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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3601-3650
ALIEN-Best & Rare-I'll Survive (original Single)
ALIEN-Best & Rare-Easy Livin' (Single Version)
LAST IN LINE-Heavy Crown
JETTBLACK-Raining Rock
G-FORCE-G-Force
GARY MOORE-Back on the Streets
GARY MOORE-Back on the Streets-Parisienne Walkways
ASCALON-Reflections
D.C. LACROIX-Crack of Doom
STATETROOPER-Statetrooper
DI'ANNO-DI'ANNO
SERAFIL-黒イ光と白イ闇
NITEHAWKS-Vendetta
MIDNIGHT MALICE-Proving Grounds
DOOGIE WHITE & LA PAZ-Granite
COLD SWEAT-Break Out
ALIEN-Best & Rare-In a Crazy World Like This (Tokyo Night (1988 Demo)
SIDINEX-Forever Young
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-An All Star Tribute to Bon Jovi
G.I.ORANGE-G.i. Orange-Psychic Magic
KING DIAMOND-The Graveyard
LADY KILLER-Lady Killer
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-L.A. Steel
BLAZE(大阪)-The Rock Dinosaur
BLAZE(大阪)-The Rock Dinosaur-Underground Heroes
SHARK ISLAND-Law of the Order-Bad For Each Other
NO SHAME-Good Girls Don't Last
SPEEDRUSH-Endless War
LISA PRICE-Priceless
PAULINE GILLAN BAND-Hearts of Fire
Tone Norum-This Time...
JODI BONGIOVI-JODI BONGIOVI-DANGEROUS
JODI BONGIOVI-JODI BONGIOVI
PRIMAL FEAR-Nuclear Fire-Bleed for Me
PRIMAL FEAR-Nuclear Fire
PRIMAL FEAR-Jaws of Death
EVIL KILLER-Witchcraft
PRIMAL FEAR-Primal Fear
PRIMAL FEAR-Primal Fear-Chainbreaker
LADY BEAST-Lady Beast II
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock
AZUZENA-Liberación
AZUZENA-Estrella Del Rock
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Magnus Karlsson's Free Fall-Ready or Not
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Walk This Road Alone
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-A Heart So Cold
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Never Look Away
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Kingdom of Rock
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-The Right Moment
MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Another Life
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ALIEN-Best & Rare-I'll Survive (original Single) ★★★ (2017-03-15 15:15:33)

フルアルバムリリース前のシングルのみの音源
歌うはジムです
甘美だが冷ややかなメロディが爽快な風を運んでくる北欧スタイル
次なるアルバムの方向性を示唆していますね

ALIEN-Best & Rare-Easy Livin' (Single Version) ★★★ (2017-03-15 15:07:31)

所謂ピート・サンドべりヴァージョンがリリースされた後に世に出たシングル
ピートの若々しい歌声を堪能できます
甘く切ない北欧サウンドに胸キュンですね
軽やかだねぇ
突き抜けてるわ

LAST IN LINE-Heavy Crown ★★ (2017-03-14 13:02:27)

ある意味、DIOの黄金期を支えたジミー・ベイン、ヴィニー・アピス、ヴィヴィアン・キャンベルの三人が集まり、ディオに捧げるが如き名盤『HOLY DIVER』を現代的アレンジで蘇らせたような一枚。ヘヴィなミドルナンバーが中心な為、若い人には睡魔に襲れ、つまらんといわれそうなので、スピード=HM/HRと思う方は棄権する事を進めるが、王道も王道、そのド真ん中を地響きを立てながら闊歩するヘヴィなミドルナンバーの迫力と、往年の輝きを取り込んだ音楽性に胸が焦がれます。勿論、モダンな色合いも存分にあり、ファットなギターから繰り出される新旧のヘヴィロックサウンドを網羅したヴィヴィアンのプレイは、懐かしくもあり、今の活動から鑑みると新鮮でもありますね。トリビュートの意味も込めロニー・ジェイムス・ディオよ、再びという音楽性ではあるが、アンドリュー・フリーマンのディオとは異なるタイプの歌い手だが、見事な歌いっぷ
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JETTBLACK-Raining Rock ★★★ (2017-03-13 13:04:45)

元気いっぱいに飛び出している音はラフでスリージーなL.A風の音だが英国出身の4人組。耳馴染みの良いキャッチネスさが懐かしい匂いを発散しているが、ヘヴィでファットな音作りはグランジ以降のロックサウンド、そこに塗されるメインストローム寄りの80年代型メタルと、ある意味ありがちなスタイルだが豪快なリズムとギタープレイ、そして鮮やかさも加味されたメロディと実に計算された作りが施されており、視聴後の爽快感は中々のお手前だ。
まずは豪快なロックアンセム『Raining rock』で幕が開き、お約束感満載だがエモーショナルなロッカバラード『Black gold』、ノリの良い疾走ナンバー、ヘヴィグルーブが心地よいミドルナンバーに、メインストリームメタルと、聴き易さを誘発する多様な音楽性を盛り込みつつも、八方美人にならぬよう、一つの方向性に纏め上げた手腕は見事。個性は無いがツギハギだらけのロックンロ
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G-FORCE-G-Force ★★★ (2017-03-12 16:03:07)

