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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 101-150
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Black Metal
Black Sabbath
Blackwater Park
Blackwater Park-Harvest
Blackwater Park-The Leper Affinity
CARCASS-Heartwork
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Corporal Jigsore Quandary
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse
CARCASS-Reek of Putrefaction
CARCASS-Reek of Putrefaction-Carbonized Eye Sockets
CARCASS-Reek of Putrefaction-Festerday
CARCASS-Reek of Putrefaction-Genital Grinder
CARCASS-Reek of Putrefaction-Regurgitation of Giblets
CARCASS-Symphonies of Sickness
CARCASS-Symphonies of Sickness-Reek of Putrefaction
CELTIC FROST-Emperor's Return-Procreation(of the Wicked)
CELTIC FROST-Into the Pandemonium
CELTIC FROST-Into the Pandemonium-Rex Irae (Requiem)
CELTIC FROST-Into the Pandemonium-Tristesses de la lune
CELTIC FROST-Monotheist
CELTIC FROST-Monotheist-A Dying God Coming into Human Flesh
CELTIC FROST-Monotheist-Ain Elohim
CELTIC FROST-Monotheist-Ground
CELTIC FROST-Monotheist-Progeny
CELTIC FROST-Monotheist-Triptych: II. Synagoga Satanae
CELTIC FROST-Monotheist-Triptych: III. Winter (Requiem, Chapter Three: Finale)
CELTIC FROST-Morbid Tales
CELTIC FROST-Morbid Tales-Into the Crypts of Rays
CELTIC FROST-Morbid Tales-MORBID TALES
CELTIC FROST-Morbid Tales-Return to the Eve
CELTIC FROST-To Mega Therion
CELTIC FROST-To Mega Therion-Circle of the Tyrants
CELTIC FROST-To Mega Therion-Innocense and Wrath / the Usurper
CELTIC FROST-To Mega Therion-Jewel Throne
CELTIC FROST-Vanity/Nemesis
CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-Nemesis
CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-This Island Earth
CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-Wine in My Hand (Third From the Sun)
CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-Wings of Solitude
CHARON
CHARON-Songs for the Sinners
CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet?
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Angels Don't Kill
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Hate Crew Deathroll
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Needled 24/7
CHILDREN OF BODOM-Hatebreeder
CHROME DIVISION
CHROME DIVISION-Booze, Broads and Beelzebub

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Black Metal ★★★ (2009-03-18 05:22:43)

荒い、汚い、音悪い……ってヒドい要素揃えまくって、何でこんなにかっこいいんだよ。さすがNWOBHM裏の王者。
タイトルこそ「Black Metal」ですが、これはもうHR/HMの域を超えた、全てのロック賛歌だと思います。
「Lay down your soul to the gods rock'n roll」だって?
……喜んで魂捧げますとも!!

Black Sabbath ★★★ (2009-05-01 05:44:20)

こんなにもシンプルでありながら、不穏で不安を掻き立てられずにはいられないリフを誰よりも先に生み出したトニー・アイオミの功績は計り知れません。
その声一つで曲に漂うおどろおどろしさを決定的なものにしたオジーの偉大さも、また言うまでもないことです。
この曲の誕生には大感謝ですね。

Blackwater Park ★★ (2009-05-15 03:31:00)

ストリングスパートがなくとも荘厳さを醸し出すことは出来る、と知らしめる作品です。
デスボイス入った激しいパートにも悲哀が漂う様が何とも美しい。
それにしてもミカエルのデス/クリーンボイスは本当に芸術的ですね。

Blackwater Park-Harvest ★★★ (2010-01-04 15:28:33)

静の美を引き立てる一曲。
アコースティックの音色とミカエルの美声もさることながら、ベース音も相変わらず良い響きなので、バスブースター上げたステレオ環境だと尚良し。

Blackwater Park-The Leper Affinity ★★★ (2009-05-15 03:38:58)

