この曲を聴け! 

失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 7001-7050
→PC向けページ
Tweet
NIGHT RANGER-Man in Motion-I Did It for Love
NIGHT RANGER-Midnight Madness
NIGHT RANGER-Midnight Madness-Chippin' Away
NIGHT RANGER-Midnight Madness-Passion Play
NIGHT RANGER-Neverland
NIGHT RANGER-Seven
NIGHT RANGER-Somewhere in California
NIGHT-High Tides - Distant Skies
NIGHT-Night
NIGHT-Night-Hot Summer Nights
NIGHT-Raft of the World
NIGHT-Soldiers of Time
NIGHTMARE(Columbia)
NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom
NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom-High Speed Venom
NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom-Rising Evil
NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom-When Hell is out of Control
NIGHTMARE-Waiting for the Twilight
NIGHTSHADE-Dead of Night
NIGHTWING-Black Summer
NIGHTWING-My Kingdom Come
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Because of You
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Caught Up in a Rush
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Chosen Man
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Desecration
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Henriette
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-I Don't Believe
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-I'll Remember You
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Inquisition
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Introduction
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Pieces of a Dream
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Plague
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-The Eagle
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-The Inquisitor's Rage
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-The King Will Die
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Try to Live Again
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-War of Religions
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-World War II
NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-World War III
NINE INCH NAILS-Broken-Last
NINE TREASURES-十丈铜嘴 Arvan Ald Guulin Hunshoor
NINJA SEX PARTY-Strawberries and Cream
NINJA-Invincible
NITEHAWKS-Vendetta
NITRO-Gunnin’ for Glory
NITRO-O.F.R.
NO SHAME-Good Girls Don't Last
NO TROUBLE-Looking for Trouble
NOB-NoB 1st

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269 | 270 | 271 | 272 | 273 | 274 | 275 | 276 | 277 | 278


発言している28曲を連続再生 - Youtube



NIGHT RANGER-Man in Motion-I Did It for Love ★★★ (2017-06-12 13:33:46)

ラス・バラードのペンによる哀メロナンバー
ジョー・リン・ターナーの歌声が聞こえてきそうですね
サビの明るさがナイトレンジャースタイルなのかな

NIGHT RANGER-Midnight Madness ★★★ (2017-06-09 14:45:04)

前作同様、元気いっぱいもう一杯なアメリカンロックで幕が開ける2nd。その方向性は前作の成功による後押しなのか、自身から漲るモノなのか、より一層の表現力の豊かさをアピールする事に成功。シングルとして大成功を収める④や非の打ちどころのない⑦の魅力たる、爽快感と甘酸っぱいひと夏の恋を思わせる憂いのあるメロディの融合。これらのヒット曲に引っ張られより多くのリスナーを獲得する事に成功したのでしょうが、バンドの本分たる魅力はそれだけには留まらず①のようなノリノリのアメリカンロックは勿論、②③のながれのカッコよさ足るや(特に③のメロディックなハード路線のカッコよさに悶絶)、バラードを挟み、優等生極まりないがロック然としたダイナミックな⑤もつパワーはバンドの根幹を成すモノ、単なるソフトケイスされたバラードバンドなどとは、大違いの魅力を体感する事が出来るでしょう。名曲⑦の前後で存在が霞みそうですが、ナイト
…続き

NIGHT RANGER-Midnight Madness-Chippin' Away ★★★ (2017-06-09 14:49:40)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できる一曲
ナイトレンジャーな魅力に溢れていますね
あらゆるタイプの曲でも楽しませてくれる懐の深さに脱帽です
メロディがエエよ

NIGHT RANGER-Midnight Madness-Passion Play ★★★ (2017-06-09 14:47:43)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できる一曲
強力な前後に挟まれ地味目の印象を持たれるが
これぞナイトレンジャーな魅力に溢れていると思います
スキがないんですよねアレンジに
でも余白を残しているのが素晴らしい

NIGHT RANGER-Neverland ★★★ (2017-06-12 14:17:51)

