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失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 5301-5350
Broke [n]blue-Northern Light-Heaven in My Hands
Broke [n]blue-Northern Light-Needed to Believe
Broke [n]blue-Northern Light-Here She Comes
Broke [n]blue-Northern Light-Touching Me (Tonight)
Broke [n]blue-Northern Light-Enuff
Broke [n]blue-Northern Light-Cry for You
Broke [n]blue-Northern Light-Heart 2 Heart
Broke [n]blue-Northern Light-I Will Be There
WHITESNAKE-Whitesnake
MESSIAH'S KISS-Prayer for the Dying
RIOT V-The Tyrant Sessions(EP)
TWISTED SISTER-Stay Hungry
TWISTED SISTER-You Can't Stop Rock 'n' Roll
TWISTED SISTER-Under the Blade
ELM STREET-Barbed Wire Metal
RUNNING WILD-Resilient
VIVA-What the Hell is Going On!
TRANCE-Power Infusion
STONE-Colours-Empty Suit
STONE-Colours
STONE-Stone
VANITY BLVD.-Wicked Temptation
POWER METAL-KebesaranMu
COUNT RAVEN-Destruction of the Void
COUNT RAVEN-Storm Warning
RULER-Evil Nightmares
RULER-Rise to Power
Sleepy Hollow-Skull 13
夜叉-ZOKU
WITCH CROSS-Fit for Fight
BULLDOZER-The Day of Wrath
Regatta-Regatta
Atlantic-Power
Atlantic-Power-It's only love
Atlantic-Power-Heart's on fire
Atlantic-Power-Hard to Believe
Atlantic-Power-Nothing to Lose
Atlantic-Power-Dangerous Games
Atlantic-Power-Every Beat of My Heart
Atlantic-Power-Hands of Fate
Atlantic-Power-Can't hold on
Atlantic-Power-Bad Blood
Atlantic-Power-When the War is over
Atlantic-Power-Power over Me
DOC HOLLIDAY-A Better Road
WILD DOGS-Wild Dogs
BRATS-1980
VANDENBERG-Vandenberg
SYNTHESE-Prisoner
HEAVY LOAD-Stronger Than Evil
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発言している7曲を連続再生 - Youtube



Broke [n]blue-Northern Light-Heaven in My Hands ★★★ (2015-03-03 12:44:29)

軽やかなステップを刻むハードポップナンバー
ひんやりとした優しい風が吹きます

Broke [n]blue-Northern Light-Needed to Believe ★★★ (2015-03-02 20:20:54)

甘い甘いねぇ
ソフトなロッカバラード
ザラついたハスキーヴォイスなピーターさんの歌声もハマっています

Broke [n]blue-Northern Light-Here She Comes ★★★ (2015-03-02 20:19:07)

ギターも前に出ていますね
ドライブ感も心地よい
歌うは男性シンガーのピーターさん

Broke [n]blue-Northern Light-Touching Me (Tonight) ★★★ (2015-03-02 20:15:51)

小技の効いたアレンジが好きですね
ロマンティックで甘美な歌メロも印象的です
北欧の風が吹いているわ

Broke [n]blue-Northern Light-Enuff ★★★ (2015-03-02 20:12:57)

透明感のある北欧スタイルが懐かしいですね
叙情性と甘味を含んだあの音ですよ
胸キュンですね

Broke [n]blue-Northern Light-Cry for You ★★★ (2015-03-02 20:12:06)

男性Voが歌う哀メロナンバー
隠し味のピアノの音色もイイですね

Broke [n]blue-Northern Light-Heart 2 Heart ★★★ (2015-02-28 15:57:21)

他の曲よりダークな面が強調されています
やや線は細いエヴァ嬢ですが彼女の声が透明感と潤いを与え独特の感触を残します

Broke [n]blue-Northern Light-I Will Be There ★★★ (2015-02-28 15:41:30)

アルバムのオープニングを飾る北欧テイスト満載の哀メロナンバー
キュンキュンと胸を締め付ける叙情的なフレーズが泣かせますね

WHITESNAKE-Whitesnake ★★★ (2015-02-28 15:20:53)

このアルバムがリリースされた時期はまさに北米マーケットを軸に世界を席巻する勢いでHM/HRシーンは膨れがり大爆発を起こした時期に世に出たのが今作。1980年リリースの「READY AN' WILLING」あたりから英国風の古めかしいスタイルを残しつつもアメリカンマーケットを意識した方向性へシフトチェンジしていたのは明白ですが、大きな成功を得られなかった彼ら、マニアの間では名作と評される「SLIDE IT IN」も、悲願のアメリカ市場開拓を目指し、あそこまで狙ったのに全然話題にならずも、今作では見事に成功を収めます。コンパクトな作風が増えだした80年代初頭の中でイマイチ地味な扱いを受けるアルバム「SAINTS & SINNERS」から2曲もリメイクしているように、方向性はあの時代から決まっています、どこに焦点を置き、どの感覚で音に触れるかでアメリカンナイズされたという妄言に繋がるのでしょう
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MESSIAH'S KISS-Prayer for the Dying ★★★ (2015-02-27 13:40:08)

