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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 551-600
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MY CHEMICAL ROMANCE
MY CHEMICAL ROMANCE-I Brought You My Bullets, You Brought Me Your Love
MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade
MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade Is Dead!
MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade-Famous Last Words
MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade-Welcome to the Black Parade
MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge
MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge-Helena
MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge-I'm Not Okay (I Promise)
MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge-The Jetset Life Is Gonna Kill You
NIGHTWISH-Century Child
NIGHTWISH-Century Child-Bless the Child
NIGHTWISH-Century Child-Dead to the World
NIGHTWISH-Century Child-The Phantom of the Opera
NIGHTWISH-End of an Era
NIGHTWISH-Oceanborn
NIGHTWISH-Oceanborn-Moondance
NIGHTWISH-Oceanborn-Passion and the Opera
NIGHTWISH-Oceanborn-Walking in the Air
NIGHTWISH-Once
NIGHTWISH-Once-Creek Mary's Blood
NIGHTWISH-Once-Dark Chest of Wonders
NINE INCH NAILS-And All That Could Have Been
NINE INCH NAILS-Broken
NINE INCH NAILS-Pretty Hate Machine
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-Closer
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-Hurt
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-March of the Pigs
NINE INCH NAILS-With Teeth
NIRVANA-From the Muddy Banks of the Wishkah
NIRVANA-In Utero
NIRVANA-In Utero-Heart-Shaped Box
NIRVANA-Nevermind
NIRVANA-Nevermind-Smells Like Teen Spirit
NORTHERN KINGS
NORTHERN KINGS-Reborn
NORTHERN KINGS-Reborn-Creep
NORTHERN KINGS-Reborn-Don't Stop Believin'
NORTHERN KINGS-Reborn-We Don't Need Another Hero
NORTHERN KINGS-Rethroned
NORTHERN KINGS-Rethroned-I Should Be So Lucky
NORTHERN KINGS-Rethroned-My Way
Needled 24/7
OASIS
OASIS-(What’s the Story) Morning Glory?
OASIS-Definitely Maybe
OASIS-Don't Believe the Truth
OASIS-The Masterplan
OPETH-Blackwater Park

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MY CHEMICAL ROMANCE ★★ (2009-04-29 02:20:00)

今iTunes Store見てたら、ジェラルドが氷室京介とコラボしてシングル出しててびっくりしました。
どういう経緯があったんだ?

MY CHEMICAL ROMANCE-I Brought You My Bullets, You Brought Me Your Love ★★ (2009-02-14 03:24:00)

「誰かの助けになりたい」という思いを精一杯表わしても「Think happy thoughts」(Headfirst for Halos)だったあたり、デビュー時ならではの拙さと青臭さが表れているようです。M2、M3、M4、M5は良い曲なので、今ライブで演奏してくれればいいのにという思いも。
ちなみに、最後の「Demolition Lovers」の死にゆく恋人達のストーリーは、次作『Three Cheers…』の始まりというか原型です。

MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade ★★ (2009-02-09 05:13:00)

ロック史に残る傑作と言ってもいいと思います。「生きることへの恐怖を乗り越えていく」という一歩間違えると寒々しくなってしまうテーマを、ポップに、そしてドラマティックに歌い上げています。しかも主人公たるThe Patientの死の旅が、徐々にジェラルドの、ひいてはリスナー達の生の旅へとシフトしていくという展開が見事です。
それにしても、アルバムのドラマティックな作風といい、「ポップでメロディアスでいい」「所詮は一般受けするアイドル」という賛否の激しさといい、この時の彼らはクイーンを彷彿させます。

MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade Is Dead! ★★ (2009-05-10 19:20:00)

'08年発売のライヴCD&DVD。DVDはCDと同じメキシコ公演と、地元ニュージャージー公演の映像収録。
メキシコ公演はタイトルの通り、彼らの「ブラック・パレード」としての最後のライヴです。そのためか、彼らのテンションの高さは半端じゃありません。全員リミッター外れてます。オーディエンスの歓声と合唱も凄まじい。
映像だと分かるのですが、ジェラルドのオーバーアクションは自分が観た来日公演時のそれを遥かに上回ってました。元々大きな目を更に大きく見開いたり、大げさに投げキスしたり、かなり無理のある開脚ジャンプ(むしろ出来てない)を披露したり、チキン・ダンスやってみせたり。このあたりは単にテンション高いというだけではなく、自分達をバカにする人々もいることを踏まえた上で、自ら道化であることを引き受けたパフォーマンスであるように思えました。
メキシコのアリーナ公演とは打って変わって、
…続き

MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade-Famous Last Words ★★★ (2009-05-09 19:29:36)

「I am not afraid to keep on living」なんて青臭い、下手すると寒くなってしまう歌詞をこんなに感動的に響かせられるのがマイケミの力量。
PVでブラック・パレードを燃やしていた彼らが今後どこへ向かうのか、楽しみです。

MY CHEMICAL ROMANCE-The Black Parade-Welcome to the Black Parade ★★★ (2009-02-14 03:12:14)

オフィシャルでPV観たそばから最高傑作になると感じました。アルバム自体コンセプトがある大作ですが、その中核を成すこの一曲だけでも異常にドラマティックです。
ジェラルドがヒーローであろうとただの人間であろうと、それはファンにとってもどうだっていいことでしょう。彼の伝えたいメッセージが、こんな素晴らしい曲の形を取って広まった。その事実が大切です。

MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge ★★ (2009-02-14 02:50:00)

当初はあまりのポップさとパンクなサウンドに、外れを引いたかもという気がしましたが、メロディが頭から離れず、気が付いたらヘヴィローテーションしてました。エモ系のバンドに多い要素ですが、彼等がパンクのみならずメタルの影響も強く受けているからこそ出来る、HR/HMファンへのアプローチだったのかもしれません。
このアルバムといい『The Black Parade』といい、マイケミは生と死を主題に持ってくることが多いですね。しかしヘヴィな主題でありながら変に青臭くならず、どこまでも誠実に響きます。
コンセプト・アルバムの完成度としては次回作の方が上ですが、本作ではデビュー間もないバンドならではの疾走感が魅力です。

MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge-Helena ★★★ (2009-02-14 03:00:05)

これ聴くと、亡くなった祖母の記憶が甦って来て涙が出てきます。
愛する人/自分を愛してくれる人を失う恐怖と、最期の時に傍にいられなかった後悔という重々しい感情が、痛々しいほどのポップネスに昇華されています。

MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge-I'm Not Okay (I Promise) ★★★ (2009-02-01 19:36:10)

並の応援歌程度では救われない全てのノット・オーケーな人間の叫び。PVで同級生にゴミ投げつけられてた姿が他人とは思えませんでした。

MY CHEMICAL ROMANCE-Three Cheers for Sweet Revenge-The Jetset Life Is Gonna Kill You ★★ (2009-05-10 19:27:41)

実はライヴで演奏してくれると嬉しい曲の上位。それだけに武道館で演ってくれた時は完全に舞い上がりました。
サビの「All right!」の盛り上がりも良いけど、「Pull the plug…」からの哀愁漂うメロディも好き。

NIGHTWISH-Century Child ★★ (2009-04-26 18:54:00)

マルコのボーカルが逞しすぎるので、果たしてターヤのボーカルと合うのだろうかと思ってましたが、杞憂でした。それどころか期待以上でした。互いの声を引きたてていて、どれを聴いても感嘆ものです。
メタル色よりオペラ色、シンフォニック色が濃い方が彼らに合う気がします。

NIGHTWISH-Century Child-Bless the Child ★★★ (2009-05-13 23:31:26)

シンセサイザーとコーラスが神秘的な空気をもたらし、ターヤの美声で一気に別世界へ。
イントロとアウトロの長さも、曲のドラマティック性を良い感じに盛り上げています。

NIGHTWISH-Century Child-Dead to the World ★★★ (2009-05-13 23:42:20)

くどいようですが、ターヤとマルコのデュエットは本当に素晴らしいです。タイプが違うようでいて、決してミスマッチにならず、それぞれの存在が引き立ちます。

NIGHTWISH-Century Child-The Phantom of the Opera ★★★ (2009-04-26 17:17:50)

このカヴァーはNightwishに相応しいと思います。本アルバムではターヤとマルコのツインボーカルが効いてますが、これがその真骨頂ではないかと。
ちなみに、映画でファントムを演じてたジェラルド・バトラーは元ロックバンドのボーカルだったそうです。そりゃ怪人がロックシンガーだったらキッズ(=クリスティーヌ)はそっちになびいちゃうだろうな。
まして怪人がもっとメタル寄り(=マルコ)となれば、HR/HMファンは両手放しで歓喜です!