国内盤は我らがZero Corporationからリリースされたオリジナルメンバーによる復活作。解散前のソフトなポップを路線の復活でもなく、また安易な初期の焼き回しでもない、しっかりと1997年にやるべくハードなアメリカンロック路線を披露。厚みのあるツインボーカルによる強力なハーモニー、派手目のツインギターと、自らの持ち味を遺憾なく発揮。これぞナイトレンジャーな王道路線にオンパレードに往年のファンは勿論、泣かないメロディックロックが好きな人には安心して耳を傾ける事が出来るでしょう。当時のアメリカでこの路線での復活は相当厳しいモノがあり、覚悟も入ったでしょうが、BIG IN JAPANと揶揄されようが、本分とも言える音楽性で勝負を掛けれたのが、ファンの方にとっては嬉しい誤算だったかと思いますよ。だってこの時期、復活した往年のバンドは皆、それなら、そのメンツじゃなくてもいいんじゃないのって音
…続き

NIGHT RANGER-Seven ★★★ (2017-06-12 14:30:44)

前作で手応えを感じたのか、復活した翌年にリリースされた通産8枚目のアルバムです(このメンツでは7枚目だからセブンってしたんでしょうね)。ド派手なソロバトルを楽しめる快活なアメリカンハードロックナンバーで掴みはOKとなりますが、全般的に乾いたアメリカンロック路線を推し進め、彼らのファンにとっては、もう少し潤いのあるメロウなモノを求めていたのか、あまり評判の良くない一枚。しかしメロディの質など、歌える二人の持ち味を生かいているし、厚みのあるハーモニーは健在。ギターも鮮烈な印象を与えるほど、引き倒しているし、十分ハードな面を大きく支えている。
妙にキーボードを前に出したポップロックが無いのにも統一感があり個人的に好感が持てますね。ある意味、彼らが今までリリースしてきたアルバムを全てをミキサーにかけ、再構築した印象の強い一枚。久しぶりに改めて聴いたのですが、良く計算されていますね。ベテラン
…続き

NIGHT RANGER-Somewhere in California ★★★ (2017-06-13 14:15:37)

盟友ジェフ・ワトソンが抜け、ケリー、ブラッド、ジャックの3人が中心となりバンドを切り盛りする事に、時代はリバイバルブームまっただ中、その余波の中で今作は復帰後のヘヴィな路線を継承しつつも、初期の頃に感じられた爽快だが、どこかセンチメンタルなメロディが復活、嫌みのない快活さと、洗練された楽曲が持つ普遍の魅力は今までの集大成と言って良いほど充実しており、まさに旧来のファンを納得させれるような幅広い音楽性を披露。新ギタリスト、ジョエル・ホークストラもジェフを意識したプレイで、往年のギターバトルを再演したりと、本当の意味での復活作はこれだなぁと思わせる手応えを感じますね。そして聴き手の耳を喜ばせる明朗快活なロックサウンドに思わず笑みがこぼれましたね。

NIGHT-High Tides - Distant Skies ★★★ (2023-02-04 13:53:53)

アルバム毎に泣かせの叙情派NWOBHMスタイルへと傾倒するバンドでしたが、今作はいよいよ完璧にびしゃびしゃに濡れた、哀愁タップリの叙情派クラシックロックへと仕上がりました。シンガーも、このスタイルに馴染み絞り出すようなハイトーンは影を潜めています。このマイナー臭は、北欧というよりは、地下室NWOBHM感が強くにじみ出ており、あえてのアナログ的な映像をみせつけ魅了しようとしている。
モノトーンの淡い情景が浮かぶ、湿り気タップリのな泣かせのメロディはオープニングから炸裂、威いつ走るサウンド期待するマニアには勧められないが、②のような古典疾走ナンバーが出てくるとグッと掴まれるモノです。丁寧に練り込まれた哀愁のメロディ、トレンチコートの襟を立てますよ。ガス灯に揺れる明かり、この質感、大切にしたい感性ですよね。
ノスタルジックなスタイル故に、新しい発見というのは少ないが、この手のスタイ
…続き

NIGHT-Night ★★ (2023-01-31 14:31:53)

バンド名NIGHTにアルバムタイトルNIGHTでは検索に引っ掛けるのが困難、売る気があるのかと言いたくなるスウェーデン産の若手古典メタルバンドの1st。Burning Fireという勇ましい名前のシンガー兼ギタリストは、絞り出すようなハイトーンをかますが少々頼りない、その線の細いシャウトは好悪を分けそうだが、出している音は70年代からNWOBHMまでというスタンスの音楽性を踏襲、あえてアナログな空気感を残し、古めかしい時代を現在に蘇らせたかのような手法をとっている。
それだけに昨今のメジャー流通バリバリの加工サウンド(ドラムトリガーは認めない派です)に慣れ親しんでいるマニアには、とてもじゃないが勧められないが、往年の空気感に浸りたいクラシックメタル好きにはレイトバックした時間を楽しめるでしょう。でも、それならば、○○の昔のアルバムを聴きますと言われたら手も足も出ませんが、ワタクシは
…続き

