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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 601-650
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OPETH-Blackwater Park-Harvest
OPETH-Blackwater Park-The Leper Affinity
OPETH-Damnation
OPETH-Damnation-Ending Credits
OPETH-Damnation-In My Time of Need
OPETH-Damnation-Windowpane
OPETH-Ghost Reveries
OPETH-Ghost Reveries-Ghost of Perdition
OPETH-Lamentations: Live at Shepherd's Bush Empire 2003
OPETH-The Roundhouse Tapes (DVD)
OPETH-Watershed
OPETH-Watershed-Porcelain Heart
OZZY OSBOURNE-Black Rain-I Don't Wanna Stop
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz-Dee
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Bloodbath in Paradise
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Miracle Man
OZZY OSBOURNE-The Ultimate Sin
OZZY OSBOURNE-Tribute
OZZY OSBOURNE-Under Cover
PAIN
PAIN-Cynic Paradise
PAIN-Cynic Paradise-Follow Me
PAIN-Dancing With the Dead
PAIN-Dancing With the Dead-Not Afraid to Die
PAIN-Dancing With the Dead-Nothing
PAIN-Dancing With the Dead-Same Old Song
PAIN-Live Is Overrated
PAIN-Nothing Remains the Same-Eleanor Rigby
PAIN-Nothing Remains the Same-Shut Your Mouth
PAIN-Rebirth
PAIN-Rebirth-Parallel to Ecstasy
PAIN-Rebirth-Suicide Machine
PIG
PIG
PIG
PIG
PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick
PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick-Shit for Brains
PIG-Genuine American Monster
PIG-Genuine American Monster-A Fête Worse Than Death
PIG-Genuine American Monster-Disrupt Degrade & Devastate
PIG-Genuine American Monster-Flesh Fest
PIG-Genuine American Monster-Salambo
PIG-Praise the Lard
PIG-Sinsation
PIG-The Swining
PIG-The Swining-Black Mambo
PIG-The Swining-Find It Fuck It Forget It

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OPETH-Blackwater Park-Harvest ★★★ (2010-01-04 15:28:33)

静の美を引き立てる一曲。
アコースティックの音色とミカエルの美声もさることながら、ベース音も相変わらず良い響きなので、バスブースター上げたステレオ環境だと尚良し。

OPETH-Blackwater Park-The Leper Affinity ★★★ (2009-05-15 03:38:58)

静かに忍び寄るオープニング、突如切り込む暴虐サウンド&デスボイス、そしてクロージングはまたしても静かにピアノ……完璧な構成です。
それどころか、激しいパートが単に暴虐なのではなく叙情的でどこまでも美しい。
この間に挟まれるクリーンボイスのパートがより一層綺麗に響くんだよな……。

OPETH-Damnation ★★ (2009-07-01 14:26:00)

全編クリーンボイス、アコースティック中心と聞いた時には、正直あまり気に入らないかもと思ってました。Opethは静と動の対比が魅力だと思っているもので。
……猛反省です。美しいだけでなく、叙情パートだけでこんなに聴かせるパワーがあるとは。しかも「え、もう終わり!?」ってぐらいあっという間の暗黒美空間でした。
鬱々としていますが、時折ジャズを思わせるリズムがあります。知らない人に聴かせたら、よもや彼らがデス声で叫んでいるとは考えないかも……。

OPETH-Damnation-Ending Credits ★★ (2010-01-04 15:23:31)

確かにカッコいい。確かに哀愁に満ちてる。
でも聴いた時真っ先に思ってしまいましたよ。
「演歌じゃーーーん!!!」って。

OPETH-Damnation-In My Time of Need ★★★ (2009-11-24 23:54:56)

「And I…」からのメロディーがたまらなく泣きです。
こんなにも切ない曲調で、こんなにも暗い歌詞なのに、響きは美しい。
本当、雨の日が似合う曲です。

OPETH-Damnation-Windowpane ★★★ (2009-11-25 00:04:47)

「静」のアルバムコンセプトからいって、冒頭の曲からデス・メタルとは思えないギターとメロトロンの美しさを堪能できます。
聴いててヘドバンしたくなる類の即効性ではないんですが、聴いた傍から美メロが侵食を始めるという点で即効性が強いと言えるかも。

OPETH-Ghost Reveries ★★ (2009-09-21 01:48:00)

