この曲を聴け! 

失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 501-550
THE BIG DEAL-First Bite
SAVATAGE-Poets and Madmen
RUNNING WILD-Port Royal
LOVEBITES-Glory, Glory, to the World
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Tribute to the Scorpions(Six Strings, Twelve Stings)
DIVLJE JAGODE-Konji
THRASHER-Burning at the Speed of Light
Bible Black-The Complete Recordings 1981-1983
AXE WITCH-Pray for Metal
AXE WITCH-Visions of the Past
BULLET-Heading for the Top
PRETTY MAIDS-Pretty Maids-City Light
SAXON-Inspirations-Evil Woman
SAXON-Inspirations-Bomber
DAVID BICKLER-Darklight
MOON STRUCK-Nocturne ~ Anthology of Moonstruck
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Running Out of Time
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Chosen Few
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Do You Remember
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Late December
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Supposed to Do Now
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Thy Will Be Done
ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Like a Ghost
CRO-MAGS-The Age of Quarrel
SOUL GRINDER-The Prophecy of Blight
TOUCH-Tomorrow Never Comes
BENEATH THE SURFACE-Race the Night
STEEL ANGEL-Kiss of Steel
NOISEHUNTER-Time to Fight
STORMWIND-Legacy
SACRILEGE(UK)-Within the Prophecy
ACCEPT-Too Mean to Die-Zombie Apocalypse
STORMZONE-Caught in the Act
ACCEPT-Too Mean to Die-Too Mean to Die
SACRILEGE(UK)-Behind the Realms of Madness
HEART LINE-Back in the Game
PARIAH-Unity
SKID ROW-18 & Life 2015
KENT HILLI-Vital 4-More Than Meets the Eye
KENT HILLI-Vital 4-Losing You
VICTORY-Hungry Hearts-Hungry Hearts
VICTORY-Hungry Hearts
ETERNAL FLAME-Smoke On The Mountain-I Believe In This Miracle (feat. Mark Boals)
ETERNAL FLAME-Smoke On The Mountain-Got A Rock & Roll Fever (feat. Goran Edman)
ETERNAL FLAME-Smoke On The Mountain-Smoke On The Mountain (feat. Mark Boals)
ETERNAL FLAME-Desire
GRAVE DIGGER-Clash of the Gods
GRAVE DIGGER-Clash of the Gods-God of Terror
AXEL RUDI PELL-Lost XXIII
SAXON-Carpe Diem-Dambusters
→PC向けページ
Tweet
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269 | 270


発言している19曲を連続再生 - Youtube



THE BIG DEAL-First Bite ★★★ (2022-06-01 13:27:23)

女性シンガーを二人擁するメロディアスHM/HRバンドのデビュー作。名門Frontiersレコードからのリリースなので間違いはありません。既に先行リリースされたカヴァーソングの3曲の出来も素晴らしく(ABBAのGIMME GIMME GIMEE,NIGHTWISHのAmaranth、EUROPEのRock The Night)オリジナル作に対する期待も高まりましたが、このバンドは見事に高いハードルをクリアしています。

東欧諸国出身のメンバーらしい哀愁のメロディを軸にメジャー感の高い厚みのあるサウンドを展開、キーボード兼ヴォーカルのネヴェナ・ブランコヴィッチは両面でも一流の腕を持ちリアル二刀流としてバンドサウンドに貢献、ギターを担当するスルジャン・ブランコヴィッチも腕利きのギタリストだがソングライティングの面でも一流の腕を披露、このバンドの根幹を支えています。今回はベースで参加
…続き

SAVATAGE-Poets and Madmen ★★★ (2022-05-30 13:02:30)

2000年という時代に真っ向から対峙した意欲に溢れた一枚。荒々しいサヴァタージサウンドと濃密な世界観の融合、ここで聴ける静謐なるクラシカルテイストと、パワフルなヘヴィメタルスタイルをぶつけ合うことで独自のスタイルを磨き上げている。ある意味、サヴァタージと言えばな音楽性をより深化させることで独自性を強烈にアピール。どの曲にもドラマがあり、その起伏に富んだ展開は耳を捉えてありません。噛みつくようなラフな唄い回しも、荘厳なるバンドサウンドに食らいつき獣性を加味させている。
自分たちの型を持つバンドの強み、去ったメンバーもいるが、そういう事態も乗り越え結束力が増したと思わせたのも今作の評価を上げることに繋がっているだろう。何を聴きたいかで評価も分かれるのだろうが、2001年に新章のページを捲ったと感じさせた古典と新機軸の両面をバランス良く打ち出した今作は大いに支持できますね。

RUNNING WILD-Port Royal ★★★ (2022-05-29 12:44:47)

