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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 6151-6200
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LOVEBITES-Battle Against Damnation
LOVEBITES-Battle Against Damnation-The Crusade
LOVEBITES-Clockwork Immortality
LOVEBITES-Clockwork Immortality-Rising
LOVEBITES-ELECTRIC PENTAGRAM
LOVEBITES-Glory, Glory, to the World
LOVEBITES-Judgement Day
LOVEBITES-Judgement Day-Stand And Deliver (Shoot ’em Down)
LOVEBITES-The Lovebites EP
LOVEBITES-The Lovebites EP-Don't Bite the Dust
LOVER UNDER COVER-Set the Night on Fire
LOVERBOY-VI
LUBA-Secrets and Sins
LUCIFER'S FRIEND-Black Moon
LUCIFER'S FRIEND-Black Moon-Call the Captain
LUCIFER'S FRIEND-Lucifer's Friend
LUCIFER'S FRIEND-Mean Machine
LUCIFER'S FRIEND-Mean Machine-Hey Driver
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Back in the Track
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Don't Look Back
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Heartbreaker
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-One Way Ticket to Hell
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Rebound
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Sheree
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Step by Step
LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-You Touched Me...
LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate
LUCIFER'S HAMMER-Time is Death
LUCIFER-Lucifer I
LUCIFER-Lucifer II
LUCIFER-Lucifer III
LUJURIA-Sin parar de pecar
LULLACRY-Be My God
LULLACRY-Be My God-Be My God
LULLACRY-Be My God-Bonfires of Time
LULLACRY-Be My God-Embrace Me
LULLACRY-Be My God-Firequeen
LULLACRY-Be My God-I Don’t Mind
LULLACRY-Be My God-Into Your Heart
LULLACRY-Be My God-Pain, Walk With Me
LULLACRY-Be My God-Thorn of the Rose
LULLACRY-Be My God-Without the Dreamer
LYNCH MOB-Babylon
LYNCH MOB-Revolution
Lance-While the Giant Sleeps
Le Griffe-The EPs
Leather Angel-We Came to Kill
Leather Heart-Comeback
Lionheart(New Zealand)-Running Free

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LOVEBITES-Battle Against Damnation ★★ (2018-09-15 11:57:23)

飛び鳥を落とす勢いで人気を拡散する本格派ガールズHM/HRバンドの4曲入りEP。

その人気は日本だけに留まらずMETAL HAMMERが選ぶBest New Bandに選ばれたり、あのWACKEN OPEN AIRやBLOODSTOCK OPEN AIRと海外の大きなフェスや、国内でもANTHEM主催のHEADSTRONG FES.18。そしてLOUDNESS、HELL FREEZES OVERと共演するRED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018のMETAL MANIAに出演など、彼女たちの快進撃ぶりを伝える例は枚挙に暇がない。そして本格的な国産のメタルバンドが色眼鏡なく認められるニュースは日本人としては誇らしいですね。

完全に息を吹き返したLOUDNESS、社会現象を巻き起こすBABYMETALの成功。とにかく時期を逃すことなく世界
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LOVEBITES-Battle Against Damnation-The Crusade ★★ (2019-02-06 15:07:55)

オフショット込みのPVは好感が持てる修正写真は止めた方が良いと思うのでね
等身大の魅力が詰まった楽曲
これもメイデン印満載だ
歌もこなれてきた印象が強い
高いプレイアビリティに驚かされる
ギターソロもテクニカルだ

LOVEBITES-Clockwork Immortality ★★★ (2018-12-08 17:00:54)

今や日の本を代表するHM/HRバンドへとのし上がったガールズメタルの最高峰LOVEBOTESの2nd。すでにNUCLEAR BLASTからのリリースも決まっていたりと、その活動は既に国内を突き破っている。彼女達の海外での快進撃は日本一権威ある雑誌に嫌われているBABYMETALの活躍によるところも大きいのだが(スリップノットやブレットフォーマイヴァレンタインを大絶賛して、これからのメタルはこれなんだとレコード会社にいいなりになり紹介したのに、なぜBABYMETALはダメなんだ?ワタクシは全員ダメなので聴く事もないし褒めないが、でもレビューして酷評はしませんよ。良い悪い関係なく海外の大御所と同じステージに立ちまくるBABYMETALを無視する理由が見当たらない。そしてアルディアスばかりを表紙にする別冊を出す意味を聴いてみたいものだ。バランスが悪くないのかね?気持ちがわるい。スリップノットや
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LOVEBITES-Clockwork Immortality-Rising ★★ (2019-02-06 15:11:26)

