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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 2001-2050
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Blood of the Nations-No Shelter ★★★ (2010-12-04 12:48:43)
男の哀愁が滲み出ています
自分達の持ち味を見事に打ち出したナンバー
Blood of the Nations-Pandemic ★★★ (2011-04-08 04:21:23)
ズンズンと突き進む様が男らしい
キャッチーさも兼ね備えた硬質なミドルナンバー
何気ないフレーズに泣きを宿したウルフのギターが鮮烈な印象を与えてくれます
Blood of the Nations-Rolling Thunder ★★ (2010-09-20 23:38:19)
ノリの良いコマーシャル性も魅力です
ベースラインが好きですね
鋼のサウンドにグイグイと引き寄せられます
カッコいいわぁ
Blood of the Nations-Shades of Death ★★★ (2010-12-04 12:33:41)
パワフルかつアグレッシブなサウンドに
クラシカルな味付けを施したミドルナンバー
切れ味鋭い硬質な歌声のマーク・トーニロがいい仕事をしています
Blood of the Nations-Teutonic Terror ★★★ (2010-09-20 23:22:31)
男泣き全開
パワー溢れる鋼のサウンドに震えます
カッコいい
T.T QUICKのVoがここまではまるとはね
恐れ入りました
長めのイントロも大好きです
これぞHM/HR
漢ですなぁ
Blood of the Nations-Time Machine ★★★ (2011-04-08 04:16:33)
メロウな味付けと鋼の精神性が宿るミドルナンバー
マーク・トニーロの柔軟性溢れるメタルシンガーとしての真髄を見ました
ハンパない男の哀愁を発散する名曲です
アクセプトの懐の深さを見せ付けられました
Blue Stealer-Take the Dream ★★ (2017-12-02 13:41:03)
VOLFEEDの山本朋子がZENITHのメンバーと組んでメジャーデビューを果たす、しかもプロレスとのタイアップ企画で、リリースされのは1996年ですからね。HM/HR氷河期にメジャーデビューとは、いかなるタイアップであれ、ありがたい出来事だと喜んだ思いがあります。若かりし佐々木健介が映り込むジャケット、TAKE THE DREAMって書いてあるだけでBLUE STEALER感なしには驚きましたが、さらに驚いたのは、その内容で、⑦⑧がボーナストラック扱い、その⑦は馳浩と佐々木健介の試合後インタビューが9分27秒、そして⑧は馳浩の入場テーマ、それを手掛けるのはN.J.P.UNITなる別のグループ、彼らは④の西村修のテーマも手掛けるという代物、全8曲入りで関係ないの3曲に、もう一つはTAKE THE DREAMのインストバージョン。結局、歌入りは2曲で他はインストとインタビューという、プロレス
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Blue Stealer-Take the Dream-Joker ~聖地へ~ ★★★ (2017-12-02 13:48:14)
佐々木健介のイメージソング
なぜジョーカーなのか?
