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失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4301-4350
HELIX-Long Way to Heaven
HELIX-Wild in the Streets
220VOLT-Mind Over Muscle
220VOLT-Power Games
220VOLT-220 Volt
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Dr. Death (Harold Shipman)
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Make Them Die Slowly (John George Haigh)
CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-The Hell Benders (The Bender Family)
OMEN-Hammer Damage
HALLOWEEN-No One Gets Out!
Heavy Bones-Heavy Bones
KEEL-Keel VI: Back in Action
DIAMOND HEAD-Diamond Head
VICTORIUS-Dreamchaser
LIZZIES-End of Time-End of Time
LIZZIES-End of Time-Heavy Metal Warriors
LIZZIES-End of Time-Speed on the Road
LIZZIES-End of Time-Blindslave
LIZZIES-End of Time-Sacrifice
SHAH-Terror Collection
XYZ-XYZ-Tied Up
XYZ-XYZ-Inside Out
KISSIN' DYNAMITE-Megalomania
Steele-Tricks up My Sleeve
ALCATRAZZ-Dangerous Games
ALCATRAZZ-Dangerous Games-Night Of The Shooting Star
ALCATRAZZ-Dangerous Games-The Witchwood
ALCATRAZZ-Dangerous Games-Only One Woman
ALCATRAZZ-Dangerous Games-Blue Boar
ALCATRAZZ-Dangerous Games-Ohayo Tokyo
ALCATRAZZ-Dangerous Games-No Imagination
ALCATRAZZ-Dangerous Games-That Ain't Nothin'
ALCATRAZZ-Dangerous Games-Undercover
ALCATRAZZ-Dangerous Games-It's My Life
ERIKA-Lady Luck
ERIKA-Lady Luck-Spread My Wings
ERIKA-Lady Luck-Bring Me the Laughter
ERIKA-Lady Luck-Keep My Dreams Alive
ERIKA-Lady Luck-Letting It Out
ERIKA-Lady Luck-No Heart at All
ERIKA-Lady Luck-Lost in Paradise
ERIKA-Lady Luck-Little White Lies
ERIKA-Lady Luck-Come Back for Love
ERIKA-Lady Luck-Love Can't Live
ERIKA-Lady Luck-It's Up to You
ERIKA-Lady Luck-Merry - Go - Round
ERIKA-In the Arms of a Stranger
HEXX-Under the Spell
Marcello-vestry-Marcello-vestry
KIRKA-R.O.C.K.
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発言している33曲を連続再生 - Youtube



HELIX-Long Way to Heaven ★★★ (2016-07-30 14:12:33)

オリジナルな1985年リリースの4th。典型的な大らかでゆったりとしたリズム、豪快さと整合感のあるサウンドは優等生すぎるがアメリカンな王道ロックが好きな人にはたまらんものがあるでしょう。その中にも哀愁のメロディを盛り込んだボブ。ハリガンJrが提供した②や同じく哀愁路線の⑦などは日本人の琴線に触れる要素も強く、イマイチ日本で跳ねないAC/DC、クロークス系のロックスタイルだけではない強みもあるので類型的なサウンド形態や印象の薄さから逃れる事に成功、ポピュリズム溢れる粒ぞろいの楽曲はどれも嫌みなく溶け込み、売れる要素を内包している点も見逃せません、また74年結成のバンドだけの事はあり職人技のソツのない演奏もカッチリとハマり一体感を演出しているのも彼らの強み、全10曲入り36分少々というコンパクトなランニングタイムも手伝い飽きることなく最後まで一気に聴かせてくれますね。バカっぽさを感じさせない
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HELIX-Wild in the Streets ★★★ (2016-07-29 13:55:55)

