この曲を聴け! 

失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3451-3500
AL ATKINS-Victim of Changes
Warmachine-Warrior's Soul
ERUPTION-Cloaks of Oblivion
AL ATKINS-Judgement Day
KISSIN' DYNAMITE-Generation Goodbye
CHINA-Sign in the Sky
Tsunami-Tough Under Fire
Tsunami-Tsunami-Revenge
Tsunami-Tsunami-You'll Never Lay a Finger on Me
Tsunami-Tsunami-Ninja
Tsunami-Tsunami-Fire Water
Tsunami
LISA DOMINIQUE-Gypsy Rider
LISA DOMINIQUE-Rock 'n' Roll Lady
MINDLESS SINNER-Turn on the Power
MINDLESS SINNER-Missin' Pieces
NIGHT RANGER-High Road
NIGHT RANGER-Somewhere in California
NIGHT RANGER-Hole in the Sun
NIGHT RANGER-Seven
NIGHT RANGER-Neverland
NIGHT RANGER-Man in Motion
NIGHT RANGER-Man in Motion-Here She Comes Again
NIGHT RANGER-Man in Motion-Half Way to the Sun
NIGHT RANGER-Man in Motion-I Did It for Love
NIGHT RANGER-Big Life-The Secret of My Success (From the Motion Picture Soundtrack, "The Secret of My Sucess")
NIGHT RANGER-Big Life-Hearts Away
NIGHT RANGER-Big Life-Rain Comes Crashing Down
NIGHT RANGER-Big Life-Better Let It Go
NIGHT RANGER-Big Life
NIGHT RANGER-7 Wishes
NIGHT RANGER-Midnight Madness-Chippin' Away
NIGHT RANGER-Midnight Madness-Passion Play
NIGHT RANGER-Midnight Madness
NIGHT RANGER-Dawn Patrol-Play Rough
NIGHT RANGER-Dawn Patrol-Can't Find Me a Thrill
NIGHT RANGER-Dawn Patrol
TAKAYOSHI OHMURA-Devils in the Dark
BAD LOSER-Utter Indifference-The Right Answer
BAD LOSER-Utter Indifference-Tear It up
BAD LOSER-Utter Indifference-Get into Action
BAD LOSER-Utter Indifference-Black Wall
BAD LOSER-Utter Indifference-Back Street
BAD LOSER-Utter Indifference-1945
ACID-Live in Belgium '84
Acid-Don't Lose Your Dreams
SATAN-Suspended Sentence
WHITE WIDDOW-Serenade
Vanishing Point-Twilight Zone
Vanishing Point-Fantasy of Future
→PC向けページ
Tweet
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269 | 270


発言している26曲を連続再生 - Youtube



AL ATKINS-Victim of Changes ★★★ (2017-06-19 14:43:28)

国内盤は今は撤退していますが、あの大手Pony Canyonからリリースされた4枚目のソロアルバム。オープニングでまた擦ってきた①に始まり、今回は、②⑤⑨とアルも制作に加わった初期JPの曲をカヴァー、JP時代の⑦⑧が未発表曲。④⑥がアルと活動を共にするギタリスト、ポール・メイの曲以外は、半数がJPがらみと企画モノ的一枚。ちなみに③はRAINBOWもカヴァーしたQuatermassの曲だが、実に男臭い仕上がりになっていて、アルの歌声も歯ごたえがありアルバムの流れ的に浮いていないのが良い。マテリアルが古臭いので、全般的に地味目な印象を拭えないが、間違ってもグランジ以降のヘヴィロック路線を無視した仕様となっているので、古き良く英国的HM/HRが好きな人なら楽しんでもらえるでしょう。高低を使い分ける激唱スタイルのロブとは違った意味で味わいのあるアルの男臭い歌声、ポール・ディアノにも通ずる悲壮感と
…続き

Warmachine-Warrior's Soul ★★★ (2017-06-19 14:14:28)

シンガーに元Unitedの古井義明を擁する東京のパワーメタル寄りのスラッシュメタルバンドが2015年にリリースしたシングル。日本人好みの扇情的なメロディとスリリングなプレイを決めるツインギター、アグレッシブかつヘヴィなグルーブが生みだすアッパーなリズム、その中にキャッチネスさも巧みの取り込みつつも、攻撃性を一切緩めいない音楽性は、ある種のカタルシスを開放する事に成功。まさにヘヴィメタルな音楽性を司るドラマ性と、スピーディーな曲調に印象的なメロディを乗せ、しかも分かりやすいという仕事を丁寧に行いつつも、勢いよく迫っています。2曲では、まだまだバンドの全容を見えてきませんが、フルアルバムを聴きたいと思わせるクオリティは十分保持しています。LIVEではUnitedの曲もカヴァーする彼ら、次はMetal Battle Japanでも勝ち抜いて契約出来るとエエですね。