NIGHT-Night-Hot Summer Nights ★★★ (2018-06-08 14:56:04)

ウォルター・イーガンが提供した曲
歌うはスティーヴィ・リーガン
シンセで参加しているがTOTOのポーカロ兄弟のお父さんです
オリジナルの味を損なわないバンドアレンジも美味しいです
彼らの手によって1979年にシングルカットされました

NIGHT-Raft of the World ★★★ (2023-02-02 16:28:26)

アルバムリリース毎に音楽性が変るのですが、今作は前作にあった抒情的なメロディを増量、枯れた味わいの哀メロサウンドへと傾倒、初期の頃の厳つさは影を潜め、アプローチを変えてきました。シンガーも唄い方を変えていますが、この手のスタイルに合うかは微妙、このあたりが評価を分けるでしょう。極力シンプルな音に拘ったサウンドメイク、これならばライブでも自分たちだけで再現可能、フォーキー名枯れ専NWOBHMをやっている。80年代というよりは70年代的なアプローチや、流石に古くさいと感じるマニアもいるでしょう、でも好きもんにはたまらんでしょうね。淡い情景を刻む叙情派スタイルも悪くないです。

NIGHT-Soldiers of Time ★★★ (2023-01-31 14:46:03)

前作の反省があったのかヴォーカルの余裕の無さを改善、コーラスワークも挟み込み上手く処理してきた。なによりサウンドにフックがあり、メロディも叙情味が増え泣かせ具合とNWOBHMを巧みに抱き合わせ前作以上に練り込んできた。メイデン+JPと言った手法は、掃いて捨てるほど存在するのだが、こうやって久しぶりに新譜として聴かされると懐かしい気持ちにはなる。
とにかく狙うはオールドスクール、アコギのバラード⑤など、CinderellaとかTeslaあたりを思い出させたりと、間口を広げてきた印象も受ける。古めかしい感性を現代にアップデートしたクラシックメタル、過激なモノを求める人には、些か食い足りないだろうが、この余白のある音作り、昔ライナーノーツに良く書いてあった、北欧のバンドは、マイケル・シェンカーやUFO、DP、Thin Lizzyといったアーティストから影響を受けた音楽性と紹介されていた記
…続き

NIGHTMARE(Columbia) (2014-04-25 15:32:06)

南米はコロンビアのWitchtrapのDr.Witchhammer, Vo.GのBurning Axe Ripper,B.Enforcerの三人にSinister Stormを迎え入れ結成されたバンドです。ベースのエンフォーサーさんはここではギターに転向し支えております。Witchtrapで聞かせてくれたスラッシュサウンドは一味も二味も違う正統派メタルサウンドを披露しています。歌い方も全然違うんでクレジットあってんのかと不安になりますが(ギターのEdison GilはEnforcerさんです)興味がある方は是非とも聞いてみてください

NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom (2014-04-26 17:40:16)

南米はコロンビアWitchtrapのメンバーが中心となり結成されたサイドプロジェクトなのでしょうか?詳しい事は分かりませんが、NWOBHMにジャーマンスタイルを取り入れたようなヘヴィな中にもメロディを大切にした随分と古典的な手法に拘ったサウンドが耳を惹きます。シンガーもマイケル・キスクとかジェフ・テイトのようなハイトーンを駆使し歌い上げ、Witchtrapの時とは印象も違い驚かされたものです。速いナンバーよりも⑤のような密度の濃い70、80年代のHM/HR風のミドルナンバーに興味を惹かれましたね。全般通して狙ったのかB級感と古めかしい正統性に評価も分かれるでしょうが、マニアなら思わず手を出してしまう一品なんでしょうね。

NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom-High Speed Venom ★★ (2014-04-26 17:27:38)

頼り気のない歌
シンプルなバッキングとソロは派手
狙っているのでしょうか?
古典的な手法にニヤけてきます
C級ジャーマンメタルな作風に目頭が熱くなります

NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom-Rising Evil (2014-04-25 15:34:46)