オリジナルのリリースは1987年、プロデューサーに①⑥ではニール・カーノン、それ以外はマイク・ストーンが手がけるという金も力も入った一品、その証拠に⑨ではデフ・レパードのジョー・エリオットが曲を提供、③はナザレスのカヴァーを収録した意欲作。その甲斐あって音の作りはゴージャス、今までも嫌みを感じさせない豪胆さがありましたが、その勢いを損なう事無く実に洗練したハードでありつつも大人のロックを聴かせ、雄大なリズムとメロディ、そこにチョイ足しされる哀愁がなんとも言えない絶妙な味わいを持たせ、十把一絡げのバンド群から頭一つ抜きんでた存在になったと言えるでしょう。残念な事に国内盤リリースもなく、地元のカナダでも、所謂ビルボードチャートでも話題にならずOUT。質の高いキャッチーな音楽性のわりにオッサンでアイドル性がなかったのが成功に結び付かない理由だと当時は言われていましたね。デフレパード程ポップじゃ
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220VOLT-Mind Over Muscle ★★★ (2016-07-29 13:19:33)

メタリックな質感と洗練された泣きのメロディが程良く配合された1985年リリースの3rd。その魅力はオープニングナンバーの①に集約されているようで、押しの強さと飛翔感が噛み合った彼らの代表曲が生まれたのでしょう。軽快な③などコマーシャル性の富みつつもメタリックな空気を纏った曲もあったりと、前作までプンプンと漂っていたアマチュア臭さも薄まり、いい意味での洗練度が倍増、ようやくバンドの実像も見えてきたなと言える出世作となりました。今作は1stに続き国内盤のリリースもありましたが、北欧メタル伝説という邦題が、その筋の方から失笑を買いマニアも肩身の狭い思いをしたといわれる不遇を味わう一品。メタルバブル到来の中でも地に足をつけた作風は次作への布石となっていますね。

220VOLT-Power Games ★★★ (2016-07-27 15:11:03)

どこを切っても溢れ出る北欧ならではの哀愁のメロディとシャープな質感は、前作の路線を推し進めつつも更に磨きを掛けてきた印象が強い1984年リリースの2nd。その魅力は野暮ったいが①②とヘヴィなミドルナンバーにも表れ、哀愁の旋律が躍動する③、回転するリフワークと泣きの旋律が印象的な④、歌い手の力量は追い付いていないがヘヴィでダークなミドルナンバー⑤の濃厚な世界観、垢抜けないが北欧的な魅力輝くシャープな疾走ナンバー⑥、メロウなサビメロも印象的な⑦、泣きのバラード⑧と硬軟バランスの取れた一枚としてマニアならずとも惹きつける魅力もある一品へと仕上げてきました。ちなみに今作のオフィシャルCDは存在しておらず、サビがチョイとハズい『Heavy Christmas』、EYE TO EYE路線の『Young And Wild』、バラード『Lorraine』が収録されたボートラ3曲入りのMetal Rend
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220VOLT-220 Volt ★★★ (2016-07-27 14:15:22)

220VOLTと言えばマックス・ノーマンが手がけた『Eye to Eye』が代表作として取り上げられることも多く、今作のような作風とはチョイと違いますが、ある意味メタリックという点で語ると今作がもっとも攻撃的な面をフィーチャーした一枚になるのかもしれません。押しの強いリフワークと北欧ならではの冷ややかで美しい旋律、マイナー臭は全開ですが北欧ブランドを十分に誇示する内容かと思います。SCORPIONSあたりをイメージさせるメロディックなミドルナンバーからJP仕込みの疾走ナンバー⑤、RIOT+RAINBOWな⑨、強烈な泣きを発散するバラード④、青臭い声質がマイナー臭を撒き散らしていますが、これぞ北欧メタルな哀愁が随所に溢れており、メタリックな北欧HM/HRサイドをフィーチャーしていますね。TORCH、MADISONなど初期の北欧スタイルが好きな方にはたまらんモノがあるでしょう。マイケル・シェ
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CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Dr. Death (Harold Shipman) ★★★ (2016-07-26 14:21:04)

ハロルド・フレドリック・シップマンは医師。彼が担当する患者が相次ぎ死亡。その事を不審に思った同僚に通報され本格的な捜査。少なくとも彼が関わった病院を辿ると200人以上の患者が彼の手に掛けられたと思われいるが、自然死を装うケースや手術中の死亡など自らの犯行を疑われないように工夫を凝らし実際は1000人を超えるとも言われる。歪んだ母親の教育により思いあがった人間になるも、幼少期から過度の期待を受けるも応えられずに、思い悩み薬物中毒になったとか、いかなる事情があったにしても受け入れられないし、最後は刑務所で自殺とは最後まで命を思いのままにしようとした許されざる人間です。

