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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2701-2750
VOLCANO-Irregular-Invaders
VOLCANO-Irregular-1789
HELL FIRE-Free Again
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Murderfreak Blues (Tommy Lynn Sells)
RIFF RAFF-Give the Dead Man Some Water
RIFF RAFF-Give the Dead Man Some Water-Give the Dead Man Some Water
RIFF RAFF-Robot Stud
RIFF RAFF-No Law 'n Order
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Suicide Journey (Heaven’s Gate Cult)
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Confessions of an Embittered Soul (Leonarda Cianciulli)
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-River Demon (Arthur Shawcross)
紫-PURPLESSENCE
陰陽座-覇道明王-隷
陰陽座-覇道明王-以津真天
陰陽座-覇道明王-無礼講
陰陽座-覇道明王
TOUCH-The Complete Works
G.I.S.M.-Detestation
SYLVIA-Just Sylvia
Fury-Fury-In Her Arms
Fury-Fury
HOUSTON-Houston-Hold On
HOUSTON-III
WATCHTOWER-Control and Resistance
JUDICATOR-The Last Emperor
Estate-Fantasia
BLITZKRIEG-Absolute Power
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-44magnum Tribute Album
SEAX-Speed Metal Mania
FAITH AND FIRE-Accelerator-Ready
FAITH AND FIRE-Accelerator-Breathe
FAITH AND FIRE-Accelerator
BLITZKRIEG-The Mists of Avalon
BLITZKRIEG-Ten
BLITZKRIEG-Unholy Trinity
早川めぐみ-Face to Face-Endless Night
早川めぐみ-Face to Face-サイレント・チャーミング
早川めぐみ-Face to Face-ダンシング・イン・ザ・レイン
早川めぐみ-Face to Face-悲しみも天使に帰る
早川めぐみ-Face to Face
GREAT KING RAT-Great King Rat-Bad Woman
GREAT KING RAT-Great King Rat
BRIDE-Show No Mercy
BRIDE-Silence Is Madness
BARREN CROSS-Rock for the King-Dying Day
BARREN CROSS-Rock for the King
ALTEMIS-Messenger from the Moon-Night Messenger
ALTEMIS-Messenger from the Moon
SABBRABELLS
MAD BUTCHER-Metal Meat
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発言している18曲を連続再生 - Youtube



VOLCANO-Irregular-Invaders ★★★ (2018-08-07 10:22:45)

IRON MAIDENのこの曲をチョイスするとは流石のセンスですね
MAY-J並にカヴァー集のイメージがある屍忌蛇さんですが
これをやるバンドのセンスと技量に注目ですね
本家にも負けないバンドサウンドは見事
オリジナルとはまた違うソロが素晴らしい

VOLCANO-Irregular-1789 ★★★ (2018-08-07 10:18:45)

SILVER MOUNTAINのカヴァー
独特のタイム感と哀愁が人気の一曲
こちらはよりタイトでメリハリのあるものに仕上げています
ガルネリウスがやっているので新鮮味は薄かったが
屍忌蛇に良く似合う

HELL FIRE-Free Again ★★★ (2018-08-07 10:00:46)

アメリカの若手HM/HRバンド待望の2nd。前作同様NWOBHM風味満点のオールドスクールサウンドに胸が焦がれますが、全てのおいてスケールUP。ソリッドなへヴィグルーブと鋭利に切れ込んでくるツインリード、アイアンメイデン丸出しだったりするが、彼らはよりストレートでアグレッシブ、マイク・ディメオとトニー・ムーアを足して2で割ったようなシンガーの歌いかたもあり、初期RIOTを思わせるバンドだ。スピードを追求しながらもメロディックなソロなどもRIOT風味と言えよう。
アグレッシブさとメロディアス具合の塩梅が丁度よい、これぞへヴィメタルなサウンド故に飽きのサイクルも速いでしょうが、芸の細かいアレンジと拘りの演奏は、十分にアイデアを練り上げているので満足度は高いと思います。
ベタに敵うもんなし、これぞ純度100%のへヴィメタルでしょうね。

CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Murderfreak Blues (Tommy Lynn Sells) ★★★ (2018-08-06 15:03:21)

世界を見渡しても類を見ないシリアルキラー、トミー・リン・セルズ。幼いころから母親の愛情を受けずに育つ。育児放棄状態の母の元、7歳の時に近所にするオジサンにレイプされる。その関係を元に精神に大きな問題を抱える事となった。
この時、すでに飲酒やマリファナを覚えさせられたというのだから、そりゃ頭もおかしくなるわなぁと憐憫の情も湧くのですが。
これからがエゲつない。14歳で家出、そこからは生活の為に泥棒三昧の日々、最初の殺人は本人曰く、泥棒に入った家の家主が、子供と性交をしてるのを見て逆上して殺したというのが最初。
ここからは、彼が正式に殺人罪で逮捕されるまでの間、自分でも何人手に掛けたか分からい程、殺人に手を染める事に、全ては証言ですが70人以上をやったと言っているが、そんな数字を遥かに超える殺人を犯したでしょう。
レイプ目的で少女を殺し、証拠隠滅のためなら赤子まで容赦
…続き