今はACCEPTのドラマーとして知られるジャーマンメタル界を支える凄腕ドラマーのステファン・シュワルツマン、ベースはGrave Diggerで活躍するイェンス・ベッカーにスイッチして制作されたフルアルバム。上昇気流に乗りつつあったバンドだけにメンバーチェンジに対する不安はあったが、揺るぎなきロックンロルフ節に些かの陰りはなく、むしろジャーマン由来の剛毅なパワフルサウンドは、新生リズム隊の推進力の強さもあり、より屈強なモノへと強化。ロルフ特有の叙情的なメロディとの相性も良く、このバンドの流儀を高めている。
とにかく類型的なスタイルに何の疑いもなくやり切っている、スピード、パワー、メロディという三種の神器を旗印に掲げ、ロルフ船長は広大なミュージックシーンの大海原へ舵を切ったと言えよう。このスタイルを突き詰めることがバンドの全てなのだが、同時にそれは限界のあるスタイルでもあるのだが、勇壮
…続き

LOVEBITES-Glory, Glory, to the World ★★★ (2022-05-28 12:12:37)

日本を飛び出し海外でも根強いファンを味方につけている国産ヘヴィメタルバンドが2021年にリリースしたEP。既発音源もなく純粋な新作というのが嬉しい限りですが、コロナ渦の影響をモロに受けており一番勢いのある時に足踏み状態なのが悔しい限りです。
このバンドの人気は、シンコーミュージックごり押しのネモフィリアとは違い、地に足をつけて活動している点に尽きる。女を売らずとも音楽性で勝負をするタフな女傑チーム、その筋金入りのメタルサウンドは、古典に埋没する古典主義とは一線と画すモノであり、現代ハードシーンに息づく本格派のバンドサウンドを貫いている。
この姿勢はマネージメントの企業努力に尽きるのだが、高潔なる精神性を音楽性に落とし込み多くのファンに対する忠実なるスタンスを貫いた、その一点に頭が下がります。
もっと、今っぽい曲をやろうと思えば幾らでも出来たはずである。目先の成功に囚われ
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Tribute to the Scorpions(Six Strings, Twelve Stings) ★★★ (2022-05-24 12:30:54)

1.Here I Am (Rock You Like A Hurricane)
Kelly Hansen

2.Still Lovin' You
Steve Whiteman

3.Falling In Love
Marq Torien

4.Big City Nights
Kevin Dubrow

5.Blackout
Stevie Rachelle

6.No One Like You
Jizzy Pearl

7.The Zoo
Joe Lesté

8.Steamrock Fever
Phil Lewis

9.In Trance
Kory Clarke

10.He's A Woman, She's A Ma
…続き

DIVLJE JAGODE-Konji ★★★ (2022-05-20 23:38:17)

知る人ぞ知るクロアチアを拠点に活動する東欧産のHM/HRバンドによる1988年にリリースしたアルバム。時代性も反映させたのか、音楽性にも変化が訪れている。大衆性を補完するようにキーボードプレイヤーを正式に迎え入れ柔和な姿勢も打ち出し間口を広げてきた。また、シンガーもムラデン・ヴォイチッチ・ティファに変更とリニューアルを行っています。
元々大衆性を持ち合わせていたバンドだけに、ここで聴けるスタイルに大きな違和感はない。むしろ、癖を薄めワールドワイドな展開を視野に入れてきたと好意的に受け止めることが出来る。脆弱な環境の中、今のようにSNSで情報を共有出来ない中で、世相を読み動いてきたことは賞賛に値するとも言えるが、もう少し厳つい方がメタルバンドらしいと言えるので、そこは評価の分かれるところでしょう。
また、拝借具合も気になることろ、インストナンバー④などトルコ行進曲をモチーフにし
…続き

THRASHER-Burning at the Speed of Light ★★★ (2022-05-16 18:48:36)

オープニングで勢いよく歌い上げるのはT.K.Oのブラッド・シンセル、彼の押しの強い歌声にペットボトルを投げつけられたほど仰け反るのだが、バンド名スラッシャーに対して、随分と活きのいいアメリカンロックを聴かせてくれる。参加メンバーが多くバンドなのかプロジェクトなのかつかみ所の無いグループだったが短命に終わった為に詳細を把握しきれません。次はリック・コードルの登場、彼のエモーショナルでブルージーな味わいは、ガラリと空気を変えアルバムをグッとしめました。④ではBLACKLACEのマリアンヌ嬢も参加、疾走感のあるグルーブが心地よい⑤で唄うのはHELSTARのジェイムス・リベラ、リードギターにも負けないベースを聴かせてくれるのはビリー・シーン。その相乗効果もあったのかギタープレイもギンギンである。あえてギンギンと言いたい。

ダン・ビーラーがリードヴォーカルを務める⑦は、ド派手なギター
…続き

Bible Black-The Complete Recordings 1981-1983 ★★★ (2022-05-16 18:16:47)

ゲイリー・ドリスコル、グレッグ・グルーバー、アンドリュー”ダック”マクドナルドの三人を中心に活動していたバンドによるコンピ作。ELFからRAINBOWへと流れ解雇されたモノ達による正統派HM/HRプロジェクトみたいな影口も叩かれたりするのですが、それも正式な音源のリリースに至らなかったが為であり、後に考えると参加メンバーのプチゴージャス感はあったので、ようやくオフィシャルな形で世に出ることとなりました。
ワタクシが所持している、いかがわしいブートとは曲順も違うし、音質も良くなっている。何よりエリック・アダムス殿下と、ジェフ・フェンホルトの聞き比べが出来るというのは大きな特典であり、両者の違いを存分に楽しめる一枚になっているのは大きい。
今作を知ったきっかけは、やはりジェフ・フェンホルトが在籍した事が大きい。彼にとってはジョシュアのソロくらいで、大きな仕事はしていないが、サバス
…続き

