この曲を聴け! 

Spleenさんのページ
Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 701-750
→PC向けページ
Tweet
RAMMSTEIN-Liebe ist für alle da-Roter Sand
RAMMSTEIN-Liebe ist für alle da-Wiener Blut
RAMMSTEIN-Live aus Berlin (DVD)
RAMMSTEIN-Mutter
RAMMSTEIN-Mutter-Feuer frei!
RAMMSTEIN-Mutter-Mein Herz brennt
RAMMSTEIN-Mutter-Mutter
RAMMSTEIN-Mutter-Sonne
RAMMSTEIN-Reise, Reise
RAMMSTEIN-Reise, Reise-Amerika
RAMMSTEIN-Reise, Reise-Dalai Lama
RAMMSTEIN-Reise, Reise-Mein Teil
RAMMSTEIN-Rosenrot
RAMMSTEIN-Rosenrot-Benzin
RAMMSTEIN-Rosenrot-Mann gegen Mann
RAMMSTEIN-Sehnsucht
RAMMSTEIN-Sehnsucht-Bück dich
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Dawn of a Golden Age
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Roads
ROB ZOMBIE
ROB ZOMBIE-Educated Horses
ROB ZOMBIE-Hellbilly Deluxe
Rammlied
Reign in Blood
Reign in Blood-Angel of Death
Revolver
Revolver-Eleanor Rigby
SATYRICON-Nemesis Divina
SATYRICON-Nemesis Divina-Mother North
SATYRICON-Now, Diabolical
SATYRICON-Now, Diabolical-Delirium
SATYRICON-Now, Diabolical-K.I.N.G
SATYRICON-Now, Diabolical-Now, Diabolical
SATYRICON-Now, Diabolical-The Pentagram Burns
SATYRICON-Now, Diabolical-To the Mountains
SATYRICON-Rebel Extravaganza
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Filthgrinder
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Prime Evil Renaissance
SATYRICON-Rebel Extravaganza-The Scorn Torrent
SATYRICON-The Age of Nero
SATYRICON-The Age of Nero-Black Crow on a Tombstone
SATYRICON-The Age of Nero-Commando
SATYRICON-The Age of Nero-Die by My Hand
SATYRICON-The Age of Nero-The Sign of the Trident
SATYRICON-The Age of Nero-The Wolfpack
SATYRICON-The Shadowthrone
SATYRICON-Volcano
SATYRICON-Volcano-Black Lava
SATYRICON-Volcano-Fuel for Hatred

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19


発言している33曲を連続再生 - Youtube



RAMMSTEIN-Liebe ist für alle da-Roter Sand ★★ (2010-01-07 19:03:51)

口笛が印象的な、Rammsteinまさかのアコースティックバラード。しかもこの内容はさながら西部劇の決闘。
二つも似合わないことやっときながら、結局Rammsteinカラーなんだもんな。
Disc2には荘厳なオーケストラバージョンが収録されてます。

RAMMSTEIN-Liebe ist für alle da-Wiener Blut ★★ (2010-01-07 18:58:04)

「Mein Teil」に続く実録犯罪モチーフ。(それを言うならこのバンド名自体が実録事件モチーフだが)
ウィーンで父親が娘を監禁・性的虐待し、密かに子供まで産ませていたという事件です。
それを「ウィーン気質」って……オーストリアを敵に回す気か。
サウンドの方は重ーーいギターが際立ってダーク。微かに響くプログラミングサウンドが、時折すすり泣きのようで不気味。
「Dunkelheit」のドス声絶叫で文字通り底なしの闇がやって来ます。

RAMMSTEIN-Live aus Berlin (DVD) ★★★ (2011-02-22 23:09:32)

1998年にベルリン、ヴールハイデで行われたフルスケールライヴのDVD。
2005年の川咲クラブチッタでも規格外の火炎演出をやってくれた彼らですが、
やっぱりホームの超大規模会場では、火薬も演出も変態度ももっともっと規格外です。
その変態度の頂点たる『Bueck Dich』がないのは残念ですが、フラーケの動きだけでも十分変態です。特に「Weisses Fleich」のダンス(仮)。『Lichtspielhaus』でもインパクト高かったけどこっちもイッちゃってます。