野太い咆哮、吐き捨てヴォイスが情念を吐き出します
うねるグルーブ
走り出すパートなどこの曲に限らず現代的ドゥームの在り方を示していますね

CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-Make Them Die Slowly (John George Haigh) ★★★ (2016-07-26 14:02:30)

今回のアートワークにも選ばれたジョン・ジョージ・ヘイグは死体をドラム缶に入れ溶解し完全犯罪を目論んだシリアルキラー。警察に逮捕された際も、6人殺したが死体=証拠がなければ逮捕できないでしょうと、開き直り&余裕を見せたバカもの。警察の執念の捜査により、わずかな人骨を見つけ有罪に持ち込み、慌てた本人は精神異常を装うも当然死刑です。

MAKE THEM DIE SLOWLYって個人的には人食い族の原題なんで興奮しました
70年代的な乾いたサウンドとドゥーミーなリフワーク
荒れ狂うグルーブか心地よいですね
噛みつくような獰猛な歌も好きです

CHURCH OF MISERY-And Then There Were None-The Hell Benders (The Bender Family) ★★★ (2016-07-26 13:53:19)

アメリカ初のシリアルキラー一家などと言われるベンダーファミリー、西部劇なんかでみる簡素な一軒宿。そこに宿泊した客を殺し金品を奪う。いかがわしい霊媒を生業とする娘、知恵遅れの息子、そして両親の4人からなる悪行の数々、想像しただけでもゾッとしますね。行方不明になった弟を探しに来た陸軍のヨーク大佐、彼の詰問に怯え、夜逃げその後の行方が知れないというミステリアスさがより恐怖を煽るのですが、なぜこの家族が大量殺人に至ったかは真偽は不明。金品を売りにきた事実と、夜逃げした宿から大量の死体が出た事による状況証拠の積み重ね、そもそも捕まっていないからね。

血なまぐさい陰惨なドゥームロックに酔わされます
メンバー間のケミストリーも見逃せませんね
貫禄のオープニングナンバー

OMEN-Hammer Damage ★★★ (2016-07-25 14:41:07)

前作『Eternal Black Dawn』から13年ぶりにリリースされた2016年5月発売のオリジナルアルバム。メンバーは前作のメンツにドラムもスティーブ・ウイティッヒが復帰したりと懐かしい顔ぶれも揃い、あのけたたましいOMENサウンドが復活。やや地味で生彩を欠いた作風の前作よりも、よりソリッドでパワフルなパワーメタルサウンドを披露。高揚感を煽る勇壮なメロディ、メタリックで滑らかなギターサウンドはケニー・パウエルならではの細やかな仕事ぶりを発揮、特段これといった押しの強さはないが、屈強なスクラムを組んだアンサンブルは彼らの真骨頂、この独特の響きこそダークなOMENサウンドの根幹を支えるものと思っているので、今作はその辺りが初期の頃を思わせる懐かしさがありますね。歌い手も時折JDキンボールを思わせる面もあったりと、往年のファンにも十分訴える面はあるかと思います。もう少しキャッチーで愛想の
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HALLOWEEN-No One Gets Out! ★★★ (2016-07-25 14:10:17)

お得意のシアトリカルなパフォーマンスも目に浮かぶ芝居掛ったハイトーンヴォイスと時代性を加味したパワー漲るヘヴィメタルサウンドを披露した1991年にリリースされた2nd。ほぼ自主制作であろう環境がもたらす音質のヌルさはなんともしがたいがリジーボーデンとサヴァタージを掛け合わせたようなスリルとアグレッションにホラータッチを織り交ぜた楽曲の質は高く、ドイツのアチラとスペルがAとEの違いだけでロゴにも思いっきりカボチャだったりと(冷静に考えるとスペルの違いは大きいのですがアホのワタクシの脳みそでは間違えますよん)US産正統派HM/HRシーンに名を刻むバンド故に、その類似性が認知度の足を引っ張っているのなら残念です(バッタもんじゃないよ)。
当時のアメリカのミュージックシーンにおいて、彼らもメインストリームの波の中で自らのアイデンティティを確立しようと試行錯誤、更には音源リリースへ向けて行動
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Heavy Bones-Heavy Bones ★★★ (2016-07-23 14:35:26)