結成当初はB.Voでグレン・ヒューズが参加していた事で知られる短命に終わったゲイリー・ムーアのプロジェクトバンド。後にグレンに、俺の歌い方を模倣しているんだよと言われるゲイリーだが、ギタリストのみならず、シンガーとしての実力も上がり、随分と骨太な印象を受ける一枚、勿論、ポップでキャッチーな面を残してい入るが、THIN LIZZY時代にも通ずる大人のダンディズムさと、ハードなエモーションが哀愁を纏い掻き鳴らされるクレイジーギターぶりに悶絶、歯切れの良いリフが映えるポップな①から②の流れは今聴いてもゾクゾクとさせられる流れの良さも手伝い、最後まで飽きさせる事無く聴かせるコンパクトさが好きですね。表現力の高いギターばかりに耳が行きがちなゲイリーのアルバムだが、今作は適度なコマーシャル性が高いラインで設定されおり、フックに富んだ歌メロは聴きやすさを誘発、実にバランスに気を配した作りになっています
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GARY MOORE-Back on the Streets ★★★ (2017-03-12 15:43:10)

THIN LIZZYのカヴァーもあったり、フィル・ライノットがB.Voのみならず作曲面でも深く関わっているゲイリー・ムーアのソロ作第一弾。全般的にポップーでキャッチーな陽性面が強く前に出てはいるが、十八番とも言える泣きのギターが堪能できるバラードもありと、広くバランスの取れた一枚として知られていますね。ギタリストとしての弾けっぷりも、この時点で確立されているのも面白く、ハードなリフワークと哀愁のメロディ、そこに濃厚に絡みつくエモーショナルは響き、ゲイリー渾身の一撃は多くのギタリストを魅了する事となったでしょう。またラストに収録される⑧はジェフ・ベックの『哀しみの恋人達』と共に、ギタリストの入門曲として広く知れ渡っていますかね。

GARY MOORE-Back on the Streets-Parisienne Walkways ★★★ (2017-03-12 15:30:15)

ゲイリーとフィル・ライノットの共作によるムーディーな一曲
ゲイリーのチョーキング一発の泣きのギターを堪能できますね
この曲は使い方を間違えると完全に
つのだひろがメリージェーンと歌いだしそうだし
場末のスナックのチークタイムである
昭和カラオケ喫茶である
その辺りが若い人には進めづらい要因かもですね
羽生君の時はハズかったわ
この曲はジェフ・ベックのCause We've Ended As Loversと双璧をなす
ギタリスト達の登竜門としても知られた名曲ですよ

ASCALON-Reflections ★★★ (2017-03-12 15:17:48)

英国産の4人編成によるツインギターバンドが2016年にリリースした8曲入りのEP。オープニングから勢いよく駆け抜ける様は、まさにNWOBHM直系のハードサウンド、ロニー・アトキンス似のマット・ジェラードの歌声も少々青臭いが、この手の音楽性にガッチリとハマり、ギラギラとしたツインリードに導かれ場面展開も導入する姿はメイデンフォロワーだ。
屈強なアンサンブルから弾けだされる勢いを殺さない歯切れの良いリズム、ギターリフが生みだす逞しい男臭さのみならず、アコギを生かしたエモーショナルなパートでも魅了する二本のギターから繰り出される、力強さと憂いを帯びた哀愁系のメロディが生みだすドラマ性もこのバンドの魅力だ。そしてヘヴィメタルのなんたるかを雄弁に物語っているでしょう。その疾走感と躍動感に満ち溢れた活きの良いサウンドは、往年のファンの心を読み取った実に明快な方向性を示唆しており、正統派HM/H
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D.C. LACROIX-Crack of Doom ★★ (2017-03-11 15:04:22)

シルヴィ・ラクロア嬢がフロントマンを務めるシアトル出身の正統派HM/HRバンドが1986年にリリースした1st。ラストに収録されているタイトルトラックのCrack of Doomのリフなんてリッチーマニアならニアニアさせられるだろうし、アメリカのバンドなので明るめのライトな楽曲もあるが、ダークな色合いが強くバンドの目指している方向性と、お国柄がバッチンバッチンとぶつかっているようで聴いていてチョット面白い。スケールの大きなロックサウンドを母体にいかような方向性に進むかを試行錯誤する姿に可能性を大いに感じるし、とにかく空間を引き裂くようにヨーロピアンテイスト溢れるリードギターが顔を出す瞬間に、この時代ならではのUSアングラメタルシーンの在りし日の姿を垣間見ますね。初期Twisted Sisterあたりが持つアングラな雰囲気が好きな人なら愛着を覚える一枚でしょう。

STATETROOPER-Statetrooper ★★★ (2017-03-11 14:51:34)