もっともインダストリアル色が濃かったときのライヴなので、ギターサウンドの硬質さとプログラミング・サウンドが今以上に際立ってます。
観るたびに、今一度このサウンドとボーカルの重厚感を生で体感したいと思わずにはいられません。
いつになったら再び来日してくれるのでしょうか……。

RAMMSTEIN-Mutter ★★ (2009-02-11 06:03:00)

前作のインダストリアル風味から、一転ストリングス満載の仰々しさへ。個人的にはラムシュタインはこういう重厚感の方がぴったりだと思います。図太いドイツ語ボーカルに合うってだけでなく、メンバーのマッチョ具合も相まって……。
それはともかく、本作は泣きが相当入ってますね。タイトルトラックを始めとするバラード寄りの曲が美しい。そのくせM2はナチ疑惑の一端だし、M7は生き埋めだし、M8はエグい両性体だし、M9はあまりに露骨な……このヤバさはさすがです。
ところで、ブックレットから薬品の臭いがするのはそういう仕様なんでしょうか。

RAMMSTEIN-Mutter-Feuer frei! ★★★ (2009-05-30 02:22:13)

Rammsteinの中ではかなりの疾走曲の部類ですね。バックに流れる冷やかなキーボードもいい。
'05年のクラブチッタでこの火吹きを再現してくれた時は感動しました。オーディエンスも「Bang! Bang!」大絶叫だったし。実にライヴ映えする曲です。

RAMMSTEIN-Mutter-Mein Herz brennt ★★★ (2009-03-24 07:06:44)

曲のタイプに追加「重厚」。
インダストリアル色の強かった前作から一変、一曲目でいきなり荘厳なオーケストラ炸裂。でもこれぐらいシンフォニック入った方がラムシュタインにはぴったりだと思います。
ファンの心も燃えてますよ。

RAMMSTEIN-Mutter-Mutter ★★★ (2009-05-30 01:55:03)

無機質さとグロテスクさの合間から、母親というものが存在しない「絶対的孤独」という苦悶を滲ませる1曲。変態さ加減と危なさ加減の際立つRammsteinですが、こういう荘厳な「泣き」ものを作らせても凄いんです。
ちなみに、図体でかくて威圧感のあるティルですが、実は大きな目に驚くほど無垢さが表れていることがあります。このPVはそんな彼のイノセントという側面を上手く活かしているように思えました。

RAMMSTEIN-Mutter-Sonne ★★ (2009-03-06 05:27:34)

僅かに入る女性のコーラスがいい味出してますね。主題は「太陽」ですが、音の荘厳さと重厚さから「太陽=神」という発想にまで至りますね。
そしてSMな白雪姫パロディPVは必見です。このPVを見る限り、小人達(=ラムシュタイン)にとって白雪姫は「太陽」ではあるけれど、必ずしも優しい存在ではない……どころか高慢でサディスティック。恵みの存在であり畏怖の存在でもあるという意味での「太陽」がここにあります。

RAMMSTEIN-Reise, Reise ★★ (2009-01-26 05:08:00)

既に上で仰られてますが、私個人としても捨て曲なしです。危なさ全開の殺人ソングあり、他国批判ネタあり、泣きあり……とラムシュタインというバンドの魅力を徹底的に堪能出来ます。あと、このアルバムのPVは全部大当たりです。

RAMMSTEIN-Reise, Reise-Amerika ★★★ (2009-01-27 05:58:21)

ラムシュタイン布教の際にはこの曲を使わせていただきました。何せサビは一度聴いたら耳から離れませんから、効果有りですよ。
'05年の来日公演でもやってましたが、第二次世界大戦でアメリカに負けた枢軸国2国の人々が「♪Amerika ist wundarbar~」と合唱している光景はなかなか黒いユーモアです。