大橋隆志率いるキャッツインブーツのシンガーだったジョエル・エリス(キャッツインブーツはアメリカのキャピトル・レコードとアルバム8枚・契約金100万ドルという大型契約を果たし当時は話題になったがアルバム1枚で解散している)とL.A界隈では腕利きのドラマーとして知られるフランキー・バネリらが中心となり結成されたバンドが1992年にリリースした1st。ジョエルのワイルドで歪んだセクシーヴォイスを中心にシリアスなヘヴィロックを披露、軽快な『The Hand That Feeds』で幕が開け乗り良く突き抜けると思ったら、わりとミドル&バラード系の楽曲が中心で聴かせる楽曲が多い、その分メロディにも気を配り、大味なアメリカンロックとは一味違うメロウな味わいがあり、⑤⑥の流れなど顕著に感じさせてくれるでしょう。アルバム全体のクオリティは低くないが、やや流れが単調になりがちでシンプルにスッキリとノラしてく
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KEEL-Keel VI: Back in Action ★★★ (2016-07-22 16:00:33)

1998年にリリースされた企画モノの一枚、往年のメンバーを集め、未発表の音源を中心に製品化。とは言えクオリティの下がるモノではなく十分新作として扱われてもそん色のない一枚、むしろ1998年にここまで80年代の匂いがするサウンドを休眠していたロン・キールが飛ぶ鳥を落としていた80年代時代のキール色を全開で出してくるとは驚いたものです。豪快なリフとリズムが生みだす大陸的なうねり、これまた剛毅な歌声、アメリカンでライトな作風もありますが、男っぽい質実剛健としたサウンドは寄せ集め集では終わらないクオリティを保持していますね。なんといっても今作で一番の話題は、時代を作り上げたパンテラが、まだ普通のメタルバンドだった3枚目にマーク・フェラーリが提供した⑦のキールヴァージョンが聴けるのがマニア心をくすぐるでょうね。剛毅なアメリカンロックが聴きたい方にはおススメの一品。無難な作り故に飽きのサイクルも早そ
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DIAMOND HEAD-Diamond Head ★★★ (2016-07-22 15:42:00)

メタリカに影響を与えたバンド、NWOBHMムーブメントにノリ、アグレッシブなリフワークを生かした1stで時代に名を刻んだレジェンダリーなバンドの最新作。メジャーデビューを果たした2nd、3rdでは第二のレッドツェッぺリンみたいな売りだし方をされ、ファンからの支持を失い解散。90年代に入りメタリカのカヴァー集やLIVEでの共演などで話題をさらい再結成するも、想像していたのと違うという事でまた解散。そして2002年にひっそりと復活、たび重なるメンバーチェンジを繰り返し活動を継続してきた彼らが満を持してタイトルにバンド名を冠した一枚を今年の4月にリリース(7月には国内盤もリリース)。ここにはメタリカに影響を与えたと言われる疾走感も荒々しさもパワーも存在しないが、円熟味を帯びた演奏から鳴らされるエモーショナルな響き、古典的な手法に乗っ取り組み立てられてはいるが、今の時代性を巧みに取り込む丁寧な作
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VICTORIUS-Dreamchaser ★★ (2016-07-22 15:12:14)

国内盤はアヴァロンレーベルからリリースされているドイツ産正統派HM/HRバンドの3rd。派手に打ち鳴らされえるブラストビート、欧州産の湿り気と一聴して耳に飛び込んでくる感触の柔らかいキャッチーなメロディ、申し分ないスピード感と堅実極まりない無難な作りはメタル系の入門盤にはもってこいな仕上がり、同郷のハロウィンやブラインドガーディアン、派手な展開はドラゴンフォース辺りからの影響を感じさせ、その辺りの音楽性に共感出来る方には安心して楽しめるクオリティを保持していますね。個人的には先の見える展開&王道スタイル、更には聴いていこっぱずかしい感覚に囚われ全く手を出さないジャンルなのですが(タダでもらいました)ドイツ産ならではの生真面目さと、暑苦しさを緩和させる伸びやかな歌声のシンガーとの相性も絶妙で、ドイツからもこんな爽快なバンドが出てくるんだなぁと思いましたね。時にはヒロイズムさえ感じさせる高揚
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LIZZIES-End of Time-End of Time ★★★ (2016-07-20 17:57:57)

