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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 501-550
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MDFMK-MDFMK
MDFMK-MDFMK-American Dream
MDFMK-MDFMK-Torpedoes
MINISTRY-The Land of Rape and Honey
MINISTRY-The Land of Rape and Honey-Stigmata
MOONSPELL
MOONSPELL-Darkness and Hope
MOONSPELL-Darkness and Hope-Devilred
MOONSPELL-Darkness and Hope-Ghostsong
MOONSPELL-Darkness and Hope-Nocturna
MOONSPELL-Irreligious
MOONSPELL-Irreligious-Full Moon Madness
MOONSPELL-Irreligious-Opium
MOONSPELL-Irreligious-Raven Claws
MOONSPELL-Irreligious-Ruin & Misery
MOONSPELL-Lusitanian Metal
MOONSPELL-Memorial
MOONSPELL-Memorial-Luna
MOONSPELL-Memorial-Memento Mori
MOONSPELL-Night Eternal-Scorpion Flower
MOONSPELL-Sin/pecado
MOONSPELL-Sin/pecado-Magdalene
MOONSPELL-The Antidote
MOONSPELL-The Antidote-Everything Invaded
MOONSPELL-The Antidote-In and Above Men
MOONSPELL-The Antidote-The Southern Deathstyle
MOONSPELL-The Butterfly Effect
MOONSPELL-The Butterfly Effect-Can't Bee
MOONSPELL-The Butterfly Effect-Lustmord
MOONSPELL-The Butterfly Effect-Tired
MOONSPELL-Wolfheart
MOONSPELL-Wolfheart-Alma Mater
MOONSPELL-Wolfheart-Trebaruna
MOONSPELL-Wolfheart-Vampiria
MORBID ANGEL-Domination
MURDERDOLLS-Beyond the Valley of the Murderdolls
MURDERDOLLS-Women and Children Last
MUSE-Absolution
MUSE-Absolution-Hysteria
MUSE-Black Holes and Revelations
MUSE-Black Holes and Revelations-Invincible
MUSE-Black Holes and Revelations-Supermassive Black Hole
MUSE-H.a.a.r.p
MUSE-Origin of Symmetry
MUSE-Origin of Symmetry-Feeling Good
MUSE-Showbiz
MUSE-The Resistance
MUSE-The Resistance-United States of Eurasia / Collateral Damage
MUSE-The Resistance-Uprising
MY CHEMICAL ROMANCE

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MDFMK-MDFMK ★★ (2009-03-15 07:10:00)

KMFDMよりテクノ色が強いけど、ダンサブル度が薄いのが特徴。それでもサシャの辛辣さ、スコルドの哀愁は健在。
新規加入のルチアのボーカルもクールで、それでいてどこか妖艶で、本作の近未来的世界観に沿っています。

MDFMK-MDFMK-American Dream ★★ (2009-03-15 07:18:48)

日本盤ボーナストラック。
サシャのアメリカ批判精神全開。歌詞は一番KMFDMっぽさが残ってます。

MDFMK-MDFMK-Torpedoes ★★★ (2009-03-15 07:15:59)

ちょっと気だるさを醸しだしたスコルドのボーカルが心地いいです。
その声で「Don't stop/You can sleep when you're dead」なんて格好よすぎます。

MINISTRY-The Land of Rape and Honey ★★ (2010-04-18 15:06:00)

冒頭から疾走する狂気。
かと思ったら、中盤以降はミドルテンポでゆるゆると侵食する狂気。
一見血も涙もない機械のビートなのに、憎悪と狂気が宿っているというこの不思議。

MINISTRY-The Land of Rape and Honey-Stigmata ★★★ (2010-03-30 01:11:12)

「おかしい! 何かがおかしい!!」と思わせるぐらい無慈悲で凶暴。
アルバム一曲目からぶっちぎって壊れてます。

MOONSPELL ★★ (2010-02-07 14:50:00)

このバンドを知ったのは、Cradle Of Filthのツアー(『Nymphetamine』期)でサポートを務めていたことからでした。DVDのライヴでダニが「友人でもあるMoonspellに!!」とオーディエンスの喝采を求める場面があったし、ドキュメントにも映ってました。
ただしクローズアップされたところは、彼らがクレイドルの悪戯でステージ中に小麦粉をぶっかけられてるシーンでした。それ故、Hellfestに出るからとYouTubeでMoonspellのPVを見ていた時、「あ、小麦粉の人か!」なんて失礼な気付き方をしてしまったり。
でも、いざステージ観てみたら「何だ、カッコいいじゃないか!!」とようやくこのバンドの魅力を認識しました。バックスクリーンの美しい映像も効果的に使われていたし。