オリジナルは1986年リリースの1st。この時期はメイデン組のポール・ディアノのDIANOや、デニス・ストラットンのLIONHERATなど、ポップ路線へと舵を切ったバンドも多く、MSGのゲイリー・バーテンはどうのような方向性に進むのか個人的にチョイと気にしていたのが当時の思い出、血気盛んな若者に、この手の音楽性をパッと聴いてカッコ良いと思わせず即効放置プレー、やっぱり歌ヘタじゃんで受け付け終了である。でもね、これが物事の分別がつく大人になってから聴くと全然違うんだもんね。10代、20代の自分がどんなヌルヌルのド痛い事を吹聴していたのかを想像しただけで、切腹したくなるほど恥ずかしいと思いますね。
少々ラフな音質が、この手のメロディックサウンドとの相性は良くないと思うのですが、英国風味満点の泣きメロとライトな作風の洗練度の高さは目を見張るほどの出来栄えを誇り、もはや国境を越えた絶対的な
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DI'ANNO-DI'ANNO ★★★ (2017-03-11 14:27:47)

公的年金みたいなもんを不正受給して逮捕されたと言うニュースがあったり、長年の不摂生がたたり歩行困難になり歌手業を引退するも車椅子にてシンポジウムに参加したり、結局引退撤回したりと何が何だかなぁ、その晩節を汚しまくっている元IRON MAIDENのシンガー、ポール・ディアノが最初に組んだプロジェクトチーム、当初はLONE WOLFと名乗っていたがアルバムリリース時にDI'ANNOに改名、満を持してディアノのパワフルヴォイスが聴けるぞと身構えたメイデンファンを吹き飛ばすライトなポップ路線に舵を切り多くのファンを落胆させたと言われる一枚。その終始ライトな作風とディアノの控えめなヤサグレシャウトとの噛み合わせも悪く、ハーモニーをつけてフンフンフ~ン♪と鼻歌交じりのお気楽歌唱に目が点になりましたね。

でもそんなディアノの在りし日の姿を頭から外して聴くと、これが実にメロディックな歌モノ
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SERAFIL-黒イ光と白イ闇 ★★★ (2017-03-10 14:59:20)

キーボード奏者のみならず、バイオリン奏者も専任でいる男性3人+女性3人の6人編成のバンド。APHASIAのボーカルだった流風こと高山留歌をフロントマンに据え、プログレバンドASTURIASのキーボードが合体、そこに女性ヴァイオリニストや女性ベースが加わり、絵的にもサウンド的にも綺麗な画が描かれており、個人的には少々うっとしいと感じるヴァイオリンの音色も、バンドの個性として完全に消化されており、安易なプログレ風味のJ-POPになっていないのが見事だ。むしろ他のバンドとの画一性を避ける為にも重要なマスターピースになっている。耳馴染みの良いポップセンスとキャッチーなメロディ、そこに絡むハードテイスト、そしてテクニカルなインストパートも盛り込んでいるが、聴きやすく纏め上げる手腕も素晴らしい。

個人的には癒し系のロックサウンドとしてヘヴィなモノの合間に聴く耳休めサウンドとして重宝する
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NITEHAWKS-Vendetta ★★★ (2017-03-10 14:29:34)

Crystal Viperのマルタ・ガブリエルの夫として知られるバート・ガブリエルが主宰するポーランドのSkol Recordsから2015年にリリースされた1st。希少な作品を発掘する事に精を出すレーベルとして知られるSkol Recordsからのリリースだけに聴く前から否応に期待も高まるのですが、前がかりなドラム、ハリスよろしくなランニングベース、良く歌うテクニカルなギター、熱の籠ったパワフルヴォイスとガツーンとパワフルにかましているのですがもう少し落ち着いて演奏してくれと、個人的にはチョイとしたズレが気に掛るのですが、典型的なメロディックパワーメタルの影響も多分に含んだNWOTHMサウンドを披露、どこか懐かしいデジャブ感もあるが、これといったバンドを指すものでないのが面白い。また妙な明るさを含んだ楽曲などには、メインストリームメタル風のアイデアも盛り込んだりと、小技を効かした演出も
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MIDNIGHT MALICE-Proving Grounds ★★★ (2017-03-10 13:54:47)

カナダのSkull Fistに籍を置いていたメンバーが集まり2010年に結成されたバンドの1st。ドタバタとけたたましい爆裂感のあるリズム、エネルギッシュに弾けるツインリード、まさに往年のスタイルをそのままにパッケージした80年代型の王道HM/HR。余りにも実直なスタイル故に、その筋のマニア以外には少々厳しいように感じるのですが、哀愁と屈強さが見事に共存しているメロセンスと手堅い楽曲構成は、THEヘヴィメタルを知る上では重要な音楽性であり、彼らが目指している方向性を端的に物語っています。極端なスピードや耳馴染みがやたら良いキャッチネスさが欲しいと思う方は止めた方が良いので、適度にヘヴィでメタリックでワイルドでスピード感を煽るノリの良い、あの音を噛みしめれる正統派サウンドをお探しの方にはドンピシャリですかね。
8曲入りで33分ってランニングタイムも手伝い実に聴きやすく纏めたのも好印象
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DOOGIE WHITE & LA PAZ-Granite ★★ (2017-03-09 14:56:09)