不気味な出だし
ジャケットと歌詞の世界観がリンクしてますね
この懐かしきメタリックな響きがエエ
5曲入りのEPという流れを損なわず最後まで失速しなかったのも良かったね

LIZZIES-End of Time-Heavy Metal Warriors ★★★ (2016-07-20 17:55:12)

ストレートな一曲です
スペイン出身だし女版IRON CURTAINってトコロですかね

LIZZIES-End of Time-Speed on the Road ★★★ (2016-07-20 17:52:59)

キャッチーなリフワークが耳を惹きますね
シンプルな構成とストレートな展開
王道HM/HRナンバー
スペインの血も騒いでいますね

LIZZIES-End of Time-Blindslave ★★★ (2016-07-20 17:51:30)

醒めた情熱がクールな印象を与えますね
懐かしい時代を想起させる一曲
でも古臭くはない
魅力的なメロディラインを歌いますね

LIZZIES-End of Time-Sacrifice ★★★ (2016-07-20 17:48:31)

妖しげなメロディラインが耳を惹きます
メタリックな彼女たちらしいナンバー

SHAH-Terror Collection ★★★ (2016-07-20 17:28:49)

ロシアンスラッシャーが1992年にリリースした2ndという事ですがマテリアルは1985年から1991年までの音源を寄せ集めた代物?らしくロシアと言う事で確かな情報もつかめずリリースの経緯は分からないと、なんだか微妙な作品ですが出している音はキレのあるスラッシャーご用達の一品。音質は良くないが過激でノイジーな楽曲は殺傷力のあるリフワークを従えスピーディーに迫る姿は荒々しくもありカッコいい。光沢のある質感と欧州ならではの湿り気、そこに切れ込んでくるアグレッション、走るだけではない凝った演出の楽曲も用意、なんとも言えないアングラ臭は漂っているが、メタリカチックな楽曲群は十分な完成度を誇り前作の作風を推し進めた要素もあったりと、過激さと進化の過程を今作一枚で辿る事が出来るのがなんとも面白い。

XYZ-XYZ-Tied Up ★★★ (2016-07-19 21:42:39)

ドッケン譲りのメロウなHM/HRナンバー
地味な曲ですがエエですね

XYZ-XYZ-Inside Out ★★★ (2016-07-19 21:40:43)

雄大な大陸的ノリが心地よい
いかにもアメリカンな一曲

KISSIN' DYNAMITE-Megalomania ★★★ (2016-07-19 21:35:01)

ドイツ出身のNWOTHMバンドが2014年にリリースした4th。前作で魅せたバブリーなアメリカンロック色を強化、新たなるメタルアンセムなオープニングから良く出来た仕上がりを魅せ、良くも悪くもNWOTHMの旗手としての貫禄を魅せる事になるとは、2ndあたりのアクセプト的剛毅なスタイルが好きな方には少々鼻につく面はあるでしょうが、良く計算され再興された音楽性は盤石の完成度を誇り、バンドの方向性を見事に指し示す結果となりました。その流れは2曲目以降もしっかりと受け継ぎビックコーラスとグラマラスさを生かしつつも、ギターオリエンテッドな作風を貫く姿の頼もしさはバンドの肝、コンパクトな楽曲の中でも存分に爪痕を残すバランス感覚は見事だ。バブリー臭と売れ線志向な楽曲、ジャーマンメタルの魂を継承する勢いはあるが、10回くらい聴いたら飽きるんじゃないの?的なお気軽感も無きにしも非ずです、でもフックに富んだメ
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Steele-Tricks up My Sleeve ★★★ (2016-07-19 21:19:27)