ERUPTION-Cloaks of Oblivion ★★★ (2017-06-19 13:40:39)

2004年から活動を開始したスロベニア出身のバンドがリリースした3rd。スタスタスタターンと小気味よく刻まれるドラムとクランチーなリフワークが醸し出す往年の空気、発声法とマイク調整に頼らない、歌い込めるシンガーの咆哮と懐かしい響きを現代風にアップデートした音楽性は、スラッシュ風味もあるが、ストロングなパワーメタル色も強く、ありそうであまりないVICIOUS RUMORS、METAL CHURCHといった陰影をクッキリと映し出したクールでダークなUS産パワーメタル系バンドの色が強く滲み出ており、緩急を効かせたツインリードのメロディックなフレージングは、押しあい、へし合いとせめぎ立てながら、感情の起伏を巧みに表現しています。激しくも美しいドラマ性、まさにメタルな世界観を見事に構築した音楽性は、実に堂に入った貫禄があり、ヘヴィメタルここにありな、精神性が強く反映されていますね。
ある種の
…続き

AL ATKINS-Judgement Day ★★★ (2017-06-18 13:32:13)

Judas PriestがまだFreightと名乗っていた頃から1973年までシンガーの座を務めていたアル・アトキンスがリリースした1stソロアルバム。リリース時、話題になったのが『Victim of Changes』のアトキンスヴァージョンが収録されている事、触れ込みとしてはこちらがオリジナルのアレンジだ、などと聴かされていたので俄然期待に胸が膨らみましたね。確かに時代性を考えるとJPヴァージョンよりは少々ブルース色が強いのですが、出来栄えとしては甲乙つけがたい仕上がりになっており、アトキンスの歌声も十分、金看板に泥を塗らない仕様になっていますね。
ある意味、伝説のシンガー初お目見えとしては、やや華やかさに欠ける代物で、マニアックな要素も強いですが、ブリティッシュ然とした作りと、目新しさのない音楽性は、今となっては逆に貴重なモノで、地味な作風とは言えども堅実な作りと演者による一体
…続き

KISSIN' DYNAMITE-Generation Goodbye ★★★ (2017-06-18 13:12:17)

NWOTHMの旗手といっても過言ではない、ドイツの若手HM/HRバンドが放つ通産5枚目のアルバム。オープニングから活きのいいナンバーが飛び出し今作も自身が培ってきた音楽性にブレを感じさせる事無く小気味良く突き進み、一気に最後まで聴かせてくれます。デビュー作から8年、円熟味を増した堂に入ったパフォーマンス旨み、ある意味、ありもんのアイデアを再構築しただけだと言う意見も聞こえてきそうですが、初期の頃から貫かれるビックなアリーナ風サウンドと、質実剛健なジャーマンメタルとの融合を見事に果たし研磨してきた自信が音となり表れているでしょうね。
シーケンサーを多用したデジタルサウンド、それに負けじと華やかでキレキレのツインギターによる、目の覚めるようなフラッシーなプレイの数々、生身の人間力から繰り出される豪快なリズムプレイと表現力の増した歌声、どれもが一級品だ。
⑦では女性シンガーとドュエ
…続き

CHINA-Sign in the Sky ★★★ (2017-06-17 14:11:15)

VoがスイスのCROWNやKROKUSで活動していた、パトリック・メイソンに交代、この交代は大成功で、スイスのBON JOVIと紹介されたポップで叙情的な音楽性にピッタリとマッチ、層の厚いコーラスワークを従え抜群の歌唱力で迫っています。ある意味、確信犯とも言えるソフトケイスされたポップロック路線に、ハードさやスピードを求める方にはチト厳しい内容になっているかとは思いますが、溌剌としたポップフィーリングに彩られた叙情派ロックサウンドは普遍的な魅力を秘めており、哀愁漂うキャッチーなメロディを優しく包み込むパトリックのパフォーマンスに魅了されるでしょうね。
ヨーロピアンテイスト溢れる透明感、スケールの大きいアリーナ風ロックとの融合を高次元で果たし、全編に渡り嫌味なく構成された楽曲は聴き応え十分、ソフトロックやバラードのみならず、瑞々しいポップフィーリングが弾ける⑦なんてアルバムの前後半の
…続き

Tsunami-Tough Under Fire ★★★ (2017-06-17 13:37:23)