静かに忍び寄るオープニング、突如切り込む暴虐サウンド&デスボイス、そしてクロージングはまたしても静かにピアノ……完璧な構成です。
それどころか、激しいパートが単に暴虐なのではなく叙情的でどこまでも美しい。
この間に挟まれるクリーンボイスのパートがより一層綺麗に響くんだよな……。

CARCASS-Heartwork ★★ (2010-03-23 01:02:00)

メロデスとしては傑作です。マイケルはもとより、ビルのメロディックなギターソロも前作より進化/深化。『屍体愛好癖』から始まったゲログロ死体解剖と美メロの融合が、更に昇華され洗練され、パーフェクトになった形です。
……が、その完璧さ故に物足りなさを覚えてしまう贅沢な悩みもあり。
初期と後期で音楽性が違うのはあまりにも有名な話だし百も承知なのですが、個人的には『屍体愛好癖』ほど好きにはなれず。
というのも、ここではメインボーカルはほぼ完全にジェフであり、ビルのがうがうゲボゲボ声は聞けないからです。初期ファンにはウケが悪い本作ですが、ビルのボーカルが好きという人にとっても、ここは痛いポイントかもしれません。
私にとっては「Carcass=ビルのゲボ声」なのか?

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious ★★ (2009-11-08 19:24:00)

デス/ゴアから一転メロデス路線になったのが賛否両論の本作。でもメロデスにしたら名盤と言えます。
全般的にゲロゲロな初期作も良いですが、メロディアスなギターにジェフとビルのツインゲロボーカルを乗せるギャップありな本作もなかなか。
マイケルの泣きのギターは期待通りでしたが、ビルがこんな哀愁メロディ持ってたってのは予想外でした。顔カッコよくて哀メロギター奏でてあのゲボ声……凄い人だ。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Corporal Jigsore Quandary ★★★ (2009-11-08 18:39:47)

まずイントロのドラムがカッコいい。リフがカッコいい。ジェフ&ビルのゲロゲロツインボーカルがカッコいい。そしてギターソロがカッコいい。
しかし、初期のドロドロ路線に反し小気味いい曲調ながら、どこか冷徹で鋭利な感じすら窺えます。言うなれば映画『Saw』シリーズのサントラに入れてみたいぐらい。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse ★★ (2009-11-08 19:08:25)

どろどろどころか気持ちいいぐらいの疾走感とギターソロ。
良くも悪くもCarcassはメロデスになったなぁと思わされます。

CARCASS-Reek of Putrefaction ★★ (2009-09-07 14:38:00)

Carcassは2ndから聴き始めた者です。
あれもかなりイッちゃってるなと思いましたが、さすがデビュー作……それに輪をかけて壊れてます。
とにかくあらゆる意味で汚い。ドラム音はモコモコしてるわギター音はザラザラだわと音質が悪い上、そのせいでもともと聴き取りにくいボーカルが余計聴き取りにくい。特にジェフのギャアギャア声はギターと混ざってる上、時に小さい。ビルの声も2ndより吐いてる感強いし、「がうがうがう」しか聞こえなくてもはや動物になってることも。そして歌詞は解剖学とスプラッターの合わせ技、アートワークは歌詞そのままの死体と内臓コラージュ(これって人体ジグソーパズル?)……好かれる要素一つもなし。
でも好かれてます。カッコいいとさえ思えます。しかも笑えます。
バカさ加減と同じく、汚さもある程度極めるともはや才能ですね。

CARCASS-Reek of Putrefaction-Carbonized Eye Sockets ★★★ (2010-03-23 01:20:37)

ジェフとビル二人してゲロ吐いてます。ホントは吐いてないけど吐いてるようにしか思えない。
途中ボーカルが「がうばうわう」としか聞こえないところまであります。犬じゃないんだから。……いや、犬でもこんなに凶悪じゃないか。

CARCASS-Reek of Putrefaction-Festerday ★★ (2009-09-07 18:41:55)

「え? どこ歌ってんの?」と思っている間に20秒過ぎてしまいました。
ドロドロゲボゲボの超短距離走。

CARCASS-Reek of Putrefaction-Genital Grinder ★★ (2010-03-23 01:10:42)

