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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 701-750
PUBLIC IMAGE LIMITED-Metal Box
RADIOHEAD-Kid A-Motion Picture Soundtrack
RADIOHEAD-Amnesiac-Pyramid Song
RADIOHEAD-OK Computer-Exit Music (for a Film)
RADIOHEAD-OK Computer-No Surprises
RADIOHEAD-The Bends-Just
RADIOHEAD-In Rainbows
グループ魂-Tmc-君にジュースを買ってあげる
MARILYN MANSON-Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death)-Disposable Teens
MARILYN MANSON-Mechanical Animals-Coma White
MARILYN MANSON-Mechanical Animals-The Speed of Pain
MARILYN MANSON-Mechanical Animals-Rock Is Dead
MARILYN MANSON-The Last Tour on Earth-Astonishing Panorama of the Endtimes
MARILYN MANSON-The Golden Age of Grotesque-mOBSCENE
JUDAS PRIEST-Screaming for Vengeance-Electric Eye
Sonne
RAMMSTEIN-Reise, Reise-Mein Teil
RAMMSTEIN-Rosenrot
RAMMSTEIN-Sehnsucht
RAMMSTEIN-Herzeleid
BLACK SABBATH-Black Sabbath-N.I.B.
Children of the Grave
BLACK SABBATH-Heaven and Hell-Heaven and Hell
Paranoid
BLACK SABBATH-Black Sabbath
BLACK SABBATH-Paranoid
CELTIC FROST-Morbid Tales
JUDAS PRIEST-Painkiller
TOOL-Ænima-Ænema
SCHWEIN-Schweinstein
SCHWEIN-Schweinstein-My Sanctuary
SCHWEIN-Schweinstein-You're My Disease
SCHWEIN-Schweinstein-Lard, Lips, Liquor
KMFDM-[symbols]-Spit Sperm
KMFDM-[symbols]
CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Into the Crypt of Rays
CELTIC FROST-Morbid Tales-Into the Crypts of Rays
Needled 24/7
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll
KMFDM-Attak-Skurk
KMFDM-Attak
KMFDM-WwⅢ
グループ魂-荒ぶる日本の魂たち-チャーのフェンダー
MARILYN MANSON-The Golden Age of Grotesque-The Golden Age of Grotesque
MARILYN MANSON-The Golden Age of Grotesque-Use Your Fist and Not Your Mouth
NIRVANA-Nevermind-Smells Like Teen Spirit
JUDAS PRIEST-Painkiller-Painkiller
JUDAS PRIEST-Angel of Retribution-Lochness
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-March of the Pigs
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral
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発言している35曲を連続再生 - Youtube



PUBLIC IMAGE LIMITED-Metal Box ★★ (2009-03-08 09:10:00)

ジョン・ライドンの「パンクは死んだ」発言はロック史上有名ですが、このアルバムを聴くまで、その言葉を単なるピストルズ脱退表明のスキャンダラスな発言としか捉えていませんでした。
ここに描かれているのは、タイトル通りメタル(重金属の意味で)のような暗い色調の世界です。その核を成すジョンのボーカルは怒りや衝動が薄く、もっと向こう側=死や狂気の世界を見据えているようでした。
「パンクは死んだ」なんてもんじゃない、本当にパンクを殺す気だったんだ……そう思えて、怖くなりました。

RADIOHEAD-Kid A-Motion Picture Soundtrack ★★★ (2009-03-08 08:46:40)

これほどまでに美しく穏やかで、それでいて苦しくて救われない曲を他に知りません。
そしてこれほどまでに空虚な無音状態も他に知りません。

RADIOHEAD-Amnesiac-Pyramid Song ★★★ (2009-03-08 08:37:57)

ユートピアのような世界を淡々と歌われているだけで、PVもシンプルなCG映像で荒廃した世界が描かれているだけで、不思議と涙が出てきます。

RADIOHEAD-OK Computer-Exit Music (for a Film) ★★★ (2009-03-08 08:24:19)

