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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 301-350
CHTHONIC
NIGHTWISH-Once
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse
CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Corporal Jigsore Quandary
CHILDREN OF BODOM-Hatebreeder
ROB ZOMBIE
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Roads
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Dawn of a Golden Age
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked
KMFDM-Ww Iii Live(dvd)
KMFDM-Xtort
DEATHSTARS-Termination Bliss
EVANESCENCE-The Open Door-Lacrymosa
EVANESCENCE-The Open Door-Call Me When You're Sober
EVANESCENCE-Anywhere but Home
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Bloodbath in Paradise
DEATHSTARS-Synthetic Generation-Syndrome
DEATHSTARS-Night Electric Night-Blood Stains Blondes
DIMMU BORGIR-Godless Savage Garden
CRADLE OF FILTH-The Principle of Evil Made Flesh
DEATHSTARS-Night Electric Night-Via the End
DEATHSTARS-Night Electric Night-Night Electric Night
DEATHSTARS-Night Electric Night-The Mark of the Gun
DEATHSTARS-Night Electric Night
DEATHSTARS
DEATHSTARS-Synthetic Generation-Synthetic Generation
DEATHSTARS-Termination Bliss-Virtue to Vice
DEATHSTARS-Night Electric Night-Death Dies Hard
DEATHSTARS-Termination Bliss-Cyanide
DEATHSTARS-Termination Bliss-Blitzkrieg
ROB ZOMBIE-Hellbilly Deluxe
VENOM-Bloodlust-Bloodlust
SLIPKNOT-All Hope Is Gone
CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet?
WITHIN TEMPTATION-The Heart of Everything
A PERFECT CIRCLE-Mer de noms
SYSTEM OF A DOWN-System of a Down
THOM YORKE-The Eraser
THOM YORKE-The Eraser-Black Swan
RAGE AGAINST THE MACHINE-Live & Rare
RAGE AGAINST THE MACHINE-The Battle of Los Angeles
SATYRICON-Volcano-Black Lava
SATYRICON-Volcano
SATYRICON-Rebel Extravaganza-The Scorn Torrent
RADIOHEAD-The Bends
RADIOHEAD-Pablo Honey
MAYHEM-Mediolanum Capta Est
WEDNESDAY 13-Fang Bang
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発言している21曲を連続再生 - Youtube



CHTHONIC ★★ (2009-11-19 21:48:00)

先週のMTV「Headbangers' Ball」でPVが流れてました。一回で惚れました。
そこで思い出しました。フランスで知り合った台湾人友達の一人が「ロックとか好きならこんなバンドあるの知ってる?」とレストランのナプキンに走り書きしたのがChthoniCの名前。やっぱり台湾では知名度高いんですね……彼女はそんなにロック好きでもないけど知ってたし。
あの時ChthoniC知ってたらもっと話弾んだかもなぁ。
個人的な話はおいといて、何より驚いたのは彼らが2000年のフジ・ロックに出演していたこと。レッド・マーキー(テントステージ)ではありましたが……フジにブラック・メタルという事態は本当にあったんですね……。

NIGHTWISH-Once ★★ (2009-11-11 21:42:00)

前作でシンフォニック路線を色濃くしてましたが、今回はオーケストラも大々的に取り入れて更にその色が強まりました。それだけでなく、メタルサウンドも大幅に強め、シンフォとヘヴィネス両方が最大値に達しています。
これだけ荘厳さとアグレッションが強まっても、掻き消されることなく響き渡るターヤのボーカルは本当に美しい。単に響きがいいというレベルではなく、強さも脆さも秘めた魂の声と言ってもいい。マルコのタフなボーカルとの相性も一段と良くなっています。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious ★★ (2009-11-08 19:24:00)

デス/ゴアから一転メロデス路線になったのが賛否両論の本作。でもメロデスにしたら名盤と言えます。
全般的にゲロゲロな初期作も良いですが、メロディアスなギターにジェフとビルのツインゲロボーカルを乗せるギャップありな本作もなかなか。
マイケルの泣きのギターは期待通りでしたが、ビルがこんな哀愁メロディ持ってたってのは予想外でした。顔カッコよくて哀メロギター奏でてあのゲボ声……凄い人だ。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Incarnated Solvent Abuse ★★ (2009-11-08 19:08:25)