残虐王登場のテーマ。
いっそリスナーの脳味噌もミンチにしてしまえ(笑)。

CARCASS-Reek of Putrefaction-Regurgitation of Giblets ★★★ (2010-03-23 01:14:38)

腸(はらわた)に来ます。
このモコモコのブラストがドラムじゃなくて人体ぶっ叩いてるみたいです。
そこへ「おぇっ」「ぐぇっ」「げぼっ」だもんなぁ(笑)。

CARCASS-Symphonies of Sickness ★★ (2009-07-30 21:16:00)

吐いてそうなボーカルの、内臓吐きださんまでに響く重低音による、吐かせるために作ったんじゃないかというようなアルバム。
でも実はリフがめちゃくちゃカッコいい。この点、グチャドロ加減を求める人には物足りないかもしれませんが、デスと思って聴くと断然良いんじゃないでしょうか。アートワークといい悪趣味さ加減は文句なしだし。

CARCASS-Symphonies of Sickness-Reek of Putrefaction ★★★ (2009-07-28 19:03:10)

ゲボ声にも圧倒されましたが、横隔膜通り越して胃腸にまで響く重低音にも参りました。「聴いてるお前も吐け!!」とでも言わんばかりのサウンドです(ってビルが本当に吐いてる訳じゃないのに)。

CELTIC FROST-Emperor's Return-Procreation(of the Wicked) ★★ (2010-06-04 00:51:01)

邪悪な響きのリフでスローに進んでいく曲。
「邪悪の始まり」なんてタイトルは彼らに相応しいですね。

CELTIC FROST-Into the Pandemonium ★★ (2009-07-21 02:07:00)

M1のどちらかというと明るいノリに度肝を抜かれ、その後の半泣きボーカルに更に度肝を根こそぎひっこ抜かれました。あの天然悪党顔でやってると思うと不気味です。いや、無愛想&邪悪路線からいきなりこういう路線に作品持って来れる才能はもっと怖いですが。
それにしても、デビューアルバムの「Return to the Eve」から彼らは女性ボーカルの入れ方が巧みですね。今回は「Tristesse de la Lune」がその極みかも。

CELTIC FROST-Into the Pandemonium-Rex Irae (Requiem) ★★ (2010-05-26 23:43:24)

やや芝居がかった女性ボーカルと、泣きそうなトムのボーカルとの重なりが気持ち悪くて気持ちいい。
ストリングスの響きが居心地悪いようでいて落ち着く。
一応レクイエムだけど……これで魂鎮まるかなぁ(笑)。

CELTIC FROST-Into the Pandemonium-Tristesses de la lune ★★ (2009-07-21 02:14:45)

女性のフランス語語りと冷たいストリングスの響きとの相性がいい。詩もダークで美しい。
無愛想な邪悪さばかりがCeltic Frostではない、と思い知らされた次第です。
修正:
後で気づきました。これはボードレールの『悪の華』に収録されてる詩の一遍です。
自分のHNに関連してる上に大学の専攻分野だったのに、気づくのに1年かかってしまいました……不覚。

CELTIC FROST-Monotheist ★★ (2009-07-07 02:03:00)

これを書いている現時点で持っているCeltic Frostのアルバムが本作と『Morbid Tales』。同一のバンドとは思えないサウンドの劇的変化に直面してます。
どちらのアルバムも「邪悪」という言葉が似合いますが、その表現形態は違ってきています。
『Morbid Tales』の邪悪さは、吐き捨てダミ声&無感情な疾走からくる無愛想加減によるもの。本作の邪悪さは、腹の底から絞り出す怨念声(?)&重いギター&陰鬱なスローテンポ&不気味さ助長の女性ボーカルとクワイア……と、満載の暗黒要素によるもの。こう書くと「それだけやれば暗黒音楽になるだろ」と思われそうですが、暗黒にはなっても邪悪性まで表現するのは難しいでしょう。また、そう簡単にここまで前衛的になれるとも思えません。
Celtic Frostの邪悪さは怨念のみならず苦悩、病んだ精神まで内包するトムのボーカル、あるいはトム
…続き