ドイツはRepressionの4人がシンガーにアメリカ人のマイク・ティレリを迎え入れ2002年に結成されたバンドの1st。マイク・ティレリは2005年にRIOTのメンバーとして来日も果たし、音源は残しませんでしたが2年は籍を置いていた人物だし、ジャック・スターバンドでも歌っていましたね。僕の知っているイメージは線は細いが伸びやかなハイトーンを駆使するメタリックなシンガーだと思っていましたが、ここでは低音域からザラついた声を駆使し力強く中音域を歌い上げ、ロングトーン一発も高らかに決めてくるという、何とも男前な歌声に魅了されっぱなし、こんな奴だっけ?クレジットも確認したし、ジャック・スターも聴き比べましたが、シンガーとしての鍛錬を怠らず、多彩な表現力と強靭な喉を手に入れたんだと思いました。こんなに歌えるならRIOTのライブ行けばよかった、ハイトーン一辺倒は苦手なんでと悔やまれましたね(余談で
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RIOT V-The Tyrant Sessions(EP) ★★★ (2015-02-27 12:53:09)

2005年に突如リリースされたシングルレコード。タイラントセッションと銘打っているように、シンガーが契約問題でこじれたあと1986年に加入した事もあるが音源は残した事がない、Jag Panzer、Titan Force、Satan's Host、ポーランドのCrystal Viperにもゲスト参加した事があるUSアンダーシーンにその名を残す実力派シンガー、ハリー“The Tyrant”コンクリンが歌っております。収録曲からも察しがつくようにナイトブレイカー時代のリハーサル的な音源。ラフなミックスですが、演奏も違うので聴き比べるのも面白いでしょう。一番の聴きどころは、パワフルなハリーさんが、どのようなパフォーマンスを記録しているのかに興味も尽きます、これが非常に魅力的で、力強さは勿論、レンジの広さに巧みな表現力と何故に正式メンバーはマイク・ディメオだったんだと思わせる仕上がり、パーマネント
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TWISTED SISTER-Stay Hungry ★★★ (2015-02-25 13:30:59)

悪魔の毒々モンスターな俳優さが活躍するコミカルな②やサビのリフレインも印象的な⑤のPVにおけるおちゃらけたイメージが先行し、グラマラスなファッションと合わさり聴く前から「色のつきすぎたバンドだな」と初見のイメージは良くなかったのですが、その2曲に惑わされずに耳を澄ませば、硬質でハードなキレのあるロックサウンドを充填した本格派の一枚、と評価も改めるわけです。メタルバブル勃発前、アルバムにラジオ向けの曲を用意することが必要になる時代を見据えたわけですね。②⑤のヒットはシーンにとって後続への起爆剤の一つになったのでしょうが、今作の聴きどころは個人的にはそれ以外の曲になるわけです、バラード⑥から哀愁のメロディが耳を惹くシリアスな⑦同じくミドルナンバーの⑧シンプルなビートが映える⑨と後半の出来栄えが素晴らしく構成がストレートすぎるので地味に聞こえますが、前2作同様なシリアスな雰囲気と都会的なヤバさ
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TWISTED SISTER-You Can't Stop Rock 'n' Roll ★★★ (2015-02-24 12:45:15)

前作にあった危険な香りがするヤサグレ感は減退、その分メジャー感も増し洗練度も上がっていますが、シャープなキレやバンドの魅力は損なわれずスケールUPをする事に成功、シンプルなハードさが直球で飛び込んでくる潔さにグイッと引き寄せられます。いわゆるメタルバブル夜明け前なシーンの活性化に貢献する存在感は今作にも十分に流れ、よりソフトケイスされスマッシュヒットを飛ばしたのが次作ですが、③のような味わい深いハードな曲を聴かされると今作は硬質なダイナミズムとメリハリのあるビートをバックに、ディー・スナイダーが張りのある粗めの歌声を披露、シンプルだが巧みな構成が光る楽曲に独特の光沢を与えていきます。体操のお兄さんすぎる健康的なL.Aメタルは苦手だ、そんな方にはロックな悪っぽさと生真面目さが息づく今作が丁度よいでしょう。個人的にもコンパクトでストレートにドライブするハードさが心地よく、歌メロも印象的、特別
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TWISTED SISTER-Under the Blade ★★★ (2015-02-23 22:28:19)

