この曲を聴け! 

失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 951-1000
→PC向けページ
Tweet
ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Praise the Bones
ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Pull the Break
ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Time to Rock
AT VANCE-No Escape
AT VANCE-No Escape-Lost in Your Love
AT VANCE-No Escape-Seven Seas
AT WAR-Ordered to Kill
AT WAR-Retaliatory Strike
ATHEIST-Piece of Time
ATKINS/MAY PROJECT-Empire of Destruction
ATOMIC ROOSTER-Death Walks Behind You
ATOMIC ROOSTER-In Hearing Of
ATOMKRAFT-Conductors of Noize
ATOMKRAFT-Future Warriors
ATROPHY-Violent by Nature
ATTACK-Destinies of War
ATTACK-Seven Years in the Past
ATTACK-Seven Years in the Past-On the Run
ATTACK-Seven Years in the Past-Seven Years in the Past
ATTACK-The Secret Place
ATTACKER-Battle at Helms Deep
ATTACKER-Battle at Helms Deep-(Call on) The Attacker
ATTACKER-Battle at Helms Deep-Battle at Helmes Deep
ATTACKER-Battle at Helms Deep-Dance of the Crazies
ATTACKER-Battle at Helms Deep-Disciple
ATTACKER-Battle at Helms Deep-Downfall
ATTACKER-Battle at Helms Deep-Kick Your Face
ATTACKER-Battle at Helms Deep-The Hermit
ATTACKER-Battle at Helms Deep-The Wrath of Nevermore
ATTACKER-The Second Coming-Revelations of Evil
ATTAKK
ATTAKK-Attakk
ATTAKK-Attakk-Attakk!
ATTAKK-Attakk-Never Apart
ATTAKK-Attakk-Not Your Man
ATTAKK-Attakk-Ride the Dragon
ATTAKK-Attakk-Thunder in the Night (private Hell)
ATTAKK-Attakk-Without a Word
ATTENTAT ROCK-Attentat Rock
ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs
ATTENTAT ROCK-Strike
ATTICK DEMONS-Let's Raise Hell
ATTOMICA-Disturbing the Noise
AUTOGRAPH-Get Off Your Ass!
AUTOGRAPH-Loud and Clear
AUTOGRAPH-Sign In Please
AUTOGRAPH-Sign In Please-Turn Up the Radio
AUTOGRAPH-That's the Stuff
AUTUMNS CHILD-Zenith
AVATARIUM-Avatarium

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269 | 270 | 271 | 272 | 273 | 274 | 275 | 276 | 277 | 278


発言している24曲を連続再生 - Youtube



ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Praise the Bones ★★ (2010-08-15 20:31:11)

北欧的な甘さとソリッドな質感がたまりません
灼熱の喉を披露するパトリックのパフォーマンスは
実に素晴らしい
インスト陣のツボを抑えたプレイも流石
バッキングのKeyのアレンジやベースラインも好きです

ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Pull the Break ★★ (2010-08-15 20:32:38)

お約束な疾走ナンバー
少々クドイ歌声も堂に入っています
ツッコミ気味のサビもカッコいい

ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Time to Rock ★★ (2010-08-14 13:27:39)

ソリッドな質感が男臭さを演出します
扇情的なフレーズと暑苦しい歌声
カッコいいですね
Keyがいい仕事をしていますよ

AT VANCE-No Escape ★★★ (2019-02-23 08:03:08)

北欧風のネオクラサウンドを奏でるドイツ産のバンド。欧州風味満点の叙情派メロディと教科書通りとも言えるネオクラ風味満点のサウンドは、少々類型的ではあるのだが、時代は1999年、彼らはネオクラマニアにとって救世主のような存在だったでしょうね。
このバンドの特色と言えば甘美なスウィートメロディとは無縁のパワフルさ、ともすればキラ星の如き輝きを魅せるオーロラスタイルが北欧なのだが、彼らはジャーマンバンド。その力強さが甘さを程良く鍛錬しパンチを効かせている。そのスタイルに一役買っているのが、フロンロマンを飾るオリバー・ハードマン(当時はこう名乗っていた)の存在感。適度に太さのある声はジェフ・スコット・ソートを思い出させるものであり、あそこまでザラついていないが、彼の鍛錬されたパワフルな歌声は多くのネオクラ系にありがちのスタイルと一線を画す個性を醸し出している。
速さや分かりやすいメロデ
…続き

AT VANCE-No Escape-Lost in Your Love ★★★ (2019-02-23 07:49:25)

壮麗なオーケストレーションが豪華過ぎないのが聴きやすい
こういう歌いわ回しが出来るオリバーがMVP
曲が良くでも歌がショボければ魅力も半減ですからねぇ
カロリーオフのジェフ・スコット・ソートだなぁ