『Blackwater Park』のイメージがモノクロなら、本作は暗闇。と言っても完全に真っ暗なのではなく、時折明りに照らされて壁や彫像が浮かび上がるような、色や冷たさを感じられます。この感覚は、増えたクリーンボイスのパートと、新たに入ったキーボードパートによるところが大きいと思います。
静と動の美しさに関しては、手掛けさせたらトップレベルの彼らなので、もはや「聴いてて安心」の域です。

OPETH-Ghost Reveries-Ghost of Perdition ★★★ (2009-04-26 04:07:38)

初Opethがこれでした。
ミカエルの「Ghost Of---!!」のデス声が静寂をぶち破って来て、これだけでも十分ノックアウト要因になるのですが、その後に続いた静かなパートとクリーンボイスも衝撃的でした。
静と動を巧みに操って世界観を構築する、Opethの何たるかがここに凝縮されているように思えます。

OPETH-Lamentations: Live at Shepherd's Bush Empire 2003 ★★ (2009-12-02 20:34:00)

第一部は静の『Damnation』空間。しかし美麗なだけではなく、生音の威力を生かしたヘヴィネスもありました。特に「Closure」のアウトロはカッコいいことになってます。ステージ上はまったりした空気なのに、オーディエンスが加熱しちゃってヘドバンやら絶叫やらが時々窺えるのが面白い。
第二部は動。でもそこはOpethなので、デスボイスに激しいリズムとギターでも、繊細な美しさが漂います。『Blackwater Park』収録曲はとりわけ静と動のドラマ性に感動します。
本当、一度はこの叙情と激情とをライヴで体感してみたい。
あとは、どうでもいいことなんですが、クリーンボイスで歌う時はミカエルの眉毛が一気に下がって、いわゆる八の字眉毛になっちゃうんですよね。美声ながら妙に愛嬌のある顔になっていて、ちょっと微笑ましかったです。

OPETH-The Roundhouse Tapes (DVD) ★★ (2010-03-30 02:16:00)

ライヴ盤『The Roundhouse Tapes』のDVD版。収録曲はCDと同じで、バンド・インタビューとファン・インタビューとフォトギャラリーが特典で付いてきます。
ライヴのレベルの高さはCD版でとっくに証明されているので、こちらでは演奏テクやオーディエンスの盛り上がり等視覚面も堪能といったところですね。とはいえ、「Ghost Of Perdition」や「Blackwater Park」の魅せ方には本当に聴き惚れる/見惚れるしかない。ミカエルいわく「女の子をうっとりさせる曲」の「Windowpane」も完全静パートとしていい味出してました。
ミカエルは決してオーディエンスを大きく煽ったりはしません。しかもステージに向かって叫ぶファンと、対照的にまったり会話したりしてます。バンドメンバー紹介する前の「ロックスターっぽいことをするよ」という一言が面白かった(笑)。

…続き

OPETH-Watershed ★★ (2009-04-26 04:00:00)

前作よりアコースティックのパートが増えてますが、何が凄いかって、この静かなアコースティックのサウンドの中にヘヴィネスが覗えることです。特に音が歪むところが、ぞっとすると同時に聴き惚れます。
ミカエルのクリーンボイスもまた然り。

OPETH-Watershed-Porcelain Heart ★★★ (2009-11-24 23:59:28)

不穏なエレキギターと哀愁のアコースティックギター。両者がミカエルの美声で結びつき、コーラスで一気に不穏も哀愁も最高値に高まった最高のクライマックスを導きます。

OZZY OSBOURNE-Black Rain-I Don't Wanna Stop ★★★ (2009-05-01 06:29:18)

ザックのギターがカッコいいのはもちろん、バックで不穏さを醸し出してるキーボードも良い味出してますね。
オジー自身が「止まりたくない」と言ってますが、ファンとしてもまだまだ止まって欲しくないところです。

OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz ★★ (2009-03-27 01:38:00)

邦題『血塗られた英雄伝説』。サバス時代からのオジーの悪魔的イメージから付いたんでしょうが、本作ではそのイメージはランディの天使のギターソロと見事に溶け込んでいます。といっても「中和」なんてもんじゃなくて、もう1段階上の高みに達しているように思えます。
ランディのギターは何度聴いても美しく響き、泣けてきます。そのくせオジーの癖のありすぎるボーカルにぴったりです。

OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz-Dee ★★★ (2009-05-01 06:40:18)

ランディが「天使」と称される所以の一つがこの曲でしょうか。
彼の生み出す音の美しさは「アコースティックだから」「クラシックだから」なんて理由だけでは収まりませんね。

OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked ★★ (2009-11-03 20:22:00)

図抜けて挑発的な歌詞+ザックの鋭いリフで、オジー作品屈指の攻撃的なアルバムとなりました。
自身を非難したテレビ伝道師への当てつけ、シャロン・テート事件、自身のアルコール問題まで自虐的に槍玉に上げたオジーの疾走にとって、若き暴挙王は最高のパートナーであったと思います。

OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Bloodbath in Paradise ★★ (2009-10-31 02:08:02)

あからさまにマンソン・ファミリーのシャロン・テート殺害事件です。そんな悲惨な事件がこんなカッコいい曲に昇華されちゃっていいんだろうか。
いや、だからこそ不気味なのかもしれません。

OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Miracle Man ★★★ (2009-03-27 01:51:40)

この曲、オジーの曲が青少年に害悪をもたらすと説いていたキリスト教伝道師が買春で逮捕されたことについて歌われてるんだとか。曲中の「ジミー」ってのはその伝道師の名前だそうで。
こりゃステージで尻出しするよりタチの悪い仕返しだなぁ。そしてザック、勢い付いちゃってるオジーの背を豪快に押してるなぁ。2人とも最高ですよ。

OZZY OSBOURNE-The Ultimate Sin ★★ (2010-08-23 01:46:00)

何か聴きやすいと思ったら、曲が実は割とポップだった。
でもオジーのボーカル聴いてると、どうもあの独特な声の癖が目立つせいか、「オジーはオジー」との印象が強く、ポップであることが気になりませんでした。
ミドルテンポ中心だし、首を振るよりも足がリズムをとることが多いので、個人的にはLAメタルというよりハードロックだなと思って聴いてました。

OZZY OSBOURNE-Tribute ★★ (2009-03-27 01:19:00)

ランディは本当にギターの音色に美しさを感じられるギタリストです。そしてその美しい音がオジーの怪しいボーカルと極めて相性がいいという不思議な存在です。
このライヴ音源では、ギターサウンドが脚の不自由なランディの代わりに飛びまわっているように思えました。特に「Mr.Crowley」のソロには、技巧の凄さを越えた感動があります。
尚、私も「Dee」で泣いた人間です。ランディの功績と死についてはロック史における1つの事件として知っていた程度で、特に思い入れがある訳ではありません。それでも、1stアルバムの中で最も美しいアコースティック曲を爪弾き、ギターを置いて去っていく音を聴くと、この素晴らしいギタリストは本当にこの世界から去って行ってしまったのだという事実を突き付けられたように思えて、やりきれない気持ちになってしまいます。

OZZY OSBOURNE-Under Cover ★★ (2010-09-12 02:49:00)

予想はしていたけど、あの独特の声のおかげで、ビートルズもストーンズもクリムゾンも、どっぷりオジー色です。
ケースに付いてたシールの言葉を借りるなら「Ozzified」か。本当上手い言葉編み出したなぁ。
オジーは実際「Working Class Hero」だからレノンの歌詞もものにしてるし、クリムゾンの「21st Century Schizoid Man」なんか、終盤はもはや病んだ人間の笑い声です。
何をやっても自分のカラーを出せるという点、しかもそれをほとんど天然でやってのけるという点で、オジーのセルフ・プロデュース力はジーン・シモンズに勝るのかも。

PAIN ★★ (2010-01-24 01:12:00)

Hyposcrisyのピーター・テグレンのプロジェクト。
インダストリアル風味とHypocrisyのメロディックさで形作られたロックです。デスに部類されるHypocrisyでもどこかキャッチーなサウンドを生み出していたピーターなので、それを活かしたロックはお手のものなのかもしれません。

PAIN-Cynic Paradise ★★ (2010-04-21 18:37:00)