RIFF RAFF-Give the Dead Man Some Water ★★★ (2018-08-06 14:32:59)

フィンランドのメタルシーンの魁となったバンドの3枚目のアルバム。今回からキーボードに専任ベースも加わり6人体制へと移行。
その成果はオープニングから見事に炸裂。今までのアグレッションも継承しつつも、所謂北欧的な甘美なメロディも舞い上がるサウンドにモデルチェンジ。一般的にも北欧と言えばイメージされる音楽性になりました。
こう感触が変わると気になるのはシンガーの力量、メロディック路線ではシンガーに専任出来るようになったとて、元の声質に問題のあるカリー "イミュ"イルマリネンのパフォーマンスでは満足させるのは難しいでしょう。

初期EUROPEやSILVER MOUNTAIN路線にはチト荷が重いわな。しかし暴走路線からの脱却、そして間口を広げた音楽性には、北欧クサレマニアのハートにグイグイと差し込み、燃え上がる灼熱のオーロラメタルの持つ衝動的な魅力が満載されており、TO
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RIFF RAFF-Give the Dead Man Some Water-Give the Dead Man Some Water ★★★ (2018-08-04 14:56:55)

3枚目のアルバムのオープニング
キーボード加入はこの手のバンドにとっては
不安要素しかありませんが
ここでは上手く融合している
情緒がアップしたパワーメタルソングに熱くなる
もう少しメリハリの効いたミックスにならんかったかねぇ

RIFF RAFF-Robot Stud ★★★ (2018-08-04 14:51:08)

世間的にはこちらがデビュー作だと思われている1982年リリースの2nd。1stと同年にリリース。レコード会社も違うし契約問題とかあったのかなぁと勝手に想像してしまいます。

デビュー作のスカスカの音と比べるとまずは密度の濃さに驚く、演奏もタイトでパワフルだし何もかもが比較にならないソリッドかつハードなロックサウンドを聴かせてくれる。
アグレッシブなリフワーク、心地よく疾走するビート、ラフなパワーを内包したサウンドは大味だが、豪快さとキメの細やかさを共存させつつもドライブ感溢れるハードサウンドは実に魅力的ですね。
個人的にはもう少し歌い込めるタイプの方が好きだがゴツゴツとした骨太サウンドに、このシャガレ声の歌も合う。
完成度や音質も含め、今作から彼らの歴史が始まったと言うべきですね。

RIFF RAFF-No Law 'n Order ★★ (2018-08-04 14:32:10)

バンド名から推察するとAC/DCからの影響も大きいと思うのですが、出している音は、よりソリッドで攻撃的なハードサウンドを披露。出身地が北欧はフィンランドということで、メロディの質など冷ややかな感触がありますね。
リリ-ス時期は1982年、NWOBHMの影響も受けた荒々しいサウンドはAC/DCと言うよりはMOTORHEADタイプに分類した方がよいでしょう。これといった特筆するべき点もないし無難な作りなのだが、フィンランドのメタルシーンの草分け的バンドと呼ばれる彼ら、その古典的スタイルに根差したハードブギーサウンドは懐かしい音色を奏でていますね。それにしてもスカスカの音だなぁ。もう少し何とかならんかったかね。

CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Suicide Journey (Heaven’s Gate Cult) ★★ (2018-07-31 19:36:40)

宇宙と交信するとか言っているカルト集団。生まれ変わりを信じ、魂を新たなる惑星へと運ぶ船に乗せる為、信者40人位で集団自殺により幕を閉じた。

曲としては語りをバックにしたインストタイム。小休止といったところだろう。

CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Confessions of an Embittered Soul (Leonarda Cianciulli) ★★★ (2018-07-31 19:25:13)

レオナルダ・チャンチューリはイタリアの女性殺人鬼。
どうも頭が多少弱かったのか17回も妊娠を繰り返し、生まれてきた子供は早くになるなるか流産。結局4人は大きくなるまで育てる事が出来た。
母親から好きでもない男の子供と言う事でチャンチューリは幼少期から悲惨な体験を繰り返す事に、そんな曲がった環境に飲み込まれ彼女は自殺未遂を起こしたり何故か詐欺罪で服役と波乱万丈の人生を送る。
どうにか小さい町に流れ雑貨屋を営むも、幼少期の壮絶な体験や度重なる不幸を、自分は呪われた運命だと思いこみ、怪しげな占い師の助言にのめり込む事に、そして、戦争に駆り出された息子の為に殺人行為を行う。
息子が無事に帰れるよう、代わりの命をささげる為に近所に住むご婦人を殺害。殺したのは3人だが死体処理がエグい。人間の脂肪分を使い石鹸を作り近所に配る。さらには死肉や血を使いクッキーやケーキなどお菓子を作
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CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-River Demon (Arthur Shawcross) ★★★ (2018-07-31 19:03:58)