プロレスファンに聴いてみたいですねぇ
戸谷の攻撃的なリフワークが映える勇壮な様式美ナンバー
山本朋子の中音域を駆使した逃げないロックな歌声がカッコいい
Blue Stealer-Take the Dream-Ride over ★★★ (2017-12-02 13:50:48)
スリリングなインストナンバー
こちらは小島聡の入場曲らしい
戸谷の王道からトリッキーなプレイまで堪能しましょう
Blue Stealer-Take the Dream-Take the Dream ★★★ (2017-12-02 13:44:37)
キャッチーだが勇壮なメロディが映える一曲
山本朋子は上手い歌い手だった
こじんまりとしたサウンドプロダクションが本来の魅力を殺いでいるのが残念
戸谷の挑発的なソロも印象的でしたね
Brave Bomber-First Bomb ★★★ (2020-05-29 15:06:15)
90年代に関東を中心に活動していたパワーメタルバンドのデモ。勇壮なメロディと歌詞、その男臭さマックスのサウンドは、ACCEPTを軍歌仕様にしたような気骨なスタイルであり、力強さとメタルな様式を守った音楽性に、グッと惹き寄せられました。とくにオープニングを飾るGaming Animalのギターソロに、ロシアの戦中歌としても知られるカチューシャをねじ込んだセンスに脱帽。こういうアイデアもACCEPT的であり、日本人的な情緒と、迸る熱情を何の疑いもなく叩きつけることで独自の音楽性を築き上げている。デモ音源なので音質は期待できないが磨けば光る素材であることに変わりはなく、どこか海外にインディペンデント系のレーベルに持ち込み、正式な音源として世に出して欲しいと思わずにはいられない。国産メタルを代表する一品。
バンドは一度空中分解するも2000年以降、凱旋マーチと名を変え再出発。男泣きの任侠メ
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Breakout-Burning Lights ★★★ (2020-08-10 12:53:29)
紅一点の女性シンガー、マイラ・オリベイラ擁するブラジル産4人組による1st。オープニングからどこかで聴いたことがあるリフにズッコケそうにやりますが、本人たちは大まじめです。それは2曲目以降も続き、とにかく自分たちの好きな事を思いっきりやり切っていますね。NWOBHM直系の古典スタイル、そこに多方面からアイデアを活用、往年のヘヴィメタルソングへの憧憬を込めた実直な音楽性を披露している。
潔癖な人なら許すまじとなるのだろうが、そういうのも込みで是非とも楽しんでもらいたい。お金のかかっていないレコーディング、その平坦な音作りに、今ならプロトゥールでチャチャと作ってもマシなんじゃないかと思うのだが、嘘のない録音方法にライブ感を楽しみました。想い出作りの一枚のような手作り感も昔のインディーズ系のバンドみたいで、懐かしい空気が満載。地下室メタルの代表例のようなバンド像です。上手い下手では語れな
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Broke [n]blue-Northern Light-Back Again ★★★ (2015-03-03 12:47:18)
ちょいビターで甘美なメロディが北欧風にデコレーションされています
なつかしい北欧風AOR系のハードサウンドに癒されますね
Broke [n]blue-Northern Light-Cry for You ★★★ (2015-03-02 20:12:06)
男性Voが歌う哀メロナンバー
隠し味のピアノの音色もイイですね
Broke [n]blue-Northern Light-Enuff ★★★ (2015-03-02 20:12:57)
透明感のある北欧スタイルが懐かしいですね
叙情性と甘味を含んだあの音ですよ
胸キュンですね
Broke [n]blue-Northern Light-Heart 2 Heart ★★★ (2015-02-28 15:57:21)
他の曲よりダークな面が強調されています
やや線は細いエヴァ嬢ですが彼女の声が透明感と潤いを与え独特の感触を残します
Broke [n]blue-Northern Light-Heaven in My Hands ★★★ (2015-03-03 12:44:29)
軽やかなステップを刻むハードポップナンバー
ひんやりとした優しい風が吹きます