MOONSPELL-Darkness and Hope ★★ (2010-10-31 21:23:52)

'01年発表の5th。
『Sin/Pecado』を彷彿させる、ほぼクリーンボイスのみの構成です。
『Sin…』の時は「デスボイスがないのがちょっと寂しい」と書いたのですが、その後の作品を聴いてから、
「デスボイスばっかよりはクリーンボイスばっかの方が良い」と思うようになったので、本作はお気に入り寄りに。
せっかく艶があってディープな良い声なので、武器に取っておいて欲しいですね。
音の方はフェルナンドのクリーンボイスに合わせてか、ミドルテンポ寄りが多くなってます。

ちなみに、ボーナストラックでオジーの『Mr.Crowley』が入ってるバージョンがあります。

MOONSPELL-Darkness and Hope-Devilred ★★ (2011-05-29 01:12:17)

冒頭の妖しいコーラスがいきなり効いてます。ボーカルは原曲の全面ディープボイスもいいけど、ライヴ版のサビだけデス声になるバージョンもカッコいい。
歌詞の「悪魔の赤色を纏った女」の描かれ方も魅力的。さすがは詩人フェルナンド。

MOONSPELL-Darkness and Hope-Ghostsong ★★★ (2011-05-29 00:59:52)

ちょっと歌謡曲のノリが入った哀愁ナンバー。
それだけに優しいメロディが頭に残りやすいけど、歌詞はどこか倒錯した愛情です。

MOONSPELL-Darkness and Hope-Nocturna ★★★ (2010-10-31 21:27:56)

闇を歌いあげるのにフェルナンドの声はうってつけです。
闇が深くなるだけじゃなくて、暗闇の心地よさと美しさが加わる。
ヴェルヴェット・ボイスの本領発揮といったところか。

MOONSPELL-Irreligious ★★ (2010-02-07 15:24:00)

'96年発売の2nd。私が買ったのはライヴ音源も入った2枚組でした。
「骨太なゴシック」という表現は普通「何だそれ?」ですが、彼らの場合それが似合ってしまいます。ゴシック特有の暗さや美意識を持ちつつ、サウンドとボーカルは他にない程図太い。
ノリのいいロックナンバーと言える曲もあったりして、ゴシックという範疇だけで語るには無理があるのかもしれません。

MOONSPELL-Irreligious-Full Moon Madness ★★★ (2010-05-19 00:02:02)

大抵ライヴの最後を締めくくる曲。
やや軽快とも言えるイントロを経て、荘厳な空気を醸し出す暗黒美の世界へ誘われます。シンセのメロディには冷たさが宿っています。
この頃はまだフェルナンドのデスボイスが拙いのですが、ディープボイスの語りは威厳があります。

MOONSPELL-Irreligious-Opium ★★ (2010-02-07 15:33:45)

低くて艶があるのに、キャッチーで明るさすらあるボーカルラインが聴きやすいやら面白いやら。
デス声ではないにしろディープすぎる声は敬遠される傾向にあるけど、これは入りやすいんじゃないでしょうか。

MOONSPELL-Irreligious-Raven Claws (2010-02-07 14:54:35)

この頃には大分ゴシック寄りの筈なのに、女性コーラスの入れ方がどこかポップ。
しかも妙なノリの良さがあって、良い意味で笑いを誘ってしまいますね。

MOONSPELL-Irreligious-Ruin & Misery ★★ (2010-05-19 00:06:33)

デスボイス部分が迫力不足なのは残念ですが、クリーンボイスの超低音は聴き心地が良い。
「Ruin & misery」の部分のメロディと、2:28ぐらいから入るコーラスが印象的です。

MOONSPELL-Lusitanian Metal ★★ (2010-04-09 01:51:00)

'08年発売の2枚組DVD。ちなみにリージョンフリーです。
開けてみて「あれ?ディスク1枚しかない?」と思ったら、2枚重なって収納されていたという罠あり(笑)。
Disc1はポーランドでのライヴ映像、『The Antidote』までのPV集、インタビュー、ディスコグラフィー収録。
ライヴは概ね良し。一部でギターの音がハウリング未遂してたように聞こえてたのが残念です。
フェルナンドのボーカルは出だしで軽ーく不発だったりしますが、それ以外ではデスボイスもウィスパーボイスも、深いクリーンボイスも文句なしです。オーディエンスのノリも良かった。
よくある話ですが、PVは初期のものほどコケる傾向にあります。しかし彼らの場合、キャリアを重ねた現在でもよくイタい演出を見かけるってのが……。
Disc2は結成初期から『The Antidote』のツアーに至るまでのライヴ
…続き

