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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2351-2400
DREAM POLICE-Dream Police
ANGELICA-Angelica
BATON ROUGE-Shake Your Soul
ANTHEM
TREAT-The Pleasure Principle
TREAT-Scratch and Bite
XYZ-Forbidden Demos 1985/1991
TREAT-Organized Crime-Gimme One More Night
TREAT-Organized Crime
TREAT-Dreamhunter-The Winner
TREAT-Dreamhunter-Save Yourself
TREAT-Dreamhunter-Dancing on the Edge
TREAT-Dreamhunter
DON BARNES-Ride the Storm
PHIL LANZON-If You Think I'm Crazy
DAVE HILL-Welcome to the Real World
HELLHOUND-Let Metal Rule the World-Mr. Heavy Metal
HELLHOUND-Let Metal Rule the World
U.D.O.-Steelfactory-The Devil Is an Angel
U.D.O.-Steelfactory-Rising High
U.D.O.-Steelfactory-Blood on Fire
U.D.O.-Steelfactory
SABBRABELLS-Sabbrabells Complete Box
THUNDERSTICK-Beauty and the Beasts
HAMMERHEAD-The Sin Eater
HELLHOUND-Metal Fire From Hell
DANGER-Keep out
REACTION-未発表demo
REACTION-TWIST&SHOUT
REACTION-REACTION
REACTION-TRUE IMITATION
REACTION-AGITATOR
REACTION-INSANE
REACTION-ALL NIGHT METAL PARTY '84 to '85
REACTION-Joy Ride / Lonesome Knight-Lonesome Knight
REACTION-Joy Ride / Lonesome Knight-Joy Ride
REACTION-Joy Ride / Lonesome Knight
REACTION-Reaction-Lust
REACTION-Reaction-Red Heat
LOVEBITES-Clockwork Immortality
TORA TORA-Surprise Attack
FLESH & BLOOD-Blues for Daze
DIRTY TRASHROAD-Dirty Trashroad-Cybernetic Crime
LAZY-宇宙船地球号-LONELY STAR
LAZY-宇宙船地球号-美しい予感
LAZY-宇宙船地球号-僕らの国でも
LAZY-宇宙船地球号-EARTH ARK (宇宙船地球号)
LAZY-宇宙船地球号-遥かなるマザーランド
LAZY-宇宙船地球号-TIME GAP
LAZY-宇宙船地球号-天使が見たものは
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DREAM POLICE-Dream Police ★★ (2018-12-22 06:23:31)

オリジナルのリリースは1990年であるデビュー作。わが国では2年遅れの92年にリリースされるも、その時の帯タタキが凄い。
解散記念盤『ドリームポリスはこんなに素晴らしいバンドでした。』である。
91年に2ndで国内デビューを果たしプロモーションによる来日も決まっていた矢先の解散劇にリリース元もひっくり返ったでしょうね。契約してリリースしたのに金を返せと言いたいでしょう。エピックレコードもご立腹だったでしょうねぇ。
そんな短命なバンドだった為に、日本でもイマイチ認知のないバンド。音楽性も当時流行りのブルージーさも加味したアメリカンロック、所謂BACK TO 70’の煽りを受けたノルウェーのバンドでした。
オープニングからブルースハープも飛び出す乾いたサウンドを披露したりと方向性は完全に定まっている、パワフルだがエモーショナルな歌い手もロック然とした熱さがあり、この手
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ANGELICA-Angelica ★★★ (2018-12-20 12:10:15)

カナダ出身のギタリスト、デニス・キャメロンの流麗なプレイを盛り込んだ叙情派歌モノ路線のバンドによる1st。裏ジャケなどにクレジットされるVoはAndy Lyonとなっているが、今作で歌入れしているのはロブ・ロックである。
インペリテリなどでハイトーンをかましまくっているロブだが、ここでは力む事無くリラックスした歌唱スタイルをとっており魅力的だ。歌を中心とした作りでも、俄然光り出すのがデニスのソロパート。もっとフィーチューしても良いのではと思うのだが、バンドとしてのバランスを大切にしているのか、出ずっぱりの目立ちたがりギターではないのは好感が持てる。
それだけに、もう少しリズム隊などの力強さが加われば、楽曲の中でもメリハリが際立つのだが、サウンドのソフトさ悪い方向に傾いてしまい、ダイナミズムに欠けている為、曲の良さが生きてこないのが残念。キャッチーでポップ性を強調したメロディラ
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BATON ROUGE-Shake Your Soul ★★★ (2018-12-18 16:11:37)