Praying Mantisの来日公演に参加しリッチー・ブラックモアの関係者にデモテープを渡した事がきっかけでRAINBOWのシンガーの座を射止め一躍売れっ子シンガーの仲間入りを果たしたドゥギー・ホワイトがスコットランド時代に組んでいたバンドの復活作。メンバーの楽曲も80年代当時のモノを再利用、懐かしきメロディックサウンドに淡白だがドゥギーの歌声は有機的に絡み楽曲に暖か味を与えています。9スパニッシュギターに導かれ始まる9分を超える大作ナンバー『Shame the Devil』のような例外はあるが、基本はポップでキャッチーなメロディラインを中心に派手さはないが、細かいニュアンスを伝える繊細なタッチの音楽性を披露、楽曲志向の枠の中で、ドゥギーのソウルフルな歌声が優しく響きます。
このような作風のアルバムがポーランドのMetal Mindからリリースされた事に驚いたが、ワタクシの趣味を
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COLD SWEAT-Break Out ★★★ (2017-03-09 14:29:34)

権利の関係でFerrariというバンド名が使えなくなり改名したあとにリリースされた1枚。シンガーもオニー・ローガンからロリー・キャッシーに変わったのですが、これが大正解。甘めのトーンも使いこなせる良く通る伸びやかな歌声は、この手のアメリカンロックにピッタリ、②のようなブルージーなナンバーも難なく歌いこなし、その魅力を遺憾なく発揮。人材の宝庫アメリカの底力を垣間見ましたね。楽曲クレジットをみるとオニー・ローガンの名前が半数くらいあり、大人の事情を感じるのですが、マーク・スローターとXcursionを組んでいたドラムのアンソニー・ホワイトが中心となった楽曲が半数あり、中心人物と目されるマーク・フェラーリばかりに話題が集まるが、実にバランスのとれたバンドだったんですよね。
良く歌うメロディックなツインリードを軸に、幅広い音楽性を持ち合わせた実力者揃いのアイデアを遺憾なく取り込んだ楽曲は頭
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ALIEN-Best & Rare-In a Crazy World Like This (Tokyo Night (1988 Demo) ★★★ (2017-03-07 13:36:23)

ワタクシが知っているだけでも
パット・ベネター、エリック・マーティン、トーン・ノーラム、ロビン・ベックと複数のアーティストが取り上げていますね
ラフなデモ音源ですので完成品とはいきませんがハードな男前度も十分伝わります
パワフルなパット・ベネター
ハンパない声量のエリック
キュートなトーン・ノーラム
ロビン・ベックヴァージョンも素晴らしいね

SIDINEX-Forever Young ★★ (2017-03-07 13:10:23)

後にTriumphや自らの音楽性をTurbo Popと呼んだ女性シンガーを擁するPowder、そしてよもやBon Joviのギタリストに迎えられるとは、一大出世を果たしたPhil Xことフィリップ・ゼニディスが初めて世に出たバンドが1985年にリリースした6曲入りのEP。
レコーディング時はメンバーが20歳前後という若さもあり、力いっぱい演奏しましたよという青臭さもありますが、ポップで軽快な雰囲気のある音楽性はVan Halenあたりの影響も色濃く感じられ、そこにカナディアンなメロセンスを導入、その楽曲には純粋に自分たちの求めるロックが好きだという感情が色濃く反映されており、硬軟バランスよく纏めたドライブ感溢れるハードサウンドはオーセンティックなHM/HRらしい熱きエモーションが迸っています。この手の若手がゴロゴロと転がっていた80年代中期、その隆盛を極めつつあるシーンの底力を強く
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-An All Star Tribute to Bon Jovi ★★★ (2017-03-07 12:57:50)

1. Have a Nice Day  [Fred Coury - Cinderella]
2. Welcome To Wherever You Are  [Colby Veil - Hollywood Roses]
3. Runaway  [Alex Mitchell - Circus Of Power]
4. In and Out of Love  [Stevie Rachelle - Tuff]
5. You Give Love a Bad Name  [Kelly Hanson - Foreigner]
6. Livin' on a Prayer  [Marq Torien - Bulletboys]
7. Wanted Dead or Alive  [Phil Lewis - L.A. Guns]
8. Lay Your Hands O
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G.I.ORANGE-G.i. Orange-Psychic Magic ★★ (2017-03-07 12:16:12)

タイトルを歌うサビが忘れられませんね
軽やかなポップソングです
今でも口ずさみたくなりますよ

KING DIAMOND-The Graveyard ★★ (2017-03-04 19:41:23)

小児性愛をテーマにキング氏お得意のシアトリカルな世界観を全開に放出した意欲作。テーマがオカルトやホラーじゃない分、その絶唱が聴き手の感情を揺さぶり、激しい嫌悪感を誘発しております。神経を逆なでするシアトリカルな歌唱スタイルばかりに目がいきがちですが、このバンドを支えるのはギターのアンディ・ラロックなので、彼が奏でる不気味で幻想的ななムードの中に、繊細なタッチを描いたフレージングは相変わらずの冴えを見せていますね。被害者となった者たちの絶望感や、救おうとする人達の思いがストーリー仕立てで演出されていて、その社会に蔓延る重々しいテーマを真っ向から取り組んでいます。
乾いた音像により少々情念が薄いと感じる趣はありますが、相変わらずキングらしい、ダークな世界観は貫かれているのでキングファンなら安心して聴けるのではないでしょうか。被害者の悲鳴にも似たキング氏の慟哭ヴォイスに耳が持っていかれま
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LADY KILLER-Lady Killer ★★★ (2017-03-04 19:27:22)