MOONSPELL-Memorial ★★ (2010-09-22 00:56:00)

'06年発表の7th。
前作から、フォーク路線よりもデジタル路線よりも、ヘヴィネス路線が色濃くなってますが、本作もその流れを汲んでます。
それはいいとしても、「後半がやや弱い」という前作の傾向もうっすら引き継いでいるのが残念なところ。いや、端々にこれはという曲はあるし、後半にも「Luna」というディープボイス全開のキラーチューンがあるんだけど、そういう比較的良い曲だけ突出しちゃってるのがちょっとバランス悪いように思えます。
あと、あまりクリーンボイスが活用されてないのも勿体ないところ。
でも、「Luna」「Sanguine」の女性ボーカル活用は良かったです。
それに、死と官能と退廃美の歌詞はやはり良い。フェルナンドが詩人としても活躍してるだけあります。

MOONSPELL-Memorial-Luna ★★ (2011-05-29 01:19:28)

デス声度の高い本アルバムにおいて、一際目立つクリーンボイスが大半の曲。しかも女性コーラス参加。
エイミー・ザ・ストレンジとティム・バートンを足して3で割ったような(2よりも薄いんです)アニメPVが異色ですが、最後に一瞬移るメンバーのアニメーションが激似でした。特にフェルナンド。

MOONSPELL-Memorial-Memento Mori ★★ (2010-10-13 23:42:08)

オープニングやバックに使われる妖しげなシンセの響きがよろしい。
静かなパートのクリーンボイスも、デスボイスパートに埋もれ過ぎずちょうど良い具合です。

MOONSPELL-Night Eternal-Scorpion Flower ★★★ (2010-10-13 23:30:13)

ex-The Gathering、現Agua de AnniqueのAnneke van Gierbergenがゲストボーカル参加。
哀愁漂うメロディを重視してか、フェルナンドもデスボイス封印/ヴェルヴェットボイス全開です。
ところで、「デュエット歌謡曲ですか?」っていうツッコミ(ボケ?)は禁句でしょうか。

MOONSPELL-Sin/pecado ★★ (2010-07-20 23:41:00)

デジタル色が濃くなってくるのはこの辺からですが、この頃は4thほどではありません。デジタルも取り入れられてるけど、神経症っぽい響きになっている4thに対し、今作はそれがサウンドの艶めかしさを強める方向に作用しているような。
デス声が極力抑えられているのがちょっと残念ですが、この後凄味も深みも大躍進を遂げて復帰したので良しとした方がいいのか……?
ちなみに歌詞ですが、狼やヴァンパイアや烏や月といったゴシック・ロマンスの要素に加え、「官能」という要素が目立ち始めるのもこのあたりからです。

MOONSPELL-Sin/pecado-Magdalene ★★★ (2011-05-29 00:55:19)

クリーンボイスはもちろん、ベース音と、時折入る中近東メロディが良い。
妖艶な美しさを匂わせる歌詞も相まって、聴き心地は最高です。

MOONSPELL-The Antidote ★★ (2010-02-07 15:11:00)

'03年の6th。以前に比べデジタル色がまた薄まりました。
一応ゴシックには部類されていますが、見た目はもろ濃いラテン野郎だし、フェルナンドのボーカルはごついし、サウンドは骨太だし、この手のジャンルによくある「耽美」「憂鬱」というキーワードでは語りづらいものがあります。
しかしその分、「ラテンのステレオタイプである陽性」の陰を思わせる、他にはない独特の妖しさがあります。ボーカルもデス声交じりで逞しいけど艶がある。

MOONSPELL-The Antidote-Everything Invaded ★★★ (2010-03-30 02:25:01)

PVがB級ホラー映画を意識しつつもコケた演出ですが、曲自体は良。歌詞も妖しい。
ボーカルはデスボイスよりもディープボイスよりも、「How did you get inside me?」のウィスパーボイスが一番色気がありました。

MOONSPELL-The Antidote-In and Above Men ★★ (2010-05-19 00:24:04)

アルバムの幕開けでリスナーの心を掴むには丁度良い攻撃性。ボーカルもデスボイス全開。
このノリから、リズミカルでクリーンボイス中心のM2に繋げる演出も面白いです。
しかし、一番印象に残った「I'm inside man/I'm above man」の歌詞が載ってないのは何故だ?