プロデュースのみならず楽曲制作にも大きく関わっているジャック・ポンティ。そのかいあってかフックに富んだ哀愁のメロディと纏ったサビメロ&コーラスワークが随所に張り巡らされ、熱を帯びた本格派のハードサウンドとの相性も上々で、クールでね熱情が激しく燃えがあるという抜群の相乗効果を生み出している。
タイトで堅実な演奏はライブで培ったもの、新人でも既に貫禄する漂っているのだからね、アメリカのバンドは本当にレベルが高いよ。
90年代を意識してるから当然、華やかで能天気とはいかない、だから軽薄さもなく豪快だが細部に渡り構成された楽曲の質は高いのだ。
しかし残念ながら本国でも時流の流れもあり売れず、日本でも酒井康氏の点数の割に辛辣な意見に引っ張られ、多くのアメリカンロックマニアからも支持を受けられず話題に上る事はなかった。本当に残念である。こういう質の高いバンドにであると出会うと、運も
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ANTHEM (2018-12-18 15:30:27)

本格的な海外進出を果たす事が決まった国産メタルの勇者アンセム。
既に全編英詩による撮り直しのベスト盤がリリースされる事がアナウンスされているのだが、そこから『BLACK EMPIRE』が先行で配信されている。個人的には坂本英三の危なっかしいギリギリの歌唱スタイル、あの悲壮感溢れる歌い回しが染みついている為、森川の堂々とした歌い方は英詩以上に違和感があったりするのだが、流石の歌いっぷりでブラックエンパイア感を演出している。海外を見渡しても森川のような歌唱スタイルのシンガーはいない、今もってDEEP PURPLEのトリビュート盤で歌う森川は、本当に凄かった。残された時間を考えればタイムリミットがギリだったと思っている。彼らの活動が後世に残るようなインパクトを与えて欲しいね。

かつてのアンセムは柴田直人のバンドだった。それはライブを見に行くと、常に不安な要素が強く。大内はド
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TREAT-The Pleasure Principle ★★★ (2018-12-18 15:22:37)

オープニングからアメリカン志向が炸裂、そして一聴して洗練度も上がっており、バンドとしての成長を感じさせます。キラキラとしてキーボードとビックコーラス、哀愁のあるフックなメロディと弾けるポップセンスも上々に嫌みなく聴かせてくれます。
北欧のBON JOVIとはよくぞ言ったもの、陽性ハードポップサウンドの合間に、北欧産ならではの哀愁路線のハードポップナンバーを巧みに盛り込み、BON JOVIの1stのようなスタイルへと昇華しています。
北欧の光と影を讃えた躍動する叙情派ハードポップサウンド、自身のアイディンティティを損なわないアレンジと溢れ出る透き通ったメロディラインは、爽快感とともに甘く切なく胸に迫ってきます。

TREAT-Scratch and Bite ★★★ (2018-12-17 17:12:48)

エキサイティングなサウンドが甘い衝撃を呼ぶ!スウェーデンのニューヒーロー”トリート”ワイルドでセクシーな甘い罠からは、逃れられない!!の帯タタキに、香ばしい青春時代の思い出が蘇ります。北欧らしい甘さと欧州風味満点の叙情的なメロディ、ライトな質感は大衆性を帯び、ヒット曲を生み出そうとする空気が充満している。
リリース当時、日本ではL.Aの次は北欧だと言わんばかりに、雨後の筍の如く、本国でもマイナーな存在を持ちあげリリースしていた。そんな後押しも大きく、日本では割と人気の高かったバンド。今作で聴ける北欧的ワビサビは、島国感情を擽る情緒があり、嫌みのないポップセンスとライトな感性は、甘美な叙情性を大きく魅せてくれる。同郷のDa Vinci辺りが好きな人はマストでしょう。

ちょっと盛り過ぎじゃないとの笑えそうな、帯タタキの文言も、アルバムを聴き進めるほどに、これ考えた人はセン
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XYZ-Forbidden Demos 1985/1991 ★★★ (2018-12-17 16:48:04)

アメリカの正統派HM/HRバンドXYZの未発表曲とデモ音源を一まとめにしたコンピ作。18曲入りのボリューム感だが、ドン・ドッケンがプロデュースした1stの違いとか、硬軟交えたメロディアスアメリカンロックのカッコよさ満開の1986年前後の録音ものなど、彼らの音楽的変遷などを知る事が出来る貴重な一枚。デモと言っても十分、商品として聴けるレベルであり、おまけ程度のボートラとは一線を画すホンマもんのデモ集だった。
イマイチ、日本でも跳ねず、時代の流れ的に本国でもウケなかった。しかし地に足のついた音楽性と質の高いパフォーマンスは本格派のバンドの名前に偽りなし、へヴィで鋭角的なリズム説得力のある歌声、ハードなギターもソツなく纏め、バンド全体で勝負している姿は好感が持てる。
個人的には印象に残っていないが武富士のCMで使われたらしいHI LIFEがボビー・ピッパーとマーク・ディグリオがギタ
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TREAT-Organized Crime-Gimme One More Night ★★★ (2018-12-17 16:26:47)

裏でなるキーボードもカッコいい
全体的なバランスと言う点ではかなり高い
今作に相応しい楽曲だ
コーラスワークなど北欧風味も満点
ブルージーな渋さと軽やかさが調和した隠れた名曲だ
地味だがアルバムには必要な曲です

