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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 351-400
1349-Hellfire
MUSE-Origin of Symmetry
MUSE-Showbiz
Funeral Song
SATYRICON-Volcano-With Ravenous Hunger
MUSE-Absolution-Hysteria
MUSE-The Resistance
MUSE-The Resistance-United States of Eurasia / Collateral Damage
1349-Hellfire-From the Deeps
SATYRICON-The Age of Nero-Commando
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Prime Evil Renaissance
SATYRICON-Rebel Extravaganza-Filthgrinder
EMPEROR-IX Equilibrium
EMPEROR-IX Equilibrium-Curse You All Men!
EMPEROR-IX Equilibrium-An Elegy of Icaros
WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead-Bad Things
WEDNESDAY 13-Fang Bang-Burn the Flames
WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead-I Walked With a Zombie
WEDNESDAY 13
WEDNESDAY 13-Fang Bang-Happily Ever Cadaver
WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead-Haunt Me
RADIOHEAD-Amnesiac
RADIOHEAD-Kid A
MURDERDOLLS-Beyond the Valley of the Murderdolls
STONESOUR-Stone Sour
SLIPKNOT-9.0: Live
OPETH-Ghost Reveries
TOOL-Undertow
WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead
JUDAS PRIEST-Killing Machine (Hell Bent for Leather)
SYSTEM OF A DOWN-Toxicity
SYSTEM OF A DOWN-Steal This Album!
BURZUM-Burzum-Dungeons of Darkness
BURZUM-Burzum / Aske
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Transilvanian Hunger
STRATOVARIUS-Intermission
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger
MAYHEM-Wolf's Lair Abyss-Fall of Seraphs
MAYHEM-Wolf's Lair Abyss-I Am Thy Labyrinth
CARCASS-Reek of Putrefaction-Festerday
STRATOVARIUS-Visions-The Kiss of Judas
ARCH ENEMY-Doomsday Machine
ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion-Silent Wars
STRATOVARIUS-Destiny
SATYRICON-The Shadowthrone
CARCASS-Reek of Putrefaction
FRANZ FERDINAND-Tonight: Franz Ferdinand
THE RASMUS-Dead Letters
STORM-Nordavind-Langt borti lia
STORM-Nordavind-Oppi fjellet
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1349-Hellfire ★★ (2009-09-28 21:39:00)

荒れ狂う怨霊みたいなサウンドとボーカルです。
ブルータル……と言いたいけど、ピュア・ブラックに顕著な荒涼感も漂っていて、凶暴ってだけじゃない悪意も含まれているかのよう。地獄の業火をイメージしたアートワークとはその点正反対ですね。
あと、すみませんがこれだけは言わせて下さい。
フロストーーーーーーーーーーー!!!
お前一体何者だーーーーーーーーー!!!???
サイボーグじゃないだろうなーーーーーーーーーーーーー!!!!!?????

MUSE-Origin of Symmetry ★★ (2009-09-27 16:27:00)

劇的展開も、ピアノの美しさも、メタルを匂わせるギターも、1stから大幅に化けました。特にベースとギターの強さが増しました。(鉄壁のリズム隊を得たマシューが、以降ギター小僧と芸術家の本領発揮でやりたい放題……とも言える/笑)
ジャズ・ナンバーの「Feeling Good」をMuse色に塗り替えてしまうあたりに、後の様々なジャンルを取り入れた音楽性の片鱗が見えます。

MUSE-Showbiz ★★ (2009-09-27 16:17:00)

まだ彼らの激情と世界観構築に音楽がついて行ってないデビュー作。特にマシューは突っ走ってる感あり。加えて後半がちょっと弱い。……3rdからの後追いだから出る台詞なんでしょうか。
でも当時から彼らはもう「UKロック」という範疇を飛び越えていました。エモーショナル度が炸裂したピアノとギターから大仰さがにじみ出ています。

Funeral Song ★★★ (2009-09-27 01:56:00)

アルバムきっての哀愁と切なさを誇る一曲。ストリングスの音色で感涙度が上がります。
北欧メロディック系が好きな人に聴いてみて欲しいですね。

SATYRICON-Volcano-With Ravenous Hunger ★★ (2009-09-26 17:13:12)

0:41までの静かなパートが「Torment And Glory」で、その直後の轟音からが本編なんでしょうか。
あの耳を劈くような音が響き渡った時点で、もう彼らの勝ちという気がします。
音の重さもさることながら、歌詞の高慢さ加減も良い。