日本のバンドらしい華麗なメロディアスロック
こういう曲調が海外でどう評価されるのか興味がある
日本人的な歌い手がこうなると気になるが
それも含め国産メタルの醍醐味なんだろう
既に海外で高い評価を受けたバンド
是非とも成功して欲しい

LOVEBITES-ELECTRIC PENTAGRAM ★★★ (2020-03-18 19:51:23)

もはや日本よりも海外で認知度を高めつつある本格派のHM/HRバンドが勝負作と言われる3枚目のアルバムをタイトなスケジュールの中でリリースしてきた。アークエネミーやドラゴンフォースのサポート、大きなフェスティバスに参加など、彼女たちの八面六臂な活動に目を細めてしまうのだが、こちらとしては少々過密すぎるんじゃないのかと心配になる。

そんなタイトなスケジュールの合間を縫ってリリースされた今作ですが、従来の方向性を支持しつつも自分たちさを披露。デビュー時にあえてねじ込んできたオジサン達を歓喜させたクラシックメタルからの流用を避け、武者修行で磨きをかけたオリジナルティを前面に出し筋金入りのマニアを唸らせるような楽曲を並べてきた。
いい意味で女性らしいしなやかなメタルサウンド、その流麗なメロディワークと卓越した技術を同時に聴かせる手腕もバンドの看板として定着。そしてフロントに立つ
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LOVEBITES-Glory, Glory, to the World ★★★ (2022-05-28 12:12:37)

日本を飛び出し海外でも根強いファンを味方につけている国産ヘヴィメタルバンドが2021年にリリースしたEP。既発音源もなく純粋な新作というのが嬉しい限りですが、コロナ渦の影響をモロに受けており一番勢いのある時に足踏み状態なのが悔しい限りです。
このバンドの人気は、シンコーミュージックごり押しのネモフィリアとは違い、地に足をつけて活動している点に尽きる。女を売らずとも音楽性で勝負をするタフな女傑チーム、その筋金入りのメタルサウンドは、古典に埋没する古典主義とは一線と画すモノであり、現代ハードシーンに息づく本格派のバンドサウンドを貫いている。
この姿勢はマネージメントの企業努力に尽きるのだが、高潔なる精神性を音楽性に落とし込み多くのファンに対する忠実なるスタンスを貫いた、その一点に頭が下がります。
もっと、今っぽい曲をやろうと思えば幾らでも出来たはずである。目先の成功に囚われ
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LOVEBITES-Judgement Day ★★ (2023-03-11 16:37:00)

駆け抜ける疾走感、そして親しみやすいメロディ、所謂メロスピなる言葉に反応するマニアには絶大的な支持を受けるバンドであろう、ラブバイツの最新作。ドラゴンフォースとかハロウィーンあたりの音楽性に近いのだろうが、お得意のメイデンよろしくのギャロップビートも盛り込み、オールドスクールを愛する老若男女のハートを掴むことも忘れない。
個人的には、腸にズシンと響く、重心の低いミドル系や、テクニックを生かしたプログレッシブな変わり種などを、放り込みもう少しメリハリをつけて欲しいと思うのだが、彼女達のファン層を考えると、ミドル系ってウケが悪いもんね。
多種多様なメロディックスピードメタルを揃え飽きないように、工夫を凝らしてくれた今作。ともすれば陥りやすいマンネリ感を見事に打破、自らが進むべき道を切り開いた先駆者としての気概を大いに感じました。
個人的にはドストライクなバンドではないので熱
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LOVEBITES-Judgement Day-Stand And Deliver (Shoot ’em Down) ★★★ (2023-07-13 21:00:25)

私服っぽい姿で演奏をするシーン
等身大の彼女達を見せたのは正解だ
ハイテクニックを駆使するホンモノのガールズメタル
歯応えのあるハードでダイナミックなナンバー
親しみやすい一曲だろう
嫌味にならない女性らしいお茶目なシーンも的を射る

LOVEBITES-The Lovebites EP ★★★ (2017-07-09 14:22:25)