AT VANCE-No Escape-Seven Seas ★★★ (2019-02-23 07:46:23)

様式美サバス風の濃厚な一曲
こういう曲をサラリとねじ込める姿に
バンドの力量の高さを感じるねぇ

AT WAR-Ordered to Kill ★★ (2015-07-15 13:28:26)

⑤でモーターヘッドのカヴァーを収録している辺りでバンドの音楽性も見えてきますね。ヴァージニア州出身の三人組による記念すべき1st。
激しい音で勝負を賭けているだが、いかんせん音質がよくない、もっさりとした抜けの悪い音質に今一つキレを欠き、スピードメタル系バンドとしての迫力に欠ける面は否めないが、何とも言えない危険な香りが漂うバイオレントな響きがこのバンドには漂い、そこが妙に聴き手を引き寄せる要因になっています。そんな彼らの凶悪さが表れているのが④だし映画「イルザ ナチ女収容所 悪魔の生体実験」をモチーフとしている⑦、急降下する⑧など次作にも繋がる魅力を感じられ、キレの悪い音質の中でも四苦八苦しながら自身の持ち味をアピールしようとする姿を垣間見ますね。マニアご用達だし、あのニュールネッサンスレコードなので過度の期待をすると火傷をしますが、元祖スラッシュ的なニュアンスの強いモータヘッド
…続き

AT WAR-Retaliatory Strike ★★★ (2015-07-15 14:01:09)

前作から2年ぶりにリリースされた2nd。一聴して音質の向上とキレがUP、US産スラッシュの走りとしての存在感を魅せる快作です。トリオとは思えぬ分厚く野蛮なサウンドをベースに刻まれるシュレッドギター、レミー+クロノスな野太く邪悪な歌声、ゴン太で弾力のあるリズムプレイと初期の頃から貫かれるヤバい空気が漂うバイオレントなサウンドは益々磨きが掛かり、戦争をモチーフとした過激な歌詞と曲調も合致した今作は前作を遥かに凌ぐ出来栄えで聴き応えも十分、オールドスクール丸出しのスラッシュサウンドが好みの方には、訴えかける魅力も多いのではないでしょうか。ハードコア・パンクスからモーターヘッド流のHM/HRの流れを組みつつも、それだけでは終わらない柔軟な音楽性が見事に開花しているのも見逃せません。王道を踏襲しつつも破壊的な構成と巧みに組みたてられた整合感にUS産スラッシュならではの冷酷無比さが滲み出ています。

ATHEIST-Piece of Time ★★★ (2021-08-03 13:49:13)

かつては R.A.V.A.G.E.という名前で活動していたフロリダのバンド。当時のフロリダと言えばスラッシュメタルをイメージさせますが、このバンドはまさにフロリダ産と呼ぶに相応しいアグレッションを極めたスラッシュサウンドを披露、そのテクニカルなプレイから生み出されるスリリングな展開に興奮必死、アドレナリン放出を抑えきれないのですが、緩急をつけ複雑なビートを叩くドラムの手数足数の多さ、ベースは弾力のあるグルーブをゴリゴリと弾き倒し音圧を加える、そこに緩急をつけたツインリードが絡み急転直下のバンドサウンドを繰り広げる、背伸びしすぎてまとまりがなくなりそうになるテクニカルサウンドが多いのだが、このバンドを方向性をしっかりと見定め一点に集中で放出、その計り知れないエネルギーは聴き手を圧倒するでしょう。
今となっては古典的な場面は少なくないのだが、この手のスタイルは現代のメタルシーンにも脈々
…続き

ATKINS/MAY PROJECT-Empire of Destruction ★★★ (2023-11-22 15:56:25)

初代JPのシンガーとして知られる、アル・アトキンスと、その相棒ポール・メイの二人によるメタルプロジェクト。英国情緒溢れるパワフルなメロディックメタルを剛毅な歌声で彩るというスタイルはお得意のパターンなのだが、一本気にならぬよう曲調に表情を付け飽きさせぬよう工夫を凝らしている。ポールも多彩なプレイとメロディを指揮しバンドサウンド牽引、少々面白味に欠ける歌メロも何のその、彼が代わりに歌い上げていますよ。挑発的なサウンドは伝統に彩られたスタイルから野心的なフレージングまでと古典と革新を巧みに使い分け、実に鮮度の高いモノに仕上げている。⑦曲目ではシンリジィのカヴァーも披露と、こういうチョイス一つとっても、今作の方向性も見えてくるでしょう。重厚なミドルは勿論バラードもありと、テンポアップされた曲の合間にアイデア豊富な楽曲を挟み展開を設けている点も評価したいですね。

