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失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2951-3000
SABRINA-サブリナ
BUTCHER BABIES-LILITH
DESPERADO-Bloodied, But Unbowed
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Cozy Powell Forever
虹伝説-虹を継ぐ覇者
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Weiss Heim
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Candlelight - Throw Down the Sword
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Catch Your Train
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Fire Dance
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Nothing to Lose
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Since I've Been Loving You
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-You Fool No One
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Waiting for an Alibi
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Ready for Love
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-The Look in Your Eye
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Turn Up the Night
柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Over the Hills and Far Away
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Who do They think We are ? -A Tribute to Deep Purple From Japan
影山ヒロノブ-聖闘士星矢 BOYS BE 〜君にあげるために〜
MAKE UP-聖闘士星矢 ヒット曲集
JUDAS PRIEST-Firepower-Never the Heroes
JUDAS PRIEST-Firepower
JOE SATRIANI-What Happens Next
POISON DOLLYS-Invasion
PRINCESS PANG-Princess Pang
RANDY JACKSON'S CHINA RAIN-Bed of Nails
LIGHTNING-JUSTICE STRIKE
Valkyrie-Goddesses of Thrash
GRAND PRIX-Tears & Soul-Bodies
GRAND PRIX-Tears & Soul-Never Lose Your Love
GRAND PRIX-Tears & Soul-Down
GRAND PRIX-Tears & Soul
Shy Blue-Crime and Pain
ROBIN MCAULEY-Eloise
ROBIN MCAULEY-Eloise-Don't Say Goodbye
ROBIN MCAULEY-Eloise-Eloise
DEMON ANGELS-Time of Confusion
MAGNUM-Goodnight L.A.
MAGNUM-Sleepwalking
MAGNUM-Escape From the Shadow Garden
MAGNUM-Lost on the Road to Eternity
APPICE-Sinister
北斗の拳-北斗の拳 Original Songs
S.A. SLAYER-Prepare to Die-Final Holocaust
S.A. SLAYER-Prepare to Die-Prepare to Die
S.A. SLAYER-Go for the Throat
RIOT V-Unleash the Fire
ESCLAVITUD-Return to Eden
ATTENTAT ROCK-Strike
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SABRINA-サブリナ ★★★ (2018-03-23 14:05:20)

限りないロマンが翔け巡る、このスペイシーな感覚が、いま新鮮。
“サブリナ”のドリーミー・ロック!!中島優貴率いるサブリナの爽快なハード・パワー・ポップ、
80年代特有のカラフルかつキャッチーなサウンドが懐かしくも新しい!!

上記の紹介文ピッタリの音でしたね。
ミュージシャンとして類まれな才能を持ち合わせていた中島優貴、その枠に収まりきらない才能は、無国籍サウンドとして広く知られたHeavy Metal Army~Eastern Orbit、そしてソロと制作活動に精を出すも、思った成功は得られなかったのか?
次に着想したのが本格派ガールズメタルバンドFlying Visionのヴォーカリスト田中志摩子らと結成されたこのバンドが進んだ道は、歌謡テイスト満載のポップロック路線、特に②のようなタイプの曲は大きく評価を分けるでしょうね。
その合間に③⑤と
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BUTCHER BABIES-LILITH ★★ (2018-03-23 13:18:26)

ハイディとカーラのメタルディーバを擁するインダストリアル系のへヴィサウンドをブチかますショックロックバンドの3rd。
近代的なバッキバキのデジタルノイジーメタルコアを主軸としつつも、非常に親しみやすいポップセンスとキャッチネスさがあり、その中に混ぜ込まれる普遍的なメタルにも通ずる様式、そのバランス配合は楽曲によって変わるが、基本はあらゆるスタイルの飲み込んだミクスチャーラウドロックだろう。
へヴィでダークな色彩美の中で、エモーショナルな優美さと耽美主義が激しくぶつかり合い、前衛的感性が鋭い矛先となり突き刺さってくるもシーケンスとループを用いるグルーブに押しつぶされる事もなく、親しみやすいサウンドの中で各スタイルが自己主張しているのが面白い。
この手の、スタイルの音楽には日頃も全く触れる機会もなく、門外漢も甚だしいオジサンですが、アメリカのバンド特有の冷たいコンクリートメ
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DESPERADO-Bloodied, But Unbowed ★★★ (2018-03-21 12:10:08)

レーベルの意向を受け制作されたTwisted Sisterの『LOVE IS FOR SUCKERS』セールスも振るわなかったが、主役たるディー・スナイダー自身も不満があるのか、いち早くバンド活動に見切りをつけ動き出したプロジェクトがこのバンド。
ギターはパンク畑出身でもあるバーニー・トーメ、ドラムは燻っていたクライブ・バー等に声を掛けレコーディングがスタート、1989年にはリリース予定だったが直前でエレクトラレコードから契約解除、その為に長らく埃に埋もれていた作品が1996年にひっそりとブート盤として世に出回る事に(後年2007年には正規盤がACEというタイトルに変更され出ます)その出来栄えが、実に時代を見越したブルージーかつハードな70年代型のロックを意識したメタルサウンドだった事に驚かされる。流石はディー・スナイダー、先見の目があったんですね。1989年と言えばシーンの潮目と
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Cozy Powell Forever (2018-03-20 13:33:51)