オリジナルは1996年に国内のみでリリースしたUS産のメロディアスHM/HRバンドの1st。話題になったのは今作でドラムを叩くのが鳴り物入りで全米デビューを果たすEZOのドラマー、アンセムやラウドネス、浜田麻里などたぎにわたって活動した本間 大嗣が参加している事で知られる一枚。作風はUS産らしい爽快なメロディと歌を中心とした作りだが時代が時代だけにダークな面もしっかりフォロー、ギターもヘヴィにチューニングされており、コマーシャル性の高い分厚いコーラスを重ねた歌とバックの重さを残した演奏は、微妙なかみ合わせかもしれませんが、多彩なポップセンスとカラフルさが程良く弾け、ポピュリズム溢れる音楽性となり昇華されております。思いのほかギターオリエンテッドな作風にもなっているし、デカイ会場が似合うサウンドは聴いていて心地よい。即効性の高いキラーチューンのオープニングナンバー『Tricks Up My
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ALCATRAZZ-Dangerous Games ★★★ (2016-07-18 13:55:26)

ALCATRAZZ=インギー路線という先入観から抜け出せなかった10代だった当時、初見のリアクションの悪さは相当でしたね。どこを聴いたらエエねんとラックの底一直線…お恥ずかしい限りです。
ALCATRAZZはグラハム・ボネットが中心となり結成されたバンド、あまりにも鮮烈なデビューを果たし革新的とも取れる音楽性は彗星の如くシーンを駆け抜けたと言っても過言ではなかったのですが、グラハムのポップセンスをいかようにして楽曲に反映するのかが鍵、インギーはクラシカルなギターを軸にした様式美スタイル、2枚目は枠にとらわれないヴァイの作曲センスを遺憾なく取り込み、プレイ以外の面でも支えたと斬新な作品ときて、ギタープレイを執拗に押さえこみグラハムの歌を中心としたストレートな作風の今作は、ハッキリと言って地味です、狙った地味さです。荒々しいとかスピーディーとか、短絡的な魅力に触れたい人には進めませんが
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ALCATRAZZ-Dangerous Games-Night Of The Shooting Star ★★★ (2016-07-18 13:30:37)

アルバムのラストはアカペラで
お休みなさいと言われているような感覚にとらわれます
アルバムを閉めるのに相応しいムードがある
今作で終わったのが惜しまれますね

ALCATRAZZ-Dangerous Games-The Witchwood ★★★ (2016-07-18 13:26:45)

官能的な歌唱と楽曲
アーバンな魅力に溢れていますね
走らないとダメという人は今作すべてがダメでしょうから
グラハムの歌の巧さを堪能できるアルバムの中でも1,2を争う名曲ですね

ALCATRAZZ-Dangerous Games-Only One Woman ★★★ (2016-07-18 13:24:15)

グラハムの18番
ポピュリズム溢れた一曲

ALCATRAZZ-Dangerous Games-Blue Boar ★★★ (2016-07-18 13:22:09)

哀愁度の高いAメロ~Bメロの組み立て方も好き
サビではやはり明るめのメジャーキーを放り込む
グラハムのマイルドな歌声が映えますね
邪魔をしないダニーのギターも好きです
LIVEでは終わり方も引っ張りドラマティックになるんだろうなぁと想像できますね
隠れた名曲だと思います

ALCATRAZZ-Dangerous Games-Ohayo Tokyo ★★★ (2016-07-18 13:15:55)

エンディングに向けてOHAYO TOKYOが連発されますね
哀愁のある歌メロ
サビでパッと開けるポップセンスとメジャー感は素晴らしい

ALCATRAZZ-Dangerous Games-No Imagination ★★★ (2016-07-18 13:13:42)

軽快さとハードなビートが効いています
リラックスしてもハンパない声量が聞き手を圧倒するでしょうね
グラハムの歌声に魅了されますね
上手いし凄い
ダニーにもう少し弾かせてあげて

ALCATRAZZ-Dangerous Games-That Ain't Nothin' ★★★ (2016-07-18 13:10:57)

グラハムの歌の巧さを堪能しましょう
パワー漲る熱唱
それでいながらマイルドな感触がエエ
渋い一曲
好きですよ

ALCATRAZZ-Dangerous Games-Undercover ★★★ (2016-07-18 13:09:02)