どろどろどころか気持ちいいぐらいの疾走感とギターソロ。
良くも悪くもCarcassはメロデスになったなぁと思わされます。

CARCASS-Necroticism - Descanting the Insalubrious-Corporal Jigsore Quandary ★★★ (2009-11-08 18:39:47)

まずイントロのドラムがカッコいい。リフがカッコいい。ジェフ&ビルのゲロゲロツインボーカルがカッコいい。そしてギターソロがカッコいい。
しかし、初期のドロドロ路線に反し小気味いい曲調ながら、どこか冷徹で鋭利な感じすら窺えます。言うなれば映画『Saw』シリーズのサントラに入れてみたいぐらい。

CHILDREN OF BODOM-Hatebreeder ★★ (2009-11-08 18:18:00)

ドラムがちょっと軽いとか、アレキシのデス声がまだ発展途上だとか、これはブラックじゃないでしょとか(それはブラックメタルと紹介した日本の会社側のせいか)色々突っ込みどころはありますが、それらを含めて考えても秀作です。
最大の理由は、とにかく美しいギターとキーボードのメロディ。あの美メロはこの当時から確立されていたのか。ボーカルとサウンドプロダクションの粗さに対し、このメロディーラインは洗練されています。

ROB ZOMBIE ★★ (2009-11-05 23:25:00)

今週、MTVのHeadbanger's Ballにロブの「Foxy, Foxy」が出てました。
『Educated Horses』未聴でしばらく遠ざかってましたが、また聴きたくなりました。ノーメイクだろうとホラーじゃなかろうと、ゾンビはゾンビですね。
そういえばジョン5は今でも彼のギタリストやってるんですよね。「Foxy…」のPV撮影時はお姉ちゃんがいっぱい群がっていて嬉しかっただろうな(笑)。

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Roads ★★★ (2009-11-05 23:16:48)

OpethのミカエルとType O Negativeのジョシュというゴシック組。
今回ミカエルは静に徹し、美しいクリーンボイスを聴かせてくれます。この静の美しさが『Damnation』とも『Watershed』とも異なる響き。
曲の短さが惜しいぐらいです。

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions-Dawn of a Golden Age ★★★ (2009-11-05 23:10:49)

ポイントはあのダニの声をどう活かすか。結果、シンセの仰々しさを極力削った中にも、不穏な空気を感じ取れるギターサウンドがダニ声にぴったりで、クレイドル好きの自分でも大満足でした。『Thornography』期のクレイドルサウンドをちょっとスラッシュ方向に傾けた感じだと思います。
マットの役割も大きいけど、マイクのドラムが一番の功労者かも。

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions ★★ (2009-11-05 22:55:00)

DVDの終盤に「ロードランナーのアルバムだったら間違いなくいいよ」とアーティスト達のべた褒めが続くのですが、これが全くお世辞じゃないんですよね。
そんなレーベルが出した、所属バンドのメンバーをバラバラに集めたセッションのアルバム……間違いなく最高です!!
参加メンバーの豪華さも彼らが織りなすサウンドも予想以上。いかにもメタルな曲だけでなく、パンク、ロックンロールを匂わせるあたりもカッコいい。真っ先にボーカルに着目する人間の意見としては、各ボーカリストのタイプに沿っていながら、彼らの所属バンドとは異なるサウンドになっている点が好きです。
DVDではレコーディングの様子だけでなく、ミュージシャン達のバカテクも拝めます。特にSuffocationのマイクのブラストは観てて感動しました。今までやったこともない企画に挑戦出来て、さぞかし皆さん楽しかっただろうな。
その名だけ
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OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked ★★ (2009-11-03 20:22:00)

図抜けて挑発的な歌詞+ザックの鋭いリフで、オジー作品屈指の攻撃的なアルバムとなりました。
自身を非難したテレビ伝道師への当てつけ、シャロン・テート事件、自身のアルコール問題まで自虐的に槍玉に上げたオジーの疾走にとって、若き暴挙王は最高のパートナーであったと思います。

KMFDM-Ww Iii Live(dvd) ★★ (2009-11-03 00:49:00)