ジューダス出しアースシェイカー風だったりするイントロ
次の曲と上手く繋げたらなお良かったです

NIGHTMARE(Columbia)-High Speed Venom-When Hell is out of Control ★★ (2014-04-26 17:23:52)

マイケル・キスクばりのハイトーンを轟かせます
B級感も満載なピュアメタルナンバー

NIGHTMARE-Waiting for the Twilight ★★★ (2020-01-24 13:06:58)

フランスのメイデンと呼ばれた正統派HM/HRバンドのデビュー作。風呂場で演奏したものを録音したのですかと言いたくなる、リバーブの掛かった独特の音質に、EBONYめ、やりやがったなぁとなるのですが、マニアなら問題なしも耐性のないかたは、コロナウイルス到来と言わんばかりに、どうしようかと対策に頭を抱えるでしょうね。これがEBONYなのですよ。

フランスメタルならではの優美なメロディ、そしてメイデン、UFO、SCORPIONS、JPといった先人たちからの影響を包み隠さずに再構築することで、伝統的なHM/HRサウンドを継承することに成功。またツインリードがバンドの顔となり、印象的なフレーズを随所にねじ込み、メタルバンドかくあるべきな攻撃性を存分に見せつけている。この辺りは時代的にもNWOBHMの後押しも大きかったのだろう。

叙情美溢れる哀愁のメロディ、そこに口当たりの
…続き

NIGHTSHADE-Dead of Night ★★★ (2016-09-09 14:54:30)

ポップ路線へと変更を計ったQ5に嫌気がさした(おまけに売れなかった)ボーカルのジョナサンKとギターのリック・ピアースらが中心となり結成されたバンドが1991年にリリースした1st。フロイド・ローズの影に隠れがちだったリックのギターを前面に出した活きのいいダイナミックな正攻法で攻めるバンドサウンドを披露、まさにQ5は本来進むべき道はこれだったんだと言わせるような使用で、あのNWOBHMに根ざしたアメリカンロックは懐かしさと共に親しみやすさもあり、その王道路線には思わず笑みがこぼれるほどの実直さを感じさせ、型にはめられる事無く自分たちの手腕を遺憾なく発揮しております。AC/DC風のタテノリナンバーなんかを聴くとジョナサンのポール・ショティーノ+ビフ・バイフォード÷2な歌声もノビノビしており、ズバッと切れ込んでくる独創性は無いかも知れませんが、安定したリズムセクションと堅実なギター、今まで以上
…続き

NIGHTWING-Black Summer ★★★ (2018-05-29 13:29:40)

Strifeのベース兼ヴォーカルだったゴードン・ロウリーが自身の音楽性を追求する為に結成されたバンドの2nd。時期的にNWOBHMの流れに乗ってという背景もあるのか、オープニングは性急なビートを刻む疾走ナンバーだったりするのだが、このバンドの本質は英国由来の叙情性と、多彩な鍵盤楽器を導入した幻想的なメロディ、この二つを軸としたプログレテイストも強いサウンドが魅力。また自己主張が強いリズムプレイもハードさの根幹を支えたりと、重厚なサウンドプロダクションではないが、歯ごたえをもたらしているのも印象的だ。柔軟に対応するギターとキーボードの絡み、その配合によってプログレスタイルとハードさのバランスも大幅に変わるが、NWOBHMという時代に表れた古典的スタイルを誇示するプログレハードサウンドが本質なんだろう。
ジメジメ感よりも爽快なメロディと明るさ、この手触りが他の英国バンドの違いなのかも知
…続き

NIGHTWING-My Kingdom Come ★★ (2018-05-29 13:51:06)

専任シンガーがマックス・ベーコンになってから2作目にて通産4枚目のアルバム。
前作を聴いていないので分かりませんが、あの明るく爽快なプログレサウンドは封印。よりストレートで分かりやすいメロディックサウンドへと変更。正直、個性が薄まった分、何を聴けば良いのかと困惑するのだが、マックスの伸びやかな歌声を生かしたポップロックとして楽しむのが一番だろう。その中でもダイナミックな『THE DEVIL WALKS BEHIND YOU』のような曲もあるので、軟派なだけではないロックな魅力も補完しているのが憎い。万人ウケするスタイルと個性、その両立の難しさを改めて感じさせる一枚である。AOR風の歌モノと言えるほどライトでも歌が中心でもないが、ハードに攻めきっていないってのもモドカシイ。
その辺りが評価を分ける要因でしょうが、多彩な技巧を隠し味にしているは間違いないのです。