AXE WITCH-Pray for Metal ★★★ (2022-05-15 21:33:10)

オリジナルは1982年に4曲入りのEPとしてリリースされた作品。そこにデモや幻のライブ音源などをパッケージして2019年にマイナー音源の発掘に精を出すSkol Recordsから全16曲入りのフルボリュームで世に放たれています。

収録曲はこちら
01 - Born in a Hell
02 - Heavy Revolution
03 - In the End of the World
04 - Death Angel
05 - Axewitch (Demo 1982)
06 - Nightmare (Demo 1982)
07 - Beyond the Realms of Death (Judas Priest cover) (Demo 1982)
08 - We Salute this Town (Demo 19
…続き

AXE WITCH-Visions of the Past ★★★ (2022-05-14 20:16:39)

知る人ぞ知る初期の北欧メタルシーンを支えた老舗バンドによる2枚目のフルアルバム。雑誌の影響もありヨーロッパが元祖北欧メタルみたいに言われるが、あれは嘘ではないが本当ではありません、強いて言えばワールドワイドな成功を収めたであり、音楽性に直結する事はありませんね。キーボード込みのスウィートメロディは、スウェーデンでもソフトケイスされたバンドと認知さていますので、そのあたりは完全に否定しておきます。

スカンジナビア半島のロックバンドが一堂に介するコンピ作などにも顔を連ね、認知度を高めた中でのデビュー、いなたさの残る古典サウンドだった前作から比較するとNWOBHMの風は北欧の地でも吹き荒れており、今作にはその影響の強さを確認出来ます。初期型北欧メタルの雛形と言える作風、ここには冷ややかなメロディはあれど、糖度の高いオーロラサウンドをは一線を画す、剛毅なロックスタイルに軸足を置き、
…続き

BULLET-Heading for the Top ★★ (2022-05-13 20:05:54)

北欧はスウェーデンから登場した若き荒くれロックンローラー、ACCEPT風味の男臭いメタルサウンドと剛直ロックンロールを巧みに融合、双方の良いところを楽曲に落とし込み聴きやすくまとめ上げている。ある意味、典型的なNWOTHMなのかも知れないし、アイデアの流用はあるのだが、2006年という時代に、ここまで直球勝負の古典ロックを展開する姿は逆に清いなぁと感じ粗探し無用の純粋なロックスピリットに焦がれます。
活きのいいAC/DC風味もお得意とばかりにこなし、アイリッシュなギタープレイで魅了するナンバーもあったりと柔軟さも魅力だが、模倣の域を抜け出せていない瞬間も訪れるだけに、潔癖な人には少々距離を置かれるスタイルではある。
これが通算3枚目なのだから、確信犯であることに代わりは無いが、雰囲気重視のバンドサウンドなのは間違いない。

PRETTY MAIDS-Pretty Maids-City Light ★★★ (2022-05-13 19:50:46)

NWOBHMの影響を受けていますよねぇ
初期ならではの懐かしい味付け
最近の売れ線志向とは違うベクトルに熱いモノを感じます

SAXON-Inspirations-Evil Woman ★★★ (2022-05-11 18:45:36)

オリジナルよりもヘヴィな味付けのZEPは淡泊さが出てしまった
そして蛇足感のもっとも強い③と流れが悪くイマイチ入ってこないのは曲順の問題
今作の試聴感を悪くしているのは曲順なのは間違いないのだが
予想外のカヴァーをまんまやっている
オジーのいたサバスの曲として知られるがオリジナルはCROWの曲
カヴァーのカヴァーである
オリジナルみたいにホーンセクションを持ち込めば面白かったかも

SAXON-Inspirations-Bomber ★★★ (2022-05-11 18:36:57)

ベタですけどモーターヘッドの曲が似合わない分けがない
でもベタすぎる
しかしナイスなカヴァーである

DAVID BICKLER-Darklight ★★★ (2022-05-11 18:31:38)

かつてSurvivorシンガーとしてバンドの躍進に貢献したデイブ・ビックラー、脱退してから大きなバンドに加入することもなく、ソロのキャリアも積み上げたとは言いがたい状態の、完全にあの人は今的な状態だったデイブ・ビックラー。そんな彼が突如リリースした感のあるソロアルバムがこちらになります。
デイブのハスキーヴォイスを生かした唄モノロックは、アメリカンな色合いも濃く、その地に足をつけて楽曲と熟成された歌声はベストマッチ、オジー・オズボーンみたいな加工臭も少なく、実に等身大の魅力を反映している。
往年の頃よりも色艶は失われているが、老獪なテクニックを駆使しつつ、自分の持ち味を発揮。オープニング2曲が地味目の曲のために、Survivorファンに取っては思い序盤を感じるだろうが、爽快感のある③では、元気はつらつオロナミンCな魅力を発散、よっ待ってましたと膝を打つでしょうね。総じてミドル
…続き