あれ??100%コメントしていると思っていましたよ。とほほ…

柴田直人が中心となり制作されたコージー・パウエルのトリビュート盤に対抗するべく、柴田と世界一不仲の樋口宗孝が音頭をとりリリースされた企画モノ。
個人的に、樋口のドラムプレイからコージーを感じた事がなく、彼もインタビューでジェフ・ポーカロを大絶賛するタイプだ。あのリズム巧者のジェフと、頑固一徹のコージーでは正反対だし、そもそも樋口はワンバスだ。もろにジョン・ボーナムだろうよ。
そんな中でのコージーカヴァー大会に一抹の不安が…そして参加メンバーの畑違い感にも更なる不穏な空気を生み出すのだが、やはり当時としては、お客さんからステージに立つと、氣を貰う発言でファンを戸惑わせ、最終的には俺には神が宿っているらしい発言まで飛び出した事が影響したのか、袖を分かつ事になった高崎晃との共演、所謂オリジナルLOUDNES
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虹伝説-虹を継ぐ覇者 ★★★ (2018-03-20 12:52:05)

国内アーティストが結集したDEEP PURPLEのトリビュート盤の成功に気を良くしたのか、満を持して、あのRAINBOW伝説を母体とした究極のカヴァーアルバムがリリース。梶山章と森川之雄のコラボを、これが最大のポイントとなったが、バックを固めるメンバーも気心の知れた仲間を集め、このメンツによる活動を視野に入れたラインナップとなっているのも見逃せません。
個人的には、ゲスト参加の本家からの二人、ジョー・リン・ターナーとデイブ・ローゼンサルはいらないと思うが、森川とデュエットしたりと、それなりの話題性もあり、売上げアップに貢献したでしょう。

EARTHSHAKERの工藤はコージータイプのドラマーとして知られているが、この成り切りぶりにファンは大喜びでしょう。主役たる沼津のグラハム・ボネット森川の歌唱に問題無、このプロジェクトに相応しい人物だ。特にパワーシャウト一発を決める
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柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ ★★★ (2018-03-18 15:27:04)

個人的には待望だったSTAND PROUDシリーズの第2弾。しかも柴田直人師匠が手掛けるとなればね。個人的にはLOUDNESSでも活動に、彼らしさを感じていなかったので余計に期待も大きかったです。
屍忌蛇ヴァージョンと比べると明らかに一つ上の世代のアーティストによる選曲も多く、あえてベタなものは外したなと思える。実力派のバンドの隠れた名曲の再発見的な役割を担い、その拘りの選曲と渾身のプレイに魅了されました。
中でもリッチー・ブラックモアを素人の小西昌人という人物に担当させたのが凄い。やはりプロなら自分の色を出し、そんなにリッチーしていないものだが(1996年に出たDEEP PRUPLEのカヴァーがイイ例ですよ)、小西氏は完コピでしたね。
リラックスして歌い二井原実のパフォーマンスも良かったが、特に彼が低音で歌う⑤なんて新たなる魅力だろう。流石は柴田直人のサジェスチョンと
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柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Weiss Heim ★★★ (2018-03-18 15:05:13)

ベーシストがこれを選ぶ
主役は自分ではない楽曲なんだという
柴田直人師匠の心意気が思いっきり伝わります
しかもリッチー役はミュージシャンじゃない小西昌人
アルバムを締めくくるのに相応しスローナンバー
オリジナルと聴き比べてもそん色のない出来栄えに脱帽
特にリッチーぶりには驚嘆あるのみ

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Candlelight - Throw Down the Sword ★★★ (2018-03-18 15:02:06)

これぞ柴田直人師匠のルーツ
フォーキーな英国サウンドに酔いしれます
佐藤&柴田のツインギターも素晴らしいです
ここでは歌も柴田師匠が入れています
思い入れの強さを窺い知れますよね

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Catch Your Train ★★★ (2018-03-18 14:55:52)

トーン一発で足立と分かるギターが凄い
クラウス・マイネをNOVが歌うってどうよと思っていましたが
出来の良さに土下座で謝罪します
リズムプレイはオリジナルよりカッコいいな
このメンツによって暗く湿った初期のスコピを見事に演じきっています
それにしても足立は上手い
彼に必要なのはベストメンバーですよ

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Fire Dance ★★★ (2018-03-18 14:52:11)

やたらと過小評価されるジョー時代のRAINBOW
その中で選ばれたのがこの曲
正直嬉しくてガッツポーズが出ましたね
個人的にはKILL THE KINGなどと双璧をなす大好物な一曲です
オリジナルの味を完全に再現
高浜のキーボードは圧巻
サラリーマン小西氏のリッチーぶりに脱帽
KATUJIさんもチャック・バーギみたいにキッチリ叩いています
芸の細かい好カヴァー
今アルバムのハイライトです
もっとジョー時代も聴いてくれい