CELTIC FROST-Monotheist-A Dying God Coming into Human Flesh ★★ (2010-01-13 20:17:48)

一気にドゥーム路線と深い深い闇が到来する曲。絶望感と冷たさが歌詞からも音からも窺えます。
その一方で序盤、終盤のマーティンのクリーンボイスには儚さと美しさが宿っています。

CELTIC FROST-Monotheist-Ain Elohim ★★★ (2010-06-04 00:45:45)

ギター、ベース、ドラム、ボーカルと、全ての音が威厳を持って迫って来ます。
「Tetragrammaton」なんて単純に旧約聖書で神を示す4文字のことなのに、トムの声だと何であんなに邪教めいた響きになるんだろう。

CELTIC FROST-Monotheist-Ground ★★★ (2010-01-13 20:07:12)

同じく、「Oh God, why have you forsaken me?」の繰り返しで病みつきになったクチです。
終盤に行くに従って暗黒・ドゥーム度を増していくアルバムですが、思えばこの曲からその深淵に足を突っ込んでいくんですよね。

CELTIC FROST-Monotheist-Progeny ★★★ (2010-01-13 20:01:43)

吐き捨てボーカル、スラッシュの血を受け継ぐサウンド、「I Am You」とチャールズ・マンソンの言葉で始まるリリック……と、最もよく知られるCeltic Frostのスタイルが、アルバム中で最もにじみ出ているオープニング。それでいて、音の重々しさにこれまでと違う彼らの姿があります。

CELTIC FROST-Monotheist-Triptych: II. Synagoga Satanae ★★★ (2010-06-04 00:40:54)

暗黒・ドゥーム路線の『Monotheist』集大成のような大曲。
そこにSatyriconのサティアーやプロデューサーのピーター・テグレンまで加わっての一大邪悪祭り。
底なしの暗さの中に沈められるような音なのに、それが心地良く思えてしまうあたり性質が悪いです。

CELTIC FROST-Monotheist-Triptych: III. Winter (Requiem, Chapter Three: Finale) ★★★ (2010-05-18 23:03:10)

ほぼストリングスのみで構成された、静かなクラシカルインスト。
冬の到来……というより生物が死に絶えた世界の静けさのような。皆「Synagoga Satanae」の毒にやられてしまったとか。
あるいは毒にあてられた魂への、サブタイトル通り「レクイエム」ってことになるのでしょうか。

CELTIC FROST-Morbid Tales ★★ (2009-03-05 06:20:00)

リフや曲展開のかっこよさとは裏腹に、アートやエンターテインメントという言葉とはほぼ無縁といった雰囲気です。その要因の1つがトーマスの吐き捨てダミ声ボーカルであり、それが更に本作全般に漂う邪悪性の根幹であるように思えました。ノルウェーあたりのブラックメタルとはまた違った邪悪さで、同じようなものはそう簡単に出てこないでしょう。
M1とM8のインストも、相当音を作り込んだシンフォニック系よりも不穏な空気が立ち込めています。

CELTIC FROST-Morbid Tales-Into the Crypts of Rays ★★★ (2009-03-02 05:06:01)

邪悪なのに口ずさみたくなるサビも良いけど、中盤テンポが落ちるところもかっこいいです。
私の場合この曲はクレイドルのカヴァーで知ったのですが、ダニの凶悪低音ボイスよりもT.G.ウォリアーの吐き捨てボーカルの方により邪悪性を感じました。多分、ひたすらに硬質なサウンドで、エンターテインメント精神とは無縁とばかりに毒を吐き散らしてる印象からだと思います。

CELTIC FROST-Morbid Tales-MORBID TALES ★★ (2009-05-09 05:54:09)

この曲では「うっ!!」ではなく「アォ!!」というシャウトですが、そこはトムのこと、思いっきり陰気で邪悪にしてくれます。
彼の声で「Are you morbid?」(病んでるか?)なんて言われると良い意味でぞっとしますね。
「Into…」のとこでも同じこと書きましたが、やっぱり彼らの曲はテンポが落ちるところがカッコいい。