ここで語られるはベトナム退役軍人のアーサー・ショークロス。
子供の頃のにうけた母親からの激しい折檻。自分を捨ては男に似ている息子を目の敵に鬼の所業を繰り返し、少年はすっかり人格異常をきたしてしまった。
その生い立ちに抗う事無く暴力的な人間性を増長。そしてベトナム戦争の体験が彼の全てを決める事なる。
死と隣り合わせの恐怖からくるトラウマ経験もあるが、その反面、戦場は彼の暴力的な願望を満たす最高の場所。語られたエピソードの一つがエグい。ベトナムの少女を二人、木に縛り付け片方の首を切り落とし、その鮮血まみれの死体を喰う様を片方に見せつけつると言う地獄のカリバニズムを敢行。マリファナや麻薬の影響もあるのだろうが、おおよそ倫理のある人間とは思えませんね。
退役後は放火に殺人、強盗、レイプ、死姦、人食とマーダーキラーのフルコース。映画でも描けないような世界に目を覆いたくなりま
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紫-PURPLESSENCE ★★★ (2018-07-30 12:56:06)

伝説のオキナワンロックバンド紫が復活。それまでも何度か昔の仲間だ集まり、ライブなど単発はあったが今回は本格的な復帰作となった。2010年にようやく通産3枚目のスタジオフルアルバムなのだが、キャリアは豊富なベテランバンド。
メンバーも往年のメンバー+沖縄を代表するミュージシャンが揃い踏み、聴く前からの期待値は相当なものだった。

もう少しパープル風味満載の70年代がサウンドで回帰するのかと思ったら、思いのほか新機軸を打ち出しており、復帰作第一弾は紫色の虹を現代にアップデートしたというところだろう。
ジョン・ロードが憑依したようなリーダーのプレイは言うに及ばず。比嘉清正と下地行男のベテランアックスメンが繰り出す阿吽の呼吸に導かれるギタープレイに圧倒され最後まで聴きとせました。
特にイントロからバンドの魅力を詰め込んだ大作ナンバーの『INTO THE SUN』、続
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陰陽座-覇道明王-隷 ★★★ (2018-07-30 12:30:18)

起承転結のあるドラマ性がバンドの真骨頂を表しています
これもお得意なスラッシーなナンバー
ヴォーカルパートの分け方も面白かった
2ndヴァースは黒猫ちゃんが歌うんだね

陰陽座-覇道明王-以津真天 ★★★ (2018-07-30 12:27:28)

回転するへヴィなリフワーク
演歌調の歌を乗せるらしい一曲
どこかで聴いた事があるデジャブ感はご愛敬
それも陰陽座らしい
攻撃的なリズムプレイも今アルバムを象徴しているのだろう

陰陽座-覇道明王-無礼講 ★★★ (2018-07-30 12:24:43)

今までのアニソン系のお祭りソングとは明らかに違いロックしてますね
特にキーボードの使い方がズルいな
フックに富んだメロディ
明るくポップなんだがチョイと切なくさせる
アルバム最後の曲なのだが今回のアルバムを象徴するように
最後の最後まで攻めの姿勢を崩さない一曲だった
このバンド過去最強の普遍的ロックサウンドを最後に叩きつけてきたね
渋いなぁ紫の炎の虹ヴァージョン陰陽座風ですね

陰陽座-覇道明王 ★★★ (2018-07-30 12:12:40)

妖怪へヴィメタルなるコンセプトを掲げ活動を続けるベテランと呼んでも差し支えのないバンドの最新作。メジャーデビュー後はドンドン音楽性は拡散、そのおかげで多くのファンを掴む事に成功。このバンドをへヴィメタルとして聴いている人も少ないだろうと思えるほど、ライブ会場は多様なファンを迎え行われていた。
所謂ハードなモノを主食とするファンからは魔王戴天位からバンドとしての停滞感を強く感じるような作風になり、どっちつかずな印象が強くなった。そんな中でコンセプト作『鬼子母神』で往年のスタイルに接近、息を吹き返したと印象付ける事に成功。
その後2枚組ではなく2枚のアルバムを同時にリリースしたり、シンフォニックなサウンドを散りばめたが地味だった前作だったりと、試行錯誤をくりかえしていたように感じる。
なんといっても完全なる類似グループの和楽器バンドが世に出てきた。はっきり言って志向的にもフ
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TOUCH-The Complete Works ★★★ (2018-07-28 16:06:35)

AMERICAN TEARSを率いていたマーク・マンゴールドは、新たな成功を目指すべく音楽性やメンバーを変更。そして辿りついたバンドがコチラになります。前身のバンドではマークのキーボードを軸としたプログレサウンドでもあったが、今作ではその路線を封印。より親しみやすいコマーシャル路線を極めることで成功への足がかりと作った。
オリジナルは1980年、LOUDNESSでもお馴染のATCOと契約、全米デビューとなります。RAINBOWと同じマネージメントだった関係で第一回のモンスターオブロックの参加もあり、デビュー作ながら手ごたえのある成功を収めている。

その名盤が1998年に幻の2ndとのカップリングで復活とはマニアを歓喜させましたね。とにかくDISC①に代表されるような二人のシンガーが絡む叙情派アメリカンハードポップサウンド軸にマニアのハートを熱く濡らしていきます。
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G.I.S.M.-Detestation ★★★ (2018-07-27 16:43:28)