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Nothing to Lose ★★★ (2018-03-18 14:48:10)

イントロの音は絶対に拘りましたね
厚見玲衣による渾身のプレイに引き寄せられます
U.Kのカヴァーですが
あえて親しみやすいポップなものを選んだんでしょう
その辺りが流石ですよね
歌うは日本のPink Floydと呼ばれた四人囃子の佐藤満
それにしても本間は多彩なドラマーだ
ヴァイオリンも素晴らしい
今アルバムの中で一番好きなカヴァーです

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Since I've Been Loving You ★★★ (2018-03-18 14:43:29)

北島健二のジェフ・ベックは流石ですね
本当にうまい
そして人見元基のパフォーマンスは圧巻です
大内の柔軟さも良かったね

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-You Fool No One ★★★ (2018-03-18 14:40:56)

柴田&本間のANTHEM組による成り切りぶりに驚いた
カヴァーデイルなら高谷学でしょう
サラリーマンにリッチーを弾かせた柴田師匠の英断に驚いた
そして小西さんは見事に弾いていますよ
ある意味このカヴァーアルバム最大の目玉でしょう
聴いていて笑いが止まりません
歌以外まんま第3期なんだよなぁ

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Waiting for an Alibi ★★★ (2018-03-18 14:37:28)

この曲を選んだのも憎い
二井原実先輩も低いところを上手く歌っていましたね
セクシーですよ
ツインギターは屍忌蛇と柴田師匠
上手くカヴァーしていますね
オリジナルを聴きなおしましたよ

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Ready for Love ★★★ (2018-03-18 14:34:37)

見た目とは裏腹な繊細なタッチのピアノで魅了する三柴
枯れたギターで期待に応えた小暮武彦
そして下山武徳のエモーショナルな歌声に酔いしれます
改めてオリジナルの良さを再確認しました

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-The Look in Your Eye ★★★ (2018-03-18 14:31:50)

グレン・ヒューズとは全く違うタイプの小野正利先生が見事に歌いきっています
オリジナルのポップさを殺さないアレンジと出来栄えに脱帽
柴田直人師匠の仕事ぶりに目を細めますね
小野先生の抜擢は大正解です

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Turn Up the Night ★★★ (2018-03-18 14:29:15)

この曲を選んだセンスが憎い
メタリックな疾走ナンバーを的確に再現
声質は違うが二井原実先輩のロニーぶりも楽しみましょう
屍忌蛇も弾いてるわ

柴田直人-STAND PROUD! Ⅱ-Over the Hills and Far Away ★★★ (2018-03-18 14:25:00)

柴田直人が本格的に歌入れしています
森川の歌も入ってきますが自分のパフォーマンスと比べてどう思ったのでしょう
次のレコーディングからは優しくなったと思いますよ
アイリッシュフレーバーたっぷりのオリジナルを遜色なくカヴァー
オリジナルは打ち込みでしたが
ここでは本間がカッチリと叩いています

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Who do They think We are ? -A Tribute to Deep Purple From Japan ★★★ (2018-03-18 14:19:37)

わが国を代表する豪華アーティストが一堂に会して制作された渾身のトリビュートアルバム。
所謂、アーティストに由来されない名前だけのメンバーが揃ったのではない、適材適所にメンツが収まったと思える愛のある選曲とアーティストに興奮を覚えますね。特にシーンから遠ざかっていたブレイズの池田とプレシャスの梶山の名前がある事に驚かされました。確かにウリ川本関連の企画ではありますが、この二人が参加している事で、今作の本気度が聴く前から伝わってきます。
特に沖縄のパープル、紫から宮永とジョージ紫の参加も、当然と言えるし、一番意外だったのはレーベルの意向もあったのかデーモン閣下が参加しているくらいなもので、後は本当に、これぞなメンバーが揃っています。知らない人には以外に思われるB’zの増田隆宣は、本来はコチラのフィールドで語られるアーティストだったので全然以外ではないのですよ。むしろ、向こうの活動
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影山ヒロノブ-聖闘士星矢 BOYS BE 〜君にあげるために〜 ★★★ (2018-03-17 13:11:52)

『アニソン界のプリンス』今では、そう呼ばれ親しまれるLAZYの影山ヒロノブ。昔、NHKの歌番組で、アニメソングを歌う事に抵抗があり、特撮の戦隊モノを歌う際にはKAGEなる変名で歌を入れたという話をしていました。確かに昔はアニメの主題歌を歌う≒都落ちというイメージは確実にあった。その後、水木一郎や堀江美都子と営業を行う事の、そこで起こった子供たちの声援、さらには、諸先輩たちのアドバイスに開眼。アニメソングを歌うという事の尊さを知り、この世界で生きてくことを本気で決めた影山ヒロノブ。その後ドラゴンボールの主題歌を歌い、成功を収めるのですが、今作はそんな開眼時に影山ヒロノブ&Broadway名義で制作された、聖闘士星矢ヒット曲集の第3弾。

楽曲提供のみならず演奏も元MAKE-UPの松沢を中心としたBroadwayのメンバー敢行。MAKE-UPのシンガーが影山ヒロノブに変わっただけ
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MAKE UP-聖闘士星矢 ヒット曲集 ★★★ (2018-03-17 12:46:58)

