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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
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CHTHONIC
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CRADLE OF FILTH
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CRADLE OF FILTH
CRADLE OF FILTH
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-All Hope in Eclipse
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Born in a Burial Gown
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Scorched Earth Erotica
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Suicide and Other Comforts
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Bathory Aria: Benighted Like Usher / A Murder of Ravens in Fugue / Eyes That Witnessed Madness
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Cruelty Brought Thee Orchids
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Lustmord and Wargasm (The Lick of Carnivorous Winds)
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Thirteen Autumns and a Widow
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Venus in Fear
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Mannequin
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Thank God for the Suffering
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-The Promise of Fever
CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa
CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa-Forgive Me Father (I Have Sinned)
CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa-Lilith Immaculate
CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa-The Cult of Venus Aversa
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-A Gothic Romance (Red Roses for the Devil’s Whore)
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-Carmilla's Masque
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-Dusk and Her Embrace
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-Funeral in Carpathia
CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave
CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave-From the Cradle to Enslave
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Balsamic and Anathema
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Corpseflower
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Darkness Incarnate
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Godspeed on the Devil’s Thunder
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Honey and Sulphur
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Into the Crypt of Rays
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Shat Out of Hell
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-The 13th Caesar
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-The Death of Love
CRADLE OF FILTH-Heavy Left-handed & Candid
CRADLE OF FILTH-Live Bait for the Dead
CRADLE OF FILTH-Lovecraft & Witch Hearts
CRADLE OF FILTH-Lovecraft & Witch Hearts-Amor e morte (Lycanthropy mix)
CRADLE OF FILTH-Midian
CRADLE OF FILTH-Midian-Amor e morte
CRADLE OF FILTH-Midian-Cthulhu Dawn

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発言している32曲を連続再生 - Youtube



CHTHONIC ★★ (2009-11-19 21:48:00)

先週のMTV「Headbangers' Ball」でPVが流れてました。一回で惚れました。
そこで思い出しました。フランスで知り合った台湾人友達の一人が「ロックとか好きならこんなバンドあるの知ってる?」とレストランのナプキンに走り書きしたのがChthoniCの名前。やっぱり台湾では知名度高いんですね……彼女はそんなにロック好きでもないけど知ってたし。
あの時ChthoniC知ってたらもっと話弾んだかもなぁ。
個人的な話はおいといて、何より驚いたのは彼らが2000年のフジ・ロックに出演していたこと。レッド・マーキー(テントステージ)ではありましたが……フジにブラック・メタルという事態は本当にあったんですね……。

CHTHONIC ★★ (2010-06-22 00:17:00)

Loud Park'10に出演決定しましたね。
やっぱり彼らには苗場の爽やか(時に過酷)な会場よりも、メタラーの熱気が暑苦しいアリーナでしょうか。

CRADLE OF FILTH ★★ (2009-06-23 04:54:00)

彼らのステージを観たのですが、コーラスのサラがいなかったです。代わりにまた交代したと思しき女性キーボーディストがコーラスも兼ねてて、何かやたら可愛らしい声でした。
オフィシャルからもサラの名前がメンバーから消えてたし、もう離脱しちゃったんでしょうか。だとしたら勿体なさ過ぎる。初期からずっとクレイドルのアルバム世界観の重要な構築者ですから。
ちなみに、セットリストはこちら。
Shat Out Of Hell
Gilded Cunt
Dusk and Her Embrace
Nymphetamine
Principle Of Evil Made Flesh
Honey and Sulphur
Cruelty Brought Thee Orchids
Her Ghost In The Fog
無難な路線ですが、これがクレイドルラ
…続き

CRADLE OF FILTH ★★ (2009-08-01 03:23:00)

「The Death Of Love」のPVが公開されましたね。
http://www.metalhammer.co.uk/news/cradle-of-filth-video-exclusive/
ストレートに聖女ジャンヌと悪魔ジルの物語が描かれています。ジャンヌはジルに残された僅かなイノセンスでもあるのだから、もっとジルが弱い人間らしく描かれていてもいいんじゃないかと思いますが。
それから、曲カットがあるのは仕方ないとしても、カットの仕方に無理がある気がするのが厳しいところです。
最後に、ダニ君……メイクに変に力入れ過ぎです。どこぞの部族みたいになっちゃってますよ(笑)。

