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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5201-5250
MYSTERY-MYSTERY
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Düsseldorf Monster (Peter Kürten)
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-All Hallow’s Eve (John Linley Frazier)
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-One Blind Mice
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Cranley Gardens (Dennis Andrew Nilsen)
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Brother Bishop (Gary Heidnik)
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Lambs to the Slaughter (Ian Brady / Myra Hindley)
CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-B.T.K. (Dennis Rader)
MYSTERY-MYSTERY-One Way to Rock
MYSTERY-MYSTERY-PLEASE DON'T LEAVE ME NOW
MYSTERY-MYSTERY-Stronger Than Ever
MYSTERY-MYSTERY-THE LAND OF MYSTERY
MYSTERY-MYSTERY-FOREVER
MYSTERY-MYSTERY-Keep on Rollin
MYSTERY-MYSTERY-Wonderland
SWORD-Sweet Dreams
SWORD-Metalized
DAKOTA-Runaway
220VOLT-Eye to Eye
GTR-GTR
GRAND PRIX-Samurai
GRAND PRIX-There for None to See
GRAND PRIX-Grand Prix
DESTROSE-Destrose
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Fight to Win
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Despair Caprice
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-The Trigger
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Believing
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Dearest Pain
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Still Burning
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Ready for Rock
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-End of Sorrow
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Sweet Vengeance
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Requiem for a Scream
GMT-War Games-One by One
GMT-War Games-War Games
GMT-War Games-Fall in Line
GMT-War Games-Angel
GMT-War Games-Secret Rites
GMT-War Games
MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing
USER OF A COMMON NAME-User-To Feel
USER OF A COMMON NAME-User-You belong
USER OF A COMMON NAME-User-Do You
USER OF A COMMON NAME-User
WHITE SISTER-White Sister
Reverence-When Darkness Calls
Harlet-25 Gets a Ride
URIAH HEEP-Conquest-It Ain't Easy
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発言している33曲を連続再生 - Youtube



MYSTERY-MYSTERY ★★★ (2015-03-31 13:28:52)

ベルギーはMAUSOLEUMレーベルを象徴するような無頼なパワー漲るHM/HRサウンドを轟かしていたベルギー産バンドOSTROGOTHのシンガーだったピーター・デ・ウィントが装いも新たにお披露目したサウンドが今作。キラキラと輝きを見せるキーボードを押し出した爽快なでキャッチーなメロディを生かした哀愁溢れるメロディックメタルを前面に押し出した作風に、よもやOSTROGOTHのシンガーとは思えない方向転換に驚きを禁じ得ませんでした。一見はポップなメロディながらも重量感のあるリズムとハードさを損なわないギターが縦横無尽に駆け巡り、剛柔兼ね備えたバランス感覚を巧みに演出しています。とは言え、ピーターさんの野太い歌声は、好悪を分ける最大のポイント。せっかくオシャレなイタリアンに行ったのに、デーブルの上にドーンと丼飯に箸が突き刺さって置いているような違和感を覚えなくもないので、その変がイマイチ、支持
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CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum ★★★ (2015-03-31 13:11:10)

国産ドゥームロック最強のバンドと言われる彼らが2013年にリリースしたアルバム。今までよりは幾分クリアーなサウンドになりましたが、音は厚みを増しより細かい仕掛けも施したバンドサウンドの一体感は過去最高を思わせる充実ぶり、ブルースからブギーも沁み込んだキレもあるギター、必要最小限の手数ながらエネルギッシュなドラム、ゴリゴリのベースながらも弾力性のあるサウンドメイクは見事と各メンバーのパフォーマンスも持ち味を存分に生かしており全てが溶け合った陶酔感は見事、確固たる信念と妥協なき姿勢が色濃く打ち出されていると思います。ドゥーミーなスローチューンから繰り出される全体を覆うシリアスなトーンとカオスぶりに人間の不条理や心の闇を映し出す暗黒の美学が体現された快作と映りますね。この手の音楽は門外漢な僕でも、こういうスタイルの音楽は時代を超越して通用する魅力に富んでいると感じます。いやはや実に恐ろしいバン
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CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Düsseldorf Monster (Peter Kürten) ★★★ (2015-03-30 13:36:22)