NIGHTWISH-End of an Era ★★ (2009-04-26 19:11:00)

完成度の高いライヴであり、このラインナップでのステージが終わりを迎えようとしている状況でありながら、ステージ上のメンバーは走りまわったりと自由な雰囲気です。楽曲構築の核であり、3つのキーボードを自在に操るツォーマスも、何気なくキーボードスタンドに『パイレーツ…』のジャック・スパロウフィギュアをくっつけていたりして、遊び心が伺えます。
そしてターヤは歌唱力もさることながら、素晴らしいパフォーマンスでステージの中心に君臨していました。
しかし最後、ステージに並んだメンバーの表情には「やりきった感」と「これが一つの終わり」という一抹の寂しさが浮かび、このラストライヴへの彼らの意気込みがいかに強かったかを思わせます。

NIGHTWISH-Oceanborn ★★ (2009-05-06 00:38:00)

シンフォニック要素もオペラ要素も入ってますが、この時はメタル色が強めであるように思えました。でもM7のインストのように、民俗音楽の要素も取り入れられているみたいです。
『Century Child』からNightwishに入門したせいか、男性ボーカルがマルコでないことには違和感を覚えましたが、ターヤの歌唱力の素晴らしさの方が違和感より際立ってたのでやっぱり文句なしってことで。

NIGHTWISH-Oceanborn-Moondance ★★ (2009-05-06 00:45:44)

何となくですが、小学校あたりの体育でやってるフォークダンスの曲を彷彿させるような気が(いっそ全国の小学生にこの曲でフォークダンス踊ってもらえないだろうか)。
最後の「Hey!」が決定打でしたね。

NIGHTWISH-Oceanborn-Passion and the Opera ★★★ (2009-05-06 00:49:43)

後半、ターヤのオペラ魂が炸裂してます。
パッションとオペラってもはや彼女のことじゃないか?

NIGHTWISH-Oceanborn-Walking in the Air ★★★ (2009-05-13 23:48:37)

『The Snowman』が好きなので、ほとんどこの曲目当てにアルバム買いました。
「The Phantom Of The Opera」もそうだけど、Nightwishはカヴァー曲の選択とアレンジが上手い。この曲も彼らが演ってくれて良かったと思えます。

NIGHTWISH-Once ★★ (2009-11-11 21:42:00)

前作でシンフォニック路線を色濃くしてましたが、今回はオーケストラも大々的に取り入れて更にその色が強まりました。それだけでなく、メタルサウンドも大幅に強め、シンフォとヘヴィネス両方が最大値に達しています。
これだけ荘厳さとアグレッションが強まっても、掻き消されることなく響き渡るターヤのボーカルは本当に美しい。単に響きがいいというレベルではなく、強さも脆さも秘めた魂の声と言ってもいい。マルコのタフなボーカルとの相性も一段と良くなっています。

NIGHTWISH-Once-Creek Mary's Blood ★★★ (2009-11-27 01:25:59)

北欧のNightwishとネイティヴ・アメリカンのJohn Two-Hawks。
出自の違う両者が己の音色で己の地への思いを歌い、世にも哀しく美しい大曲が産み落とされた。

NIGHTWISH-Once-Dark Chest of Wonders ★★★ (2009-11-27 01:17:07)

これまでと違い、キーボード効果の入らないヘヴィネスで押すオープニング。しかしシンフォパートを抑えても、ターヤの声一つでもって荘厳な雰囲気がもたらされます。

NINE INCH NAILS-And All That Could Have Been ★★ (2009-05-11 17:11:00)

ライヴ音源の方はいきなり「Terrible Lie」の予想以上の爆音にびっくりさせられます。「March Of The Pigs」の曲間のタメも原曲以上に効いている。「Closer」のベースもよりカッコよく響く。「Starfuckers, Inc.」の疾走を経て「Hurt」で泣きのラストという終焉にも溜息が出る。
動(崩壊)と静(内省)が入り乱れたライヴの名盤ですね。
もしノイズが好かないという理由でNINのスタジオ盤を敬遠してる人がいたなら、このライヴ盤がお勧めです。
『Still』は上記の「静」のパートで作られた世界。それもNIN屈指の美しさです。
特に冒頭の「Something I Can…」とラストの「Leaving Hope」に泣かせられます。

NINE INCH NAILS-Broken ★★ (2009-02-19 01:09:00)