人気漫画のアニメ版に収録された楽曲をひとまとめにしたのだろうか?詳しいバイオは知らないがMAKE-UPのメンバーが全曲手掛けている、実にMAKE-UPらしいメロディックな楽曲が収録されたロックアルバムでした。

正直、車田正美の世界観というか絵が苦手で、ファミコンのゲームでやったゴールドクロスとの戦いあたりしか知らないので門外漢も甚だしいワタクシですが(結局フェニックスの一輝が一番強いんじゃないのか?)
この『聖闘士星矢 ヒット曲集』と銘打ったアルバムのクオリティの高さには本当に驚きました。当然アニメの世界観を投影した歌詞だし、サウンドプロダクションもそれ相応ですよ。
しかし山田の情念たっぷりの粘着ヴォイスは全開、松沢もキッチリとハードなプレイを見せつける場面もあったりと、アニメソングと言う枠組みの中で全力でハードサウンドを叩きつけており、テクニックよりもフィーリ
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JUDAS PRIEST-Firepower-Never the Heroes ★★★ (2018-03-16 16:14:36)

ベーシックです
王道です
これぞブリティシュメタルです
今っぽさと伝統が融合しています
流石の一撃でしたね
聴き込む程の味わい深い一曲でしょう

JUDAS PRIEST-Firepower (2018-03-16 16:08:41)

動画サイトなどで先行配信されたタイトルトラックの『Firepower』を聴いた時から嫌な予感がしていた。その過去の財産を当てにした作風と、近代的なサウンドメイクによる奥行きのなさ、前作『REDEEMER OF SOULS』の時から、リフワークなどで顕著に感じられる、所謂、英国的な翳りと深みの欠如が相当気になる楽曲だった。『REDEEMER OF SOULS』はアルバム全体が70年代的スタイルに重きを置いていたので、古めかしい作風と近代的シャープな音像のリフと言うのも、新旧のサウンドを両立させたと好意的に受け止める事が個人的には出来たが、今回のような80年代的な、しかもJP自らが作り上げた純度100%のHM/HRサウンドとなると話が別です。その違和感を拭えないサウンドメイクと、過去の流用、その二点と折り合いをつけれるかが最大のポイントだろう。

そういう疑念も持たない方であれば
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JOE SATRIANI-What Happens Next ★★★ (2018-03-16 15:01:49)

天才ギタリストの名を欲しいままに、世界中のアーティストから尊敬と憧憬の念を抱かれる、ジョー・サトリアニ教授が放つインストアルバム。今回の目玉は何と言ってもベースにグレン・ヒューズをベーシストに専念させた事がポイント。お互い気心の知れたドラムのチャド・スミスとグレン、ジョーの3人から繰り出されるイマジネーションの数々に、興味は尽きませんが、とにかくジョーのギターワークと多彩なサウンドプロダクションの凄み、ギターという楽器を自由に操りつつも、難解なフレーズや実験的な要素が強く、ギターを弾かないモノには小難しいと感じさせるといった演出も一切なく、非常にストレートなロックギターインストとして楽しめるでしょう。
サラリと派手なテクニックを盛り込んでくるが、それ以上に素直なメロディとトーン一発、ムードで酔わせるギタープレイで聴き手を魅了。疾走感のあるロックインストからフュージョン系は勿論、デジ
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POISON DOLLYS-Invasion ★★★ (2018-03-13 13:58:54)

わが国でも昨今の嬢メタルブームの盛り上がりには驚いていますが、有名なのはMOTORHEADの妹分として紹介されたGIRLSCHOOLやVIXENというところなのでしょうが、コチラはアメリカのバンドで女性4人組です。その彼女達が1985年にセルフタイトルでアルバムをリリースするのですが、コチラの自動登録ではINVASIONでした。他のタイトルでキチンとした製品があるのなら欲しいですね。

今作のオープニングの①なんですが、実はボー・ヒルが手掛けたTwisted Sisterのアルバム『Love Is For Suckers』に収録されるタイトルトラックと同じものなんです。あちらは1987年ですからね、実はコチラのヴァージョンが先と言うのですから、マニアの興味を擽るでしょう。作曲クレジットはマーク・カーターという人物。詳しいバイオはサッパリなんですが興味が湧くわ。
ちなみに
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PRINCESS PANG-Princess Pang ★★ (2018-03-13 13:17:15)

米国籍の女性シンガー、ジャニ・ファスターと北欧出身のロニー・ローゼが出会ったのがバンド結成のきっかけ、北欧人脈で楽曲と演奏を済ませ、米国で歌取りを行い完成させたのが今作。その商品に目をつけたのがMETAL BLADEのブライアン・スラゲルなんですが、時代的には完全にガンズ以降のバットボーイズ系のハードロックサウンド。この手の作品をMETAL BLADEが手掛けるんだと驚いたが、北欧人脈でも埃っぽいアメリカンロックを再現出来るんだと言う事にもっと驚きましたね。
後年、北欧からもガンズクローン的な70年代的スリージーなロックバンドは枚挙としてあげられるほど、デビューを飾るんですが、このバンドが十把一絡げな扱いを受けなかったのは紅一点の女性シンガーの存在感に尽きるでしょうね。女性らしさもあるがパンチの効いた歌い回しはセクシーでカッコ良かった。特に⑥のような攻めてくるロックソングで力を発揮
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RANDY JACKSON'S CHINA RAIN-Bed of Nails ★★★ (2018-03-13 12:42:09)