今回のジャケットにも引用されている「デュッセルドルフの吸血鬼」ことペーター・キュルテンを題材にしていますね。実の娘を犯すような父親に育てられ、ひん曲った性格はそのまま爆発、幼少期に覚えた獣姦から快楽殺人へと突き進み、最後は自分の首に懸賞金が掛けられ、奥さんに警察へ通報することを促し逮捕(結婚出来た事も凄いが、妻には暴力を振るわなかったらしい)ジャムセッション的なインストプレイの陶酔感にグイグイ惹き込まれます。軽快なシンバルワークと跳ねあがるリズム、その隙間から押し出されるような弾力のある三上のベースプレイ、うーん気持ちがエエですね。後半へ向けての加速感そしてスローに戻る展開も見事。なんだかペーター・キュルテンの人生をなぞっているようで興味深い。剥き出しの感性が吐き出される唄も説得力がありますね。

CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-All Hallow’s Eve (John Linley Frazier) ★★★ (2015-03-30 13:23:38)

たいした思想も無く金持ちの日系人一家を惨殺した大バカ者。不条理な世の中に対する思いはあれど罪もない人を殺す動機には一切なりえませんよ。押しつぶされた中音域のブースト加減、サイケでスラッジな音色、粘りはるがキレのある演奏力の高さ、原始的ともいえる音の持つインパクトは凄い。

CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-One Blind Mice ★★★ (2015-03-30 13:17:32)

英国のプログレバンドQUATERMASSのカヴァー原曲を知らないので比較できませんが、
彼ららしい骨太なヘヴィロックに纏まっています。2013年のバンドとは思えない本気の音にひれ伏しますね。叫び上げる野太い歌声もイイですね。

CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Cranley Gardens (Dennis Andrew Nilsen) ★★★ (2015-03-30 13:13:30)

ホモでナルシストな死体愛好家。寂しい夜を紛らわせるためにホームレスを言葉巧みに誘い殺害。その死体と生活を共にし、腐るとまた殺害を犯した孤独な殺人鬼。曲調にもサイケなトリップ感を誘発するとともに悲しい性、けして満たされない異常な性愛と空想癖を投影しているような雰囲気が滲み出ていますね。はぁ~なんだか聴いているとゲンナリとさせられるのが、ある意味、このバンドの魅力でしょう。今アルバムらしい浮遊するクリアーなサウンドが心地よいし、ギターソロから後半に向けての流れも好きですね。

CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Brother Bishop (Gary Heidnik) ★★★ (2015-03-30 13:07:17)

幼少期の劣悪な環境が精神を破壊、IQは高いが自殺未遂を繰り返す日々、無駄に頭は良かったので金儲けの才はあり、後に宗教法人を設立、逮捕、出所後に女を地下室に監禁し子供を産ませ、マジで王国を作ろうとした異常性愛殺人者。言う事を聴かない女を虐待死、その死体をバラバラに解体、監禁仲間の女たちに喰わせた異常者。こういう人間が拘束する理由がないので野に放たれた現実が怖い。ザラついたヘヴィサウンドとゴン太なドラミングとサウンドの核となるベースがウネリを上げ、独特のグルーブ感を生み出す彼らの流儀は今作でも見事に貫かれています。絶叫するような歌声が、なんだが被害者の出口の見えない絶望感を表しているように感じますね。

CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-Lambs to the Slaughter (Ian Brady / Myra Hindley) ★★★ (2015-03-30 12:54:42)

女が男を車に誘い、そのまま拉致監禁、拷問のフルコースによって死に至らしめる変態カップルのシリアルキラー。ヘヴィなサウンドを荒れ狂う波となり身体を揺らしていきます。問答無用のスラッジ/ドゥームロックに多大なる刺激を受けますね。サイケでブギーなギターもクセになります。スッキリとしたサウンドプロダクションも功を奏していますね。