7年ぶりにリリースされたカルフォルニア出身のバンドによる2nd。ベースのマックス・ロード以外のメンバーは新メンバーによるレコーディング、二人の日本人ギタリストは脱退、でもボーカル兼ギターはKoshi "K.O." Shoyaだし、ドラムもSteve Tsutsumi とクレジットされているのでアジアの血は受け継がれているのでしょう?
7年間のブランクの間にバンドは音楽性をより研磨する事に成功、ある意味、洗練されたメインストリームよりの音楽性になったと言えなくもないが、DOKKENスタイルの叙情派アメリカンロックにシフトチェンジ、勿論、ギターオリエンテッドな作風を貫いており、攻撃性は緩めていない。それはTOOTH AND NAILをLOUDNESS風に仕上げたような疾走ナンバー④や突進力のあるグルーブと叙情的なツインリードが映えるミドルハイの⑧などにも見られるし、エモーショナルなギタ
…続き

Tsunami-Tsunami-Revenge ★★★ (2017-06-16 15:16:07)

シャープですね
US産ならではのメタリックな味わいです
頭の日本語もう少し何とかならんかったかね(笑)
3分を切る無駄のない構成が好きです
日本語以外は迫力満点ですよ

Tsunami-Tsunami-You'll Never Lay a Finger on Me ★★★ (2017-06-16 15:13:16)

ヘヴィなグルーブが楽曲を牽引していますね
この手のナンバーもバンドの魅力の一つ
ソロではバトルを展開してますよ

Tsunami-Tsunami-Ninja ★★★ (2017-06-16 15:09:48)

忍者の神秘的なイメージを描いているのかな?
アルバムの中でも異質なイメージを与える楽曲
大真面目に忍者と向き合っていますね
静と動のコントラストを描きダイナミックに仕上げています

Tsunami-Tsunami-Fire Water ★★★ (2017-06-16 15:06:00)

アルバムのオープニングナンバー
渋めのアメリカンロックに焦がれます

Tsunami (2017-06-16 15:03:28)

昨夜、放送されたクレイジージャーニーの北斎特集を見て、なるほど、今まで全く気にも掛けていませんでしたが、似てると言うかモチーフにしたと言える構図ですよね。火薬さんのコメント見なかったら永遠に気がつかなかったでしょう。

LISA DOMINIQUE-Gypsy Rider ★★★ (2017-06-16 14:59:01)

当時ケラング誌の企画などで、かなりプッシュされていたと言われるイギリス人女性シンガー、リサ・ドミニクの1991年リリースのソロアルバム第二弾。前作よりもソフトな路線にシフトしたとも言われていますが、しっとりとした叙情的メロディを歌いあげる彼女のパフォーマンスも上々で、バックを支える本格派志向のサウンドとも合致し、前作よりも売れたいんじゃ感に無理目な印象が薄くなり、エエ感じでハードさとポップさのバランス感覚が取れていますね。
全てにおいて前作を凌ぐ内容なのですが、1stは大手ダウンロードサイトで手に入るのに、今作は安易なリプロ盤かオリジナルの作品を探すしかなく、作品としてはこちらの方が上なので、彼女の魅力を味わうなら今作から聴いて欲しいですね。哀愁のあるメロディが映えるハードポップサウンドは、歌モノロックを愛する方にはグッとくるものがありますよ。哀メロありロックありバラードありと安定
…続き

LISA DOMINIQUE-Rock 'n' Roll Lady ★★ (2017-06-16 14:45:25)

Marino The Bandのシンガーだったリサ・ドミニクが1989年にリリースしたソロ転向後の第一弾アルバム。ギターに前身バンドのマリノさんが全面参加しているように、単純に彼女を前面に出し売りたいという関係者の意向も見え隠れするのですが、半裸をさらしたジャケも細身すぎてセクシーさにチョイと欠けるのも残念な仕上がりで、女人禁制を掲げる潔癖症のマニアから反感も買う代物と誰も得をしていないのが気になりますね(安い洋モノポルノなルックスが更に拍車を掛けますね)
肝心の楽曲ですが、チョイハード目の歌モノポップロックが目白押し、アルバムタイトルに偽り無しのストレートな音楽性に嫌味など全くなく、何を聴かせたいかを明確に定めているのが好印象です。その反面、余りにも余白が少なく、ともすれば何を引っ掛からずに、最後までサラリと流れてしまう個性不足が評価を分けるでしょうね。
今日一日を飾る一発
…続き

MINDLESS SINNER-Turn on the Power ★★★ (2017-06-15 15:33:50)

北欧はスウェーデン出身の5人組が1985年にリリースした1st。この強烈なインパクトを残す意味不明なジャケットに、当時のクサレマニアをたじろがせたマイナーメタルの隠れた名盤と呼び声の高い一枚なのですが、エッジの効いたメタルギターとランニングベース、バンドの屋台骨を支えるハードなドラムと、JP、メイデンと言ったメタルバンドを参考に、北欧メタルの流儀に乗っ取り再構築された一枚。折り目正しい正調HM/HR路線の中に、煌めく北欧テイストが何とも言えないバンド独自の味わいを感じさせ、重厚で劇的な展開を施した作風は、メタル愛に満ち溢れており、どこか親しみやすいメロディの持って行き方などお国柄の成せる技に、胸が焦がれますね。少々ぶっきらぼうな面があり、煩雑とした印象を受けるのですが、メタル的な叙情美溢れる音楽性に共感を覚えずには入られませんね。
この後、バンドは時代の流れを鑑みたのか、音楽性をよ
…続き