ビクターエンタテインメントからいきなりメジャーデビューを果たしたガールズHM/HRバンドが2017年にリリースした4曲入りのEP。メタル好きの大人が集まりヴィジュアル的にもイケる女性を集めバックアップしているなぁ感は強く感じますが、アレンジや演奏も含め80年代テイストからグランジ以降のメタルを飲み込んだ音楽性は十分に説得力があり、力強い歌声とダイナミックに迫る演奏にはSHOW-YAにも負けない迫力があり、色んな意味で金掛けてんなぁとメジャー資本の潤沢さがうらやましいですね。
英詩で歌う事もさることながら、オープニングの『DON'T BITE THE DUST』からメイデン風味炸裂で、その辺りからもオジサン達がついつい応援したくなる要素も大。高い演奏スキルをLIVEでも再現出来るのなら、彼女達の存在は大きなものとなるでしょう。ある意味BABYMETALの成功は国産HM/HRシーンの活
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LOVEBITES-The Lovebites EP-Don't Bite the Dust ★★ (2019-02-06 15:04:06)

アイアンメイデンよろしくなオジサン達を喜ばせる一曲
かわいらしいジャパニーズなPVも海外で受けるかもですね
少々出来過ぎなのが気になるが
幅広い層に訴えかける洗練されたスタイルに昇華させているのは良かった

LOVER UNDER COVER-Set the Night on Fire ★★★ (2017-02-07 13:12:22)

LAST AUTUMN’S DREAMなどで活躍する北欧きってのメロディメイカー、ミカエル・アーランドソンがフロントマンを務めるバンドが2012年にリリースした1st。LAST AUTUMN’S DREAMの『Who Needs Love』やポップロックバンドSERVICEの『Flash In The Night』をカヴァーしたりと、北欧ブランドならではの甘美なメロディにハードなギターが絡む王道路線を披露。その躍動感溢れるリズムと軟弱にならない適度なキャッチネスさと普遍の魅力を携えるハードテイストが絶妙な絡みを魅せ、メロディ派のマニアにはたまらんものがあるでしょうね。フックに富んだ哀愁のメロディを歌うミカエルですが、随分としゃがれ声になっていて個人的には驚きましたが、脇を固めるメンバーの期待を裏切らない安定感抜群の演奏は、甘美でダイナミズム溢れるロックサウンドを支え、聴き手に極上の癒しを
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LOVERBOY-VI ★★★ (2016-10-16 13:12:04)

80年代を象徴するようなポップロックスタイルを築いたバンドと思っている彼らが1997年に復活を遂げた第一弾。国内盤は短命に終わったAVEXのBAREKNUCKLEからリリースされております。80年代のスタイルをそのままに90年代的な生っぽさも加味されたポップセンスを遺憾なく披露、壮麗なコーラスワークもキラキラと輝いており、従来よりもロック色を強めた分、彼らのポップサイドが好きな人にとってはややハード過ぎるのかも知れませんが、ハードな歌モノロックが好きな人にとって安心して身を委ねれる品質を維持しており、復帰作としては申し分ない出来栄えでしょう。個人的にもこんくらい歯ごたえがあった方が好みなのですが、らしくないと言ったらそうかも知れませんね。ラヴァーボーイなんてカズレーザーみたいな服着て平野ノラなバブルネタバンドだろうと距離を置いている方にこそ聴いて欲しいですね。

LUBA-Secrets and Sins ★★★ (2022-01-04 13:50:31)

ウクライナの血を引く女性シンガー、ルバこと‎ルボミラ・コワルチク‎のソロなのかバンドなのか分からないが1984年にルバ名義でリリースした2枚目のアルバム。カナダではスマッシュヒットしたバラードの②が有名なのですね。少々デジタルチックなニューウェーブ臭も漂いますが、ワイルドでハードなロック的ニュアンスも散りばめ、主役たるルバ嬢の女性らしい、しなやかで凜とした佇まいの歌声がサウンドとマッチしており、チョイハードな唄モノロックを愛するマニアにはマストな一枚と言えるでしょう。
当時、彼女の作品が日本でリリースされていたのかは知るよしもないが、メディアが取り上げていないのは確かで、カナダで売れたバンドはイマイチ跳ねないような印象が強い。これもメディア偏重な日本人気質によるモノだろうが、そういった情報に踊らされない唄モノロックファンにもススメたい一枚ですね。
とはいえ、ワタクシもニューウ
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LUCIFER'S FRIEND-Black Moon ★★★ (2021-07-18 07:07:33)