ニューヨークを拠点に活動していたツインギター編成5人組によるUS産の正統派HM/HRバンドが1983年にリリースした1st。どこか退廃的なムードの中に、切れ込んでくるシャープなギター、そこに絡むは、投げやりなムードのラフな歌声、このルーズなノリにロックを感じますね。そしてハードに打ち鳴らされるドライなグルーブ感にUS産ならではの味わいを感じます。時代的にNWOBHMの勢いはアメリカ全土に広がり有象無象なバンドも多く現れるも一大ムーブメントを形成してくのですが、このようなバンドが確実にシーンの底を支えていたのは間違いのない事で、名も知れぬバンドですが、シャープなギターがドライブするラストに収録されたタイトルトラックのキレ味など、この時代のUS正統派メタルシーンでなければ味わえない代物、厚みやパワー不足の音質でも危険な香りのするハードサウンドに剥き出しのロックスピリットを感じますね。楽曲によ
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-L.A. Steel ★★ (2017-03-03 18:22:18)

①Savage Grace / Sins Of The Damned
②Panther / Set Me Free
③Bitch / Make It Real
④Lace / Knightmares
⑤Cirith Ungol / I'm Alive
⑥Pandemonium / Evil Face
⑦Stainless Steel / Goin Deaf For A Living
⑧Ruthless / Gates Of Hell
⑨Stormtrooper / Armies Of The Night
⑩Savage Grace / Bound To Be Free

上記9組のアーティストが楽曲を提供した1986年リリースのコンピ作。
マイナーシーンでは割と知られたバンドが多く、Savage G
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BLAZE(大阪)-The Rock Dinosaur ★★★ (2017-03-03 17:52:42)

前作から9年ぶりに6曲入りのミニアルバムをドイツのインディレーベル『High Roller Records』からリリースした関西が誇る正統派HM/HRバンドのブレイズ。ファンとしては待ってましたと感慨深いモノがありますが、9年のブランクを埋め合わせるが如くオープニングから迸る情熱と咽び泣く哀愁のメロディが炸裂、NWOBHM直系のサウンドにマイケル・シェンカーばりの泣きの旋律を導入、ある意味、例えるならスコーピオンズにマイケル・シェンカーが加入し、日本人好みに纏めましたと言えるような、マニアの琴線に触れまくる、仕様は圧巻の一言。その泣きのギターは②のエンディングで延々と繰り出されるRIOTの『WARRIOR』風のソロでもニヤニヤとさせられるほど、コッテリしてるが後味すっきりのコッサリ風味にマニアのハートは鷲掴み、④のようなキャッチーさも兼ね備えたメタルアンセムなど、エモーショナルで説得力に
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BLAZE(大阪)-The Rock Dinosaur-Underground Heroes ★★★ (2017-03-01 14:53:58)

NWOBHMを題材に歌っているのかな?
バンドの心意気が溢れる一曲
哀愁のあるメロディとキャッチネスさがエエ具合で混ざっています
ツボを突き泣かせるギターソロもエエですよ

SHARK ISLAND-Law of the Order-Bad For Each Other ★★★ (2017-03-01 14:48:32)

器用貧乏なバンドだったなぁ
そんな不憫な彼らを思い出させるロッカバラード
上手いんだよね
しっかりしてんだけど売れなかったなぁ

NO SHAME-Good Girls Don't Last ★★ (2017-03-01 14:44:09)

VIXENに続けとばかりに1989年に大手Columbiaからデビューを果たした4人組ガールズHM/HRバンドの1st。オープニングからワイルドでグラマラスなハードポップサウンドを披露、キュートに弾けるジャッキー・リン嬢の歌声も艶やかにハマり、女性にしか出来ない色を明確に出しています。全般的にそつのない楽曲が収録され、ルックス演奏ともにVIXENとの違いを余り感じないのが気に掛るところで、ジャネット・リンと木の実ななとの見分けがつかない『ややこしやぁ』と嘆いていた、なだぎ武のネタを思い出させる類似性が一番評価を分けるでしょうね。昨今の勢いを増すガールズメタルブームですが、女らしさを損なわず、また媚を売らずハードに迫った本気のアメリカンHM/HRは、ロックとポップな面を巧みに両立させた粋な一品でしたね。

SPEEDRUSH-Endless War ★★★ (2017-03-01 14:22:39)

ギリシャ産スラッシュメタルバンドが2016年にリリースした1st。アートワークからも推察出来るようにKREATOR辺りの影響をモロに受けているのでしょうが、喧嘩番長SODOMばりの身も蓋もないスピード命な粗暴な爆裂感に、TESTAMENTのような表情豊かなアレンジも加わり、邪悪な感情を纏った激音が嵐の如く渦を巻き突進、先人達の足跡を跡形も無く飲み込み昇華した姿は圧巻の一言。やはり速射砲の如く繰り出される硬質でゴツゴツとしたリフワークと表現力の高い多彩なリードプレイは聴き応えもタップリだし、汚い歌い回しもクールでスラッシーなサウンドにピッタリだし、ステゴロで遮二無二殴りかかるような圧の凄いプレイ、その肉体を酷使し極限まで高めたグルーブ感は、スラッシュサウンドの根幹を支えるものだしと、ヘヴィメタルとはスピードではなく、ヘヴィさが大切だと思うようになってからは音楽に対するアプローチも随分と変わ
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LISA PRICE-Priceless ★★★ (2017-02-28 16:09:03)

