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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3401-3450
HOUSE OF LORDS-The Power and the Myth
HOUSE OF LORDS-Demons Down
ALEX MASI-Downtown Dreamers
HOUSE OF LORDS-Sahara
HOUSE OF LORDS-House of Lords-Jealous Heart
HOUSE OF LORDS-House of Lords
ALEX MASI-Fire in the Rain
Valhalla-Return of the Mystic Warrior
LOVEBITES-The Lovebites EP
APHASIA-Ever-lasting Blue
SABER TIGER-Bystander Effect-An Endless End
SABER TIGER-Bystander Effect-Sin Eater
SABER TIGER-Bystander Effect
SABER TIGER-Bystander Effect-輪廻
SOLITARY SABRED-Redemption Through Force
O'RYAN-Something Strong-Emer May
O'RYAN-Something Strong-Don't Let It Slip Away
EXCRUCIATOR-Fighting for Evil
EVIL KILLER-Lethal Assault
ANTHEM-ENGRAVED-ENGRAVED
ANTHEM-ENGRAVED-DON'T BREAK AWAY
ANTHEM-ENGRAVED-FROZEN FATE
ANTHEM-ENGRAVED-PAINT MYSELF
ANTHEM-ENGRAVED-SACRED TRACE
ANTHEM-ENGRAVED-REACTIVE DESIRE
ANTHEM-ENGRAVED-MIDNIGHT GROWL
ANTHEM-ENGRAVED-LINKAGE
ANTHEM-ENGRAVED-KEEP YOUR SPIRIT ALIVE
ANTHEM-ENGRAVED-FAR AWAY
ANTHEM-ENGRAVED-THE ARTERY SONG
DREAMSTORIA-Dreamstoria
MELIAH RAGE-Solitary Solitude
MELIAH RAGE-Live Kill
HOCCULTA-Warning Games
JUPITER-Jupiter
Stormwing-Stormwing
PHENOMENA-Innervision
PHENOMENA-Phenomena
PHENOMENA-Phenomena-Twilight Zone
PHENOMENA-Phenomena-Hell on Wings
PHENOMENA-Phenomena-Who's Watching You
PHENOMENA-Phenomena-Believe
PHENOMENA-Phenomena-Phoenix Rising
PHENOMENA-Phenomena-Dance With the Devil
PHENOMENA-Phenomena-Still the Night
PHENOMENA-Phenomena-Kiss of Fire
ANVIL BITCH-Rise to Offend
HOLY RAGE-Holy Rage
AL ATKINS-Reloaded
ANTHEM-ENGRAVED
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発言している30曲を連続再生 - Youtube



HOUSE OF LORDS-The Power and the Myth (2017-07-13 15:07:51)

2004年に突如復活を果たした叙情派アメリカンロックバンドがメロディ派には安心安全の名ブランドFrontiersよりリリースされた復帰作。リズム隊はL.A界隈における、必殺お助けコンビのチャック・ライトとケン・メアリーの二人と、1stでギターを弾いたレニー・コルドラが復帰と3名とも1stの『HOUSE OF LORDS』のメンバーに、そしてシンガーは勿論ジェイムズ・クリスチャンなのですが、肝心要のジェフリアの名前は見当たらず、作曲者クレジットにパット・トーピーが参加したりしていますが、叙情派アメリカン歌モノロックとは一線を画す結果となり、少々残念な気分を味わいます。
HOUSE OF LORDSというよりは、ジェイムスのソロと言ったニュアンスが強めで、その辺りに評価も大きく左右されそうですが、次作ではジェフリアの名前もあり、復帰への足がかりに繋がったとするならば価値ある作品だと思い
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HOUSE OF LORDS-Demons Down ★★ (2017-07-13 14:43:25)

アメリカンプログレハードのANGEL、そしてGIUFFRIAと名乗りミュージックシーンの第一線を駆け抜けていたグレック・ジェフリア率いるバンドが1992年にリリースした3rd。90年代と言えばガンズの成功に触発されシーンがBACK TO 70年代へと進み、多くのバンドが方向展開を伺う事に(その後訪れるのがグランジ/オルタナブーム)、いつまでキラキラとした、お花畑ソングが受け入れられるわけが無く時代は、より生々しいモノを求めリアルサウンドへと回帰する事に、その煽りはヘアメタルと揶揄されるようなグラム勢にとっては皆が討ち死にを果たす事を予感させるモノとなり、多かれ少なかれシーン全体の潮目となりましたが、ご多分に漏れずこのバンドもシフトチェンジを果たす事に、ジェフリアのメロセンスを生かした叙情派アメリカンロックとハードなギターの融合、その頂点に君臨するはミスターエモーショナル、ジェイムス・クリ
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ALEX MASI-Downtown Dreamers ★★ (2017-07-11 15:24:51)