ZEBRAの中心人物だったランディ・ジャクソンが立ち上げたソロプロジェクトの1st。国内盤は手掛けたのは我らがZEROコーポレーションなのですが、むしろZERO盤しかないとも言われており、当時、米国でディールを失ったバンドがわが国限定でリリースした作品は多くありました、特に東芝EMI傘下のZEROは良質なサウンドを世に送り出しましたね。作品によっては実態のないバンドのデモ音源の製品化や遅れてきた国内盤などに加え、NIGHT RANGERやマイケル・シェンカーのアルバムをリリースするなど勢いのあるレーベルでしたね。そんなZEROの担当者に目に留まったのが忘れ去られた男、ランディ・ジャクソンなのですが、今作はZEBRAにも通ずる透明感のあるメロディとポップセンスを生かしたアメリカンロックを披露。主役たるランディの歌とギターを軸に置きつつも鍵盤楽器も大胆に取り込み、実に聴かせるロックサウンドで
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LIGHTNING-JUSTICE STRIKE ★★ (2018-03-12 13:56:54)

マーキー・インコーポレイティドのAVALONからメジャーデビューを果たしている国産HM/HRバンドの3枚目のアルバム。
侍や忍者がコンセプトのバンドと言う事で、クールジャパン臭漂う存在感に色モノ的な雰囲気もありますが、個人的には苦手は部類にはなるが、X-JAPAN的な歌謡メタルテイストにVOLCANOやAION風のメロディックなスピードメタルが乗っかった、日本人好みのメロディックパワーメタルサウンドを披露。その胸を焦がす熱きパワーを内包した、アニソンよろしくな哀愁のメロディは、間違いなく高揚感を強く前に出しており、そこに分かりやすいメロディを導入する事で親しみやすさも補完しているのだから、好む好まざるを得ず完成度の高さは認めざるおえません。
クセの強いヴィブラードを掛けた歌い回しもNOVを彷彿とさせるものだし、ギターの扇情的な泣きメロとの相性は抜群の相乗効果を生み出している。
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Valkyrie-Goddesses of Thrash ★★ (2018-03-12 13:25:25)

80年代から90年代の頭までシーンを駆け抜けた女性4人による国産スラッシュメタルバンドが、2015年に復活を果たし2017年にリリースした3曲入りのEP。手作り感満載のCD-Rなんですが、子育ても落ち着いて、昔の夢をと復活を果たしたのかなぁなんて思ったりしているのですが、攻めたドキュメンタリーを放送するフジTV系列に彼女達を是非とも密着してもらいたいです。興味あるよ、どういう経緯で復活したのかをね。
デモ時代の音源のセルフリメイクや未発表の音源を掘り起こたりと、当時の勢いをそのままにというか、あまり演奏も上手くなっていないような…でも分離の悪い低音も団子状態でブンブンと唸りを上げながら突進してくる様は迫力もあるし、ドスを聴かせた歌も悪くない。懐かしいノスタルジーを擽る音ではあるが、これは思いで作りの一枚ではない本気度も感じられ好感が持てます。
2018年の4月にはフルアルバム
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GRAND PRIX-Tears & Soul-Bodies ★★ (2018-03-12 12:58:50)

河野のキーボードを前に出したスケールの大きいハードポップナンバー
嫌みのない爽やかなポジティブ青春ソング
泥・汗・涙が似合いますかね
そこに微風が吹いていきます

GRAND PRIX-Tears & Soul-Never Lose Your Love ★★ (2018-03-12 12:55:24)

ピアノをバックの切々と歌い上げます
情感豊かな山田の存在が肝でしょう
ベタ過ぎるのがねぇ

GRAND PRIX-Tears & Soul-Down ★★★ (2018-03-12 12:53:52)

抑え気味の山田による哀愁のある歌声がハマっています
ジャジーでスローなナンバー
こういうノリとフィーリングを出せるのがエエ

GRAND PRIX-Tears & Soul ★★ (2018-03-12 12:51:27)

元MAKE-UPの山田信夫と河野陽吾が中心となり結成されたバンドの記念すべき1st。日本コロンビアのTriadよりリリースされたのですが(同時期に二井原実のソロも出ていて、この2バンドでメディアに露出したりと結構プッシュされていた)、MAKE-UPからロック色を抜き、河野のキーボードと山田の粘着力のある男臭い歌声を軸としたパワーポップサウンドを披露。エッジの立ったロックナンバーや叙情的な哀愁路線もないだけに、MAKE-UPから流れてきたファンにとっては少々喰い足りない面も強いでしょうが、所謂J-POP層に食い込むべく結成されたと思われる作風にまとまっており、カーレースのタイアップも取り付けたりと、より大衆性の強い音楽性で勝負を掛けました。でも弾けるようなポップさよりは、雄大な景観を思い浮かべる大陸的なリズムと乾いたメロディという、ある意味、オーソドックスなロックサウンドへと仕上げてあり、
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Shy Blue-Crime and Pain ★★ (2018-03-11 14:54:31)