『WW III』発表に伴うライヴ。CD盤も出てますが、バックステージ・フッテージ、レコーディング風景、PV、ファンとのミート&グリート、しまいにはホエール・ウォッチングの様相まで収まったDVDの方を強くお勧めします。
彼らのライヴは想像以上にカッコいいです。ギターパートが増えて生ドラムが加わるので、曲のアグレッションが一層強まる。でも原曲のダンサブルなビートは損なわれることなく、気持ちよく乗れるロックです。
何といってもプログラミング一式とベースとヴォーカルを全てこなすサシャの多才さに参ります。機材操作の都合上あまり動き回れませんが、バンド主導者たるオーラが強い。ステージ上では決してサングラスを取らずクールな佇まいですが、オフになるとくりくり目のひょうきんなおじさんに変貌します(笑)。
レイモンド・ワッツのカッコ良さもアピールしておきたい。テンガロンハットにシルバーのロ
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KMFDM-Xtort ★★ (2009-11-03 00:13:00)

ゲストミュージシャンも曲のバリエーションも多く、サシャの音楽バックグラウンドの広さに驚きます。
風呂敷広げ過ぎた分統一性に欠けますが、「Power」「Son Of A Gun」といったキラーチューンはあるので聴く価値はあると思います。

DEATHSTARS-Termination Bliss ★★ (2009-11-03 00:00:00)

'06年発表の2nd。
3rdより若干サイバー/インダストリアル色が強いように思えます。しかしキャッチーなゴシック・ロックという方向性は確立。女性バックボーカルの使い方も上手いです(次の作品より透明感がある感じの声でした)。
ただ、曲のパターンがアルバム通して似通っているのが課題点でしょう。今でもクリアしきれてるとは言えませんが。
ちなみに、ブックレット真ん中ページの皆さんの死体顔がそこそこ不気味だ(笑)。

EVANESCENCE-The Open Door-Lacrymosa ★★★ (2009-11-02 23:31:12)

エイミーのクラシック素養が活きた一曲。
アメリカン・ヘヴィ・ロックを基盤とするEvanescenceですが、これぐらい仰々しいのが入ってても断然良いです。

EVANESCENCE-The Open Door-Call Me When You're Sober ★★★ (2009-11-02 23:27:15)

前作の「Bring Me To Life」に通ずるトラックですが、エイミーがメインソングライターとしての手腕を発揮し始めたこと、一層タフになったこと、そして救いを求めるのではなく相手を突き放していることが大きな違いです。

EVANESCENCE-Anywhere but Home ★★ (2009-11-02 23:16:00)

同じくDVD付き2枚組をお勧めしたいです。ライヴはCD音声もDVD映像もレベル・クオリティ共に高いし、PVやバックステージ映像まであります。
でもやはり特筆すべきはライヴ。「My Immortal」でのシンガロングと終盤にギター&ドラムが入ってアグレッシヴになる展開はもちろん、「Bring Me To Life」~「Tourniquet」~「Imaginary」の繋がりも素晴らしい。Kornの「Thoughtless」も完全にEvanescence色に染まっていたし、アルバム未収録曲「Missing」「Breathe No More」もオーディエンスを十分に沸かせていました。
それにしても、この頃のPVに映るエイミーは、どこか脆くて哀しい存在であったように思えます。それが2ndのPVじゃ自信と強さに溢れて女王のような風格すら身につけている。やっぱりバンドの危機やこのツアーを経
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OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Bloodbath in Paradise ★★ (2009-10-31 02:08:02)

あからさまにマンソン・ファミリーのシャロン・テート殺害事件です。そんな悲惨な事件がこんなカッコいい曲に昇華されちゃっていいんだろうか。
いや、だからこそ不気味なのかもしれません。

DEATHSTARS-Synthetic Generation-Syndrome (2009-10-29 21:59:45)

バンド屈指のインダストリアルに近いナンバー。最もRammsteinを彷彿させるナンバーでもあるかもしれない。
ただ、テクノにアプローチし過ぎた結果、曲の個性が乏しくなってしまった感も否めません。

DEATHSTARS-Night Electric Night-Blood Stains Blondes ★★ (2009-10-29 21:51:56)

ウィップラッシャーのボーカルにメロディーラインがないのがちょっと単調さを感じてしまうところですが、女性コーラスが効果的に用いられているのが何とかそこを補ってます。
いや、案外これでメロディアスに歌ってたら歌謡曲のノリになってたかもしれないな。曲構成の分かりやすさからして……。
あとはこの一声に尽きます。
「Halo!」

DIMMU BORGIR-Godless Savage Garden ★★ (2009-10-26 15:08:00)