日本ではイマイチ、認知度を高められなかった稀代の名シンガー、ジョン・ロートン。パワフルかつ澄み切った高音域を武器に情感を込め歌い上げる姿は唯一無二の魅力を持っており、個性は薄めの声質だが、これほどのパフォーマンス力を持つシンガーを見つける事は出来ず、個人的は愛して止まないヴォーカルでした。ブルージーなロックを唄う姿も激ハマりなロートン、今作でも多種多様な音楽性を全方向から受け止め最高のアイデアで歌い切っています。
70を超えたおじいちゃんとは思えない艶やかで伸びのある歌声、高貴でインテリジェンスな風合いも出せる彼のパフォーマンスを主軸にバンドサウンドを作り上げた演者のアイデアも素晴らしく、古典的なスタイルの中に今を取り込み新風を吹き込んでいる。
晩節を汚しまくるカヴァーディルとは違い、等身大の魅力を反映したセンスと聴かせ方の上手さに舌を巻きますね。昔の名前を引っ張り出すだけで
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LUCIFER'S FRIEND-Black Moon-Call the Captain ★★★ (2021-07-09 16:38:12)

現役感バリバリのハードチューン
艶やかでハリのある歌声にウットリします
バックのプレイもクールなのにパッショネイト溢れまくりです
キレてるねぇ熱いねぇ
ロックしてますなぁ
終わらないで永遠に続いて欲しいと思う名曲です

LUCIFER'S FRIEND-Lucifer's Friend ★★★ (2020-03-18 19:13:07)

ドイツのバンドに英国人シンガーのジョン・ロートンが加わりリリースされた記念すべき1st。(直前にAsterix名義でアルバムをリリース、おなじ1970年という仕様、しかもジョンの他にトニ・カヴァーナという二人のシンガーがいたバンドである)重厚なアンサンブルを従え唸りをあげるハモンドオルガンの音色。伸びやかで澄み切った声、魂を震わすジョンのエモーショナルヴォイスにひれ伏すのですが、多種多様なロックを巧みに料理、70年代初頭にここまで完成度の高いハードなロックサウンドを披露しているのに恐れ入る。初期衝動を擽るストレートなハードさと、アーティスティックな感性を刺激する色彩美豊かなロックサウンドの凄み、緻密な構成力を持ち合わせているのに難解に聴かせない絶妙なバランス感覚に唸らされる。

ハモンドオルガンとジョンの歌を中心に繰り広げられるハードロック一代絵巻、次のアルバムから色濃くなる
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LUCIFER'S FRIEND-Mean Machine ★★★ (2019-06-28 13:27:40)

再びシンガーの座に出戻ったジョン・ロートンをフィーチャーした意欲作。コマーシャル路線を尽き詰めた中で成功に結び付かなかったバンドとしては会心の出来栄えと言えるバランス感覚に優れた名盤となった。
シーンの勢力図を塗り替えるように隆盛を極めたNWOBHMの影響も確実にあるのだが、キャリアに裏打ちされた曲作りの旨味、各メンバーの妙技がバランスよく散りばめ、何を聴かせたいかを明確に示しているのがポイントだ。
メロディアスだがハード&エッジーなサウンドは、ジョン・ロートンの澄んでいるがパワフルな歌声に導かれ勢いよく躍動している。どの曲にも親しみやすさを持ち込んだソングライティング力もギラリと光り、このバンドが歴戦の兵だった事を再確認させてくれているのもポイントだ。派手さや勢いでは、けして誤魔化さないアンサンブル力の旨味も凄い。
このアルバム、今聴いても古さを個人的には感じない。実
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LUCIFER'S FRIEND-Mean Machine-Hey Driver ★★★ (2020-03-15 18:41:22)

ドラマティックですね
尻上がりに盛り上がる展開が好きです
ジョン・ロートンは何を歌っても様になりますね

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip ★★ (2010-09-05 13:18:00)

発売当時はジャケとタイトルに「メタルを愚弄するな」と一喝
見向きもしませんが(若気の至りです)
希代の名シンガー ジョン・ロートン参加に食指が動き購入
メロディアスなAOR調のHM/HRサウンドに乗る彼の伸びやかな歌唱と
ピーターのアレンジに泣かされます
叙情的なメロディを奏でる適度なハードサウンドは耳なじみも良く
重厚なベテランならではの安定感のある至高のサウンドにひれ伏しました
1994年と言う時代背景が生んだ悲劇でしょう
真新しいさのないサウンドと時代の流れに黙殺
メロディアスなサウンドをこよなく愛する方なら是非とも聴いてもらいたい名盤です
ジョン・ロートンという希代の名シンガーの極上のパフォーマンスを
堪能するなら今作は必聴です

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Back in the Track ★★ (2011-02-20 21:10:24)