CHURCH OF MISERY-Thy Kingdom Scum-B.T.K. (Dennis Rader) ★★★ (2015-03-30 12:48:27)

Bind縛る・Torture拷問する・Killer殺人者の頭文字をとり、自ら名乗った目立ちたがり屋の絞殺魔。
最後はマスコミに自分を知って欲しい一心でバレ逮捕(映画にもなったゾディッアックみたいになりたかったのでしょうかね?)。逆にコンタクトとらんかったらどうなっていたのか恐ろしいですね。オープニングで音声が流れるのですが、おそらくこの事件に関係のある事だと思います。ヘヴィなグルーブなユラユラと蠢き本能と溶け合うような陶酔感がたまりませんね。

MYSTERY-MYSTERY-One Way to Rock ★★★ (2015-03-29 14:50:14)

躍動する哀愁のメロディ
キーボードが広がりを与え
ピーターさんのパワフルな歌声がガッチリとスクラムを組む一曲
このパワーバランスがバンドの肝でしょう

MYSTERY-MYSTERY-PLEASE DON'T LEAVE ME NOW ★★★ (2015-03-29 14:42:02)

情熱的な歌声と叙情的なメロディが噛み合っていますね
キャッチーなメロディと哀愁が弾力のある歌声でなぞられる様のカッコ良さ
ピアノの繊細なタッチを生かした鍵盤プレイの充実ぶり
エモーショナルなバンドの魅力が弾けた一曲
ギターソロも聴かせますよ

MYSTERY-MYSTERY-Stronger Than Ever ★★★ (2015-03-29 14:34:42)

キラキラとしたハードポップサウンドに
ドーンとピーターさんの熱い唄が乗っかります
テーブルの上にいつもどんぶり飯が乗っているような違和感が肝でしょう
爽快さとむさ苦しさがなんとも言い難い魅力となります

MYSTERY-MYSTERY-THE LAND OF MYSTERY ★★★ (2015-03-29 14:30:56)

暑苦しい歌声にモッサリとしたイメージを抱きます
バックの爽快感とのミスマッチが面白いですね

MYSTERY-MYSTERY-FOREVER ★★★ (2015-03-29 14:28:57)

力みまくったドゥギー・ホワイトみたいな熱唱がピーターさんの味です
ピアノが美しいねぇ

MYSTERY-MYSTERY-Keep on Rollin ★★★ (2015-03-29 14:27:11)

爽快ですね
優しい風が駆け抜けていきます
でもハードさを失わないアレンジが魅力的です

MYSTERY-MYSTERY-Wonderland ★★★ (2015-03-29 14:24:14)

軽やかなキーボードの音色も高らかに
瑞々しいポップセンスと哀愁が調和しつつも
ハードさを失わない一曲
エモーショナルに迫るピーターさんの唄も好きだし
クドいソロも好き

SWORD-Sweet Dreams ★★ (2015-03-27 14:05:08)

前作の男臭さ溢れる骨太ヘヴィロックサウンドを更に推し進めた1988年リリースの2nd。気だるい①で始まるのですが②ではスモーキーフレーバーたっぷりの疾走ナンバーへとシフトチェンジ、その勢いを殺す事無く進んで行きますが、モーターヘッド風の⑩タイトで小気味いい⑨のラスト2曲も持って生き方が上手で1st同様コンパクトな作風にリピート率も上がるもの、個人的には1stの世界観の方が好きですが、今作でも奇をてらわないオーセンティックな作風と几帳面だが荒さを感じさせる熱演には大いに男心をくすぐられましたね。

SWORD-Metalized ★★★ (2015-03-27 13:50:27)

