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失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3201-3250
AOR-The Secrets of L.A.
AOR-L.A. Connection
STEEL INFERNO-Aesthetics of Decay
DARK ANGEL-We Have Arrived
DARK ANGEL-Darkness Descends
DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence
REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints
BONDED BY BLOOD-Feed the Beast
SADUS-A Vision of Misery
SADUS-Swallowed in Black
SADUS-Chemical Exposure
斉藤さおり-Loose
TONY MILLS-Freeway to the Afterlife
MOON STRUCK-Moon Struck
Black Master Mountain-Chronus
AIR RAID-Point of Impact-Madness
AIR RAID-Point of Impact-Bound to Destroy
AIR RAID-Point of Impact
ANNIHILATOR-Suicide Society
ANNIHILATOR-For the Demented
J.D.K.BAND-Falcom J.d.k.band1
MAX BACON-The Higher You Climb
Rage N' Rox-Rage n' Rox
Coven-The Advent
斉藤さおり-Lady
Scheherazade-Once More
AIRRACE-Shaft of Light
斉藤さおり-Love'less-See You Soon?
斉藤さおり-Love'less-…And I Love You
斉藤さおり-Love'less-横顔
斉藤さおり-Love'less-Love Sensation ~tough Version~
斉藤さおり-Love'less-Night Trap
斉藤さおり-Love'less-綺麗な男
斉藤さおり-Love'less-悪い予感
斉藤さおり-Love'less-そ・れ・で・も
斉藤さおり-Love'less-As Soon As Possible
NORWAY-Night Dreams
POWER TRIP-Manifest Decimation
Darby Mills and the Unsung Heroes-Never Look Back
CLIMB-Take a Chance
Bashful Alley-It's About Time
ACCEPT-The Rise of Chaos-No Regrets
ACCEPT-The Rise of Chaos-Worlds Colliding
ACCEPT-The Rise of Chaos-Carry the Weight
ACCEPT-The Rise of Chaos
ACCEPT-I'm a Rebel
ACCEPT-Accept
Sinawe-Four-Metalizer
Black Syndrome-Fatal Attraction
DORO-Classic Diamonds
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発言している8曲を連続再生 - Youtube



AOR-The Secrets of L.A. ★★★ (2017-11-19 17:37:38)

こちらも国内盤がルビコンからリリースされているフレデリック・スラマのメロディックロックプロジェクト第9弾かな?こちらもリードギターでトミー・ディナンダーが参加、さらにはマイケル・ランドゥの名前もあったり、歌い手もファーギー・フレデリクセンにジェフ・スコット・ソート、ジム・ジッドヘッド、ボブ・ハリス、ロビン・ベックにヨラン・エドマン、ミカエル・アーランドソンなど豪華ラインナップが客演、ありがちなAOR風のメロディックロックに、各自が彩りと味わいを増強。
何を聞かせたいかを明確に絞り込み、余すことなく伝えきるという方向性は大いに買い出し、マニアなら安心して手を出せるでしょう。その半面スリルは皆無だし、ありきたりな楽曲も多いのは事実なのだが、ワタクシのようなライトな感覚で無作法極まりない雑穀主義の音楽人生を歩むモノには問題無で楽しんでいます。個人的に、ベタに敵うもんはないと思っていますの
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AOR-L.A. Connection ★★ (2017-11-19 17:26:42)

バンド名がAORでタイトルが『L.A. CONNECTION』だから寄せ集めのコンピレーションアルバムと勝手に思っていたら、フランス人ギタリスト、フレデリック・スラマが90年から始めたプロジェクトチームによる11作目のオリジナルアルバムと言うのだから驚きです。参加メンバーも豪華でリードギタリストして、このプロジェクトにうってつけのトミーディナンダーが全面参加、さらにシンガーとして複数の有名アーティストが参加、シカゴのビル・チャップマンとその奥方でいらっしゃるタマラ。さらにはポール・サブーにジェフ・パリスの名前もあり、その筋の歌モノロックサウンドをお求めの方なら安心して手を出せるラインナップが揃っているのも魅力ですよね。
今作がリリースされるまで、このプロジェクトの事は全く知らなかったのですが、国内盤はルビコンからボートラ2曲追加でリリースされているので、マニアならいかないとイケない
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STEEL INFERNO-Aesthetics of Decay ★★★ (2017-11-19 16:57:55)

女性シンガーのカレンさんとギターのラーズはデンマーク人、もう一人のギター、パトリックはギリシャ、ドラマーのクルシシュトフはポーランド、ベースのティエリーはフランス人という国籍も性別も異なる、メタル大好き連合によるバンドが2016年にリリースした1st。
正直メンバーショットから醸し出されるド素人臭に、フェイスブックかなんかのSNSで知り合ったメタル同好会的な匂いがキツ目で、特にシンガーの紅一点なカレンさんの、ステラおばさんぶりには危険な要素も大だが(田舎に嫁いだアンジェラアキ風)、出ている音は欧州由来の泣きメロを孕んだスピードHM/HRサウンドを信条とした、懐かしきトラディショナルサウンドを披露。真っ先に思い出されるのはACIDとなるのだが、カレンさんに、あそこまでの気合いの入ったスケ番ぶりもなく、迫力不足感はあるのだが、国は違えど思いは一つと言わんばかりの思いが伝わる真摯なメタル
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DARK ANGEL-We Have Arrived ★★★ (2017-11-18 17:15:11)