MINDLESS SINNER-Missin' Pieces ★★★ (2017-06-15 15:12:02)

MINDLESS SINNERというバンド名で活動していたスウェーデンのバンドがMINDLESSと改名してから1989年にリリースされた通産2枚目に当たるフルアルバム。
当時の北欧ブランドそのまんまな、糖度の高い透明感溢れるメロディックロックが満載、ALIENやMADISONなどに見られる、適度なエッジを効かせつつも煌びやかなオーロラサウンドの持つ魅力は、ありがちなスタイルではありますが、充実度の高いモノが多数収録され、その筋のマニアなら胸キュン必死な内容を保持しています。
楽曲ありきの音楽性故に、大事になってくるのは歌なのですが、この歌がこのバンド最大の問題点。どこか不安定なギリギリの歌唱が、個人的にどうも乗り切れず、しかもミックスが歌を前に出しているモノだから尚更気がかりにと、好悪の基準となる要因でしょうね。
2003年にCD化された際に、2枚組のボートラが大増量さ
…続き

NIGHT RANGER-High Road ★★★ (2017-06-13 14:27:28)

前作で完全復活を遂げたと言っても過言ではないナイトレンジャーの通産10枚目の節目となるスタジオアルバム。30年以上のキャリアを考えると多いとは言えませんが、自身の培った音楽性を寸分の狂いなく踏襲。前作で聴かせた瑞々しいポップフィーリングとロックなダイナミズムの融合は健在。このメンツで築き上げたナイトレンジャーなグルーブ、相棒は変われどアームプレイを押し込み派手なソロを聴かせ、新相棒も気を利かせたプレイで旧来のファンを喜ばせる事を忘れない気配りもあり、80年代的なエッセンスを嫌みなく取り込みつつも、昔の名前で出ています的な要素も皆無と充実のバンドサウンドを披露しています。18番のバラードもこれくらいヘヴィな音像の中に取り込まれる方がメリハリが効いていていいですね。昔のようなメタリックギターが無いと淋しいと言う意見も分かりますが、2000年を通過した等身大の魅力が詰まった今の方が無理を感じな
…続き

NIGHT RANGER-Somewhere in California ★★★ (2017-06-13 14:15:37)

盟友ジェフ・ワトソンが抜け、ケリー、ブラッド、ジャックの3人が中心となりバンドを切り盛りする事に、時代はリバイバルブームまっただ中、その余波の中で今作は復帰後のヘヴィな路線を継承しつつも、初期の頃に感じられた爽快だが、どこかセンチメンタルなメロディが復活、嫌みのない快活さと、洗練された楽曲が持つ普遍の魅力は今までの集大成と言って良いほど充実しており、まさに旧来のファンを納得させれるような幅広い音楽性を披露。新ギタリスト、ジョエル・ホークストラもジェフを意識したプレイで、往年のギターバトルを再演したりと、本当の意味での復活作はこれだなぁと思わせる手応えを感じますね。そして聴き手の耳を喜ばせる明朗快活なロックサウンドに思わず笑みがこぼれましたね。

NIGHT RANGER-Hole in the Sun ★★★ (2017-06-13 13:57:01)

前作『SEVEN』から約9年ぶりにリリースしたアルバム。活動は停滞していたようですが解散する事無く継続していたようですね。今作の音楽性もかつてのような瑞々しいポップフィーリングは封印。時代性を加味したヘヴィなリフワークも取り込み、ファットな音像と共に今の時代を生き抜くスタイルを披露しています。ツインギターも絡みも少ないし、ハーモニーは効かせているが質が違うと言うのがファンにとって物足りなさを覚えるでしょうね。とは言いつつもヘヴィな音像の中に組み込まれるポップさには質は違えどナイトレンジャーなポップさを十分に感じ取ることが出来るので、過去の焼き回しに埋没しない等身大のバンドとしての在り方を模索していたのかなぁと思いますね。
正直、このメンバーで、乾いたアメリカンロック路線を進む事に意味があるのかと言われると答えに困るのですが、質の高い音楽性は健在なので、復帰後の彼らの路線を支持する方
…続き

NIGHT RANGER-Seven ★★★ (2017-06-12 14:30:44)