TREAT-Organized Crime ★★★ (2018-12-17 16:23:04)

オープニングからブルージーな要素も加わり、前作以上にアメリカンな音楽性が増量。パーティーロック風味の②も北欧3割アメリカン7割ときて、またブルージーなイントロの③と進み、今までと明らかに感触の違うバンドサウンドを叩きつけ、やはり彼らが狙うのはアメリカ進出なんだろうと言う事が窺い知れますね。
北欧マニアとしては肩透かし感はハンパないのだが、寒々しい北欧サウンドの④、甘さとハードエッジさが絶妙な⑤と流れ、盛り返す事に成功。そのあともバランスを変えながら北欧とアメリカンをブレンドした楽曲を披露しながら最後まで進んでいきます。
どうしても散漫な印象を持ってしまうのだが、前作よりもサウンドメイクにメリハリが生まれロックなダイナミズムは増量、男前度も上がり、全てが絶妙に調和したメジャー級のサウンドへと昇華している。欧州風味とブルージーさも加味された前半も、ソツなくまとまっているし、突き抜
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TREAT-Dreamhunter-The Winner ★★ (2018-12-16 16:11:15)

アルバムを閉める曲にしては地味だが
大陸的なグルーブも取り込んだミドルナンバー
アメリカンな雰囲気もあるが冷ややかさは間違いなく北欧のものだ

TREAT-Dreamhunter-Save Yourself ★★★ (2018-12-16 16:08:32)

北欧らしい魅力に溢れています
ブルージーな隠し味も効いている
世界戦略を視野に知れた味付け
国際色豊かなポップロックナンバー
キーボードの使い方など拘っている
シンプルなリズムと聴かせる部分の構成力の豊かさも絶妙だ

TREAT-Dreamhunter-Dancing on the Edge ★★★ (2018-12-16 16:04:14)

ゆったりとしたグルーブでも北欧の風を吹かせまくっています
中盤のインストパートなど北欧ブランド以外の何物でもない
スカンジナヴィアとアメリカ大陸の折衷サウンドですね
上手く調理しているよ
分かりやすいナンバーに隠れていますがイイ曲です

TREAT-Dreamhunter ★★★ (2018-12-16 16:01:30)

BON JOVIの三枚目の成功やEUROPEのスマッシュヒットなど、特にBON JOVIの勢いは凄まじく、音楽シーンを塗り替える事となり、多くのボンジョヴクローンを生み出す事になった。
デビュー当初からワールドワイドな活動を視野に知れていたTREATも、ここで一気に大衆志向と洗練度をアップ。キラキラとしたキーボードを軸に華やかなポップロックサウンドを披露。冷ややかなメロディは間違いなく北欧的だし、ロックなリズムとハードさも失わないオシャレなサウンドメイクは、いかにもメタルバブル全盛のスタイルだ。
しかし、このバンドからは北欧ならではの哀愁美と叙情的なメロディ、それらはまるで満点の星空に架かる七色のオーロラと例えられるほどの美しい情景を掴みとる事が出来ます。何を聴かせたいのか、自分達のアイデンティティは何処にあるのか、そんな自己主張と商業ベースが絶妙に乗った出世作。セールスに結
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DON BARNES-Ride the Storm ★★★ (2018-12-14 15:47:55)

38Specialのシンガーとして知られるドン・バーンズのソロ。1989年にレコーディングを済ませるもお蔵入りしていた幻の一品が2017年にようやく世に出ました。
参加メンバーもマイクとジェフのポーカロ兄弟、ティム・ピアースやダン・ハフ、デニー・カーマッシ、キーボードではジャズ系で有名なアラン・パスクア、ソングライターチームもマーティン・ブライリーを中心に職人軍団が前面バックアップ。
メロディアスなサザンロックで知られる38Specialですが、今作は更に泥臭さを排除、無国籍とも言える洗練された味わいとロックな熱さが共存した、優れた歌モノ作品へと仕上げています。とは言いつつもドンが歌えば、サザンロックな渋みが漂う。
元のリリースが1989年ですから、その当時を想起させる懐かしいサウンドです。しかし、この手の音楽性に流行り廃りはありません。質の高い楽曲と堅実なパフォーマン
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PHIL LANZON-If You Think I'm Crazy ★★★ (2018-12-14 15:28:31)

かつてはセッションプレイヤーとして多くの仕事をこなし、今ではUriah Heepの鍵盤奏者として知られるフィル・ランゾンのソロアルバム第一弾。
類まれな才能を持ち合わせたフィル・ランゾン。Uriah Heepにおけるオーケストレーションなど、彼がいなければ実現できないのだが、今作でも、その能力を発揮。英国トラッド風味と壮麗なオーケストレーションを絡ませたサウンドは、何を聴かせたいかを明確に誇示しており、その高いドラマ性と、心に響く素直なメロディセンスが高次元で融合。大げさに成り過ぎないが、ドラマティックという離れ業を見事にやってのけています。
ローレンス・コッティルとクレイグ・ブルンデルの職人コンビによるリズム隊も、フィルと同様のセッションワーカー。ギターはIt Bitesのジョン・ミッチェル、彼を2曲リードシンガーも務めています。他にもエイドリアン・スミスのPsycho M
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DAVE HILL-Welcome to the Real World ★★★ (2018-12-14 14:48:32)