彼らの記念すべきデビューアルバムがコチラ。まだまだ青臭い一面は拭えませんが、荒々しいツインギターコンビによるリフワークの旨味など、少々強引な展開もなんのその、若さにまかせたエネルギッシュな演奏と相まって、METALLICA同様NWOBHMをよりスピーディでアグレッシブにビルドアップした音楽性を踏襲。俺たちのやりたい事はここにあるんだと、言わんばかりの急転直下のリフワークが聴き手の感性に鋭く突き刺さってきます。
彼らの名前が知れ渡るのは次作だし、音楽的熟成度では4thを押す人が圧倒的に多いでしょうが、英国勢の音楽性を自分たちなりの解釈でぶった切る今作もまた、スラッシュメタル創世記を語る上では外すことの出来ない一枚かと思いますよ。
演奏の上手い下手など、お構いなしの荒法師な剛腕メタルも微笑ましいです。

DARK ANGEL-Darkness Descends ★★★ (2017-11-18 17:02:38)

結成当初はTANKやJAGUARなどのNWOBHM勢に影響を受け結成、その後、同じようなルーツを持つMETALLICAに感化され進んだ音楽性がTHEスラッシュとなったのですが、禍々しいまでにノイジーでブルタリティ溢れる音楽性を披露したのが1986年リリースの今作。パワー、スピード、アグレッションと全てにおいて前作を凌ぐ内容となっているのですが、その一役を完全に担っているのが名手ジーン・ホグランの加入によるもの、数多あるスラッシュメタルを喰らってきた猛者でも、彼の破壊力抜群のドラミングには、舌を巻いたでしょうね。バンドサウンドのボトムをガッツリと支え押し出す鬼神の如き様に、今作が名盤へと昇華した最大の功労者はジーンなのですが、エリック・メイヤーとジム・ダーキンによるツインギターも馬鹿馬鹿しいまでに、狂乱の荒くれギターで応戦と耳を惹きつけるものがありますよ。のちにVADERがカヴァーした名曲
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DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence ★★★ (2017-11-18 16:46:21)

自棄のやんぱちやけっぱちと言わんばかりに、目に入るものすべてをぶち壊しながら突撃してくる様が痛快極まりないですね。
小細工無用とにかく一気呵成に突っ走ります。耳をつんざくばかりの鋭角的なギターサウンドが、恐ろしいまでの殺傷力を伴い切れ掛かってくるんだからね。ブレーキなど踏むきのない暴走ぶり、その一体感を生み出すタイトなリズムプレイにも悶絶します。
SLAYERあたりにも通ずるハードコア・パンクス勢譲りの加速力と、チリチリと五感をザワつかせる集燥感みたいなものも、この手の音楽性の専売特許、ギラついた野心よりも颯爽としたクールな感性は彼らがニューヨーカーたる所以か。
ズルむけの感性が聴き手の良心を破壊するが如き、暴走流儀に則った無愛想な疾走感がスラッシュメタルの根幹を支える最大の魅力だろうと個人的には思っているのですが、彼らは実直にやりきっていますよ。そこが最大の聴きどころ
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REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints ★★★ (2017-11-18 16:28:19)

メロディックHM/HRの総本山といっても過言ではないでしょう、イタリアのFRONTIERSからリリースされたプロジェクトチームによる2015年リリースの1st。
主役が以外や以外、名ドラマーとして名高いディーン・カストロノヴァの歌を前面に出した作品と言うのだから驚きです。脇を固めるのが歌えるベーシスト、ジャック・ブレイズにギターはダグ・アルドリッチと来ていますからね。安定安心のブランド力を発揮していますが、そこにソングライティングチームとして迎えられたのがアレッサンドロ・デル・ヴェッキオでしょ。
その筋のマニアなら安心して手を出せる作品なのですが、不安材料とも言えるシンガーのディーンですが、ハスキーでエモーショナルな歌声を披露、軽快なロックナンバーから、情念たっぷりのメロディックロックまで器用に歌いこなし、懸念された問題点を見事に払拭、正直LIVEではどうなるんだろうという不
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BONDED BY BLOOD-Feed the Beast ★★★ (2017-11-17 14:25:14)

バンド名からも推察されるようにEXODUSの影響をモロに受けているのがわかりますね。速さに拘りつつもタイトに締め上げたリズムプレイが生み出す躍動感、そこにザクザクと刻まれるギターが加わり、ヴァイオレントだが爽快感すら味わえる正調スラッシュサウンドを堪能出来る一品。これがデビュー作と言うのだから末恐ろしいと思わせるバンドでしたね。
アイデア豊富なギタープレイの数々、緊迫感みなぎるリズムプレイの迫力、高度なテクニックに裏打ちされたフックラインの多さ、それらを纏め上げ回収する手腕に目を細めます。歌い手もド迫力の音楽性に埋没することなく跳ねた歌唱スタイルで応酬する様にもEXODUSな雰囲気を感じますよね。

SADUS-A Vision of Misery ★★★ (2017-11-17 14:05:52)