アーバンでニヒルなサビが印象的
個人的には他の歌メロが好きですけどね
洒落た一曲ですね
ダニー・ジョンソンだからこれでよいのか
インギーやヴァイでは物足りないよね

ALCATRAZZ-Dangerous Games-It's My Life ★★★ (2016-07-18 13:06:28)

The Animalsのカヴァー
LOUDNESSがBoots WalkerのGeraldineをやったのと同じ感覚で聴いてます(ショーケンも歌っていたよ)
グラハムのパワフルヴォイスが似合いますなぁ

ERIKA-Lady Luck ★★★ (2016-07-15 15:54:42)

北欧ハードポップシーンの歌姫、我らがエリカ様が1993年にリリースした3rd。路線的には前作をさらに軽めのポップ路線を推し進めた作風となり、相変わらずの哀メロは健在もハードな好みモノとしては、やや食い足りない印象を受け曲単位の出来は素晴らしいが、個人的には通して聴くと少々だれるのが難点(④みたいなギターを前に出した曲が多い方が個人的には良い)、とは言え作風のクオリティのバラつきもなく総じて高いポテンシャルを秘めた楽曲を用意、なんだかんだ言っても飽きることなく最後まで聴かせる手腕は流石の一言でしょう。北欧ならではの透明感と糖度も高い哀愁のメロディ、その手のスタイルが大好物かたは勿論ですが歌モノやAOR系のハードナンバーが好きな方なら安心して聴けるのでしょう。

ERIKA-Lady Luck-Spread My Wings ★★★ (2016-07-15 15:47:19)

美しいピアノの音色に導かれるソフト路線を支持する一曲
今作を象徴するようですね
エリカ様の優しい語り口に癒されます
美しいメロにウットリ

ERIKA-Lady Luck-Bring Me the Laughter ★★ (2016-07-15 15:44:56)

エンヤ風の一曲
なんとも言えない幻想的な響きがエエですね
アルバムを閉めるのに相応しい

ERIKA-Lady Luck-Keep My Dreams Alive ★★ (2016-07-15 15:43:13)

甘く切ない北欧風のポップセンスが弾けています
嫌みに感じさせないのがエエ

ERIKA-Lady Luck-Letting It Out ★★ (2016-07-15 15:41:13)

似たような曲が続くので通して聴くと個人的には少々ダレますが
エリカ様のセンシティブな歌声を生かしたパワーバラード風の一曲

ERIKA-Lady Luck-No Heart at All ★★ (2016-07-15 15:39:16)

エリカ様のソフト路線を強調するような弾けるAOR風の歌モノ
今作ならではの響きがありますね

ERIKA-Lady Luck-Lost in Paradise ★★★ (2016-07-15 15:35:33)

デュエットですね
ソウルフルな男性シンガーとの絡みも官能的な響きがあります
甘く切ない北欧ハードポップナンバー

ERIKA-Lady Luck-Little White Lies ★★★ (2016-07-15 15:31:36)

エリカ様の言葉が感動を紡いでいます
優しい風を体中で感じる事の出来るバラード

ERIKA-Lady Luck-Come Back for Love ★★★ (2016-07-15 15:29:26)

今作の中ではギターもハード目ですね
1st、2nd路線を支持する方ならこの曲は耳に残るでしょう
エリカ様らしい一曲です

ERIKA-Lady Luck-Love Can't Live ★★★ (2016-07-15 15:24:26)

甘い
切ない
キュート
エリカ様の魅力がギュッと詰まっていますね
3分半の曲ですがストーリー性の高さも見逃せない
珠玉のハードポップナンバー

ERIKA-Lady Luck-It's Up to You ★★★ (2016-07-15 15:20:42)

胸キュンハードポップナンバー
この爽快だがしっとりとしてるのが北欧的で好きです
エエわ

ERIKA-Lady Luck-Merry - Go - Round ★★★ (2016-07-15 15:16:42)

遊園地みたいな①の意味が分かりますね
タイトルに相応しい曲調
弾けるポップセンスに聴いていて笑みがこぼれます
エエ曲ですね

ERIKA-In the Arms of a Stranger ★★★ (2016-07-13 12:35:24)