イタリア人ギタリスト、アレックス・マシ率いるバンドの2nd。前作から大幅にメンバーチェンジ、ベースに北欧のTorchのギターだったクラウス・ワイルド。ヴォーカルには様式美サバス路線の本格派バンドValhallaやマット・ソーラムのいたHawkのデヴィット・フェフォルトにチェンジ、メンバーチェンジがもたらした効果なのか前作で感じられたぎこちなさが解消。後に大成する片鱗を感じさせるインストの⑥を皮切りに、所々でネオクラフュージョン風味のギターもねじ込まれますが、前作以上に楽曲中心の姿勢を見せており、より洗練されたバンドサウンドへと進んでいます。
とは言えマシと言えばこの曲だというようなリーダートラックが見当たらないのが視聴後に残る地味さがあり、攻撃的な疾走ナンバーやライトなアメリカンロックがあったりと、やや統一感に欠ける面も実は気になる所、その辺りが一般的な評価を下げる最大の要因でしょ
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HOUSE OF LORDS-Sahara ★★★ (2017-07-11 15:00:36)

ジーン・シモンズのバックアップを受けデビューを果たした名うてのミュージシャンが集いしバンドの2nd。前作でギターを弾いていた芸の細かいレニー・コルドラから日本で人気の高かった苦労人ダグ・アルドリッチに変更、曲そのものは前作とは違いバンドメンバーで手掛けたモノが大半を占め、その充実ぶりに華を添える形で貢献、堅実なスタジオワークで期待に応えていましたね。正直プレイ内容自体はダグでなくても良かったんですがね。
ジェイムスの熱を帯びたハスキーヴォイスとジェフリアのメロセンスの導入により、ありがちなアメリカンロック路線の中で他のバンドとの違いを決定的なモノとしてるかが評価を分ける最大のポイントとも思え、個人的には燃え上がるエモーションと軽快なノリにロックの真髄を垣間見たような心地よさがあり、上手いバンドサウンドの旨みを味わえる好盤だと思いますね。とにかく皆が上手いんですよ。排気量が違うもんね
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HOUSE OF LORDS-House of Lords-Jealous Heart ★★★ (2017-07-11 14:29:12)

アルバムのラストを飾る叙情派アメリカンロックナンバー
爽快だが切なげなメロディにキュンとさせられますね
コーラスもエエですよ
ジェイムス・クリスチャンの歌声もバッチリハマっています
コンパクトな楽曲ですが演者のスキルの高さが詰まっていますよ
上手いってのは素晴らしい事です

HOUSE OF LORDS-House of Lords ★★★ (2017-07-11 14:25:45)

ジーン・シモンズが立ち上げたレーベルの力添えもあり、プロキャリアの長いグレック・ジェフリアが主導権を握り、実力のあるメンツを集め結成されたのがこのバンドの成り立ちなんだとか、当初はボーカルにディヴィット・グレン・アイズリーだったのに、ジーンのアドバイスもあり当時は無名だったジェイムス・クリスチャンにチェンジ(ボーカル変わらんかったらGiuffriaそのもんじゃん)、そのソウルフルな歌唱力は無名とは思えない仕上がりを魅せ、流石はアメリカやぁと思わせる人材の宝庫ぶりを噛みしめる事に、彼の歌声を軸にダイナミックなアメリカンロックとジェフリアのセンス溢れるメロディ志向が見事に合致、外部ソングライターの手を借りクオリティの高い歌モノロックサウンドを仕上げてきましたね。
マンディ・メイヤーが寄稿した②、スタン・ブッシュの⑤、ジェフリアとディヴィット・ロバートツの⑩とか好きやでぇ。⑦なんてこのバ
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ALEX MASI-Fire in the Rain ★★★ (2017-07-10 14:56:03)

イタリアから渡米してきた若きギタリストがMetal Blade Recordsに見出され1987年にMASI名義でリリースした1st。なんでもMetal Blade Recordsに所属していた黒人アーティストによるスピードメタルバンドSound Barrierのギタリストの座に収まり、その後主役たるアレックス・マシを売り出そうとしたのが今作制作の過程らしくメンバーもSound Barrierのメンツがバックアップ、マシのクラシカルなテイストを感じさせるメロディックなギターを中心とした叙情派アメリカンロックを披露、フランキー・バネリも客演したりと、マニアを惹きつける要素も多分にあるかと思いますが、ミドルナンバー中心の楽曲故に堅実さが地味さが逆に地味に映る事があり、その辺りが評価を分ける要因でしょう。歌い手がSound Barrierとは違い血管剥き出しで歌っていない分、この手のサウンドに
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Valhalla-Return of the Mystic Warrior ★★★ (2017-07-10 14:23:17)