MUSE-Absolution-Hysteria ★★★ (2009-09-26 17:01:10)

皆さんと同様の意見ですが、ベースが最高です。
マシューの自由奔放なギターソロも破壊的で美しい。
PVは『The Wall』の1シーンを意識してますね。

MUSE-The Resistance ★★ (2009-09-26 16:54:00)

いかにもロックなリズムのM1に始まり、M9~M11のクラシカルな三部構成交響曲に終わる。その間にクラシックピアノはあるわ、オペラ『サムソンとデリラ』の歌詞引用はあるわ、中近東メロディはあるわ……やってみようと思ったこと全部混ぜ込んだんじゃないかってぐらい詰まってます。
しかし何が凄いかって、M4のラストに入ってるショパンが特にアレンジなしにそのまま演奏されているのに、完全に「Museの音楽」と化していることです。彼らには本当に芸術の女神がついているんじゃなかろうか。
これほど作りこまれた中にも、彼ら3人(特にマシュー)が楽しんで色々やったんだろうなと感じさせる、自由な空気があります。
Museは一体どこまで進化し続けるんだろう。

MUSE-The Resistance-United States of Eurasia / Collateral Damage ★★★ (2009-09-26 16:36:06)

Queenかってぐらいのドラマ性に、中近東風のメロディ挿入に、終いにはショパンのノクターンで締めくくる。本アルバム内で最も密度が濃く、かつマシューが楽しんで作ったんだろうという感が強い一曲です。

1349-Hellfire-From the Deeps ★★ (2009-09-26 02:49:46)

イントロと終盤を締めくくる「Ia! Ia!」が、深淵から何ががやってくるかの如き妖しさを盛り上げます。もちろんブラストの破壊力も抜群。
ブラックとクトゥルーは相性がいい。

SATYRICON-The Age of Nero-Commando ★★ (2009-09-26 02:42:55)

ブラストがヘリの轟音のようです。
ボーカルの冷徹さ加減が司令官のようです。
しかし、彼らの前には戦場の血すら真っ黒に染まりそうなほど、相変わらず高い暗黒度です。

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Prime Evil Renaissance ★★★ (2009-09-26 02:33:43)

究極悪の復興を告げる演説。
別段早くも遅くもない曲調に変化のないボーカルですが、それだけに中盤と終盤に繰り返されるこのフレーズが頭に残ります。
「これが厭世家の道となろう/想像するために破壊せよ」
(注:私訳)

SATYRICON-Rebel Extravaganza-Filthgrinder ★★★ (2009-09-26 02:19:55)

暴走ブラストとうねっては疾走するギターが無慈悲にして機械的。しかしサティアーの声で機械が意思を持つ。このサウンドとタイトルからして、スティーヴン・キングの『人間圧搾機』を連想します。もっとも、この曲は恐怖よりもバイオレンスですが。
最後にテンポが落ちて、シンプルなギターとドラムだけが響くところが好きです。

EMPEROR-IX Equilibrium ★★ (2009-09-23 02:29:00)

神々しいブラックメタル……って言葉は何か矛盾してるかもしれませんが、本当に「神々しい」という表現が似合います。
大々的にオーケストラが入っていなくとも、シンセとギターの時点で美しさと威厳が溢れ出す。イーサーンの朗唱と高音デス声ともなるともっと威厳あり。ドラムの超人度は言わずもがな。
ブラック特有の闇と邪悪性を秘めつつ、ブラックという枠を超えた普遍的な名盤です。

EMPEROR-IX Equilibrium-Curse You All Men! ★★★ (2009-09-22 13:09:20)

Emperor屈指の名曲と言って間違いないでしょう。
アルバムの一曲目を飾るに相応しい暴虐性と荘厳さです。やっぱり彼らは「皇帝」なのだと思い知ります。

EMPEROR-IX Equilibrium-An Elegy of Icaros ★★★ (2009-09-22 13:05:19)

キーボードの美しさ、及びイーサーン様のクリーンボイスの威厳に脱帽です。イカロスという題材も相まって、もとよりバンドが持っている神々しさが増します。

WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead-Bad Things ★★★ (2009-09-22 01:40:15)