MOON STRUCK-Nocturne ~ Anthology of Moonstruck ★★★ (2022-05-10 15:15:10)

国産様式美メタル最後の砦などと言われマニアから一目を置かれた関西のバンドが2022年に突如リリースした過去のマテリアルをまとめたコンピ作。既に実態のないバンドだけに微妙な空気も流れるが、楽曲の半数は聴いたごとがない楽曲だったので、個人的には思わず手が出ましたね。ドラムの長田さんは、前半で離脱、キーボードも後半は福岡里美さんにチェンジ、ギタリストも3代に渡り収録と、マニア泣かせの一枚でしょう。三谷哲也さん時代のEPが丸々収録されているのは、今となっては貴重なテイクだろうし、今は亡きマンドレイク・ルートのVA.Make It Shine Vol. 2から2曲とも収録ですから、彼らのカタログを揃えたいマニアにはありがたい構成。後半のデモ&シングル、そして未発表という豪華なラインナップに歓喜の声を上げます。やったねパパ、明日は逆転満塁ホームランだよ、である。

どの時代もバンドのブレ
…続き

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Running Out of Time ★★★ (2022-05-09 21:52:07)

アルバムのラストにロックなナンバーを持ってきたアイデアは大正解
試聴感の良さも手伝い
また最初から聴きたくなります
パワフルなロビンの歌声がめちゃくちゃハマっております
こういう曲を歌わせたら右に出る者がいないと思わせるロビン節がたまらん

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Chosen Few ★★★ (2022-05-09 21:49:45)

ブルージーですねぇ
古典ロックなアプローチと現代的な音作り
ロビンの歌声もバッチリとハマり盛り上げています
こういうトーンを操りフックのあるメロディを歌い上げるロビンの持ち味に魅了されます
五月蠅くないのが良いのです

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Do You Remember ★★★ (2022-05-09 21:47:36)

裏で鳴るオルガンがいいですねぇ
多彩な鍵盤プレイと的確なギターワーク
職人技が冴え渡ります
サラリと流れそうな雰囲気をありますが耳を捉えますねぇ
ソロ前のグルーヴィンなインストプレイの格好良さに痺れます
作業の合間に聴くBGMにはなれませんよ

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Late December ★★★ (2022-05-09 21:43:13)

懐かしき80年代風のメロウなハードポップナンバー
フックのある良いメロディを書けるパートナーとロビンの相性に疑いはない

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Supposed to Do Now ★★★ (2022-05-09 21:40:14)

HEARTのハワード・リーズがゲスト
その成果は他の曲とは毛色の違いを感じさせ
アルバムのアクセントとなり見事に成功している
ロビンもギリギリで暑苦しくならず押さえてくれたのが嬉しい

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Thy Will Be Done ★★★ (2022-05-09 21:35:48)

アルバムのオープニングを飾るメロディアスかつダイナミックなロックソング
いい意味でリラックスしているロビンの歌声は衰えを感じさせず見事に華を添えています
主役たる存在感の強さ
自分の魅力となるトーンを巧みに操っています
ロビンには抑え気味に唄って欲しいねぇ

ROBIN MCAULEY-Standing on the Edge-Like a Ghost ★★★ (2022-05-09 21:32:26)

隙を見せると直ぐに押しの強さが前に出すぎてしまい
何を唄っても暑苦しく感じさせるのが欠点のロビン
だからMSGでもハマりませんでしたね
ここで聴ける彼の歌声は曲調に完璧にフィット
古典的な匂いを発散するオルガンの音色が凄く耳に残ります
テクニカルなギターソロも気持ちが良い
全体的なバランスの良さのおかげでロビンの情感豊かな歌声に集中できます
やれば出来るじゃないかぁロビンである
ドリーミングなハードサウンドもわるないぞ

CRO-MAGS-The Age of Quarrel ★★★ (2022-05-09 21:21:24)

ハードコアパンクスとヘヴィメタルの融合を早い段階で実現していたUSメタルシーンの裏街道を仕切っていたバンドの一つが彼ら、BLACK FLAGなどにも通ずるバイオレントな音楽性とメッセージ性の強い歌詞は聴くモノに強烈なインパクトを残している。
当時の日本では、どのような形でこのバンドが紹介されたかは知らないが、大手メディアが好意的に伝えることは皆無であった。
なんと言っても1986年と言えば猫も杓子もビバアメリカと言わんばかりに、音楽性を修正していた時代、その流れに反目する形で、こういう硬派なバンドが気を吐いていたのは間違いない。SAXONアメリカンナイズドなど笑止千万なアメリカンブームがシーンを征服していましたからね。
ウネリを上げる重厚なリズムはグルーヴィン、攻撃的だが腰にくるノリの良さと、ソリッドでヘヴィなギターは、空間をぶった切り威圧感を与える、その音像に触れるだ
…続き