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus ★★ (2008-07-15 15:24:00)

BRAZEN ABOTの延長線上にある100分にも及ぶロックオペラアルバム
お馴染みのメンバー以外にもヨルン・ランデ、ドゥギー・ホワイトと女性シンガー二名が参加。音質が薄っぺらくダイナミズムにはかけるが北欧的な透明感のある古典的なHM/HRを基調としつつも本格的なオーケストレーションを導入したりとドラマティックな世界観を見事に表現している。随所で感じる細部にまで拘ったアレンジセンスも見逃せません、コーラスワークは勿論、お得意のバイオリン等もアクセントとなり一代叙情詩に効果的な役割をなしている。一曲一曲の完成度は高くニコロ・コツェフの類稀な才能を遺憾なく発揮している。各シンガーも適材適所と言うべきか、物語の語り部や役になり各々の魅力を存分に発揮し今作を名盤へと押し上げている、一曲の中に数名のシンガーが絡む様などの興奮したものです。これがあったからジョーとグレンは同じバンドを組む事にな
…続き

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Because of You ★★★ (2008-07-15 17:00:16)

ヨルンのカヴァーデイル風のブルージーな歌に導かれ始まる
ドラマティックなバラードナンバー
ジョーの歌う穏やかなパートが感動的ですね
女性VOサス・ジョーダンの力強い唄も良くジョーとのデュエットも素晴らしいですね
そこにヨルンが絡んでくるのだからたまらないですね
美旋律を奏でるピアノも見逃せませんよ

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Caught Up in a Rush ★★ (2008-07-15 17:29:42)

グレンお得意のヘヴィなかつファンキーなナンバー
サビのメロディアスさが良いですね
この手の曲を歌わしたら右に出るものはいないですね
グレンの歌声に酔いしれて下さい
ギターソロもカッコイイなぁ

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Chosen Man ★★★ (2008-07-15 16:38:18)

グレンのソウルフルな歌唱が光るバラード
それに負けじとジョーの渋みを増した歌声が絡んでくるのだから
たまらない。二人のシンガーが繰り広げる叙情詩に感動します
素晴らしい名曲ですね

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Desecration ★★ (2008-07-15 17:19:01)

オペラティックなイントロに導かれ始まるメロディアスな古典的HM/HRナンバー地味だが熱いものを感じます
ジョーとヨランの二人がバトルを繰り広げています
Voジョー・リン・ターナーとヨラン・エドマン
個人的にはインギーのところにいた二人の競演に興奮を覚えました

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Henriette ★★★ (2008-07-15 17:26:28)

北欧風の美旋律に彩られたジョーお得意のバラード
ストリングスも効いて感動的ですね
テクニカルなギターソロも良いが
ニコロ本人が奏でるバイオリンのパートが印象的です

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-I Don't Believe ★★★ (2008-07-15 17:52:30)

ファンキーなグレンお得意のHM/HRナンバー
朗々と歌うグレンの歌唱は素晴らしく他者にはない個性を感じる
メロウなパートでの表現力の素晴らしさに脱帽です
後半で絡んでくるヨルン・ランデのパフォーマンスもカッコよく
鳥肌ものでしたね

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-I'll Remember You ★★★ (2008-07-15 17:08:06)

一代叙情詩ロックオペラを締めくくるドラマティックなバラード
数奇な運命を辿ったノストラダムスの最後をジョーと女性Voアランナ・マイルズが歌っています
バッキングプレイも素晴らしくストリングスのパートの美しさに感動しますね
全篇に渡ることなのですがこの歌劇とも言うべき作風を作り上げたニコロ・コツェフの才能とセンスに敬意を払いたくなります
素晴らしいドラマでした

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Inquisition ★★ (2008-07-15 17:44:36)

キャッチャーなメロディとクラシカルなフレーズの絡みが絶妙なロックオペラ
メロディアスなニコロのソロプレイがハイライト
Voジョー・リン・ターナー、ヨルン・ランデ

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Introduction ★★ (2008-07-15 17:22:27)