CRADLE OF FILTH ★★ (2009-10-12 19:10:00)

Hellfestで初めて見た新キーボーディストのプロフィールがオフィシャルに載ってました。コーラスもこの人がやってるみたいだし、やっぱりサラは辞めちゃったのかな。
ちなみに新キーボーディストはAshley Ellyllonというそうで、上記の「The Death Of Love」のPVでも姿を拝めます。綺麗な人です。
オフィシャルサイトのライヴ写真にて、凄い形相&メイクのダニ君を背後にクールな表情で演奏を続ける様子が何とも可笑しかった。

CRADLE OF FILTH ★★ (2010-06-08 00:09:00)

今年10月頃に新譜が出るようです。
またもやコンセプトアルバムで、テーマはアダムの最初の妻(旧約聖書で)あるいは魔女として名の通る「リリス」(Lilith)だとか。
しかも、いつの間にかRoadrunnerからPeacevilleに移ってました。正確には、Peacevilleに属する自分達のレーベルAbracadavarから発表するそうです。
ここ6年のRoadrunner時代の3枚はオーソドックスなメタルの要素が強かったですが、この移籍で何かまた変化はあるのでしょうか。

CRADLE OF FILTH ★★ (2010-09-08 13:53:00)

新譜のタイトルやらアートワークやら一部歌詞やらが以下に発表されてました。
http://www.peaceville.com/cradleoffilth/darklydarklyvenusaversa/
アルバム名は『Darkly Darkly, Venus Aversa』とのこと。発売は11月1日を予定しているそうです。
また極私的ベストアルバムの選出に頭悩ませる……羽目になったらいいなぁ。
ところでダニ君、その頭は静電気か?
そしてポール、腹出てきたんじゃないか?
……2人共すみません。悪意はひとっっつもないどころか、むしろ最新写真が拝めて嬉しいんですが。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi ★★ (2009-05-11 17:39:00)

この新曲6曲はどこかのアルバムにコンセプトの一端として入っていてもおかしくないんですが、どのアルバムのストーリーにも沿ってないし、このEPしか場所なかったんでしょうね。そういう意味ではかなり贅沢です。個人的には、M10「Scotched…」はダニ主演映画『Cradle Of Fear』の主題歌扱いでもいいかもと思ってますが。
輸入盤には「Born in…」のPVがエンハンスドでついてます。笑えるほどヴァンパイアな世界観全開です(って笑ったらいけないのかな)。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-All Hope in Eclipse ★★ (2009-04-26 03:37:08)

テンポは遅いし、音重いし、ボーカルも低音で始まるし、Eclipseのタイトル通りの暗黒空間です。しかし聴いてる側としては、タイトルとは裏腹に「今作のクレイドルも凄い……」と希望に燃えてしまう曲だったりします。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Born in a Burial Gown ★★★ (2009-01-28 18:21:14)

ダニお得意の早口言葉(?)で突っ走るかと思ったら、サビは低音が効いてちょっと呪術的な響きになっています。
また、「英国ヴァンパイア・メタル」という一部の肩書そのままなPVが笑えるほど最高です。いや、PVによると彼らに十字架は効果ないらしい(笑)ので、ヴァンパイアよりスゴい生き物かも。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Scorched Earth Erotica ★★★ (2009-01-21 07:01:07)

`Darkness'のコーラスが癖になります。
PVはクレイドルの作品中1,2を争うヤバさですね。グロ度で言ったら間違いなく1位。修正版でも人によっては毒気にやられるかも。しかし、このPVのB級スプラッターなノリはちょっとクレイドルらしくない気も……と思ったら、ダニが主演したネット映画の断片映像だったんですね。
修正:
上に「Darkness」と書きましたが、どう聴いてもこのコーラスは「Dominus」と歌ってるように思えます。歌詞サイトの間違いなのか、私の耳が間違ってるのか……。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Suicide and Other Comforts ★★★ (2009-05-01 05:25:01)