ATOMIC ROOSTER-Death Walks Behind You ★★★ (2017-12-13 13:35:13)

1stではあのカール・パーマーがドラムを叩き、シンガーのみならず、ギターも担当していたニック・グラハムが抜け(レコーディングではベースも担当するマルチぶり)。新メンバーを二人迎え、ベースレスという非常に貴重なラインナップでレコーディングが行なわれた2nd。主役たる鍵盤奏者のヴィンセント・クレインが奏でるハモンド・オルガンの妖しげな音色を生かした、暗黒面をフィーチャーした色気のある古典的ロックサウンドを展開、不気味なアルバムジャケットが醸し出す、オカルト神秘主義を後押しするような、アングラへヴィロックが放つ不穏な空気にむせ返ります。メンバーチェンジがもたらしか功罪とも言える音楽的進化は、1971年という時代背景も手伝い、ミステリアスな要素を多分に膨らましているでしょう。
ブラックサバスのオカルティックさとは違う魅力を放つバンド、ある意味ロックと鍵盤楽器を理想的な形で融合させたともいえ
…続き

ATOMIC ROOSTER-In Hearing Of ★★★ (2017-12-17 12:44:02)

前作ではダークでへヴィな面を際立たせた英国ロックサウンドを打ち立てた彼ら、そのオカルティックなハード&へヴィな古典ロックの響きには畏怖の念を抱かせるような伝統と格式にまとわりつく緊張感がみなぎっていましたが、今作は専任シンガーにピート・フレンチを加え新たなる方向性へと舵を切っています。
勿論英国のバンドですからね、晴れやかな能天気さは皆無ですが、ピアノが主導権を握り進行していくという革新的な手法のハードロックサウンドを披露する①、その流れを損なわない、ブラスロックなジャージーさとグルーヴィーさが絶妙な絡みを見せる②、ピアノをバックに歌い上げるジャジーなバラードタイプの③、緊張感溢れるジャズフィーリングを生かしたハードロックなインストナンバー④うねりを上げるへヴィグルーブと重さとハモンドによるバトルは必聴でしょう。
このように前作とは明らかに違う方法論ではあるが、これもまた英国
…続き

ATOMKRAFT-Conductors of Noize ★★ (2015-11-27 14:52:39)

NWOBHMを流れを組むスピードメタルバンドが1987年にリリースしたEP。専任ヴォーカルも加わりバンドとしての一体感も増し、その強靭なメタルサウンドは更なる変化を遂げより鋭角的な要素も倍増。スラッシュ由来の鋭利なリフワークや忙しなく刻まれるリズムプレイと実直なスタイルに、今一つ面白味に欠ける面はあるのですが、しっかりとした枠組みの楽曲は破綻をきたすことなく最後まで突っ走る姿は頼もしくもあり、演奏やアレンジも含め純度の濃いサウンドを追求している姿勢に好感がもてますね。
後にCD化された「Total Metal: The Neat Anthology」という2枚組の作品に今作がまるまる収録されているのでマニアックなサウンドをお探しの方にはおススメしますよ。

ATOMKRAFT-Future Warriors ★★★ (2015-11-27 14:23:38)

古くは79年から活動を開始するニューキャッスル出身のトリオバンド。中心人物は今作でリードボーカルも務めるデモリッションマンことトニー・ドーラン。荒くれ暴走サウンドに英国風味満点の哀愁を盛り込みVENOM風な楽曲にTANKな味付けを施し直線的なリズムはRAVENだったりと、その筋のサウンドが好みの方にはグッとくること間違いなし、悪名高きNEAT RECORDSだけに音質の薄っぺらさはハンパない分、威力は削がれているが喧嘩が強そうな尖りまくったハードコスタイルに変わりはありません。後に専任ボーカルとしてアヴェンジャーやサタンのシンガーだったイアン・スイフトが参加するのですが、デモリッションマンの粗暴な歌い回しの悪くないですよ。ズンドコズンドコ暴れるドラムと鋭角的なギターリフにスピーディーなソロ、ブンブンと轟音を撒き散らすベースには、無駄な装飾なし腑抜けた奴らとは、ちゃうぞという真剣味が伝わり
…続き

ATROPHY-Violent by Nature ★★★ (2014-07-04 23:33:50)

