この曲を聴け! 

Spleenさんのページ
Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 851-900
→PC向けページ
Tweet
THE RASMUS-Black Roses
THE RASMUS-Dead Letters
THE RASMUS-Dead Letters-Funeral Song
THE RASMUS-Dead Letters-In the Shadows (radio edit)
THE RASMUS-Hide From the Sun
THE RASMUS-Hide From the Sun-Dead Promises
THE RASMUS-Live Letters
THE WHITE STRIPES-Elephant
THE WHITE STRIPES-Get Behind Me Satan
THEM CROOKED VULTURES-Them Crooked Vultures
THOM YORKE-The Eraser
THOM YORKE-The Eraser-Black Swan
THORNS-Thorns
TONY IOMMI-Iommi
TONY IOMMI-Iommi-Goodbye Lament (feat. Dave Grohl)
TONY IOMMI-Iommi-MEAT
TOOL-10,000 Days
TOOL-10,000 Days-The Pot
TOOL-10,000 Days-Vicarious
TOOL-Lateralus
TOOL-Lateralus-Parabol/Parabola
TOOL-Lateralus-Schism
TOOL-Lateralus-The Grudge
TOOL-Lateralus-Ticks & Leeches
TOOL-Opiate
TOOL-Undertow
TOOL-Undertow-Sober
TOOL-Ænima
TOOL-Ænima-Stinkfist
TOOL-Ænima-Third Eye
TOOL-Ænima-Ænema
TORMENTOR-Anno Domini
TRIPTYKON
TRIPTYKON
TRIPTYKON
TRIPTYKON
TRIPTYKON-Eparistera Daimones
TRIPTYKON-Eparistera Daimones-A Thousand Lies
TRIPTYKON-Eparistera Daimones-Abyss Within My Soul
TRIPTYKON-Eparistera Daimones-Goetia
TRIPTYKON-Eparistera Daimones-My Pain
TRIPTYKON-Eparistera Daimones-Myopic Empire
TRIPTYKON-Eparistera Daimones-The Prolonging
TRIPTYKON-Shutter-Crucifixus
TYPE O NEGATIVE
TYPE O NEGATIVE-Bloody Kisses
TYPE O NEGATIVE-Bloody Kisses-We Hate Everyone
TYPE O NEGATIVE-The Origin of the Feces-Paranoid
The Jimi Hendrix Experience-Are You Experienced-Highway Chile
The Number of the Beast

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19


発言している26曲を連続再生 - Youtube



THE RASMUS-Black Roses ★★ (2010-04-10 02:21:00)

決して曲のクオリティが落ちてる訳ではないのに、どこか物足りない印象が残ります。
デジタルサウンドやオーケストラアレンジで今までと違った方向性を、と行きたいところですが、それらが味付け程度なのであまり大胆さが感じられないからかもしれません。大胆な方向転換があったらそれはそれで賛否を巻き起こしたでしょうが、こういうエフェクトは取り入れるなら豪快に使っちまえというのが私の意見です。
M1「Living In The World Without You」とM2「Ten Black Roses」が極私的聴きどころ。

THE RASMUS-Dead Letters ★★ (2009-09-07 02:25:00)

思ったよりもポップな音だったので、最初は外れかなとも思いました。しかし程よく哀愁を帯びたメロディーで、1回聴いただけの耳にもいとも簡単に馴染んでしまいます。結構日本人好みなサウンドじゃないでしょうか。
私もこの音楽はHM/HRではないと思いますが、北欧系に顕著な哀メロを好む傾向にあるメタラーの方にはお勧め出来そうです。もちろんそこまでメタル興味ないって人にも。

THE RASMUS-Dead Letters-Funeral Song ★★★ (2009-09-27 01:56:00)

アルバムきっての哀愁と切なさを誇る一曲。ストリングスの音色で感涙度が上がります。
北欧メロディック系が好きな人に聴いてみて欲しいですね。

THE RASMUS-Dead Letters-In the Shadows (radio edit) ★★★ (2010-05-18 22:03:15)