MOONSPELL-The Antidote-The Southern Deathstyle ★★ (2010-05-19 00:32:40)

アグレッシヴなんだけど、ノリはロックンロールに近いものがあります。
南部流の死がどんなものかは知らないし、銀の弾やマンドレイクがどう関係あるのかも分かりませんが、ラテン/南ヨーロッパ=陽気のイメージと対照的という点は面白いように思えます。

MOONSPELL-The Butterfly Effect ★★ (2010-05-18 23:28:00)

本当はエレクトロ方面に行ったのは本作ぐらいみたいなのですが、これで一気に「デジタル・ゴシック」の印象が強まったようです。
フェルナンドいわく「パラノイアと、何かが起こることへの恐怖についてのアルバム」。確かに、どこか神経症めいたプログラミング・サウンドの使い方と、冒頭を飾る「Soulsick」やM2「The Butterfly FX」の歌詞にはそのコンセプトが表れてると思います。
ゴシックものに顕著なロマンスの要素が薄れているのはちょっと残念ですが、ボーカルの妖しさがその辺をカバーしてくれています。

MOONSPELL-The Butterfly Effect-Can't Bee ★★ (2010-05-18 23:42:07)

タイトル……駄洒落!?
というツッコミはさておき、この曲ではフェルナンドはデスボイス封印、艶やかなディープボイスで語りかけるように歌ってます。YouTubeのコメント欄で「ヴェルヴェット・ボイス」と言われてたのは伊達じゃない。
メロディーラインの美しさも印象に残ります。歌謡曲か演歌っぽい気もしますが(笑)。

MOONSPELL-The Butterfly Effect-Lustmord ★★★ (2010-05-18 23:36:47)

デジタル色の強いアルバムの中、生音とアグレッションが際立っている一曲。
音もバイオレントですが、歌詞もサディストめいてます。

MOONSPELL-The Butterfly Effect-Tired ★★ (2010-05-18 23:53:32)

彼方から聞こえてくるような、モーツァルトのレクイエムのサンプリングが効果的。
スローで重々しい中に、ふっと冷たい空気が過ります。

MOONSPELL-Wolfheart ★★ (2010-07-21 00:15:00)

'95年発表のデビュー作。ライヴCDと2枚組になった再発盤があります。
この頃は民族音楽色が濃厚で、母国語で歌っている曲も他の作品より多く見受けられます。それでも「フォーク」より「ゴシック」面が強まるのは、歌詞の上でヴァンパイアや舞踏会などホラー、ロマンス小説の世界観が強く、音の不吉な響きが薄闇を思わせるからかもしれません。
この民族音楽の要素が、Moonspellの音楽特有の妖しさの根幹といえそうです。
ちなみにデビュー作ともなるとデス声が拙いのはもうご愛敬ですが、今となっては強力武器たるディープボイスまでも拙いってのは惜しいなぁ。なまじ「Vampiria」とか「Alma Mater」とか、今でもライヴの定番の名曲に恵まれてるだけに。ライヴ映像/音源の方が、深みを増した今のフェルナンドの声を堪能出来ます(但しこのアルバムのDisc2は'95年のライヴだから、まだ拙い頃
…続き

MOONSPELL-Wolfheart-Alma Mater ★★★ (2011-05-29 01:16:04)

今でもライヴ定番曲。この頃はまだデス声が拙いけど、現在は迫力も盛り上がりも大いに上昇。
民族音楽の影響が濃いノリと妖しげなメロディで、ハマる人はとことんハマりそう。

MOONSPELL-Wolfheart-Trebaruna ★★ (2011-05-29 01:23:35)

「Alma Mater」以上に民族音楽丸出しで、クリーンボイスが少々拙くても違和感のないナンバー。
最近はライヴでやってないようなのですが、今の深みと威厳倍増のヴェルヴェット・ボイスで歌ってみてほしい気も。

MOONSPELL-Wolfheart-Vampiria ★★★ (2010-05-19 00:15:08)

ゴシックといえばヴァンパイアは欠かせない。
Moonspellのステージにもこの曲は欠かせない。
闇と血に彩られた暗黒芸術です。
中でもキーボードが大活躍してますね。イントロからの荘厳な雰囲気はもちろん、終盤の雪が舞い落ちるような優しいサウンドまで、暗黒美の構成の中核を担ってます。