「お前なんか空気と場所の無駄だ!」「車で頭轢いた後でもう一回轢いてやる!」「お前がいるから殺人は合法化されるべきなんだ!!」(注:私訳)
……何かめちゃくちゃ怒ってますが、悪口色々言い過ぎてもはや小学生レベルです。ここまでくると可愛らしいです。

WEDNESDAY 13-Fang Bang-Burn the Flames (2009-09-22 01:32:42)

ボーナストラックでまさかのブルース調!!
これがウェンズデイの哀愁の薄いB級ホラー声と微妙に合ってない。
合ってないところが……笑えた。

WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead-I Walked With a Zombie ★★★ (2009-09-22 01:19:57)

アホなタイトルですが、本当にこんなタイトルのホラー映画がDVDであったりします。そういうの知ってるあたりオタク丸出しです。
ポップにゾンビ愛炸裂してます。

WEDNESDAY 13 ★★ (2009-09-22 01:09:00)

ジョーイがもうMurderdollsに興味なさそうだし、ウェンズデイもほぼ完全にこっちのプロジェクトに重点置いて活動してるんでしょうね。
'06年のアルバムは国内盤出ないしレビューもほとんどないしで干され気味でしたが、今年は国内盤出てくれて良かった。
ちなみに、面長でメイク濃いあたりがマンソン似のウェンズデイですが、チープな音楽性及びゴシックパンク風な装いの分、こっちの方がちょっと可愛気がある(笑)。

WEDNESDAY 13-Fang Bang-Happily Ever Cadaver ★★ (2009-09-22 01:03:20)

聴いたそばから歌えちゃうような、ポップなアメリカン・ロックンロール。
そんなメロディーとB級なノリとウェンズデイのキャラクターのせいか、ネクロフィリアックな歌詞でも人畜無害で明るい。

WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead-Haunt Me ★★★ (2009-09-22 00:59:22)

ちょっとダークな響きがありますが、メロディーはキャッチー。
ハロウィン大好きなウェンズデイによるハロウィン賛歌。

RADIOHEAD-Amnesiac ★★ (2009-09-21 03:07:00)

「『Kid A』とは双子の作品」の評通り、前作に欠けていた温かさを補うかのようなアルバム。
しかし、「Pyramid Song」で描かれるユートピア的世界、「Life In The Grasshouse」の気だるさ、そして前作と違って優しいサウンドの「Morning Bell」で最後に繰り返される「Cut the kids in half」の歌詞……それらが温かさの中に、優しい絶望と底知れぬ哀しみを潜ませる。

RADIOHEAD-Kid A ★★ (2009-09-21 02:56:00)

「ロックなんて退屈だ」「ゴミ音楽だ」……そう評したトムは『Kid A』という形でロックを作った。
音がエレクトロニカになろうと、ギターが鳴り響いていなかろうと、既成概念を引っくり返し、世界を凍りつかせ、ファンと決別せんばかりの変化を求めていく様はロックだ。

MURDERDOLLS-Beyond the Valley of the Murderdolls ★★ (2009-09-21 02:36:00)

Slipknotのジョーイのサイド・プロジェクト、という前提で聴くと失敗すると思います。ポップでキャッチーなロックンロールなので、Slipknotにほとんどかすっていません。それに、このバンドのカラー付けをしているのは、ジョーイというよりウェンズデイ13のボーカル(ダミ声とデス声の中間。私個人はB級ホラー声と呼んでいる)だと思います。
ジョーイとウェンズデイとは、ミュージシャン仲間であると同時にホラー映画オタク仲間でもあるそうです。その2人の趣味がサウンドにも歌詞にも表れた結果、軽快なホラー映画賛歌や、笑っちゃう程どストレートな「死ね!」「Fuck!」合唱が生まれたんじゃないでしょうか。
これを「安っぽいし怖くない」ととるか「素晴らしき真面目バカ」ととるかが賛否の分かれどころか。「B級」を楽しむ術を知っていると、この手の音楽に強いかもしれない。

STONESOUR-Stone Sour ★★ (2009-09-21 02:14:00)

Slipknotより歌メロ重視で、コリィのカッコいいクリーンボイスが聴けるのは確かにポイント高いです。
ただ、「これサイド・プロジェクトでまでやるか?」という曲も見受けられます。「Get Inside」だって文句なしにカッコいいですけど、正直ボーカルのデス声パート増やしたらSlipknotでやってもおかしくないな……と思えてしまいました。
そんな中最大の特徴は、「Inhale」「Bother」といった哀切メロディと歌詞が強いところでしょう。
音がどちらかというとHR寄りなので、そちらが好きな方は聴きやすいかもしれません。