アルバム1、あるいはThe Rasmus屈指の明るいトーンの曲。「影の中」にいるとは思えません。
自分の趣味からすると明るすぎるかな、と思って聴いてたら、気付いた頃には癖になってました。それぐらい病みつきになるメロディーです。

THE RASMUS-Hide From the Sun ★★ (2010-03-07 01:03:00)

ラウリの髪型は疑問ながら(笑)、アルバム自体は疑問の余地なく傑作。
前作ほどポップではありませんが、哀メロを好むメタラーには前作よりとっつきやすいと思います。哀愁とキャッチーさの度合いが程良いので、むしろメタルとポップのファンの橋渡しになるかもしれません。

THE RASMUS-Hide From the Sun-Dead Promises ★★ (2010-03-07 01:13:17)

オルゴールを思わせるキーボード&重いギターメロディの元ネタは、『くるみ割り人形』の「金平糖の精の踊り」でしょうか。
クラシック的な背景(『くるみ割り人形』はバレエですが)が感じられる曲に、Apocalypticaのゲスト起用は正解みたいです。

THE RASMUS-Live Letters ★★ (2010-05-18 21:55:00)

『Dead Letters』発表に伴ったDVD。内容はスイスでのライヴ映像、PV7本(内3本は『In The Shadows』のバージョン違い)、PVのメイキング、インタビュー、フォトギャラリーです。
哀愁だけでなくポップな明るさも活きるのがThe Rasmusの音楽。
そう認識しながらも、彼らのライヴ・パフォーマンスのアグレッシヴ度には驚きました。特にラウリは飛び回ってはしゃいでる子供みたいで、実年齢よりずっと幼くさえ見えます。
思えば彼らはPVにも歌詞にもゴシックの雰囲気……というより仄暗さがあるバンド。実際にはポジティヴなことを歌っていても、切なさ漂うメロディのせいか、陰の方が目立つ性質のようです。
ライヴは彼らの陽の部分がフィーチャーされる場所なのかもしれません。インタビューでラウリはThe Rasmusの音を「ポジティヴな悲しみ」と語ってましたが、このラ
…続き

THE WHITE STRIPES-Elephant ★★ (2010-04-18 13:35:00)

メタルもアーティスト自らに色々制約を課した音楽ではあると思いますが、彼らは使用する楽器、バンドカラーにまで制約を設けています。あらゆる物事を限定していった結果、残った根幹で鳴らした音こそ彼らのロックになったのではと思います。その根幹を支えるのは、ジャック・ホワイトのブルース愛かもしれません。
ベースレスだからといって聴かず嫌いは禁物です。ジャックのギターはロックのサウンドの全てを司ります。M1「Seven Nation Army」からM2「Black Math」への流れはロック史に残ります。特に前者は後世に残るロック・アンセムです。
メタルファンである以前にロックファンを自認するなら、避けては通れない一枚です。

THE WHITE STRIPES-Get Behind Me Satan ★★ (2010-05-19 01:27:00)

'05年発表の5th。
ギターとドラムだけという制約を大幅に取り払い、マリンバやピアノを導入しています。
これが大々的に賛否を醸すような実験作ととられるのではなく、自然なことであるように映るのが彼らの凄いところ。何をやっても、ジャックのブルース愛が裏打ちとなり、The White Stripesの音になってます。

THEM CROOKED VULTURES-Them Crooked Vultures ★★ (2010-07-29 00:57:00)

'10年のデビュー(?)盤。
Nirvana/Foo Fighters、Led Zeppelin、Queens Of The Stone Ageのツワモノが揃い、それぞれの特色がものの見事に浮き出た作品となりました。デイヴのパワフルなドラム、ジョン・ポール・ジョーンズのベースがグルーヴを生み出し、ジョシュの気だるいボーカルがQOTSAのトリップ感を醸し出しているといったところで。
しかし、これが「それぞれの才能/カラーのぶつかり合い」とも、ましてや「互いに譲り合い」とも思えません。むしろ、3つのバンドの音楽性が重なり合う部分を上手いことぐっと掴み取ってみせたような。しかもその掴み取って見せた部分が、ストレートにカッコいいロックンロール。
ロックンロール(HRであれそんなにハードでない曲であれ)のノリが好きな人は、それぞれのバンドを詳しく知らなくても楽しめると思います。