Broke [n]blue-Northern Light-Heavenly Beauty ★★★ (2015-03-03 12:52:42)
派手さはありませんがジンワリと響きますね
北欧ならではの透明感と叙情性が効いています
地味なんですが好きです
Broke [n]blue-Northern Light-Here She Comes ★★★ (2015-03-02 20:19:07)
ギターも前に出ていますね
ドライブ感も心地よい
歌うは男性シンガーのピーターさん
Broke [n]blue-Northern Light-I Will Be There ★★★ (2015-02-28 15:41:30)
アルバムのオープニングを飾る北欧テイスト満載の哀メロナンバー
キュンキュンと胸を締め付ける叙情的なフレーズが泣かせますね
Broke [n]blue-Northern Light-Needed to Believe ★★★ (2015-03-02 20:20:54)
甘い甘いねぇ
ソフトなロッカバラード
ザラついたハスキーヴォイスなピーターさんの歌声もハマっています
Broke [n]blue-Northern Light-Northern Light ★★ (2015-03-03 12:54:27)
乾いたカントリー調の一曲
アルバムのラストを締めくくります
Broke [n]blue-Northern Light-Oriental Eyes ★★★ (2015-03-03 12:50:48)
浮遊感のあるメロディが印象的です
ミステリアスなムードもありますね
Broke [n]blue-Northern Light-Touching Me (Tonight) ★★★ (2015-03-02 20:15:51)
小技の効いたアレンジが好きですね
ロマンティックで甘美な歌メロも印象的です
北欧の風が吹いているわ
Brunette-Rough Demos ★★ (2019-04-19 13:23:54)
このバンドは、ニール・ショーンが合流してHARDLINEとして生まれ変わった事で有名な、ジョニー&ジョーイのジョエル兄弟がメインとなり活動していたアメリカンHM/HRバンドです。
その彼らのデモ音源が正式に世に出るとは驚きでした。ダウンロード全盛の時代だから叶った出来事なのかも知れませんが、アメリカンロックマニアなら、丁度シーンの過渡期だったが為にデビューへと漕ぎ着けられなかった有望株が、実際はどんな音で勝負をしていたかは知りたいものだったでしょう。それだけに、マニア筋にとってはオフィシャルでの音源化というのは嬉しい限りでしょうね(未聴だがブート盤があるのは有名である)。
オフィシャルな形ではあるが、デモ音源を掘り越したとはいえ、かなり厳しい音質であり、正規の商品として受け止められるかは、このグループへの愛が全ての鍵を握りそうです。
そりゃ名曲『Hot
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Buffalo-Ride the Beast ★★★ (2018-04-06 15:22:01)
70年代後半から80年代の頭に活動していたNWOBHMバンドのコンピレーション作。ブームに乗りシングル2枚のリリースや数多くのコンピ作などに参加。マニアの間では割と知られる哀愁系のバンドだったが、フルアルバムの声はなく知らんうちに解散のNWOBHMあるあるだったのだが、2006年にヒョッコリはんとリリースされた今作に収録されたのは、レコーディング済みだった幻の1stの音源や未発表のデモからなるものらしく参加メンバーも入り乱れての一枚だ。これもNWOBHMあるあるとも言える雑多な作りの作風なれど、未消化な音源とはいえ、当時の勢いを感じさせる荒々しい作りは、マニアの耳を存分に楽しませるもの、暗く湿ったアングラサウンドの持つ普遍的魅力に麗しのNWOBHMを感じずにはいられません。ギランサバスのようなドライブ感の高い曲もあるが、くぐもった湿り気たっぷりのダークサウンドに悶絶、びっしょびしょに濡れ
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Burning Desire-Break Free ★★★ (2022-07-29 15:04:15)
まったくバイオの分からないバンド。アメリカのバンド言うことらしいのだが、そこにも確証が持てません。ある日、Spotifyから類似するバンドとしてすすめられるのだが全然しらん。でもお金も掛からんし容易に試聴が出来るわけですよ。ハイトーン系の男性シンガーと、メインを飾るのは女性ギタリストという構図。これには興味もそそられますよね。