SLIPKNOT-9.0: Live ★★ (2009-09-21 01:59:00)

ちょっとコリィの声と一部ドラムが弱いところが残念。全体的に音質は良いですから。
それでも、「Spit It Out」「People=Shit」等のアンセムを聴いていると、やっぱりSlipknotはライヴで爆発するバンド(あるいはオーディエンスがライヴで爆発したくなるバンド)なのだなぁと再認識出来ます。「The Nameless」の起伏の激しさはスタジオ盤以上の効果を発揮してます。
あと、アルバム未収録曲(『Slipknot』の'09年リイシュー盤には収録されるみたいですが)「Purity」があるのも嬉しいです。

OPETH-Ghost Reveries ★★ (2009-09-21 01:48:00)

『Blackwater Park』のイメージがモノクロなら、本作は暗闇。と言っても完全に真っ暗なのではなく、時折明りに照らされて壁や彫像が浮かび上がるような、色や冷たさを感じられます。この感覚は、増えたクリーンボイスのパートと、新たに入ったキーボードパートによるところが大きいと思います。
静と動の美しさに関しては、手掛けさせたらトップレベルの彼らなので、もはや「聴いてて安心」の域です。

TOOL-Undertow ★★ (2009-09-21 01:18:00)

「Prison Sex」「Sober」等、キャッチーな曲(注:当社比)が前半に集中してしまっていて、後半のパンチが弱いのが残念。後追いのファンに多い感想なのかもしれませんが。
ただ、音の中で何かがうごめいているような雰囲気、ラストに延々続く空白のトラック等、Tool特有の妖しさと捻れたユーモアは既に確立しています。
反対に、メイナードのボーカルに衝動と感情の噴出が垣間見られるあたりには、『Opiate』の名残が感じられます。

WEDNESDAY 13-Transylvania 90210: Songs of Death, Dying and the Dead ★★ (2009-09-18 11:39:00)

Murderdollsのフロントマン、ウェンズデイ13のソロ作。'05年発売。
サブタイトルは「Songs Of Death, Dying And The Dead」……って全部死んでるじゃないか(笑)!!!
ポップなロックンロールで、歌詞内容はB級ホラー……と、やってることはMurderdollsや、それ以前に彼がやっていたプロジェクト、Frankenstein Drag Queens From Planet 13とあまり変わりません。
ただ、ソロになった分ウェンズデイのB級ホラーオタク趣味に磨きがかかったようです(実質彼のワンマンプロジェクトだったFrankenstein…も趣味全開ですが)。B級ホラーというものは、ある種のチープさが魅力になります。それを踏まえると、本作のサウンドのチープさと、安っぽい(それでいて愛すべき)モンスターのようなウェンズデイのボーカルは
…続き

JUDAS PRIEST-Killing Machine (Hell Bent for Leather) ★★ (2009-09-15 23:24:00)

曲調はハードロックっぽいけど、鋭利で硬質なギターサウンドはメタルのそれのように思えます。
ロブのハイトーンが少ないというのは言われて気付いたことですが、少なくたってしっかり魅せる力はありますよ。そこはメタルゴッドなんだから。

SYSTEM OF A DOWN-Toxicity ★★ (2009-09-15 22:54:00)

重い変態サウンドと変幻自在の変態ボーカルが強力武器の彼らが、本作では「まさかの泣き」という武器も手に入れました。
「Chop Suey!」のサビや「Toxicity」のイントロなど、思いもよらぬところで哀愁のメロディが流れ、しかもその曲調変化が変態度に磨きをかけ、結果とんでもなくSystem Of A Downなサウンドになってます。
そしてラストは、同じくまさかのバラード調「Aerials」で!……と思ったら、数十秒の空白の後に謎の民俗音楽(?)が。最後まで先が読めない人達です。

SYSTEM OF A DOWN-Steal This Album! ★★ (2009-09-15 22:39:00)

あまりにもクオリティの高いアウトトラック集。2ndに入れるには異色すぎる曲をまとめてオフィシャルブートにしてみたら、それはそれで妙なバランスの良さが出て、一つの作品になってしまったような。
「Chic'n' Stu」や「Fuck The System!」に顕著だった意味不明なボケと怖さは、後の催眠二部作への橋渡しであったように思えます。