このアルバムタイトルを見るたびに、関係ないけど服部半蔵影の軍団「ヤイバの下にココロと書いて忍と読む」のナレーションを思い出してしまいます(笑)派手で毒々しいファッションと攻撃的なサウンドがバランスよく馴染み刺激的な演出を施しソフトケイスされ過ぎないハードさが心地よい。でも分かり易さとシンプルな構成の楽曲は聴き様によっては意外と地味だ(笑)個人的にはそのアンバランスさが一番魅力的に反映されているのが今作で、ストレートな楽曲に色と艶を与え潤いをもたらすディー・スナイダーの存在が肝、ダイナミックなアクションを売りにした野際陽子よろしくなJACにも負けない、火花散る質の高い演奏と弾けっぷりも爽快でしたね。ちなみにプロデューサーはUFOでお馴染みのピート・ウェイでしたね。どうりでイギリスで人気に火がついたわけだ。そんな音ですもん。当時は英国でしかリリースされなかったしね。NY出身のバンドがあっちで
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ELM STREET-Barbed Wire Metal ★★★ (2015-02-22 13:34:19)

最近リメイクもされましたね米産のホラー映画「エルム街の悪夢」をバンド名に冠したオーストラリア産の4人組による2011年リリースの1st。BACK TO 80'なスタイルのサウンドにやや食傷気味な昨今ですが、こちらもご多分にもれず、その手のスタイルを踏襲、キャッチーなメロディとコーラスワーク、強靭なリズムと躍動感、華やかさと硬質でシリアスな面を併せ持ちバランス感覚は上々、安易な模倣では終わらない工夫を凝らしたど真ん中なスタイルで真っ向勝負、ここまでの完成度を見せればNWOTHM群の中でも上位に食い込む出来栄えでしょう。KISSIN' DYNAMITEに通ずるようなメロディを大切に、ハードで豪快な楽曲が小気味よく進み、器用なリードギターが華麗なトッピングを施していきますね。あの時代のあの音が現代によみがえった爽快感溢れる剛毅でメジャー感のある一枚に懐かしさと同時に、今の時代にどの程度影響を与
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RUNNING WILD-Resilient ★★★ (2015-02-21 13:12:23)

ロックン・ロルフ船長が率いる海賊ジャーマンメタルバンドが2013年にリリースした復活の狼煙を上げる第2弾。前作のような作風とは違いファンにとっては待ちに待ったロルフ節炸裂な従来の路線に軌道修正、ワンパターンなリフやリズム、狭い音域を行ったり来たりするだけの歌メロ、つまらないと感じたら最初から最後までダメだし、中盤ダレルのもお約束な感じ、とやったなランニングワイルドなんですが、好きな人には堪らない荒波をかき分ける屈強なリフワーク、雷鳴が轟くトルネードリズムと熱き血潮が滾る漢メタルが完全復活、究極のマンネリズムが巻き起こすメタル航海日誌に焦がれますね。哀メロが炸裂する剛毅な④とかお約束なロルフ節炸裂の⑥とか、たまに聴くとグッとくるもんね。前作同様な打ち込み感の強いドラムも気になるんだけど、ランニングワイルドを愛する方には愚問でしょう。前作よりも方向性を絞り込んだ音を聴かされ、やっぱりこっちの
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VIVA-What the Hell is Going On! ★★★ (2015-02-20 18:06:40)

知る人ぞ知る的なシンガー、マーク・パガニーニと(有名なパガニーニの血縁ね)ルドルフ・マイケル兄弟の妹バーバラ・シェンカーがキーボードとして全面参加している事で知られるバンドが1981年にリリースした2nd。ドイツ産らしい生真面目な粗暴さに欧州産の湿り気を加味したメロディ、パガニーニのダーティーな声質が独特の個性を発揮し、裏で鳴るバーバラのキーボードも適度な華やかさを加える役割をこなしオリジナルティを確立しています。アンディとラフル・マーシーのギターもツボを押さえたプレイで泣きの欧州サウンドを演出、タイトルトラックの⑤なんてお涙ちょうだいですよね。マイケル・シェンカー時代のUFOやスコーピオンズ的な張りつめた透明感と翳りに弱い方はグッと引き寄せられるものがあるでしょう。

TRANCE-Power Infusion ★★★ (2015-02-20 17:39:54)