オリジナルは1984年にリリースした6曲入りのEPにデモ音源などの未発表曲を5曲追加してNo Remorse Recordsリイシューされたマニアを歓喜させる貴重な一枚。その音楽性は、神秘的と言うのか少々耳触りだが、異空間に迷い込んだような不快な超音波風のSEに導かれ幕が開けるのはStargazerのHeaven and Hell編といいたくなるような楽曲でスタート、そのサバスティカルな雰囲気はありもんではあるが、雰囲気はバッチリ、その後の展開も含め、このバンドが目指している音楽性を雄弁に語る内容となっており、疾走ナンバー『Nightstalker』、神秘的な『Valhalla 』、アコースティカルな響きとミステリアスさがドラマ性を巧みに演出している『Ship of Dreams』とバランス良く進み、思わずサバスの『HEADLESS CROSS』からのアウトトラック集を聴いているような錯
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LOVEBITES-The Lovebites EP ★★★ (2017-07-09 14:22:25)

ビクターエンタテインメントからいきなりメジャーデビューを果たしたガールズHM/HRバンドが2017年にリリースした4曲入りのEP。メタル好きの大人が集まりヴィジュアル的にもイケる女性を集めバックアップしているなぁ感は強く感じますが、アレンジや演奏も含め80年代テイストからグランジ以降のメタルを飲み込んだ音楽性は十分に説得力があり、力強い歌声とダイナミックに迫る演奏にはSHOW-YAにも負けない迫力があり、色んな意味で金掛けてんなぁとメジャー資本の潤沢さがうらやましいですね。
英詩で歌う事もさることながら、オープニングの『DON'T BITE THE DUST』からメイデン風味炸裂で、その辺りからもオジサン達がついつい応援したくなる要素も大。高い演奏スキルをLIVEでも再現出来るのなら、彼女達の存在は大きなものとなるでしょう。ある意味BABYMETALの成功は国産HM/HRシーンの活
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APHASIA-Ever-lasting Blue ★★★ (2017-07-09 13:52:11)

しばらく音沙汰が無かったのでメンバー皆、結婚でもして解散したのかなぁと勝手に思っていたら、レコーディングが棚上げになり、メンバーチェンジ騒動があったんですね。国産ガールズHM/HRバンドの代表格の一つ、アフェイジアの最新作は、ボーカルがSionさんにチェンジは、空白の専任ベースには元WOLFの西川健ことkenが収まりリスタート。そのメンバーチェンジが功を奏したのか、近年に感じられた拡散傾向にある楽曲の方向性をグッと纏め上げたような印象を強く受け、初期の頃から強かった憂いのある叙情派メロディック路線に回帰、収まる所に落ちた音楽性の質と安定感には一日の長を感じますね。
シンガーも前任者のように中音域で歌い込めるタイプで違和感も無く、むしろ突き抜けた面もあり、このバンドの音楽性にピッタリ、所謂ファルセットでフワフワ歌わないロックシンガータイプなのが嬉しい。Goeちゃんのギターも相変わらず
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SABER TIGER-Bystander Effect-An Endless End ★★★ (2017-07-08 15:39:53)

サーベルタイガー必殺のバラード
兄貴の絶唱も胸打つが
一音一音に魂を込めて紡がれるギタープレイに悶絶です
水野の頑張りましたね

SABER TIGER-Bystander Effect-Sin Eater ★★★ (2017-07-08 15:34:00)

こういうアプローチに新しさを感じますね
兄貴は器用に歌いますよ
サビに向かってドンドンとメロディックに向かうとは
流石のサーベル節ですよ
ストレートな曲調ではありますがキメのフレーズがもたらす心地よさ
そして我を張るソロプレイの対比を楽しんでもらいたいですね
ヘヴィメタルしているけど親しみやすさに余念が無いアレンジが心憎いです

SABER TIGER-Bystander Effect ★★★ (2017-07-08 15:22:40)

恩讐を乗り越え御大木下昭仁の元に再結集を果たした下山とマシーンさん、その後の活動が順風満帆かと言えば、そうではなかったと思いますが、海外活動を視野に入れ再度結成されたバンドサウンドは新たなる高みを目指し、その難解なプレイの数々は今まで以上に研ぎ澄まされたと言っても過言ではないが、今作は日本語詩を導入したように、より分かりやすい面も今まで以上に強調されており、思わずサビで大合唱を呼ぶような親しみやすさとフックに富んだメロディ、そして扇情的なフレージングの旨みを引き立てるが如く、コンパクトに纏め上げた楽曲の中で牙を剥く揺るぎなき攻撃性、その相反する両面を見事に際立たせ、過去最高に親しみやすさを擁する今作の方向性は賢明だし実に明確な目標を掲げ的を得て仕上げてきたなぁと感心しましたね。
幾度の無く解散の危機にさらされても歩みを止めなかった御大木下の屈強な意思、その頑固なまでの音楽性は時代に
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SABER TIGER-Bystander Effect-輪廻 ★★★ (2017-07-08 15:01:12)

