエエね
ギターも上手い

LADY BEAST-Lady Beast-Metal Rules ★★★ (2015-09-22 14:01:51)

エエ感じでブーストされたベースが耳を惹きますね
テクニカルなリードギターも熟練されたプレイで魅了
狙いに行った音質が懐かしいと思えるかが評価を分けるのかな

LADY BEAST-Lady Beast-When Desire Is Stronger Than Fear ★★ (2015-09-22 14:09:21)

欧州風味を振りかけた一曲
ストレートな展開に幾度興奮を覚えませんが
マニアにはたらまんものがあるでしょう

LADY BEAST-Vicious Breed ★★★ (2021-10-21 11:39:23)

いまやUSメタルシーンの裏番長といっても差し支えのないバンドといってイイほどキャリアを積み上げている。女性シンガーをフロントに置き、奏でるは従来通りの古典スタイル。その古臭い音色に新しい歴史を作れないメタルなど無意味だと言われると、ぐうの音も出ないのだが、時代の流れの中で価値観は変われど、様式そのものまで変わる必要もなく、その古典芸能を現代のシーンに受け継ぐのも重要な行為だと思うワタクシにとって、このバンドはヘヴィメタルの血脈を守る守護神かの如く神々しく輝いております。
ギターのアンディ・ランペイジは、あくまでも攻撃的に野心を漲らせ、この古き良き世界観を踏襲、バンドが一丸となり作り上げる筋の通ったメタルワールドは、驚くほど忠実で真っ当に古典芸能を再現している。
もちろん現代のシーンを生き抜くにあたり、古さの中にある新機軸を打ち出し無理なく聴かせる器用さとバランス感覚がベテラン
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LADY KILLER-Lady Killer ★★★ (2017-03-04 19:27:22)

ニューヨークを拠点に活動していたツインギター編成5人組によるUS産の正統派HM/HRバンドが1983年にリリースした1st。どこか退廃的なムードの中に、切れ込んでくるシャープなギター、そこに絡むは、投げやりなムードのラフな歌声、このルーズなノリにロックを感じますね。そしてハードに打ち鳴らされるドライなグルーブ感にUS産ならではの味わいを感じます。時代的にNWOBHMの勢いはアメリカ全土に広がり有象無象なバンドも多く現れるも一大ムーブメントを形成してくのですが、このようなバンドが確実にシーンの底を支えていたのは間違いのない事で、名も知れぬバンドですが、シャープなギターがドライブするラストに収録されたタイトルトラックのキレ味など、この時代のUS正統派メタルシーンでなければ味わえない代物、厚みやパワー不足の音質でも危険な香りのするハードサウンドに剥き出しのロックスピリットを感じますね。楽曲によ
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LADY SABRE-Enchanted ★★ (2019-02-27 17:16:00)

女性シンガー、サンドラ・トーマスがフロントを飾るフロリダの4人組が1989年にリリースした1st。サウンド的にはDIO風味のエピカルなメタルにHEARTのような泥臭さのあるハードロックテイストを折りまぜたサウンドを披露。しっかりと歌い込める実力派のシンガーは頼もしい限りで、同時期に活躍した女性シンガー人にも負けないハイクラスのパフォーマンスを披露しています。
自主製作故に音質も緩く、15曲を詰め込んだ作風は長尺を感じずにはいられないのだが、アンサンブル重視のメロディアスHM/HRはUS産ならではのアングラコンクリートスタイルも完備しており、そこにねじ込まれる妖しげなフレーズは、今後に期待を持たせる出来栄えである。
結局、このバンドは今作を残し解散、各メンバーのその後は知れないが、リーダーであるギターのクリス・ウォーレンも色気のあるソロを奏でていただけに(こういう路線を進むUS
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LAMARCA-LaMarca ★★★ (2023-05-21 10:41:29)

知る人ぞ知るAORの名盤とマニア筋から愛されるシンガーのラ・マルカのソロアルバム。オリジナルは1985年、2022年にボートラ入で再発されました。こちらには詳しくないので詳細はサッパリですが、お騒がせ男に成り下がった若い頃のチャーリー・シーンが主演したB級映画『処刑ライダー』に採用されたHold on Blue Eyesを歌った人という情報が頭にあったので辿りつく事が出来ました。
マイナー系だと思うのですが、今月のリスナーが300人を超えているので、マニアは世界中にいるんだな(あれは国内のみの集計か?)と嬉しくなりますね。実際に一桁のアーティストもいますからねぇ。

伸びやかで爽快な歌声と曲調、落ち着き払った大人のポップセンスと瑞々しいメロディ、オープニングナンバーから洗練された雰囲気に酔わされます。詳しいバイオはサッパリなのですが、プロデューサーのラリー・リーの名前を
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LANA LANE-Curious Goods ★★ (2008-11-28 20:28:00)

個人的には名曲 「 SYMPHONY OF ANGELS 」が聴けるだけで満足の行く好盤です
まだまだ方向性が定まっていない音楽性も名盤3rdへの橋渡しと捕らえれば
実験的なニュアンスの強い今作の意味合いも見えてくる
ある意味ロック色を強めた感覚に評価がわかれるのでしょう
ファンなら押さえて損はしないですよ

LANA LANE-Curious Goods-Escher's Staircase ★★★ (2008-11-28 20:31:51)

複雑な展開が見事に絡み合い独自の音楽性を展開している
中盤のスリリングな展開は見事
ラナ・レーンの歌声に魅了されますね

LANA LANE-Curious Goods-Symphony of Angels ★★★ (2008-11-28 20:23:03)

僕が始めて聴いた彼らの曲がこれ
サビメロも好きだが中盤のインストプレイの美しさに悶絶
美しいタイトル通りの名曲です

LANA LANE-Love is an Illusion ★★ (2008-11-28 20:46:00)

プログレッシブかつシンフォニックな曲調と適度な重量感を伴ったハードさが絶妙な絡みを魅せる展開が魅力のバンドの1st。女性ならではのしなやかな強さと可憐さを併せ持つ歌声に惹き付けられますね。エッジ不足と言われるかも知れませんが曲の中盤で聴けるドラマティックな展開はハンパじゃない感動を運んでくれる
個人的にはオリジナルヴァージョンの方が彼らの魅力を的確に伝えてくれる
無理にハードにリミックスした方はシンフォニック具合が後退しなんだか消化不良な感じがします


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