学生時代、当時はレンタル業界も甘く、輸入盤なんて許可を受けて貸し出しているか?そんな無法な飽和状態だったと思います。その時代の知識がこうして大人になり、カセットに落とした曲を懐かしみ追い求め購入。当時彼らの曲を喜んで聴いていたら友人から「またわけの分からないバンドを聴いている」そう揶揄された事を思い出します。誰がなんと言おうが①が醸し出すギリギリのダサさに究極のカッコよさを覚え、メタル史における隠れた名曲と声高らかに言わずにはいられません。スコーピオンズ的な哀愁とアクセプトな勇ましさ、その二つを掛け合わせたような音楽性が彼らの魅力なのですがバラードの③で聴ける泣きと叙情性、⑧⑨辺りの剛柔のバランスに泣かされます。気骨のある叙情派メタルこそジャーマンスタイル、そう思わせてくれる一品。ハロウィーン登場以前のドイツ産が放つ光沢と勇壮なメロディ、欧州ならではのワビサビを反映させた叙情性が見事に溶
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STONE-Colours-Empty Suit ★★★ (2015-02-20 17:23:16)

緊張感溢れる複雑な展開が印象的ですね
高い演奏力が発揮された一曲
ドスの効いた唄も悪くないです
随所に印象的なフレーズを持ち込むギターが好きですね

STONE-Colours ★★★ (2015-02-20 17:21:21)

フィンランドはヘルシンキ出身の彼らが1990年にリリースした3rd。当時からフィンランドではメタルが国民性に反映されており、今作もヒットチャートに喰い込む売り上げの残しているのだとか、ポップな音楽性とは無縁なスピード感溢れるパワーメタル色の強いスラッシュバンドが普通に受け入れられる音楽的な土壌に改めて驚かされます。1stとこのアルバムしか所持していないのですが、初期の頃よりもよりメロディに磨きが掛かり北欧テイストも散見出来る仕上がり、粗暴なパワーメタルサウンドにナイーブさが加わり決めの細やかさもアップ、キレ、破壊力も供に一線級のスラッシュ系のバンドと比肩出来る内容とスケールの大きさを存分に見せつけています。個人的には曲の良さに=しない歌メロと味気ないダーティーさが好きになれないのが問題点ですが、そこを気にならない人なら存分に楽しんでもらえるでしょうね。確かなテクニックに支えられた構成力の
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STONE-Stone ★★ (2015-02-20 17:11:09)

メタリカライクなスタイルと言うか触発されたとも言うべき北欧産とは思えない粗暴なパワーメタル色の強い彼らが1988年にリリースした1st。メロディを追いかけて歌う割には、印象に残らないメロと下手な唄にイマイチのめり込めないのですが、その点を流麗なギターがカヴァー、きめ細やかなソロの導入などフィンランドの色も無きにしもあらず、みたいな仕上がり。キレのあるリフ、ズシっと重い硬質なリズムも適度なスピード感の中で絶妙なバランスを発揮、ともすれば一本調子に落ち入りそうなモロさもありますが、冴えない唄メロをモロともしない構成力は確かな魅力、なんだかんだと言ってもスラッシュ寄りのパワーメタルとして存分に楽しむ事が出来るでしょう。

VANITY BLVD.-Wicked Temptation ★★★ (2015-02-19 14:44:31)

キャッチーでグラマラス、硬派な質感を失わないハードなアレンジが映える女性シンガーシンディ・サヴェッジ嬢を擁する4人組による2nd。北欧はスウェーデンらしい叙情的な面も楽曲に反映され、丁度よいさじ加減のスリージーさが加味され、楽曲もバラエティに富んでおりコンパクトでシンプルにと聴き易くまとめ上げています。パッと聴きは借り物の安っぽいアイデアを吸い上げたように感じますが、このような似て非なるタイプの曲を作るのは案外難しいものです。シンプルだからこそ誤魔化しも効かず、溢れかえるフォロワーの一郡に大抵のバンドは終わるのですが、彼らはその辺りの課題をクリアー。モトリー的な人工甘味料を含んだ加工臭もカッコいいし、また万人受けするようなポップ性もまぶされた楽曲は、ライブ映えするドライブ感を損なわないキレのある演奏にも支えられ聴き応え十分。完成度の高い楽曲に身を任せ楽しむのが一番ですね。エッジの伴ったロ
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POWER METAL-KebesaranMu ★★★ (2015-02-19 14:15:59)