メタルとハードコア・パンクスの融合、わが国を代表するメタル黎明期に表れた異端の存在だったバンドのデビュー作。その個性極まる音楽性は日本だけに留まらず海外でも高い評価をいち早く受けたバンドであり、その唯一無二の個性に影響を受けた海外のデスメタル系のバンドも少なくない。
ファズの掛かった汚らしいギターの奥にある暗黒美が光るフレージングで魅了するランディ内田のギター、噛みつく程に迫力のある歌はメロディを綺麗に歌う訳ではないしハッキリ言えば下手くそだ、しかしキレた狂気と言えば良いのか、そのタカが外れた時の壊れっぷりたるや、正に狂気が孕んでいますね。
ノイジーサウンドを高めるベースの特異性、ドラムの音も引っ込み気味だしアナログ盤なんで、平坦な音作りには難色を示したくなりますが、逆にその低音質が邪悪で禍々しいハードコアサウンドとしての独自性を演出していると思えるから不思議だ。
この
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SYLVIA-Just Sylvia ★★ (2018-07-27 16:04:52)

その輝きは愛の星。シルヴィア-"ユア・マイ・ラッキースター" 噂のシルヴィアいよいよデビュー!!の帯タタキが眩しいです。
日本だけですね。この帯タタキって、盛るだけ盛ったコメントが大好きです。そして邦題が『スウィート・メッセージ』。うーむ、原題は無視であろう。それも日本なのだ。
カントリー系のシンガーということなのですが、思いのほかソフトでロマンティックなポップナンバーが目白押し、カントリーな土臭さは薄味で、あれっ?おもてたんと違う、むしろ邦題のつけ方は大正解じゃんと納得させられました。
ゆったりとしたムードの中、チョイ切ない温和なメロディが心地よく流れていきます。
主役のラッキースター・シルヴィア嬢の歌声は、マイルドだか中音域は太く説得力があり、麗しのヴィジュアルを生かしたメロウ路線をやらされてんのかなぁと勝手に推察してしまいます。この声なら、もっと泥臭いの歌え
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Fury-Fury-In Her Arms ★★★ (2018-07-27 15:38:12)

チョイ切ないメロディと清らかさ
でもってアーシーさもチョイと感じる
キーボードが主体のソフトロックバラード
ベタな作風だけどベタに敵う者なし
エエ感じですよ

Fury-Fury ★★★ (2018-07-27 15:34:29)

リードヴォーカル兼ギターのボビーと、ベースのブライアンによる。ラブランク兄弟によるロックプロジェクトバンドが1985年にリリースしたデビュー作。
憂いのあるメロディとロック然としたダイナミズムを融合させたAOR風味満点のハードポップサウンドは、力強い歌声と相まって独自の色合いを抽出することに成功。押しの強さと爽快感、のど越しの良い清らかさだけではないロックな野性味を出せているのがポイントでしょうね。
あくまでも歌が中心だし、キーボードも全開にアレンジメントしていますから、ゴリゴリのハードサウンドが主食に方にとっては、何を眠たいのきいとんねんと一喝されそうですが、蒸し暑い夏日に耳を傾け、清涼感を体感してもらいたいです。
2016年に待望のCD化も果たしマニアを歓喜させた幻のソフトロックユニットの唯一の音源、メロディ派なら聴いて損はしないでしょう。
ワタクシも10代、
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HOUSTON-Houston-Hold On ★★★ (2018-07-26 22:09:12)

哀愁のハードポップサウンドに胸キュンですね
フックに富んだサビメロが大好物です

HOUSTON-III ★★★ (2018-07-25 14:26:55)

AORロックの旗手として大活躍する若手ソフトロックバンドの3枚目のオリジナルアルバム(合間にカヴァーアルバムあり)。先人達からの影響も包み隠すことなく自分たち流に磨き上げた音楽性は今作でも健在。
潤いに満ちた哀愁美と爽快感溢れるメロディ、そのフックに富んだ癒しのハードポップサウンドは益々磨きが掛かり手抜かりはない。この手のスタイルに大きな変革を求めるマニアもいませんから安心安定のブランドとして楽しんでもらえるでしょう。
商業的な成功も視野に入れた普遍的メロディックロックの旨味、彼らは、その魅力を存分に現代に知らしめていますよ。

WATCHTOWER-Control and Resistance ★★ (2018-07-25 14:15:43)

ジャズ・フュージョンからの変則的なリズムを大胆に取り込んだHM/HRバンドの2nd。このテクニカルサウンドを支えるリズム隊などロック的なアプローチとは一味も二味も違うように、かなり特殊な部類に分類されるバンドだろう。HADESのヴォーカルとして知られるアランのハイトーンも機会的なサウンドにハマり独自性をアピール。なんとも奇妙な感触を残している。
そんな個性的なサウンドの頂点に立っているのはボビー・ジャーゾンベクとは血を分けた兄弟である、ロン・ジャーゾンベクの攻撃的なギターワークに尽きる。変態的なスケールを駆使したギターは縦横無人に駆け回りバンドサウンドを牽引。なかでもゴリゴリと迫りくるリフワークなど、メタルバンドの醍醐味とも言える旨味があり聴いていて爽快だ。
少々ひねくれいる分、聴きやすいとはいかないが、このバンドの美学とも言える狂気に満ちたメタルサウンドを堪能出来るだろう。