'08年発表の6th。通常盤、ボーナスCD付きの初回限定盤、DVD付きのデラックス・エディションと3バージョンあり、ファンであるほど後者2枚のどちらを買うか迷ってしまうリスナー泣かせな作品。ちなみに私が持ってるのはデラックス・エディションです。
このプロジェクト特有のキャッチーな音楽性は健在ですが、以前より大分ヘヴィネスが増しているようです。Hypocrisyのデス声にまでは至らないけど、シャウトも増えてます。
M3「Follow Me」とM11「Feed Us」には、ツアーに同行したのが縁でNightwishのアネッテ・オルゾンがゲスト参加。彼女のボーカルが入ると俄然ポップさが強まります。ピーターたっての希望で女性ボーカル起用というのは意外にも思えましたが、以前ツアーで女性ギタリスト&ベーシストが兼バックボーカルで参加していたことを思うと、案外自然な流れだったのかもしれませ
…続き

PAIN-Cynic Paradise-Follow Me ★★ (2010-01-27 22:35:28)

Nightwishのアネッテがゲスト参加。
Painはキャッチー路線と分かってはいても、このダンサブルでポップな曲調にはアーティスト間違えたかってぐらい驚きます。
正直、アネッテの声はこれぐらいポップなロックの方が似合ってるんじゃないかという気も。

PAIN-Dancing With the Dead ★★ (2010-01-24 02:43:00)

'05年発表の4th。
Hypocrisyのメロディックな曲調でインダストリアル入ったロックをやってみたら、普遍的にカッコいい仕上がりになってました。デスボイスは封印されてますが、ピーターはクリーンボイスでキャッチーなロックのメロディを歌っても良いです。
ザクザクした硬いギターとプログラミング・サウンドの味付けには、Rammsteinを思わせるところがあります。

PAIN-Dancing With the Dead-Not Afraid to Die ★★ (2010-03-30 01:51:24)

Pet Shop Boysのヘヴィ版かってぐらいのダンサブル路線&シンセ多用。
でもボーカルはクールなPSBに対し生命力に溢れてます。

PAIN-Dancing With the Dead-Nothing ★★ (2010-01-24 02:32:29)

ポップで明るめの曲調ながら、「なりたくないものに変わってしまう」、「無にはなりたくない」という恐れを叫ぶ。
ただ「かつて自分のものだったものを取り戻す」という完全にはネガティヴではない訴えがあるので、その点ではこの明るさが似合います。

PAIN-Dancing With the Dead-Same Old Song ★★★ (2010-01-24 01:24:14)

キャッチーでいて哀愁漂うメロディーライン。特にサビ部分に流れるキーボードが印象に残ります。
メディアでしつこいほどに流される「昔からの同じような歌」を皮肉ってるんですが、この曲自体も普遍的なロックになってます。それが狙いなのかもしれないけど。

PAIN-Live Is Overrated ★★ (2010-04-21 18:56:00)

'06年発表のDVD。『Dancing With The Dead』のツアー映像収録です。
'05年のポーランドライヴがメイン、ボーナスに同年のポーランドスタジオライヴ、フィンランドのクラブライヴ、PV集、インタビュー、フォトギャラリー、バイオグラフィー、ディスコグラフィーetc……。
ボーナスの方がボリューム多いです。
『Dancing With The Dead』ツアーのはずなんですが、このアルバムから演奏された曲は何故か少ないです。ステージはアルバムカラーのブルーで主に統一されているんですが。
今回のツアーメンバーはギタリストとベーシスト(2人とも兼バックボーカル)が女性だったのが意外でしたが、Painの楽曲に漂うゴス/インダストリアルの冷やかな印象を引き立てるのに、彼女らのトーン高めのコーラスは効いていたと思います。
ピーターはMC少ない方ですが、時
…続き

PAIN-Nothing Remains the Same-Eleanor Rigby (2010-04-21 19:11:07)

言わずと知れたThe Beatlesのカヴァー。
かつてMarilyn Mansonの弟分バンドだったGodheadもそうでしたが、ゴシック/インダストリアル系ロックのバンドがこの曲をカヴァーする例はよくあるみたいです。
原曲のうら寂しさと閉塞感が、孤独の叫びに変貌しました。

PAIN-Nothing Remains the Same-Shut Your Mouth ★★★ (2010-04-21 19:07:06)

シンプルなキーボードリフが耳について離れないロック。ついでに歌詞もシンプルな反抗メッセージ。
そんなメッセージとあまりかみ合わない脱力ネタのPVも笑える。
ちなみに、ライヴでは終盤ぐらいに演奏される人気曲らしいです。

PAIN-Rebirth ★★ (2010-05-01 18:50:00)