カナダ産の4人組による、男臭い哀愁のメロディが力強く鳴り響く正統派HM/HRバンドの1st。埃っぱいも艶のあるハスキーヴォイスのカッコ良さに、チャタレイ夫人の名シーン、二枚目の男が農場の傍ら、草藁で身体を洗うような色気がムンムンと漂うも、ガッチリ、ムチムチのタイトなサウンドとの対比がなんとも鼻孔をくすぐられ、妖しげな魅力に包まれていますね。基本は剛毅なHM/HRだし10曲入りで35分を切るコンパクトさが示すような無駄をそぎ落とした重量感あふれるパワーメタルサウンドなので、その筋を愛する方には存分に楽しんで頂けるでしょう。US産のマイナーバンドなどに見られるドタバタ感もないし、焦点の絞られたパワー漲る男臭さにグッと引き寄せられるでしょうね。ちなみにシンガーのリック・ヒューズは、よりメロデイックな哀愁路線のSaints & Sinnersで1992年に再デビューを果たしています。この歌声にほ
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DAKOTA-Runaway ★★★ (2015-03-27 13:25:28)

ウエストコースト風の爽快なメロディとポップセンスを存分に生かしたAOR系のハードポップバンドが1982年にリリースした2nd。中心人物であるジュリー・ルジックとビル・ケリーの対照的な歌声を軸に、その筋では有名なメンバーをバックに従え嫌みのない爽やかなサウンドで極上の癒しを運んでくるでしょうね。ハードなサウンドが好みの方には軽めのリズムセクションに物足りなさを覚えるでしょうが、ここはAOR風のサウンドと割り切り聴いて欲しいですね(プロデューサーにシカゴのダニー・セラフィンを迎えていますので、その路線のサウンドをイメージしてみてください)。効果的なピアノの音色を生かしたバラードナンバー③⑦⑧THE産業ロックと言いたくなる①(褒め言葉です)大げさなイントロからダコタ節への流れがカッコイイ⑥等の良質なメロディを携えた、芸の細かい職人技が冴える歌モノロックの数々に胸焦がれます。かつては中古市場を高
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220VOLT-Eye to Eye ★★★ (2015-03-25 12:25:24)

北欧産の叙情派HM/HRバンドがプロデューサーにLOUDNESSやMEGADETHなどの仕事でしられるマックス・ノーマンを迎えリリースされた出世作。アメリカン市場を開拓するべく時代を見据え大衆性を高めた作風ながらも、透明感溢れるギターのトーンに見られる北欧ならではの煌びやかな輝きはアメリカンと言う感覚とは無縁の長物、キラキラと輝くクリアーな北欧サウンドが奏でる甘酸っぱい普遍のメロディに胸キュン必死、とマニアならずともグッと引き寄せられるでしょうね。時代性の中で飲みこまれずに自身のカラーを明確に打ち出しながらも尖り過ぎないポピュラリズムに80年代後期の情勢が反映されているように感じます。トラディショナルさやクラシックな世界観をモロに取り込むだけが北欧風ではないので、今作は実に北欧ながらの叙情性と美旋律を兼ね備えたコマーシャル性の高い一枚。積極的に攻めの姿勢で貫いているからこそ、ソフトケイス
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GTR-GTR ★★★ (2015-03-24 13:25:54)

エイジアのスティーヴ・ハウがジェネシスのスティーヴ・ハケットを誘い結成させらGTRが1986年にリリースした1st。プロデューサーにジェフ・ダウンズですから出ている音は英国風のプログレハードサウンド。両ギタリストによるテクニカルなプレイも程々にボーカルメロディを際立たせたアレンジはエイジアにも通ずる親しみやすさもありますが、軽やかな感触でも気高い美意識がサウンドに溢れており、今作はより高尚な世界観を貫いています。またポップでメロウな音作りの中でもテクニックに裏打ちされた両雄のプレイはどの曲でもギラリと光りを放ち貫禄も十分、二人のプレイにおける質の違いを楽しむのも一曲でしょうね。英国風の威厳に溢れた優美なサウンドはキャッチーさの中でも叙情的な潤いを感じさせる芸の細かさが実に効いた一枚です。高尚なプログレサウンドの中で伸びやかなハイトーンを駆使し圧倒的なパフォーマンスを披露するマックス・ベー
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GRAND PRIX-Samurai ★★★ (2015-03-24 12:50:41)