インドネシアが誇る正統派HM/HRバンドが2004年にリリースしたアルバム。しばらくぶりに彼らの新作に手を出したのですが、ラプソディー見たいな芝居がかったメロディックパワーメタル路線に舵を切り、初期の頃の様式美路線は減退、勿論キャッチーな曲も用意していますが力強く分かりやすいメロディを強調した楽曲が増え、やや印象が変わりました。これも時代の常なのでしょうが個人的にはちょい残念。とは言えワビサビを効かした韓流風のロマンティックなバラード③、ドリームシアターにも負けない拘りの展開とキャッチーさが映える④重厚な⑤なんかを聴かされると彼の個性が如実に表れチープな音質なれど確かなテクニックに裏打ちされた楽曲には安心して身を任せる事が出来、情熱的な歌声が絡むラタ・ブランカタイプの様式美メタルが大好きな方には手に取って欲しい一枚ですね。それにしても東南アジアにこんな良質なバンドがいるとは改めて驚かされ
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COUNT RAVEN-Destruction of the Void ★★★ (2015-02-19 13:47:21)

専任ボーカルがいなくなり、ギターがボーカルも兼ねるトリオ編成に変更してリリースされた2nd。歌い方がモロにオジーを意識したものになり、(完全になり切っていると言ってもいいでしょうね)独特のヴィブラードにチョーキング、絶妙なタイム感を醸し出すハーモニクスと拘りのアイオミサウンドが魔術的なオジー唄法と絡み合う様の妖艶さに前作よりも初期サバス的なニュアンスが強まったと感じさせる意欲作。こうなると、オリジナルを聴いている方がましだという声も聞こえてきそうですが、現代に蘇ったドゥームサウンドとして楽しんで欲しいですね。後半の長尺な曲を飽きさせずに聴かせるアレンジセンスは中々の武器ですよ。個人的に初期サバスをあんまり聴いてないので気にならないだけかもしれませんが…

COUNT RAVEN-Storm Warning ★★★ (2015-02-19 13:25:33)

開始して20秒くらいしても音が聞こえてこない?よう耳を澄ませば雨音が、だれかの泣き声、荘厳なイントロに導かれスタートするのだから、モノに初期サバスからの影響を受けているのは明白なサウンド、狙うはサバスの1stなスウェーデン産の4人組。北欧産らしく引きずるような重さとダークな曲調に、ひんやりとした風を運び悲哀の濃さを違った形で演出、おどろおどろしい雰囲気にパワーと華やかさを加味したサバス的な魅力に溢れた名盤です。とは言いつつも、あそこまでドゥーミーに聴こえないのはギターの持って行き方を含め(キャッチーなリフワークとかね)ややこもり気味の音質でもスッキリとした印象を与える作り方が聴き易さを演出していますね。個人的にはそこが馴染みやすく好印象でした。筋金入りのマニアにはやや物足りない面もあるのかな?

RULER-Evil Nightmares ★★★ (2015-02-17 23:00:35)

むさ苦しいイタリアの4人組による2012年リリースの1st。「やったな、やりおったな」そう言わずにはいられない狙いすました、あの時代のあの音です。懐かしいレギュラーチューニング、適度な疾走感と詰め込み過ぎない緻密な構成力、NWOBHMからメタルバブルな時代の裏街道を行くような正攻法で迫る正統派メタルのオンパレードにマニアならずとも悶絶必死、温故知新すぎるサウンドに未来を作り出す力はないのかも知れませんが、叙情的なメロディと確固たる芯のあるHM/HRサウンドが放つ輝きに色あせる事のない情景が広がりスケールの大きさを抱かされ、その風格と完成度の高さに驚嘆あるのみ、個人的には血となり肉となった時代を網羅したサウンドを前に無条件降伏するしかありませんでした。ドライブ感のあるイキのいい演奏を活かした楽曲はどれも聴き応え十分、正統派メタルを愛する方なら聴いて損はしないでしょうね。メイデン丸出しの2n
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RULER-Rise to Power ★★★ (2015-02-17 22:31:45)

イタリア産の4人組による2nd。インスト2曲を含む8曲入りの50分を切るランニングタイムも上々に頭から小気味いいナンバーで幕が開けます。バッキバキとアタッキーなベースとシンバルワークも印象的なニコ・マクブレインよろしくなドラム、歌い手はデッキンソンから灰汁を抜いたような歌声、これでツインギターなら、まんまメイデンなサウンドになるのですがギタリストは本家がやらないようなテクニックを見せつつも、音楽性はメイデンを踏襲するスタイル、人によっては「パクリやんか」と怒りそうですが、2013年にここまで真っ当なサウンドを聴かされると逆に清々しい気持ちにさせられます。耳に残るイントロ、躍動するリズム、ありがちな80年代丸出しのメイデン風正統派メタルですがクオリティは押し並べて高く個人的には程よいドラマ性が心地よく、スピードとキレのある演奏と楽曲には聴いていて力が入りますね。

Sleepy Hollow-Skull 13 ★★★ (2015-02-16 19:55:55)