DEMONの看板シンガー、デイブ・ヒルのソロ。オリジナルは1993年にリリース。その作品が2014年にリミックス&ボートラ4曲追加で復活となるのですが、まずは1993年にソロが出ていた事に驚いた。DEMONは1992年に『Blow-Out』をリリースしている。バンドの終焉はシーンの衰退とセールスを上げられない為のフェードアウトと思っていたが、DEMONのラストアルバムの翌年には。バンドのブレインだったデイブがソロを出している。しかも参加メンバーはDEMONのメンツだ。勉強不足で全く知らなかったですね。

出している音はDEMON時代から培われているポップセンスを生かしたブリティッシュロック。哀愁と英国的な翳りのあるメロディ、そこに絡むデイブのオッサン声、ソロアルバムの意味がないくらいDEMONに通ずる音楽性に終始している。
したがって時系列でバンドに触れてきたファンなら
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HELLHOUND-Let Metal Rule the World-Mr. Heavy Metal ★★★ (2018-12-12 15:44:17)

リフにリズムとドが付くへヴィメタルサウンドだ
類型的なスタイルだが一歩間違えるとパロディになる
その難業をカッコ良く聴かせるセンスが素晴らしい
誰でも出来そうなスタイルだが実は一番難しい
そしてベタを極めないと
奇をてらった事も上手く出来ないんですけどね

HELLHOUND-Let Metal Rule the World ★★★ (2018-12-12 15:41:40)

海外での評価も彼らにとっては活動への意欲につながったのか、コンスタントに作品をリリース。今回も徹頭徹尾メタル愛に溢れたサウンドを披露している。多少音楽性の幅を広げている感はあるが、EDMのリズムを取り込んだわけでもない、永遠のメタルキッズにとっては一聴して身体に馴染む、あの王道路線をひたすら貫いている。
2014年にはへヴィメタルの聖地、ヴァッケンのステージに立ち、たった4曲の演奏だったのに観客を歓喜の渦に巻き込み、アンコールの声を上げさせたのは有名な話である。名前で音楽の良しあしが決まらない審美眼のある、メタルマニアなら必ずや満足してもらえるサウンドがここにあるだろう。へヴィメタルの名のもとに、剛直に繰り広げられる一代メタル馬鹿サウンドに、恋い焦がれますね。とは言いつつも、類型的なスタイルですから、飽きのサイクルは早いんだけどね。

U.D.O.-Steelfactory-The Devil Is an Angel ★★★ (2018-12-12 15:23:06)

切れ味鋭い勇壮なミドルナンバー
キャッチーな歌メロもブチ込み馴染みやすくしている
地響き男声コーラスも逞しさを倍増
流麗なソロもキマっている
どこを切ってもウドサウンド
ライブ映えするメタルアンセムだね

U.D.O.-Steelfactory-Rising High ★★★ (2018-12-12 15:19:20)

ベタ中のベタ
高揚感のある勇壮なメロディが駆け抜けるACCEPTスタイルを継承する
U.D.O.サウンドに悶絶
キメのフレーズなど泣きまくりのツインリードで聴きたかった
ソロもスリリングな掛け合いで聴きたい
その辺りの物足りなさを感じるのが難点

U.D.O.-Steelfactory-Blood on Fire ★★★ (2018-12-12 15:14:32)

ロシア人の血がこのメロディを奏でさせるのか
アンドレイのトリッキーなフレーズも魅力だが
ここで聴ける王道的なプレイも素晴らしい
哀愁を倍増させる男声コーラスの逞しさ
そしてウドの声も衰えを感じさせない

U.D.O.-Steelfactory ★★★ (2018-12-12 15:09:46)

近年のウドはACCEPTの曲だけのソロライブを行ったりと過去と真正面から向かってきた、それはもう2度とU.D.O.のライブではACCEPTの曲はやらないと言う決別の意味もある。そんな強い意志をもってリリースされた最新作は、初期の頃を彷彿とさせるような音楽性を取っており、本家よりもACCEPTしたサウンドを披露。剛毅でパワフルなスタイルだが、耳馴染みの良いポップセンスも巧みに散りばめ全ての楽曲をバランスよく聴かせてくれる。
シングルギター編成のため、やや深みに欠ける面はあるのだが、ウドの実子を新ドラマーに迎え活動出来るキャリアを汚す事無く、へヴィメタルの中のへヴィメタルな金看板サウンドを真っ向勝負で聴かせてくれる。
スリルは減退したが熟練度は上がった。次はツインギター編成でレコーディングに挑んで欲しい。