サーベルらしいキメのフレーズのカッコよさ
高いスキルを擁するバンドサウンドにかぶりつきで引き寄せられます
キャッチーな歌メロも耳に残りますね
新規開拓ですね

SOLITARY SABRED-Redemption Through Force ★★★ (2017-07-08 14:55:34)

キプロスからやってきたツインギター編成の5人組が2014年に自主制作でリリースしたアルバムを、我らがNo Remorse Recordsより2016年に再発された一品。
ヘヴィメタル特有の好戦的な高揚感とファンタジックな世界観を醸し出すエピカルな響き、それは曲間を繋ぐ語りにも表れるように芝居がかった独特の音楽性故に好みを分かれそうですが、このコテコテの肩こりMAXな音楽性の中毒性は高く好きモノにはたまらんモノがあるでしょうね。この手のスタイルの先駆者と言えばMANILLA ROADあたりを想起させるでしょうが、あそこまでマニア度は薄目で正統性の強い面もあるので、大げさな構成力からくるヒロイズム溢れるエピカルなメタル叙情詩に興味がある方はトライする価値ありですよ。昨今は国内でもメタル系アーティストがメジャーデビューを果たし活況していますが、ちょっとクドすぐぎてライトリスナーには中々進
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O'RYAN-Something Strong-Emer May ★★★ (2017-07-07 14:52:42)

愛娘に対する父の思いを情感たっぷりに歌い上げています
2ndでもリメイクされていますので聴き比べるのも一興でしょう
叙情派ヴォーカリストの真髄を堪能しましょう

O'RYAN-Something Strong-Don't Let It Slip Away ★★★ (2017-07-07 14:50:56)

オライアン本人もお気に入りの一曲
ほんのりと甘酸っぱい
それでいながらもアダルトな魅力に溢れた名曲ですね
上手いねぇ
2ndでもリメイクされていますね

EXCRUCIATOR-Fighting for Evil ★★★ (2017-07-07 14:44:33)

オレゴンからやってきた若手USスピード/パワーメタルバンドが2016年にデジタル音源でリリースしたモノを2017年に製品化した2nd。のっけからブッ飛ばしていますね。ドタバタドタバタと走る走るのオンパレード、ペース配分などを無視してのっけからスパートを掛けフルマラソンに挑戦するような無駄なスピード感がクサレマニアにはたまりません。つかれたら休み、また走る、そんな息切れ感MAXのアイデアを擁する無計画性にも似た無軌道さがギリギリのところで踏ん張り整合感を持たせている姿にも、いい意味でのハチャメチャ感を覚えずにはいられません。
今のアメリカってSlipknotのようなモノが主流なんだと思ったら、案外そんな事は無く、この手のステゴロ皆殺しメタルがしっかりと生き続けており、新たなる血脈を生みだしているというのだから驚きです。
昔堅気のコアな岩盤層と言われるファンに支えられる音楽性故に
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EVIL KILLER-Lethal Assault ★★★ (2017-07-07 14:18:30)

若手スパニッシュメタルバンドが2015年にリリースした記念すべき1st。綺麗なピアノの音色に導かれ始まるSEから一転スラッシュビートを伴い疾走するアッパーな②からいきなりスパート。メイデンよろしくな楽曲構成もさることながら、NWOBHMからも影響大な疾走感は安直な模倣では終わらないキレとアグレッションを擁しており、3度の飯よりヘヴィメタルが好きだというピュラメタラーのハートにのっけから焚きつけるでしょう。その後も勢いを落とす事無くスピーディーな楽曲が目白押し、キメのツインリード、激烈なスラッシュビートを押し上げる過激なドラミング、アタッキーなベース、80年代から現在までヘヴィメタルをしっかりと噛みしめ、血となり肉となり取り込まれた音楽性に不純物など皆無。スピードとメロディで押し切るだけではない、エネルギッシュな演奏の数々に熱いモノがこみ上げてきますね。

2015年にこのよう
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ANTHEM-ENGRAVED-ENGRAVED ★★★ (2017-07-05 15:53:15)

アンセムファンなら多くの人が感じるだろう
まるでアルバムがリスタートしたような感覚を
そんなオープニングに相応しい屈強なアンセムメタルを体感できる一曲
ガチガチに固まった構成だが憂いのあるパワーメタルソングに
お約束感満載でもたまらんモノがありますね
歌メロがエエです
森川の獣性を帯びつつも艶やかな歌声がバッチリハマっています
この曲がラストにあるのでまた最初から聴きたくなるんですよねぇ