US産パワーメタルバンドATTACKERのシンガーだったボブ・マイケルさんがフロントを飾る、金属がこすれ合うように剛毅に打ち鳴らされるパワーリフと直線的なリズムプレイ、愛想は良くないがど真ん中なパワーメタルサウンドを披露する彼らが久しぶりに世に出した2nd。歳を重ね円熟味を増したボブさんのパンチの効いた歌声も上々にヘヴィな楽曲のオンパレード、あの時代のあの空気を現代に甦らしたかのようなヘヴィネスぶりに懐かしくもありますが、古さに寄り掛からない新機軸も打ち出し絶妙なバランス感覚を保っています。US産らしくバタバタとけたたましいラウドな音と甘さを廃したコンクリートサウンドはクールで都会的なヤバさが漂い、独特の緊張感を醸し出していますね。重量感を伴い走る⑤やザクザクと刻まれるペインキラーな①ドラマシズム溢れる大作ナンバーの⑦など(元ネタもあけすけな曲もありますが)ヘヴィメタルとはなんたるかを如
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夜叉-ZOKU ★★★ (2015-02-15 13:31:00)

パワー漲る国産メタルバンドが2005年にリリースした2nd。人を喰ったようなタイトルと歌詞の世界観に色もの的にとられるのかな?と少々危惧してしまうのですが、出している音はソリッドでヘヴィな本意気のサウンドです。テクニカルでフラッシーなギターは勿論、魅力的なリフワークと変化自在の技を魅せるバンドの軸となる福島のプレイは圧巻の一言、テクニックにおぼれる事無くしっかりとメロディを組みたて曲を際立たせているのが前作より聴き易くまとめている最大のポイント、成田伸治の歌声も前作よりもキレと艶を増し見た目同様の強烈なインパクトを与えてくれます。試行錯誤のあとが伺えるリズム隊も最大限のパフォーマンスを魅せる事により新生夜叉サウンドとして明確な方向性を提示し、山田雅樹時代のLOUDNESSを彷彿とさせるゴン太なヘヴィネススタイルをよりソリッドに磨き上げ強固な形に仕上げているのが好印象。古くて新しい純度10
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WITCH CROSS-Fit for Fight ★★★ (2015-02-14 21:58:08)

デンマークの5人組による1984年リリースの1st。昨今の正統派メタルリバイバルブームに乗り彼らも2013年に新作をリリース。そして今作を往年のデモと一緒にした4枚組LPで再発した兵。結局、今作はCDで再発されたので即購入(2000円以下だもんね)NWOBHMの影響下に繰り出される欧州産ならではの湿り気と甘さを含んだメロディが新鮮に響き、青臭い硬さはあるものの、なんとも言えないこの時代ならではのタイム感が懐かしくマイナー調の独特の世界観が滲み出る適度な重さとハードさに加味されたキャッチネスぶりに胸が焦がれます。テクニックにおぼれる事無くツボを押さえたギターも聴きどことだし、元気溌剌オロナミンCなドラミングも何気に耳を惹きますが、情熱的で冷ややかな叙情派サウンドを構成した楽曲が最大の聴きどころでしょうね。にしてもまだ見にぬ名盤は本当にありますなぁ。

BULLDOZER-The Day of Wrath ★★★ (2015-02-13 12:47:49)

あのアルジー・ワードがプロデュース業を担当しているイタリア産のブラック系スラッシュメタルバンドが1985年にリリースした1st。まさにタンク風だしモータヘッド風だしヴェノム風でもある。暴虐性あふれる突貫スタイルを披露、似たようなメロディを歌うシンガー、終始ワンパターンなリズムと曲調に飽きもきますが、ドタバタと走りまくりながらも、押さえの効かない感情が爆発するようにストレートな爆裂感が心地よくもありテクニック云々では語り尽くせない魅力に溢れています。当時の世相や今持っても市民権を得ずらいスタイルも時折、ギラリと光るリフワークや印象的なメロディラインにおっと前のめりにさせられたりと、やはり何とも言い難い魅力がありますね。整合感とは無縁な埃っぽさのある破天荒なサウンドにアルジーの影響もあるのでしょうか?そんな事を思いつつ年に一回は手が伸びる一品ですね。

Regatta-Regatta ★★ (2015-02-11 13:56:49)

カナダの三人組による1989年リリースのアルバム。詳しいバイオは知りませんが、爽快感たっぷりのメロディを存分に生かしたAOR系のサウンドを堪能できる一枚。ミドルテンポ主体の曲が多く全般的にシャラシャラとした音色と打ち込みも目立ち、少々ハードさに欠ける面もありますが、洗練されたアダルトな魅力をこれでもかと盛り込み、清々しいアレンジが映える楽曲を聴けば心も晴れ晴れと、浮かない気持ちを吹き飛ばしてくれるでしょう。もうちょっとメリハリのある曲があればアルバム全体の印象も変わるのですがメロディ重視のおとなしめな楽曲を聴き癒しと供に静かな感動を運んでくれる一時を楽しむのも一興ですかね