ミック・ミカエリのオルガンの音色が懐かしい雰囲気を醸し出しますね。ドゥギーの唄もこの手のサウンドに合っているがこのメンバーの中では個性不足な感じがします。
サビのコーラスが印象的ですね

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Pieces of a Dream ★★★ (2008-07-15 17:13:56)

グレンのソウルフルな歌唱が絶品なメロウなナンバー
透明感のある美しいメロディが感動を誘いますね
中盤ヘヴィなるパートに何かが始まる感じがします
ニコロのエモーショナルなギタープレイもカッコイイです

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Plague ★★ (2008-07-15 17:40:16)

クラシカルなバッキングが耳を惹きますね
ダークな色合いのあるドラマティックなミドルナンバー
ここでは違いますがドゥギーとヨルンの二人の掛け合いに第三期パープル的な雰囲気を感じ楽しみましたね。
ヘヴィな曲に負けない二人の熱のこもった唄がが聴き所だと思います
Voドゥギー・ホワイト、ヨルン・ランデ

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-The Eagle ★★★ (2008-07-15 17:33:46)

キャッチャーなメロディと北欧風の旋律がオペラティックに仕上げられた感じが見事な力作ですね
ヨランのエモーショナルな歌声が一段と魅力を増している
地味な印象を受けるがカッコイイ曲ですね

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-The Inquisitor's Rage ★★ (2008-07-15 16:33:45)

ヨルンのパワフルな歌唱が光るアップテンポなナンバー
クラシカルなエッセンスもあり徐々に盛り上がるイントロを
聴いただけでもグッときますね

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-The King Will Die ★★★ (2008-07-15 17:47:48)

レインボータイプの疾走ナンバー
ドゥギーが歌うのだからグッとこない訳にはいきませんね
オペラティックなパートもアクセントとなり
ドラマティックな世界観を演出していますね

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-Try to Live Again ★★★ (2008-07-15 17:56:20)

DISC1のラストを飾るラブバラード
ジョーとアランナ・マイルズのデュエットが胸を打ちますね
この手の唄を歌うジョーのパフォーマンスは素晴らしいし
安定感があるなぁ

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-War of Religions ★★ (2008-07-15 16:28:47)

DISC2の一曲目
グルーブ感のあるミドルナンバー
バックで聴こえるクラシカルなパートがアクセントと
なり楽曲の魅力を増している
VOがヨラン・エドマンとヨルン・ランデ
次の曲とつながっています

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-World War II ★★★ (2008-07-15 16:43:22)

オペラ調のドラマティックなパートが素晴らしいですね
クラシカルフレーバーたっぷり味付けをした古典的なHM/HRサウンドにヨランお得意のエモーショナルな歌唱も光りますね
サビメロが印象的です
Voヨラン・エドマン

NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS-Nostradamus-World War III ★★★ (2008-07-15 16:51:32)

ヘヴィなハモンド・オルガンがカッコイイです
古典的なHM/HRの疾走ナンバーを北欧風に仕上げていますね
クレジットはヨランなんですが
僕にはドゥギーホワイトが歌っているようにしか聴こえないのですがいかがでしょうか?

NINE INCH NAILS-Broken-Last ★★ (2014-05-26 13:18:47)

オシャレなデジタルノイジーサウンドの中で
唯一歯ごたえのある濃厚な一曲
映画「キャビン」のエンディングで流れていて気に入りました
シャリシャリとしたノイジーなギター
焼けるように熱い歌声
ジリジリとした焦燥感が癖になるのかね
やっぱりオシャレすぎるわ

NINE TREASURES-十丈铜嘴 Arvan Ald Guulin Hunshoor ★★ (2015-10-24 21:39:38)

中国は北京出身の5人組によるバラライカという楽器も活躍する本格的なフォークメタルバンドの1st。肝心のバラライカという楽器が良く分かりませんが中国と言えばな、あの弦楽器の音がふんだんに盛り込まれ、そこにフォークメタルならではの陽気なリズムが乗っかり、なんだか楽しい気分になりますね。所謂コルピクラーニの中華バージョンだし、コルピをまともに聴いた事無いので比較はできませんが、ひょっとしたら恐ろしいくらいのパクリもやっているのかな?と思いつつも、このキャッチーでありつつも勇壮で叙情的サウンドには故郷に思いを馳せる、涙を誘うホロっとさせられるフレーズが随所に聴かれ、何とも言えない気分を味わえるのがツボというか最大の聴きどころ、ヘヴィメタルバンドの核となる硬質なギターリフも聴こえるしリズムもいたってオーソドックスな響きを聴かせ、その魅力はメタリカのカヴァーなど顕著に表れているでしょうね。普段は手を
…続き