「お前達など窒息してしまえばいいのに」
もしこのフレーズがHR/HMで歌われていたなら、私達は拳/マロイックサインを掲げ、ここにある絶望感をパワーに変えられるでしょう。
しかしそれをトムの声で優しく歌われると、拳を固めることも出来ず、どこまでも沈んでいくしかない。
これほど穏やかな絶望は、彼らにしか作れません。

RADIOHEAD-OK Computer-No Surprises ★★★ (2009-03-08 08:15:29)

正直、曲のタイプにチェック入れるべき項目がもう分かりません。
子守唄のメロディで平穏を歌いながらも「これが最後の戯言」と呟く様は、この曲の安堵も束の間のことだと言われているようで、いっそう哀しみを覚えます。

RADIOHEAD-The Bends-Just ★★★ (2009-03-08 08:09:47)

「ヘヴィ」にチェック入れたのはギターが際立ってヘヴィでかっこいいからです。でもそのヘヴィネスとかっこよさが高揚に繋がるのではなく、心の奥底の哀しみを掻き立てるのがRadioheadならでは。
尚PVですが、あれは誰の言葉だったか分かりませんが、「僕が真実を口にする度に世界は凍りつく」という言葉と同じことを意味しているのではないでしょうか。倒れた男が口にした真実が何であるかは分かりませんが、Radioheadが体現しているものと同じ「世界を凍りつかせる絶望」であると私には思えます。

RADIOHEAD-In Rainbows ★★ (2009-03-08 07:58:00)

Radioheadは希望を歌わない。本作でも希望らしいものは見えない。
それなのに何故か『OK Computer』には無かった温かさを感じました。それに『In Rainbows』というタイトルからして、何時になく鮮やかなイメージがあります。
このアルバムでRadioheadが虹の中に見つけたものに、私はまだ辿りつけません。

グループ魂-Tmc-君にジュースを買ってあげる ★★★ (2009-03-08 07:47:51)

この「ガキのお遊び」感は明らかに意図的でしょうね。恋人達を歌った曲は数あれど、こんなに下世話な、しかも小規模でしょうもない域の話に立ち入った曲はまず無いでしょう。そのくせ曲はポップでかっこいい仕上がりだし。そしてそんな曲が何故か紅白に……。
バカだ。でもバカってある程度を超えると偉業になる。その類のバカだ。

MARILYN MANSON-Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death)-Disposable Teens ★★★ (2009-03-08 07:28:44)

コロンバイン事件の影響で収録アルバムは最もダークな作品となりましたが、その中でこの曲は「The Fight Song」と並ぶ対アメリカ社会宣戦布告ソングとなりました。
「本当の神を憎んだことはないが人々の崇める神は嫌いだ」
「俺達が全てを破壊しても驚くなよ」
……等、逐一列挙したらこのコメントが引用文だらけになってしまう勢いで、リリックに怒りと戦意に満ちています。
ここで歌われている「使い捨ての10代」の魂は、おそらく多くのHR/HM愛好者が抱える衝動の根拠の1つだと思います。だから、10代が過ぎた後も決して失いたくはありません。

MARILYN MANSON-Mechanical Animals-Coma White ★★★ (2009-03-08 07:10:06)

当時の彼女ローズに捧げられた曲。とうに破局した今となっては黒歴史の1つなんでしょうが、パーソナルな背景がありながら普遍の美しさ/哀しさを誇る曲です。
ファンには知られているところですが、PVはケネディ暗殺を模したとのことで物議を醸したいわくつきの作品です。でもスキャンダラス云々以前に泣けてきてしまいます。

MARILYN MANSON-Mechanical Animals-The Speed of Pain ★★ (2009-03-08 07:03:41)

『Mechanical…』は泣ける曲が多いですが、これもその1つ。マンソンのボーカルがまるで涙をこらえているかのように響きます。
追記:
「眠れたらいいのに/でも横たわることは出来ない/何故ならナイフがあるから/お前を知った時から毎日のように……」
ここが一番泣きどころでした。
最後の「せめて手を取り合って死にたい」というところも。マンソンが歌う分尚更痛々しいように思えます。