前作で手応えを感じたのか、復活した翌年にリリースされた通産8枚目のアルバムです(このメンツでは7枚目だからセブンってしたんでしょうね)。ド派手なソロバトルを楽しめる快活なアメリカンハードロックナンバーで掴みはOKとなりますが、全般的に乾いたアメリカンロック路線を推し進め、彼らのファンにとっては、もう少し潤いのあるメロウなモノを求めていたのか、あまり評判の良くない一枚。しかしメロディの質など、歌える二人の持ち味を生かいているし、厚みのあるハーモニーは健在。ギターも鮮烈な印象を与えるほど、引き倒しているし、十分ハードな面を大きく支えている。
妙にキーボードを前に出したポップロックが無いのにも統一感があり個人的に好感が持てますね。ある意味、彼らが今までリリースしてきたアルバムを全てをミキサーにかけ、再構築した印象の強い一枚。久しぶりに改めて聴いたのですが、良く計算されていますね。ベテラン
…続き

NIGHT RANGER-Neverland ★★★ (2017-06-12 14:17:51)

国内盤は我らがZero Corporationからリリースされたオリジナルメンバーによる復活作。解散前のソフトなポップを路線の復活でもなく、また安易な初期の焼き回しでもない、しっかりと1997年にやるべくハードなアメリカンロック路線を披露。厚みのあるツインボーカルによる強力なハーモニー、派手目のツインギターと、自らの持ち味を遺憾なく発揮。これぞナイトレンジャーな王道路線にオンパレードに往年のファンは勿論、泣かないメロディックロックが好きな人には安心して耳を傾ける事が出来るでしょう。当時のアメリカでこの路線での復活は相当厳しいモノがあり、覚悟も入ったでしょうが、BIG IN JAPANと揶揄されようが、本分とも言える音楽性で勝負を掛けれたのが、ファンの方にとっては嬉しい誤算だったかと思いますよ。だってこの時期、復活した往年のバンドは皆、それなら、そのメンツじゃなくてもいいんじゃないのって音
…続き

NIGHT RANGER-Man in Motion (2017-06-12 13:57:05)

前作のコマーシャル路線を押し進めた一枚。ハードに駆け抜ける疾走ナンバーは影を潜めましたが、アメリカンで大らかなグルーブを生かしたミドルナンバーを中心に、ソツなく纏めてきた印象の強い一枚。ある意味、俺たちはこの路線を極めるんだと言わんばかりの堂に入った風格は出てきましたが、バブリーなサウンドメイクは完全にコマーシャル性を高めた装いだし(キース・オルセンを迎えたんだからね)どこか窮屈でヤラされている感も漂い、その辺りのバランスに耳がついて行けるかが最大のポイントでしょう。初期の頃から貫かれるコマーシャル性とハードさを両立させたバランス感覚の良さ、そしてタイプの異なるツインギターの旨み、全てが中途半端な印象を与える今作、進学校にいる奴が、夏休み期間だけ悪ぶるような、マイルドヤンキー臭が全開なのがハードなモノを好む初期のファンから敬遠され、また売れ線バンドにしては自己主張が強すぎたのか、セールス
…続き

NIGHT RANGER-Man in Motion-Here She Comes Again ★★★ (2017-06-12 13:40:10)

ボブ・ハリガンJrかぁ
軽やかな感触とバブリーなリズムセクションの音質
メロディの持って生き方も王道だね

NIGHT RANGER-Man in Motion-Half Way to the Sun ★★★ (2017-06-12 13:37:45)

ツインボーカル&ツインギターの旨みを堪能しましょう
アルバムの中ではハードな印象の強い一曲

NIGHT RANGER-Man in Motion-I Did It for Love ★★★ (2017-06-12 13:33:46)

ラス・バラードのペンによる哀メロナンバー
ジョー・リン・ターナーの歌声が聞こえてきそうですね
サビの明るさがナイトレンジャースタイルなのかな

NIGHT RANGER-Big Life-The Secret of My Success (From the Motion Picture Soundtrack, "The Secret of My Sucess") ★★★ (2017-06-10 13:51:41)

映画のイメージにピッタリな曲ですね
アルマゲドンのテーマを歌うエアロスミス同様
バンドの本質とは違う所にありますが
良く出来たポップソングです
聴いていて楽しい気分に浸れますね

NIGHT RANGER-Big Life-Hearts Away ★★★ (2017-06-10 13:49:32)

お約束感満載ですがエエですね
売れ線上等ですよ
こう言う曲を上手に料理し聴かせてくれるバンドサウンドが素晴らしい

NIGHT RANGER-Big Life-Rain Comes Crashing Down ★★★ (2017-06-10 13:47:29)

初期の頃にも通ずる世界観が好きですね
ポップはポップでも質が違います
シリアスですなぁ

NIGHT RANGER-Big Life-Better Let It Go ★★★ (2017-06-10 13:45:40)