SOUL GRINDER-The Prophecy of Blight ★★★ (2022-05-07 21:34:42)

シンガー兼ベースを担当するエイプリル・ディミック、ギターのアレックス・エイブリー、ドラムのケビン・ロスの3人からなるUS産のダイハードHM/HRバンドの1st。エイプリルのレザー・レオーネをダーティーにしたようなドスの効かせた歌声は、このダークでバイオレントなヘヴィメタルサウンドにぴったり、魑魅魍魎が跋扈する魔界転生サウンドの持つ、尖り具合とダーティーな響き、古典的なスタイルを踏襲しつつも現代的なフィルターを通しハイブリッドする事に成功、その様式に沿ったゴリゴリのメタルサウンドは、新旧のメタルファンを迎え撃つのに十分な迫力を有しており、新人とは思えない完成度を誇っている。
ド派手な攻撃性に頼るだけではない懐の深さも見逃せないポイント、雄々しい猛りのみならず、スローパートも盛り込み表情をつける事も忘れておらず、感情を吐き出すだけではないバリエーションを持っているのも頼もしい限りです。
…続き

TOUCH-Tomorrow Never Comes ★★★ (2022-05-06 18:05:57)

マーク・マンゴールドを中心にオリジナルメンバーが集結、日本でも1stとのカップリングで再発された幻の2ndもありますが、正式な2枚目がこのような形でリリースされるとは驚きですね。しかもリメイクではなく新曲が中心という作風に驚かされる。それだけに丸ごと叙情派AOR寄りのプログレスタイルではなく、ブルージーさやロックなハードさを強調したような楽曲も散見され、その味わい深さは単なる回顧録では終わらない現役感を演出している。
よっ!待ってました!!と声を掛けたくなる①で幕開け、そのドラマ性と感動的な楽曲構成に心も奪われ、②では、確信的なやり口で『Don’t You Know What Love Is』を想起させたりと憎い演出で感動を倍増させてくれます。
熟成されたダグ・ハワードの唄い回しもバッチリとハマり復活劇をよりドラマティックなモノへと変換してくれます。

とは言え聴
…続き

BENEATH THE SURFACE-Race the Night ★★★ (2022-05-06 17:35:05)

知る人ぞ知る幻のNWOBHMによる1st。マイナーなレーベルからの流通の為に、幾度知られることなく埋もれてしまうのだが、これが叙情派英国HM/HRマニアならば、間違いなく心を掴まれるような良質なメロディが顔を出します。フィル・モグ風味の歌声もあるためにスピードアップしたUFOに叙情性を加味したような音楽性となるのだが、今作はライブアルバムという特性もあり、そのバンドとしての荒々しい熱気も加わり実に質の高い叙情派NWOBHMへと昇華している。
この手のバンドと言えば、プレイングマンティスあたりを引き合いにされそうですが、オリジナルリリースの1986年という時代を考えると、こちらのバンドの方が上であり、いい意味での洗練性を加えた英国流儀のサウンドは、多くのマニアにとって潤いと感動を与えるでしょう。それにしても、このバンド、どうして一枚で消えたのだろう?
ツインギター編成、キーボー
…続き

STEEL ANGEL-Kiss of Steel ★★★ (2022-05-05 17:48:12)

幻のフランス産正統派HM/HRバンドの2枚目。そのレア感は高く世界中のマニアが探すレアモノらしい。2020年にCult Metal Classics Recordsから再発盤が出たときは大騒ぎだったと言われる幻が強めのフレンチメタルバンドですが、少々頼りないハイトーンなのだが、叙情的なメロディを積み上げる丁寧な演奏、歌メロにもフックがあるし、楽曲の構成もコンパクトながら起伏があり、なかなか聴かせてくれる。
歌い手の線の細さや、情緒たっぷりの叙情派サウンドの泣かせ具合、日本のインディーズ系にも通ずるサウンドを奏でている。その懐かしさに胸がキュンとなるのだが、高額トレードされるほどの名盤とは思えないので、マニア泣かせの一品である。やはり手元に置きたい、購買欲というのか収集癖が招く散財劇という事でしょうかね。
かの有名な商業誌において、全く愛のないレビューが痛かったのか、国内の輸入
…続き

NOISEHUNTER-Time to Fight ★★★ (2022-05-05 17:27:00)

正統派のジャーマンメタルバンドとして知られる、ノイズハンターが1986年にリリースした1st。この時点で活動歴は長く苦労して掴んだデビュー作という事なのだが、元ネタが明け透け過ぎるのが評価を分ける最大のポイント。そこに突っかかると、早い段階で後悔を覚えるだろうが、スコーピオンズやアクセプトとは、また違ったアプローチの正統派スタイルは欧州由来の泣きを散りばめつつも剛毅に打ち鳴らされるパワフルサウンドを披露しており、所謂、ハロウィーンタイプとは違うジャーマンシーンを愛するマニアならばグッと掴まれるでしょう。とは言え、個性不足は否めない、模倣の域を抜けていない楽曲も多すぎる、元ネタがドンピシャであり同じようなルーツを持つマニアならば許せないかも知れないが、ヤサグレる前のポール・ディアノ兄さん風の歌声もハマると魅力的だし、ツインギターチームは丁寧なプレイを紡ぎスリリングに展開、正統派メタルの旨味
…続き