JUDICATOR-The Last Emperor ★★★ (2018-07-23 11:49:14)

US産メロディックパワーメタルバンドが2018年にリリースした4th。まずが質の高さに驚いた。お家芸とも言えるドタバタ感はなく整合感のある展開は欧州的な仕上がりを見せ、クセない素直なメロディと洗練度は音だけ聴けばUS産とは思えない出来栄えだ。
⑤曲目の『Spiritual Treason』にはBlind Guardianのハンズィがリードヴォーカルでゲスト参加しているように、目指している世界は完全に、あの音だろう。壮麗なシンフォニックも隠し味にパワー漲るリズムプレイと、高揚感を煽るコーラスパートの導入の仕方など欧州産パワーメタルが大好物な方なら大いに楽しんでもらえるんでしょう。
しかし、この手の音楽に精通していないが故に、モロパクリがあってもワタクシは気がつかないのですが、久しぶりにストレートなメロディックパワーメタルサウンドに触れ大いに刺激をウケました。でも主食にはならんな
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Estate-Fantasia ★★★ (2018-07-23 11:20:34)

ロシアン産シンフォニックパワーメタルバンドが2014年にリリースした記念すべき1st。この手のサウンドを支える上では重要なキーボードの壮麗なプレイ、多彩なアイデアを具現化するサンプリグなど根幹を大いに支えている。パワーメタルサウンドの推進力となる屈強なリズムプレイ、その欧州的なシンフォニックパワーメタルは、ワタクシが通常楽しむロシアンなマイナー臭は皆無、むしろハロウィーンに代表されるような爽快感と明るいポジティブな楽曲も多くあり、やや拡散傾向ではあるが、そちら方面に詳しいマニアなら楽しめる要素も大でしょう。ただワタクシは、あまりシンフォ系のパワーメタルは聴かないので、恐ろしいくらいのアイデアの流用があっても気がつかないので、強く言えないのですがね。
高揚感と清々しいまでのメロディを纏い駆け抜ける疾走ナンバーの数々は、無理をしない堅実な演奏と相まって、エエところ突いてくんなぁとなるか
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BLITZKRIEG-Absolute Power ★★★ (2018-07-22 13:40:27)

なかなかメンバーは固定されないがコンスタントに作品をリリースしていた英国のベテランバンドが前作から4年ぶりにリリースしたフルアルバム。オープニングからシンプルでアッパーな楽曲が飛び出し掴みはOK。前作よりもパワフルかつストレートな曲調を主体とした楽曲は聴きやすさも手伝い初見の視聴感は上々だ。とは言いつつも似たようなテンポの疾走ナンバーが続く為に、飽きるのも速いという欠点はあるが、気分に合わせチョイスして聴けば問題はないと思います。
ブライアン・ロスの雰囲気ものの歌声が英国的なムード満点の楽曲に乗るだけで、それは強烈な個性となりビッカビカに輝いてるから不思議なものだ。例えJP風味のナンバーがあろうともロスの個性により、全てを退けさせるのだからマニアならずとも楽しめる要素も大ですね・時代遅れな昔のスタイル、それは生産性のない過去の再構築なんだが、普遍的なHM/HRを伝え続けることの重要
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-44magnum Tribute Album ★★ (2018-07-21 13:16:31)

2008年、関西の重鎮、ジャパメタブームの立役者44MAGNUMがデビュー25周年を迎えた。そんあメモリアルな記念日を祝うが如くリリースされたのが今トリビュートアルバム。
参加メンバーも豪華で
①「SATISFACTION」EARTHSHAKER

②「YOUR HEART」二井原 実 プロジェクト
Vo.二井原 実 G.田川ヒロアキ B.山下昌良 Dr.ファンキー末吉
 

③「STREET ROCK’N ROLLER」柴田 直人 プロジェクト
Vo.坂本英三 B.柴田直人 G.内田亮介 D.マサキ

④「THE WILD BEAST」TABLET Y2K8

⑤「DANCING WITH YOUR LOVE」Paul-Position(Wizout Paul)「DANCING WITH YOUR LOVE」
…続き

SEAX-Speed Metal Mania ★★★ (2018-07-20 16:14:30)

US産スピードメタルバンドが2016年にリリースした3rd。限定枚数によるアナログの自主製作盤と言う事ですが、2ndとのカップリングでCD化もされていますのでパッケージに拘る方にも安心ですよね。