日本ではイマイチ人気の出ないU.D.O.。日本人の権威主義、
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SABBRABELLS-Sabbrabells Complete Box ★★★ (2018-12-11 15:14:40)

配信盤が出ないので、我慢しきりれずに高価なボックスを買ってしまった。久々の大物買いである。個人的にはせっせと、彼らの作品をコンプリートしたので、大きく購買欲を擽られた商品ではないのだが、デジタルリマスターと大好きな4曲入りEP『Dog Fight』や貴重なシングル盤の『Dog Fight』がCD化された事は喜ばしい事だ。特にEPは名曲がずらりと並ぶライブでも定番の名曲集。
アグレッシブな『Metal Saber』やブルージーで感動的な『Water Night』、ダンサンブルな『Stop the Motion』、メッサーシュミットカミン、空を見ろ『Dog Fight』が高音質で聴けるのが嬉しい。
他にも未発表のライブ音源もあり、やはりマニアにとっては興味を擽られる一品だ。また新規さんには、このセットで彼らの魅力を文字通りコンプリート出来るのも素晴らしい出来事であり、手が出しやす
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THUNDERSTICK-Beauty and the Beasts ★★★ (2018-12-11 14:15:31)

檻の中で覆面を被った男がド派手なドラムを叩くパフォーマンスで話題になったサンダースティック。元アイアンメイデンのドラマーであり、脱退後はサムソンのドラマーとして知られている。どこかキワモノ的なイメージが付いたサンダースティックがサムソン脱退後に立ち上げたバンドがコチラ。キャラ設定のあるド派手なメイク姿もキワモノ感を継続、紅一点の女性シンガーもロック的と言うよりはセクシーな節回しで妖艶さもあり、キャラが際立っている。彼女の歌声も生かしたポップロック風味の強いサウンドは、グラマラスでありながらも派手なドラムを中心にバランスよく作り上げようと努力している。
真面目にオフザケしていると言える音楽性、その質は低いわけがないくキャッチーで聴きやすいハードサウンドは、色んな意味でキャラを際立たせた方向性と上手く絡み合っていた。
一発これといったキメ曲があれば、バンドとしての魅力も伝わりやす
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HAMMERHEAD-The Sin Eater ★★★ (2018-12-11 13:57:58)

幻のNWOBHMバンドによる再結成後の2015年にリリースした2枚目のアルバム。レーベルは我らがHigh Roller Recordsとくれば安心して聴いていられます。英国風味満点の叙情派サウンド。そのどんよりと煮え切らないメロディにマニアならたまりませんが、彼らの音楽性は高いドラマ性も有しており7曲入りで60分をチョイ切るランニングタイムで、その中身の濃さを理解してもらえると思います。シンガーの歌い回しも含めトニー・マーティン時代のサバスを思い出しますが、あそこまで本格的ではありません。
ギターリフ一発に込められた情念、なんてことはないのだが若者には出せない渋みが、このバンドには宿っている。湿り気たっぷりの哀愁味と適度な隙間のあるサウンド、これぞブリティッシュという魅力に溢れている。
キャッチーで走り出す、サビでは大合唱、そんな一見さんにも優しいサウンドが主食の人には、到底
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HELLHOUND-Metal Fire From Hell ★★★ (2018-12-10 15:44:36)

わが国が世界に誇れる地獄のメタル番犬、HELLHOUNDの2nd。デビュー作から世界中にいる流行り廃りに左右されないダイハードなメタルファンから熱烈な支持を受けていた彼ら、今作を引っ提げ海外のフェスにも参戦、ドイツで行われたKeep It True XI Festivalの熱演はライブアルバムとしてパッケージされている。
へヴィメタルのなんたるかを濃厚に抽出したサウンドは、一歩間違えればパロディだ。皆が名前を伏せているから余計に、その要素も強まる、大手メディアも相手にしてくれない。しかし、ここで聴けるサウンドは嘘偽りが一切ないガチンコのメタルであり、徹頭徹尾先人達が作り上げた様式に則り、自分達のスタイルとして提示してくれている。
へヴィメタルという言葉に恋い焦がれ、人生を生み外した猛者なら(アホみたいに作品を買ったりライブに行かなければ家が一軒立つってヤツです)必ずや胸に響く
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DANGER-Keep out ★★ (2018-12-10 15:10:21)

北欧はスウェーデンの若手5人組が2004年にリリースした記念すべきデビュー作。ベタなバンド名にアルバムタイトルから、工事現場の立ち入り禁止のイメージしか出てきませんが、彼らが2004年に世に披露したサウンドは隆盛を極めた北欧初のメロデスでもなければ、ポップロックでもないガチンコの正統派HM/HR。ド頭から鋭利なリフワークが急降下するNWOBHM丸出しの疾走ナンバーで幕開け、その後も手綱を緩める事無くゴリゴリの正統派スタイルで勝負をかけます。流石デビュー作と言う事で、露骨な拝借や○○あの曲みたいだなぁと、気になる面はあるのだが、当時の世相を考えると勝負してきたなと応援したくなりますね。
音だけ聴けば北欧産とは思えないオールドスタイル、それはEUROPEの成功前に北欧シーンを映し出しているようで実に興味深い。