STORMWIND-Legacy ★★★ (2022-05-03 13:20:24)

ギタリストのみならず空手家の顔も持っていたスウェーデンのネオクラ空手ヒーロー、我らがトーマス・ウルフ率いるバンドのライブアルバム。現状、今作を最後にバンドは動いておらずトーマスのキャリアが潰えているのですが、今作で聴ける彼のギタープレイは驚くほど正確であり、もっと荒削りなのかと思っていたのですが、その丁寧なフレージングの紡ぎ具合に唸らされます。ある意味、スタジオよりもテンションも上がりライブならではの臨場感を演出、トーマルのアクティブなギタープレイに目を見張ります。
バックを支えるメンバーもトーマスの期待に応えるかの如く力強いプレイを披露、音楽空間を広げるキーボード、裏回しをするベース、タイトに刻まれるドラム、相変わらずな実力を発揮するトーマス・ヴィクストロームの歌声、ネオクラ様式美かくあるべきなパフォーマンスに酔いしれますね。
個人的に、このバンドが活躍していた90年代中期
…続き

SACRILEGE(UK)-Within the Prophecy ★★★ (2022-04-29 13:09:33)

前作の音楽性をグッとメタルよりに推し進めた2枚目。オープニングからサバスティカルな影響を強く押しだし、その攻撃性とおぞましい暗黒テイストを交互にアクションさせることで独自性を高めている。
不気味なカヴァーアートが示すようなドロリと黒く濁った感性が、ゼラチン状にまとわりつき、鋭さを増した音楽性に絡みつきます。
リンダ嬢の唄い回しも咆哮するわけでも、カミソリシャウトでもない、しっかりとメロディを追って歌い上げるタイプであり、従来イメージされるスラッシュ系のシンガーとは一線を画す存在、女性らしい表現力を損なわない歌声に、悪魔的なサウンドに囚われた堕天使の如く神々しい光を放っています。
その魅力はクリアーなギターが飛び出す③のような楽曲でも存分に発揮され、このバンドの特異性を存分に見せつけている。スラッシュ的な要素もあるが、リズム隊はオーセンティックサウンドを構成しており、前作
…続き

ACCEPT-Too Mean to Die-Zombie Apocalypse ★★★ (2022-04-28 11:36:17)

鋼鉄神の降臨です
現代を生き抜く正統派メタルのあり方を提示していますねぇ

STORMZONE-Caught in the Act ★★★ (2022-04-28 11:34:03)

タイトルやアレンジを変えてはいるが、大半の楽曲がDen Of Thievesが世に出していたモノに驚く。しかも今作は日本のアヴァロンが先行して世に出したモノ、このバンドの成り立ちを知らないのでなんとも言えないが、シンガーである‎ジョン・ハーヴ・ハービンソン‎が、Den Of Thieves時代の楽曲を復刻させたのは間違いないだろう、90年代の中期に人知れずリリースされた2枚のアルバムを元に、再構築された今作の微妙な立ち位置に興味もあるし、国内盤のライナーノーツに何処まで触れたのか興味は尽きないのだが、英国流儀で彩られた本格派のメロディアスロックは聴き応え十分。知名度等に寄りかからない真の英国ロックマニアならグッとくるでしょうね。
いかにもな哀愁と洗練されたメジャー感、硬軟交えたサウンドサウンドメイクは、リメイクしただけではない価値を見出せるでしょう。
古典ロックを愛するモノな
…続き

ACCEPT-Too Mean to Die-Too Mean to Die ★★★ (2022-04-27 17:11:40)

これぞアクセプト
逞しい漢メタルである

SACRILEGE(UK)-Behind the Realms of Madness ★★★ (2022-04-27 17:08:05)

スラッシュメタル後進国だった日本だけに、今以てマイナーな存在に終わっている、英国産極悪クロスオーバースラッシュメタルバンドの記念すべき1st。DISCHARGEとSLAYERの融合等と例えられる機会の多い今作は実に独創的なウネリと凶暴性を有している。闇に魅入られたサバスティカルな地を這う蠢き、峻烈なるビートと刺激的な音像、そのヒステリックで暴力的なサウンドながら、英国由来の湿り気のある根暗な感性を楽曲にドップリと落とし込み、単なる過激さ命のハードコアパンクストは一線を画す高い音楽性を披露しています。
紅一点の女性シンガー、リンダ”タム”シンプソンも無駄に凄むことなく咆哮、その刺激的な歌声はパンキッシュな感性に彩られ迫力十分。このバンドの個性は音のみにあらず、やはり女性シンガーを立てた事が大きいだろう。
アルバム毎に音楽性はチェンジするために、少々混乱を招く可能性もあるが、ここ
…続き

HEART LINE-Back in the Game ★★ (2022-04-26 18:33:02)