THOM YORKE-The Eraser ★★ (2009-10-11 12:31:00)

優しい響きを纏った静かな絶望。穏やかさの根底に横たわる冷たさ。
でもそれってRadioheadにも言えたことなので、トムのソロとして分けたことに意味はあったのかという疑問も残ります。
ただ、Radioheadより冷たさが増したとは感じました。『Kid A』のそれに近いかもしれません。エレクトロニカ多用という点でも共通してますし。Aphex Twinのような神経症的響きも感じられます。
ともあれ、癒されるサウンドを用いていながら、その実癒されない1枚です。

THOM YORKE-The Eraser-Black Swan ★★★ (2009-10-11 12:14:03)

「こいつは終わってる」「これがお前の弱み」
カッコいいベースラインに乗るトムのボーカルは優しく響くが、恐ろしく冷たく、救いがない。

THORNS-Thorns ★★ (2010-02-07 14:20:00)

ブラックメタルの冷たさというと、多くは「寒々しい無人の荒地」、もしくは「冷徹な人間性」を想起させるものでした。
しかし、このアルバムの音からは景色も人間も浮かびません。冷たい金属、機械ばかり。
Satyriconの「Filthgrinder」も機械を連想する音で、レビューに「『人間圧搾機』を思わせる」と書きましたが、こちらの機械には血すらついていません。
無機質なサウンドはインダストリアルとの融合と言えますね。MinistryにしろSkinny Puppyにしろ、ノイジーで無機質ながら「歪んだ性格」を感じさせましたし。ただし、性格云々についてはスノーレ・ルーシュの作品として捉えた場合に考えられることであって、サウンドには人間性ゼロ。ブラックに取り入れると、インダストリアルがこれほどまでに冷たくなるものとは。
Zyklon-Bでは狂ったようにがなっている感の強かった
…続き

TONY IOMMI-Iommi ★★ (2009-05-01 06:52:00)

オジーを始め個性の強いボーカルを揃えているだけに、各曲そのボーカルの色が濃く出るのは当然。
それでもそのリフ一撃でもってアルバム全体に統一感を出してしまうあたり、さすがアイオミとしか言いようがありません。

TONY IOMMI-Iommi-Goodbye Lament (feat. Dave Grohl) ★★★ (2009-05-01 06:59:32)

「元気がいいデイヴのボーカルすらダーク色に染めるアイオミのギター」なのか。
「アイオミのギターの不穏さすら呑み込まんばかりのデイヴのボーカル」なのか。
両方が主張し合った結果生まれた名曲です。

TONY IOMMI-Iommi-MEAT ★★ (2009-05-02 00:54:04)

Skinという女性ボーカルをゲストに迎えた曲です。
それだけにアルバム内では異彩を放っていますが、決して変に浮いてはいません。アイオミのギターと、Skinのボーカルに共通するミステリアスな要素が上手く共鳴しています。
ソロという機会でもなければまず聴けなかっただろうと思います。

TOOL-10,000 Days ★★ (2009-05-14 00:10:00)

今回「メタル色が強まった」というのは、プロデューサーによるところが大きいようです。個々のサイドプロジェクトの活動に学び、キャッチーな方向性やら民族音楽っぽい方向性やらに手を出し、回を追うごとにアートワークに凝った仕掛けを施しているのを見る限り、彼らはまだまだ落ち着きそうにないなと思えてきます。
しかし最後の最後に轟音と謎のメッセージ(?)を残して去っていくあたり、さすがToolですね。

TOOL-10,000 Days-The Pot ★★★ (2009-05-31 22:49:24)

メイナードさんの美声、冒頭から絶好調!! そしてこの曲もまたベースラインが好き。
タイトルと「You must have been high」のコーラスからしてドラッグを思わせますが、実際中毒性が強いんだから仕方ない(?)。Toolの中ではキャッチーな部類ですし。

TOOL-10,000 Days-Vicarious ★★★ (2009-05-31 22:55:02)