この曲を初めて聴いたのは、DVDに収録されてた『Cradle Of Fear』(ダニ主演のネット映画)の予告編でした。といっても冒頭のピアノパートから急に疾走パートに飛んでしまうカットバージョンでしたが。切なさ漂うピアノから急にダニ声が入った時には「これもクレイドル!?」と驚いたものです。
で、この度ようやく曲全体を聴くことが出来たのですが、カットされてた冒頭の低音ボーカルが良いです。「All Hope…」といいこの曲と良い、このEPでは低音の効かせ方が巧い。疾走パート前からじわじわ入ってくる重いギターと、疾走する中で響くミステリアスなオルガンもカッコいいです。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast ★★ (2009-01-22 07:57:00)

上記の差はリイシューものの違いなんでしょうか。私が買ったのはボーナストラックなしだったし。後に2枚組のもあると知った時にはちょっとがっかりしましたね。メイデンやヴェノムのカヴァーが入ってるなら早く言ってくれよ!! と誰にともなく文句を言いたくなってしまいました。
とはいえ、ボーナストラックなしでも、このアルバムの素晴らしさには文句つけられません。……あ、1つだけつけられますね。ドラムの軽さ。でもそれを補って余りある出来です。
1曲が長い上にコンセプト・アルバムなので、当初は聴くのにエネルギーが要るなと思ってました。しかし、いざ聴いてみたらとてもキャッチーなことに驚きました。確かに曲展開はドラマティックだし、キーボードとストリングスの使い方は大仰と言ってもいいぐらいですが、メロディが耳に残って仕方ない。しかもエリザベスの残虐性と犯罪の禍々しさのみならず、彼女が抱えていた(であろ
…続き

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Bathory Aria: Benighted Like Usher / A Murder of Ravens in Fugue / Eyes That Witnessed Madness ★★★ (2009-04-02 03:56:25)

残虐行為が発覚した後、エリザベスは臣下と違って火刑を免れたのですが、代わりに窓という窓を塗り固められた城の一室に死ぬまで幽閉されたという、彼女にとっては死刑より惨い最期を遂げたそうです。そのためか、物語が進むにつれて音はよりダークになっていき、聴いている側にも闇が広がらんばかり。最後の暗闇の中で老いて死んでいくエリザベスの語りはぞっとすると同時に、この上なく悲痛です。
また、ストーリーテラーに徹していたダニですが、第一章「Benighted Like Usher」において初めて「I」という概念を用いています。唐突に感じられるかもしれませんが、ストーリーテラーが物語の中に登場しエリザベスに寄り添うことで、彼女の孤独と後の破滅を一層強く覗わせるかのように思えます。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Cruelty Brought Thee Orchids ★★★ (2008-12-12 02:13:36)

ダークなテーマかつ凄まじいブラストビート、加えてあの狂気のダニシャウト、それなのにかつてない感動を覚えるのはドラマティックな曲展開のせいでしょうか。この一曲だけでもクレイドルに出会えたことが嬉しくて仕方ありません。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Lustmord and Wargasm (The Lick of Carnivorous Winds) ★★★ (2009-04-02 04:06:53)

「Bathory Aria」最後の重々しさ、「Portrait…」~イントロの静けさを経て突然の疾走。そして若き日のエリザベスの声。死してなお鎮まることのない狂気の表れのようで、荘厳な「Bathory Aria」よりもこちらの方に恐ろしさを感じます。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Thirteen Autumns and a Widow ★★★ (2009-02-01 18:52:30)

残酷な物語の語り出しとして見事です。初心者だとストーリーよりもダニ声に気をとられるかもしれませんが、これぞ血の伯爵夫人の凶行と哀しみの語り部に相応しい金切り声/断末魔です。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Venus in Fear (2009-01-28 18:32:18)

タイトルと曲の短さからして何となく予想はついていたのですが……殺される処女達の悲鳴って予想そのままじゃねぇかっ!! と、おそらくバンドの意図していない笑いをとってしまいました。
いや、でもコンセプトの主題が主題だけに、こういうの入れても間違いではないですよ。

CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day ★★ (2009-04-17 22:33:00)

フルオーケストラ起用したという割に、シンフォニックよりメタルサウンドの方が目立ってる楽曲もありますが、アルバムトータルで見れば荘厳さとドラマティックさは当然ずば抜けています。とりわけインストが美しい。
コンセプト・アルバムと世界観構築に定評があり、なおかつシンフォニック寄りのクレイドルなら、このアルバムの長さと壮大なスケールは通るべくして通った道のように思えます。

CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Mannequin ★★★ (2009-04-17 23:19:23)

シンフォニック度より疾走感寄りです。でもサラのコーラスが効いていて、キャッチーでいて神秘的な雰囲気が漂います。
グロテスクでいてどこか物悲しさのあるPVは、やはりどこかティム・バートンっぽくて好きです。

CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Thank God for the Suffering ★★ (2009-04-26 03:28:32)

こういうミドルテンポで重々しい曲だとチェロとコントラバスの低音が効くので、オーケストラ入って良かったなぁと思えます。ヘッドホン/イヤホンで聴くと尚更いいです。
また、ダニのボーカルに言及する時は金切りシャウトに着目してしまう傾向にあるのですが、今回は低音とウィスパーボイスにしてやられましたね。

CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-The Promise of Fever ★★★ (2009-04-17 22:18:53)

美麗で荘厳/暴虐で疾走というクレイドルとは切っても切れない要素が限界まで詰まってます。特に荘厳度についてはオーケストラが入ったため、格段に増しています。
コーラスが不吉な響きなのも素晴らしい。「Shining Feriluce…」のくだりが頭に残ります。(これってやっぱりLuciferのアナグラムでしょうか。あまり並べ替えられてないけど)

CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa ★★ (2010-12-08 00:51:03)

「夜の魔女」「アダムの最初の妻」として語られるリリスをテーマとしたコンセプト・アルバム。とはいえバソリー夫人やジル・ド・レイのように元ネタとなる歴史記録はないので、リリスの神話をもとにした暗黒物語となっています。
音楽の方向性はUsherさんも仰っている通り、前作『Godspeed…』路線の正統メタル&シンフォの融合です。それ自体に文句はないし、これまでと違う試みも見受けられたりするのに、どこか「物足りなさ」があるのがもったいない。
例えば、クレイドルのコンセプトものにつきもののイントロ、インタールード、アウトロなし。物語の主役(ここではリリス)の語り部分が少ない。最初のPVになった「Forgive Me Father(I Have Sinned)」のキーボードよりギター主体のメロディ。このあたりの変化球をもっと上手く活用してたら、それはそれで賛否両論あったかもしれないけど、
…続き

CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa-Forgive Me Father (I Have Sinned) ★★★ (2010-12-25 22:04:24)

ギターメロディ主体で、ロックに近いリズム感。テンポが落ちるところのカッコ良さもあり。さりげなくバックのキーボードのフレーズが良かったりもする。『Thornography』の異質感がより良い方向に活きているように思えます。
これぐらい冒険する曲がもう少しアルバムにあっても良かったんじゃなかろうか。

CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa-Lilith Immaculate ★★ (2010-12-25 22:11:32)

疾走とキーボードの荘厳さとリリスを演じる女性ボーカル……という要素で、一番「クレイドルらしい」曲。改めて、ダニの禍々しい駄々っ子声は、意外と女性ボーカルとの相性が良いです。
ここでも、テンポがゆるやかになるところではギターのほうがいい仕事してると思います。

CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa-The Cult of Venus Aversa ★★ (2010-12-25 22:22:14)

1曲目がイントロと本編を兼ねているという、クレイドルにしては変則的オープニング。
冒頭のチェンバロの音にはじまり、不吉で不気味にして美しく聴き心地のいいキーボードが、まさしくリリスの物語です。

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace ★★ (2009-01-22 03:31:00)

ダニのボーカル聞いてて「……大丈夫か!??」「落ち着け!!」なんて下らないこと言いたくなっちゃったのはこれが初めてですね。既に多くの方が書かれてますが、ホント発狂レベルです。金切り声の凄まじさが群を抜いていて、一番ヒアリング不能。ブックレット読みながら聴いてても歌詞見失うぐらい。この後に『鬼女と野獣』で優れたストーリーテラーと化してるんだから凄い。
音質は荒削りですが、曲構成の素晴らしさ、退廃的で美しい世界観の描き方は現在にもひけをとりません。その中で、抑揚ってものを知らないかの如くブチ切れまくってるダニの声こそ、彼らの初期衝動を最も体現しているものかもしれません。

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-A Gothic Romance (Red Roses for the Devil’s Whore) ★★ (2009-01-27 05:28:48)