詳しいバイオはさっぱりだがフランス産のメロディアスHM/HRバンドの1st。正直、音だけ聴けばアメリカン志向のAORサウンドであり、TOTOやジャーニー、フォリナーと言ったあたりを想起させるスタイルに終始しており個性は見いだせない。
ましてやフランスから、こういうベタなロックバンドが出てくる土壌があったのかと、フランスのシーンに疎いワタクシには驚きですが、ある意味、ベタを全力でやり切っているので、上記したバンドが好きな人ならば大いに楽しめるでしょう。
この手の楽曲を歌うには、少々かみ合わせの悪い声質のシンガーだとは思うが、そこも許容範囲を逸脱したとは思えないので、唄モノマニアならば、大いに楽しめるでしょう。ベタに敵う物なし、時代の移り変わりを感じさせない音楽性、ハードさと繊細さが優しく包み込んでいます。

PARIAH-Unity ★★ (2022-04-25 20:11:12)

知らない内に3枚目のアルバムを1997年にリリースしていました。時代の流れもあり唐突感も強く最初は不安になりましたが、参加メンバーが熱い。ラス・ティピンズ、スティーブ・ラムゼイの2枚看板にベースは盟友グレアム・イングリッシュ、ドラムも懐かしのSatan組でありBattleaxeのイアン・マコーマック、そしてシンガーはTysondogのアラン・ハンターというNWOBHM軍団勢揃いの裏豪華ラインナップに興奮を覚えるでしょう。
かつてはスラッシーなスピードメタルで鳴らしたバンドでしたが、ここではSkycladなどを通過してきただけに、それなりに音楽的な変遷はある、しかし、それは1997年という時代に乗じたモノではない、実にトレンドを否定した古典スタイルに固執している。Loudnessのクレイジーナイトみたいなノリの良いナンバーもあるし、展開に拘ったプログレテイストまで巧みに盛り込み英国流
…続き

SKID ROW-18 & Life 2015 ★★★ (2022-04-23 22:01:03)

一瞬リードヴォーカルの座についたトニー・ハーネル
このバンドはどうしてもセバスチャン・バックのイメージが強いので流石のトニーでも分が悪い
しかしオリジナルを唄っているのはマット・ファロンである
そういう意味ではトニー・ハーネルが唄うヴァージョンも素晴らしい
何よりキレイなハイトーンだけではない男臭さも加味されたワイルドヴォイスはセクシーでクリアーだ
このラインナップで新作を聴いてみたかった

KENT HILLI-Vital 4-More Than Meets the Eye ★★★ (2022-04-23 21:48:19)

見事な唄いっぷりですねぇ
ジョーイが憑依していますよ
力の入った唄い回しもソックリです

KENT HILLI-Vital 4-Losing You ★★★ (2022-04-23 21:45:46)

ジョー・リン・ターナーの1stソロからオープニングナンバーをカヴァー
センスのある選曲です
オリジナルの良さを壊さない完コピ大会ぶりも好印象
エエ曲ですねぇ

VICTORY-Hungry Hearts-Hungry Hearts ★★★ (2022-04-22 12:30:35)

派手さに埋没しない歯ごたえのあるミドルナンバー
しかしメジャーな感性も有しており
このバンドが秘めていた可能性を強く感じます
ド派手に走るわけでも軽快なパーティーロックでもないが
大地を踏み鳴らすメジャーロックアンセムであることに代わりは無い
前後の曲の試聴感を爆上げしているのもポイントだ

VICTORY-Hungry Hearts ★★★ (2022-04-22 12:27:41)

メタルバブル湧き上がる1987年、多国籍な感性を生かしたジャーマンロックは実にワールドワイドな音楽性を披露。その癖のないストレートな作り込みとスケールの大きいダイナミックなロックは売れそうな勢いが充満しており、何かきっかけを掴めば大爆発しそうな雰囲気はある。結局、シングルカットされるも導火線に火をつける事にはならず、大きな話題を提供したとは言えないのだが、コンパクトにまとめ上げた楽曲は、どれもがシンプルにカッコイイ。歯切れの良いリズムとリフワーク、適度に見せ場を作るギターソロ、男臭いサウンドとメジャーな質感を巧みに混ぜ込み、チャーリーのハスキーヴォイスが力強く歌い上げる様にグッときます。
けして売れることを否定しないが、ロックな芯の太さを損なわないバンドサウンドの旨味、そのバランス感覚に唸りますね。

少々、アメリカン過ぎる、欧州的な情緒を増やした方がジャーマンらしい、
…続き

ETERNAL FLAME-Smoke On The Mountain-I Believe In This Miracle (feat. Mark Boals) ★★★ (2022-04-21 18:07:32)

なんかしょうも無い内容の歌詞だが
マーク・ボールズが唄うと高貴に感じますよね
こぶしの効いたハイトーン
衰えはあるかも知れないが老獪なテクニックを駆使してやり切っています
主役はマークです

ETERNAL FLAME-Smoke On The Mountain-Got A Rock & Roll Fever (feat. Goran Edman) ★★★ (2022-04-21 18:04:39)