1990年リリースの2nd。歌えるボーカルを擁するスラッシュメタルバンド。ギターもテクニカルかつ印象的なフレーズを持ち込み狭い曲調の中でも多様なパターン具現化し幅を広げています。タイトに刻まれるリフとスリリングなソロは実に魅力的だ。またエクソダスにも通ずる攻撃性と破壊力は聴いていて清々しい。アラは無いが意外と新鮮味に欠ける点が気になる人もいるでしょうが、スラッシュメタルの隠れた名盤とおススメできますね。時には力任せで雪崩の如く襲いかかる凄みや整った演奏との対比も面白いし鋭角的な切れ味を兼ね備えたミドルパートの充実ぶりも各メンバーが自分の役割をしっかりとこなしているからでしょう。アルバム通して聴いても飽きがこないのは、そのあたりの工夫が現われています。

ATTACK-Destinies of War ★★★ (2016-02-23 13:09:06)

オリジナルは1989年にリリース、CD化にともない国内はビクターから1993年にジャケを差し替えてリリースされた3rd。HELLOWEEN直系の硬派なスタイルを主軸に、スピード感を生かしたメロディックなサウンドを披露、親しみやすい歌メロとツインギターの絡みが絶妙で、コミカルさがない分、聴いていてシリアスな雰囲気を味わう事ができ頼もしさを感じます。程良く重く硬派で小気味い良いナンバーを並べ、ダイナミックなギターを生かしたアレンジはイイ感じでこなれていますね。この時代ならではの古臭いジャーマン臭が鼻に付くとダメなんでしょうが、B級C級と切り捨てるにはもったいないと思わせるスリリングな曲調と拘りの展開、音質は良くないが欧州ならではの湿り気と扇情的なメロディにスピード感を塗した正統派パワーメタルは十分な威力を伴っており実に魅力的ですね。

ATTACK-Seven Years in the Past ★★★ (2016-02-25 11:39:18)

音質は悪く奥行きも無く軽く薄いとダイナミズムに欠けるミックスに楽曲の魅力も半減ですが、それを補って余るクラシカルフレーバーたっぷりハロウィーン由来の鼻孔をくすぐるパンチの効いた哀愁のメロディ、あの古臭い音色もキャッチーさも兼ね備えており、ある意味中世的ファンタジックな世界観とのマッチングも良く、ズバッと突き抜けないが高揚感は十分に感じられ、マイナー級のメタルバンドなれど、そのポテンシャルはけして低いものではありませんでした。それを証拠にマイナーバンドにありがちな直線一本槍な作風にはならず、むしろドラマ性の高いHM/HRの要素を存分に生かし、その高い構成力と硬派なスタイルはTHEジャーマンな響きとなりマニアならずとも心揺さぶられるモノがあるでしょうね。欧州的叙情性、ジャーマンスタイルのキャッチネス、クラシカルフレーバーもトッピングされた独特の感性とメロセンスはもっと評価を受けて良いはずなん
…続き

ATTACK-Seven Years in the Past-On the Run ★★★ (2016-02-25 10:49:28)

ビクター編集のコンピ作
ピュア・メタル・サンプラーVOL.2にも収録されていた楽曲
ハロウィーンの影響下にあるジャーマンHM/HRナンバー
個人的にもATTACK初体験がこれなので
彼らを真っ先にイメージする一曲
いかんともしがたい音質の悪さが気になるが好きですね
メキシカンリーグの三冠王だな

ATTACK-Seven Years in the Past-Seven Years in the Past ★★★ (2016-02-25 12:28:04)

E・グリーグ作
ペールギュント『山の魔王の宮殿にて』の有名なフレーズが引用されています
タイトルトラックになっただけの事はある力強い一曲ですね
改めて聴くとカッコいいなぁ

ATTACK-The Secret Place ★★★ (2016-02-25 11:12:51)

初期ハロウィーンの影響を受けた音楽性が日本人には馴染み深いでしょうね。リッキー・ヴァン・ヘルデンのソロプロジェクトに近い形で作品をリリースしているのですが、ある意味今作が構成力やメロディの充実など一番覇気がある作品でしょう。モロパクリなフレーズや似たような曲があり(④とか怒られるよね)、やり過ぎ感は否めませんがNWOBHM風味の哀愁と重量感のあるキレ味鋭い楽曲は欧州型HM/HRの美点が詰まっており、やっぱりB級C級と切り捨てるのが惜しく、臭いとは分かっているが切った足の指の爪の匂いを嗅ぎたくなるあの衝動にもにた禁忌的な魅力があり2年に1回は通して聴きたくなる一品ですね。相変わらず薄っぺらい音質、古臭い音色、下手なボーカルと聴き手を選ぶバンドなんでしょうが、北欧メタルにも通ずる透明感、そこに王道も王道な典型的ジャーマンスタイルとの融合を果たし徹底的に研磨した作風はオリジナルティは薄いが二線
…続き

ATTACKER-Battle at Helms Deep ★★★ (2014-01-18 18:51:26)