カナディアンメロディックHM/HRバンドWrabitやリー・アーロンのギタリストして知られるジョン・アルバーニも参加しているカナダ出身の女性シンガー、リサ・プライスが1983年にリリースしたEP。オープニングから軽やかで透明感のあるポップロックが満載、哀愁のメロディと躍動するロックなリズムも相性良く噛み合い、彼女の歌声を際立たせる事に成功、その甘く切ないハスキー系の歌声にキュンと胸がトキメキますね。キャッチーな楽曲の中にふんだんに盛り込まれる哀愁のメロディ、歌モノロックが好きな人は勿論ですが、哀メロ派にはたまらんモノがあるでしょう。エッジは効いてないのでハードなモノを好む方にはチョイと喰い足りないので注意は必要ですが、シンプルだが丁寧に作り込まれた楽曲は聴き応え十分、6曲入りってのが物足りないと思わせるクオリティは携えていますよ。

PAULINE GILLAN BAND-Hearts of Fire ★★★ (2017-02-28 15:45:38)

前年にPAULINE GILLAN'S NORTHERN DANCER名義でシングルをリリース、今作は1985年にリリースした1st。シングル盤の音源よりはロック色を強めていますが、基本はブリティッシュ系のポップロックスタイル、ネームバリューから担ぎ出された感のある、歌いはポーリン・ギラン、その名を聴いて何となく連想できるでしょうが、彼女はイアン・ギランの妹に当たる人物で、その威光は商業的に美味しいですよね。このバンドは、そんな彼女とマイナーなNWOBHM系に参加していたメンバーと合体、彼女を前面に押し出しキーボードを多用したポップロックで勝負、英国らしい哀愁味を含んだメロディは耳馴染みも良く、甘くなり過ぎないようにハードな面を前に出しバランスよく聴かせる小技も効いており、無理なく構築された楽曲は十分な手応えを感じますね。
その主役たるポーリンの歌声が好悪の判断基準となるのでしょ
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Tone Norum-This Time... ★★★ (2017-02-27 13:39:16)

お兄さんもお世話になっているパー・ブロム以外にも複数のプロデューサーが名を連ねるトーン・ノーラムの2nd。北欧産哀メロハードポップナンバーの①では我らがインギーがソロで客演、早速北欧人脈を駆使していますが、今作の主役は完全に彼女であり、前作のような兄弟愛溢れるゲスト参加で話題をさらったのでない、確実に中身で勝負が出来る力作。北欧ならではの糖度も高い哀愁のメロディが映えるハードポップナンバーを主軸に多彩な楽曲を難なく歌いこなし、彼女の成長具合が最大の聴きどころでしょう。④はパット・ベネターやロビン・ベックなど複数のアーティストが歌っているので聴き比べるのも楽しみの一つでしょうね。哀愁のメロディを盛り込んだキャッチーな⑥などアルバムの方向性を示唆するナンバーでタイトルトラックに相応しい出来栄え、トミー・ニルソンとデュエットした⑤もムード満点、女性シンガーあるあるなJefferson Airp
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JODI BONGIOVI-JODI BONGIOVI-DANGEROUS ★★★ (2017-02-27 13:06:49)

ハードに迫るも潤いたっぷりな哀メロが耳を惹きますね
エエ曲です
脇の甘い歌も目をつぶって楽しみますよ

JODI BONGIOVI-JODI BONGIOVI ★★★ (2017-02-27 13:03:27)

ジョン・ボン・ジョヴィのいとこだったかな?BON JOVIに所縁のある女性シンガーの1stソロ。甘く切ない哀愁のハードポップサウンドと彼女の甘酸っぱい歌声との相性も良く個性不足感は否めないが初期BON JOVI路線を引き継ぐ音楽性は聴き応え十分。オープニングは散々擦り倒された名曲『Somebody To Love』を元気いっぱいもう一杯にカヴァー、ボトムの効いた②の『Jealousy』、③は仄かな哀愁が漂う甘めのハードポップナンバー『Maryanne』④はビックバラード『Keep The Light Burning』、キーボードを前面に出した⑤『Emergency』哀メロも耳に残りますがサビで明るく弾けます。とバラエティに富んだ楽曲が続くのですが、この辺りで彼女の画一的な歌い回しが気になり、また威光を借りた印象は受けるのがマイナスに働いたのでしょうが、彼女の作品は今作限りで終了。つまらん
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PRIMAL FEAR-Nuclear Fire-Bleed for Me ★★★ (2017-02-26 13:23:45)

アルバムの中盤に設けられたメロウタイム
マットのメロセンスとラルフの慟哭に胸が締め付けられます

PRIMAL FEAR-Nuclear Fire ★★★ (2017-02-26 13:20:23)