REACTION-未発表demo (2018-12-09 16:44:08)

20090411とCDに刻印されている。斉藤康之追悼ライブで配布された未発表デモ音源

下記に収録曲と参加メンバーを表記します。

Non Title
Etarnal
狂った果実
Fallin'~キミノタメニ

Vo:木村 直樹
G:斎藤 "YASU" 康之
B:反町 "YUKI" 哲之
Ds:梅沢 "HIRO" 康博

再結成を果たしていたREACTION、シンガー以外はメンバーが再結集(加藤純也は引退している)。かつての勢いを取り戻したようなスタイルに進んでいるが、デモはデモである。
良くも悪くもV系色も強く、タイトルのない①などANTEHMの曲をルナシーがカヴァーしているのかと錯覚するほど、手前味噌感が強い。それでもファンなら在りし日の姿を重ね合わせ楽しむのが一番だろう。また硬派なV系サウンド
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REACTION-TWIST&SHOUT ★★★ (2018-12-09 16:29:45)

アルバムタイトルにジャケットワークを見れば、音楽性の変化に驚きませんが、それまでのへヴィなソリッド感を捨てて、明るくノリの良いロック色を大幅に強めてきました。このアルバムを最後に解散してしまうので、罪作りなアルバムを言われているのだが、加藤純也の声にもっとも似合っているシンプルなロックサウンドは、なんら批判されるものではなく、実は一番バンド的に無理が生じていない。それほどまでに、今までの作風におけるヴォーカルパフォーマンスはライブでの再現力も含め、大きな問題だった。

無理がない分、まとまりは過去最強だが、多くのファンを裏切った形にあるという、痛し痒しな現象に陥ったのは皮肉なものである。冷静になって聴けば、こういうコマーシャル性の高いアルバムと言うのは、どのバンドも一度は通る道であり、次の一手を期待する価値は十分にあったのだが、彼らを取り巻く環境も大きく変わったのが音楽性の変
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REACTION-REACTION ★★★ (2018-12-09 16:13:31)

バンド名をアルバムタイトルにしただけの事はある充実感の強い一枚。それまでの彼らの集大成を感じさせるラフなパワーを内包した力作だ。梅沢と反町のリズムプレイは相変わらずパワフルでタイト、今まで以上にバンドサウンドのキャスティングボードを握っている印象を与えるほど、グイグイと前に出てきている。斉藤のギターもシンプルだが切れ味鋭いリフワークを武器にカッチリと聴かせている。焦点を絞り込みバンドとしての方向性を明確に示唆したのも成功。勢いで押し切るだけではない技巧が効いている。
ハードにドライヴィングするグルーブはいつ聴いても強烈だ。それだけに加藤純也のジャパニーズロック臭さが評価を分ける最大のポイント。そこを飲みこめるなら大いに楽しめるでしょう。

REACTION-TRUE IMITATION ★★★ (2018-12-09 15:58:36)

過去2作の反省を踏まえたのか随分と練り込んできた楽曲とパフォーマンス力も上がった力作。バンドとして大きく飛躍しているが、彼らの疾走感を求めるファンにとっては厳しい内容となった。確かに①など肩透かしを喰らった感はある、③のラフなロックナンバーも初期の彼らを求めた人には不評だったが、総じてクオリティは高くなっており、求めるモノによって大きく評価を分けるだろう。ある意味、メンバーが加藤純也の声に寄ってきて作り上げたサウンドともいえる。
いい意味で一歩大人になったアルバム。アンサンブルの向上は目を見張るものがある。色んな意味で捻くれたセンスが爆発している。最短で目的地に到達させない、凝ったギターワークも面白い。相変わらず梅沢のパワフルなドラムはテンションが高い。もっと高い評価を受けるべきドラマーだと思う。

REACTION-AGITATOR ★★★ (2018-12-09 15:45:32)

待望のメジャーデビュー第1弾。前作で感じられたL.A風味を強めた作品が多くなったが、斉藤の切れ味鋭いリフワークとトリッキーなフレージングもアクセントとなり、そこにパワフルな梅沢のドラムがバンドサウンドを牽引、反町とのリズムプレイは安定感もあり屈強なスクラムを組んでいる。色んな意味でラフな加藤純也の噛み合わせが全ての評価を左右するような面があり、このバタ臭さも含め苦手な人はトコトンダメだろう。
ロックの持つワルッぽさやハッタリ感が上手く出せているのは加藤純也のキャラによるところも大きく、このラフなサウンドをカラーも握っているのも彼なのが面白い。
大味なロックナンバーよりも、パワフルさとキメの細やかさが際立つ②③の方がバンドの魅力を強く感じる。