やたらとフレットレスベースが持ち上げられるバンドとして有名なのですが??
個人的には1992年によくぞ、ここまでスピードに特化したベイエリア風の典型的なスラッシュサウンドで勝負を掛けてきたなぁというのが最大の聴きどころ。爆音を轟かす中でも、二本のギターが軸となり、暴力的な音楽性の中でもメロディックなパートを担ったりと個性的なプレイを披露。また以前にもましてテクニカルな要素も大きくなり、激烈なスピード感と不穏な空気が爆発するが如きなパワーとエネルギーに悶絶。無愛想だが無機質なマシーンの如き正確無比なプレイの応酬に耳が持って行かれます。
良く動きまわるベースも凄いが、やはりドライブ感溢れる手数の多いドラミングが加わることで、このバンドにしか出せないグルーブが熟成される様にスラッシュメタルの醍醐味を味わえると思います。

SADUS-Swallowed in Black ★★★ (2017-11-15 01:53:33)

自主製作盤の1stがチョイとした話題となり、ROADRUNNER傘下のR/C Recordsよりリリースされたのがコチラ。前作同様、リフとリズムが相当前のめりに突っ走る暴力的な音楽性を披露。そこに切迫感に満ちたハイテンションボーカルが絡み、異常なまでの緊張感を生み出す事に成功。
すべてを飲み込むブラストビート気味のドラミングも超強力で、聴きていてゾクゾクと煽りたてられます。スピードに特化した狂乱のハイクオリティな演奏力に支えられた楽曲は前作よりも起伏に富んでおり、緩急による、ふり幅を設けたのも功を奏していますね。こういう楽曲を聴くとマシンガンで大量虐殺を行う非人道的で凄惨な画が思い浮かぶのだが、その血生臭いまでの陰惨さがスラッシュメタルの魅力なんでしょう。本能大解放。狂乱の宴ですね。こちらの理性を奪う程のスピード感にただただ圧倒されました。

SADUS-Chemical Exposure ★★★ (2017-11-15 01:34:51)

1988年にリリースした1st『Illusions』を1991年に権利の関係なのか名前が変わり再発されたのがこちら。とにかくスピード重視の作風にテンションも上がりますが、後のスタイルを考えると若さに任せた青臭さが微笑ましいですね。TestamentやDeathのような音楽性に留まらず、Sebastian BachのソロにArtensionなどにも参加したフレットレスベースの使い手、スティーヴ・ディジョルジオが居たりと、テクニック的にも魅力があり、そのスピード重視のハイテンション極まりないプレイにフレットレスベースが絡むという変態的な要素も強めだが、スピードだけに巻き込まれずにメロディを殺さない演奏力というのが一番の魅力。
正直スラッシュに、このベースが合うのかという疑問は、この時点では拭えないが、個性的なサウンドとして一役買っているのは間違いないでしょう。矢継ぎ早に繰り出される暴力
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斉藤さおり-Loose ★★★ (2017-11-14 16:23:05)

ハードサウンド転向後1990年にリリースした第二弾アルバム。前作の流れを踏襲しつつも、より進化したスタイルを披露。挑発的なジャケット同様、攻めてはいますが、まだまだハードな歌モノロックとしては弱く、J-POP臭も当然キツメですが、前作にあった、やらせれている感のタドタドしさというか、窮屈な感じが薄まったので作品に統一感が出てきたのが最大の聴きどころでしょう。
主役たる斉藤さおりさんの歌の上手さに磨きがかかり、より逞しい印象を残しているも上々です。
日本語で歌うが故に、ストレートに耳に飛び込んでくるカッコ悪さが個人的には最大の肝で、とくに西田昌史作曲の④タイトルがカタカナで「サソリスト」…カッコ悪いわぁ。曲は良く出来た歌モノハードポップナンバーなだけに余計に残念ですね。
バックを支えるメンバーはセッションワークで鳴らしたプロ中のプロ集団ですからね。少々タイトなレコーディン
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TONY MILLS-Freeway to the Afterlife ★★ (2017-11-14 16:05:38)

Shy、Siam、TNTのボーカルとして知られるトニー・ミルズが2005年にリリースしたソロアルバムがこちら、作風はアコースティカルな歌モノを中心としたロック色がかなり薄めのAOR風の一枚。
とくに驚いたのは彼の必殺技と言えるクリアーな高音ヴォイスを封印。中音域を生かしたマイルドな歌唱スタイルで勝負。正直、パッときいたら誰が歌っているのか気がつかないでしょう。女性コーラスをフューチャーしたゴスペル調のナンバーから大らかなカントリー風のナンバーまでと、彼のキャリアとは無縁の音楽性で勝負を掛けているし、彼のハイトーンに惚れている人にはとっては物足りない一枚となりますが、個人的には、これくらいリラックスして歌う姿も魅力的に映り、正直、彼の歌の上手さを再確認する事となりました。曲によってはテリー・ブロックが歌っているのかなぁなんて思えるようなお約束のナンバーもあったりと、ミュージシャンとし
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MOON STRUCK-Moon Struck ★★★ (2017-11-11 12:30:29)

関西様式美HM/HRの脈々と連なる系譜を継承するバンドが1998年にリリースした4曲入りのEP。メインソングライターでベースの古井善次は、Volfeedで活動していたが、シンガーの山本朋子が引き抜かれる形なのか、古井が合流しなかったか分かりませんがBlue Stealerでメジャーデビューを果たしたことでバンドは解散。その後、直ぐに始動したのがこちらのバンドになります。こちらも同じく女性シンガーのMIKOTO嬢をフロントに据え、奏でるは麗しき紫色に輝く虹サウンド。その安心安定のブランド力に彩られた屈強な意思を反映する音楽性に、初期Rainbowスタイルをより濃厚にしたTerra Rosaなど、あの音に飢えているマニアなら間違いなく満足するでしょう。LIVEでのパフォーマンス力をイマイチ伝えきれなかったMandrake Rootのオムニバスアルバム『Make It Shine Vol. 2
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Black Master Mountain-Chronus ★★★ (2017-11-06 20:57:41)