いかにも自主制作盤のらしい輪郭の甘い音質と怪し演奏の数々、ギターソロもウーン…怪しいさが満載である。しかし、メロディを大切にする曲作りと今のご時世、そうそうお目にかかれないオーソドックスな作りに、何故か耳を奪われ最後まで完走。ベタではあるが工夫を凝らしドラマ性を演出している点は見逃せません。
あくまでもマニア向けですし雑誌で紹介されるようなメジャー流通の作品に慣れ親しんでいる人に勧められませんが、レア盤に目のないマニアには、たまらんでしょうね。
C.I.A-In the Red ★★★ (2020-04-07 18:02:42)
NUCLEAR ASSAULTのドラマーとして知られるグレン・エヴァンスのソロプロジェクトによる1st。NUCLEAR ASSAULT組の客演や、嫁さんのサマンサまで参加はしているが、基本はグレン一人による演奏がメイン。しかも短期間のレコーディングという一発録音感満載の生々しい演奏は、ライブ感もあり聴き手に鋭い刃を突き立ててきます。
正直、ヴォーカルが弱いとう面はあるのだが、これが俺のやりたいことなんだという、矜持が自信となり音に現れており、説得力も十分。NUCLEAR ASSAULTと比較しすぎれば、頭の中で衝突する違和感はあれど、いい意味でのパターン化した音楽性と真っ向から取り組み、ソロプロジェクトとして動かしている意味合いを強く感じさせる工夫が沢山ある。
それは一見狭いようだが柔軟な姿勢をとることで、別のタイプの音楽性をも取り込みグレン・エヴァンス流の解釈で再構築、エネ
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CACOPHONY-Speed Metal Symphony ★★★ (2012-07-07 22:54:21)
あのシュラプネルレーベルから1987年にリリースされたネオクラギタリストに終止符を打つような二大スター、ハワイやアロハのギタリストとして知られる日本でも馴染み深いマーティー・フリードマンと後にデイヴィッド・リー・ロスバンドに加入する不治の病に苦しむ天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーがメインのバンドです。正直、個人的にはやりすぎ感が満載で一品づつは美味しいのに、なにやら食べあわせを考えないで食卓に料理を並べられた気分です。鶏のから揚げにバンバンジーに親子丼、良かったらフライドチキンもどうぞ、見たいになんでこんな組み合わせにしたんだ、どれも美味しいのになぜ!と言いたくなるてんこ盛り感なんです、でもその出ずっぱりなギタープレイの凄味は素晴らしくアレンジひとつでドエライ事になっていたでしょう。そこがこのバンドの聴き所のように思いますね、Voはゲスト参加ですが曲のクオリティを上げているとは言えず
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CACOPHONY-Speed Metal Symphony-Burn the Ground ★★★ (2012-07-07 22:33:48)
重苦しい出だしから一転
流麗に駆け抜けるパートのカッコよさに悶絶です
Voパートの重さとインストパートの華麗さとの対比が
バンドの姿を如実に物語っている
CACOPHONY-Speed Metal Symphony-Concerto ★★★ (2012-07-07 22:30:52)
素晴らしいツインリードを堪能できますね
これぞバンドの真骨頂でしょう
上手いと言うことは素晴らしい
ドラマ性の高いインストナンバー
CACOPHONY-Speed Metal Symphony-Desert Island ★★ (2012-07-07 22:56:05)
二人の個性がぶつかりあるソロが素晴らしい
退屈なミドルナンバーに華を添えてくれますね
CACOPHONY-Speed Metal Symphony-Savage ★★★ (2012-07-07 22:23:55)
テンションの高いクラシカルなイントロ
そしてメロディアスなソロ
実は唄メロも悪くないガチガチのメタルナンバー
少々詰め込みすぎです
CACOPHONY-Speed Metal Symphony-The Ninja ★★★ (2012-07-07 22:28:52)
マーティー・フリードマンのセンスが炸裂しています
メロディアスなギタープレイに尽きますね