「ゴシック・ロマンス」とは『Dusk…』全体を表現するのに相応しいタイトルですね。特に冒頭のオルガンパートの妖艶で美しいこと。しかしそれも、クレイドル史上最もいっちゃってるダニの金切り声により血染めのホラーに……。

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-Carmilla's Masque ★★★ (2009-02-01 19:20:01)

元の収録アルバムは『鬼女』、ベスト盤では「Lustmord…」のリテイクの前に入っているだけに、この女性の嗚咽はエリザベス?と思うのですが。
それにしても、ギターも特に入ってないインストナンバーが名曲になるとは流石クレイドルです。

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-Dusk and Her Embrace ★★★ (2009-02-11 22:59:56)

この頃のダニは今と比べて低音ボイスに深みが足りないのですが、それはそれで惹きつけられるものがあります。同アルバム収録「Funeral…」然り。ここでは歌い出しと終盤の「Elizabeth…」が魅せどころのようです。そこに寄り添うキーボードとサラのコーラスが、ゴシック世界を一層耽美にしています。
しかし、上記の箇所でじわじわ聴かせたかと思いきや、曲が疾走し始めると同時にまたしても発狂(笑)。

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace-Funeral in Carpathia ★★ (2009-02-09 01:03:52)

クレイドル得意の目まぐるしい曲展開とドラマ性の一曲。洗練度はベスト盤とEPに収録の別バージョンの方が上なのですが、個人的にはオリジナルが好きです。「Carpathia…」のパートはブチ切れ度が過ぎるくらいの絶叫の方がいい。そこから一転しての「Supreme…」の超低音ボイスに溜息が出ます。

CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave ★★ (2009-08-05 12:10:00)

私のは輸入盤(EUR盤)だったせいか、「Pervert's Church」がなくて代わりに「Dawn Of Eternity」が収録されてました。
PVの出来もさることながらEPに入れておくのがもったいないほどのタイトルトラック、秀逸なカヴァー、セカンドのゴシック感も堪能出来る「Funeral…」のリテイク……これまでのクレイドルの世界観がベスト盤とはまた違った形で凝縮されていて、意外と入門にいいかもしれません。だとしたらアートワーク(タイトルトラックのPVからの断片写真)がドン引きする原因になるだろうけど(笑)。

CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave-From the Cradle to Enslave ★★★ (2009-02-01 19:13:39)

この曲のダニの金切り声が一番好きです。低音ボイスが少ないんだけど、その分ブチ切れ度増加。
既出意見ですが、PVはきっぱりと危ないです。でも「美」と「異形」が同居して妖しさを増しているあたり、「Scotched…」のB級スプラッターなノリより好きです。この映像のヤバさに対してイントロがキラキラしているのも良。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais ★★ (2009-02-09 03:08:00)

購入前、よくジャケットに色気がないという意見を聞きました。確かに事実ですが、中のアートワークは結構なヤバさ加減です。もう色気とかどうでもいいぐらい。
曲に関してはもうちょっとドラマティックな展開が欲しいかなとも思いましたが、それでは単なる過去の踏襲になってしまうので、前作のストレートなヘヴィネスを踏まえた表現形態の方がよりクレイドルの現在を表しているように思えます。ただ、スペシャル・エディションの方には彼ららしい大仰さと凶暴さ全開の長いインストがあるので、このために2枚組買ってもいい! という気になりました。
また、ダニの高音シャウトが好きという方には物足りないところもあるかもしれません。実際自分も、駄々っ子(ダニの高音ってそういうイメージなので……)が大人になってしまったような気がして一抹の寂しさを感じました。でも低音ボイスは回を重ねるごとに禍々しさが増しています。凶行と哀
…続き

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Balsamic and Anathema ★★ (2009-03-18 02:56:29)

スペシャル・エディション収録。アルバム本編ではM11「Ten Leagues…」とM12「Godspeed…」の間に位置する曲だそうです。
リードトラック「Honey…」には及ばないけど、これも疾走系でシンフォニックなので本編から外したのが勿体ないように思えます。終盤のクワイアもキャッチーですし。
ただ歌詞の上では、この曲はジル・ド・レイの恐れと弱さが大分強調されていて、それが外された理由かもしれないと思います。他の曲では恐れや弱さの側面は怪物のマスクの下から見え隠れする程度だし、ちょっと浮いているのかなと。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Corpseflower ★★ (2009-02-09 03:17:24)