1983年リリースの3rd。作品が進むにつれてメロディアスでポップフィーリングに溢れた、ライトなアメリカンプログレハード寄りに進んでいきますが湿り気のある英国風サウンドは健在、職人気質なプレイに裏打ちされた曲作りの上手さに加え、シンセサイザーの高らかな響き、美しいコーラスハーモニーを軸に、より大衆性を帯びたハードポップサウンドへと変貌を遂げています。メロウな楽曲を歌うロビンのマイルドな歌唱は益々バンドサウンドに溶け込み、ウエットな質感に彩られたAOR風の叙情派ハードポップサウンドの中で非常にマッチしています。肌触りが大衆性に傾いた事が軟弱に映る面もあるのかもしれませんが、今作の中では異質な印象を与えますが各メンバーの技量を味わえる緻密なアレンジが冴えわたるタイトルトラックなど英国ならではの高貴なムードを堪能出来るナンバーも用意しているので、好みに合わせて楽しんでもらいたいものです。このあ
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GRAND PRIX-There for None to See ★★★ (2015-03-24 12:26:14)

バーニー・ショウ脱退の後任に迎えられたのがロビン・マッコリー、当時はあの、MSGにも誘われていたが、こちらで歌う事を決めたと言われている興味深い経緯が興味を惹かせる一枚。曲によっては前作よりもアメリカンプログレハード色を強めた感はありますが、根底にあるのは英国的な湿り気と憂いのあるメロディ、リフワークは勿論だがトーン一発にも脈々と流れていますね。バーニーとはタイプは違えど無理に気張ることなくメロウな歌声で華を添えるロビンのパフォーマンスもバッチリとはまり、良質な英国産ハードポップサウンドへの貢献度も高く、見事にフロントマンとしての重責を果たしていますね。ド派手な演奏ではないが、脇を固める演者のパフォーマンスは素晴らしく難解な事をしないプログレスタイルも様になっており、職人気質な姿勢にAOR風の大衆性と叙情性のバランスを配慮した一枚。

GRAND PRIX-Grand Prix ★★★ (2015-03-23 14:58:50)

1980年リリースの1st。ずっとロビン・マッコリーがフロントマンを務めているバンドだと思っていたら今作で歌うはバーニー・ショウ。聴く前はアメリカン志向が強いハードポップバンドとの認識が強くバーニー・ショウが歌うなら「Praying Mantis」のトロイ兄弟と組んでいた幻の「Stratus」みたいなサウンドをイメージしていたら、いい意味で裏切られました。

透明感溢れるサウンドと壮麗なコーラスワーク、随所にプログレ・ハードな美点も盛り込んだフィル・ランゾンの鍵盤プレイを軸に良く練り上げられたアレンジと聴き易さを併せ持つ密度の高い音楽性は聴き応え十分。パンクブームにNWOBHMときた中で、それらとは一線を画しつつもハードな質感も残した音楽性は見事ですね。マイルドな中音域と繊細なハイトーンを駆使して歌い上げるバーニー・ショウの歌声も見事にハマりナイーブなエッセンスを加味すること
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DESTROSE-Destrose ★★★ (2015-03-23 13:58:56)

僕はプライベートでメタル系の話をほとんどしません。たまに共有する趣味の人に出会っても幾度、得るものもなく大体がタイプに分けるとクソの役にも立たないアンチBURRN!が多く、何処かで効いた事のあるぺランぺランの情報を、自らが見つけてきたかのように語るのがダメ。特にアンチは思想が強くタチが悪いのでガン無視するとを決めていますね。それよりもタチが悪いのは定説に縛られた人で、振り上げた拳を下ろせない気持ちも分かるが大人げないこと極まりない、この手の手合いに出会ったら身を隠すのが一番、ネット社会同様、世の中でもスルースキルは身につけておかないと上手くいかないぞと実感しますね。それにいずれの場合も体制を意識して生きる男性と相場が決まっているのが一番の理由かも知れません。5人組による国産ガールズHM/HRバンドが2013年にリリースした1stを購入した理由は、LIVE会場で親しくなった人妻さんに誘われ
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NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Fight to Win ★★★ (2015-03-21 13:10:04)