Roxcyなどで活動していたベーシスト門脇 潤一郎氏が音頭をとり結成されたバンドがこちら、2012年から活動していたそうですが、勉強不足で知りませんでした。そしてこのバンドでフロントマンを務める人物が、関西を代表する叙情派HM/HRバンドWOLFのシンガーだった松本龍似。
家業を継ぐ為に隠居したと言われた松本が2012年に復活していたなんて露ほども知りませんでした。今作は2017年の1月に4曲入りのシングルCDとしてリリース。枚数も限定だった為に、現在は廃盤状態の一品。今のところ配信なども行っておらず、手に入れるのは難しいのでしょうが、WOLF松本の完全復活を告げる一品なだけに、マニアのみならず正統性の強いHM/HRを愛する方ならマストバイな作品でしょう。
キャリアに裏打ちされたベテランが揃っているので、妙な色気を出すことなく安定感のあるサウンドを披露。その古典的なスタイルの
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AIR RAID-Point of Impact-Madness ★★★ (2017-11-05 14:08:09)

これもやったなぁ
やりに行ったなぁ
ロックン・ロルフ船長が旗振っていますよ
でも北欧の風が吹いているよね

AIR RAID-Point of Impact-Bound to Destroy ★★★ (2017-11-05 14:06:04)

高速回転するリフワーク
煮え切らない歌メロ
やりやがったなぁ
完全にNWOBHMを意識していますよね
現代のテクノロジーで蘇らせたね
あたしゃね一本取られました

AIR RAID-Point of Impact ★★★ (2017-11-05 14:01:43)

SPIRITUAL BEASTから国内盤もリリースされた若手NWOTHMが2014年にリリースした2nd。オープニングから実直なHM/HRサウンドで幕が開ける展開にメタル魂も燃え上がりますが、メイデンよろしくなギャロップビートと突破力の高いドラマティックなお約束サウンド、はたまたランニングワイルドよろしくな高揚感の高いストロングメタルといい、良くも悪くも先人たちの影響を全く隠そうとしない作風は、メンバー全員の芸名を考えると、大真面目なおふざけ感が無きにしも非ずで、そのあたりにパロディ臭を嗅ぎ取ってしまうと、まともに聞くことは出来なくなるのですが、前作同様、古典的な80年代初期のメタルサウンドに特化した音楽性は、オジサン達の慰み者で終わるだけではないクオリティを保持しており、若い人達にも十分訴求するだけの魅力はあると思いますよ。この手のサウンドには、お約束のハイトーン系のシンガーも用意して
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ANNIHILATOR-Suicide Society ★★★ (2017-11-05 13:44:32)

今作はドラム以外のパートをジェフ・ウォーターズが一人で担当する事に、勿論レコーディング全般も彼が行うのだから、もはやジェフの独壇場。蓋を開けるまでは、どんな音が飛び出すかは分からないのが、彼らのアルバムなのですが、今作ではモダンへヴィネス時代は勿論ですが、METALLICAよろしく時代の正調スラッシュ風味や、正統性の強いHM/HRナンバーまでと網羅、ジェフの音楽性に触れていたマニアなら、必ずやどれかに引っ掛かるような作りがなされており、一聴して過去の集大成的な印象が強い一枚と感じました。
鋭利に刻まれるリフワークの殺傷力の高さ、エモーショナルなパートとメカニカルなパートとの対比と成分量、これがANNIHILATORなんだろうなぁと納得させる作品でしょう。随所に魅力的な歌メロなんかもあったりして、ジェフのシンガーとしての成長も大きく後押ししているのも見逃せませんね。
へヴィなサ
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ANNIHILATOR-For the Demented ★★★ (2017-11-05 13:26:03)

11月にリリースされたばかりの最新作。この手の新作を発売日に手にすることは皆無に等しいのですが、作風が気にいならにということでタダ同然で手元に転がってくる事に、そんなにお気に召さない一品なのかと身構えていたら、なんてこたぁない今の時代を生き抜くANNIHILATORサウンドでした。
前作からジェフ・ウォーターズが歌っているとの事ですが、クオリティを下げる事もないので安心して聴けますね。
オールドスクールと表現される古典的なスタイルを保持しつつも、メカニカルなサウンドメイクはバンドの本分だし、主戦場がアメリカの彼らにとっては至極まっとうな方向性に舵を切っており、いい意味でのモダンさも難なくジェフ・ウォーターズ流儀に則り表現されていますよね。
初期の頃を思わせる遊び心も満載。マシーンの如き正確な刻みのリフワークの独創性、へヴィメタルなアグレッションを有した峻烈なるエモーショ
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J.D.K.BAND-Falcom J.d.k.band1 ★★★ (2017-11-03 17:39:32)