ナイトレンジャーらしい爽快な一曲
流石のアレンジですね
腐っても鯛ですなぁ

NIGHT RANGER-Big Life ★★ (2017-06-10 13:44:13)

前作から感じられた高音域と歪みを押さえ、キーボードを前にだしリズムを強調するミックスに見られる大衆路線を推し進めた一枚。所謂ビックギターに、ビックドラムとシンセサイザーでGO!!という軽やかさが顕著になり、特にマイケル・J・フォックス主演の映画『摩天楼は薔薇色に』の主題歌⑤などは、その最たる方向性を示唆しているでしょう。やりすぎ感満載のシングルソングもありますが、ナイトレンジャー節炸裂のバラードから爽快なロックナンバー、さらにはハードな楽曲までしっかりと収録されており、最大公約数のファンを満足させるべく苦心の跡も伺える一枚。時代はまさにメタルバブル、その影響をふんだんに取り込んだ作風に好悪が分かれるのでしょうね。

NIGHT RANGER-7 Wishes ★★★ (2017-06-10 13:28:13)

順調にセールスを重ね成功を収めている脂の乗ったバンドが1985年にリリースした3枚目。まずはドラマ性の高い演出を施したタイトルトラック①で始まるという、今までの流れとは違う貫禄のある楽曲からスタート、サンドメイクでは早速、今までよりライトな方向に傾いていますが、爽快な②、ナイトレンジャー節炸裂と言っても過言ではない胸キュンポップロックな③、力強いコーラスハーモニーも印象的な④、シングル向けのバラード⑤と商業的なアプローチにも抜かりなく計算された楽曲を盛り込み流れ良く進みます。そして装いも新たにメロディックで押しの強いハードな⑥で後半戦スタートといった趣の構成は見事だ(レコードで言う所のB面ですね)。
品行方正なロックサウンド、爽快なメロディ、派手なギターとツインボーカルの旨み、今までの流れをしっかりと押さえつつ、より幅広いファン層に向けた作りは、相変わらずスキが無くレベルの高い一枚
…続き

NIGHT RANGER-Midnight Madness-Chippin' Away ★★★ (2017-06-09 14:49:40)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できる一曲
ナイトレンジャーな魅力に溢れていますね
あらゆるタイプの曲でも楽しませてくれる懐の深さに脱帽です
メロディがエエよ

NIGHT RANGER-Midnight Madness-Passion Play ★★★ (2017-06-09 14:47:43)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できる一曲
強力な前後に挟まれ地味目の印象を持たれるが
これぞナイトレンジャーな魅力に溢れていると思います
スキがないんですよねアレンジに
でも余白を残しているのが素晴らしい

NIGHT RANGER-Midnight Madness ★★★ (2017-06-09 14:45:04)

前作同様、元気いっぱいもう一杯なアメリカンロックで幕が開ける2nd。その方向性は前作の成功による後押しなのか、自身から漲るモノなのか、より一層の表現力の豊かさをアピールする事に成功。シングルとして大成功を収める④や非の打ちどころのない⑦の魅力たる、爽快感と甘酸っぱいひと夏の恋を思わせる憂いのあるメロディの融合。これらのヒット曲に引っ張られより多くのリスナーを獲得する事に成功したのでしょうが、バンドの本分たる魅力はそれだけには留まらず①のようなノリノリのアメリカンロックは勿論、②③のながれのカッコよさ足るや(特に③のメロディックなハード路線のカッコよさに悶絶)、バラードを挟み、優等生極まりないがロック然としたダイナミックな⑤もつパワーはバンドの根幹を成すモノ、単なるソフトケイスされたバラードバンドなどとは、大違いの魅力を体感する事が出来るでしょう。名曲⑦の前後で存在が霞みそうですが、ナイト
…続き

NIGHT RANGER-Dawn Patrol-Play Rough ★★★ (2017-06-09 14:26:57)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できます
何気ない曲でもバンドの魅力を端的に表現しています
ハードな質感と爽快感が丁度良い感じですね

NIGHT RANGER-Dawn Patrol-Can't Find Me a Thrill ★★★ (2017-06-09 14:24:36)

ツインリード&ツインボーカルの旨みを体感できますよね
Aメロが好きです
キュンってなるわ

NIGHT RANGER-Dawn Patrol ★★★ (2017-06-09 14:23:03)