ヴォイスオブクリスタル
北欧メタルを代表するシンガーであるヨラン・エドマンの登場
あらゆるタイプの楽曲を料理するヨランの歌声に魅了
オマージュ全開の楽曲も組み立て方を工夫
でも唐突に終わるのはツメの甘さですよね
そこも込みでマイケルなのである

ETERNAL FLAME-Smoke On The Mountain-Smoke On The Mountain (feat. Mark Boals) ★★★ (2022-04-21 18:00:21)

唄うはマーク・ボールズ
彼のハイトーンはネオクラタイプの楽曲によく似合う
誰かに怒られそうな曲なのだが
このやり口がマイケル・シンクルなのだと言いたい
ネタバレ必死の楽曲構成
恐るべし

ETERNAL FLAME-Desire ★★★ (2022-04-21 17:55:51)

現在はMichael Schinkel's Eternal Flameで知られる、ギタリスト兼ヴォーカルを担当するドイツ人アーティスト、マイケル・シンケル率いる叙情派HM/HRバンドの1st。バンド名からも醸し出される○○臭、音源を聴く前から音が聞こえてきそうですが、その期待に応えるような叙情派路線を踏襲、そこにマイルドな感性も持ち込み陽性な部分もアピール、硬軟交えたサウンドは大衆性も完備しており、日本人好みの音楽性を展開している。
このバンド、全体的な質は高い、楽曲構成など、ベタではあるがツボを押さえている。突出した魅力は少ないのかも知れないが欧州的な陰りのあるメロディと、ジャーマン仕込みの生真面目さとパワー、伝統的なヘヴィメタルのマナーを守る姿勢も素晴らしいし、アクセル・ルディ・ペルらと同系統と言えるのだが、ギタリストとしての個性というのか技術的に引っ張れるだけの腕がないのがチ
…続き

GRAVE DIGGER-Clash of the Gods ★★★ (2022-04-19 14:08:15)

ギリシャ神話をモチーフとしたコンセプト色の強いアルバムという事も手伝い、今作はお馴染みの剛直パワーメタル路線に、メロディアスな感性を大導入、そのおかげで楽曲とアルバムの流れにメリハリが生まれ試聴感はかなり良い。ともすればダークなカラーのパワーメタルサウンドは、聴いているとズッシリと重くのしかかり肩もこるのだが、今作はいい意味で洗練されており、絶妙な強弱が存在するために、その辺りの不満は解消されている。
あくまでも、それはこのバンドでの比較であり、並々ならぬ気合いと根性に一切の陰りはなくファンならば安心して手を出せるだろう。また、こういったエピカルなメタルが好きな人にとってもありがたい作風でしょうね。
ギターのアクセル "アイアンフィンガー" リットも技巧に埋没しないメロディックなソロを披露、屈強なパワーリズムの上で華麗な剣劇を披露しています。
とにかく自分たちの音を持っ
…続き

GRAVE DIGGER-Clash of the Gods-God of Terror ★★★ (2022-04-19 13:54:41)

ダス・レッツテ・アインホルンもゲスト参加
お馴染みのパワーメタルと思いきや
中盤に大胆なキーボードソロを導入
そのDP風味満点のソロに魅了
従来のパワフルサウンドにいい意味での間を持たせたアイデアは大正解
今作に対する期待値も大上昇でした

AXEL RUDI PELL-Lost XXIII ★★★ (2022-04-19 13:46:00)

ドイツが生んだ孤高の様式美メタルヒーロー、我らがアクセル・ルディ・ペルの最新作。毎度お馴染みの気心が知れたメンバーも従え今回も究極のマンネリズムを体感、その筋のマニアにとってはたまりませんが、耐性のない若い人にはお馴染み過ぎて刺激がないに等しいでしょう。そういう意味では聴き手を分けることにはなるのだが、かつては掃いて捨てるほど存在した様式美系メタルバンドも現在は絶滅危惧種のレッドリスト、それだけに彼の存在は貴重であり、何があろうとも平常運転を怠らないアクセル節には感服ですよね。

ジョニーのパワフルなハスキーヴォイスも健在、この手のスタイルには少々相性は良くないのかも知れないが、アクセル・ルディ・ペルにとっては欠かせないピースであろう。新鮮味があろうが、代わり映えしない楽曲だろうとも、確固たる信念の元、煮詰め上げた音楽性に揺るぎはありません。これで良いのです。様式美系のサウン
…続き

SAXON-Carpe Diem-Dambusters ★★★ (2022-04-18 15:37:36)

これぞサクソンなNWOBHM時代を想起させる強烈な一曲
新たなるクラシックソングの誕生に出会えましたね
多くのバンドに影響を及ぼしたサクソン
こうして時を経て影響を与えたバンド達からアイデアを還元という
逆先祖帰り状態が楽しい
倍速するNWOBHM仕込みのリフワーク
単に速いだけでない力強さが大好きです
何よりシンプルで親しみやすさにも往年の空気を感じますね


MyPage