実はこの作品が一番好きです。最初のレーベルとのトラブル&移籍の後だからか、攻撃性が凄まじい。それが2ndの冒頭「Mr.Self Distract」の自己破壊に繋がると思うと怖いですが。
尚PVですが、「Happiness…」のヤバさもさることながら、「Gave Up」の発禁版もえらいことになってます。あれはもうPVじゃなくてスナッフでしょう……

NINE INCH NAILS-Pretty Hate Machine ★★ (2009-05-11 17:17:00)

デビュー作だけあって、まだ音がそこまで作りこまれていません。また、後の作品を思えばポップに感じられるかもしれません。
でもこのキャッチーさも好きです。「Head Like A Hole」「Terrible Lie」で覗える率直な攻撃姿勢も良い。今ライヴで演っても説得力あってカッコいいですし。

NINE INCH NAILS-The Downward Spiral ★★ (2009-02-19 01:32:00)

このアルバムの何が凄いかって、ノイズ、内省、自己破壊、鬱といった、一般的にまず受け入れ難い要素/感情をぎっしり詰めておきながら、どこまでも聴かせられる作品になっていること。更には時にポップですらあったこと。この時のトレントの精神状態を考えるのは怖いですが、この人の才能の計り知れなさは、今でも別の意味で怖いものがあります。

NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-Closer ★★★ (2009-02-19 01:23:15)

荒涼としていて、閉塞的で、おまけに歌詞がとんでもない(カラオケに入ってるけど、いかにマニアックな友人と一緒でもこれは歌えなかった)。それなのに異常なまでにキャッチーに響く。トレントの才能に最も脱帽させられたのがこの曲です。

NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-Hurt ★★★ (2009-02-19 01:18:21)

これは「泣き」なんてレベルじゃありません。痛々しい。そしてこの上なく苦しい。
今(2009年)となっては、感覚を試すために自分を傷つける必要もないし、道も見つけられたと分かりますが、そこに至るまでトレントはどれほど遠くにいたのだろうと思うとぞっとします。

NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-March of the Pigs ★★★ (2009-02-19 01:46:30)

僅かに空白の時間を置いた後、爆発する瞬間がたまりません。ライヴだと特に。率直にかっこいいロックナンバーだし、キャッチーですが、アルバム内で浮いているなんてことはありません。

NINE INCH NAILS-With Teeth ★★ (2009-02-19 00:53:00)

前作、前々作は文句なしに素晴らしいと思います。特に『Downward…』は好きです。
しかし反面、トレントがフィルターの向こう側にいて、存在がよく見えないような気がしていました。感情は溢れかえっているのに、実像が掴めないとでもいうような。
本作で初めて、トレントがここにいると感じました。やはり、ボーカルが前面に出てきたからでしょうか。

NIRVANA-From the Muddy Banks of the Wishkah ★★ (2010-04-11 12:12:00)

確かにライヴならではの生々しさはあるし、オーディエンスの歓声も伝わってきますが、何故かリスナーの高揚感をあまり煽らないライヴ盤です。
イントロのもうよく分からないカートの絶叫からすると、歓喜溢れるライヴ会場に入ったというより、ギリギリの精神状態に飛び込んだという感じが強いです。(後にリリースされたMTV Unplugged盤の方がもっとギリギリだった訳ですが)
この時、カートはどの程度ライヴを楽しめていたんだろうか。
カートのことばかり注目しがちですが、改めてクリスとデイヴの技量の凄さにも気付かされます。特にデイヴのドラムはやっぱり良い。

NIRVANA-In Utero ★★ (2010-04-11 12:02:00)

カート・コバーン最後の叫び。
これだけの作品が出来るのなら最後にならなくとも良かったのに、と思いますが、同時にこれだけの絶望と暗黒(それも所謂ブラックメタルのそれと違い、美学にもイデオロギーにもならず昇華されていないドロドロの感情)を抱えてどこまで生きられるもんなんだろうとも思えます。
『Nevermind』ほどのとっつきやすさはありませんが(あれも「Smells…」あってのとっつきやすさですが)、未経験者だろうと他のアルバムから入った経験者だろうと、よりNirvanaを知りたいという人には聴いてみて欲しいです。

NIRVANA-In Utero-Heart-Shaped Box ★★★ (2009-03-13 00:37:43)