ANTHEM-ENGRAVED-DON'T BREAK AWAY ★★ (2017-07-05 15:48:23)

今アルバムの中でもっとも鮮度が高い
清水作のポップでキャッチーなシングル向けの一曲
甘い歌を森川が歌うからロックになるんだよなぁ
懐の深い歌い手ですね
このキャッチーな歌モノロックを邪魔しない
リズムアレンジが新しい風を送っていますね

ANTHEM-ENGRAVED-FROZEN FATE ★★★ (2017-07-05 15:44:41)

清水のペンによるアンセムお得意の3連ナンバー
イントロのギターからゾクゾクとさせられますが
憂いのある泣きメロを歌いあげても
ここまで力強さを感じさせるとは流石は森川でしょう
屈曲だがダンディズム溢れた哀愁のメロディが映えるアンセムメタルに悶絶
個人的にはアルバムのハイライトです
これとラストソングをシンリジィと呼んでますよ
この手の曲をここまでカッコよく聴かせてくれるバンドをわしゃ知らんわい

ANTHEM-ENGRAVED-PAINT MYSELF ★★ (2017-07-05 15:39:06)

こちらもお約束感満載の一曲
屈強なリズムプレイもさることながらギターも
細部に渡りキマッている
完全にキメにきているね
素晴らしい演奏力です
テクノロジーに頼らない生身の迫力を感じます

ANTHEM-ENGRAVED-SACRED TRACE ★★★ (2017-07-05 15:35:34)

泣きメロ満載の清水作らしいインストナンバー
それでありながらも屈強なアンセムメタルを体感できる感覚に囚われるアレンジが素晴らしい

ANTHEM-ENGRAVED-REACTIVE DESIRE ★★★ (2017-07-05 15:32:48)

粘り腰のリズムプレイが印象的です
森川は何を歌っても上手いね
メロディに一工夫も二工夫も手を加えているが嬉しいですね

ANTHEM-ENGRAVED-MIDNIGHT GROWL ★★ (2017-07-05 15:30:14)

清水のペンによるアンセムらしさ全開の一曲
キャッチーでメロディックなコード進行なのに妖しさが光るのが面白いです

ANTHEM-ENGRAVED-LINKAGE ★★ (2017-07-05 15:27:52)

OVERLORDに収録されていそうな
アンセム節満載のヘヴィなミドルナンバー
色気のある森川の歌い回しもマッチしてますね

ANTHEM-ENGRAVED-KEEP YOUR SPIRIT ALIVE ★★ (2017-07-05 15:24:02)

昨今のアンセムらしい疾走ナンバー
少々擦りすぎなんですがね
それでも聴かせる力技がアンセムらしい
田丸のドラミングが新しい風を送っていますね

ANTHEM-ENGRAVED-FAR AWAY ★★★ (2017-07-05 15:21:43)

森川のパフォーマンスに耳が生きますね
憂いのあるメロディが映えるわ
バッキングギターも新しい風を送っているね
個人的にはこれからアルバムが始まる印象が強い
一曲目は少々狙いすぎな青さがあるのでね

ANTHEM-ENGRAVED-THE ARTERY SONG ★★ (2017-07-05 15:17:25)

田丸のアタッキーなドラムに耳が生きますね
ポップでキャッチーな一曲
甘口で憂いのあるメロディを森川が歌う事で成立させていますね
ロックシンガーここにありっと雄弁に語るパフォーマンスに感服です

DREAMSTORIA-Dreamstoria ★★ (2017-07-05 15:09:51)

我が国を代表するメタルレーベルSpiritual Beastより2012年でデビューを飾った国産メロディックHM/HRバンドの記念すべき1st。その筋では人気の高い実力派シンガーLeo Figaro氏(日本人なのに外国名を名乗るのに個人的には抵抗がある)とビーイング系アーティストとのお仕事で、やはりその筋から高い支持を得ている実力派ギタリスト綿貫正顕、テクニカル集団六合の内田伸吾らが出会う事でプロジェクトがスタート、各自の持つポテンシャルの高さを存分に生かした、日本人による日本人好みのメロディックメタルを力いっぱい披露した力作。シンフォニックな味付けや壮麗なコーラスパートからはRoyal Huntをイメージさせるし、飛翔感たっぷりのギターからはFair Warningをイメージさせるしと、その優美で甘口なトーンが共鳴し合う事で、実に日本人的味わいが豊かな作風へと仕上がっていますね。
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MELIAH RAGE-Solitary Solitude ★★★ (2017-07-04 15:01:29)