RAMMSTEIN-Reise, Reise-Dalai Lama ★★ (2009-01-26 05:12:02)

これはラムシュタイン版シューベルトの「魔王」ですね。コーラスがドラマティックな中にひんやりとした空気をもたらしていて、それがまた聴き心地良いです。

RAMMSTEIN-Reise, Reise-Mein Teil ★★★ (2009-03-06 05:13:26)

曲のタイプに追加「ヤバい」(笑)。
各アルバムに必ずぶっ飛んだ曲を入れるラムシュタインですが、実録人肉食殺人がモチーフ&犯人の言葉引用&そのせいで犯人に訴えられるというとんでもない三大要素でこの曲はずば抜けてます。
尚、Pet Shop Boysが手がけたリミックス版も、彼ららしいダンサブルなテンポの中でナイフを研ぐ音が響くのがなかなか面白いです。彼らも意外と黒いユーモアの持ち主ですね……。

RAMMSTEIN-Rosenrot ★★ (2009-03-05 07:51:00)

当初は『Reise,Reise』と2枚組で発表する予定だったそうなのですが、「自分達のは15曲以上に渡って聴けるサウンドではないだろう」とのことで分けられたそうです。確かに自分もラムシュタインファンですが、その点は彼らに賛成です。『Reise…』とぶっ続けにしちゃうと若干ダレる恐れがあるし、分けた方がメリハリがつく。
また、2nd国内盤収録の英語曲には違和感大でしたが、スペイン語で「淫売愛してる」連発のM9はハマりました。

RAMMSTEIN-Rosenrot-Benzin ★★★ (2009-05-30 02:27:59)

常に色んな意味で燃えているRammsteinが「Benzin(ガソリン)」を主題に歌うとは、また彼ららしいというか軽くアイロニーというか。曲の方も吹っ切れたかのように突っ走ってるし。
やる気ない顔して破壊の限りを尽くす(それもチープなCGで)PVの彼らがまた素敵です。

RAMMSTEIN-Rosenrot-Mann gegen Mann ★★ (2009-05-30 02:05:31)

タイトルだけ見たら「人間対人間」で戦い? と思ってましたが、思いっきり叫んでましたね。「Schwulah(ホモセクシュアル)」って……。
まぁ、あとはRammsteinお得意のそっち方面のヤバさ炸裂ということで。
PVもありますが……題材が題材だけに期待通りの暑苦しさ&放送禁止レベルものです。
観る時は周囲の気温と視線に気をつけろ(笑)!!

RAMMSTEIN-Sehnsucht ★★ (2009-03-05 07:38:00)

ラムシュタインがインダストリアルに部類されることにはちょっと疑問がある人間ですが、強いて言うなら本作が一番インダストリアル風味だと思います。プログラミング・サウンドが強調されてるし、無機質な雰囲気になってますから。
個人的には『Mutter』以降のストリングスが加わった重厚な雰囲気の方が好きなのですが、硬質でドスが効いているのにダンサブルというあたりが本作の面白いところではないでしょうか。
尚、国内盤ボーナストラックの英語バージョン曲は私の場合いまいちでした。

RAMMSTEIN-Sehnsucht-Bück dich ★★ (2009-05-30 02:15:00)

アルバム全体に通ずる無機質さが、SMな歌詞を却って不気味にしています。
ライヴパフォーマンスについては言わずもがなですが……彼らも他の自分好みのアーティストと同様、最低なとこが最高で大好きです。

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions ★★ (2009-11-05 22:55:00)

DVDの終盤に「ロードランナーのアルバムだったら間違いなくいいよ」とアーティスト達のべた褒めが続くのですが、これが全くお世辞じゃないんですよね。
そんなレーベルが出した、所属バンドのメンバーをバラバラに集めたセッションのアルバム……間違いなく最高です!!
参加メンバーの豪華さも彼らが織りなすサウンドも予想以上。いかにもメタルな曲だけでなく、パンク、ロックンロールを匂わせるあたりもカッコいい。真っ先にボーカルに着目する人間の意見としては、各ボーカリストのタイプに沿っていながら、彼らの所属バンドとは異なるサウンドになっている点が好きです。
DVDではレコーディングの様子だけでなく、ミュージシャン達のバカテクも拝めます。特にSuffocationのマイクのブラストは観てて感動しました。今までやったこともない企画に挑戦出来て、さぞかし皆さん楽しかっただろうな。
その名だけ
…続き