Atlantic-Power ★★★ (2015-02-10 13:36:13)

英国産ハードポップバンドが1994年にリリースしたアルバム。時代はグランジ・オルタナ全盛、厳しい環境下にこの手のサウンドを世に送り出すミュージシャンがいた事に驚きます。英国産らしい憂いに富んだメロディが優しく抱きしめてくれる佳曲が目白押し、刺激は薄いがキーボードの使い方も出しゃばらずも効果的に使い嫌味なく聴き手の守備範囲を広げ、万人に喜ばれるようなハードな刺激を加味しているのが印象的。地味ですが、いぶし銀のアレンジが冴えわたるの職人技に、「人生送りバント」でお馴染みの川相昌弘を思い出されますね。本当に地味目なんですがマニアには②の”Power over me ”を強く勧めますね。フックに富んだメロディが胸を締め付ける名曲です。

Atlantic-Power-It's only love ★★★ (2015-02-10 13:25:01)

アルバムのオープニングです
しっとりと憂いながら優しさのある一曲
お約束だし刺激も薄いが好きものにはたまらないアレンジがそこかしこに散見出来ますよ

Atlantic-Power-Heart's on fire ★★★ (2015-02-10 13:22:31)

ポジティブな雰囲気がありますね
この弾けっぷりが気持ちいい
哀愁のハードポップナンバー

Atlantic-Power-Hard to Believe ★★★ (2015-02-10 13:21:11)

上手い歌
派手さはないが堅実なアレンジ
憂いの一時ですよ

Atlantic-Power-Nothing to Lose ★★★ (2015-02-10 13:18:32)

フックに富んだメロディも映える
アーバンな雰囲気が漂う大人な一曲
好きですね

Atlantic-Power-Dangerous Games ★★★ (2015-02-10 13:17:10)

ピリリとスパイスの効いたハード目の一曲
アルバムの中でいいアクセントとなる締めてくれます
歌メロもいいですよ
サビで無駄に明るくならないのは英国産の性
それがいいんですよね

Atlantic-Power-Every Beat of My Heart ★★ (2015-02-10 13:14:44)

徐々に盛り上がりサビでちょっと弾けます
ちょこちょこと攻めてくる刹那な哀がエエのよね

Atlantic-Power-Hands of Fate ★★★ (2015-02-10 13:12:41)

フックに富んだ哀愁のハードポップナンバー
力強い歌声も映えます

Atlantic-Power-Can't hold on ★★ (2015-02-10 13:09:54)

こちらもお約束な甘酸っぱいハードな一曲

Atlantic-Power-Bad Blood ★★ (2015-02-10 13:05:42)

陽性なノリの良いハードポップナンバー

Atlantic-Power-When the War is over ★★★ (2015-02-10 13:04:26)

お約束感満載ソフトなバラード
ベタだけど良いものは良い

Atlantic-Power-Power over Me ★★★ (2015-02-10 13:03:14)

憂いのあるメロディが優しく抱きしめてくれるメロディアスHM/HR
ハスキーかかった歌声が映えますね
ツボを押さえた名曲です

DOC HOLLIDAY-A Better Road ★★★ (2015-02-09 13:39:12)

渋みを増したシンリジィのカヴァーから始まるサザンロックバンドが2001年にリリースしたアルバム。アメリカの良心とも言えるカントリー風のハードサウンドに泣いているが湿ってはいない乾いた憂いのあるメロディが堪能できる一品。詳しいバイオも知らず⑤を偶然店内で聴き気にいり即購入。衝動買いも甚だしいのですが、全編に渡る渋みと研磨されすぎないザラついたサウンドに魅了、個人的に主食となる音楽性ではありませんが、ドライブのお供として合間に聴くとグッときます。男臭いハスキーヴォイスも五臓六腑に沁みわたり苦々しい青春時代を想起させホロ苦い気分にさせるのも実は聴きどころだったりします、サザンロック=埃っぽくオッサン臭い音と思っていましたが、今作を聴き絶妙な男臭い哀愁とハードさ、悲哀を演出するワビサビ、ヘヴィすぎずポップにならないバランスとエモーショナルな響きに心を揺さぶられますね。アメリカン=能天気なポップさ
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WILD DOGS-Wild Dogs ★★★ (2015-02-02 15:59:33)