伸びやかなハイトーンが心地よく感動を運びます
ジョン・ロートンの歌声が響きますね
AOR調のハードロックナンバー
シンプルなビートが逆に良いです

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Don't Look Back ★★★ (2011-04-28 04:14:37)

温か味のあるメロディが耳を惹きます
ハードでポップなナンバーですね

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Heartbreaker ★★★ (2010-09-05 12:57:35)

ジョン・ロートンの伸びやかで力強い歌声に涙が
叙情的なメロディを歌い上げます
アレンジも素晴らしく
ピーターが奏でる旋律も素晴らしい

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-One Way Ticket to Hell ★★★ (2010-09-05 13:02:34)

AOR調のメロディアスなHM/HRナンバー
ロートンのハイトーンに泣かされます
サビメロに涙腺が刺激され
ギターソロで決壊です
カッコええわぁ
メロディアスはサウンドが好きな人は是非!!

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Rebound ★★★ (2011-05-14 03:20:08)

渋みを増した艶のある歌声が染み渡ります
都会的イメージを抱かせるなAORナンバー
地味だが好きですね

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Sheree ★★★ (2011-05-14 03:23:05)

仄かな哀愁漂うメロディにキュンとなります
洗練されたAORナンバー
色気のある艶やかな歌声が映えます

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-Step by Step ★★★ (2011-04-28 04:20:21)

躍動感溢れるアップテンポなナンバー
キーボードを前面に出していますね
魂を揺さぶるシンガーのパフォーマンスは一聴の価値あり
アレンジも嫌味にならないロック色も残しています
この良い意味でのメジャー感は流石ですね

LUCIFER'S FRIEND-Sumo Grip-You Touched Me... ★★★ (2011-04-28 04:16:12)

ピアノをバックに切々と歌います
泣かせますね
感動の王道バラード
流石はジョン・ロートン
名曲ですね

LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate ★★★ (2021-07-09 16:33:39)

ユーライアヒープ脱退後、大きなキャリアを築かなかったジョン・ロートン。並みのシンガーなら分かるが稀代の歌い手を思われるジョンが、なぜ表舞台に拘らなかった不思議である。そのキャリア形成の為、すっかりあの人は今、的な認知度になってしまったが彼の歌声に衰えなど一切なく、その力強い美声は円熟味を増していました。

久しぶりの表舞台の作品と言える今作、還暦を過ぎたとは思えないジョンの伸びやかで艶のある歌声、あらゆるタイプの歌いこなせる器用さ、そして全てを自分のカラーに変える存在感、癖の無さがインパクトに残りづらいとの声もあったらしいが、この表現力こそ最大の魅力。幅広いレンジをフォローできる魅惑のパワーヴォイスで全てをジョン一色に染め上げています。

バックを支える演者もジョンの唄を頂点に形成されているが、そこは手練手管の寝業師と言わんばかりにバラエティ豊かな楽曲を用意。無理
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LUCIFER'S HAMMER-Time is Death ★★ (2019-02-06 13:58:17)

南米はチリ産の正統派HM/HRバンドが2018年にリリースした2nd。オープニングからJP仕込みの大げさなイントロの曲で幕開け、そのまま突っ込んでいくのかと思ったら走り出さずに展開と、うぅうんと乗りきれなかったりするのだが、適度に湿ったサウンドは懐かしき香りを発散、JP、メイデン、NWOBHMと往年のスタイルを実直に踏襲したスタイルは、目新しさは皆無、もっさりとした鈍さも引き継ぐ悪さもあるが、鼻腔を擽る地下室トラディショナルサウンドを聴かされると、こういうスタイルのバンドが地下を支えているなぁと実感していますね。
何か始まりそうで、何も始まらないもどかしさが難点なんだが、それが味と捉えられるかで評価が大きく分かれるでしょう。

LUCIFER-Lucifer I ★★★ (2020-04-05 21:07:02)

The Oathのシンガーだった、ヨハンナ・サドニスが新たに立ち上げたバンドの1st。リリース元はRise Above Recordsに、ギターがAcid ReignやCathedralのゲイリー・ジェニングスが全面参加とくれば、もう出てくる音も想像がつきますが、期待通りの暗黒系ドゥームサウンドを披露。ド頭からオマージュ全開にニヤニヤさせられますが、先人たちからの影響も包み隠さずに取り込む姿も巧みに構成されており、そこにヨハンナ嬢の時には、けだるさもある歌い回しが独特の間を生み出し、淫靡な背徳感を演出、魔術的な響きに妖艶な空気を持ち込み、サバト感を高めているが特徴的と言えるだろ。
それと同じくらい近寄りがたき神秘性を持ち合わせているもの魅力と、圧倒的な闇の存在感を出しつつも、その闇に一筋の光明を射すのも彼女だというのが面白い。オジーへの憧憬も隠さない歌声、ヘヴィさに重きを置いたリズ
…続き