とにかくスピード・スピード・スピードと四の五の言わずに突っ走っていきます。オールドスクール丸出しのパンキッシュなスピードメタルが好きな人なら大いに楽しめるでしょうね。この頼りがいの無い素っ頓狂なハイトーンも、マニアにとっては味わい深いものに変換されるのだから、恐るべしマイナーメタルの世界です。まさに魔境だし、この暴走感に向こうにある、鼻腔を擽る浮腐臭漂う暗黒美が、これまた魅力的じゃないですかね。
その魅力を司るのが爆裂感を煽るリズム隊だし、叙情的なフレーズで切れ込む事もあるツインギターのよるものでしょう。

FAITH AND FIRE-Accelerator-Ready ★★★ (2018-07-20 15:50:05)

モダンさもあるが
このグルーブをストレートなロックサウンドに乗せるとは
ベテランの味ですなぁ

FAITH AND FIRE-Accelerator-Breathe ★★★ (2018-07-20 15:47:59)

メロディアスですねぇ
温かみのあるメロディにホロリとさせられます
トニー・ムーアもこんな風に歌えるんだと驚きました
このアーバンなムードに酔いしれますね

FAITH AND FIRE-Accelerator ★★ (2018-07-20 15:45:45)

RIOTのマイク・フリンツがシンガーにかつての盟友トニー・ムーアを迎え結成されたバンドの記念すべきデビュー作。この自主制作盤に目をつけたのがメロディ派ご用達のAOR HEAVEN傘下のMetal Heavenからリリースされています。また1年遅れでAvalonから国内盤も出ているんですね。ワタクシは最近ダウンロード盤で手に入れたのですが、このような貴重な作品が労せず簡単に手に入るのは本当に嬉しい限りですよ。

終始リラックスムードのメロディックなミドルナンバーが中心の作風ですからTHUNDERSTEELパート2的なものを期待すると完全に肩透かしを喰らうのですが、落ち着いたリズムプレイと聴かせる事に終始した楽曲は聴き応え十分、トニー・ムーアも中音域を駆使し温かみのある人間臭い歌声を披露。あの線の細いハイトーン一辺倒に陥らずに、やはりリラックスして歌っているのが思いのほか音楽性に
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BLITZKRIEG-The Mists of Avalon ★★★ (2018-07-19 13:31:14)

The Mists of Avalonというタイトルのファンタジー小説があるのだが、今作はその物語を題材としたコンセプト色の強いアルバムなのだろう。特にオープニングの①なんで20分もある組曲形式だから、その気合いの入りようが分かるでしょう。
とは言いつつもNEAT RECORDSなんで音質は期待できないから不発弾で終わるのが残念。全般的にメリハリがないのがね。それでも前作にはなかったへヴィなミドルナンバーもありと作品として迫力は倍増、ポップでキャッチーなメロディを沸々と燃え上がる、ブライアン・ロスらしい歌い回しで自分色の染め上げる姿には一日の長を感じ、どこかで聴いたことのあるフレーズがあったとて、気にならないと思わせる手腕に引き込まれますね。
パワフルなへヴィメタルサウンドに持ちこまれる森の奥深くに立ちこめる霧、そのモヤモヤ感と独特のメロセンスが、このバンド最大の魅力だろう。
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BLITZKRIEG-Ten ★★ (2018-07-19 13:13:08)

1991年に『Ten Years of Blitzkrieg』というタイトルのEPをリリースしている彼ら、今作はそのアルバムにセルフリメイク作に新曲を5曲追加してリリースされたもの、国内盤は当時ブイブイと言わせていたPony Canyonからリリースですから驚きですよ。そんな企画モノですが、彼らの初期の楽曲が簡単に聴けたりと悪くはないが、どちからと言えばコレクター向けの一品と言えよう。
でも8曲目のタイトルがSATANのデビューアルバムと同じ『Court in the Act』とか見つけちゃうと、聴きたくなるんですよね。

BLITZKRIEG-Unholy Trinity ★★★ (2018-07-19 12:59:46)

デビューが遅かった為にイマイチ認知度が低いNWOBHMなサウンドと裏テーマとも言えるキャッチーさを引っ提げた音楽性は完全復活と呼ぶに相応しい再始動フルアルバムとなった。
全17曲入りの為、どうしても中だるみはあるのだが、一曲の完成度は高く、英国的憂いのあるモヤモヤサウンドと主役たるブライアン・ロスの沸騰型ヴォーカルもガッチリと噛みあい独特の世界観を醸し出す事に成功。怪しげなホラーテイストも懐かしい響きだ。
短いSEも込みで17曲、その割にランニングタイムは短めの58分なのだが、それでも長尺を感じさせるCD時代の欠点みたいなものが、最大の評価を分けるでしょう、意外と拝借フレーズも多めだったりするのも気になるだろう。
しかし95年に、往年のサウンドで帰還した事実は、相当な勇気と覚悟がいる事だったろうに、完全に時代遅れの音だもんね。
これ以降、活動をコンスタントにとはい
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早川めぐみ-Face to Face-Endless Night ★★★ (2018-07-17 19:20:02)

作詩はブリザードの村上孝之
作詩はフェンスオブディフェンスの西村麻聡
キーボードを前面に出したオシャレ感の強いポップロック
歌メロの泣かせ具合がエエ感じです
めぐみちゃんにも合ってるね