アルバムのラストを飾るインスト曲。
英雄の転落と凶行の物語の最後を飾るにしては、重厚で荘厳なオーケストラ。そして冒頭と最後に入るジル・ド・レイの告白。これが結末を謎めいたものにしている所以ですね。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Darkness Incarnate ★★ (2009-02-09 02:17:06)

↑子供の声がダニの娘というのは本当です。
アルバムにクレジットされているLuna Scarlett Daveyは、オフィシャルサイトのダニのプロフィールに載ってる娘の名前です。2人して「Darkness incarnate」と歌っているのを聴いた時には「何つー親子共演だ(笑)」と思いました。
もうちょっと起伏つけてもいいんじゃないかという気もしたのですが、ベース音が強調されるところの格好良さには痺れます。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Godspeed on the Devil’s Thunder ★★★ (2009-02-09 01:54:41)

延々疾走ナンバーかと思いきや、中盤と最後にドラマティックな瞬間が待ち受けていました。当初はつけても星2つかなと思ってましたが、その2ポイントで一気に星3つに昇格しました。
それと同時に、歌詞内容にも意外な展開が待ち受けていました。エリザベス・バソリーの物語と似て非なる点の一つと思うのですが、ジル・ド・レイの魂がどこへ向かったのか、容易に想像出来ません。これは深く考えさせられます。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Honey and Sulphur ★★★ (2009-01-26 02:14:04)

荘厳なコーラスと、前作で物議を醸したストレートなまでのヘヴィネスとが融合し、見事なまでにかっこよくクレイドル色に染まった曲です。
でもPVはもう一捻り欲しいかな。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Into the Crypt of Rays (2009-03-02 05:26:58)

スペシャル・エディションに収録されてるCeltic Frostのカヴァーです。
クレイドルのカヴァーは実績があるし、音のクオリティも高いし、上手いといえば上手い。でも残念ながら、ここでの評価が高い「Hallowed…」や「Black Metal」には及びません。ダニの場合低音ダミ声を駆使しても凶悪な笑い声を入れても、それがエンターティナー精神の表れになってしまうので、原曲の無愛想な邪悪さとは相容れないのかもしれません。
あと、この曲でたまに聞こえる「うっ!!」はトーマスへのリスペクトなんでしょうか。正直、ダニの「うっ!!」はむしろ可愛いんですが……。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Shat Out of Hell ★★★ (2009-02-10 03:27:39)

葬られた歴史を描いた禁断の書物を開くかのような語り出しです。
もしジル・ド・レイの生い立ちでも語っていようものなら『鬼女』の焼き直しになってしまいますが、ここで歌われているのは英雄にして大罪人、広大な土地と権力を有する貴族にしてサタニズム傾倒者というそれぞれの側面が異様に極端なジルの人物像。こういった要素にダニは魅力を感じたのかもしれませんね。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-The 13th Caesar ★★ (2009-02-09 01:35:12)

『Thornography』を彷彿させるシンプルな曲展開とストレートなメタルサウンドでありながら、ストリングスとクワイアが荘厳な響きと不穏な空気を作り出していて、クレイドル以外の何物でもない作品になっています。ダニも割と高音で絶叫してくれてますし。
それでいて、初期作と前作両方のファンにアプローチというより、シンフォニックだろうとストレートだろうとクレイドルに取り込んでやる! という挑発のように思える点が爽快です。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-The Death of Love ★★★ (2009-01-25 22:56:02)

世の中に「失恋ソング」なるものは数あれど、これほど絶望的なものはないでしょう。1つの愛が死ぬのではなく、真っ当な愛情そのものが死に絶えてしまっているんですから。
尊敬し精神的支柱としてきた女性=ジャンヌ・ダルクが魔女として処刑され、ここからジル・ド・レイは英雄から悪魔になり果てる。歌詞にジル・ド・レイから見たジャンヌの聖性が表れているだけに、それぞれの顛末を思うと、キャッチーなはずの女性コーラス(=ジャンヌの言葉だと思います)が恐ろしく悲しく響きます。

CRADLE OF FILTH-Heavy Left-handed & Candid ★★ (2009-03-30 19:35:00)