歪んだギターソロとどこか気だるいボーカルに、屈折と無力感を覚えます。この音は自分達の鬱屈の代弁者であったと同時に、カートの疲弊の表れだったのかも……と思うと、共鳴しつつも痛々しさを感じます。

NIRVANA-Nevermind ★★ (2009-05-02 03:09:00)

「昇華されてない」
というのが本作の、ひいてはニルヴァーナの第一印象でした。
確かに音は重いし、ヘヴィだし、ギターの歪みがカッコいい。しかし、それまで聴いていたヘヴィ・ロック勢と違って、鬱屈や怒りをエネルギーに変えた形で叫ぶのではなく、鬱屈のまま吐き出しているというか。だから曲はポップなのに暗くて気だるいのかなと。(その辺はカートのボーカルが最大の要因なんでしょうが)
それでも、高校生時分には既に大分ねじ曲がってた精神には、リアリティを持って響きました。
よく過去のアーティストの作品を聴いて「リアルタイムで聴きたかったな」と思うことがありますが、本作についてはそう思うところが半分、逆にリアルタイムじゃなくて良かったと思うところが半分です。
リアルタイムで聴いていたら、カートの死に対する衝撃は半端じゃなかったと思うからです。

NIRVANA-Nevermind-Smells Like Teen Spirit ★★★ (2009-02-24 02:53:15)

この曲及びNirvanaを知った時には、カートは大分前に亡くなっていました。だから特別感慨もなしに聴いていました。それでも「何であんた今ここにいないんだ……」と思いました。
きっとこの曲は、数十年後にも全ての屈折した心に響くはずです。

NORTHERN KINGS ★★ (2009-12-31 18:52:00)

Nightwishのマルコ、Sonata Arcticaのトニー、CharonのJP、Terasbetoni/ex-Dreamtaleのヤルッコによる、カヴァー・ソング・プロジェクト。
数々の有名曲を、パワフルなボーカルで叙情と哀愁の北欧メタルに染めてしまうエネルギーは、北の王の称号に相応しいです。

NORTHERN KINGS-Reborn ★★ (2010-01-02 16:59:00)

'07年発売の1st。比較的最近で面子も凄いのに情報が入ってこなかったのは何故だろう。MTVで偶然知ったものなぁ。
それはともかく、カヴァー・ソング・プロジェクトとしてはかなり豪華だし、面白い試みになっていると思います。Journey、Jethro Tullといったロックなナンバーはもちろん、ティナ・ターナー、ライオネル・リッチー等の有名どころまで網羅。変化球としてRadioheadの投入もあり。いずれも哀愁、叙情、勇壮、荒涼と、北欧メタルに顕著な雰囲気を纏って生まれ変わっています。
これには音もさることながら、4人の個性的なボーカルワークの果たすところが大きいです。マルコのタフさ、JPのミステリアスな低音、トニーの伸びやかさ、ヤルッコのハイトーン、それぞれが適材適所で使われています。個人的にはマルコの声が好きでアルバム購入に至った訳ですが、Radioheadという一番意外性
…続き

NORTHERN KINGS-Reborn-Creep ★★ (2009-12-31 19:01:40)

まさかのRadioheadカヴァー。
原曲が自らの孤独と異質性を「虫ケラでバケモノ」という言葉に託した人間の声だとしたら、JPの低音ボーカルで歌うこのヴァージョンは、北欧の薄暗い森に潜む本当の怪物の孤独を綴る物悲しさです。

NORTHERN KINGS-Reborn-Don't Stop Believin' ★★★ (2009-12-31 19:06:24)

アルバムトップを飾るJourneyのカヴァー。
原曲のキャッチーさとマルコの逞しいボーカルとでパワーを蓄えながらも、メロディーに北欧メタルらしい哀愁が織り込まれています。冒頭でリスナーの心を掴むには申し分なし。

NORTHERN KINGS-Reborn-We Don't Need Another Hero ★★★ (2010-01-02 17:16:39)

ティナ・ターナーのカヴァー。
4人全員がリード・ボーカルをとって歌うこのナンバーは勇壮感もひとしおで、まさしく王の風格。そりゃこれ以上英雄はいらないよな。

NORTHERN KINGS-Rethroned ★★ (2010-01-02 17:07:00)