力みまくった歌声が評価の分かれ目
メロディはいいですよ
CACOPHONY-Speed Metal Symphony-Where My Fortune Lies ★★★ (2012-07-07 22:25:53)
スリリングなギタープレイに尽きる
メタル度の高いクラシカルな疾走ナンバー
CACTUS-Cactus ★★★ (2017-12-13 13:05:05)
Vanilla Fudgeのリズム隊だったカーマイン・アピスとティム・ボガードが、ジェフ・ベックのラブコールに応えバンド結成に動くも、ジェフの怪我でバンド結成のアイデアは頓挫。ヴォーカルにラスティ・デイとギターのジム・マッカーティを迎え、その隙間を埋めるべく結成されたのがコチラになります。ブルースのスタンダードナンバーの①からハイテンションの演奏が炸裂、豪放磊落でへヴィグルーブに負けじと、自由闊達に弾き倒すギターがとにかくクール、強靭なリズム隊に目を奪われがちだが、マッカーティのギターは実に色気と野心に溢れていてギラギラと光り輝いています。
力強いグルーブを押し出した荒々しいパフォーマンスは、インパクト大のテクニックと同じくらい強烈ですね。人に語れるほど、70年代のロックに精通してはいないが、このバンドの魅力は①に凝縮されているでしょう。
CACUMEN-Bad Widow ★★★ (2019-09-28 22:16:05)
古くは70年代から活動するドイツの老舗バンドの一つ。バンド名をなんて読むのか分かりませんが、このバンドはBonfireの前身バンドとして知られています。メンバーもまんまBonfire、そして出している音は商業的な成功に狙いを定めた極上のメジャーサウンドで勝負を掛けたBonfireとは違うが、出している音は完全に同郷の先輩Scorpionsを意識したもの、この音もある意味、メジャーに打って出て成功に近づいた音と言えるのだが、切れ味鋭いリズムプレイに、官能的なフレーズで酔わせるソロ、変化自在とも言えるギターワークと、艶のある歌声で魅了するクラウスのパフォーマンス力の高さ、どれもが一級品の出来栄えを誇っている。正直、狙い過ぎと言うか、拝借感がエグイなぁと感じる場面もチラホラあり、潔癖な方なら許せないと感じるでしょうが、欧州的な翳りのあるメロディと図太いロックサウンドが放つウネリが心地よく身体を
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CACUMEN-Down to Hell ★★★ (2021-06-06 20:12:08)
BON FIREの前身バンドとして知られるCACUMENの3枚目。オープニングの①はBON FIREでもリメイクされる曲で、両者の違いを味わえる叙情派サウンドで魅了してくるが、②では渡米後のSCORPIONSをイメージさせるような明るめの曲も用意、だが中身は濃厚な欧州風味が漂っており、単なるフォロワーでは終わらない魅力が満載。
堅実なプレイとアレンジ、何を聴かせたいかも明確に定めたバンドサウンドに死角は見当たらず、硬軟のバランス感覚に秀でた攻撃的なハードサウンドを聴かせてくれる。ACCEPTでもSCORPIONSでもない、洗練されたジャーマンサウンドの旨味。勿論、ハロウィーンのようなコミカルさもシュラガー風のコマーシャル性でもない、親しみやすさを隠し味に、フックのあるメロディを鋼のサウンドに搭載しつつ華麗に駆け抜けてきます。
ある意味、改名後は垢抜けすぎたという面もあるのだが
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CAIN'S DINASTY-Legacy of Blood ★★ (2016-01-26 13:18:08)
国内盤は『SPIRITUAL BEAST』よりリリースされていますスペイン産のメロデイックなパワーメタルバンドの1st。頭から勇壮かつクラシカルな響きを奏で力強く疾走、その様はヒブリアやエドガイ辺りの音楽性を踏襲、分かりやすメロディと勢いに溢れる演奏、シンフォニックなアレンジがアクセントとなり叙情性をアップとマニアのハートを掴んで行くのでしょう。その後も美しい調べが胸を打つバラードからパワフルな疾走ナンバー、メロディアスだがヘヴィなミドルナンバーと一辺倒にならぬよう多彩な楽曲を用意、緩急を効かせたアレンジが随所にドラマ性を生んでいます。全般的に詰めの甘い演奏がこの手のサウンドとしては少々致命傷になりかねないなと思う面もあるし、個人的に普段は聴かない音楽で正直聴いていて恥ずかしくなるのですが、クラシカルでパワー漲るスピード感溢れる楽曲、サビで拳を振り上げシンガロングしたい、そんなスタイルの