伝説の国産メタルバンドMurbasのシンガーであり、日下部正則のソロやSABBRABELLSの松川純一郎らと組んだEMOTIONのシンガーとして知られる岸本友彦が中心人物となり、日本ファルコムのゲームミュージックをロックアレンジしたのがこちらの作品になります。岸本が編曲とプログラミングを兼ねているので中心人物と目されていますが、メンバーの大半はEMOTIONだし、キーボードにはHELLENの高梨康治が参加、高梨は今やサウンドクリエイターとして大成功を収める人物、ナルトやプリキャア関連で大儲け、さらにはプロレス系に、ゲームミュージックにアニメ関連、そしてアイドルまでと幅広く手掛け、会社も立ち上げ成功して良かったなぁと思いますね。
そして客演するギターは日下部正則、松川純一郎、白田一秀の三人。国産メタルマニアなら興味も惹かれるメンツが揃っていますが、リズムプレイが打ち込みということで少
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MAX BACON-The Higher You Climb ★★★ (2017-11-03 17:24:34)

BRONZ、GTR、PHENOMENAなどに参加した英国人シンガー、マックス・ベーコンが1995年にリリースしたソロアルバム。参加メンバーもジェフ・タウンズやスコット・ゴーハム、スティーブ・ハケット、スティーブ・ハウなど名だたるメンバーが参加、客演のみならず楽曲提供も行い、GTR風というかAISA風の楽曲が目白押し、そこにマックスのマイルドで伸びやかな癖のない透き通った歌声が絡むのだから、その筋のマニアなら間違いなく手にとって損はしないでしょう。
あくまでも主役はマックスなので歌中心の作りですがAOR系のハードサウンドの核となる部分は、英国的な伝統美と爽快感のあるメロディなので、その芯の太さには、成功を夢見る大いなる野望と実力派シンガーとしての魅力を感じますね。
無難な作りでも参加メンバーが醸し出す威厳めいたモノには、やはり引き寄せる力というがマジックが確実に存在しています。
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Rage N' Rox-Rage n' Rox ★★ (2017-10-26 20:05:21)

US産AOR系のHM/HRバンドが1989年にリリースした1st。このバンドの軸になるのがシンガー、タマラ・ディームスとゴルディ・ディームスの二人。同じ姓を名乗るので兄弟なのか?親戚なのか?夫婦なのか詳しいバイオは分かりませんが、タマラ嬢の、トレーニングを積んだと思われる、下地のしっかりとした歌声とゴルディの派手でフラッシーなギターを主軸とした歌モノサウンドを披露。あまりにも類型的な楽曲が並び、その筋のマニアにとっては興奮度も薄めとなるでしょうが、逆を言えば期待を裏切らない王道サウンドで勝負、デボラ・ハリーばりのパンチの効いた歌声は、個人的にはステファニー・ヴォジャースを彷彿とさせるもので、しっかりしてるよなぁと安心して聴いてられますね。
BON JOVIの成功以降、雨後の筍のごとく世に出てきた音楽性ではありますが、安定感のある作り込は総じてクオリティも高く、適度なハードさと躍動す
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Coven-The Advent ★★★ (2017-10-24 21:18:55)

FASTKILLのギタリスト伊東 昭博が女性シンガーTAKAと作り上げたバンドがこちら、2016年にデモ音源をリリースすると立ち待ちマニアの間で話題に上ることとなる。
その勢いは国内に留まらず海外のレーベルの目に留まり、今作はフィンランドのSvart Recordsから2017年の9月にリリース。歌詞は全編日本語、それでも海外のレーベルが手を上げるのだから時代は変わりましたね。ジャケットもクールジャパンよろしくな二次元チックな世界観で表現、個人的にはピンと来るものはないが、なんでもいいので認知され売れるなら大歓迎ですよ。

出している音は麗しのブリティッシュサウンド、哀愁のツインリードが劇走するNWOBHM丸出しのオールドスタイルに咽び泣きます。正直、この手のサウンドの先輩は70年代なら野獣(のけものと読む)。90年代から現在まで精力的に活動する伝説のMetalucif
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斉藤さおり-Lady ★★★ (2017-10-23 19:39:08)

第3回ミス・セブンティーンコンテスト準グランプリを受賞という華々しい経歴を持つ彼女が、大手レコード会社CBS/SONYと契約を絶ち、自分の進みたい方向性を目指しPLATZに移籍後リリースした。ハードサウンド転向第一弾のアルバムがこちら。リリースは1989年ですからね。まだまだバブルの風を吹いていますよ~。
サウンドプロデュース&アレンジャーに笹路正徳を迎え、キーボードとハードなギターを多用したビーイング系の歌モノ路線で勝負。ベースは坂井紀雄、ドラムは渡嘉敷祐一、ギターに土方 隆行という熟練のメンバー揃え脇をガッチリと固めています。タイトルも日本語でジャケットもパッと見では、完全にアイドルの作品となるのですが、出している音は本格的なロックサウンドを志向しており、①②③⑦ではEARTHSHAKERの西田昌史が楽曲提供。⑥ではZIGGYの森重樹一の名前もあったりと、アイドルポップスとは一
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Scheherazade-Once More ★★★ (2017-10-23 04:33:13)