REACTION-INSANE ★★★ (2018-12-09 15:32:44)

激しいライブパフォーマンスとノリの良い楽曲が人気だったREACTIONが満を持してリリースしたフルアルバム。あっという間にファーストプレスが完売。累計で1万枚を超える大ヒットとなり、名実ともにインディーズの帝王と呼ばれる事になった。
キレのよい斉藤のギターワーク。パワフルな疾走ナンバーもあるが、ノリの良いキャッチネス差も盛り込んだ楽曲はバラエティ豊かであり、当時台頭してきたL.A勢からの影響もふんだんに伺える。
切れ味鋭い斉藤のギターと楽曲の相性は過去最高の出来栄えを誇る半面、新ヴォーカル加藤純也の消化不良気味のパフォーマンスがポイント。良く言えばラフさを持ち込んでいるが、フェイクまみれのライブパフォーマンスなどを含め、適任と呼ぶにはチョイと厳しい人材になったのは残念だ。梅沢と反町のリズム隊もボトムを支えているが、ミックスの関係で、こちらもパワーダウン感が否めない、その辺りが
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REACTION-ALL NIGHT METAL PARTY '84 to '85 ★★★ (2018-12-09 15:13:31)

目黒の鹿鳴館でSabbrabells、Flying Vision、Murbas等と行われた年越しイベントのライブ音源。歌うは3代目シンガーの元Murbusの岸本友彦、にちにEMOTIONやアニメ、ゲーム関連などで歌入れした事でも知られています。

短期間でシンガーがコロコロ変わるのは何故なのか?という疑問はありますが、インディーズ時代からパフォーマンス力に定評のあった岸本の参加は、バンドにマイナスな要素もなく、今までの系統とも合致しているので違和感がない。これの声は平坦で抑揚のない面が強いのだが、ここで聴けるライブ盤は、そんな要素も少なく、岸本が関わってきたスタジオ作のパフォーマンスはなんだったのかと言いたくなる。
タイトでパワフルな演奏、このバンドがチャラチャラとしたヴィジュアル重視の存在で無かったのは知られていると事なのだが、メジャーデビュー後のイメージの方が強いた
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REACTION-Joy Ride / Lonesome Knight-Lonesome Knight ★★★ (2018-12-09 14:55:55)

突破力のある重戦車ドラムがエグい
バンドを支えるのは梅沢だろう
オリジナルとのアレンジの違いやシンガーの好みなども含め
コチラのヴァージョンの方が好きです
ただ走るだけではない展開も日本人的なキメの細やかさも好きだなぁ

REACTION-Joy Ride / Lonesome Knight-Joy Ride ★★★ (2018-12-09 14:52:47)

梅沢のドラムが強烈
反町のベースも良く走る
鳴沢も丁寧に歌っている
バンドの勢いがパッケージされた好盤だ
斉藤のギターもテクニック云々ではない魅力がある

REACTION-Joy Ride / Lonesome Knight ★★★ (2018-12-09 14:49:08)

雑誌ロッキンFの付録2曲入りフォノシート。シンガーが2代目の鳴沢浩幸に変更。
彼らの代表曲と言われるJOY RIDEとLONESOME KNIGHTが収録された貴重な一枚。
後にアルバムに入るヴァージョンとの違いを楽しむのが一番ですね。アレンジが異なるのでファンなら必聴です。

REACTION-Reaction-Lust ★★★ (2018-12-09 14:37:25)

スローな出だしからバラードなのかと思ったら一転
激しく走りだす
起承転結のある展開は聴いていて心地よい
青臭さはあれどバンドの持っているポテンシャルを注ぎ込んだ
意味のあるデモ音源
西野の日本人的な歌い回しも懐かしい

REACTION-Reaction-Red Heat ★★★ (2018-12-09 14:34:47)

梅沢のツインバスドラムが最高にカッコいい
パワフルな疾走ナンバー
しっとりとしたメロディを丁寧に歌うのは初代シンガーの西野隆
トリッキーなギターリフも耳を惹く

LOVEBITES-Clockwork Immortality ★★★ (2018-12-08 17:00:54)

今や日の本を代表するHM/HRバンドへとのし上がったガールズメタルの最高峰LOVEBOTESの2nd。すでにNUCLEAR BLASTからのリリースも決まっていたりと、その活動は既に国内を突き破っている。彼女達の海外での快進撃は日本一権威ある雑誌に嫌われているBABYMETALの活躍によるところも大きいのだが(スリップノットやブレットフォーマイヴァレンタインを大絶賛して、これからのメタルはこれなんだとレコード会社にいいなりになり紹介したのに、なぜBABYMETALはダメなんだ?ワタクシは全員ダメなので聴く事もないし褒めないが、でもレビューして酷評はしませんよ。良い悪い関係なく海外の大御所と同じステージに立ちまくるBABYMETALを無視する理由が見当たらない。そしてアルディアスばかりを表紙にする別冊を出す意味を聴いてみたいものだ。バランスが悪くないのかね?気持ちがわるい。スリップノットや
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TORA TORA-Surprise Attack ★★★ (2018-12-07 17:27:14)