MARILYN MANSON-Mechanical Animals-Rock Is Dead ★★★ (2009-03-08 06:59:01)

「ロックは死よりも死んでいる」と叫びつつ、曲調といいPVといい物凄くロックしてるあたりがマンソン流アイロニー。危険、破壊、それでいて異常に魅力的……という、ロックの主要要素が全て揃っています。正直『マトリックス』よりこっちの方が断然衝撃的でした。

MARILYN MANSON-The Last Tour on Earth-Astonishing Panorama of the Endtimes ★★★ (2009-03-08 06:54:38)

この時のマンソンにしては珍しくギターソロがフォーカスされてるのは、ジョン5初参加だからでしょうか。PVでは大分カットされてましたが……。
「Kill your God/Kill your TV」のフレーズが衝撃的にして惚れ惚れするところです。

MARILYN MANSON-The Golden Age of Grotesque-mOBSCENE ★★★ (2009-03-08 06:48:23)

初期のチープなホラー性を、後の洗練された音楽性にうまく取り込んだ結果、素晴らしい退廃的芸術作品となりました。コーラスが可愛い声でチアガール風に叫んでるのが「猥褻であれ!!」ってのが素敵に悪趣味で最高です。

JUDAS PRIEST-Screaming for Vengeance-Electric Eye ★★★ (2009-03-08 06:38:32)

収録アルバムのみならず、メタル界全てを率いるオープニング曲。自分のiPodのメタルプレイリストのトップもこの曲にしてます。
それにしても反則でしょ、このギターのドラマティックさと様式美は。

Sonne ★★ (2009-03-06 05:27:34)

僅かに入る女性のコーラスがいい味出してますね。主題は「太陽」ですが、音の荘厳さと重厚さから「太陽=神」という発想にまで至りますね。
そしてSMな白雪姫パロディPVは必見です。このPVを見る限り、小人達(=ラムシュタイン)にとって白雪姫は「太陽」ではあるけれど、必ずしも優しい存在ではない……どころか高慢でサディスティック。恵みの存在であり畏怖の存在でもあるという意味での「太陽」がここにあります。

RAMMSTEIN-Reise, Reise-Mein Teil ★★★ (2009-03-06 05:13:26)

曲のタイプに追加「ヤバい」(笑)。
各アルバムに必ずぶっ飛んだ曲を入れるラムシュタインですが、実録人肉食殺人がモチーフ&犯人の言葉引用&そのせいで犯人に訴えられるというとんでもない三大要素でこの曲はずば抜けてます。
尚、Pet Shop Boysが手がけたリミックス版も、彼ららしいダンサブルなテンポの中でナイフを研ぐ音が響くのがなかなか面白いです。彼らも意外と黒いユーモアの持ち主ですね……。

RAMMSTEIN-Rosenrot ★★ (2009-03-05 07:51:00)

当初は『Reise,Reise』と2枚組で発表する予定だったそうなのですが、「自分達のは15曲以上に渡って聴けるサウンドではないだろう」とのことで分けられたそうです。確かに自分もラムシュタインファンですが、その点は彼らに賛成です。『Reise…』とぶっ続けにしちゃうと若干ダレる恐れがあるし、分けた方がメリハリがつく。
また、2nd国内盤収録の英語曲には違和感大でしたが、スペイン語で「淫売愛してる」連発のM9はハマりました。

RAMMSTEIN-Sehnsucht ★★ (2009-03-05 07:38:00)

ラムシュタインがインダストリアルに部類されることにはちょっと疑問がある人間ですが、強いて言うなら本作が一番インダストリアル風味だと思います。プログラミング・サウンドが強調されてるし、無機質な雰囲気になってますから。
個人的には『Mutter』以降のストリングスが加わった重厚な雰囲気の方が好きなのですが、硬質でドスが効いているのにダンサブルというあたりが本作の面白いところではないでしょうか。
尚、国内盤ボーナストラックの英語バージョン曲は私の場合いまいちでした。