アンセム脱退後、柴田以外の3人でバンド結成に動くも、直ぐに森川と二人で動き出した清水昭男、結局二人のコラボは長く続かず、その後すっかり名前を聴かなくなった清水だったのですが、1995年に、グランドスラムのドラマーだった北岡新紀とジャクスン・ジョーカーなど複数のプロジェクトに顔を出していた倉田 雅貴ことMASAKI、札幌のサーベルタイガーに籍を置いていたが音源を残していないので、無名だった佐々井康雄の4人からなるロックバンドがシングル2枚をリリース後、満を持して制作されたフルアルバムがコチラ。
歌謡ロックとしては、テクニックを出し過ぎるリズム隊と、ギターだが、本格派と呼ぶには軟弱過ぎる要素が強く、その売れ線志向ぶりと、アーティスティックな両面がぶつかりあうポップロックサウンドなのだが、一番近い音楽性はB'zでしょうね。そっち方面のミクスチャーロックが好きな方なら楽しめるが、バンドの出
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ROBIN MCAULEY-Eloise ★★★ (2018-03-11 14:08:34)

Grand Prixが中途半端な形で消滅した後、ソロのシングルやFar Corporationに参加などを経て、マイケル・シェンカーと合流した事で一躍時の人なったロビン・マッコリーのソロ名義のシングル。
特筆すべきはGrand Prixの未発表曲と言われる②なんだろうが、ロビンのフックに富んだハーモニーを生かした潤いのる歌声を披露。殻のファンならずともメロディ派なら大いに楽しんでもらえるでしょう。
この作品、リリース後、マイケルと合流したロビン。憂いのあるアイリッシュなメロセンスと歌声が、あのバブリー路線でなければ、今日の評価も違っていたと思わずにはいられません。ライブにおけるゲイリー時代の楽曲を歌うロビンのパフォーマンスは元曲の魅力を余すことなく伝えており、今でも初期のダークな哀愁路線だったらなら、どうなっていたのかと考えますね。
両者とも売れたかったんだろうなぁ、そ
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ROBIN MCAULEY-Eloise-Don't Say Goodbye ★★★ (2018-03-11 13:54:01)

Grand Prixの未発表曲
少々盛り過ぎたカヴァー曲よりも落ち着いていてロビンの声にあっている
聴くべきはコチラだろう

ROBIN MCAULEY-Eloise-Eloise ★★ (2018-03-11 13:46:44)

オリジナルはBarry Ryanというポップシンガーの楽曲。
オリジナルにあったロマンティックさも残しているがちょっと硬めのアルデンテな仕上がりになっていますね。

DEMON ANGELS-Time of Confusion ★★★ (2018-03-11 13:24:38)

イタリア人ギタリスト、クリス・ファルコが率いたChris Falco's Demon AngelsがDemon Angelsと名を改め再始動したバンドの1st。イタリア人の中に今作でゲスト参加をしたのが、最近ではSurvivorのシンガーも務めたロビン・マッコリー。オープニングのファットなギターリフが聞こえてきたときは、ちょっとギョッとしましたが、クリスの歌心のあるフラッシーなギタープレイも炸裂するが、ロビンの色彩豊かなハーモニーを生かした歌も大切にした、パワフルに正統派HM/HRサウンドを披露。④のようなメロウなハードポップナンバーなんかはロビンにお似合いなのだが、いつも以上に力を入れたパフォーマンスで魅了。パワフルなサウンドと対峙しています。
古典的な手法に則った楽曲は多いが、現代的サウンドプロダクションを用いり古臭さを排除したのが印象的、そこにロビンの有機的なメロディと歌声が
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MAGNUM-Goodnight L.A. ★★★ (2018-03-10 13:24:08)

このアルバムタイトルを見せられて、嫌な予感に肝を冷やさないマグナムファンはいるのかいと言われる問題作。時代は1990年、仕方のない事でしたが、アメリカ進出と言うのはこういうことなんですね。かの国は他国のいいところを取り込んでも結局はアメリカ流だもんなぁ。美味いけどカルフォルニアロールは寿司と呼べるかね的な、アメリカ流儀に抗えず、多くのバンドが本質を見失い失速したのですが、ご多分にもれず、マグナムも歌を忘れたカナリア状態に陥る事に、どこかヨソ行きのバンドサウンドに、かつての彼らの姿を重ねると落胆するファンも続出だったようですが、駄作の烙印を押された事を真に受け、聴かないのはもったいないと言える品質の高さは誇示しており、名プロデューサー、キース・オルセンの元、装飾を省きシンプルなロックサウンドに舵を切ったメロディック路線も聴き応えは十分にあります。
⑧とか聴いて、こんなもんマグナムじゃ
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MAGNUM-Sleepwalking ★★ (2018-03-10 13:05:54)