LUCIFER-Lucifer II ★★★ (2020-04-05 21:23:49)

前作から3年の間にメンバーがヨハンナ嬢を除く全員が交代、新たに参加したのはThe Hellacoptersのニッケ・アンダーソンが参加と、バックが変われば音楽性も変わるという事でオープニングからヴィンテージ臭も香りノリの良いロックナンバーで幕開けと印象を変えてきました。前作に収録されても違和感のない②も出ますが、④ではストーンズのカヴァーと参加メンバーやソングライティングチームを考えれば、進むべき道は1stではないという事を実感するでしょうね。

アルコールに交じりドラックの香りが漂う古典ロックの再考、1stとは違うロックのダイナミズムと、濃度のあるハードなウネリに酔わされます。良くも悪くも灰汁が薄まったことにより万人受けする音楽性になった。
彼女のキャラを考えるとこちらの方がハマっているかもしれない。

LUCIFER-Lucifer III ★★★ (2020-09-20 13:08:01)

懐メロ全開のヴィンテージロックバンドに変貌を遂げた2枚目にして通算3枚目のアルバム。こういうのが大手メジャーからリリースされるのだから驚きです。
ヨハナ嬢の妖しくもけだるい歌声は、重く引きずるようなリフと濃密に絡み、独特の風合いを披露。時には妖艶なる喘ぎにも似たセクシャルさもあり、このバンドの独自性を高めているのが印象的。マニアックな古典ロック的ニュアンスも強めだが、同じくらい懐かしさから醸し出される親しみやすさ、本格派の音作りなのに、敷居が下がっているのはフロントマンたる彼女のパフォーマンス力に尽きるだろう。
この手のヴィンテージロックバンドの魅力たる、聴き手を麻痺させるようなトリップ感も残しているのが肝。聴きやすいがマニアックさに手抜かりがないのが良かった。

LUJURIA-Sin parar de pecar ★★ (2016-06-02 14:26:43)

1991年から活動を続けるスペイン産のベテランHM/HRバンドが1999年にリリースした3rd。時代性を考えると恐ろしいくらいに90年代テイストを排除した作風に驚かされますが、この適度な重さと隙間のある音作りはなんとも懐かしい風を運び、無難過ぎるきらいはあるが、80年代中期のスタイルにスペイン的な哀愁と熱情を塗したアッツアツの王道スタイルを披露。刻み系のシンプルなリフワーク、塩っ辛いオッサン声、特別に速くもなければ、過激さもない、刺激的な現代において、また当時としても稀有な音楽性となるのですが、キャッチーでドライブ感のある楽曲はどれも活きがいいですね。そして自分たちの好きな事を実直に表現している姿がなんとも微笑ましい気分にさせてくれましたよ

LULLACRY-Be My God ★★★ (2012-06-23 16:48:18)

北欧はフィンランド出身の叙情派ゴシックメタルと形容すればよいのでしょうか?どこか退廃的で甘美なメロディと女性ならではの可憐な歌声が見事にマッチした女性シンガーを擁するツインギターバンドの2001年リリースの2ndを紹介します。当時行きつけのCD屋さんでBGMとして掛かっており、独特のメロディラインとトーンにやられ即購入を決意、新しい発見を出来るのはいいことですからね。北欧ならではの哀愁を含んだどこか儚げで甘味な独特のメロディラインと暗いミステリアスな情景が浮かび上がるトーンの持つ世界観にやられました、この手のサウンドに免疫のない自分にとってはの中毒性が高かったですね。懐古主義に終わらないヘヴィな音像とキャッチーでありながらも潤いを含んだ哀愁のメロディの数々に胸キュンです、そしてその甘美な世界観を彩るタニヤ嬢の可憐な歌声に泣かされます、けして軟弱な印象を与えるわけではない凛とした女性らしい
…続き

LULLACRY-Be My God-Be My God ★★★ (2012-06-23 16:22:22)

生々しい歌声がなんとも魅力的です
ダークでヘヴィ前半と
メランコリックなサビメロとの対比も聴きどころ

LULLACRY-Be My God-Bonfires of Time ★★★ (2012-07-01 22:10:49)