小野正利先生の情熱的歌声が迸ります
何ともいえぬクドく聴かせないクラシカルさが凄い
叙情的フレーズが大河の如く流れだす若井のプレイは
見た目の麗しさ同様に光り輝いています

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Despair Caprice ★★★ (2015-03-21 13:07:50)

クラシカルフレーバーも隠し味に
甘口なメロディが力強く躍動する一曲
リフワークにおけるアイデアの豊富さもさることながら
若井のパワフルだが情緒豊かなフレージングが随所に炸裂
アルバムの9曲めに差し掛かってもアイデアは衰えませんね

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-The Trigger ★★★ (2015-03-21 12:59:24)

歌うはロブ・ロック
彼のナイーブな声を最大限に引き出し剛柔の魅力を反映させていますね
パワー一辺倒のアメリカンロックじゃない曲を歌う姿はある意味で貴重です
繊細でワイルドなギターと歌声がマッチした甘美なメロディが攻撃的に迫る一曲
仕掛けの多いフックに富んだ展開が好きです

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Believing ★★★ (2015-03-21 12:54:50)

リフワークにカッティングとニヤニヤさせられますね上手いわ
小野正利が歌う甘美でキャッチーな一曲

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Dearest Pain ★★★ (2015-03-21 12:53:00)

様式美テイスト溢れるクラシカルなインストナンバー
繊細なトーンを活かしたメロウなフレーズの組み立て方が実に上手い
ペンタトニックスケールにとらわれない幅広い音使い
繊細で情緒あふれるギタープレイに松川敏也だしランディ・ローズの影をみますね

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Still Burning ★★★ (2015-03-21 12:44:31)

歌うは森川之雄
獣性を帯びた艶やかな喉を柔軟に使いこなす彼の卓越した表現力に唸ります
メロウなフレーズと力強い三連のリズムがカッコイイ
若井の繊細なニュアンスとフラッシーさがこの手の曲でも遺憾なく発揮されていますね

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Ready for Rock ★★★ (2015-03-21 12:40:14)

いい意味で肩の力が抜けたロブ・ロックの歌声が耳を惹きます
リリカルでキャッチーなサビメロに胸キュン
クラシカルフレーバーも隠し味にキリッ締めるアレンジが
甘口な様式美ナンバーとして安易に聴かせません
素晴らしいねぇ
ベテランリズム隊もエエ仕事をしていますよ

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-End of Sorrow ★★★ (2015-03-21 12:36:34)

小野正利のハイトーンも心地よく響きますね
甘美なメロディとキャッチネスさがガッチリと聴き手のハートを掴んでいくでしょう

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Sweet Vengeance ★★★ (2015-03-21 12:34:48)

アンセムの森川が歌うクラシカルな味付けも程々に効いたメロデイックな様式美ナンバー
この手の曲を歌って欲しいが機会が無かっただけに嬉しいですね
梶山章とも清水昭男とのハリウッドでも自身のバンドパワーヌードでもやらんかったからね
若井の歌心溢れるテクニカルなプレイとフレージングの上手さに唸らされます
王道メタルですよ

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Requiem for a Scream-Requiem for a Scream ★★★ (2015-03-21 12:31:01)

血液型パープルなアルバムのオープニングナンバー
叙情的なフレーズが鮮やかに駆け抜けます
確かな表現力とオペラティックと称されるロブ・ロックの歌声もバッチリハマっています
彼にはこれくらい余裕を持って歌って欲しい
主役である若井はプレイヤーのみならず
コンポーザーとして類まれな才能を持ち合わせている事を如実に語る一曲

GMT-War Games-One by One ★★★ (2015-03-20 15:05:01)

優美なメロディが華麗に踊るハイライトな一曲
キャッチーながら哀愁を滲ませたサビメロは秀逸ですよ
ポップでもここまで英国的な重厚さを感じさせるのが凄い

GMT-War Games-War Games ★★★ (2015-03-20 15:02:13)