「Stinkfist」「The Grudge」のような一撃目からの妖しさはないのですが、その分キャッチーでストレートにカッコいい。
それでいてイントロの不穏な空気はまぎれもなくTool。そして、キャッチーなメロディに乗せて「離れた安全な場所から全世界が死にゆくのを見たい」と歌うメイナードさんは、やっぱり怖い。

TOOL-Lateralus ★★ (2009-06-05 03:42:00)

1枚ページをめくるごとに人体が剥き出しになっていくアートワークのように、聴くごとに体内にじわじわと切り込んでくる音。
この点は『Aenima』で言ったこととほぼ同じだし、実際本作も同様に複雑怪奇な世界ですが、それに輪をかけて奇々怪々であるように思えます。何せM1「The Grudge」から、渦巻く音の中に不穏な空気までもが潜んでいる。いや、音の洪水の中だけでなく、静かな中に響くごく僅かなギター/ベースの音にも潜んでます。
「Parabol/Parabola」のPVはこの世界/神という概念を語ろうとしている……とは曲のレビューに書いた意見ですが、だとしたらアルバムに漂う得体のしれない不安感は、この世界の混沌そのものなのかもしれないと感じました。

TOOL-Lateralus-Parabol/Parabola ★★★ (2009-02-10 04:49:01)

静のParabolと動のParabola。両者の対比と移行の展開が劇的です。そしてこの2つを繋ぐメイナードの中性的な美声に酔いしれます。
彼らのPVの素晴らしさには定評がありますが、これは群を抜いています。DVDのジャケといい、ここで描かれた人体図はあまりにも美しい。あの奇怪な生物や映像を通して、人間、この世界、果ては神(という概念)をも語ろうとしていると私は思います。

TOOL-Lateralus-Schism ★★★ (2009-05-14 00:26:05)

Toolを知ったきっかけはこのPVでした。
静かに切り込んでくるギター、艶やかなボーカル、そして映像の中の血管が透けて見えるクリーチャー……全てが衝撃的でした。
ラストのドラムは圧巻の一言です。

TOOL-Lateralus-The Grudge ★★★ (2009-05-31 22:32:50)

な、何だこいつは。
『Aenima』でも冒頭から一撃でやられたけど、その時以上に音がうねりまくってます。特にベースが妖しくていい。こいつは音楽というかもはや生き物です。
最後はメイナードさんの長いシャウトに敬服。

TOOL-Lateralus-Ticks & Leeches ★★ (2009-05-31 22:43:41)

『Opiate』を彷彿させる、珍しく衝動にかられたようなボーカルと音の激しさ。でも洗練度は当然高まっています。
淡々とした長く静かな間奏を経て、また爆発する瞬間が何とも幸せ(って表現も曲のダークさ加減からいえばおかしいかもしれませんが……)。

TOOL-Opiate ★★ (2009-05-14 00:36:00)

まだHRの影響が濃いし、エネルギーをぶちまけている感も強い。
とはいえ、デビュー時にしてこのレベルは驚異的。
ライヴ音源での「衝動に溢れたメイナードのシャウト」は貴重かも(笑)。

TOOL-Undertow ★★ (2009-09-21 01:18:00)

「Prison Sex」「Sober」等、キャッチーな曲(注:当社比)が前半に集中してしまっていて、後半のパンチが弱いのが残念。後追いのファンに多い感想なのかもしれませんが。
ただ、音の中で何かがうごめいているような雰囲気、ラストに延々続く空白のトラック等、Tool特有の妖しさと捻れたユーモアは既に確立しています。
反対に、メイナードのボーカルに衝動と感情の噴出が垣間見られるあたりには、『Opiate』の名残が感じられます。

TOOL-Undertow-Sober ★★★ (2009-03-09 05:36:02)

初期の名曲。まだメイナードのボーカルがどこか激情型です。それでもトーンを抑えた中性的な響きのパートは、ぞっとするほど哀切で美しい。
その哀しさはPVにも表れています。出てくるのは崩れた顔の生き物、本来は不気味なもののはずなのに、どこか物悲しい存在です。

TOOL-Ænima ★★ (2009-03-09 05:09:00)