後年シングルでリリースしたバラードを中心にスマッシュヒットを飛ばした事により、ポップロックバンドの代表格のように扱われる事の多かったベテランアメリカンロックバンドの記念すべき1st。
既にある程度のキャリアのあるメンツが揃っているので、その実力の程は折り紙つき、オープニングの①から遺憾なく才能を発揮しているのですが、タイプの異なるギタリスト二人によるソロは圧巻だし、フェードアウトする事無くバチーンと曲を〆てくれた事で気持ち良く次の曲に進む事が出来るのが最高にカッコいい。甘口な②を聴き進めての①の余韻に浸りながら、この爽快な曲調を楽しめるのも素晴らしい構成力だ。
女性が華やかなメイクを施すようにアランのキーボードが楽曲に華やかな装飾を装い、二人のボーカルが強力なハーモニーを武器に彩りを装い、そしてツインギターによる、火花散る技巧のぶつかり合いが、バンドの個性的な魅力を誘発する事
…続き

TAKAYOSHI OHMURA-Devils in the Dark ★★★ (2017-06-07 15:53:41)

Liv Moonを経てBabymetalとのお仕事もこなす若手辣腕ギタリストの一人、大村孝佳がシンガーにアカネ・リブやラッセル・クロウ、LIVEでも共演を果たしたマーティー・フリードマンなど多彩なゲストを迎え入れ2013年にリリースしたソロアルバム。速いパッセージを織り込んだメロディックなギタープレイは健在。曲を殺さない弾き倒し方もカッコ良く決まり、ここ数年、自身のソロ以外での活動が無駄になっていない事を見事に証明してくれました。テクニックに埋没しない、聴かせる事と凄技で聴き手を圧倒する事の離れ業を見事にやってのけているようで、その充実したプレイを前に個人的には聴いていてワクワクゾクゾクとさせられましたね。
情感たっぷりなインストナンバーからマーティーとのバトルまで収録、歌モノも歌い手の資質を考えた適材適所にはめ込んでおり、その辺りにも不満はないでしょう。日本人好みのメロディックメ
…続き

BAD LOSER-Utter Indifference-The Right Answer ★★★ (2017-06-07 15:18:04)

スケールの大きいバンドサウンドに酔いしれます
温かみのある南の歌声もピッタリと優しく寄り添っていますよ
バンドの魅力を端的に物語っていますね

BAD LOSER-Utter Indifference-Tear It up ★★★ (2017-06-07 15:15:58)

甘口な楽曲が続いたのでスピードナンバーには否が応でも反応しますかね
南の甘い歌とタイトなリズムプレイが援護射撃
ツボを押さえたイブシ銀のギターも光ります
ソロでは藤井とバトルして欲しかったなぁ
あえてキーボードを押さえたアレンジがハードさを演出していますがね

BAD LOSER-Utter Indifference-Get into Action ★★★ (2017-06-07 15:12:14)

藤井の多彩な鍵盤プレイも光りますね
イブシ銀のギターもエエ辛みを魅せています
甘口な曲が多い中ではハード目の歯ごたえのあるインストナンバー

BAD LOSER-Utter Indifference-Black Wall ★★★ (2017-06-07 15:09:41)

キーボードを大胆に生かしたメロディックなミドルナンバー
聴き応えがありますね
デモ音源よりも短くなっています

BAD LOSER-Utter Indifference-Back Street ★★★ (2017-06-07 15:07:05)

アルバムのオープニングナンバー
軽やかだがどっしりとした風格を感じさせます
的確なアレンジがメロディ派のハートを射抜きますね

BAD LOSER-Utter Indifference-1945 ★★★ (2017-06-07 15:05:19)

のちにEPにも収録される哀愁のメロディックHM/HRナンバー
Hurry Scuaryにも通ずる魅力がありますね

ACID-Live in Belgium '84 ★★★ (2017-06-05 17:12:38)

2009年に突如世に出た1984年にベルギーで行われたLIVE音源。正直音のバランスも悪く商品としてはかなりの荒削りだが、マニアとしては当時の熱気と共にパッケージされたバンドの等身大の魅力を体感できる一枚として、リリース時は熱心に耳を傾けましたね。意外とシンガーのケイト嬢がパフォーマンス力を下げる事無く歌いきっているのにも驚きました。どこか甘く舌ったらずな歌声が醸し出す野良猫スケ番ロックなヤサグレ感がたまらんわい。そして機材トラブルも含め、ミスもそのままにギミックなしのLIVE音源を届けてくれた、荒くれ暴走ベルギーメタルが放つ乾坤一擲のパフォーマンスに焦がれました。

Acid-Don't Lose Your Dreams ★★ (2017-06-05 16:43:40)