CELTIC FROST-Morbid Tales-Return to the Eve ★★★ (2009-05-09 06:02:56)

シンプルなのに毒がある。それでいてカッコよくて仕方ない。そして「うっ!!」も決まってます。
尚、途中に女性の語りが入っていて、感情も妖しさも特に感じられないのですが、それが却って不気味です。

CELTIC FROST-To Mega Therion ★★ (2009-08-07 23:56:00)

1stの流れを汲む荒削り無愛想スラッシュではあるけど、オーケストラが加わったりと次回作での大化けの片鱗が見られます。オーケストラといってもあまり厚みのある音ではないのですが、彼らの場合はその程よい粗さが不気味で良い。
癖になる吐き捨てボーカルと、さりげなくカッコいいリフも健在です。
最後にどうでもいい話。
裏ジャケのマーティン、メイクをしてなお顔の怖さが素のトーマスに及ばないって一体……。

CELTIC FROST-To Mega Therion-Circle of the Tyrants ★★★ (2010-04-28 01:09:52)

シンプルにして邪悪なリフ、絶妙なテンポチェンジ、後期のような粘着性も近年の病的さもまだ無い無愛想吐き捨てダミ声。初期Celtic Frostの魅力ここに極まれり。
「Circle of the tyrants!! ぅあ!!」の叫びがカッコいいのは流石です。

CELTIC FROST-To Mega Therion-Innocense and Wrath / the Usurper ★★★ (2010-01-13 19:48:56)

前作の「Human」~「Into The Crypt Of Rays」の流れを超えるオープニング。邪悪さと暗黒とを容赦なく撒き散らします。
あとはやっぱり「うっ!!」(笑)。

CELTIC FROST-To Mega Therion-Jewel Throne ★★ (2010-06-16 02:03:47)

初期作の中では、比較的リフがロックンロールのノリ。
でも、走るパートではスラッシュの鋭利さが窺えます。

CELTIC FROST-Vanity/Nemesis ★★ (2010-01-13 19:41:00)

絶不評だったらしい前作を経て、ロック風味すら取り込んだ感があります。
邪悪性とスラッシュ路線は大分鳴りを潜めましたが、不思議な妖艶さがあって癖になります。この妖しさに貢献しているのがトムのボーカル。ユーモアの入る隙すらない邪悪ダミ声に粘着性が加わっていて、妙に聴き心地が良くなってます。
女性ボーカルの使い方は相変わらず絶妙ですが、いつになく破壊的なギターソロと曲との相性も良いです。

CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-Nemesis ★★ (2010-04-28 00:59:14)

デビュー作冒頭の「Human」をイントロに忍ばせる演出がファンをニヤリとさせる。でも曲は当時のスラッシュ調とは遠いロックンロール。
サビ部分の女性コーラスが相変わらず効果的です。

CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-This Island Earth ★★ (2010-06-16 02:12:43)

この曲のギターソロ、個人的には「泣き」の部類です。トムがこんな哀愁漂うメロディを弾くとは。
曲全体にも、冷やかな中に哀しさが感じられます。

CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-Wine in My Hand (Third From the Sun) ★★★ (2010-06-04 00:57:50)

ロックンロールのノリの良さ+スラッシュの爽快感。
暗黒度は薄れてますが、それでも尖りまくってるトムはカッコいい。

CELTIC FROST-Vanity/Nemesis-Wings of Solitude ★★★ (2010-01-13 19:23:07)

粘着性を増したトムのボーカルと冷やかな女性ボーカルとの絡みが良い。
スラッシュではありませんがロック寄りのカッコ良さです。

CHARON (2011-08-03 00:49:36)

気が付いたら今年3月に解散していました。
勿体のないことを……。

JPは今後どうするんだろう?
好みの低音ボイスだけに、どこで聴けるのか気になります。

CHARON-Songs for the Sinners ★★★ (2010-10-31 21:37:25)