甘美なメロディが躍動しますね
彼等らしいサウンドを堪能できます

LULLACRY-Be My God-Embrace Me ★★★ (2012-06-23 16:19:52)

胸を締め付けつフックに富んだメロディ
ピアノの使い方にやられたな
女性らしいキュートな歌声が音楽性にバッチリとフィットしています
哀愁溢れる泣きのメロディに心が潤います

LULLACRY-Be My God-Firequeen ★★★ (2012-07-01 22:16:31)

北欧産ならではの叙情的かつ甘美なメロディ
女性シンガータニヤ嬢の歌声がよりロマンティックな雰囲気を醸し出します
5分半のドラマを堪能できますね

LULLACRY-Be My God-I Don’t Mind ★★★ (2012-06-28 14:43:57)

情感豊かな歌声と甘美なメロディ
うっとりとさせられる陶酔感がたまりませんね
この甘さがいいのです

LULLACRY-Be My God-Into Your Heart ★★★ (2012-06-28 14:36:44)

センチメンタルですね
ハスキーがかった声は曲調にあっています
ロマンティックで甘美なメロディが聴きどころ

LULLACRY-Be My God-Pain, Walk With Me ★★★ (2012-06-28 14:40:02)

彼等らしいムーディーな魅力溢れるミドルナンバー
サビメロの胸キュン度が評価の分かれ目かな
こういう風に料理するのが斬新に感じましたね

LULLACRY-Be My God-Thorn of the Rose ★★ (2012-07-01 22:12:26)

わりとシンプルでストレートなHM/HRナンバー

LULLACRY-Be My God-Without the Dreamer ★★★ (2012-06-28 14:35:03)

しなやかさと躍動感
キャッチーだと甘美なメロディ
このバンドならではの魅力でしょう

LYNCH MOB-Babylon ★★★ (2023-10-24 10:29:42)

それなりにアルバムをリリースしていたが、興味の対象ではなかったジョージ・リンチ率いるファンキーなハードロックサウンドが売りのバンド、その後は実験的なスタイルで勝負していたらしいが聴いたことがない。
そして2023年にリリースされた今作は、初期の頃を彷彿とさせるのも、もっとソリッドでメタリックなナンバーも収録と、80年代的なスタイルを墓標としつつも、単なる回顧録では終わらない現代的なフィルターを通したサウンドを確立している。
ヴァン・ヘイレンみたいな曲もあったりと、余興的なフレーズもあるが、お爺ちゃんとは思えないキレのあるギターを弾く、ジョージの衰え知らずのカミソリギターに舌を巻く。
ギターオリエンテッドな作風だが、バランス良く歌も前に出しバンドとしての体裁を保っている。主役はジョージだが脇役にもしっかりとスポットライトを当てバンドサウンドから一体感を生み出している点も評
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LYNCH MOB-Revolution (2016-08-21 16:17:49)

ドッケン時代の曲とリンチモブの1stの曲をカヴァーした一枚。原曲にあった華やかさを全て削ぎ落したモダンヘヴィネスヴァージョンに全編仕上げており、その方面が苦手な人にとっては悪夢を辿る問題作。少なくともカミソリギターと言われた攻撃的なギターでありつつも印象的なフレーズを奏でる分かりやすい事は一切行わず、所謂。時代性を完全に飲み込み寄せにいったと言う事ですね。彼のルーツにはないグランジスタイルやモダンヘヴィネスギターは多くのジョージファンにとって、またドッケンファンやリンチモブファンにとっても誰一人得をしていない残念なアレンジにとなっており、言葉を失いますが(Paris Is Burningは大胆なアレンジを施していますがメタルギタリストとして往年の空気を感じる事が出来ました)セルフリメイクですからね、昔の名前で出ていますなギターでは意味は無いし新たなる解釈を持ち込んだジョージのやる気は素晴
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Lance-While the Giant Sleeps ★★★ (2021-04-29 00:17:57)