所謂、関西HM/HRシーンを語る上では外すことのできないバンドがNOVELAの前身となるSCHEHERAZADE。このバンド時代は短命に終わりますがNOVELA解散後の1989年に再始動、1992年に念願の?1stをリリースするのですが、活動は尻すぼみして一旦活動を停止して、各々が自身のソロ活動へと進んでいたはずです。
2010年ころに再度メンバーが揃い本格的に動き出すのですが、今作はまさに日本のプログレシーンの黎明期から活動するVo五十嵐久勝、G.平山照継、B.大久保寿太郎の3人に、Ds堀江睦男、Keyに永川敏郎が合流、歴戦の兵が集いしスパーグループとなって再始動。先の見せないスリリングな場面展開は勿論ですが、ドラマティックという言葉では、片付ける事を許さないダイナミックなグルーブと共に飲み込んでいく、劇的な世界を演出するギターとキーボードによるアンサンブルの重厚感、彼らが一体と
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AIRRACE-Shaft of Light ★★★ (2017-10-22 05:02:00)

Moreのギタリストだったローリー・マンズワースが立ち上げたバンドがこちら、ドラムにはジェイソン・ボーナムが参加、シンガーの座には英国ハードポップマニアの間では知られるキース・マレル。そしてプロデューサーにボー・ヒルときていますからね。お膳立ても揃い期待値もあがりますが、ご多分にもれず、その期待に応えるような極上のハードポップサウンドを披露。オリジナルのリリースが1984年ですからね、その時代背景を考えると、かなり洗練された音作りを敢行、少々電子音過ぎるきらいはあるが、奥行きのある洒落た音像はボー・ヒルの手腕によるもの、More時代はキャラの濃いケニー・コックスの影に隠れてしまったローリーの堅実なプレイで脇を固め良質の楽曲を用意。適度なキーボードの使用も軽薄にならぬように工夫を凝らしつつも空間演出に貢献、深みのある英国的なシリアスさと、軽やかなAOR調の売れ線志向との合致を絶妙な間で果た
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斉藤さおり-Love'less-See You Soon? ★★ (2017-10-19 04:44:49)

リリカルですね
肩の力を抜いて歌っています
ええ雰囲気の軽やかなJ-POPな一曲です
キュンとさせる素直なメロディが印象的です
これが大内義昭節なのか?
なんだか広瀬香美が歌いだしそうな雰囲気ですね

斉藤さおり-Love'less-…And I Love You ★★ (2017-10-19 04:42:09)

プロデューサーつながりなのかな?
田村直美作曲の元気モリモリになりそうなJ-POPソング
ノビノビと歌っているのが印象的ですね

斉藤さおり-Love'less-横顔 ★★★ (2017-10-19 04:40:23)

ボサノバ調の一曲
サビメロの力強さね
ええシンガーですよ

斉藤さおり-Love'less-Love Sensation ~tough Version~ ★★★ (2017-10-19 04:36:54)

西田昌史作です
イントロキーボードからしてRUNAWAY風ですね
哀愁のハードポップソングを歌う
さおり嬢は実に魅力的ですね
①②⑦とこの曲がハードポップマニアにオススメですね
横関のソロはチョイと浮いているな

斉藤さおり-Love'less-Night Trap ★★★ (2017-10-19 04:34:37)

横関のド派手なソロが頭から炸裂
アルバム随一のハードな一曲
パンチの効いた彼女の歌声も悪くないです
この路線でアルバム作って欲しいね

斉藤さおり-Love'less-綺麗な男 ★★★ (2017-10-19 04:30:00)

力強さと繊細さのコントラストを描き切っていますね
こういう作風のアルバムの中でビシッと楔を打ち込んでいますね
そつなく纏め上げる手腕に聴き惚れます
通なアレンジに唸りますね
聴かせ方が上手い

斉藤さおり-Love'less-悪い予感 ★★★ (2017-10-19 04:26:04)

作詩さおり嬢/作曲大内義昭
J-POP風哀愁のロックソング
アレンジ一つでどっちにも転びそうですね
彼女の歌声が真に迫っています

斉藤さおり-Love'less-そ・れ・で・も ★★★ (2017-10-19 04:21:21)

作詞でさおり嬢も貢献
曲は西田昌史です
アースシェイカー風の歌モノロック
歌メロの持っていき方などマーシー節が炸裂していますよ
哀愁のハードポップナンバーに胸キュンですね
ギターは鎌田ジョージですよ

斉藤さおり-Love'less-As Soon As Possible ★★★ (2017-10-19 04:17:31)

西田昌史が提供したスケールの大きい叙情派ハードポップナンバー
ギターソロで横関が客演しているのも見逃せません
リズムプレイも迫力がありミックス的にも攻めていますね
普段J-POPしか聴かない人にはウルサイと感じるでしょう

NORWAY-Night Dreams ★★★ (2017-10-17 12:35:12)

ノルウェーというバンド名なのに、何故かニュージャージー出身というややこさでチョイと有名なメロディックHM/HRバンドの記念すべき1st。これでゴリゴリのハードコアメタルでもやっていたらどないしようかと不安な気持ちもありそうですが、そこはバンド名から推察できるようなスウィート路線の音楽性で勝負。アメリカのバンドなんで、モロに北欧風とはいきませんが、AOR風の洗練された叙情派HM/HRサウンドが目白押し、嫌みのないキャッチネスさと、コマーシャルリズムを追求した音楽性は、どれも質が高く、スリルはないが抜群の安定感を披露。ロック然としたダイナミズムと歌モノの融合、煌びやかさと透明感のあるメロディ、詰めの甘さもあるが、哀愁を滲ませたメロセンスの才覚に唸りますね。
聴かせる事を中心としたミドルナンバーが中心ですので、ポップだろうが軽かろうが、ダンスミュージックだろうが、テンポが速くなくとダメだ
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POWER TRIP-Manifest Decimation ★★ (2017-10-16 19:10:04)