直線的なリズムと鋭角なギターが切れ込んでくるジューダス・プリーストを模倣とした正攻法が気持ちいいUS産のパワー/スピードメタル系の彼らが1983年にリリースした1st。のちにマスターマインド博士になるマットさんもメロディをしかっりと追いながらパンチを効かせた歌声を披露、あれ?同じ人なのと思いますが、これくらい肩の力が抜けた方が丁度よいと思います。Shrapnel Recordsらしい無骨な正統派サウンドを前に苦手は人は、たんに煩いだけの野暮なロックとなるのでしょうが、マニアには堪らないカッチカッチのゾックゾクさせられるお約束の展開が繰り広げられる構成に悶絶です。ディーン・カストロノバも、3rdほど叩きまくっておらず、無難にボトムを支え脇をガッチリと支えていますね。媚をうらない男気溢れるHM/HRサウンドを前に戯言は無用、アラ探しなどせず楽しむのが一番。そんな事を再認識させられる勢いに満ち
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BRATS-1980 ★★ (2015-02-02 15:38:08)

元はパンク出身のツインギター編成を擁するデンマークの4人組が1980年にリリースしたアルバム。まさにNWOBHMに触発されたというかパンクなノリを下地に元気のいい演奏と楽曲が飛び出します、NWOBHMもパンクからの影響はあるので当然の結果でしょう。ときにはキャッチーなコーラスを交え欧州的なメロディも聴こえ厚みのあるコーラスも配しシンリジィ風の曲もあったりとバラエティに富んだ印象を与えられます。ギターも勢いよく弾き倒し小気味いいハードな楽曲からスローナンバーまで柔軟に対応、バンドに明確な色を持ちこんでいますね。のちに専任シンガーとして迎え入れられるのが、同郷のスーパースターになるキング・ダイヤモンド氏。そのままギタリストを連れてマーシル・フェイト結成となるのが実に興味深いです。ちなみこのバンドのギタリストはハンク・シャーマンさんですかね。⑤のミステリー路線はその布石かな?そんな事に思いを馳
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VANDENBERG-Vandenberg ★★★ (2015-02-01 13:02:02)

欧州的な湿度の高いメロディとドライブ感のある演奏が光るオランダ産のHM/HRバンドが1982年にリリースした1st。湿ったムードの中にある乾いた躍動感が感じられる楽曲の中でヴァンデンバーグが奏でる艶のある音色、マイケル・シャンカーやランディ・ローズにも負けないテクニックにおぼれる事のないメロディセンス、それを最大限に引き出した叙情的かつメロディアスなフレーズの構築美に唸らされます。特に堪能できる③④⑤⑥と言ったところの煌びやかさにうっとりとさせられますね(キャッチーさを散りばめたセンスの良さに脱帽です)。メロデイックなHM/HRが好きな方には外せない一枚でしょう。それにしてもヴァンデンバーグのギターは光っているね。

SYNTHESE-Prisoner ★★ (2015-02-01 12:34:37)

フランス産の4人組が1986年にリリースした1st。NWOBHMに根差した攻撃性とリフワーク、そこに憂いのあるメロディがノリ、鋭角的なサウンドの中で叙情性が昇華するサウンドが貫かれる一品、1986年としては、やや実直で捻りの無さが評価の分かれ目となるのでしょうが、演奏も楽曲も及第点は超えており正統性の強いHM/HRバンドとして根を張っております。叙情的でポップな面を押さえており、哀愁のあるメロディは聴かせるものがあり、重たいリフを武器にテンポアップした曲も多く、いい意味での荒さもあり芯のあるHM/HRをやっているのが懐かしくもあり嬉しいですね。

HEAVY LOAD-Stronger Than Evil ★★★ (2015-01-31 13:28:48)

あのフィル・リノットがベースでゲスト参加した事でも知られ1983年リリースの3rd。前作の流れを組む原始的な香りのする北欧産HM/HRを堪能できます。ボーカルのメロディラインの透明感が増し北欧度指数も上昇いしていますが、バックの熱演ぶりは厳ついメタルなサウンドメイク、このバランス感覚とクセになるマイナー臭激増なメロディがマニアのハートを鷲掴むでしょう。前作より練り上げられた楽曲はより輝きを増しキレのあるリードプレイにグイグイと引き寄せられます。もっとお金を掛け必殺のリフワークや分かりやすいメロディを持ち込み迎合しない独自のスタイルが好きですね。③の終わり方とか面白いですよ。またフィルがベースを弾いている⑥なんかも他の曲と違うニュアンスでアクセントとなっているし疾走ナンバーの①もフィルが弾いているのですがオープニングに相応しいキレがあります。ところどころ後のヴァイキングメタルに通ずる面もあ
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