RAMMSTEIN-Herzeleid ★★ (2009-03-05 07:27:00)

もう皆さん仰ってますが、どこをどう切ってもラムシュタイン印です。
国内盤がないので、歌詞の和訳はファンサイト等を参考にしたのですが、結構露骨なえげつなさ/ヤバさもこの時から健在だったようです。
ちなみに、購入時にはラムシュタインの作品を入手できたという嬉しさのせいで、このジャケがいかにヤバいかという点には完全に盲目になっておりました。ヤバいと気づいたのは、これを人に貸す段階になってからでした。

BLACK SABBATH-Black Sabbath-N.I.B. ★★★ (2009-03-05 07:17:21)

まずイントロのベースが凄い。オジーのボーカルが凄い。アイオミのギターソロが凄い。リフも凄い……個人的サバスのベストです。
ところで、サビの一番最後の歌詞だけ変更されてるのは、やっぱり「My name is Lucifer/Please take my hand」が引っかかったからなんでしょうか。しかし、アメリカ盤かヨーロッパ盤なら分かるけど、日本盤ライナーノーツの中でまで変えなくても……。

Children of the Grave ★★★ (2009-03-05 07:10:26)

まだサバスの曲を聴いていなかった頃、書籍等の媒体ではサバスの悪魔主義的側面、ドラッグ問題の側面、狂気的側面の情報しか入手していなかったので、この曲には驚きました。
ヘヴィネスやダークさという要因はもちろんですが、この曲においてサバスは彼らを悪魔主義者と非難していた人々以上に、真剣に未来への警鐘を鳴らしていたからです。

BLACK SABBATH-Heaven and Hell-Heaven and Hell ★★★ (2009-03-05 07:03:01)

サバスはオジー在籍時派の人間だし、アルバムはテーマといい様式美といいロニーの世界に染まっていますが、それでもこの曲のかっこよさは否定できません。いやむしろ進んで声を大にして「かっこいい!!」と宣言したい。

Paranoid ★★★ (2009-03-05 06:58:33)

以前メタル仲間の先輩と「メタル初心者に勧めるべきアーティスト/曲は何か」という論争を繰り広げたことがあります。その際私が推したのがBlack Sabbathで、特に勧めたい曲がベタですがこれでした。
狂気について歌っていて、「俺も人生を楽しみたかったけどもう手遅れ」という結末なのに、あまりにもポピュラーであまりにもかっこいい。危険性と、それとは裏腹の魅力という点ではメタル初心者にもいいのではないかと思いました。
でも本音は初心者云々はどうでもよくて、とにかく全ての人に聴かせたい名曲です。

BLACK SABBATH-Black Sabbath ★★ (2009-03-05 06:45:00)

Black Sabbathはヘヴィ・メタルの始祖であると同時に、悪魔主義的側面を打ち出してメジャーに挑んだバンドの始祖でもあります。
それを最も体現しているのがこの作品です。不吉なイメージのジャケットといい、ジャケット内の逆さ十字といい、何より1曲目からの雷鳴と不穏なリフ……発表から何年経とうと、人を魅了する力があるでしょう。
また逆に、オープニングの不気味さから打って変わって、その後に続くブルースの影響が濃い楽曲に「かっこいい」との声が上がるケースも。

BLACK SABBATH-Paranoid ★★ (2009-03-05 06:29:00)

Black Sabbathの中から名盤を選ぶのは難しいですが、一番名曲が入っているのはと聞かれたら真っ先に本作を挙げます。少なくとも「Paranoid」「War Pigs」「Iron Man」は知っておくべき(というか、どこかで流れていたのを聞いて知っている可能性大)だと思います。
そんな名曲勢の中に埋もれがちですが、アイオミのソロインストや文字通りドゥームの始祖の1つとされる「Hand Of Doom」なんかも必聴ですよ。