ワタクシが所有するのはボートラ4曲入りの再発版、元は1985年リリースのUS産正統派パワーメタルバンドの1st。けたたましい野蛮なサウンドが強烈なハイトーンシンガーと共に弾き出される様の凄味は相当な気合の入りようだ。この時代ならではのガチガチの握り拳で殴りつけるコンクリートサウンドにUS産ならではの気概を大きく感じますね。まぁたしかに似たような曲調も多いのですが(アイデアも未消化)コンパクトにまとめ上げた楽曲郡は一聴して覚えやすく、そこに一線級のバンドにはない破天荒さが顔を覗かせるんだからマニアならずとも惹きつけるものがあるでしょう。音質や分離も良くないのですが、そこが逆に野蛮さに拍車を掛けマイナー臭をこれでもかと撒き散らします。いまでは滅多にお目にかかれない筋金入りのパワーメタルサウンド、OMENとか好きな方なら気に入るでしょうね

ATTACKER-Battle at Helms Deep-(Call on) The Attacker (2014-01-24 19:42:19)

バンド名を冠したアルバムのラストナンバー
力が入っていますね

ATTACKER-Battle at Helms Deep-Battle at Helmes Deep ★★ (2014-01-24 19:35:51)

場面展開の多いパワーメタル
タイトルトラックだけに気合も入っているのでしょう

ATTACKER-Battle at Helms Deep-Dance of the Crazies (2014-01-24 19:40:40)

けたたましく鳴り響くパワーメタル

ATTACKER-Battle at Helms Deep-Disciple ★★ (2014-01-24 19:32:37)

こちらもアイデアの未消化な面が気になります
聞かせる場面もあるだけにもったいないように感じますね
パンチ効いてるんだけどね

ATTACKER-Battle at Helms Deep-Downfall ★★ (2014-01-24 19:33:57)

ザクザクと刻まれるリフ
キャッチーなメロディも顔を覗かせますね
メロディアスな展開もまずまずです

ATTACKER-Battle at Helms Deep-Kick Your Face ★★ (2014-01-24 19:38:49)

パワフルな疾走ナンバー
ブレーキの効かない小型トラックが坂道を爆走ってな具合ですかね
まぁ小型トラックですね
ベースのソロパートなんかも導入して局面を打開していきますよ

ATTACKER-Battle at Helms Deep-The Hermit ★★ (2014-01-24 19:27:13)

思わせぶりなイントロから一転へヴィに雪崩れ込みます
はちきれるパワーが漲っているオープニングナンバー
この歌声に国産バンドのマスターマインドのシンガーを思い出しましたね

ATTACKER-Battle at Helms Deep-The Wrath of Nevermore (2014-01-24 19:29:48)

もう少し曲調に表情があれば印象も変わるのでしょうが
同じフレーズを多用しているのが面白みに欠けますよね
悪くないんだけど

ATTACKER-The Second Coming-Revelations of Evil ★★★ (2022-02-13 20:04:33)

DPのPICTURES OF HOMEをパワーメタル化したような一曲
シンガーの強烈ハイトーンも決まっています
リズムもタイトでパワフル
ギターも切れていますねぇ
NWOBHM仕込みのUS産パワーメタルに震えます

ATTAKK ★★★ (2012-11-21 03:02:09)

日本人ギタリストKUMA氏率いるUS産の正統派メタルバンド。1988年くらいにバンドを結成、KUMA氏は同じく日本人ながら米国で活動をしていたKUNI氏のサポートを勤めるなど本格的に海外で活動をしていました。大きな情報をしりませんが、当時の僕はミーハー丸出しだったので彼の活躍の続報を楽しみにしていたものです。

ATTAKK-Attakk ★★ (2012-11-21 02:57:56)

日本人ギタリストKUMA氏が在籍するUS産の正統派メタルバンドが1989年にリリースしたミニアルバム。日本人ギタリストがいるせいか日本人好みの哀愁を散りばめたメロディアスはサウンド軸にDOKKEN的なL.Aメタルの重厚さを取り込んだ本格派のメタルバンドでしたね。KUMA氏はGIT卒業のギタリストでテクニック的には申し分なく弾きすぎることなくセンスのよいフレーズを奏で楽曲に華やかな印象を与えてくれます、やや優等生なノリに日本人的な整合性を感じさせ面白みに欠ける面や前半からバリエーションには富んでいるのだがミドルナンバーが続きガツーンと来ないのもマイナス要素と個人的には思います、輪郭の甘い音質がなお更に拍車を欠けていますからね。曲順は重要ですよ。6曲入りのミニアルバムですバンド名を冠した疾走ナンバーの⑥を頭に持って①から聴けば個人的な不満も解消、テンポ良く楽曲も進みスッと聞き入ることが出来ま
…続き