私が知る限り、一番侵食性の強いHR/HMはToolです。正確にはHR/HMという域を超越してますが。細胞の一つ一つに音がじわじわと染み込んで、気が付いたら彼らの世界に体内からどっぷり浸かっています。
この侵食性はPVにも顕著に表れています。人によっては生理的嫌悪感を呼び起こしそうなものなのに、いつの間にか異形のクリーチャー達に愛着すら抱きます。
難解というイメージの強いToolですが、一旦門戸を開けばリスナーを一気に引きずり込む力があります。特に本作においてはM1「Stinkfist」が複雑怪奇な雰囲気を生み出していながら時にキャッチーですらあり、自分がいとも簡単にダークで不可解な世界に踏み込んでいることに驚くでしょう。

TOOL-Ænima-Stinkfist ★★★ (2009-03-09 05:17:46)

ギター、ベース、ドラムがキックインしてきた瞬間、既にダークで奇怪な世界に足を踏み入れてました。アルバムの冒頭に相応しい、リスナーの心(の最も暗く脆くグロテスクな部分)を掴んで離さない曲です。
メイナードのボーカルは抑え気味ですが、超絶テクの演奏に埋もれることなく美しく響いています。

TOOL-Ænima-Third Eye ★★★ (2009-02-10 04:36:03)

確か「第三の目」は額にあって(宗教画にも額に目のようなものがある神がいますね)全てを知覚し見通す力がある……というようなものだったと思います。うろ覚えなのですが。
この曲は聴き手の額にメスを入れ、新たなる複雑怪奇なToolの世界を見せてくれる目を開かせる力があるのかもしれません。
クライマックスの「Plying Open My Third Eye」の繰り返しは何度聴いてもノックアウトされます。

TOOL-Ænima-Ænema ★★★ (2009-03-03 02:32:19)

メイナードの息づかいが静かに忍び寄り、アダムのギターが抉るように切り込んでくるイントロでもうしてやられました。これだけドラマティックでありながら、歌っていることが「LAは沈没するから泳ぎを練習しろ」というあたりぶっ飛んでいます。

TORMENTOR-Anno Domini ★★ (2011-08-29 21:24:56)

アッティラの初期作にして、ブラックメタルの初期作。
だいたいブラックの第一波はまだスラッシュの名残が強いし、本作も例にもれずどちらかというと疾走型。しかし、ブラックメタル特有の魔性はほぼ完成されています。
初期ブラックメタルの中で、例えばCeltic Frostはトムの無愛想ボーカルによって邪悪な雰囲気を醸し出していましたが、Tormentorはさらに人間と「人間じゃない何か」の境界線上にいるような気さえします。
もちろんその功労者はアッティラ。確かにこのときはまだ「やや高めのガナリ系」ボーカルでしたが、主に後半に入ってくる笑い声や叫び声には、早くも人間失格の兆候が表れています。

TRIPTYKON ★★ (2010-03-08 02:06:00)

Celtic Frostのトム・G・ウォリアーの新バンド始動です。
1stアルバム『Eparistera Daimones』発売は3月22日ですが、待ち切れずフライング登録してしまいました。Myspaceでは今のところ3曲試聴出来ます。
音楽性はCeltic Frost最後のアルバム『Monotheist』に近いと言われていますが、マイスペで聴く限りスラッシーな曲もあり。
トムの人相同様、音の凶悪さにも無愛想加減にも深みが増しているようです。今はリリースを楽しみに待つとしましょう。
ちなみに、ジャケット・アートワーク担当は『To Mega Therion』同様H.R.ギーガー!! 薄気味悪さは『Satan I』以上……というよりこれもう『エイリアン』じゃないですか(マイスペかオフィシャル参照)。

TRIPTYKON ★★ (2010-03-29 21:01:00)

6月のExtreme the Dojoで来日が決定したそうです。
行けるかどうかは微妙ですが、出来ることなら生で「うっ!!」が聴きたい……(笑)。
あと、「この曲を聴け!」で発言した「Crucifixus」はマイスペのみで、アルバムに収録されないみたいです。
先走って早とちりしてました。すみません。

TRIPTYKON ★★ (2010-06-05 17:17:00)