トラトラときたら真珠湾攻撃で有名な暗号『トラトラ、ニイタカヤマノボレ』を真っ先に思い出します。MAXのヒット曲ってもチョイとイメージできますがね(笑)
メンフィスからやってきた若手4人組が聴かせてくれるサウンドは、ノリノリの古典ロックの89年ヴァージョン。歌い手もマーク・ケンドールなどに代表されるZEP風味満点の歌い回しを披露。若いのに熟成されたサウンドとノリの良さを巧みにブレンド。CINDERELLAなどと同路線に位置するバンドだろう。躍動感溢れるロックなリズム、身体が勝手に動き出すシンプルなサウンドは耳馴染みも良く安定感も抜群だった。しかし全般的に、そのまま最後まで流れてしまいガチなのが残念。一曲の完成度は高いのにトータルとなると、チョイと飽きがくるのだが、それは嗜好の問題。この手のアメリカンロックが好きな方なら大いに楽しめるでしょう。何と言っても、こういう古典スタイルの良さは
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FLESH & BLOOD-Blues for Daze ★★ (2018-12-07 16:43:41)

あのマーク・マンゴールドがダニー・ヴォーンとタッグを組む、しかもレーベルは英国のNow&Thenとくればメロディアス系に強い、ギターにはアル・ピトレリの名前がある、こうなると俄然興味を湧きますがアルバムタイトル『BLUES FOR DAZE』に、サイケなジャケット…リリースは1997年、うーむ、これはAOR風味のメロディアスなロックじゃないな?と聴く前に飲み込みましたが、予想通り90年代に流行ったBACK TO 70'サウンドでした。
参加メンバーやキャリアを期待すると完全に肩透かしを喰らいますが、Black Crowesあたりの埃っぽいブルースロックをイメージして頂けると想像出来るかと思います。せっかくのスーパーバンドなんだからと思いますが、これも時代の流れと言うモノ、古典的なブルースロックが好きな人なら大いに楽しめるでしょう。

DIRTY TRASHROAD-Dirty Trashroad-Cybernetic Crime ★★★ (2018-12-04 12:39:34)

シングルカットされているだけに他の曲とは毛色が違う
日本でも巻き起こったスーパーバンドの一つ
藤本泰司の粘りっこいギターも魅力的
変化自在のディストーションヴォイスを駆使する竹内光雄も絵になる男だ

LAZY-宇宙船地球号-LONELY STAR ★★★ (2018-12-04 12:34:18)

作詩作曲をファニーこと田中宏幸が担当
アルバムを締めくくるのに相応しいドラマティックな一曲
チョイハード目のポップロック風だが
刹那なメロディがグッと耳を惹くプログレ風な構築性が最大の聴きどころ
メンバーのプレイアビリティの高さにも目を見張る

LAZY-宇宙船地球号-美しい予感 ★★ (2018-12-04 12:29:00)

アイドル路線をイメージさせるポップス
リンゴとはちみつがとろける甘さが効いてます
時代性もあり古臭く聴いていてハズいのですが
これもLAZYです
歌はファニーが担当

LAZY-宇宙船地球号-僕らの国でも ★★ (2018-12-04 12:25:49)

アイドル時代のファンを慮ったようなポップロック
曲順的に絶妙な位置に収録

LAZY-宇宙船地球号-EARTH ARK (宇宙船地球号) ★★★ (2018-12-04 12:23:48)

起承転結のハッキリとした展開
その高いドラマ性が発揮された名曲
このアルバムのハイライトだろう
ミッシェルもロックシンガーとしての魅力を振りまいています
パワフルなリズムプレイもハードなバッキングもカッコいい

LAZY-宇宙船地球号-遥かなるマザーランド ★★★ (2018-12-04 12:20:57)

高崎晃のソロアルバムでもリメイクされたドラマティックで美しいインストナンバー
こういう曲を作れるセンスに驚かされる
テクニックに埋没しない歌心溢れるプレイに魅了されました

LAZY-宇宙船地球号-TIME GAP ★★★ (2018-12-04 12:18:55)

メロウさもある甘口のポップロック
だが芯の強いロックナンバーでもある
音質はあれだがリフもブリティッシュ
ポッキーのキーボードも空間を広げている

LAZY-宇宙船地球号-天使が見たものは ★★★ (2018-12-04 12:16:52)

コンセプト色の強いアルバムだけに意味のある歌詞に興味が惹かれる
シリアスなスローナンバー
アイドルの枠を飛び抜けたバンドだね
歌詞を書いているのは伊達歩これは伊集院静が作詩するときのペンネーム


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