Acceptのカヴァーは原曲よりちょっと荘厳で邪悪になったかな程度ですが、アルバム未収録曲とライブ音源の為には聴く価値ありです。(リレコーディング曲に関しては良いとは思いますが、原曲を聴いていないのではっきりしたことは言えません)
特にライブ版は音質が良いし臨場感があります。

CRADLE OF FILTH-The Principle of Evil Made Flesh ★★ (2009-10-26 14:30:00)

前評判通り音質はひどく、ダニのボーカルも金切り声はなく無理にブラックメタルっぽくがなってる感じです。このデビュー作がブラックメタルに部類されることに異論が少ないのは、その点から来ているのかもしれませんが。ただ音が悪いからといってピュア・ブラックに部類するにはメロディがきれいすぎるし、シンフォニックというには大仰さが足りてない。
自身のスタイルとなる耽美性を追求するにはプロダクションと予算の力がまだまだ足りなかったようですが、雛型は出来ていたと言っていいでしょう。また、彼らは最初から邪悪性よりも文学性、ロマンスを重んじていたことが伺えます。

DEATHSTARS-Night Electric Night-Via the End ★★★ (2009-10-26 13:33:34)

迫力には欠けるウィップラッシャーのデスボイスとノーマルボイスですが、こういうスローなバラードだと掠れ具合が曲の切なさと相まって活きます。
もともとキーボード中心のナンバーですが、ボートラ収録のピアノバージョンになると哀愁が増します。
追記:この曲は兄ジョン・ノトヴェイトの自殺を端に弟ナイトメア(エミール・ノトヴェイト)が書いたそうです。アルバム内で死を匂わせる曲の中、この曲が一際生々しく痛々しいのはそのせいなのでしょうか。

DEATHSTARS-Night Electric Night-Night Electric Night ★★ (2009-10-26 13:24:08)

クワイアとシンセで荘厳な幕開けですが、本編は疾走ロックンロール。サビと終盤に多いデス声シャウトにあまり迫力がないのが残念ですが、キーボードの旋律と低音ボーカルは相変わらず妖艶で良いです。
ex-Cradle Of Filthのエイドリアン・アーランドソンが参加したバージョンもボーナス・トラックに収録されてます。

DEATHSTARS-Night Electric Night-The Mark of the Gun ★★★ (2009-10-26 13:12:44)

美メロの中で自殺を匂わせる歌詞ながら、ブラックな笑いがあります。
破壊(Destroy)のD,
強要(Enforce)のE,
絶対(Absolute)のA,
暗闇(Darkness)のD……
……カッコいいなぁこのフレーズ。

DEATHSTARS-Night Electric Night ★★ (2009-10-26 13:02:00)

'09年発売の3rdアルバム。DVD付ゴールド・エディションもありますが、PAL方式という難点が(PCで再生は出来るし、両方のリージョン対応のプレイヤーあれば問題ないですが)。
ゴシックメタルというよりはゴシックロックで、重厚で安定感のあるリズム・セクション(ギターもそちらに含まれる)の上でキーボードが妖しく美しい旋律を奏でる。ギターはソロがなく、むしろキーボードメロディーの方が前面で活躍しています。
そして何より目立つ(ついでに極私的好みの)低音ボーカル。Rammsteinほど凄味やドスの効いた感じはないんですが、その分艶やかで色気がある。たまにデス声入ってたりもしますが、線が細いので低音ボイスと混合してるぐらいがちょうどいいんだろうか。ただ見た目よりゴツめな声なのは確かですね。
女性のコーラスが大分多く入っているのも、キャッチーさを助長するのに役立っています。

DEATHSTARS ★★ (2009-10-25 14:33:00)

私にこのバンドを紹介して下さった先輩及びインターネットより補足知識を頂きました。
・前身はSwordmasterというバンドで、メロデスをやっていた(ブラックメタルとも言われてますが違うんじゃないかと)。
・ドラマーは元Dissectionである。
・ギター/キーボードのナイトメアはジョン・ノトヴェイトの実弟エミールである。
Dissectionのファンが興味持つかは正直疑問ですが、インダストリアルっぽさがあって低音ボーカルってところから、Rammsteinファンはとっつきやすいんじゃないかと思ってます。お勧めは今のところ「Blitzkrieg」と「Synthetic Generation」です。

DEATHSTARS-Synthetic Generation-Synthetic Generation ★★★ (2009-10-25 14:19:02)