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Dawn of a Golden Age ★★★ (2009-11-05 23:10:49)

ポイントはあのダニの声をどう活かすか。結果、シンセの仰々しさを極力削った中にも、不穏な空気を感じ取れるギターサウンドがダニ声にぴったりで、クレイドル好きの自分でも大満足でした。『Thornography』期のクレイドルサウンドをちょっとスラッシュ方向に傾けた感じだと思います。
マットの役割も大きいけど、マイクのドラムが一番の功労者かも。

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Roads ★★★ (2009-11-05 23:16:48)

OpethのミカエルとType O Negativeのジョシュというゴシック組。
今回ミカエルは静に徹し、美しいクリーンボイスを聴かせてくれます。この静の美しさが『Damnation』とも『Watershed』とも異なる響き。
曲の短さが惜しいぐらいです。

ROB ZOMBIE ★★ (2009-11-05 23:25:00)

今週、MTVのHeadbanger's Ballにロブの「Foxy, Foxy」が出てました。
『Educated Horses』未聴でしばらく遠ざかってましたが、また聴きたくなりました。ノーメイクだろうとホラーじゃなかろうと、ゾンビはゾンビですね。
そういえばジョン5は今でも彼のギタリストやってるんですよね。「Foxy…」のPV撮影時はお姉ちゃんがいっぱい群がっていて嬉しかっただろうな(笑)。

ROB ZOMBIE-Educated Horses ★★ (2010-03-07 01:42:00)

'06年の3rd。
前作からインダストリアル風味が薄れていましたが、今回はもっと薄れてほぼハードロック。ロブの風体も、ジャケ写の通りモンスターではなくなっています。
歌詞はおなじみのホラー風だし、M3「Foxy Foxy」に代表されるいかがわしさも健在ですが、けばけばしいチープさと鮮やかな血糊はなりを潜めた感があります。そちらの方は自身が監督した映画『マーダー・ライド・ショー』に費やしたのでしょうか。
ところで、本作からex-Marilyn Mansonのジョン5が参加してます。マンソン同様キャラクター濃いフロントマンだけど、ロブのもとの方が自由が効くせいか、ギタープレイが伸び伸びしてます。

ROB ZOMBIE-Hellbilly Deluxe ★★ (2009-10-12 01:06:00)

ロブ・ゾンビはインダストリアルにも部類されますが、その種のジャンルに特有の「硬質」「無機質」という表現が当てはまりません。むしろヘナヘナした有機質です。もちろん良い意味で。アメリカの安っぽいホラーコミックに見られる、薄っぺらくて脆そうなページや、鮮やか過ぎて毒々しい色使いが見えるようです。そう、アートワークそのままの世界。
ソロになってより好き放題やってるんだなという感は伝わってきます。

Rammlied ★★★ (2009-12-31 20:11:26)

Rammstein参上!! を告げるオープニングトラック。
4年間待ちに待ったファンを温かく迎えるような歌詞と、重々しくも美しいサウンドに、この後アホと変態のオンパレードと分かっていても感激してしまいます。

Reign in Blood ★★ (2009-05-20 03:58:00)

まだHM/HR歴も浅い頃にかじり聴きしたものの、アグレッシヴ度とスピードについて行けず、遠ざかったスラッシュメタル。
ですがつい最近本作を聴いて、避けるのを止めることを決意しました。
高い殺傷能力で知られるこの作品なので、多分自分の中の「スラッシュ敬遠癖」が死んだんだと思います。
帝王Slayer万歳ですね。