親しみやすいメロウなフレーズが印象的です
マイルドな今作を象徴するような感触が好きです

GMT-War Games-Fall in Line (2015-03-20 14:59:45)

AOR風のきらびやかな叙情派ハードポップナンバー
アルバムの中では地味な曲です

GMT-War Games-Angel ★★★ (2015-03-20 14:57:38)

ASIAやSTYX風のニュアンスに高貴な英国の風を感じます
この音楽性の高さがバンドの肝でしょう

GMT-War Games-Secret Rites ★★★ (2015-03-20 14:54:59)

心地よいドライブ感と絶妙なコーラスワーク
明るくなり過ぎない湿度の高さが魅力です

GMT-War Games ★★★ (2015-03-20 14:48:14)

元は1986年リリース、1991年にCD化された際に「WAR GAMES」とタイトルが改変された5曲入りのミニアルバム。Voにロビン・マッコリーとB.にMSGのクリス・グレン、Dsにモーターヘッドのフィル”アニマル”テイラーの頭文字をとりGMTと名乗り活動開始。方向性は英国風味溢れるコマーシャルリズムに気を配した極上のハードポップ風HM/HR。曲によっては派手なキーボードなどを効果的に盛り込み、英国らしい重厚さを損なわないアレンジを活かしつつスケールの大きいコーラス等も配し、独自の音楽性をアピールしながら大衆性を加味した方向性は見事。哀愁美に彩られた軽やかなでポップな楽曲の口当たりは実にソフトでありながらも、湿り気を帯びた泣きを発散することにも成功、透明感溢れるサウンドと英国風の優美な雰囲気の中で躍動するコマーシャルリズムのインパクトは絶大だ。全てはさじ加減、欧州のウエッティさと垢抜けた
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MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing ★★ (2015-03-20 14:02:26)

幻のラインナップ、スーパーロック84から3年、名義も変わり国内のHM/HRファンの間では期待の高まった中でリリースされたアルバム。新メンバー、ロビンの唄を中心にLAメタル全盛の時代を意識し迎合した一枚(プロデューサーはアンディ・ジョーンズだもんねコーラスの重ね方もモロにバブリー)僕はギタリスなので、普段はやらないギタリスト目線でコメントすると曲云々よりも、彼らしさがなくなった事が一番の問題点でしょう。

UFO時代に魅せたギブソンのフライングVにマーシャルのアンプを組み合わせた独特の音色(ワウをかませ歪ませた)ゆったりと大きくヴィブラードさせたフレーズには情感がこもり歌心溢れるマイケル節の確立を果たします、スムーズに流れる運指から導かれるメロデイックな泣きのフレーズに多くのギタリストが魅了されました。MSG時代に入り、叙情的なHM/HRナンバーの中にスリリングなソロとますます
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USER OF A COMMON NAME-User-To Feel ★★★ (2015-03-19 08:22:56)

大河の如く刹那なメロディが流れていきます
バンドの真骨頂とも言える胸キュンハードポップナンバー
素敵だわ

USER OF A COMMON NAME-User-You belong ★★★ (2015-03-19 08:21:21)

2000年だねぇ
繊細さがイイですね
メランコリックでキュートなバンドの魅力が溢れています

USER OF A COMMON NAME-User-Do You ★★★ (2015-03-19 08:19:03)

弾けるね
胸キュンするわぁ
カラフルでパンキッシュなハードサウンドの爽快感に焦がれます

USER OF A COMMON NAME-User ★★★ (2015-03-19 08:17:44)