BURZUM-Burzum-Dungeons of Darkness ★★ (2009-09-15 21:54:05)

正直、これが一番怖かった。曲と言えるかどうか怪しいけど。
ぐぉんぐぉんと低ーい音が続き、時折僅かに何かが軋むような音や、悲鳴ともシンセのノイズともつかない音も聞こえます(終盤の音はシンセと分かりますが)。
想像以上に長く感じられた、迷宮の4分50秒でした。

BURZUM-Burzum / Aske ★★ (2009-09-15 21:51:00)

曲自体はカッコいいリフ揃いですが、グリシュナックの発狂ボーカルが全てを病んだ色に塗りつぶしてます。ボーカルの表現に「発狂したような」という言葉はこのサイト内外でも使ってますが、グリシュナックが一番真正のヤバさを持ってます。でも、本当に怖いのはグリシュナックの声よりもインストトラックでしょう。
Burzumもブラックの始祖の一つには違いありませんが、後のアンビエント路線に繋がる異端の徴は、デビューしたばかりのこの頃から表れていたようです。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Transilvanian Hunger ★★★ (2009-09-15 21:15:32)

単純でありながら鮮烈なインパクトを残すリフが名曲を作る。
しかもここでは、そのリフが信じられないくらい荒涼とした空気を生み出しています。
デス声ボーカルはジャケットの絵よろしくの渇望すら感じさせますね。その点今までにないタイプであるように思えました。

STRATOVARIUS-Intermission ★★ (2009-09-14 12:18:00)

カヴァー曲は「無難な選曲・無難なアレンジ」という感じが否めませんが、未発表曲はこういった企画盤に収録するにはかなり贅沢な部類です。
海外盤のボーナストラックが聴けるのもおいしい。どうでもいいけど、フランス盤ボートラが多いというのは意外でした。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger ★★ (2009-09-14 11:53:00)

ピュア・ブラックの特徴たるざらついた音質が、最高の形で活かされています。「音質の悪さから邪悪性が漂う」という表現は、この頃のDarkthroneの音楽性に相応しい。ここまでざらついているとむしろ美しさすら覚えます。
とはいえ、私が持ってるのは再発盤なので、多少は音質改善されているんでしょうが。
リズムにもトレモロリフにもこれといって起伏はないけど、それが「ワンパターンでつまらない」というマイナス評価よりも「この単調さ故に惹きこまれる」というプラス評価に繋がるのが凄いところ。サウンドに織り込まれた美しさと冷やかさ故でしょうか。裏ジャケの「Ture Norwegian Black Metal」の文句はこれ以上ないくらいの真実です。
聴き手を選ぶ音には違いない。しかも選ばれたら選ばれたで底なし沼式にハマる。

MAYHEM-Wolf's Lair Abyss-Fall of Seraphs ★★★ (2009-09-08 18:16:17)

開始1分ぐらいからミドルテンポになったあたりのギターと、マニアックの語りが不吉な響きです。
邪悪性が際立つのはデスボイス、不穏さが際立つのはノーマルボイスで歌うところですね。
そして終盤のヘルハマー……休みなしでこのブラスト&手数か!?

MAYHEM-Wolf's Lair Abyss-I Am Thy Labyrinth ★★★ (2009-09-08 18:07:38)

ヘルハマーの怒涛のドラムに始まり、マニアックの声質、発音共に常人の理解を超えたボーカルに迎え入れられる。その両者に圧倒されがちですが、ギターサウンドも鋭利なようで、邪悪な世界観を確立しています。
密かにバックに入るコーラス(…と言っていいのか? 1:42ぐらいに流れるんですが)とノーマルボイスも一層不気味でよろしい。

CARCASS-Reek of Putrefaction-Festerday ★★ (2009-09-07 18:41:55)

「え? どこ歌ってんの?」と思っている間に20秒過ぎてしまいました。
ドロドロゲボゲボの超短距離走。

STRATOVARIUS-Visions-The Kiss of Judas ★★ (2009-09-07 17:04:59)

「Black Diamond」の次でミドルナンバーだからか、印象は地味ですが神秘性を放つ一曲です。
歌詞のダークさも良い。

ARCH ENEMY-Doomsday Machine ★★ (2009-09-07 16:58:00)