NINJA SEX PARTY-Strawberries and Cream ★★ (2020-10-25 12:35:46)

バンド名に人を馬鹿にしたような風貌、そして思春期の男の子のエロ願望を歌うなど、潔癖な方からは100%嫌われる要素も大なロックユニットの2枚目。シンセ全開ですから、でもフェスなどでウケそうなノリの良さや親しみやすさが全面に出ており、音楽性はけして低くない。むしろトンカツDJ揚げ太郎なサウンドでお楽しみの方なら大いにいけるでしょうね。PVもお気楽で、真面目に議論するものではありませんが、このバンドには、おういうお笑いでお茶を濁さない音楽的な偏差値も高く、全年齢全ジャンル対応の懐の深さがあります。
こういう音を主食として楽しみこともないし、お金を出して買う事もありませんが、定額制サービスのなせる技としてハードサウンドの箸休めに楽しんでいます。
お遊びの要素も強めなコメディポップユニットも、カヴァーアルバム集を3枚もリリース、そこでは有名どころを大真面目にカヴァー、しっかりとしたアレ
…続き

NINJA-Invincible ★★ (2023-09-24 14:03:50)

NINJAというバンドは複数あるば、一番、音楽性的にしっかりしているのはドイツ産の彼らだろう。メタルバブル弾けるど真ん中、そこそこのメジャー感も散りばめつつも硬派なジャーマンスタイルは堅守、その男くささと洗練されすぎないロックサウンドの持つ普遍性、ウド・ダークシュナイダーの弟、ピーター・ダークシュナイダーがいたバンドなんかを思い出しますよね。
先人たちからの影響を素直に取り込み、ジャーマン流儀で煮詰めたスタイルは、個性と引き換えに手入れた安定感。このドンシャリとした音も80年代型のヘヴィメタルとして存分に楽しめますよね。もっと丁寧にやってほしいと感じる場面もあるが、派手に見せるツインギター、バラード以外は割と攻撃的な曲が全体を支配しているので、メタルの持つアッパー感、スピードとアタッキーな面が好きな人にはぐっとくる要素も多いだろう。
キメ曲一発があれば印象も変わるのだが、それ
…続き

NITEHAWKS-Vendetta ★★★ (2017-03-10 14:29:34)

Crystal Viperのマルタ・ガブリエルの夫として知られるバート・ガブリエルが主宰するポーランドのSkol Recordsから2015年にリリースされた1st。希少な作品を発掘する事に精を出すレーベルとして知られるSkol Recordsからのリリースだけに聴く前から否応に期待も高まるのですが、前がかりなドラム、ハリスよろしくなランニングベース、良く歌うテクニカルなギター、熱の籠ったパワフルヴォイスとガツーンとパワフルにかましているのですがもう少し落ち着いて演奏してくれと、個人的にはチョイとしたズレが気に掛るのですが、典型的なメロディックパワーメタルの影響も多分に含んだNWOTHMサウンドを披露、どこか懐かしいデジャブ感もあるが、これといったバンドを指すものでないのが面白い。また妙な明るさを含んだ楽曲などには、メインストリームメタル風のアイデアも盛り込んだりと、小技を効かした演出も
…続き

NITRO-Gunnin’ for Glory ★★★ (2022-10-12 17:13:40)

変態ギタリスト、マイケル・アンジェロ率いるバンドのコンピ作。シンガーも5オクターブのハイトーンを操るとかでナイトスクープのスタッフも喜びそうなエキセントリックな話題もありましたが、グラム系サウンドの裏でなるマイケルのギターは目の覚めるようなハイテクニックが飛び出しており、聴きようによっては、かなりエキサイティングである。少々馬鹿げた唄い回しになるシンガーも、抑えめでいけば耳障りではなくバラード③なんて、このアレンジで良かったよね。
未発表+マイケル・アンジェロバンドの曲+アレンジ違いという構成は、このバンドのバカバカしい面を押さえた楽曲を中心に収録されているので、悪い噂を聴いてきたマニアには随分と敷居を下げたろうし、グラム系には不釣り合いなほど、バカテクギターが飛び出す場面など、面白いと思わせる見せ場もあり、ある意味、入門編には1stよりも、こっちの方が付き合いやすいのではと思いま
…続き