ズッーと存在を忘れていたバンド。なぜ思い出したか、それは段ボール箱いっぱいに、レコードやらデモテープやをワタクシに託し失踪した友人が残してくれたEPを聴いたのがきっかけ。オリジナル作品リリース当時の彼らはメタリカクローンと酷評され(今思えばメタル仲間が言う権威ある雑誌の受け売り発言に疑いを持たなかっただけ)、また雨後のタケノコの如く登場するスラッシュバンドに完全に胃もたれしていた。そんな経緯が記憶の片隅に追いやる結果になったのだが、託されたEPをおっさんになってから聴かされたので、完全に評価が一変、折しも2012年に再発盤がリリースされたという好タイミングもあり、即購入を決意したのですが、スラッシュと言うよりは、US産のパワーメタルといった趣の楽曲が多数収録、シリアスさや構成にメタリカ風味をあるがザクザクと刻まれるリフワークにはNWOBHMの匂いも嗅ぎとれるし、ドタバタ感の強いUSパワー
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MELIAH RAGE-Live Kill ★★★ (2017-07-04 14:38:13)

1stのおもわぬ成功に気を良くしたレーベルが矢継ぎ早にリリースを決めたオーバーダブ一切の無の触れ込みで紹介されたLIVE音源のみで構成されたEP。こじんまりと纏まったスタジオヴァージョンを遥かに凌ぐ迫力に、本当に手直し無しの音源ならかなり実力のあるバンドだなぁと感心させられますね。わざとらしくない歓声やドラムをソロをねじ込んだりと臨場感たっぷりですが、所謂、米国では過激な歌詞にNGを出し未収録に終わった(先住民族が身を守る為に白人を殺すってのがダメらしい)彼らの代表曲の一つ『Kill To Survive』を紹介する意味合いがあったのでしょうね。
このライブの迫力をパッケージ出来ればスタジオ作品の評価も違ったのでしょうが、彼らの本質に触れる事の出来る貴重なEPですね。

HOCCULTA-Warning Games ★★★ (2017-07-03 15:02:24)

イタリアンメタルを語る上では外す事の出来ないレジャンダリーなバンドが1984年にリリースした1st。何かが始まる予感を煽るSE風のイントロから一転、メロディックかつシャープに疾走する『We'll Play Again』に悶絶。RIOTの『Thundersteel』風の曲調にマニアならハートを掴まれるでょう。その流れを損なわないキレのある②と続き、勢いのあるメロディックなスピードナンバーを連発、NWOBHMの影響をモロに受けつつ、欧州由来の湿り気のあるダークなメロディと力強さを損なわない扇情的なフレージングの旨みは、Scorpions辺りをイメージさせるもの、そのイメージに拍車を掛けるのがシンガーのマッシモ・ロディニの節回。その伸びやかな歌唱スタイルはクラウス・マイネにそっくりなので、質の高い類似性と親近感を覚えますね。
ドメスティックなマイナーメタル故に、改善点も多々あるが、198
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JUPITER-Jupiter ★★★ (2017-07-01 16:34:55)

GOLIATHのメンバーがBON JOVIなどの成功を見て、よし俺達もやったるどと言わんばかりに音楽性をチェンジ&改名して挑んだと言われる1987年リリースの1st。キーボードを前面にフューチャーした、ポップでキャッチーなメロディックHM/HR路線を迷う事無く一直線にばく進、そこに隠せないスパニッシュ特有の情熱的響きが絶妙な絡みを魅せ、単なる売れ線志向のポップロックバンドで片付ける事を許さないクオリティを誇示、壮麗なメロディと迸るロックなエナジーが小爆発を繰り返しバランス良く進んでいきます。バラードありポップロックありハードロッキンありと、往年の80年代テイストを散りばめたエッジを損なわないメロディックHM/HRサウンドを前に、なんかこう沸々と燃えてくるモノがありますよね。
この何とも言えない高揚感、ツメは甘いんだけどね、でも嫌いになれないねぇ。やっぱ燃えるわなぁ。
2017
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Stormwing-Stormwing ★★ (2017-07-01 15:43:10)

国内盤はテイチクレコードでしたね。フィンランド出身の5人組が1994年にリリースした記念すべき1st。北欧ならではの美旋律を散りばめつつ、ハードなテイストをねじ込み、ドライな風を送ると言うバランス感覚も上々なメロディックサウンドを披露。これといったテクニックは持ち合わせていないが、皆が一丸となり作り上げた音楽性にブレは無く、楽曲の面白さと言うよりは安定感で勝負。その分、個性も薄くありがちなスタイルだし歌い手のピッチの甘さも気になる所で、ライブでちゃんと歌えるのかと心配になるのですが、厚みのあるコーラスワークを従え、補完しているのがニクいアイツですね。
甘く軽やかな北欧ならではの美旋律、変化球とコントロールを活かした軟投派のような緩急を効かした楽曲は、表情豊かで飽きさせない工夫を凝らしていますね。スピーディーなナンバーは無いと物足りない方や、ノリが良ければ毎度お馴染みでも気にならない
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PHENOMENA-Innervision ★★ (2017-06-30 22:20:30)