オリジナルな2003年リリース、国内盤は2005年、オリジナルとジャケットと曲順が異なるヴァージョンになります(こちらに登録されているのはオリジナルですね)北欧はスウェーデン出身、女性シンガーとドラマーを擁する4人組による1st。御贔屓にしていた輸入盤のCD専門店にてBGMとして掛かっていたのですが、普段はあまり手を出さないジャンルも(パンキッシュな胸キュンハードポップサウンドを通して聴くと少々照れくさい気持ちになる)大音量でならされる店内との出会い、チョコチョコと刺激してくる哀愁と甘味料たっぷりな胸キュンポップス、そしてサビで爆発するメランコリックな泣きのフレーズと言う哀愁でサンドしてくるパンキッシュなハードサウンドに店内での物色も手に付かないほど惹きつけられ購入を決意。大衆に受けやすいメロディワークを随所に盛り込みつつも、強烈な泣きを発散する歌メロと繊細さも加味されたコーラスワークに
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WHITE SISTER-White Sister ★★★ (2015-03-19 07:27:25)

グレッグ・ジェフリアのプロデュースにより1984年にリリースされた1st。LA出身のバンドではありますが時代を感じさせるスペイシーなキーボードサウンドを高らかに鳴らし、快活でノリの良いハードな楽曲が駆け抜ける洗練された極上の内容を誇る一枚。初期BON JOVIにも負けない哀愁を散りばめた胸キュンフレーズの旨味を相当なもので湿度のある歌声と、同じく乾きすぎず湿り気すぎないギターのトーンも気持ち良く、更には華麗さを伴うコーラスワークもツボを押さえ嫌みなく溶け込み叙情性とライトなアメリカンテイストを巧みに散りばめた楽曲との相性は相当なものだ。また総じてアレンジも演奏もクオリティは高く、バラエティに富んだ楽曲は躍動感にあふれており、どの曲にも何とも言えない哀愁が散りばめられておりキュンキュンと胸を締め付けるでしょうね。キーボードを巧みに使い間口は広げているが甘すぎず、ヘヴィに偏重しなくともハード
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Reverence-When Darkness Calls ★★★ (2015-03-17 14:40:41)

アメリカはニューヨークを拠点に活動してるらしい現RIOTやJACK STARR'S BURNING STARRでもシンガーとして活躍しているトッド・マイケル・ホールに2007年から2009年までTOKYO BLADEのギタリストしてキャリアのある英国人ギタリスト、ブライアン・ホランドらが中心となり結成された5人組による2012年リリースの1st(ドラマーはサヴァタージのスティーブ"Doc"ワコーズ)参加メンバーのキャリアがそのまま反映されたような正統性の強いメロデイックな正統派HM/HRサウンドを披露、しなやかでメリハリのある強靭なアンサンブルを土台に光沢のある滑らかなギターがメタリックな響きを奏で、中身の太い強固なメタルサウンドを構築していきます。そのパワー感のあるメロディックな楽曲の中でスクリームするハイピッチながらも迫力を損なわない強烈な歌声を披露するトッドのパフォーマンスの高さに
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Harlet-25 Gets a Ride ★★ (2015-03-17 14:07:38)

Jack Starr's Burning Starrやマーク・リアリ没後にリリースされた最新作でもリードシンガーを務めたトッド・マイケル・ホールが在籍している事でも知られるUS産の正統派HM/HRバンドが1988年にリリースした1st(現在のカヴァーを中心に活動しているらしい)。正直走りだす不安定なドラムを筆頭に厳しい演奏と迫力不足な音質と厳しい面が多く、なぜかマニアの間で高額で取引されている幻の一品(2013年にボートラ入りのCD化の際に価格落ち着いたと思いますよ)。流石の僕でもマニアックで知名度とは雲泥の差のハイクオリティな作品はもっとあるぞと言いたくなるのですが、メタリックなハイトーンヴォイスを活かしたダークな質感を活かした金属音が鳴り響くストロングなメタルサウンドを披露。派手さはないが正攻法で迫る王道スタイルに懐かしい空気を味わえます。あまりにも未整理なサウンドに、性根の座った本
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URIAH HEEP-Conquest-It Ain't Easy ★★★ (2015-03-15 15:17:18)

トレバー・ボルダー作のバラード
確か彼がリードボーカルと誤表記された一曲

ここではジョンが甘美な歌声で迫る幻想的な雰囲気漂うバラード


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