ATTAKK-Attakk-Attakk! ★★ (2012-11-21 18:40:00)

アルバムのラストを飾る疾走ナンバー
中盤の盛り上がりが熱い
サラッと終わるのが物足りないかな

ATTAKK-Attakk-Never Apart ★★ (2012-11-21 18:53:42)

ホッとさせてくれるような優しいメロディが印象的です
好みの問題ですがもう少し唄い方に工夫をしてくれると泣けるのですが
曲作りの才を感じさせるいい感じの曲だけに残念ですね

ATTAKK-Attakk-Not Your Man ★★ (2012-11-21 18:48:48)

ライトな感覚も宿るアメリカンな地味目のミドルナンバー
ギターソロも曲を壊すことなくいい感じで仕上げていますね

ATTAKK-Attakk-Ride the Dragon ★★ (2012-11-21 18:57:46)

起承転結のある構成力が映えますね
聴き所も多いメロディアスなミドルハイナンバー
歌メロにヒネリがあれば印象も違ってくるでしょう
好きなタイプの曲なので地味に纏まっているのがマイナスかな

ATTAKK-Attakk-Thunder in the Night (private Hell) ★★★ (2012-11-21 18:42:11)

メロディアスかつシリアスな雰囲気を堪能できるミドルナンバー
構成が好きだしリフなんかも時代を感じさせますね
この空気がたまりません

ATTAKK-Attakk-Without a Word ★★★ (2012-11-21 18:46:13)

扇情的で湿り気を帯びたメロディが華麗に舞います
2曲目らしいタイトさと甘口加減が絶妙なミドルナンバー

ATTENTAT ROCK-Attentat Rock ★★ (2018-03-02 20:09:34)

フランスの古参バンドが1981年にリリースした1st。全身黒ずくめのマスク男が銃を持って車を襲撃すると言う緊迫感を醸し出すアイデアではあったが、まったく生かされていない緊張感に欠けたジャケットが色んな意味でインパクトを残していますが、時代的にNWOBHMが勃発、隣国のフランスにも、そのブームは直ぐに飛び火、シーン全体も結構な盛り上がりを見せていたとのことでしたが、どういう訳は日本の評論家の耳には届かず、全く情報を伝えることなく、完全なるロック後進国の格下扱いを受けたフランスのロックシーン。彼らはその黎明期を支えたバンドなのだが、どこかいなたい雰囲気があれど、熱きロックスピリットに突き動かされた音楽性は、まだまだ粗削りだが何かを突き破ろうとする初期衝動に包まれており、陽性な雰囲気はあれどロック然としたダイナミズムを生み出しています。彼らがメタルバンドとしての本領発揮は次作以降となるんだろう
…続き

ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs ★★★ (2018-03-02 20:36:42)

前作から3年後にリリースされた2nd。その間に彼らはしっかりと音楽性を研磨していたのでしょう、JP譲りの攻撃性やMSGばりの叙情性も蓄え、しっかりと時代にアジャストしてきました。
前作と比べると明らかにスピードもアグレッションも倍増、エッジの効いたリフワークの切れ味も、シャープなソロも、ハードにドライヴィングするロック然としたリズムも、メタルと呼ぶに相応しいダイナミズムを演出しており、音質も悪さをモノともしない迫力に満ちている。その魅力を端的に伝えているのが、スピーディでエネルギッシュな④に集約されているだろう。歌い手も一生懸命シャウトを決めているしね。
ある意味、彼らの歴史はこのアルバムから始まったと言えるのだが、イギリスのロックと親和性の高いフランスならではの、歯切れの良さとドラマ性にメタルな魅力を思いっきり感じるでしょう。テクノロジーや理論など物ともしない気骨のあるサウ
…続き

ATTENTAT ROCK-Strike ★★★ (2018-03-06 16:13:37)

いまだになんて読むのか分からないフランス産の正統派HM/HRバンドの3rd。1st、2ndと作品を重ねる度に確実に成長してきた彼らですが、今作では見事に音楽性を開花、勢いと若さが漲るサウンドは欧州のバンドらしい叙情性を残しつつも攻撃性を高めており、硬質なツインリードを軸に勢いよく襲いかかる、その姿は正にへヴィメタルという言葉がピッタリとハマる強烈な一撃となっているでしょう。

多彩なイメージを膨らませる音楽性ではあるが、今まで以上に焦点も絞り込まれ、硬軟交えたドラマ性は、どの楽曲で確かな手応えを感じるし、その研ぎ澄まされた感性には、このバンドのスケールの大きさを感じずにはいられません。勢いのある楽曲にも、叙情性とフックのある歌メロをねじ込めるセンス、曲作りも上手さも冴えわたっていますね。そりゃ多少なりとも歌、演奏と未熟な面はあるでしょうけどね、核となるスタイルがあり、パワフル
…続き