MORBID ANGEL-Domination ★★ (2010-09-12 02:57:00)

一ジャンルに「帝王」の称号を持つバンドがひしめき合ってるのはよくある話。
Morbid Angelもまた然り。
で、彼らを「帝王」たらしめる理由の一つは、やっぱりこの作品でしょうか。
どこをどう切ってもあふれ出る、逃れようのない支配力と邪悪さには、「帝王」と呼んでも全く差し支えない威厳があります。
個人的には、ブラスト全開疾走曲よりも、暗黒がじわじわと押し寄せるような激重ミドルテンポ曲の存在感に押されました。

MURDERDOLLS-Beyond the Valley of the Murderdolls ★★ (2009-09-21 02:36:00)

Slipknotのジョーイのサイド・プロジェクト、という前提で聴くと失敗すると思います。ポップでキャッチーなロックンロールなので、Slipknotにほとんどかすっていません。それに、このバンドのカラー付けをしているのは、ジョーイというよりウェンズデイ13のボーカル(ダミ声とデス声の中間。私個人はB級ホラー声と呼んでいる)だと思います。
ジョーイとウェンズデイとは、ミュージシャン仲間であると同時にホラー映画オタク仲間でもあるそうです。その2人の趣味がサウンドにも歌詞にも表れた結果、軽快なホラー映画賛歌や、笑っちゃう程どストレートな「死ね!」「Fuck!」合唱が生まれたんじゃないでしょうか。
これを「安っぽいし怖くない」ととるか「素晴らしき真面目バカ」ととるかが賛否の分かれどころか。「B級」を楽しむ術を知っていると、この手の音楽に強いかもしれない。

MURDERDOLLS-Women and Children Last ★★ (2010-11-05 00:21:12)

もう活動停止しちゃったものだと思っていたところ、まさかの8年越し復活を遂げた'10年の2nd。
ウェンズデイのアルバム(ソロやFrankenstein Drag Queens込み)も含め、これまで「人畜無害のパーティー・ホラー・ロック」だった彼らですが、今回ちょっと人畜有害(?)な方向に傾いた気がします。
というのも、歌詞がホラー映画愛&ハロウィン愛一辺倒ではなく、他愛もない悪口ばかりでもない、ちょっと本気のドス黒さを持ってるからと思われます。前作のノリが鮮やかでポップですらある血糊だとしたら、本作は少し酸化して黒さを帯びた本物の血です。
ライナーによると、最近ウェンズデイがプライベートな思いも歌詞に書くようになっただとか、スーツケース1つで生活してきたとかの事情が背景にあったようで。道理で吐き出すものに毒が大分加わってるわけだ。
また、ダークになったのは曲調も同
…続き

MUSE-Absolution ★★ (2009-04-17 23:03:00)

クラシック、メタル、ソウル、ポップ……と全てが融合して高みに登り、Museにしか作れない唯一無二の音楽になっています。ピアノの大仰さは感涙ものです。
いや、ギター、ベース、ドラム、どのサウンドをとっても素晴らし過ぎます。
それから、確かにマシューの声はトム・ヨークに似てなくもないですが、彼の方がトムより激情型だと思います。どちらも好きなんですけどね。

MUSE-Absolution-Hysteria ★★★ (2009-09-26 17:01:10)

皆さんと同様の意見ですが、ベースが最高です。
マシューの自由奔放なギターソロも破壊的で美しい。
PVは『The Wall』の1シーンを意識してますね。

MUSE-Black Holes and Revelations ★★ (2009-02-14 06:21:00)

『Abusolution』が素晴らしかっただけに、これからどうするんだろうと思っていたら、またとんでもないアルバムが来ましたよ。
ポップ、ダンサブル、ヘヴィ、果てはフラメンコまで、新たな要素を取り込みまくりながら、全部Muse以外の何物でもない音にしてしまう。それこそ全てを呑み込んで際限なく拡大していくブラックホールです。

MUSE-Black Holes and Revelations-Invincible ★★★ (2009-02-14 06:49:56)

確かにポイント少ないですね……『Blackholes…』のハイライトの1つだと思うんですが。
ドラマティックでいてサビはキャッチー、特にぶっ飛んだギターソロから感動のクライマックスへなだれ込む瞬間が素晴らしい。ライブで聴くともっとスケールが大きくなります。
Invincible(無敵)ってのはMuseのことだ!!