ヴォーカル、ギターにキーボードとバンドの主役を張るランス・マシューがランス名義で1996年にリリースした1st。ジャケットに顔アップで映る武将様似の優男がランスさんだと思うのですが、これが実に癖のないワールドワイドなサウンドを披露。スウェーデンのEmpire Recordsから世に出ているのですが、北欧風の甘さよりもスパイスの効いたハードテイストも感じさせ、大衆性にニヒリズムも盛り込んでいる。
勉強不足の為、主役であるランスさんの事は何にもしりません、でもアーティストとしの腕は確かなようで、チョイハスキーな声が、この無国籍メロディアスHM/HRサウンドにバッチリとハマっています。決して明るいメロディアスサウンドではありませんので、爽快とはいきませんが、90年の中頃に奇跡のようなスタイルをサウンドを奏でており、バラエティ豊かな楽曲も見事にやり切っています。無理無駄のないアレンジと秀で
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Le Griffe-The EPs ★★★ (2022-07-10 20:44:44)

NWOBHMマニアにとっては幻のバンドと言えるマニア泣かせのEP2枚をひとまとめにしてボートラ一曲を追加した全9曲入のコンピ作。この幻の一品をリリースしたのが、相変わらず発掘に余念の無いNo Remorse Recordsからというのが激アツです。
いなたさのある垢抜けない英国ロック、そのねじ込まれた叙情性、洗練性とは無縁のハードサウンドは正にNWOBHMと叫ばずにはいられない煮え切らないハードサウンドを聴かせてくれます。
この作風で85年までバンドは活動するのだが、遅れてきたサウンドに需要もなく、アメリカン市場に売って出る予算もなかったろう、あえなくバンドは解散となるのですが、こうして2022年に日の目を浴びることになるとは、何が起きるか分かりません。こういう作品を復活させたレーベルの企業努力には頭が下がりますね。日本じゃイチオシはオジサンうけしそうな女性グループだもんなぁ

Leather Angel-We Came to Kill ★★ (2022-10-26 16:18:38)

知る人ぞ知る元祖アメリカンメタルバンド、最初はObsessionと名乗るも東海岸の彼らからクレームがあり、Leather Angelと改めて6曲入のEPを1983年にリリースしました。このようなレア盤が配信されているとは驚きです。
しかも手直し無しのチープさが漂っているのも凄かった。アナログ盤をそのまま流しているような錯覚を覚えるのですが、正直、このバンド演奏で納得されるような腕はなく、せーのでレコーディングしたような粗さが凄い。しかし、やろうとしている音楽は女性という偏見を一切挟ませない硬派なスタイルを築いている。パンキッシュでスリージーなハードサウンドは、同時期に活躍していたグラム系バンドよりもトゲトゲしいスタイルで勝負している。歴史的な価値としては高いが作品としては、やはりサブスクリプションで楽しめるからこその、レア盤という域は抜けていないが、NWOBHMからの影響も受けたス
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Leather Heart-Comeback ★★★ (2016-09-14 15:59:07)

情熱の国スペインはマドリッド出身のツインギター編成による5人組は2015年にリリースした1st。スピード・パワー・メロディの三拍子がそろい踏み、3割、30本、30盗塁のトリプルスリー達成と言いたい、バランス感覚のとれた質の高い音楽性を披露。所謂NWOTHMと分類される音楽性なのですが⑤曲目にサバスの『Danger Zone』をカヴァー(グレンというよりはレイ・ギラン風)したようなセンス通りのスタイルだしメロディックでドラマ性もあり、なおかつ熱を帯びた普遍のメタルサウンドが大好物な方にはおススメの一品でしょう。類型的なスタイル故に先人達の比較もあるでしょうが、そんじょそこらのノスタルジーをくすぐるだけのバンドとは違う作品としての精度の高さとアレンジセンスは先人達にも比肩するほどのクオリティを携えており、ダイナミックなハードサウンドの中でも、馴染みやすいメロディを放り込む辺りの巧さは、このバ
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Lionheart(New Zealand)-Running Free ★★ (2014-09-27 13:52:33)

こちらはニュージーランド出身の5人組からなるバンドです。リリースは1985年、青臭く荒削りだがクールなポップセンスが弾け出ている音はまんまNWOBHMに根差した哀愁の欧州サウンド全開の正統派、マニアならハードブギーな①の泣き方に悶絶、その後も派手さないものの憂いを帯びたメロディが沸々と青白い炎を灯し、燃えたぎる熱情に絆されること間違いなしな世界観に望郷をそそられるでしょう。古臭いNWOBHM風なサウンドは1985年に売れるような音ではないのですが、そのひたむきな姿勢と無垢なガムシャラさに捨てきれないものを感じ今でも年に1,2回は手を出すアルバムです。個性は薄目ですが懐かしい香りとハードなギターをフューチャーした力作、9曲入り40分未満なんでスッと聴けますので、その手のサウンドが好みの方なら楽しんで貰えると思います。


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