ドイツのトリオバンドが1989年に苦節10年を経てリリースした1st。当時のドイツと言えばカボチャメタルをイメージさせるのですが、こちらのバンドが出している音は、あのSINNERばりの哀愁路線のHM/HRサウンドを披露。シングルギターなのですが、ハモリのツインリードが飛び出したりとLIVEでの再現に不安もあるのですが、屈強な男のダンディズム溢れるTHIN LIZZY風サウンドとジャーマンメタルの相性は悪くないのは証明済みなので、その筋のマニアならニアニアとしながら楽しむ事が出来るでしょう。全10曲34分のランニングタイムが示すようにコンパクトな楽曲が適度な疾走感を伴い小気味よく進む構成も見事にハマり気軽に楽しめるのも好印象。意外とあるようでないのが、SINNERタイプなんでね。でもね、歌は雰囲気モノのヘタだし、あぶなっかしい演奏なんですが(雪崩式ブレンバスター並みの破壊力にズッコケますよ
…続き

SATAN-Suspended Sentence ★★★ (2017-05-31 13:02:24)

ブライアン・ロスと袖を分かち、新シンガーにルー・タイラーを迎えバンド名をBlind Furyと改名、アルバムをリリースするもバンドは短命に終わり、メンバーチェンジと同時にバンド名をSatanに戻しリリースされた2ndだが通産3枚目とも言えるのが今作。その迷走ぶりが示すように1st以降の作品の認知度がイマイチ低く、その英国メタルのイメージを具現化したようなシンガー、ブライアン・ロスとは余りにも違う歌い手とのアグレッシブな方向性へと進んだ事による感触の違いで敬遠されているのなら残念なのですが、二本のギターが所狭しと暴れ倒しつつも美麗なフレーズを盛り込んだ濃密な世界観はまさにSatanここにありと言わんばかりの自己主張がハンパなく鳴り響いており、英国的な様式と時代を見越したアグレッションの融合が高次元で結びついています。さすがは大手Steamhammerとの契約に漕ぎつけただけの事はありますね
…続き

WHITE WIDDOW-Serenade ★★★ (2017-05-30 14:02:03)

オーストラリアのバンドなのですが、軽やかなキーボードにフラッシーかつテクニカルなギターがねじ込まれる80年代型のメインストリームHM/HRサウンドを踏襲。嫌みのない音楽性は先人達の美味しい所を余すことなく披露、個性不足感は否めませんが、奇をてらわないアレンジと曲作りは、好きのもには安心安全の高品質ブランドとして、心を開放し耳を傾ける事が出来ますね。
ビックギターとビックコーラス、嫌いな人にはトコトン嫌われそうですが、ZEROコーポレーションが現存していたら絶対にほっとかない的確にツボを押さえた作風は、ある意味BIG IN JAPANなアルバムだ。
メインストリームと言っても昨今のアメリカンロックとはチョイと違うので、所謂グランジ以降のヘヴィロックの影響を受けたリフワークは出てこないし、2000年以降のヘヴィロックバンドに見られるラップのグルーブを持ちこんだヘヴィサウンドは皆無
…続き

Vanishing Point-Twilight Zone ★★ (2017-05-30 13:43:12)

自主制作ですが1988年リリースの記念すべき1st。音質はアレですが、大上翼はベースに専念して新たにキーボードプレイヤーが加入、5人編成になったのも功を奏しているのですかね。線の細さを隠す為なのか、ボーカルの処理の仕方も気になりますが、前作にあったバランスの悪さは改善されバンドとしての成長を感じるのが最大の聴きどころ。音楽的路線も幅は広げてきてますが前作同様、歌謡ロックな様式美系サウンドを踏襲。定番だし甘口カレーなんですが、妙な古臭さが何とも言えない懐かし空気を醸し出し、こちらも4年に一度は聴きたくなる一品ですね。
ある意味、国産HM/HRの欠点が抽出されているような感覚が聴き手を思いっきり選ぶだろうし、他に聴くべき作品はいくらでもあるのですが、様式美系に目が無い猛者なら無視する事は出来ないでしょう。

Vanishing Point-Fantasy of Future ★★ (2017-05-30 13:26:12)

水木麗とベースとキーボードを兼務する大上翼の女性二人とMr.SHINJIと名乗るインギー大好きギター塙神技(こんな字だったような?)、ドラムのNoguchi Kazuhikoの4人が参加する1987年リリースの7曲入りEP。
歌謡テイスト満載の歌メロとアニソンよろしくなメロディ、そこにねじ込まれる日本人好みのコッテコテの様式美系サウンドにむせかえりますが、自主制作とは言え、この奥行きのない平坦な作りと、歌とキーボードを妙に前に出したミックスのキテレツ感、キックの聞こえてこないドラムに代表されるような穴だらけのボトムでは迫力が全然伝わらず、せめてチョコレートの紗々ぐらいの小まめにギュッとした穴だったらなぁと思いますが、とにかく迫力に欠ける音作りが、メタル系としては大いに不満を覚えますが、良く鳴り響くキーボードが作りだすドラマ性は様式美系を愛するモノには、ノッペリとした歌も、歌謡テイス
…続き


MyPage