'08年の2nd。
あくまでカヴァー・ソングのみのプロジェクトなので、方向性は前作とあまり変わりません。ロック系と有名どころをバランスよく選択、そして今回も変化球の投入あり。カイリー・ミノーグのポップスをJPが暗ーーく歌いあげるというパターンで。
カヴァーとしてのクオリティも高いし、個々のボーカルワークも素晴らしいし、企画の面白さも衰えていないので、ちょっと気が早いですが次を出す時は「原曲とはまた違う高みに達したぞ!!」ってぐらい抜きん出た曲が欲しいところです。

NORTHERN KINGS-Rethroned-I Should Be So Lucky ★★ (2010-01-02 17:21:16)

カイリー・ミノーグのポップ・ナンバーをJPが一気にダークに染め上げます。こんなに暗いとちっともラッキーじゃないよ。
と思ってたら、最後に唐突に疾走パートがやってきた。面白い具合に2度期待を裏切られます。

NORTHERN KINGS-Rethroned-My Way ★★ (2010-01-02 17:26:17)

フランク・シナトラの歌で有名なナンバーをヤルッコが歌う。
メロディーの逞しさと彼のトーンがあると、マイウェイが物凄く前に開けた道に思えます(笑)。障害物とか余裕で突破できるんだろうな。
ここでチェック入ってる「哀愁」は例によって北欧メタルっぽさのそれなので、原曲の哀愁とはまた別モノです。

Needled 24/7 ★★★ (2009-03-01 21:42:22)

アルバムのトップを飾る曲でいきなり「うぉ!!!???」と思う=超名曲。そんな法則はこの曲にこそ相応しいと思います。もう自然にヘッドバンギングが起こりますよ。

OASIS ★★ (2010-02-07 13:22:00)

昨年末から話題のノエル脱退劇。
「メインソングライター脱退」に留まるのかバンド自体終わるのか、よく分からないままファンを放置していきましたね。ノエルは終了させたつもりらしいですが、残ったリアム達が「Oasis2.0」を始動させるとか言ってますし。
しばらく後にノエルが何食わぬ顔して戻って来ても、ほとんどのファンは驚かないだろうな。

OASIS-(What’s the Story) Morning Glory? ★★ (2010-02-07 13:09:00)

ロック史上では1stの方が重要な存在だし、1stを最高傑作とする声も高い。確かにそうだとは思いますが、個人的にOasisで一番好きなのは本作です。
全曲思わず口ずさみたくなるほどキャッチーなロックンロール。ラストの「Champagne Supernova」なぞ長尺なのに、いつまでも聴いていたくなるほどポップで美しい。
ちなみに、音楽的才能も歌唱力もノエルの方が上のはずだし、兄貴が歌う「Don't Look…」も好きですが、何故かリアムのやる気ないボーカルの方が好きになってしまいます。

OASIS-Definitely Maybe ★★ (2010-02-07 12:59:00)

本作については、完成度の高い1stという評価もさることながら、Oasisの本質をデビュー作の一番最初の曲でもって完璧に言い表してしまったという点も大きいです。「今夜俺はロックンロールスターなんだ」って一言で。
実際、M1「Rock'n Roll Star」は彼らのアンセムになり、以来彼らの曲の多くはロックのアンセムになり、彼らは今夜どころか普遍的なロックンロールスターになってます。

OASIS-Don't Believe the Truth ★★ (2010-02-07 13:16:00)

1st、2ndの壁を超えるのはもはや不可能と割り切ったせいか、吹っ切れてのびのびやってる感があります。
しかしその割に先行シングル「Lyla」には「手堅い」という印象が抜けません。
アルバムトータルで見たら、相変わらずクオリティの高さを誇れるし、ギャラガー兄弟の暴言の数々も許せる(笑)出来栄えなのですが。
あと、ラストの「Let There Be Love」もノエルボーカル曲の名曲ですよ。

OASIS-The Masterplan ★★ (2010-02-07 12:38:00)

よくこれだけの名曲をB-Sideに投げたものだ。
そのくせB-Side集なのに「Masterplan(傑作)」なんてタイトルつけるものだ。
まぁ、このオレ様具合というか自意識過剰さがいかにもOasisだし、そういうところが好きでもあるのですが。

OPETH-Blackwater Park ★★ (2009-05-15 03:31:00)

ストリングスパートがなくとも荘厳さを醸し出すことは出来る、と知らしめる作品です。
デスボイス入った激しいパートにも悲哀が漂う様が何とも美しい。
それにしてもミカエルのデス/クリーンボイスは本当に芸術的ですね。


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