2001年発表のライヴDVD。『Midian』期のツアーです。
音源は『Live Bait For The Dead』のものと同じノッティンガム公演の時のものです。ステージがどんな感じだったのかよーく分かります。観た感じそんなにステージでっかくないので、この距離感でライヴ体感出来たノッティンガムのファン達が羨ましいですよ。最後、何故かダッチワイフがオーディエンスの頭上転がってたりします。耽美なクレイドルには不釣り合いに思えるかもしれませんが、後述のドキュメンタリーを見ると何となく納得出来てしまう……。
しかしダニ若いな。当たり前だけど。
で、『Peace…』同様こちらにもまたツアードキュメンタリーが収録されてますが……
君らはカメラ向けられたらベロを出すかケツを出すかせんと気が済まんのかい。あるいは何かネタ披露するとか。ヴァンパイア軍団転じて、メンバーとスタッフ一
…続き

CRADLE OF FILTH-Live Bait for the Dead ★★ (2009-02-14 02:15:00)

ライブのDVD持ってるんですが、CDと両方持ってても損はありません。
素人見識になってしまいますが、あれだけ複雑な曲構成と変幻自在なボーカルをライブでパーフェクトに成し遂げるってだけでも、こいつらとんでもないなと思わされます。とくに低音ボイスの迫力はオリジナル盤を超越してます。
クレイドルのライブ音源を聴いたのはこれが初でしたが、意外とダニお喋りですね。ほぼ逐一タイトル紹介してくれるし。実はCD盤だとちょっとカットされてるけど、DVDではオーディエンスを「今日のライブはビデオに収録するぞ!」ってもっと煽りまくってました。
リミックス&未発表音源集の方は、個人的には当たり外れが激しかったです。テクノ風ミックスには未だに納得いってない人間なもので。やっぱりベストなのはTwisted Sisterのカヴァーでしょうか。サウンドチェック版もオリジナルと聴き比べるのは面白いです。
…続き

CRADLE OF FILTH-Lovecraft & Witch Hearts ★★ (2009-02-02 01:51:00)

ほぼDisc2目当てに買いました。持っているCDが輸入盤のボーナストラックなし(私の『鬼女』がまさにそれ。ボートラの存在を知った時にはヘコみました)という人はそれだけでも元が取れると思います。
Disc1は布教用に……と言いたいけど、ダニ声はなかなか素人には聴かせられないのが難点。ある程度メタル慣れしてる人になら効果あるかもしれません。

CRADLE OF FILTH-Lovecraft & Witch Hearts-Amor e morte (Lycanthropy mix) ★★★ (2009-01-28 18:07:08)

これは一層荘厳で、凶暴性の中の美しさが際立ちますね。本当は「Hallowed…」聴きたさにベスト盤買ったのですが(但し中古屋で比較的安く……)、これも大当たりの一曲でした。

CRADLE OF FILTH-Midian ★★ (2009-01-24 02:56:00)

あの『鬼女』のすぐ後に買った(発表されたのも鬼女の後でしたね)ので、初聴時のインパクトは多少劣りましたが、哀愁、メロディーの美しさ、ゴシックの空気は前作以上です。しかも泣きまで入ります。ダニのストーリーテリング(もう歌というレベルじゃありません)も時に凶暴に、時に悲痛になり、見事にこの「聴くホラー(・ロマンス)映画」のドラマ性の核となっています。

CRADLE OF FILTH-Midian-Amor e morte ★★★ (2009-02-09 17:12:06)

劇的な曲展開とクワイアに彩られた暗黒戯曲。その中で破壊的なギターソロが違和感なく、それどころか格好よく際立つという稀な作品です。そしてコーラスとダニの絶叫で最高のクライマックスを迎えられます。

CRADLE OF FILTH-Midian-Cthulhu Dawn ★★★ (2009-02-16 00:20:26)

疾走してて、それでいて荘厳で、歌詞が(文字量とその内容両方の意味で)濃くて……4分ちょっとの間にどれだけ詰め込む気ですか。素人がうっかりこれ歌おうものなら舌噛みますよ。前作の絶賛で勢いつけちゃった表れなんでしょうか。
しかし、日本盤のタイトル訳「カスール・ドーン」って。歌詞もカスールって訳してるし。クトゥルー神話愛読者が泣くよ。


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