CELTIC FROST-Morbid Tales ★★ (2009-03-05 06:20:00)

リフや曲展開のかっこよさとは裏腹に、アートやエンターテインメントという言葉とはほぼ無縁といった雰囲気です。その要因の1つがトーマスの吐き捨てダミ声ボーカルであり、それが更に本作全般に漂う邪悪性の根幹であるように思えました。ノルウェーあたりのブラックメタルとはまた違った邪悪さで、同じようなものはそう簡単に出てこないでしょう。
M1とM8のインストも、相当音を作り込んだシンフォニック系よりも不穏な空気が立ち込めています。

JUDAS PRIEST-Painkiller ★★ (2009-03-04 03:16:00)

某メタル関連本の名盤紹介ページで「棺桶に入れたい一枚」として載ってました。
もちろんそれには大賛成ですが、ついでに遺言にも「『Painkiller』を聴け!!」と書き遺していきたいぐらいの勢いです。それぐらい好きだし全力でお勧めしたい作品です。
この1枚がヘヴィ・メタルを語っています。

TOOL-Ænima-Ænema ★★★ (2009-03-03 02:32:19)

メイナードの息づかいが静かに忍び寄り、アダムのギターが抉るように切り込んでくるイントロでもうしてやられました。これだけドラマティックでありながら、歌っていることが「LAは沈没するから泳ぎを練習しろ」というあたりぶっ飛んでいます。

SCHWEIN-Schweinstein ★★ (2009-03-02 06:50:00)

櫻井敦司、今井寿、レイモンド・ワッツ、サシャ・コニエツコによる、日独英三国暗黒豚同盟……と勝手に命名してしまいました。Schweinはドイツ語で豚という意味だから間違っちゃいないとは思うんですが、やっぱり失礼か。
それはともかく、全員が全員曲者揃いで個性が際立っているのですが、バンドの鍵は櫻井だと思います。無機質さと疾走感(KMFDM)も、粘着性と性格の悪さ(PIG)も、全部櫻井の囁くようなボーカル(レイモンド絶賛)が発する暗黒オーラに包まれています。その辺が地味と感じる所以かもしれません。確かに目立って爆発する曲はありませんが、その分侵食性が強い。
アクの強さから多くの人に布教するのは難しいですが、インダストリアル系好きという方にはお勧めしたいです。

SCHWEIN-Schweinstein-My Sanctuary ★★ (2009-03-02 06:32:28)

日本盤ボーナストラック。もとはレイモンドが自身のプロジェクト、PIGで歌っていた曲です。一度セルフカヴァーされてました。
てっきり櫻井のボーカルでカヴァーするのかと思ってたら、レイモンドが再度のセルフカヴァーしてただけでした。個人的にはレイモンドのドス声の方が好きだけど、いっそ櫻井に譲った方が斬新だったと思うんですが。
でも僅かながらでも入れた櫻井のボーカルとアレンジのおかげで、一番いいリテイクになったのも事実です。

SCHWEIN-Schweinstein-You're My Disease ★★ (2009-03-02 06:22:46)

日独英のアクの強いアーティストが顔を揃えているだけに、それぞれの才能がぶつかりあってどんな火花を散らしているのか……と期待しながら聴いてみたところ、ミドルテンポで重い曲調に拍子ぬけしました。火花散るどころか薄闇に呑み込まれてるじゃん!と。
でもこれが耳について離れず、徐々に脳を侵食していくんです。
まさにDisease。

SCHWEIN-Schweinstein-Lard, Lips, Liquor ★★★ (2009-03-02 06:06:50)

櫻井が囁くような日本語ボーカル、レイモンドがドス声英語ボーカル、サシャが無機質ドイツ語ボーカル。メインは櫻井ですが、三者が疾走する硬質なギターサウンドの上で交錯する様はかっこいいとしか言いようがありません。
そしてその直後、三者が完全に一体となっての「Lard,Lips,Liquor/Lard,Lips I Lick Ya Baby
」のコーラスがもっと突き抜けてかっこよく響く。