Extreme the DOJOでステージ観てきました。
前から2番目ぐらいの位置から拝んだトムの顔は、やっぱりド迫力でした。半端じゃない眼力でした。睨まれました。
実際は単にオーディエンスをちょっと見ただけでしょうけどね。
1.Crucifixus(Intro)
2.Procreation(Of The Wicked)
3.Goetia
4.Circle Of The Tyrants
5.Babylon Fell
6.Synagoga Satanae
7.The Prolonging
8.Winter(Outro)
というセットリストで、実質6曲だけでしたが、うち2・6・7だけで約45分は費やしてました。しかも6~7の流れなんて、Celtic FrostやTriptykon知らない人に対する嫌がらせかってぐらい(笑)。し
…続き

TRIPTYKON ★★ (2010-08-16 00:00:00)

『Eparistera Daimones』国内盤に、謎の3ヶ月限定ボーナストラックとして収録されていた「Shutter」。
5~6曲入りのEPとして北米・ヨーロッパで発売されるそうです。
ちなみにいずれも未発表曲で、「Crucifixus」編集版とかライヴ音源とかが収録されるんだとか。
「ボートラ……そのうち意味なくなるんじゃね?」とうっすら漂っていた危惧が何だか具現化の方向に向かいそうです。
だってもし『Shutter』EPが日本にも流通したら……買っちゃうじゃないですか(笑)。

TRIPTYKON-Eparistera Daimones ★★ (2010-05-06 21:20:00)

国内盤の帯にある通り、Hellhammer/Celtic Frostはデスやブラックの祖の一つですが、決して純正ブラックに部類される音楽ではありません。Triptykonもまた然り。
それなのにブラックばりの暗黒度と邪悪度。そして重苦しさはブラック以上。Celtic Frostに対してはよく「無愛想」という表現を用いていましたが、ここではもうそんな次元を通り越してます。全てを呪っているかのようです。
トムのボーカルも、昔のはよく「吐き捨てダミ声」と形容されてましたが、それはおそらく「唾でも吐き捨てるかのようなダミ声」の意。今や彼が吐きだしてるのは、闇と疫病と呪いです。
言うなれば、人間の心に巣食う陰湿さとか鬱屈とか怨念とか、ネガティヴで重い感情を抽出して何年もかけて熟成(腐敗?)させて、満を持して解き放った音……ってところでしょうか。面倒臭い例えですが。
Celt
…続き

TRIPTYKON-Eparistera Daimones-A Thousand Lies ★★ (2010-03-08 02:38:25)

Celtic Frostを思わせつつも、遥かに洗練されたスラッシュナンバー(もちろん初期Celtic Frostもあの粗さが好きなんですが)。
短いギターソロとトムの絶叫から漂ってくる邪気が半端ではありません。

TRIPTYKON-Eparistera Daimones-Abyss Within My Soul ★★★ (2010-03-08 02:30:30)

『Monotheist』路線の激重/ドゥームサウンドが支配する9分26秒。
相変わらずダミ声で吐き捨てで無愛想ながら渋みを増したせいか、トムのボーカルは今まで以上に呪いの言葉と化しています。尚且つ知的だから余計この声にハマるのかもしれません。

TRIPTYKON-Eparistera Daimones-Goetia ★★★ (2010-05-06 21:39:32)

初っ端から11分に渡る闇です。ここで音をあげてはとても最後までついていけない、リスナー最初の試練。
スローで幕開け……かと思ったらヘヴィで邪悪ながら小気味いいリフと、「うっ!!」でファンがよく知る姿を見せ、しかし次には再び息苦しいほどの暗黒ドゥーム空間……と、嬉しいぐらいにひねくれた曲展開です。
ちなみに「Under a frozen sun…」のデス声はギターのV.サンチュラのようです。
どうでもいいけど、「Lord, have mercy upon me」のリリックは、「Ground」(『Monotheist』収録)の「Oh God, why have you forsaken me?」と繋がっているように思えます。

TRIPTYKON-Eparistera Daimones-My Pain ★★ (2010-05-06 22:04:46)