MUSE-Black Holes and Revelations-Supermassive Black Hole ★★★ (2009-02-14 06:14:23)

マシューいわく「Franz Ferdinandみたいなダンサブルなのを作ってみたかった」とのこと。じゃあ結構ポップなのかと思いつつ聴いてみました。
確かにポップではありました。でもFranz意識してもMuseはMuse。タイトル通りの宇宙空間に飛ばされそうなほどかっこいい。

MUSE-H.a.a.r.p ★★ (2009-02-14 06:42:00)

CDとDVD2枚組、しかもCDが初日、DVDが2日目の収録という極めておいしいライブ盤です。
Museのライブの素晴らしさはよく知られていますが、これは'07年の英ウェンブリー・スタジアムでのフル・スケール・ショーということで破格です。まさか初期作から「Unintended」が演奏されるとは。音だけでもとんでもなくゴージャスなのに、映像では大がかりな演出まで入って、ステージがとんでもないことになっています。彼らのライブでは、会場がいわばMuseという名の1つの空間です。
そしてギターを弾くマシューの自由奔放で楽しそうなこと。ギターをぶん回す姿が、時にお気に入りのおもちゃで遊ぶ子供のように思えます。そしてドムとクリスは強力なバックグラウンドであると同時に、やんちゃ小僧を温かく見守る保護者といったところか。

MUSE-Origin of Symmetry ★★ (2009-09-27 16:27:00)

劇的展開も、ピアノの美しさも、メタルを匂わせるギターも、1stから大幅に化けました。特にベースとギターの強さが増しました。(鉄壁のリズム隊を得たマシューが、以降ギター小僧と芸術家の本領発揮でやりたい放題……とも言える/笑)
ジャズ・ナンバーの「Feeling Good」をMuse色に塗り替えてしまうあたりに、後の様々なジャンルを取り入れた音楽性の片鱗が見えます。

MUSE-Origin of Symmetry-Feeling Good ★★ (2009-04-17 23:14:24)

ジャズ・ナンバーのカヴァー。でもしっかりMuse色。終盤はマシューのボーカルも楽器の一部と化しています。
ライヴではマシューの「自分で自分に紙吹雪」がおなじみです。

MUSE-Showbiz ★★ (2009-09-27 16:17:00)

まだ彼らの激情と世界観構築に音楽がついて行ってないデビュー作。特にマシューは突っ走ってる感あり。加えて後半がちょっと弱い。……3rdからの後追いだから出る台詞なんでしょうか。
でも当時から彼らはもう「UKロック」という範疇を飛び越えていました。エモーショナル度が炸裂したピアノとギターから大仰さがにじみ出ています。

MUSE-The Resistance ★★ (2009-09-26 16:54:00)

いかにもロックなリズムのM1に始まり、M9~M11のクラシカルな三部構成交響曲に終わる。その間にクラシックピアノはあるわ、オペラ『サムソンとデリラ』の歌詞引用はあるわ、中近東メロディはあるわ……やってみようと思ったこと全部混ぜ込んだんじゃないかってぐらい詰まってます。
しかし何が凄いかって、M4のラストに入ってるショパンが特にアレンジなしにそのまま演奏されているのに、完全に「Museの音楽」と化していることです。彼らには本当に芸術の女神がついているんじゃなかろうか。
これほど作りこまれた中にも、彼ら3人(特にマシュー)が楽しんで色々やったんだろうなと感じさせる、自由な空気があります。
Museは一体どこまで進化し続けるんだろう。

MUSE-The Resistance-United States of Eurasia / Collateral Damage ★★★ (2009-09-26 16:36:06)

Queenかってぐらいのドラマ性に、中近東風のメロディ挿入に、終いにはショパンのノクターンで締めくくる。本アルバム内で最も密度が濃く、かつマシューが楽しんで作ったんだろうという感が強い一曲です。

MUSE-The Resistance-Uprising ★★★ (2010-02-07 02:42:35)

アルバムオープニングで、まさかのノリがいいロックなナンバー。
そう来たか!? とリスナーを驚かせつつ、やっぱりMuseだ! と喜ばせもします。

MY CHEMICAL ROMANCE ★★ (2009-02-01 19:44:00)

マイケミがこのサイトにあることにまず驚きました。一般的にいわゆるエモって、アーティストもファンも含めたメタル系にバカにされてますから(1個上のコメントとかね)。
彼らの音楽聴いてたらそんな線引きがバカらしくなります。いかに「痛いだけ」「軟弱」と言われようと、「誰かの助けになりたい」というジェラルドの愚直なまでの誠実さが伝わってきます。


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