KMFDM-[symbols]-Spit Sperm ★★★ (2009-03-02 05:46:02)

今回レイモンドのボーカルはドスよりもウィスパーボイス中心で、セクシーであると同時に危険さを撒き散らしまくっております。そこに退廃ムードを携えたアビーのベースが絡んでくるとなると……なんとも心地よい背徳感です。
超硬質なギターソロも、短いながら良い味出してます。

KMFDM-[symbols] ★★ (2009-03-02 05:39:00)

'99年の一時解散前のベストメンバーですね。極私的好みでいえばレイモンドとティムは歴代メンバーの二大お気に入りだし。
その一方で、女性ボーカルはドローナからアビー・トラヴィスに交代。どこか退廃的なムードのある彼女のボーカルは本作のアクの強さ、とりわけM1やM4にぴったりで大正解です。

CRADLE OF FILTH-Godspeed on the Devil’s Thunder: The Life and Crimes of Gilles de Rais-Into the Crypt of Rays (2009-03-02 05:26:58)

スペシャル・エディションに収録されてるCeltic Frostのカヴァーです。
クレイドルのカヴァーは実績があるし、音のクオリティも高いし、上手いといえば上手い。でも残念ながら、ここでの評価が高い「Hallowed…」や「Black Metal」には及びません。ダニの場合低音ダミ声を駆使しても凶悪な笑い声を入れても、それがエンターティナー精神の表れになってしまうので、原曲の無愛想な邪悪さとは相容れないのかもしれません。
あと、この曲でたまに聞こえる「うっ!!」はトーマスへのリスペクトなんでしょうか。正直、ダニの「うっ!!」はむしろ可愛いんですが……。

CELTIC FROST-Morbid Tales-Into the Crypts of Rays ★★★ (2009-03-02 05:06:01)

邪悪なのに口ずさみたくなるサビも良いけど、中盤テンポが落ちるところもかっこいいです。
私の場合この曲はクレイドルのカヴァーで知ったのですが、ダニの凶悪低音ボイスよりもT.G.ウォリアーの吐き捨てボーカルの方により邪悪性を感じました。多分、ひたすらに硬質なサウンドで、エンターテインメント精神とは無縁とばかりに毒を吐き散らしてる印象からだと思います。

Needled 24/7 ★★★ (2009-03-01 21:42:22)

アルバムのトップを飾る曲でいきなり「うぉ!!!???」と思う=超名曲。そんな法則はこの曲にこそ相応しいと思います。もう自然にヘッドバンギングが起こりますよ。

CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll ★★ (2009-03-01 21:32:00)

本作が私にとって初COBフルアルバム、他はまだ聴いていないにもかかわらず、M1が流れてきた瞬間「名盤!!!」と決定してしまいました。それもメロデスとかブルータルといった細かいジャンルを超えたメタルの名盤ですよ。
まぁ確かにブルータリティはありますが、時に美しいキーボード/ギターの旋律にはっとさせられます。
上ではよく「デス声苦手だけどこれは好き」という意見を多く見たので、デス声入門作としても活用できますね。

KMFDM-Attak-Skurk ★★ (2009-02-28 20:38:26)

スコルドのリードボーカル曲。メロディーには彼特有の哀愁が感じられますが、今回はちょっと疾走気味です。それにしても、この人のボーカル、とりわけウィスパーボイスはセクシーです。
ところで、WWIII LiveのDVDではこの曲のPVが見られます。CGですがかなり手造り感に溢れています。サシャが歌う「Obey Authority…」のくだりは当時の某国大統領の台詞ということになってました。ついでに某世界一有名なネズミも……。しかし何よりCGのスコルドがそっくりすぎることに驚きました……。

KMFDM-Attak ★★ (2009-02-28 20:27:00)