英国の重鎮だし、メロディックHM/HR界の重鎮と言っても良いでしょうね。前作でメジャーレーベルからGOODNIGHT L.A.されてしまったマグナム。そのあおりもあるだろし、時代の流れというのもある。そういった閉塞感の中でリリースされたのが今作でしょう。前作のような雰囲気も残しつつ英国的なニュアンスは復活、かなり大人しめの楽曲が大半を占め、ある意味ボブ・カトレイのソロでも作ったのかかいなぁと言いたくなるような歌モノ路線を敢行。AOR風味も強めの作風に、マグナムらしい優雅な展開美がなく、物足りなさも覚えるでしょうが、バンドの歴史を紐解くうえでも一度は耳にして欲しいアルバムです。

MAGNUM-Escape From the Shadow Garden ★★★ (2018-03-10 12:57:22)

ブリティッシュHM/HRの重鎮、マグナムが2014年にリリースしたアルバム。以前からそうだったが、再結集以降もコンスタントに作品をリリース、その勤勉ぶりには頭が下がるのですが、いずれもクオリティの高さを保持している事に驚かされる。前作でも聴けたストリングスアレンジを盛り込んだマーク・スタンウェイの手技も大フューチャーされた音楽性は、トニー・クラーキンのプロデュースの元、ツボを心得た安定のバンドサウンドで魅了。芳醇なメロディが叙情味溢れる質感を伴い優美だが力強く舞い踊ります。安定感が強すぎて、ややスリルに欠けるし、マークはとにかく我を出さない素晴らしいギタリストだ。
主役はバンドサウンドだし、もっと言えばボブ・カトレイの温かみのある高貴なムードを醸し出せる、あの歌声だろう。その尖り具合の丸さに、刺激を求める耳にはチョイと刺さらないかもしれないが、安定と言う名の色彩美豊かな曼荼羅模様に
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MAGNUM-Lost on the Road to Eternity ★★★ (2018-03-09 13:53:36)

長きに渡りバンドを支えてきたマーク・スタンウェイが脱退というニュースは、このバンドにとっては大きな損失だったろう。ソングライティングのみならず、LIVEにおける演出と言う観点からも由々しき問題だが、ボブ・カトレイとトニー・クラーキンの二人から生み出されるケミストリーは健在。深みのある歌声と、豊富なアイデアに彩られたリリシズム溢れるロマンティックなハードサウンドを披露。その練り上げられたメロディから醸し出される芳醇で高貴な香りに、このバンドの真骨頂を味わえるでしょう。
今回は老獪なテクニックを駆使しするも、やはり衰えを感じるボブをサポートをするように、リー・スモールやトビアス・サミットなどがゲスト参加、この世界観を押し上げてくれています。
あまりにも楽曲中心の作風ゆえに、ロックバンドとしての厳つさが足りないと、スピード感や目に見えたハードさを好み方には、少々大人しいサウンドとな
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APPICE-Sinister ★★ (2018-03-09 13:36:03)

この世界では知らない人はいないでしょうと言えるカーマインとヴィーニーによるアピス兄弟がドラムバトルを繰り広げる、プロジェクトチームによる1stフルアルバム。個人的には豪華ゲスト参加によるギターゼウスなどで、ややハズシ気味の作品を出した印象の強いカーマインでしたが、ミーハー根性を押さえきれず衝動買いを敢行。内容は今風の音を封じ込めたカーマイン兄弟のドラムプレイを堪能できるハードでへヴィな古典的ロックを楽しめる一枚でした。
オリジナル曲にまぎれて、蛇足感はありましがサバスメドレーの⑬やロビン・マッコーリーが歌う事でイメージも変わったブルーマーだーの⑥なども収録され、バラエティに富んだ楽曲が多数収録。ポール・ショーティノは何を歌っても上手いし、クレイグ・ゴールディはRAINBOWタイプの様式美ではなくへヴィなミドルナンバーを2曲持ち込み存在感をアピール。ロン・サールのエモーショナルなギタ
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北斗の拳-北斗の拳 Original Songs ★★★ (2018-03-09 12:54:48)

不朽の名作漫画『北斗の拳』その人気は国内では留まらず、ハリウッドにて実写化され、ファンから不評を買いまくった迷作まであるのだが、こちらはアニメ版の主題歌はおろか挿入歌までひとまとめにした一枚。
集英社の悪い癖が出てしまい、ラオウが死すで終わっておけば良いものの、元斗皇拳のフォルコを投入。個人的にはこの辺りまでは胸を熱くし涙でページが捲れないほどの感動を覚えたが、ファルコがあっさりやられる北斗琉拳の件りから、幾度記憶がなく、特に北斗琉拳のヒョウとケンシロウが血を分けた実の兄弟みたいなエピソードに落胆してしまい、読むのを辞めた記憶があります。大人になってから、コンビニで売られていた北斗の拳の、お得番みたいな分厚い奴を買い集め、最終回まで読んだ時は驚きましたね。
北斗琉拳のあとも続き、ラオウの息子と旅に出る話や(不評過ぎて物凄い中途半端な終わり方で次のエピソードに向かいます)三国の
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S.A. SLAYER-Prepare to Die-Final Holocaust ★★★ (2018-03-07 12:53:39)