迫りくるようなドラムと低音ボーカルからやって来るヘヴィネス。デス声の使い方は前身バンドのSwordmaster(メロデス系でした)に近いものがあります。
PVは……脈絡ないアジア人女性と、ウィップラッシャーのツインテールヘア&スカートっぽい衣装に唖然でした。

DEATHSTARS-Termination Bliss-Virtue to Vice ★★ (2009-10-25 14:12:40)

ピアノがフィーチャーされたスローナンバー。
ボーカルは囁くようなデス声中心ですが、低音ボイスで呟かれる七つの大罪の名が一番鳥肌立つポイントのようです。

DEATHSTARS-Night Electric Night-Death Dies Hard ★★ (2009-10-17 23:29:23)

シンセのメロディーがキャッチーで耳に残ります。
ノリはロック、歌詞はゴシックな世界観です。

DEATHSTARS-Termination Bliss-Cyanide ★★★ (2009-10-17 23:17:52)

深くて艶のあるボーカルで歌われる、哀愁漂うメロディが癖になる。
頭を振るよりも足がリズムを刻むロックです。

DEATHSTARS-Termination Bliss-Blitzkrieg ★★ (2009-10-17 23:09:52)

「Blitzkrieg, Blitzkrieg」のフレーズがキャッチーです。重低音が強いですが、しっかり哀メロも織り込まれてます。
インダストリアル色の強さ及び低音ボーカルから『Sehnsucht』時のRammsteinを彷彿させるので、Rammsteinファンの方は一度試してみてはいかがでしょうか(笑)。
あと曲タイトル、正確には「Blitzkrieg Boom」でした。すみません。

ROB ZOMBIE-Hellbilly Deluxe ★★ (2009-10-12 01:06:00)

ロブ・ゾンビはインダストリアルにも部類されますが、その種のジャンルに特有の「硬質」「無機質」という表現が当てはまりません。むしろヘナヘナした有機質です。もちろん良い意味で。アメリカの安っぽいホラーコミックに見られる、薄っぺらくて脆そうなページや、鮮やか過ぎて毒々しい色使いが見えるようです。そう、アートワークそのままの世界。
ソロになってより好き放題やってるんだなという感は伝わってきます。

VENOM-Bloodlust-Bloodlust ★★ (2009-10-12 00:51:07)

『Black Metal』のボーナス収録で聴きました。ラジオ・セッション版でしたが。
シンバルの音がずれている。ボーカルがリズムとずれている。もとより汚い声が音質の悪さでもっとひどくなっている。
そんな滅茶苦茶な演奏から溢れてるのは、血への渇望というよりロックへの渇望かもしれません。

SLIPKNOT-All Hope Is Gone ★★ (2009-10-11 18:02:00)

サウンドの整合性がとれ、メロディアスさも大幅に加わった本作は、もはやカオティックとは言えないでしょう。もちろんSlipknotらしさは失われていないのですが、時に「これってStone Sourの曲って言ってもいいんでは……?」と思えたのも事実。どうもコリィがStone Sourの活動を経て持ち込んだ要素が強いような印象だったもので。そう考えると、これをSlipknotのサウンドとして捉えるのはちょっと難しいかもしれません。
でもすぐにこれが今のSlipknotだと思えるようになりました。3rdで憎悪以外の新しい感情を取り込み始め、(私は3rdも好きですが、本作と比較するとまだどういう方向性で模索している感がありますね)本作でその新たな感情をSlipknotに溶け込ませ、バンドの結束を固める鎖としたようです。解散の危機を乗り越えた彼らがこれからも続いていくには、この手法がベストだった
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CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet? ★★ (2009-10-11 17:18:00)

「サウンドは期待外れなとこもあるけど、曲はカッコいい」……これって、自分がCradle Of Filthの『Thornography』聴いて思ったことと同じようなものじゃないでしょうか。だとしたら、「このアーティストはこういう音じゃなきゃ嫌だ」という人でない限り、受け入れられると思います。アメリカナイズとかモダンヘヴィネス化とか言う以前にクオリティは高いですから。
この後にメロディック路線への復帰を望むのであれば、単なる回帰ではなくて「ヘヴィネス路線を経ての進化」を期待したいところです。

WITHIN TEMPTATION-The Heart of Everything ★★ (2009-10-11 17:01:00)