メタル色が濃くなったのは、新規のドラム、ギター勢がレイモンドのお膝元PIGからの引き抜きだからでしょうか。同じく新加入のルチアのボーカルは、エレクトリック色の強いMDFMKならずとも馴染んでいて幸いです。
ただ、余計なお世話ですが、メンバーをKMFDMに持っていかれたPIGの今後が気になります。現時点であまり音沙汰ないし。

KMFDM-WwⅢ ★★ (2009-02-28 20:21:00)

サシャ、レイモンド、ルチアと三者三様のボーカルぶつかり合いが、ダンサブルにして攻撃性を増した(やっぱり時勢の影響?)サウンドの中でかっこよく光ってます。
追記。M6は終盤にボリューム下げた方がいいかもしれません。

グループ魂-荒ぶる日本の魂たち-チャーのフェンダー ★★★ (2009-02-28 20:08:41)

並んでるフェンダーをダーッと倒したい……それだけの限りなくどうでもいいというかある意味どうしようもない衝動だってのに、何ですかこの疾走感。そしてライヴで演れば盛り上がり必至って。
……実にかっこいいバカです。
あと、曲の終りに収録されてる暴動VSローディー川島(河島)達のやりとりも聴くべし。

MARILYN MANSON-The Golden Age of Grotesque-The Golden Age of Grotesque ★★★ (2009-02-24 03:15:39)

陰鬱で過激で退廃的な芸術、というアルバムの主題を集約したタイトル・トラックです。ドイツ帝国、ヴァン・ゴッホ、キャバレーといった本作のインスピレーションになったフレーズに加え、危ないマンソン流造語も登場する歌詞もいい。

MARILYN MANSON-The Golden Age of Grotesque-Use Your Fist and Not Your Mouth ★★ (2009-02-24 03:06:12)

『The Golden…』の作品に顕著なリズム感と言葉遊びが最も炸裂してるのはこの曲だと思います。
こいつはホワイトカラーでもブルーカラーでもなく、ブラックカラーの歌だ!!
あと、「I don't want to be like anyone else」「I don't want to even be myself」のフレーズは、多くのHR/HMファン、あるいはアーティストの思うところじゃないでしょうか。
個人的には、自分の10代を表すフレーズです。正確には今なお引きずってます。

NIRVANA-Nevermind-Smells Like Teen Spirit ★★★ (2009-02-24 02:53:15)

この曲及びNirvanaを知った時には、カートは大分前に亡くなっていました。だから特別感慨もなしに聴いていました。それでも「何であんた今ここにいないんだ……」と思いました。
きっとこの曲は、数十年後にも全ての屈折した心に響くはずです。

JUDAS PRIEST-Painkiller-Painkiller ★★★ (2009-02-21 06:20:04)

これだけのコメントが書かれたあとで、今さら何を書けましょうか。でも書かずにはいられません。
これぞメタル教則本(作ってほしいですよ本当に)の超必須項目です!! 鋼鉄神の全てがここにあります。

JUDAS PRIEST-Angel of Retribution-Lochness ★★★ (2009-02-21 06:04:25)

アルバム一の長尺曲ながら、真っ先に耳に残った曲です。復活するや否やこの大仰さ全開……さすがプリーストとしか言いようがありませんでした。いっそオーケストラアレンジしてもいいと思えます。

NINE INCH NAILS-The Downward Spiral-March of the Pigs ★★★ (2009-02-19 01:46:30)

僅かに空白の時間を置いた後、爆発する瞬間がたまりません。ライヴだと特に。率直にかっこいいロックナンバーだし、キャッチーですが、アルバム内で浮いているなんてことはありません。

NINE INCH NAILS-The Downward Spiral ★★ (2009-02-19 01:32:00)

このアルバムの何が凄いかって、ノイズ、内省、自己破壊、鬱といった、一般的にまず受け入れ難い要素/感情をぎっしり詰めておきながら、どこまでも聴かせられる作品になっていること。更には時にポップですらあったこと。この時のトレントの精神状態を考えるのは怖いですが、この人の才能の計り知れなさは、今でも別の意味で怖いものがあります。


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