NITRO-O.F.R. ★★ (2022-10-14 12:46:45)

コメントした記憶しか無いのだが消えているなぁ?
本来はもっとハードでメタリックだったんだろうなぁと推測出来るオープニングナンバーの軽快さ、メタリックさをスポイルしたソフトケイス使用に少々不満を感じるのだが、ギターソロではハイテクニックを駆使するマイケル・アンジェロの凄技は随所に練り込まれており、その曲芸ギタープレイに息を呑みますね。
少々、馬鹿げていると言いたくなるハイトーンを前に出しすぎたが為にイマイチ、跳ねなかったバンドなのだが、5オクターブを操るなんてアヴェンジャー感を出さない方が良かったのになぁと感じる面もありますが、グラム系シュラプネルサウンドと言えるNITROサウンドは、メジャー感とマイナーなメタリック感を巧みに混ぜ込み、独自の路線を突き詰めようと苦心している。
進みたい方向と売りたいマネージメント、その狭間を垣間見るような音楽性だが、商業誌で酷評されるレビ
…続き

NO SHAME-Good Girls Don't Last ★★ (2017-03-01 14:44:09)

VIXENに続けとばかりに1989年に大手Columbiaからデビューを果たした4人組ガールズHM/HRバンドの1st。オープニングからワイルドでグラマラスなハードポップサウンドを披露、キュートに弾けるジャッキー・リン嬢の歌声も艶やかにハマり、女性にしか出来ない色を明確に出しています。全般的にそつのない楽曲が収録され、ルックス演奏ともにVIXENとの違いを余り感じないのが気に掛るところで、ジャネット・リンと木の実ななとの見分けがつかない『ややこしやぁ』と嘆いていた、なだぎ武のネタを思い出させる類似性が一番評価を分けるでしょうね。昨今の勢いを増すガールズメタルブームですが、女らしさを損なわず、また媚を売らずハードに迫った本気のアメリカンHM/HRは、ロックとポップな面を巧みに両立させた粋な一品でしたね。

NO TROUBLE-Looking for Trouble ★★★ (2023-04-02 09:22:20)

ノートラブルというバンド名がトラブってるぞと思うマニアも多いでしょう。ドイツが生んだメロディックメタルバンドですが、方向性としてはワールドワイドな感性を持っており、アメリカで成功したSCORPIONSの影響もあるだろうし、BONFIREなどを想起させるメジャー感が最大の聴き所、ドイツらしい生真面目さと剛毅なスタイルに、持ち込まれた大衆性。しっかりとした演奏と無理のないアレンジは聴いていて気持ちが良い。
その反面、予定調和が多いのでスリルや鮮度を求めるマニアには不向きなスタイルである。昨今の小洒落たメタルしかしらないライトリスナーには、良い意味で80年代の空気を纏いつつも、やり過ぎないメジャー感に触れるのは、音楽的見地を広める意味でも参考になるかと思います。
硬軟交えたメロディックメタル、どこかで聴いたことあるに親近感を覚えるか嫌悪感に支配されるかで評価も分かれるだろうが、パー
…続き

NOB-NoB 1st ★★ (2019-12-24 20:41:11)

MAKE-UPのシンガーとして知られる実力派ヴォーカリストの山田信人ことNoBの1stソロアルバム。彼の押しの強いエモーショナルヴォイスを生かしたスケールの大きな歌モノロックが満載。まさにAOR系の歌モノサウンドがイケる方なら大いに楽しめる内容だろう。『息もつまるほどに愛しくて』などで聴ける歌声など、彼の真骨頂とも言える厚みと泣かせがあり、少々クド目かもしれないが、その存在感の強さが彼の魅力。濃厚にまとわりつき感動を運んでくるでしょう。これほどの実力がありながら、イマイチ売れ切れていないのが残念で仕方がありませんね。

結局は、今作リリース後も後が続かないNoBさん。そろそろペガサス幻想以外の代表曲が欲しいところですが、今作には、そんなフラストレーションをふっ飛ばすような佳曲が詰まっていますよ。
でも以前、今作のコメント残している記憶があるんだよなぁ?消えたかね??


MyPage