Reign in Blood-Angel of Death ★★★ (2009-05-18 03:34:48)

あのイントロのシャウトと終盤のギターソロは常人の理解の範疇を軽々と飛び越えてる。
歌詞はもちろん鋭利と言ってもいいギターサウンドが、「残虐」という言葉の何たるかを物語っています。

Revolver ★★ (2010-04-27 21:56:00)

革新性とか影響力で言うと『Sgt.Peppers…』の陰に隠れがちですが、良い意味で負けず劣らず異様な雰囲気を放つアルバム。
お馴染み「Yellow Submarine」みたいな軽やかポップと、もろインド音楽の影響下な「Love to You」、終いには「Tomorrow Never Knows」のサイケデリック色が同居というごった煮ながら、決して聴きにくくはありません。

Revolver-Eleanor Rigby ★★★ (2010-04-27 21:43:37)

シンプルに綴られる孤独な人々の物語。「No one was saved」の言葉通り、誰も救われないある意味暗黒音楽。
そんな絶望感のせいか、後にゴシック・メタル、インダストリアル・メタル界隈のアーティストによくカヴァーされています。

SATYRICON-Nemesis Divina ★★ (2009-09-01 15:25:00)

ジャケットによると、本作の曲が作られたのは1993年秋から1995年冬の間。ってことは当時サティアーは18~20歳……。
その歳でこんなとんでもないもん作っちゃうのかよ!!??
ほぼ全編に渡って流れるようなギターとブラスト(フロスト……脚どうなってるんだ)が主体、時折美しいピアノの調べが入る。M3「Mother North」を始め、曲展開も劇的。荘厳な響きがあるのは確かですが、それよりも荒涼とした空気と冷徹さが強く印象付けられます。
そんな中、不気味に笑ったり低く呻ったりするサティアーの声は、時に人間じゃなくなってます。

SATYRICON-Nemesis Divina-Mother North ★★★ (2009-08-28 20:09:56)

Satyriconは『Now, Diabolical』以降の作風から入門した人間なので、彼らのリフといえば「妖しくも重厚」という印象でしたが、この曲の不吉で哀愁を帯びたリフも美しくて素晴らしいです。
サティアーのがなり声も冷徹なだけでなく、特に呻きと笑いが邪悪。

SATYRICON-Now, Diabolical ★★ (2009-08-05 11:29:00)

疾走やブラストよりも、ミドルテンポの安定からくる重厚さが強い作品です。この重厚さは全てを覆い尽くす漆黒の雲のようです(そのぶんパワーが増しているので、冷徹さという点においては次回作の方が上かもしれません)。
フロストはブラストも凄いけど、遅いリズムでも迫力満点のフレーズを叩き出すので、この人が背後にいれば無敵ですね。

SATYRICON-Now, Diabolical-Delirium ★★ (2009-08-30 17:43:26)

本アルバム全体の印象では強力な支配を思わせますが、この曲ではイントロを始めとする静かでいて不穏なパートが、忍び寄る狂気を思わせます。サティアーの低い囁きも不気味。

SATYRICON-Now, Diabolical-K.I.N.G ★★★ (2009-08-30 17:53:27)

比較的リズムがシンプルな方ですが、その分耳につきやすく癖になります。そしてまたリフが暗黒度高くてカッコいい。
サティアーのリフメイカーとしての凄さを実感し始めました。

SATYRICON-Now, Diabolical-Now, Diabolical ★★★ (2009-08-30 18:13:32)

アルバムの冒頭を飾る宣戦布告の一曲。とはいえ、この人に「Fuck you - You can never win」と言われては本気で勝ち目がないように思えます。
ブラストとギターのうねりでたたみかけてきたかと思えば、ずっしり安定したテンポと必殺リフとで支配を叩きつける。こんな「極悪非道」なら大歓迎です。

SATYRICON-Now, Diabolical-The Pentagram Burns ★★★ (2009-08-05 10:53:59)