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CANCER-To the Gory End ★★ (2019-06-07 13:20:13)
インパクト大なジャケットに見入りますが、このバンドが有名なのはそれだけではない。かの有名な商業誌のレビューにて4点をつけられた有名作。しかも名物編集長が付けたもんだがら真に受ける人も続出と、まさに歴史から滅せられた一枚(次のアルバムも10点くらいだった記憶がある)、そのレビューが面白く暗に西森なんちゃらの対訳と極悪詐欺師の悪名を持つ評論家のライナーをなじったりと、詳細は覚えていないが方々に対して辛辣な内容だったと記憶しています。
当時は、本当にこういうサウンドは認めてもらえず、今の若い人なら驚きを隠せないでしょうね。今日の評価はどのようなものなのか興味はありますが、所謂、スラッシーなデス系の走りとも言え、メタルシーンが壊滅した英国からこういうサウンドが生まれてきた事に驚いています。Sepulturaあたりと比較するとグルーブ感は弱いが、スプラッター/ホラー映画に対するオマー
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CANDLEMASS-Ancient Dreams ★★★ (2012-06-21 16:39:10)
1988年リリースの3rd。相変わらず重く引きずるような重厚なサウンドが初期サバスを想起させます、ですがギターは初期サバスよりもメロディックなアレンジを施し印象的なフレーズを奏でそのあたりに北欧の風を肌で感じることが出来ますが、個人的にはけして走らないスローナンバーの連続に物足りなさも感じます、でもそれがこの手のバンドの魅力ではまると逃げ出せなくなる妄信的なサウンドに引き寄せられるでしょうね。メサイヤ・マコーリンの朗々とした歌唱も呪術的な作風のなかで一際輝きを放ち闇の司祭となり艶やかな漆黒の闇を照らし出します、ひたすら暗く重く、メロディアスなギターが彩を添える暗黒美レイフ・エドリングが目指す荘厳かつドラマテックな音像を体験することが出来る一枚ですね。
CANDLEMASS-Candlemass ★★ (2008-08-20 20:55:00)
80年代後半のアンダーグラウンドシーンにその名を轟かせた彼らの復活作です
テクニカルなツインギターが奏でる重厚なサウンドがヘヴィでミステリアスかつダークな世界観を見事に表し、そこに一本気ではあるが朗々としたメサイヤ・マコーリンの歌声が魔術的な魅力を発揮し独自の様式を披露している。個人的にはロニー時代のサバスにも通ずる重さと妖しいメロディがここにはあると思う。初期サバスよりもメロディアスだが重たいのだ、メロディアスなアップテンポの①があるだけでカッタルイからと敬遠して欲しくないですね。重く暗く北欧ならではのメロディが混沌となり異彩を放っている姿は不気味だが美しい、初期HM/HRの様式がここのは息づいている。僕はRAINBOW等に見られる様式美に倒錯している人間だが充分に楽しめる作品です。こんなことを言うと叱られるかも知れないが、僕の青春時代にドゥームなんて表現はなかったし突然当たり
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CANDLEMASS-Candlemass-Black Dwarf ★★★ (2008-08-22 15:55:07)
重厚なアンサンブルを従え鉈の如き切れ味のギターリフがグイグイと引っ張っていきます、ガッツ溢れるミドルハイナンバー
これぞHM/HRと言いたくなる強力な一曲です
メサイヤのスッキリした唄も悪くない
CANDLEMASS-Candlemass-Seven Silver Keys ★★★ (2008-08-22 15:38:40)
シンフォニックな味わいさえ感じられる重厚なミドルナンバー
流石はCANDLEMASS威厳さえ感じられます
CANDLEMASS-Candlemass-Spellbreaker ★★★ (2008-08-22 15:45:06)
ミステリアスかつダークな北欧のサバスの名に恥じない名曲
今アルバムのハイライト的なナンバーですね
漆黒の闇が押し寄せてくる重厚なサウンドに押しつぶされそうです
CANDLEMASS-Candlemass-Witches ★★★ (2008-08-22 15:50:04)