シモーヌ・フォーレンヴェイダーという女性ボーカルをフィーチャーした曲。彼女の声は儚く優しいですが、繰り返し歌うフレーズは恐ろしくも哀しいです。プログラミングのピアノの美しさがそれを引き立てます。
そして低く静かなトムの語りは、絶望と厭世の声です。
トムいわく「常軌を逸しているという理由で『Monotheist』に収録出来なかった」。
あからさまに異常とは思えない曲ですが、静かな狂気が漂っていると言えます。

TRIPTYKON-Eparistera Daimones-Myopic Empire ★★ (2010-05-06 21:46:56)

威力ある呪いの叫びボーカルを抑えた、クリーンボイス中心のミドルテンポ曲。とはいえ、このクリーンボイスの無感情さが不気味なので、ちっとも暗黒度は薄まらないのですが。
途中グランドピアノと女性の語りが入り、物悲しい空気を生み出してます。トムが曲解説で語るところの「絆の喪失」「落胆と失望」が影響してるのでしょうか。

TRIPTYKON-Eparistera Daimones-The Prolonging ★★★ (2010-05-06 21:59:11)

M1「Goetia」がまだ聴きやすいとさえ思えるほどの呪いの暗黒絵巻。その長さ19分24秒。リフのみならず、ギターの音という音が全て邪悪性に満ちています。
時に叫び時に呻くトムのボーカル、及び歌詞は、さながら体内に潜み全てを内側から食い尽くしていく癌腫です。

TRIPTYKON-Shutter-Crucifixus ★★ (2010-03-08 02:46:31)

マイスペでいち早くアップされたインスト曲。
うねるような重いプログラミング・サウンドの中、何かを打ち付けるような音や不穏なシンセの音が響き、純度100%の闇の中に何か蠢いている感が満載。微かに聞こえてくる人の声(?)が儀式めいていて一際不気味です。
修正:
この曲はマイスペ公開のみで、アルバム本編には収録されてませんでした。
間違えててすみません。

TYPE O NEGATIVE ★★ (2010-04-17 18:25:00)

A7Xのレヴに続き、またしても好きなアーティストがお亡くなりに……。
ラウドパークに来てくれたら嬉しいなぁと思ってたのに。それ以前に一度ライヴ観てみたかったのに。
R.I.P.

TYPE O NEGATIVE-Bloody Kisses ★★ (2010-06-09 02:03:00)

'93年発表の3rd。
良い意味で何とも気持ち悪い作品です。
スローな曲はピーターのディープでねっとりした低音ボイスと調和しますが、何故か合間合間にM5,M9などの疾走ナンバーやら、M13のロックンロールなノリやらが入っています。
しかも何をやっても、ピーターの粘着質なボーカルのせいか、霧がまとわりつくようなじっとり感がキレの良さを上回ります。
そして最後は嫌がらせのように中途半端なところで曲ぶち切れ。
どうにも落ち着きがないのに、妙に聴き心地が良い1枚です。

TYPE O NEGATIVE-Bloody Kisses-We Hate Everyone (2010-06-08 22:38:19)

疾走感あり、変にアホなメロディの挿入あり、「Wow,wow……」の軽快コーラスあり。
でも良い具合にじっとりしていて爽快感がありません。

TYPE O NEGATIVE-The Origin of the Feces-Paranoid (2009-04-30 01:27:57)

言わずと知れたBlack Sabbathのカヴァーです。
原曲の疾走感は微塵もなく、偏執狂というよりは鬱になっていますが、これはこれで危ない魅力がありますね。

The Jimi Hendrix Experience-Are You Experienced-Highway Chile ★★★ (2009-02-13 07:47:53)

私にギター知識は全くありません。ジミヘンも、これ聴くまでは伝説ということぐらいしか知りませんでした。それでもイントロのギター聴くなり思いました。
「勝てる訳ねぇ!! 現代どれだけ神って言われてるギタリストがトリビュートしようと勝てる訳がねぇ!!」

The Number of the Beast ★★ (2009-05-04 03:59:00)

極私的Iron Maidenのベストです。
どれがベストアルバムと言えるかは完全に意見が割れてますが、メタル界において名盤であることは紛れもない事実です。
666(Number Of The Beast)を普及させたことでもメタル史上重要な存在でしょう。


MyPage