テキサス出身のヤングスラッシャー5人組による記念すべき1st。ドッカンバッカン打ち鳴らされるスラッシュビート、ザクザクと刻まれるリフワーク、その一寸先も見えないスリリングな展開と相まって往年のバンドが持つ空気を体感、METALLICAだしEXODUSだしTESTAMENTだしと先人たちの影響も自分たちなりに咀嚼、ある意味、ハードコアテイストも塗された楽曲は、クロスオーバー的な魅力もあったりと、一筋縄ではいかない音楽性は実に魅力的です。
その懐かしさを演出するのがリヴァーブの掛かったボーカル処理なのですが、個人的には少々やり過ぎで、スーパー銭湯で録音したのかと言いたくなる程、深く掛かっているのが難点。
どこまでも荒々しい演奏なのに、何故か頭にタオルを巻き、演奏後には腰に手を当て、フルーツ牛乳やコーヒー牛乳を飲みほしている姿が想起されのめり込めなかったりするのですが(笑)

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Darby Mills and the Unsung Heroes-Never Look Back ★★★ (2017-10-16 18:48:12)

Headpinsのシンガーだった、ダービー・ミルズ嬢が立ち上げたロックプロジェクト第一弾。彼女のハスキーでパンチの効いた歌声を中心に奏でるのは耳馴染みの良い哀愁のメロディックロック。勿論、緩急を聴かせる意味でもホンキートンクな楽曲も用意したりとバラエティに富んだ構成に抜かりはなく、キラキラとしたキーボードとハードなギターを巧みに配色した①②③の流れは歌モノロックを愛するマニアなら琴線に触れること間違いなしの良品です。それ以外にも隙のない楽曲が目白押しで、全10曲最後まで味がしななっても噛みしめる事が出来るでしょう。
カナダのWarner Musicから1991年にリリース、時期的にも悪かったのか全然に話題に上らなかった彼女ですが、音楽性的にはVIXENやロビン・ベックといった麗しの叙情派サウンドを想起させるもので、その筋のマニアにはトライしてもらいたい一品ですね。持っていたのも忘れ
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CLIMB-Take a Chance ★★★ (2017-10-04 15:25:46)

我が国日本限定でリリースされた、読売巨人軍の助っ人選手ウォーレン・クロマティが死球を受け骨折、シーズン最終戦まで棒に振ったのに、そのオフにリリースされたクライム唯一のアルバム。骨折した男がいつドラムを叩いたんだという疑問もさることながら、野球選手のバンドという色モノ感がハンパなく漂い、セールス的に振るわなかったのですが、リリース当時は歌番組は勿論ですが、バラエティ番組などにも出演して音源を紹介していましたね。
西武との日本シリーズで見せた緩慢な守備とは違い、ここではテンポよくドラムを刻むクロマティ、思わぬ才能とセンスを見せましたが、曲調的にもソフトなAOR調のロックサウンドだしキーボードもバリバリだし、ドラムも電子加工され過ぎ出しと、結局、クロマティ氏の実力の程は伺いしてませんが(骨折して野球できないのにドラム叩いているって理解が及びません)、シンガーとして大活躍するジョー・ハミル
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Bashful Alley-It's About Time ★★★ (2017-10-02 16:23:33)

激レアな発掘良品リリースには定評のあるHigh Vaultage Recordsから2005年にリリースされた。82年リリースのシングル2曲&デモ音源8曲プラスの10曲からなるコンピレーションアルバム。幻のNWOBHMバンドのコンピ作にマニアなら興奮も隠しきれないでしょうが、泣きメロ満載、哀愁の叙情派ブリティッシュHM/HR①の『Running Blind』シャープなギターが切り込んでくるへヴィで攻撃的な②の『My, My, My』。キャッチーさも光る⑥の『Why Can't You See』など名曲も多数収録、昨今の音に慣れている人には音質的に厳しいものがあるでしょうが、当時のサウンドをリアルタイムで体感できるようなシケシケのスッカスカな音こそ、NWOBHM、だと思っているので、この手の音源に触れたいと思う方には強く勧めたいですね。シングルだった①②の流れは出色の出来だし、このクオリテ
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ACCEPT-The Rise of Chaos-No Regrets ★★★ (2017-09-29 14:41:47)

好戦的なリズムに乗せて勢いよく駆け抜けてきますが
哀愁のパートを放り込みクールダウンと見せかけ
アクセプト重戦車サウンドが突進していきます
キャッチーなリフワークだが重厚感を損なわない手腕はお見事です

ACCEPT-The Rise of Chaos-Worlds Colliding ★★★ (2017-09-29 14:35:31)

哀愁度の高いマークの歌メロが好きです
キャッチーだしシンプルな構成だからこし誤魔化しがきかない
彼らのもう一つの魅力を端的に物語っています
歌えるソロも好きですよ

ACCEPT-The Rise of Chaos-Carry the Weight ★★★ (2017-09-29 14:32:33)

随所に設けられる扇情的なフレージングの旨味
勢いに乗って突っ走るだけではないベテランの技に魅了
新たなるツインギターコンビにも期待が持てますね

ACCEPT-The Rise of Chaos ★★★ (2017-09-29 14:27:41)