当初の予定通りフェノメナプロジェクトが第3弾が前作から5年ぶりにリリース。今回はメインボーカルにキース・マレルを据え、ゲスト参加も少なくなり、よりバンド形式でレコーディングに臨んだと言われる一枚。当初はホラータッチのSFモノと聴かされていたコンセプトアルバム集なのですが、②ではバンザイという曲も飛び出したりと、対訳ないので世界観がサッパリなのだが、ルー・グラム風のエモーショナルな歌声で迫るキース・マレルを中心に軽やかな歌モノHM/HR路線を貫いており、前2作の方向性を支持出来る方なら安心して手を出せるでしょう。とは言え少々キーボードが前に出ているし、英国風味よりもマイルドなアメリカンロック志向に舵を切っている分、透き通るような扇情的メロディは減退、その辺りが評価を分ける最大の要因でしょう。トム・ギャレーは指揮と取っていますが、エグゼクティブな役割で指揮をサポートするのは、後にこのプロジェ
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PHENOMENA-Phenomena ★★★ (2017-06-29 14:15:01)

ありゃ、これもアルバムの楽曲もコメントしていると完全に思っておりました。本当に老いは恐ろしい。完全にやったと思っているもんね。なんなら消されたんかと思うくらい記憶が混濁しているオッサンの戯言からスタートします。
メタルゴット、マサ伊藤氏のライナーノーツが面白く、今作の裏にはプロデューサーを務めるトム・ギャレーの実弟メル・ギャレーとグレン・ヒューズ、コージー・パウエルによる、トラピーズの復活劇があるんだという話がね。そんな裏情報を書き連ねたプロジェクトアルバム第一弾。
プロジェクトにありがちなネームバリューに頼った構成や、借り物競走感は皆無。むしろ誰かが主役と言うよりは、楽曲そのもので勝負。シンプルな構成の楽曲を歌うは、薬とアルコールに溺れ80年代を棒に振った稀代の名シンガー、ヴォイスオブゴットの愛称で知られるグレン・ヒューズのソウルフルな歌声を中心に、英国的な様式を継承する一
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PHENOMENA-Phenomena-Twilight Zone ★★★ (2017-06-29 14:01:52)

ミステリアスな雰囲気が強いアルバムの中で視界がパッと開けるような爽快感もありますね
グレンは何を歌っても上手い
千両役者が揃うと何気ない楽曲でも俄然色艶が増すんですよ
アレンジ一つでどうにで転ぶ
上手く仕上げてすね

PHENOMENA-Phenomena-Hell on Wings ★★★ (2017-06-29 13:58:51)

アルバムの中では割とビートも強めな一曲
グレンのソウルフルな歌唱も光りますね
今アルバムは誰か明確な主役を設けていない為
イマイチ盛り上がりに欠ける面はあるが
その統一感を物語っているようで面白い
コージーは何をやってもコージーですね

PHENOMENA-Phenomena-Who's Watching You ★★★ (2017-06-29 13:55:39)

芯の太いグレンの歌声がポップでキャッチーなナンバーに絡みますね
鍵盤楽器も躍動してます
エエ雰囲気ですよ
曲順的にもジャストです

PHENOMENA-Phenomena-Believe ★★★ (2017-06-29 13:49:59)

アルバムの中で一番好きです
キャッチーだが透明感のある澄んだメロディが癒しを与えますね
そこにロックな躍動感が絡むのだからたまりません
おとなしめのミックスですがコージーのドラムは随所でキメまくっていますよ
中盤の幻想的なパートもエエです
これがフェノメナプロジェクトと思っていますよ
ドラマティックやで~

PHENOMENA-Phenomena-Phoenix Rising ★★★ (2017-06-29 13:46:52)

美しいバラード
後にフェノメナプロジェクトを受け継ぐオライアンことマーヴィン・スペンスもカヴァーしていますね
グレンの熱唱が光りますね
これで薬におぼれ満足に歌えない状況だったと言われているんだから驚きですよ

PHENOMENA-Phenomena-Dance With the Devil ★★★ (2017-06-29 13:41:07)

軽やかなヴァイオリンの音色
そのパートの朗らかなダンサンブルさが緊張を緩和を生んでいますね
美しきリリシズムに溢れた一曲ですね

PHENOMENA-Phenomena-Still the Night ★★★ (2017-06-29 13:36:18)

ジョン・ノーラムのソロでもリメイクされていますね
グレンのソロでも取り上げられるレパートリー
メロディックでキャッチーな今作を象徴する一曲でしょうね
甘口にならぬようスパイスが効いていますよ

PHENOMENA-Phenomena-Kiss of Fire ★★★ (2017-06-29 13:33:31)