北欧バンドのメロディは何故か日本の歌謡曲のノリに近いことが多いせいか、日本人の耳に馴染みやすいです。
この作品も、どちらかというとダイナミックだしそれなりに疾走する曲もありますが、
日本人の琴線に触れまくるメロディが強い根幹になってます。
哀愁メロディ入ったHM/HR好きな人にお勧めしたいです。

また、HIMのヴィレ・ヴァロの低音ボイスが好きという人は、JPの声も好きになるかもしれませんね。
メロディ作りにも何か近いものがありますし。

CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet? ★★ (2009-10-11 17:18:00)

「サウンドは期待外れなとこもあるけど、曲はカッコいい」……これって、自分がCradle Of Filthの『Thornography』聴いて思ったことと同じようなものじゃないでしょうか。だとしたら、「このアーティストはこういう音じゃなきゃ嫌だ」という人でない限り、受け入れられると思います。アメリカナイズとかモダンヘヴィネス化とか言う以前にクオリティは高いですから。
この後にメロディック路線への復帰を望むのであれば、単なる回帰ではなくて「ヘヴィネス路線を経ての進化」を期待したいところです。

CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll ★★ (2009-03-01 21:32:00)

本作が私にとって初COBフルアルバム、他はまだ聴いていないにもかかわらず、M1が流れてきた瞬間「名盤!!!」と決定してしまいました。それもメロデスとかブルータルといった細かいジャンルを超えたメタルの名盤ですよ。
まぁ確かにブルータリティはありますが、時に美しいキーボード/ギターの旋律にはっとさせられます。
上ではよく「デス声苦手だけどこれは好き」という意見を多く見たので、デス声入門作としても活用できますね。

CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Angels Don't Kill ★★ (2009-05-10 00:08:02)

疾走系ではないものの、何だかんだで一番リフが耳に残った曲。
美しい旋律の中に響く咆哮が、ヘヴィネスと共に哀切をももたらします。

CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Hate Crew Deathroll ★★★ (2009-03-29 22:11:43)

「Needled…」にぶっ飛ばされた頭に加える、最後の最後に来たダメ押しの一撃。しかもとっておきの破壊力。最高のクロージングです。

CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll-Needled 24/7 ★★★ (2009-03-01 21:42:22)

アルバムのトップを飾る曲でいきなり「うぉ!!!???」と思う=超名曲。そんな法則はこの曲にこそ相応しいと思います。もう自然にヘッドバンギングが起こりますよ。

CHILDREN OF BODOM-Hatebreeder ★★ (2009-11-08 18:18:00)

ドラムがちょっと軽いとか、アレキシのデス声がまだ発展途上だとか、これはブラックじゃないでしょとか(それはブラックメタルと紹介した日本の会社側のせいか)色々突っ込みどころはありますが、それらを含めて考えても秀作です。
最大の理由は、とにかく美しいギターとキーボードのメロディ。あの美メロはこの当時から確立されていたのか。ボーカルとサウンドプロダクションの粗さに対し、このメロディーラインは洗練されています。

CHROME DIVISION (2011-07-17 13:52:15)

Dimmu BorgirのVo.シャグラットのプロジェクト。
Mortorhead愛で結成されたバンドらしく、疾走ロックンロールにレザー、酒、ハーレー、セクシーなおねえさん必携。
なお、こちらではシャグラットはリズムギター担当。

CHROME DIVISION-Booze, Broads and Beelzebub ★★ (2011-07-17 15:16:38)

2008年発表の2nd。
Mortorheadへの愛情とリスペクトからか、泥臭さ溢れるロックンロールです。エディ・ガズのボーカルもダミ声系。歌詞の方も典型的セックス、ドラッグ&ロックンロール。たまに「もうちょっと頭使わんかい!」ってぐらいの、Venom以来のど直球リリックもありますが……。
そんな訳で、Dimmu Borgirの方向性を頭に入れて聴くと大いなる空振りとなります。
気に入らないって人も結構いるんじゃないかと思います。もちろん、好きな人は喜んでついていきます。まさしくブックレットの中央ページに、「Ether Hate Us Or Join Our Feast」って書いてあることだし。


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