リフが邪悪。といってもピュア・ブラックに顕著な魔性よりも、暗黒の支配力に満ちた邪悪さ。この力強さにはもちろんドラムの果たす役割も大きい。
中盤に静寂が訪れるところ、間奏のメロディーのうねり具合も癖になるところです。
それにしても、サティアーに玉座は似合いすぎる。

SATYRICON-Now, Diabolical-To the Mountains ★★ (2009-08-25 18:12:44)

終盤からサビに唐突に入ってくるホーン・セクションが、ちょっと浮いている気もしました。音の深みと、イメージに浮かぶ山の奥深さの助長には一役買っていると思いますが。
ちなみにこのイメージというのは、ただでさえカルティックで不気味なのに、更に暗黒に塗りつぶされた『ホーリー・マウンテン』。……観てない人には分かりにくいかもしれませんが。

SATYRICON-Rebel Extravaganza ★★ (2009-09-01 16:09:00)

前作のコープスペイント&鋲の徹底武装をそぎ落とし(ついでにサティアーは髪の毛もそぎ落とし)、最も凶悪な要素を強めたような2人の出で立ちが写るアートワーク。
音楽も同じように、美しさも哀愁もかなぐり捨てて、怒りと凶暴性をひたすら研ぎ澄ませています。ボーカルも悪魔的じゃなくなった代わりに、毒と汚物を吐き散らかしてるようです。
曲展開は激しいけど、劇的というより良い意味で期待を裏切り続ける変化であり、1曲の尺は長め。聴きやすいとは言い難いし(特に初心者にとっては)、前作のメロディアスさも期待できません。ただ、個人的にはブルータル路線のサウンドは好きだし、それを引きたてる問答無用の凶悪性もツボでした。
フロストの超人的ブラストも良音質で堪能出来ます。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Filthgrinder ★★★ (2009-09-26 02:19:55)

暴走ブラストとうねっては疾走するギターが無慈悲にして機械的。しかしサティアーの声で機械が意思を持つ。このサウンドとタイトルからして、スティーヴン・キングの『人間圧搾機』を連想します。もっとも、この曲は恐怖よりもバイオレンスですが。
最後にテンポが落ちて、シンプルなギターとドラムだけが響くところが好きです。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Prime Evil Renaissance ★★★ (2009-09-26 02:33:43)

究極悪の復興を告げる演説。
別段早くも遅くもない曲調に変化のないボーカルですが、それだけに中盤と終盤に繰り返されるこのフレーズが頭に残ります。
「これが厭世家の道となろう/想像するために破壊せよ」
(注:私訳)

SATYRICON-Rebel Extravaganza-The Scorn Torrent ★★ (2009-10-07 20:06:32)

やりたい放題のようでいて物凄く緻密。
予測不能のリズム変化はアルバム通して言えますが、唐突にソウル風の女性ボーカルまで入る展開はもっと予測不能でした。
ちなみにこの曲、フロストのアルバム中一番のお気に入りらしい。最後のノンストップブラスト気合入りまくってるし。

SATYRICON-The Age of Nero ★★ (2009-06-17 06:35:00)

アートワークそのままの暗黒で冷徹な空気漂う作品。
混じり気なしの闇という点ではピュア・ブラックではあるけど、音楽性はブラック以外からも要素を取り込んだ、単純に言うと雑食性です。でもSatyriconのブラックホールに吸い込まれたからには、ミドルテンポもロックも真っ黒、しかもSatyriconの刻印を押されてます。
音質の悪さから来る邪悪性もブラックメタルの魅力の1つではありますが、こういうクリアな重低音から来る暗黒性も良いものです。

SATYRICON-The Age of Nero-Black Crow on a Tombstone ★★★ (2009-08-06 21:55:56)

強力にして妖しいリフとブラストが織り成すイントロ&間奏が、タイトルが示す不吉な前兆のようです。
このイントロと間奏のパートは疾走感がありますが、他は重厚感の方が強く、先の前兆に沿った暗黒の空気を運んできます。

SATYRICON-The Age of Nero-Commando ★★ (2009-09-26 02:42:55)