レコーディングに遊びにきたデイヴィッド・カヴァーデイルが気に入り
公認パクリ宣言をしたホワイトスネイクの『GAMBLER』の原曲
何かと因縁のある二人のパフォーマンスを同時期に楽しめる一曲でもありますね
ミステリアスな空気を演出するキーボードと透明感のあるメロディ
そこに絡むソウルフルなグレンの歌声
雰囲気も抜群ですね

ANVIL BITCH-Rise to Offend ★★★ (2017-06-26 14:57:50)

ペンシルヴァニアからやってきたスラッシュメタルバンドが1986年にリリースした1st。レーベルはあのウンコたれZ級レーベルでお馴染みのNew Renaissanceですからね。なんとなく出てくる音も想像できますが、これがね、キレの悪い代物で、かなりの耐性を擁するクサレマニアご用達の一品としてマニアに語り継がれる誉れ高き迷盤です。
なぜ、こんなに評判が悪いかと言うと我らがメタルゴットにマサ伊藤氏に11点を献上された過去が全てでしょう。指摘されたようにリズムもフラフラだしキレもわるい、歌もギターもへなちょこだろう。しかし、この運動会に参加するお父さんの張り切りぶりを思わせる、つんのめって転げる疾走ビートにワタクシももんどりうってアキレス腱断絶です。
そして、ボーっとしていると、曲が変わった事に気がつかないメリハリのなさにスキを魅せる事も許してくれませんが、その中でもイヤヤ ヤヤヤ
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HOLY RAGE-Holy Rage ★★★ (2017-06-24 16:47:43)

アル・アトキンスを支えてきた男達が結成したバンドの1st。主役たるアル・アトキンスの渋いパワフルヴォイスを中心とした、パワー溢れるアグレッシブな正攻法で迫る、ドがつくHM/HRサウンドで勝負。勿論2000年以降のヘヴィロックを無視しておらず、お得意の温故知新だけでは、終わらない作風となっているのが肝でしょう。
どこか聴いた事ある風はご愛敬、ある意味、HM/HRの教科書とも言えるJPを無視しても仕方が無いので、そこは目を瞑り多いの楽しみましょう(潔癖な人にはご立腹でしょう)。でもやりすぎ感に未練でもあるのかと突っ込みを入れたくなるんですがね(笑)。歴史的バンドを不本意な形で追い出されたとも言われるアル・アトキンスですが、俺こそがJPのオリジナルシンガーなんだという威厳ある気合いの入ったパフォーマンスを存分に堪能できる一枚。ソロ作よりもアッパーな楽曲が多いので、こちらの方が取っ付きやす
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AL ATKINS-Reloaded ★★★ (2017-06-24 16:25:14)

Judas Priestのシンガーとして活動していたアル・アトキンスのソロアルバム。初期の楽曲には、彼の名前がクレジットされており、その辺りがJPマニアの琴線に触れる存在でしょう。ポール・ディアノ程ではありませんが(あっこまで有名じゃないだけとも言えますね)、相変わらずJP時代の曲を擦る手法のソロアルバムとなります。アルの年季の入ったパワフルヴォイスをが映える重厚な英国産様式美スタイルとも言えるドラマ性の高いヘヴィなミドルナンバーが目白押し、お得意のカヴァーにデモ音源のリメイクなど以外にも、もろJP風味の曲もあったりと、コスい印象は拭えませんが、今回は盟友ポール・メイ以外にもロイ・Zやイアン・ヒルがゲスト参加していたり、マニアとしてはついつい手を出したくなる魅力的なラインナップとなっています。アルの怒気を孕んだ力強い歌声も健在、ロブの声域をフォローできるレンジの広さも見せつける場面もあり
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ANTHEM-ENGRAVED ★★★ (2017-06-23 14:13:26)

2014年に電撃復帰を遂げた森川之雄擁する新生アンセムが3年ぶりにリリースした最新作。老いては益々壮んなるべしと言うにはまだ若いのかも知れないが、いい意味でのラフさやパワーだけで押し切るのではない、獣性を帯びた森川のストロングヴォイスは深みを増し、多彩な楽曲の中で、哀愁のあるメロディラインを力強く歌いあげ、ロックシンガーここにありと言った貫禄のパフォーマンスで本格的にシーンにカムバックしてきたなぁと印象付けていますね。
そして現在のアンセムサウンドを語る上で外す事の出来ないギタリスト、清水明男の貢献度も今まで以上に高い比重を占め、楽曲提供のみならず、テクニカルなプレイをサラリとねじ込みつつも、やはりメロディで魅了するプレイを心がける姿勢は貫かれており、ある意味、線も細く華のないギタリストと言われる彼だが、メロディラインや変態的なスケールの運用など、彼の個性とセンスが光り輝いておりま
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