'99年発表の2nd。
まだサイバー色の強いサウンドと、ブルー基調で冷気漂うアートワークながら、薄暗い印象を与える雰囲気があるところが「ゴシック・インダストリアル・ロック」と言われる所以か。
とはいえ、MinistryやSkinny Puppyといった元祖インダストリアル勢と比べれば……というか比較の余地もないほどポップでキャッチーなので、徹底してとっつきやすいです。そもそも「インダストリアル」は付帯要素で、あくまで「ロックンロール」であることに重点置いてると思います。

PAIN-Rebirth-Parallel to Ecstasy ★★ (2010-05-01 18:55:15)

基本は硬質ギターとプログラミングで疾走するロックンロール。ただ、イントロを始め所々に入る不気味なクワイアで、ふとした拍子に荘厳な雰囲気が立ちこめる一曲。

PAIN-Rebirth-Suicide Machine ★★★ (2010-05-01 18:42:25)

「自殺機械」とはこのインダストリアルな音に相応しいタイトル。ポップでありながら、うねるようなプログラミング・サウンドはどこか不吉な響きを持ってます。

PIG ★★ (2009-06-01 19:16:00)

KMFDMメンバー、レイモンド・ワッツのプロジェクトです。長身痩躯、脚長い、男前のこの人が「豚」を名乗ってるあたりが若干嫌味ですがそれはおいといて。
こちらもインダストリアル系ではありますが、KMFDMよりホーン・セクションやシンセによるオーケストラ風味を多用しています。また、レイモンドのねちっこいドス声も相まって、より粘着質な印象です。ラテン音楽からの影響が覗えるのも特徴です。
しかし最近このお方はどうしているのやら……KMFDMにも参加してないし、PIGのサイトでも音沙汰がないし、どこでもいいから姿現してくれよ。

PIG ★★ (2009-07-13 21:34:00)

……やっと動きがあった!
2009年6月末、Regina Lundというスウェーデン人アーティストをプロデュースしていて、Regina/Raymond名義の曲もあるらしい。
またドス声が聴けたのは嬉しいけど、そろそろ自分名義の曲も出してほしいところです。

PIG ★★ (2009-08-16 02:21:00)

>hige-darumaさん
PIG知ってる人が居て嬉しいです。
もともと知名度高くはないとは思ってましたが、ひょっとしたらあまりに音沙汰なくて忘れられたか? という不安もあったもので。
音の引出しと声の他、歌詞も好きなところですね。陰湿で猥雑で性格最悪ですが(あくまで歌詞の上だけで)、知性が感じられます。

PIG ★★ (2009-11-09 23:54:00)

Lady Gagaらと共にアレクサンダー・マックイーンのコレクションのために音楽提供してるとの話がオフィシャルにて。
その音、ファンにも是非提供して頂きたい(笑)。

PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick ★★ (2009-06-02 00:36:00)

'86年のデビューアルバム。
インディーズシーン発だからでしょうか、正直言って音が良くありません。ボーカルまで聴こえにくい時があるのが痛い。サンプリング音もショボいし、勿体ないことになってます。
そうなると、最大の武器は自ずとレイモンドのドス声&極悪な歌詞。もうここは文句つけられません。例外的にM4ではドイツ語で朗々と歌ってますが、曲調と音の能天気さ加減が逆に怖い(笑)。歌詞に至ってはPIGの中でトップレベルの性格の悪さじゃないか? もしやKMFDMを離れて(後に復帰したけど)極悪度に磨きがかかったのか?
とりあえず、これを勧める相手となると、よほどのレイモンドファンでしょうかね。

PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick-Shit for Brains (2009-06-02 03:47:08)

音は悪いしミックスも良くないですが、曲自体はキャッチーで良い。正直、「Never For Fun」よりこっちをシングルカットした方が良かったんじゃないかと思いました。
歌詞は……最低だなこいつ(笑)。自身ワンマンプロジェクトのデビュー作でいきなりこれかよ。まぁ、サビはKMFDMの「Kickin' Ass」とほぼ同じ歌詞ですけど……。

PIG-Genuine American Monster ★★ (2009-06-01 20:00:00)