ブラストがヘリの轟音のようです。
ボーカルの冷徹さ加減が司令官のようです。
しかし、彼らの前には戦場の血すら真っ黒に染まりそうなほど、相変わらず高い暗黒度です。

SATYRICON-The Age of Nero-Die by My Hand ★★ (2009-12-02 20:45:21)

「何度も聴くことで真価が見える曲」とサティアーが語ってましたが、本当にその通りでした。
サビ背後でテノールのコーラスが静かに入っていて、普通だったら「クワイアが少なくて物足りない。もっと前面に出せ」なんてコメント出してしまいそうですが、この曲に関してはこれが良い!! 密かに響いている分不吉さ、及びもとより強い暗黒性が更に強まって、これぞSatyriconという作品になっています。

SATYRICON-The Age of Nero-The Sign of the Trident ★★★ (2009-08-25 18:25:52)

こういう重々しい&邪悪&妖しいと三拍子揃ったリフ聴いてると、「ああSatyriconだなぁ」と思えてしまうほど。この手のサウンドを完全に自分達のものにしている証拠なんでしょうか。
間奏の後から聞こえる「Nothing, No Nothing…」の低く語るようなボーカルが良いです。がなってなくとも邪悪さが滲み出るようで。

SATYRICON-The Age of Nero-The Wolfpack ★★★ (2009-08-25 18:29:41)

冒頭のリフがカッコいいけど、同時に「あれ? 明るい?」と思ってしまうほどのポップネスも感じられて驚きます。
実体は相変わらず真っ黒なのに。

SATYRICON-The Shadowthrone ★★ (2009-09-07 15:49:00)

先にサティアーのサイドプロジェクト、Stormを聴いていたからそう思えるのかもしれませんが、本作のメロディはノルウェー民謡に近いものがあります。特にM7のインスト。これもサティアーの故郷愛の表れなんだろうか。
要所要所でキーボードが入ったりと、3rdにも通じるシンフォニックさはありますが、美しさというより厭世感を際立たせているようです。あるいは他を寄せ付けない磁場を生み出しているような。
でもこのメロディの流麗さには寄せ付けられてほしいなぁと思ってしまいます。フロストのブラストが少ないからというだけで避けて通るのは勿体なさ過ぎる一枚です。

SATYRICON-Volcano ★★ (2009-10-07 23:01:00)

作品を聴いていく毎に、Satyriconほど「実験的」であり、同時に「実験的」という言葉が似合わないアーティストはいないんじゃないかと思いました。
作品ごとに新しい要素を取り入れていて、とりわけ3rd~4th~5thの変わりようはかなりはっきりしている。しかし、もはや変わっていくことが彼らにとって当たり前なので、新たな変化があったところで実験性は薄いのではないでしょうか。
彼らの音に「暗黒の支配」という言葉が似合うようになったのは、本作あたりからじゃないかと思います。アルバムタイトルはVolcanoですが、噴火の如く爆発しているのはM3「Fuel For Hatred」ぐらいで、じわじわと侵食していくようなミドルテンポものが多いです。
M1~M2で不穏な空気と共に噴火の時を待ち、M3で爆発、M4からは火砕流に巻き込まれ、最後にM8「Black Lava」で黒い溶岩が全て
…続き

SATYRICON-Volcano-Black Lava ★★★ (2009-10-07 23:11:26)

「Black lava, you can't fight」の歌詞の通り、全てを暗黒に呑み込ませてしまうことで、戦意すら奪う究極の支配形態。つい5曲前まで憎悪を燃やすことを歌ってたってのに、その炎すら脆く感じられる。
これほど暗くて重々しいのに、美しさすらあります。

SATYRICON-Volcano-Fuel for Hatred ★★★ (2009-08-05 11:55:33)

本国のラジオでヘヴィローテーションだったのも納得の、ブラックメタルというよりヘヴィ・メタルの名曲。でもサティアーの冷徹がなり声があると紛れもなくSatyriconです。


MyPage