早川めぐみ-Face to Face-サイレント・チャーミング ★★ (2018-07-17 19:14:35)

メロディックなギターが印象的です
無理に力まないのは良かったが個性が死んじゃったなぁ

早川めぐみ-Face to Face-ダンシング・イン・ザ・レイン ★★ (2018-07-17 19:11:56)

作詩三浦徳子/作曲佐藤健
うーむ歌謡曲なソングライティングチームですなぁ
懐かしめる人も多いのではないでしょうか?
メロディックな歌メロが印象的です
アップテンポな歌謡ロック

早川めぐみ-Face to Face-悲しみも天使に帰る ★★★ (2018-07-17 19:08:00)

作詩作曲中島優貴のペンによるバラード
雰囲気のあるスケールの大きなバラードなのだが
めぐみちゃんの力量がおいつていない
でも中島の曲の強さが聴かせてくれる
昭和臭がキツイなぁ

早川めぐみ-Face to Face (2018-07-17 19:02:39)

歌謡・メタル・エンジェル めぐちゃんのデビューアルバム! あなたのハートを逮捕する!!この帯タタキがデビュー作でした。我らがメタル・エンジェル早川めぐみが1986年にリリースしたラストアルバム。アルバム毎に音楽性がライトな方向性に向かっているが、今作から参加メンバーの記載がなく、楽曲提供者もゴリゴリのメタル系アーティストが消えた為に(③はC-C-Bです)まぁ、路線変更はしたんだろうなぁと思っていましたが、完全にHM/HRから脱却しましたね。アン・ルイスくらいの歌謡ロックかと思ったのですが、もっと振りきりました。
これくらいポップな方が彼女的に歌いやすいのでしょうが、逆に歌唱力不足も目立つ結果になったのは因果なもんですなぁ。
ちなみに7曲目のサイレントチャーミングは松本孝弘作曲です。アルバムの中で一番ギターが活躍する曲でしょうね。
打ち込み系も昭和歌謡も飲み込めるマニアな
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GREAT KING RAT-Great King Rat-Bad Woman ★★★ (2018-07-17 18:39:21)

アナログ盤には入っていないCDのみのボートラ。
WHITESNAKE風味満点の王道ロックサウンドが心地よい。

GREAT KING RAT-Great King Rat ★★★ (2018-07-17 18:37:16)

北欧はスウェーデン産の70年代型のブルージーなサウンドを基調としたHM/HRバンドのデビュー作。個人的には、シンガーのリーフ・スンディンがM.S.Gで歌っていたのが、このバンドを知ったきっかけでリアルタイムでは知らなかったのだが、有機的なギターとグルーヴィーなリズム、そして北欧的なクリアーさと粘りつく情念が丁度よいサウンドは、どの楽曲も充実しており、何故売れなかったのか不思議でしたが、国内では93年にSABER TIGERやELIZAなど北海道のメタルバンドに強かったファンダンゴレーベルだったから大きな販売網を持っていなかったんですね。当時としては旬な音楽性だったので、やはり広告はしっかりせんとウケんわなぁ。
リーフのチョイハスキーで繊細な歌い回しは絶妙な空気感を生み出し、そこにギターのポンタス・ノルグレンがエエ感じの間を作りだしている、技巧的な面もさることながら人間味があるのだ。
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BRIDE-Show No Mercy ★★ (2018-07-17 18:21:45)

デールとトロイのトンプソン兄弟を中心に結成されたUS産の正統派HM/HRバンドのデビュー作。アメリカのバンドとは思えない欧州的なエナジーが迸っており、メロディに拘った展開は聴きどころも多い。またシンガーのデール・トンプソンは力強いハイトーンを武器に多様なスタイルで楽曲を歌い上げている。ド直球のHM/HRサウンド故に類似性も気になるだろうが、質の高いパフォーマンスは聴き応え十分。マイナーメタルを愛する猛者なら、大いに楽しめるでしょうが、メジャー級の商品が主食のかた方には、少々敷居が高いだろう。曲の出来不出来や拝借具合による個性不足など弱点を露呈する場面も多いからです。
でも昨今のリバイバルブームの中で見える、過去の食いつぶしよりは前向きな面もあり、この時代ならではの前のめりのハイエナジーサウンドは、懐かしさもあり好意的に受け止めてしまいます。HM/HRのらしい部分をしっかりと強調して
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BRIDE-Silence Is Madness ★★ (2018-07-17 17:57:16)

アメリカの正統派HM/HRバンドの3rd。時代性を加味したL.A風味の曲もあるが基本路線はメイデンやJP風味の硬派なスタイル。テクニックもあるし曲作りも先人達のアイデアを元に自己流に研磨しており(やり過ぎ感MAXもあり)、その辺りの作り込み具合にニヤニヤと笑みもこぼれてしまうのですが、上手い事やってくれていますね。
アメリカンな味付けがある分、欧州的な湿り気はないがヌルッとした光沢のあるメロディは、やはりUS産だよなぁと納得させる魅力があり、多様性が散漫な印象を与えるかも知れないが、へヴィメタルを追求する姿勢は大いに買いでしょう。
一応、このバンドもクリスチャンメタルに分類されるようですが、音だけ聴けばサッパリわかりません。
ちなみにデビュー作が権威ある雑誌において、しかも日本一権威あるメタルゴットの口に合わず酷評を受けた為、日本ではサッパリ知名度も人気もありませんが、
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BARREN CROSS-Rock for the King-Dying Day ★★★ (2018-07-15 02:43:12)