'99年発売の6th。イギリス人なのに「American Monster」なのは活動拠点がアメリカだからか(笑)。
前作『Wrecked』のメタル風味を活かしながらも、ラテンやジャズの要素も取り入れた作品で、ヴァリエーションが広がっています。それでも散漫な印象でないのは、やはりひとえにレイモンドの粘着性ドス声ボーカルとえげつない歌詞(笑)。こちらもメタル好きにお勧めしたい1枚ですね。
ただ、国内盤収録の「Cry Baby」は微妙です。頑張って日本語で喋っちゃったよ、レイモンド。努力は認めるけど、今までの曲の流れからここに入ると我々日本人はコケます。

PIG-Genuine American Monster-A Fête Worse Than Death ★★ (2009-07-13 21:20:22)

「Rock This Shotgun
Rock This Shot
Rock This Shotgun Up His Motherfucking Ass!!」
女性コーラスも交えたこの繰り返しが記憶に残ります。

PIG-Genuine American Monster-Disrupt Degrade & Devastate ★★★ (2009-06-02 01:06:45)

性急気味のリズムにゴリゴリしたギターが乗る硬質な音が基本ですが、プログラミングサウンドがどこかねっとりしていて陰湿さを助長しています。
「Beaten Bitter, Broken Low」「Dine and Dance with the Devil」等、歌詞ではレイモンドお得意の頭韻法が炸裂。タイトルからして明らかなんですけどね。

PIG-Genuine American Monster-Flesh Fest ★★★ (2009-08-06 23:18:32)

ホーン・セクションをふんだんに取り入れた極悪ラテン(ジャズの要素もあり)その2。ホーンが入った分粘着度と卑猥度が高まりました。
しかし「Salambo」といい、レイモンドはラテンミュージック入るとドス声のレベルが増すんだろうか。3rdの「Black Mambo」はそうでもなかったけど。

PIG-Genuine American Monster-Salambo ★★★ (2009-06-02 00:45:32)

レイモンド流極悪ラテンミュージック。
正確には今までにもこの手の極悪ラテンはやってましたが、この曲が一番吹っ切れてるように思えます。ホーンセクションが大活躍してますし、ただでさえインパクト大のドス声ボーカルが思いっきり前面に出ています。

PIG-Praise the Lard ★★ (2009-06-02 00:15:00)

'90年発表の2nd。
1stよりサウンドプロダクションが向上してます(それでもインディーズシーンなので凄く音がいいとは言えないのですが)。オーケストラやホーン・セクションを大幅に取り入れるようになったのもこの頃から。
まだ荒削りさやミックスの甘さは残っているし、中盤ダレ気味になるところもありますが、PIGのサウンドの核は十分に形成されています。

PIG-Sinsation ★★ (2009-06-01 19:53:00)

'95年発売の4th。
冒頭からオーケストラが効いているし、インストが端々に入っているし、トータルで見てまとまりがいいのはこの作品だと思います。この「まとまりの良さ」がコンパクトになってしまうことではなく、自分のやりたいことをやりながらも作品に整合性をつけていることになっているあたり、前回より進歩しているように思えました。レイモンドのドス声咆哮も深くて良いです。
ちなみに、M7「Analgesia」にはBuck-Tickの今井寿が参加しています。

PIG-The Swining ★★ (2009-06-01 23:57:00)

'93年発表の3rd。
前2作よりポップになり、全体的にもコンパクトにまとまってしまった感があります。ポップさはいいとしても、コンパクトさが「統一感」というより「締め付け」になってしまっているのが残念。もうちょっと伸び伸びやっても(プロデュース側がやらせてあげても)良かったのでは?
その一方で、M3で女性の喘ぎ声入ってたり、M6とM7でナイフを研ぐ音がサンプリングされてたり、PIGの特色たる危険度を増す効果は向上してきてます。

PIG-The Swining-Black Mambo ★★ (2009-08-06 23:21:54)

ウィスパーボイスが妖しい暗黒ラテンミュージック。これでも後の極悪ラテンに比べたらポップな方ですが。
ボンゴっぽいリズム・セクションが良い。

PIG-The Swining-Find It Fuck It Forget It ★★ (2009-06-02 01:19:47)

後に2回リメイク(リミックス?)されていることから、レイモンド自身も気に入ってるんじゃないかと思います。
個人的には『Wrecked』収録のリメイクの方が好きですが、シンセ中心のポップさにタイトル通りのヤバい歌詞をぶつけたこの原曲もなかなかです。


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