楽曲の半数がスピードナンバーで占められた勝負作と言われる3枚目。さぞやLIVEでも盛り上がるだろうなぁと思わせる勢い重視の楽曲は突破力も高まり、この手のバンドに必要不可欠なパワー&メロディ、スピードという三拍子がそろい踏み、扇情的なメロディが激しくも疾走する様に圧倒されるでしょう。それもこれも強力無比なハイトーンシンガー、ラルフの歌唱力があってこそだし、しのぎを削るツインギター、緩急を司るリズム隊、2000年と言うこの時代に、これぞヘヴィメタルと言う激奏激唱だが、どの楽曲にもメタルの流儀に乗っ取ったドラマ性があり、今まで以上に強く深く進化しつつも、広がりのあるキャッチネスさも損なっていない、実に堂に入った一枚である。
スピード感を煽る楽曲が増えた事は、この手のバンドに求められる要素なのだろうが、その反面、過去2枚以上にデジャブ感が増えたのも個人的には気になるところで、その辺りが評価
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PRIMAL FEAR-Jaws of Death ★★★ (2017-02-26 12:51:40)

ラルフ・シーパースの強烈なハイトーンとスピード感溢れるエネルギッシュな演奏が魅力の彼らが1stでの成功をウケ、翌年に早くもリリースされた2nd。痛烈に連打されるドラム、エッジの効いたギター、ジャーマンメロディックパワーメタルと言えばこれと言いたくなる展開にマニアならずとも拳を振り上げずにはいられないでしょう。ある意味、PAINKILLERパート2的な作風ではあるが、これが俺たちの目指す世界観なんだと言わんばかりの剛毅なムードに圧倒されっぱなし、力技でグイグイと推し進めてきたと思いきや⑥のようなメロウなロックアンセムを放り込み、METAL GODとの姿を重ね合わせたくなる小技もありと、前作以上に練り込まれた楽曲も増え、単なるプロジェクトでは終わらないバンドとしての新たなる船出となる強烈な一枚との印象が強い力作。
疾走するパワー、ドラマ性を称えた展開と叙情的なメロディの数々、ヘヴィだが
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EVIL KILLER-Witchcraft ★★★ (2017-02-25 12:57:34)

NWOBHM直系とも言えるガリガリと高速回転するリフワーク、疾走するツービート、緩急を効かせつつも全編にわたり激しく駆け抜ける様が何とも心地よいスペイン産の若手スピードHM/HRバンドが2016年にリリースした2nd。問答無用のバカテンポもカッコいいが、リフワークのみならずリードプレイでも随所に盛り込まれる叙情性とドラマにはJPスタイルを基本としながらも、よりスピードに特化した仕様に取り組み、そのクールなキレ味にメタルのカッコよさを体感させてもらえます。単純明快に突っ走るだけではない工夫もあるが、ライブ感のある活きのいい演奏が実に印象的で否応なしに身体が反応しますね。また古典的手法に乗っ取ったアレンジは古臭さに埋没しない旬を感じさせる作りも施しており、豪胆なパワーと、切れ味鋭いクールリフを携え疾走するシンプルな構造だが、自分たちの目指す方向性を凝縮した作風は実に分かりやすく視聴後の爽快感
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PRIMAL FEAR-Primal Fear ★★ (2017-02-24 13:28:26)

Tyran' Pace時代からロブを彷彿とさせるシンガーでしたが、Gamma Rayを経て新たなる船出に出たのがコチラ、ジャーマンメロディックメタルを代表するSinnerのマット・シナー、トム・ナウマンと合流、そこに何処までも突き抜ける強靭なハイトーンが加わればどれだけ強力なモノになるのか、想像しただけでゾクゾクとさせられるのですが、アルバム全般的に少々借り物のアイデアが目につきイマイチ乗り切れないのですが、彼らが期待させるべく音楽性を真っ向から受け止め再現した姿勢は大いに買いだ。パワフルだがメロディを蔑にしないアレンジセンス、アグレッシブに打ち鳴らされるドラミング、エッジの立ったギター、そしてラルフのハイトーンときたらね、本家がやらないなら俺がやると言わんばかりの、剛直なストロングメタルを堂々と披露。その失われた伝統芸能を、この時代に彼らが引き継ごうとしたのなら、アルバム全般に漂うデジ
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PRIMAL FEAR-Primal Fear-Chainbreaker ★★ (2017-02-24 13:11:27)

楽曲そのものもデジャヴ感満載だったが
歌が始まり完全に確信犯だと言う事がわかります
JPがインギーの曲をカヴァーしたみたいな一曲です

LADY BEAST-Lady Beast II ★★★ (2017-02-24 13:04:35)

デボラ・レヴァイン嬢をフロントマンに擁するUS産正統派HM/HRバンドが2015年にリリースした1st。今作の3年前にセルフタイトルでミニアルバムをリリースしているので今作はⅡとなっているので少々ややこしいのですが、満を持してリリースされたフルアルバム。その音楽性は前作で魅せた古典的な手法に乗っ取った王道路線を踏襲、ブレる事のない精神性を高め、ガナらない女性シンガーも繊細なタッチの歌唱スタイルで楽曲に色と艶を与え、力負けする事のない張りのある歌声はキンバリー・ゴスを思わせるもので、正統派は歌が命と言われるが、その重責を見事に果たしています。
往年のスタイルを盛り込み純粋培養された音楽性故に真新しさは皆無、故に筋金入りのマニアにとっては、単なるNWOTHMの一群として捉え埋没してしまう要素もありますが、無駄をそぎ落とし再構築した音楽性はノスタルジーを擽るだけでは終わらない純粋で情熱的
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MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock ★★★ (2017-02-23 14:59:37)