これもWarriorっぽいメロがでます
Shine on, shine on, in all of your gloryのところね
確信犯ですなぁ
パワフルでけたたましUS産パワーメタル
ロン・ジャーゾンベクのソロで弾き倒しています
へヴィグルーブが迫力満点に突進してきますよ

S.A. SLAYER-Prepare to Die-Prepare to Die ★★★ (2018-03-07 12:50:38)

あきらかにRIOTのWarriorを意識してますよね
歌メロの類似性のみならず楽曲もよりスラッシーにしたようなね(笑)
ドン・ヴァン・スタヴァンはRIOTに参加するべくして参加したんのかねぇ
そりゃ適任だろう

S.A. SLAYER-Go for the Throat ★★★ (2018-03-07 12:47:56)

このバンドは1983年にEPをリリース後に活動停止。その後、失意の中でバンドを解体したRIOTのマーク・リールと合流して-Mark Reale Project~NARITAと流れていくドン・ヴァン・スタヴァンとMACHINE HEADで大出世するデイヴ・マクレイン、ハイトーン系のシンガー、スティーブ・クーパーが居た事がマニア心を擽る存在として知られています。
実際に今アルバムのリリース時にバンドは実態がなくRIOT人気にあやかったとも言われているが真偽の方は不明です。

作風としてはメイデンやJP風味を盛り込んだ光沢のあるアングラUSパワーメタルサウンドを真っ向から聴かせています。その実直な作風に遊び心も少なく、視野の狭い音と思うだろうが、個人的にはRIOTをスラッシーにしたような音に聞こえ、大変興奮した事を覚えています。勿論、堅物で不器用な剛直メタルなんですが、時折切
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RIOT V-Unleash the Fire ★★ (2018-03-07 12:28:52)

『Army of One』から5年、名盤と誉れ高い『Thundersteel』時代のメンバーに長年の盟友マイク・フリンツ加えスマッシュヒット『Immortal Soul』をリリース。これで活動も上向きになるのかと思った矢先に、バンドの創始者であるマーク・リールが急逝。そのニュースに、とうとうバンドも長きに渡る活動に終焉を迎えたと思っていたのですが、マークを意思を引き継ぐが如き、再びメンバーが集結、新たにVirgin Steeleのドラマー、フランク・ギルクレスト、シンガーにReverenceのトッド・マイケル・ホール、そしてマイクの弟子にあたるニック・リーを迎え活動を再開。その新たなる船出に多くのマニアは期待を不安を入り混ぜたでしょうが、ここで聴けるサウンドは『Thundersteel』路線を継承したパワーメタルサウンドを披露。 ファンの涙を誘うような歌詞や楽曲を用いて見事に期待に応えま
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ESCLAVITUD-Return to Eden ★★ (2018-03-06 16:38:49)

90年代の中頃から活動を開始したスペインのバンドが2017年にリリースした3rd。活動歴の割には作品のリリースが少ないため、けして順風満帆といった活動ではなかったのかなぁと勝手に推察するですが、今作で聴ける音楽性は、起伏に富んだ場面展開の多い楽曲を中心としたメロディックHM/HRサウンドを披露。プログレ風味もあるが、メロディ主導とも言える曲作りを行っており、難解さは幾度感じないが、インストパートの長さにクドイさを感じる人も多いでしょう。
シリアスでダークなサウンドではるが、歌い手がマイルドな声質の持ち主で、その噛み合わせも微妙だなぁと思っていたら、歌い手がフランスのAttentat Rockの名盤『Strike』で歌っていたマーク・キューだと言うから驚きです。

へヴィでアグレッシブなリフとリズムを前に出しつつも、歌メロやコーラスパートを始め、キャッチーさをしっかりと主
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ATTENTAT ROCK-Strike ★★★ (2018-03-06 16:13:37)

いまだになんて読むのか分からないフランス産の正統派HM/HRバンドの3rd。1st、2ndと作品を重ねる度に確実に成長してきた彼らですが、今作では見事に音楽性を開花、勢いと若さが漲るサウンドは欧州のバンドらしい叙情性を残しつつも攻撃性を高めており、硬質なツインリードを軸に勢いよく襲いかかる、その姿は正にへヴィメタルという言葉がピッタリとハマる強烈な一撃となっているでしょう。

多彩なイメージを膨らませる音楽性ではあるが、今まで以上に焦点も絞り込まれ、硬軟交えたドラマ性は、どの楽曲で確かな手応えを感じるし、その研ぎ澄まされた感性には、このバンドのスケールの大きさを感じずにはいられません。勢いのある楽曲にも、叙情性とフックのある歌メロをねじ込めるセンス、曲作りも上手さも冴えわたっていますね。そりゃ多少なりとも歌、演奏と未熟な面はあるでしょうけどね、核となるスタイルがあり、パワフル
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