M1~M2の流れだけで、サウンドとボーカルの重厚さが増しているのが分かります。それだけでももう嬉しいです。アンジェラの声には一部エフェクトかかってますが、個人的には獰猛なだけではなくマシーンの冷徹さも表れて良かったんじゃないかと。
ブルータル度とリフ重視なのは前作からの延長線上かなと思えますが、本作の方が明らかにパワーアップしてます。よほど疾走曲じゃなきゃ駄目という人でなければ、本作のミドルテンポの多さも気にならないと思います。

ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion-Silent Wars (2009-09-07 16:29:33)

曲自体はライヴ映えするカッコいいものなんですが、サウンドの重みとボーカルの迫力が足りないように思えました。
アルバム冒頭を飾る曲だけに、このミックスは勿体ない。

STRATOVARIUS-Destiny ★★ (2009-09-07 16:12:00)

「コンセプト・アルバム」と思って聴くと、作りが甘いんじゃないかという気がします。ストーリーがある訳ではないので。でもアルバム全体の整合性はとれているように感じますね。神秘的で壮大で。
オープニングとクロージングが共に大曲ってあたりが大胆ですが、間に挟まれた曲群が霞んでないので、試みは成功していると思います。。

SATYRICON-The Shadowthrone ★★ (2009-09-07 15:49:00)

先にサティアーのサイドプロジェクト、Stormを聴いていたからそう思えるのかもしれませんが、本作のメロディはノルウェー民謡に近いものがあります。特にM7のインスト。これもサティアーの故郷愛の表れなんだろうか。
要所要所でキーボードが入ったりと、3rdにも通じるシンフォニックさはありますが、美しさというより厭世感を際立たせているようです。あるいは他を寄せ付けない磁場を生み出しているような。
でもこのメロディの流麗さには寄せ付けられてほしいなぁと思ってしまいます。フロストのブラストが少ないからというだけで避けて通るのは勿体なさ過ぎる一枚です。

CARCASS-Reek of Putrefaction ★★ (2009-09-07 14:38:00)

Carcassは2ndから聴き始めた者です。
あれもかなりイッちゃってるなと思いましたが、さすがデビュー作……それに輪をかけて壊れてます。
とにかくあらゆる意味で汚い。ドラム音はモコモコしてるわギター音はザラザラだわと音質が悪い上、そのせいでもともと聴き取りにくいボーカルが余計聴き取りにくい。特にジェフのギャアギャア声はギターと混ざってる上、時に小さい。ビルの声も2ndより吐いてる感強いし、「がうがうがう」しか聞こえなくてもはや動物になってることも。そして歌詞は解剖学とスプラッターの合わせ技、アートワークは歌詞そのままの死体と内臓コラージュ(これって人体ジグソーパズル?)……好かれる要素一つもなし。
でも好かれてます。カッコいいとさえ思えます。しかも笑えます。
バカさ加減と同じく、汚さもある程度極めるともはや才能ですね。

FRANZ FERDINAND-Tonight: Franz Ferdinand ★★ (2009-09-07 02:35:00)

前二作ほど分かりやすいポップネスはなく、代わりにどこか妖しいというか、退廃的なムードが加わったように思えます。プログラミング・サウンドを大幅に取り入れた、実験的な曲もありますし。
それでも相変わらず踊れるリズムです。

THE RASMUS-Dead Letters ★★ (2009-09-07 02:25:00)

思ったよりもポップな音だったので、最初は外れかなとも思いました。しかし程よく哀愁を帯びたメロディーで、1回聴いただけの耳にもいとも簡単に馴染んでしまいます。結構日本人好みなサウンドじゃないでしょうか。
私もこの音楽はHM/HRではないと思いますが、北欧系に顕著な哀メロを好む傾向にあるメタラーの方にはお勧め出来そうです。もちろんそこまでメタル興味ないって人にも。

STORM-Nordavind-Langt borti lia ★★★ (2009-09-07 01:57:06)

女性ボーカルがゴシック風味で、ちょっと歪んだギターメロディーも妖しくて、美しさすら漂います。
中盤の「♪オーオオオー」のコーラスパートが一番不穏ですね。何か召喚出来そう。

STORM-Nordavind-Oppi fjellet ★★ (2009-09-07 01:50:17)

ギターのメロディからして威厳に溢れていますが、サティアーのテノールボーカルで雰囲気倍増。しかし、終盤に行くに従って聴き慣れたがなり声が加わり、うっかり悪魔を降臨させてしまった気になります(笑)。
Satyricon好きな人はここから入門するといいかもしれません。


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