複雑なリズムプレイが妖しく光るドラマティックなミドルナンバー強力です
CANDLEMASS-Chapter VI ★★★ (2012-06-19 21:43:38)
1992年リリースのオリジナルでは5枚目。バンドの看板とも言えるヴォーカルのメサイヤ・マーコリン が脱退、新たなるフロントマンとして迎えられたのがトーマス・ヴィクストロム。前任者との違いがそのまま音となって現れたのか、それまでのドゥーム要素は控えめにトニー・マーティン時代のサバスサウンドを想起させるスタイルへと舵をとった感じがします。より普遍的なHM/HRサウンドよりのアプローチを披露し幅を広げましたが彼ら特有のミステリアスかつダークなドラマ性は健在、重厚なギターリフも聞こえてくるしテクニカルなソロプレイとクオリティを下げることのないプレイを披露しているので安心して聞くことが出来ますね。 やや型にはめられていますが幅広いレンジを使い分け朗々と歌い上げるヴィクストロムのパフォーマンスを及第点をつけれるし個人的には大いに楽しめましたね。惜しむらくは、この暗黒の世界観を醸し出すには音質の軽さが
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CANDLEMASS-Dactylis Glomerata ★★ (2012-06-19 22:06:25)
1998年リリースの再結成第一弾、ギターにはあのマイケル・アモットを迎え入れバンドの創始者であるレイフ・エドリングが目指すドゥーミーな暗黒HM/HRサウンドを披露しています。ギターが一本になった分、キーボードが目立っていますが重厚なリフワークはバンドの生命線、自身が率いるバンドではもっと目立っているのでしょうがここでは五分の一となり支えていますね。聞こえてくる音は今の時代を意識しつつも彼らが築いていたスタイルを継承しつつも新機軸を打ち出し再結成の意義を問う内容かと思います、各曲ともドラマティックでスケールの大きな展開を披露、けして走ることのないひたすらヘヴィでダークな音像に独特の感性を植えつけられますね。でも個人的には何かよそ行きでバンドのしてのまとまりのなさを感じさせるのが難点な気がします。
CANDLEMASS-Nightfall ★★★ (2012-06-21 17:10:45)
漆黒の美学を追求する男、レイフ・エドリング率いるCANDLEMASSが新たなシンガー、メサイヤ・マコーリンを加入させて作り上げた1987年リリースの2nd。貫かれる闇の宴、暗く重く引きずる重厚なサウンドは初期サバスを想起させ北欧ならでなのでしょうか、徹底的に暗く湿った音像ながらもどこか儚げな幻想的世界観を映し出し独自のスタイルを披露してくれます。この手のサウンドを飽きさせる事無く聞かせるアレンジは実に素晴らしいですね。④のような曲を聴くと顕著に彼らが示すドラマ性を猛烈に感じさせられます、中毒性の高いリフワークと劇的な構築美が織り成す世界に、初期サバスのフォワローだけに留まらない個性を感じます。甘美な陶酔感を醸し出す唄メロの美しさとマコーリンのパフォーマンスを素晴らしく闇を艶やかなに照らします。たまにはこういったサウンドを聴きBGMにはなりえない劇的なドラマを堪能したいものですね。ちなみに
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CANDY-Whatever Happened to Fun ★★★ (2016-02-12 13:39:07)
後にソロシンガーに転向するカイル・ヴィンセントやガンズのギタリストとして名を馳せるギルビー・クラークがいたバンドが1985年にリリースしたアルバム。メタル系バンドと呼ぶには軟弱すぎるが、ポップスとしてバッサリ切り捨てるのはチョイと思ったいない気がします。普段ハードなモノを食している諸兄にとっては軟弱極まりないパワーポップサウンドに煮え湯を飲まされる気分を味わうこと間違いない、あまあまなバブルガムサウンドに虫歯も疼きそうですが、アメリカ人がこういうのを作りのが実に上手だ、聴かせ方も上手い、やはり文化だなこの手の音は、そう納得させられる品質の高さが一番の聴きどころ。個人的にもロックバンドとして、あまりの優等生ぶりが苦手なんですが、ドライブなど長時間の移動でハードな耳を休ませたい時などにチョイと聴きたくなるのが今作の楽しみ方です。たまにはコーラ片手に思いっきりアメリカの風を感じながら嫌みのない
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