ATTICK DEMONS-Let's Raise Hell ★★★ (2016-09-03 15:32:45)

1stはRubicon Musicからリリースしたポルトガル出身の6人組による2016年リリースの2nd。あのブルース・ディッキンソンを彷彿とさせるパワフルな歌唱スタイルを存分に生かしたメイデン、プリーストタイプの王道正統派メタルを下地に、情熱的なポルトガルスタイルが上手く溶け合い、実にドラマ性の高いヒロイズム溢れる王道HM/HRサウンドを披露。
アタッキーなベースはスティーブハリス丸出し、荘厳な格式高いドラマ性は昨今のメイデンに通ずる魅力を内包しており、その切迫感溢れる構成力の高さ、でも難解に聴かせないアレンジセンスは単なるフォロワーで片付ける事のできない説得力の高さを持ち合わせており、憂いのあるメロディと情熱が迸るポルトガルスタイルが高次元でぶつかり合い火花を散らす姿はまさにメタルバンドの持ち合わせる魅力を、この上なく体現させてくれます。
ダイナミックなリズムプレイの柔軟
…続き

ATTOMICA-Disturbing the Noise ★★★ (2023-05-31 13:28:18)

アルバム毎に音楽性も変わるということで賛否もあるでしょうが、ブラジルを代表するスラッシャーであることに変わりはなく、日本ではイマイチ伝わっていない南米産の代表格と言えるスタイルを構築している。
ブラストビートほど峻烈ではないが、このグルーブ感と暴虐性の高いリズムは実に有機的なリズムをたたき出しており、血沸き肉躍る高揚感を誘発、ドスを効かせ咆哮するシンガー、狂った雄たけびを上げるセンセーショナルなギターと、すべてが一体となりスラッシュメタルの一つの型を力いっぱい聴かせてくれる。
一寸先の展開を読ませない急降下する爆撃機、その機体から放たれる速射砲の殺傷力は、聞き手の感性をズタボロに、カチッとまとまらずいい意味でのラフさというのも、このサウンドの中にねじ込まれており、よく動く展開の中で効果的に機能と、異様なまでの緊張感が全体を覆いつくします。
ビックネームを入り口に入ってき
…続き

AUTOGRAPH-Get Off Your Ass! ★★★ (2021-02-21 20:38:44)

知らないうちに復活していたアメリカンロックの健康的な面をフォローしていた堅実派のロックバンドの復活作。
シンガーのスティーヴ・プランケットは不在だが、ギターのスティーヴ・リンチとベースのランディ・ランドは健在、ソングライティング面において重要なリンチがいれば問題は起きないでしょう。

今作は80年代に披露したキーボードを前面に出した煌びやかで爽快なアメリカンロックは封印、もともと派手さの奥にある堅実さ、その職人気質の曲作りの上手さに定評のあったバンドだけに、ここで聴ける落ち着き払ったブルージーなメロディアスロック路線に違和感はない。
勿論、往年の姿を期待すれば大外しとなるが、何を求めるかで評価を大いに変わるでしょうね。
この時代に復活する意味のあるスタイルでの帰還、新たにフロントを飾るサイモン・ダニエルズはブルージーだ。音楽性ありきだったのか?彼に合わせたの
…続き

AUTOGRAPH-Loud and Clear ★★★ (2013-06-08 19:28:22)

時代を感じさせるファッションの恥ずかしさを覚えるメンバーショットが眩しいアルバムジャケットを眺めても、出している音の本意気度は凄いと思わせてくれる1987年リリースの3rd。不良的なイメージのL.Aメタル郡とは違う健康的な生真面目さが音に色濃く溢れテクニック的にも申し分ないプレイを披露、安定感と湿り気を帯びた哀メロナンバーも放り込み楽曲の充実振りも素晴らしい、この手の品行方正な楽曲を通して聴くと個人的には「もっと暴れる曲ないんかい」「バカメタルが聴きたい」と物凄い反動に襲われるのですが、今作は程よくハードにまとめられ案外最後まですんなり聴くことが出来ます。やや置きに行った感もあるし、往年のプロ野球好プレー特集のBGM的な軽やかさに、もっとズドーンと構えた風格みたいなものを見せて欲しかったのですが、それでも「時代」に合わせるのではなく「時代」を作り出してやる!そんな気概を大きく感じる王道U
…続き

AUTOGRAPH-Sign In Please ★★★ (2012-01-25 02:58:20)