フィメールゴシックということでしばしばEvanescenceを引き合いに出すことがありますが、Evanescenceはヘヴィ・ロックとピアノ・クラシック、Within Temptationはシンフォニーに重きを置いていると感じます。
ただ、本作においてはWTが少しヘヴィ・ロックに歩み寄ったかと。いや、どちらかというと正統派メタルに歩み寄ったのか。でも荘厳さは相変わらず。
そして何よりシャロンの歌声。「ナイチンゲールの声」と評されているそうですが、正直私はナイチンゲールの声を知りません(笑)。それでも透き通るような美しさはリスナーを魅了してやみません。

A PERFECT CIRCLE-Mer de noms ★★ (2009-10-11 12:48:00)

得体が知れないながらも中毒性のあるToolに対し、呑み込みやすさと即効性で打ち出してきた、メイナードの新たなプロジェクト。サウンドも美しさに重点が置かれています。メイナードの美声を堪能出来るのは言わずもがな、パズ・レンチャンティン(B)のバイオリンも密かに良い働きをしてますね。
しかし、Toolの複雑怪奇な世界の中にも神秘的な美しさが覗えるのと同様、APCの分かりやすく美しく思える曲の中にも暗く妖しい何かが潜んでいる様子。
メイナードの世界は水面下で繋がっています。

SYSTEM OF A DOWN-System of a Down ★★ (2009-10-11 12:38:00)

初っ端の変則ギターから既にぶっ壊れてます。変態グルーヴを確立していながら、デビュー作の荒削り感がなくサウンドがかっちりハマっていて心地いい。
この時点でも完成度が高かったのに、後にまたどんどん化けていく彼らは本当にとんでもない変態ですね。(注:褒めてます)

THOM YORKE-The Eraser ★★ (2009-10-11 12:31:00)

優しい響きを纏った静かな絶望。穏やかさの根底に横たわる冷たさ。
でもそれってRadioheadにも言えたことなので、トムのソロとして分けたことに意味はあったのかという疑問も残ります。
ただ、Radioheadより冷たさが増したとは感じました。『Kid A』のそれに近いかもしれません。エレクトロニカ多用という点でも共通してますし。Aphex Twinのような神経症的響きも感じられます。
ともあれ、癒されるサウンドを用いていながら、その実癒されない1枚です。

THOM YORKE-The Eraser-Black Swan ★★★ (2009-10-11 12:14:03)

「こいつは終わってる」「これがお前の弱み」
カッコいいベースラインに乗るトムのボーカルは優しく響くが、恐ろしく冷たく、救いがない。

RAGE AGAINST THE MACHINE-Live & Rare ★★ (2009-10-11 12:06:00)

やはりRATMのライヴは凄い。音楽のステージってだけじゃなくて、ステイトメント表明の場でもあるようです。オーディエンスに語りかけるのに邪魔だからと、MC中に「スポットライトを外せ」とスタッフに命じるあたり、並々ならぬ気合が覗えます。M7「Zapata's Blood」でサパティスタ運動に言及し(Public EnemyのチャックDもゲストボーカルで参加)、M9でアレン・ギンズバーグの詩を朗読し、M10でN.W.A.のカヴァーを披露したりと、常に巨大な体制と戦う姿勢を崩さない。
もちろんライヴのクオリティも迫力も凄いです。M1「Bullet In The Head」から、トムの変態ギターがスタジオ盤以上に白熱してます。
Live Sideが充実しているのに対しRare Sideが2曲というのは淋しいですが、そこはRATMなので2曲とも出来は文句なし。それに、Live Sideで
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RAGE AGAINST THE MACHINE-The Battle of Los Angeles ★★ (2009-10-11 11:43:00)

2ndではざらついていた音質がまた良くなり、キレが増しました。やっぱりザックのボーカルとトムのギターはクリアに聞こえる方がいい。
「武器としての音楽」がより研ぎ澄まされてきただけに、この後の突然のザック脱退劇は衝撃的でした(もう再結成しましたが)。

SATYRICON-Volcano-Black Lava ★★★ (2009-10-07 23:11:26)

「Black lava, you can't fight」の歌詞の通り、全てを暗黒に呑み込ませてしまうことで、戦意すら奪う究極の支配形態。つい5曲前まで憎悪を燃やすことを歌ってたってのに、その炎すら脆く感じられる。
これほど暗くて重々しいのに、美しさすらあります。