現在の欧州におけるトレンドを伝えるような生々しく、そしてへヴィな音像を叩きつけてきた意欲作。盟友になりつつあるアンディ・スニープの手腕による、モダンさも補完された音作りとの相性も良く、全盛期の流れを汲みつつも、けっして過去の焼き回しでは終わらない制作意欲に頭が下がりますね。
所謂『Fast As A Shark』や『Braker』のような即効性と求心力の高いスピードナンバーはないかもしれないが、哀愁とキャッチーさを併せ持った男気あふれる④のような曲を放り込んでも違和感を感じさせないのは見事、ウドよりも柔軟さがあるマーク・トーニロの存在も際立ちますね。また随所に設けられるウルフの扇情的なフレージングの旨味、単に流れで弾くのではなく、スピードに乗らずにスローダウンさせるなど、改めて上手いなぁと感心させられましたね。
アクセプト印満載の③渋い④そして好戦的なリズムが耳を惹く緩急を織
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ACCEPT-I'm a Rebel ★★ (2017-09-29 14:04:22)

1stが大コケしたためにレコード会社の介入&プレッシャーを受け制作された2nd。全体的に軽めのポップな印象を受けるが、タイトなビートを強調した①に代表されるように方向性の拡散度は薄めで進みたい方向を示唆することに成功。②以降もシンプルだがメタリックな要素も前作より感じられ、視聴後の感触はけっして悪くない、むしろ音質も演奏レベルもあがり個性的な面の見えてきたりと好感の持てる作りとなっています。個人的にもハードなサウンドの合間に聴く小休止的な活用にピッタリで年に数回は通して聴くアルバムでもありますね。
後年の姿を想像するとコチラも違和感は拭えないかもしれないが、ピーターが歌う叙情味たっぷりのバラード③など聴かされると、駄作と切り捨てるのは惜しいですよ。また、ポップでシンプルになった分、ウドのメタリックなシャウティングボーカルとウルフの叙情派ギタリストとしてのセンスが頭角を現しているのが
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ACCEPT-Accept ★★ (2017-09-29 13:48:14)

ジャーマンメタルのパイオニアといっても過言ではないアクセプトの記念すべきデビュー作。1stということで音楽性は固まっておらず、疾走ナンバーは勿論ですが、ポップロックあり泣きのバラードあり、軽快なロックありと多様性に富んでおり、実に興味深い内容にはなっています。この時からバラードの出来は絶品でピーター・バルデスがリードヴォーカルを務める③などで聴ける抒情的かつダークな世界観など、なかなか味わい深いものがありますよね。
ある意味、同郷の先輩SCORPIONSからの影響も大だ。後年炸裂するパワー漲る漢メタルとは一線を画すものだが、1979年という時代背景を考えると納得の方向性でもありますね。
まだまだ青臭いがウルフのギターにも、時折ギラリと光るセンス溢れるフレーズが登場したりと、マニアなら興味も惹かれるかと思いますが、男気あふれる姿を想像すると肩透かし感が半端ないので注意が必要です
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Sinawe-Four-Metalizer ★★★ (2017-09-27 13:42:30)

イケイケドンドンと攻めていますね
王道のど真ん中を行くメタリックな一曲
迫力もテクニックも十分でしょう
音質がイマイチだけどね

Black Syndrome-Fatal Attraction ★★ (2017-09-27 13:37:58)

お隣韓国のベテランHM/HRバンドが1988年にリリースした記念すべきデビューアルバム。いきなりAC/DC風のご機嫌なロックナンバー「I'm Your Man」でスタート、シンガーもボン・スコット風に歌ったりと随分なりきっていますが(ソロは何故かマイケル・シャンカー風)⑥曲目に収録された「Rock the Speed」のような疾走ナンバーがあったり、韓流バラードがあったりとバラエティに富んでいるというか、1stということで方向性が定まっていないというのか、不安定な演奏に、更なる拍車を掛ける要素となり、安定感に欠けてはいますが、アジアの血をザワつかせるメロディと熱量は十分に伝わってきますので駄作といって切り捨てる事は出来ませんね。韓流ブームって言ってもメタルは全然、日本に伝わってこないし、あのキム・ギョンホもメタルに界での活動をについて『俺は単なるマイナー歌手では終わりたくない』と一般紙の
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DORO-Classic Diamonds ★★★ (2017-09-27 13:15:38)

ドイツのメタル界を牽引してきたドロ姐さんがオーケストラとロックサウンドの融合に取り組んだ一枚。①②④⑤はWarlockのカヴァー、③はJPのカヴァーで、ウド・ダークシュナイダーとデュエットしています。この時点でマニアなら立ち上がらずにはいあられませんが⑥以降も前半のカヴァーとオーケストラサウンドとの融合という話題に負けない充実した楽曲を用意、無理なくバンドサウンドと融合させることにより、曲本来ももつ勇壮さに拍車も掛かり、情熱的でメランコリックなWarlockサウンドのカッコよさを再確認出来るし、改めてドロ姐さんの魅力に触れる事が出来るでしょうね。
少々奇抜なアイデアと思える実験的サウンドを馴染みのあるクラシックなカヴァーソングを頭に持ってきて破綻していない事を証明したて見せたアイデアの勝ちでしょう。
リリース同年に行われた2004 Wacken Open Airの模様を収めた
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