オープニングを飾るシャープな疾走ナンバー
メロディックなサビメロなど一発で耳に残るリフレインも用意
彼らと言えばこの曲を上げるマニアも多い

BARREN CROSS-Rock for the King ★★★ (2018-07-15 02:40:10)

カルフォルニア産クリスチャンHM/HRバンドの記念すべき1st。1990年に再発されたMedusa Records盤にはライブ音源が6曲追加されたものもあります。ちなみに国内盤もあるそうですが見た事無いので詳細が分からん。

英語がサッパリなので歌詞の世界観は分かりませんが曲だけ聴けば、このバンドがクリスチャンメタルとは思えない。バッキバキの正統派US産メロディックパワーメタルサウンドを披露。本当にゴリゴリの王道を闊歩する姿にクリスチャンメタルってのはAOR系のバンドが大半なんだろうという認識を覆される事になりました。

ブルース・デッキンソンから影響を受けたシンガーの歌い回しもドハマりの拘った展開のメタルサウンド、シャープに切れ込んでくるギター、バッキバキのベースとパワフルなドラミング、それらがガッチリとハマった時のスケールの大きさには可能性を大いに感じさせます
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ALTEMIS-Messenger from the Moon-Night Messenger ★★★ (2018-07-10 07:23:32)

愛するべきコテコテの関西様式美メタルサウンド
その寸分の狂い無き世界観にズブズブと溺れていきます
溺愛指数100%の音なんですよね
まともな判断が出来なくなるんですよねぇ
マニアじゃない人にとっては聴いた事あるような曲調なんですが
これは皆でシェアしていい世界観なのです

ALTEMIS-Messenger from the Moon ★★★ (2018-07-10 07:18:03)

知る人ぞ知る関西様式美メタルバンド。個人的には詳しいバイオはサッパリだが、ガンズやX-JAPANのおかげで、世間にメタルを聴く人が一時期増えた。その時に友人から聴かせてもらったのが、彼らが唯一リリースした4曲入りのデモテープ。
中低音域を駆使しつつも力負けしないハイトーンも聴かせる女性シンガーの頼もしさや、ツボを突きまくる様式美ギターとキーボードの絡み。確かに音質は良くないし、時間を掛けたレコーディングではない粗引きなサウンドだが、この実力は疑いのないものであり、国産様式美と言えばWOLF、BABYLON、DANCER、TERRA ROSA、HELLEN、PRECIOUS、HURRY SCUARYといったバンドと比べても見劣りしない輝きを放っています。
特にバックの演奏が素晴らしいが、歌が弱いと言われる日本のバンド、上記先輩たちも歌の弱さがネックになっていたバンドもあるのだが
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SABBRABELLS ★★ (2018-07-10 06:50:57)

高橋喜一さんの完全復活によるライブも行ったサブラべルズ。
再結成に期待を掛けたいが今年の年末に以下の限定商品のアナウンスが入るとは。
つい最近、キング時代の作品出したばっかりなのだが

個人的には未発表音源集や聴いた事のないシングルヴァージョンのDOGFIGHTなど興味が尽きない。
そしてDVDとして蘇った埼玉の会館によるライブ映像のDVD化にALL NIGHT METAL PARTYの映像も大きい。
普段はスルーするパッケージ商品なのだが今回は興味あるわ~
ずるいわ~メンバー監修最新デジタル・リマスタリングと豪華そうなブックレットってねぇ。

『SABBRABELLS COMPLETE BOX』
[完全限定プレス盤]
■全11枚組[Blu-spec CD9枚+DVD2枚]
◆紙ジャケット仕様
◆メンバー監修最
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MAD BUTCHER-Metal Meat ★★ (2018-07-10 06:36:34)

ドイツを代表するへなちょこスピードメタルバンドが1987年にリリースした2nd。勇ましいアルバムタイトルに期待も寄せますが、前作を踏襲するような雰囲気モノのアグレッションと頼りない運転によるスピードサウンドを楽しめるかが最大のポイント。
よほどのクサレメタルマニアじゃないと喜べないと断言してしまうのだが、一たび耐性が出来たらもう抜け出せません。しっかりとしたプロダクションとタイトな演奏を心がけるともっと良くなるぞ、一軍、二軍を行ったり来たりする谷間の先発投手にコーナーを攻めろ、ボール先行になるな!など声を掛けたくなる、あの心境に似た愛着を覚えるでしょう。
やりたいのは厳つ目のスピードメタルもアイデアも演奏も追いつかないが、とにかくメタル愛に溢れた一品だ。前作より無理をしないで歌うヴォーカル。時より切れ込んでくるツインギターの可能性、ワタクシは長所を愛でるタイプなので、4年に一
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