SATYRICON-Volcano ★★ (2009-10-07 23:01:00)

作品を聴いていく毎に、Satyriconほど「実験的」であり、同時に「実験的」という言葉が似合わないアーティストはいないんじゃないかと思いました。
作品ごとに新しい要素を取り入れていて、とりわけ3rd~4th~5thの変わりようはかなりはっきりしている。しかし、もはや変わっていくことが彼らにとって当たり前なので、新たな変化があったところで実験性は薄いのではないでしょうか。
彼らの音に「暗黒の支配」という言葉が似合うようになったのは、本作あたりからじゃないかと思います。アルバムタイトルはVolcanoですが、噴火の如く爆発しているのはM3「Fuel For Hatred」ぐらいで、じわじわと侵食していくようなミドルテンポものが多いです。
M1~M2で不穏な空気と共に噴火の時を待ち、M3で爆発、M4からは火砕流に巻き込まれ、最後にM8「Black Lava」で黒い溶岩が全て
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SATYRICON-Rebel Extravaganza-The Scorn Torrent ★★ (2009-10-07 20:06:32)

やりたい放題のようでいて物凄く緻密。
予測不能のリズム変化はアルバム通して言えますが、唐突にソウル風の女性ボーカルまで入る展開はもっと予測不能でした。
ちなみにこの曲、フロストのアルバム中一番のお気に入りらしい。最後のノンストップブラスト気合入りまくってるし。

RADIOHEAD-The Bends ★★ (2009-09-29 00:49:00)

基本的にはポップでメロディがきれいですが、前作と違って大幅に取り入れられたシンセが美しさよりも鬱々とした雰囲気と空虚さを増長させています。その空気は最もストレートなロック・ナンバーと言えるM7「Just」にすら表れ始めていました。
UKギターロックの範疇から大きく前進し、ひいては世界を揺るがすまであと一歩に迫った作品です。

RADIOHEAD-Pablo Honey ★★ (2009-09-29 00:18:00)

「誰だってギターは弾ける、けどそこでお終い」(Anyone Can Play Guitar)
「どんなに頑張ったところで僕には出来ない」(I Can't)
まだUKギターロックとして括られていたRadiohead。
しかし、「完璧なあなたと虫けらの僕」を歌った名曲「Creep」を始め、歌詞には後に彼らが世界へ押し広げていくこととなる「どうしようもない絶望感」が存在した。

MAYHEM-Mediolanum Capta Est ★★ (2009-09-29 00:04:00)

自らの身体に傷をつけまくっているマニアックのジャケ写からしてブルータルですが、中身のブルータル度も半端じゃありません。
音質はそこまで良くないのですが、音圧はある方なのでヘルハマーの魔神級ブラストはしっかり堪能出来ます。タム回しの速さもはっきり分かるので、本作を聴きながら「今何があったぁぁ!!??」と驚かされることもしばしば。
マニアックのボーカルもギエギエ声だけでなく、デス声のタイプを使い分けているのが起伏があって良い。
どうもボーカルとドラムにばかり注目しがちになってしまいますが、本作ではギターとベースの仕事ぶりの凄さに改めて気付かされました。
そして注目はアッティラのゲスト参加! マニアックのMC「Attila! Come on the stage!!」の時点でテンション上がりました。呪いの声と人間失格の絶叫、それぞれが唯一無二のボーカルの共演……これはブラ
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WEDNESDAY 13-Fang Bang ★★ (2009-09-28 22:09:00)

'06年発表。'05年の『Transylvania 90210』は国内盤が出たのに、何故かその後しばらく国内盤がなくなってしまった不遇の時代(……と私は思っている)。
本作はロックンロールよりもポップ・パンクの要素が強まっています。M1なんぞMisfits直系かってぐらいです。真性ホラーじゃないから多少明るいサウンドでも合うし、ウェンズデイ自身Misfitsの影響を受けているそうなので、違和感がある訳ではない。でもあまりポップにしすぎると、チープなエグさが明るさに負けてしまうので注意。明るすぎるとどんな安っぽいヴァンパイアも生息出来ませんよ。
……かと思ったら、ボーナス・トラックで微妙に似合わないブルージーな曲調なんか持ってきたりして。
サウンドについてあれこれ言いましたが、歌詞はいつものB級ホラーとハロウィン大好き♪なウェンズデイ・ワールドでした。


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