メロディアスでアメリカンなサウンドが印象的なバンドが1984年にリリースした1st。カラッと能天気な面も見えますがKeyが入る事によりキャッチーさとメロディアス加減が絶妙な調和を魅せ、そこに豊かな音楽性を下地としたゴージャスなイメージと同じくらい、爽快感と甘酸っぱい雰囲気を味わいさせてくるアレンジは見事。テクニカルなギターを披露するSteve Lynchのプレイもアクセントとなりバンドの格を一段も二段もに押し上げていますね。こういったサウンドを支えるのは確かなテクニックを持って他にありません、シンプルだからこそ余計な装飾は邪魔になり鼻につくもの、洗練されつつもアイデア豊富な極上のハードポップチューンが目白押しの好盤です。仄かな哀愁が切れ込んでくる様と爽快感は夏のドライブのお供にピッタリです。ポップでキャッチーいい曲ですねと、お行儀よく終わらないロック色と整合感は見事です

AUTOGRAPH-Sign In Please-Turn Up the Radio ★★★ (2020-10-16 14:10:53)

やりにいっているなぁ
やりにいっている名曲です
この普遍的な響き
THE80年代なラジオ向けの大衆ロックソングです
このコーラスだってギリギリでロックに留まっている
そのセンスが最高に好きです
なんだかんだで今でも聴きたくなりますね
狙い過ぎが癖になります
ギターも巧者

AUTOGRAPH-That's the Stuff ★★★ (2014-12-13 18:23:17)

THEアメリカンなサウンドが底抜けに陽気な雰囲気を醸し出していますが、芯はしっかりとロックしている精神性が色濃く感じさせるテクニックに的にも申し分ない実力派が1985年にリリースした2nd。パッと聴きは完全にMTV全盛のパーティーロック風な軽快さと明るいノリに「なんだぁこの軽薄な奴らわ」眉間に皺も思いっきり寄せるのですが、ちょっと真剣に耳を傾けると、邪魔をしないハードでタイトなリズム、ギターヒーロー然とした華やかさプレイ、間口を広げるキーボード、厚みを持たせるコーラスハーモニー、健康的なハードポップサウンドにスリルは皆無かも知れませんがツボを押さえた分かりやすい楽曲の持つ親しみやすさは相当なもので、けっして売れ線になびきすぎない根っこの太さも頼もしく、商業的な成功の狭間で揺れ動くアーティスト気質みたいなものも感じさせ、浅いようで深い”音で勝負”出来るバンドサウンドに勉強させられましたね。
…続き

AUTUMNS CHILD-Zenith ★★★ (2023-01-07 08:16:01)

ミカエル・アーランドソンがフロントマンを務めるメロディックメタルバンドの3枚目。コンスタントにアルバムをリリースと活動も順調な用でメロディメイカーとしての才能を遺憾なく発揮という事でしょう。相棒であり右腕として辣腕を奮うMOON SAFARIのポントゥス・オーケソンのギターワークもギラリと光を放ち、ここで聴ける多様性の溢れたメロディアスメタルサウンドの根幹を支えている。
とにかく叙情派ナンバーは勿論だが、煌びやかなポップチューンにバラード、戦隊モノの主題歌みたいな楽曲まで用意とやり過ぎなくらい、メインストリームに睨みを利かせつつも、合い言葉は哀愁のメロディと言わんばかりに、徹底した音楽性を追求している。
その中で哀愁美の配合を変えバラエティに富んだと感じさせる手腕は見事でしょう。やはり参加メンバーの技量というモノがモノを言っている。技巧的志向のバンドサウンドではないが、余計な
…続き

AVATARIUM-Avatarium ★★★ (2014-03-16 19:59:59)

女性シンガーを擁するCandlemassのレイフ・エドリング率いる北欧産ドゥームHM/HRバンドの1st。禍々しいアルバムジャケットに女性Voとくれば、昨今流行りの高音全開のフェメールヴォイス&ゲロ吐きだろうという先入観が頭をもたげ通常は素通りです。正直、猫も杓子もツインボーカル体制に極端なコントラストを置きに行く音楽にまったく興奮出来るたちではないし、ニューハーフじゃあるまいし、女性なのに○○みたいなんですはもう飽きた(極端な高音もお腹いっぱいなんです)。ところが偶然立ち寄ったお店でこのアルバムがかかっていたのですが、レイフ・エドリングが手を出しているんだから暗黒サウンドに冷ややかなメロディを放り込み魔術的な輝きを放つお約束サウンドに新鮮味は薄いのですが、女性シンガーをフロントに持ってきたことに流行りに乗っかった狙いだけでは済まされない必然性が感じられ歌いだしの瞬間から引き込まれました
…続き


MyPage