ギタリストのしての才能のみならず、華やかなルックスも魅力の北欧HM/HR界きってのメロディメイカー、マグナス・カールソンが自身の名前を冠したソロプロジェクト第2弾。Midnight Sun時代のヤコブと共演したり、ヨルン・ランデとはAllen - Landeを一緒にやってたしと、身近な人達もいますが、ジョー・リン・ターナー、トニー・マーティン、トニー・ハーネルなどのベテランを招聘し見事に彼らの特性を生かした楽曲を用意、デヴィッド・リードマンやハリー・ヘスなどの実力派シンガーの客演ぶりも素晴らしいが、その名うての実力派シンガーに混じり自身が2曲リードを取った楽曲があるのですが、負ける事無く存在感をアピール、これならLIVEでも全曲自分が歌って再現できるんじゃないかと思える出来栄えに感心したものです。北欧風のメロディを存分に生かしたハードでメロディックな音楽性が大好物な人にとっては、参加メン
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AZUZENA-Liberación ★★★ (2017-02-23 14:39:46)

スパニッシュメタルの女帝Azucena Martín-Dorado Calvo嬢がスペルをチョイと変えてAZUZENAと名乗りソロに転向、今作は1989年リリースの2枚目。前作はソフトなロックサウンドに接近、その方向性には従来のファンから不評を買い早速方向転換を図るのですが、おそらく彼女自身にも、こちらの路線で行きたいという思いが透けて見えており、熱を帯びたパワフルシャウトが映えるハードスタイルに回帰。もちろん音楽性の幅を広げる事も怠ってはおらず、バラードあり、ポップナンバーあり、スピードナンバーありと実に多様性を帯びつつもギターオリエンテッドな作風に終始した一枚。全ては熱い熱情が迸るスパニッシュメタルに要約されており『ヨッ待ってました』と声を上げ膝を打ちたくなる方向性にファンとしては安堵しましたよ。
しかしアルバムタイトルを和訳すると『解放して』という意味があり、メタルシンガーと
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AZUZENA-Estrella Del Rock ★★ (2017-02-23 14:27:51)

初期スパニッシュメタルを語る上では外せないSantaのボーカルだったAzucena嬢が、音楽性を広げていきたいバンドとの軋轢で脱退。こちらは1988年にソロになりリリースされた1st。
メイクも落とし心機一転だったんでしょうが、彼女の熱いロックな歌声が空回りするポップロックサウンドに舵を切っており、スペイン語の硬い語感との相性もあってか、随分と噛み合っていない印象が強く、これソロになったらありがちな奴じゃんと思わされるのが残念無念なのですが、全般的にソフトケイスされてはいるものの、スパニッシュなエレキギターの響きが涙を誘うバラードあり、彼女の歌声はやはり熱き血潮が滾るロックボーカリストである事に変化は無く、その辺りが聴き手の評価を分ける事となるのでしょう。リリース後、従来のファンの失望をウケ、翌年にリリースするアルバムではハードなスタイルに回帰するも、継続する活動には繋がらなかった
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MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Magnus Karlsson's Free Fall-Ready or Not ★★★ (2017-02-21 21:54:29)

こんなに歌が上手いならゲストいらんじゃんと言わしめる一曲
流麗なソロも素晴らしいが曲がいいよね
○○風な曲が多いアルバムですが僕は好きですねぇ
やりきっていますからね

MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Walk This Road Alone ★★★ (2017-02-21 21:49:27)

アルバムのラストはマグナス自ら歌います
堂々と歌声でも渡り合っていますね
一本筋の通った作風を〆るのに相応しいメロディックHM/HRナンバー
繊細さとハードテイストが絶妙です

MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-A Heart So Cold ★★★ (2017-02-21 21:45:20)

この曲に限らず歌い手の資質を存分に生かしていますね
ハリー・ヘスの歌声がバッチリとハマっています
瑞々しい北欧テイストがパッと花開いていますね

MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Never Look Away ★★★ (2017-02-21 21:41:49)

トニー・ハーネルの美声を堪能できます
彼の透明感と繊細さが見事に活きていますね
メロディックHM/HRの王道を行く展開が耳を惹きます
サビの持って生き方もトニー・ハーネルらしいね

MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Kingdom of Rock ★★★ (2017-02-21 21:39:11)

アルバムのオープニングを飾るファンタジー路線の北欧ナンバー
広がりのある展開が好きですね
ヨルン・ランデは何を歌っても様になるね

MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-The Right Moment ★★★ (2017-02-21 21:37:27)

女性シンガーが甘酸っぱい歌声を披露
10曲目ってのも丁度良い
ハードだが繊細でリリカルな一曲
確かに女性シンガーの方が似合っているかな

MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL-Kingdom of Rock-Another Life ★★★ (2017-02-21 21:32:40)

At VanceやMasterplan最近ではハーマン・フランクのソロで迫力のある歌声を披露したリック・アルティ
アイリッシュな雰囲気のイントロから力強さを兼ね備えたメロディックメタルへと流れていきます
ギターも聴かせるわ


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