インギーの最初の奥様だったかな?北欧出身の女性シンガーERIKAが1991年にリリースした2nd。丁度この作品リリース時に結婚したような記憶があり、芸能界的な売り方をするなぁと思いました。そんな話題に頼らなくとも十分に訴えかける良質なメロディ満載のハードポップアルバムとしての充実度を誇り、北欧ならではの涼しげなメロディ、その爽快感と洗練度は相当なもので哀メロマニアなら手を出して損はしないでしょう。叙情的で透明度の高い甘美なサウンドは夜空に満点の星空&そして虹色に輝くオーロラを映し出すようで、北欧ならではのロマンシズム溢れる快活なポップソングの数々に身も心も清らかに洗い流してくれるでしょう。アルバムトータルのバランスという点では今作を押しますが、1stのオープングから次の曲の流れやCold Winter Nightのインパクトが強烈すぎてぬぐい去れない面はあれど、軽やかな歌モノロックはいつ
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HEXX-Under the Spell ★★★ (2016-07-13 12:05:48)

今年の頭に今作発売30周年を記念してCD2枚とDVDをカップリングした3枚組でMetal Blade Recordsからリリースされた一品。オリジナルを聴いておらず、少々不安はありましたが、内容と価格が良かった(3000円以下)DISC1は今作丸丸+新曲2+今作のデモを収録の22曲入り。DISC2は1stフル収録+ラジオ音源+前身のParadox時代のデモ+2013年再結成時のデモ(1stのシンガー復帰)+2015年時のLIVEのお得感満載の内容にDVDでは更に4時間分の映像があり、最近のHeadbangers Open Air出演時の模様から1986年から1990年までの映像ありと、とりあえずパワーメタル系サウンドが好きな方は買ったらエエんじゃないの?と言いたくなるお得な一品として復活してました。というかバンド時代が再結成していたなんて万感交到るものがありましたね。

1s
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Marcello-vestry-Marcello-vestry ★★★ (2016-07-12 13:02:19)

1989年に華々しいデビューを飾ったマルチェロも同期のガンズの成功に打ち砕かれ死亡(当時シュラプネル系列に代表されるテクニック自慢のギタリストが嫌われる傾向があった)。知らんうちにDANGER DANGERのギタリストに落ち着いていたらしい。2000年以降のメタルに疎いワタクシは驚いていたのですが、これまた知らんうちにソロ的なアルバムをリリース。相方がフランク・ヴェストリーというシンガーで、マルチェロが奏でる爽快で優美なメロディと大衆性のある音楽性に、ザックリとエッジを立てており、優れた演奏と適切なアレンジの産業ロックの中に男を立てています。このバランス感覚が秀逸で甘くならずにビター過ぎない取っ付きやすさは聞き手にとって絶大なる安心感を与えています。主役の張る二人の共演は素晴らしい相乗効果を生み、マルチェロのテクニックに裏打ちされたギターは、強烈なインパクトを残さずとも、コンパクトだが随
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KIRKA-R.O.C.K. ★★★ (2016-07-11 14:13:27)

フィンランドの音楽シーンでは知らない人はいないと言われる国民的なシンガーKiril ”KIRKA” Babitzinが、今作と次作の『THE SPELL』の2枚はハードなロックサウンドを展開しており、後発のアルバムが後期RAINBOWの哀メロスタイルなら、今作は再結成パープル風とも言えなくもない溌剌としたロックナンバーを収録(④ではアリス・クーパーに⑥もステッペン・ウルフのカヴァーも収録)主役たるKIRKA氏もイアン・ギランを彷彿とさせる芯のある骨太な歌声を披露、そのハードな魅力は①⑩で堪能できるしポップシンガーとしての持ち味はバラード③⑧で堪能できるしと、彼の特性を堪能できる一品としてハードな調べを好む方にも強くおススメできる一枚でしょう。無難な曲作りと、どこか畑違いを感じなくもないですが、キャッチーで哀愁を帯びたメロディを朗々と歌い上げる様の説得力、そしてギラン風の歌唱スタイルを取り
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