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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 401-450
STORM-Nordavind
MAYHEM-Grand Declaration of War
SATYRICON-Rebel Extravaganza
SATYRICON-Nemesis Divina
SATYRICON-Now, Diabolical-Now, Diabolical
SATYRICON-Now, Diabolical-K.I.N.G
SATYRICON-Now, Diabolical-Delirium
SATYRICON-Nemesis Divina-Mother North
SATYRICON-The Age of Nero-The Wolfpack
SATYRICON-The Age of Nero-The Sign of the Trident
SATYRICON-Now, Diabolical-To the Mountains
ADAGIO-Sanctus Ignis
KORN-Life Is Peachy
MAYHEM-Chimera-Whore
MAYHEM-Wolf's Lair Abyss
KORN-Korn
KORN-Korn-Blind
ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond
RAGE AGAINST THE MACHINE-Rage Against the Machine-Bombtrack
SLIPKNOT-Iowa
SLIPKNOT-Slipknot
BEHEMOTH-Thelema.6
ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order
CELTIC FROST-To Mega Therion
BEATALLICA-Masterful Mystery Tour
MARILYN MANSON
PIG-The Swining-Black Mambo
PIG-Genuine American Monster-Flesh Fest
RAGE AGAINST THE MACHINE-Evil Empire
RAGE AGAINST THE MACHINE-Renegades
RAGE AGAINST THE MACHINE-Rage Against the Machine-Bullet in the Head
SATYRICON-The Age of Nero-Black Crow on a Tombstone
CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave
SATYRICON-Volcano-Fuel for Hatred
SATYRICON-Now, Diabolical
SATYRICON-Now, Diabolical-The Pentagram Burns
STRATOVARIUS-Episode-Uncertainty
STRATOVARIUS-Episode
STRATOVARIUS-Fourth Dimension
DIR EN GREY-Withering to death.
DIR EN GREY-GAUZE-蜜と唾
EMPEROR-Emperial Live Ceremony
CRADLE OF FILTH
MAYHEM-Chimera
CARCASS-Symphonies of Sickness
CRADLE OF FILTH-Nymphetamine-Nemesis
CRADLE OF FILTH-Nymphetamine-Nymphetamine (Overdose)
CARCASS-Symphonies of Sickness-Reek of Putrefaction
CELTIC FROST-Into the Pandemonium-Tristesses de la lune
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STORM-Nordavind ★★ (2009-09-07 01:44:00)

ノルウェー民謡メタル……と言っていいんでしょうか? フォーク・メタルと言った方がいいんでしょうか? ともあれ、民謡さえ暗黒に染め上げてしまうサティアーとフェンリッツの才能には脱帽です。もとの音楽は聴いたことないんですが、メタルサウンドで演奏されると威厳たっぷりですね。男性ボーカル2人が朗々としたテノール(たまにドスが入ってしまいますが)ってのも要因なんでしょうが。
完成間近に参加が決定したKari Rueslatten(『カリ』と読むのか?)のボーカルが入ったことで、ゴシックというか神秘的な空気が増したのも良。

MAYHEM-Grand Declaration of War ★★ (2009-09-07 01:17:00)

演奏のレベルの高さとボーカルのインパクトは常に保たれていますが、プログレ的なアルバム構成と曲展開で好き嫌いが分かれるみたいですね。
『Wolfs…』と『Chimera』は、音はエクストリーム路線でしたが全体的に「闇」「暗黒」の空気が漂っていたので、ブラックと言っていいんじゃないかと思いました。そこへいくと、本作は前二者に比べ闇の要素が薄く、正直ブラックメタルとは言い切れません。
おそらく、この作品に漂っている空気は「闇」ではなく、戦争の勃発する世界を想起させる「混沌」なのでしょう。
マニアックのボーカルも作品の雰囲気に合っていると思います。ノーマルボイスのパートが声明文を読み上げているようだったり、演説のようだったりで、まさしく「Grand Declaration」じゃないでしょうか。声もいいし。
ただ、例の人間失格デスボイスとノーマルボイスが重なるところは、ノー
…続き

SATYRICON-Rebel Extravaganza ★★ (2009-09-01 16:09:00)

前作のコープスペイント&鋲の徹底武装をそぎ落とし(ついでにサティアーは髪の毛もそぎ落とし)、最も凶悪な要素を強めたような2人の出で立ちが写るアートワーク。
音楽も同じように、美しさも哀愁もかなぐり捨てて、怒りと凶暴性をひたすら研ぎ澄ませています。ボーカルも悪魔的じゃなくなった代わりに、毒と汚物を吐き散らかしてるようです。
曲展開は激しいけど、劇的というより良い意味で期待を裏切り続ける変化であり、1曲の尺は長め。聴きやすいとは言い難いし(特に初心者にとっては)、前作のメロディアスさも期待できません。ただ、個人的にはブルータル路線のサウンドは好きだし、それを引きたてる問答無用の凶悪性もツボでした。
フロストの超人的ブラストも良音質で堪能出来ます。

SATYRICON-Nemesis Divina ★★ (2009-09-01 15:25:00)

ジャケットによると、本作の曲が作られたのは1993年秋から1995年冬の間。ってことは当時サティアーは18~20歳……。
その歳でこんなとんでもないもん作っちゃうのかよ!!??
ほぼ全編に渡って流れるようなギターとブラスト(フロスト……脚どうなってるんだ)が主体、時折美しいピアノの調べが入る。M3「Mother North」を始め、曲展開も劇的。荘厳な響きがあるのは確かですが、それよりも荒涼とした空気と冷徹さが強く印象付けられます。
そんな中、不気味に笑ったり低く呻ったりするサティアーの声は、時に人間じゃなくなってます。

SATYRICON-Now, Diabolical-Now, Diabolical ★★★ (2009-08-30 18:13:32)

アルバムの冒頭を飾る宣戦布告の一曲。とはいえ、この人に「Fuck you - You can never win」と言われては本気で勝ち目がないように思えます。
ブラストとギターのうねりでたたみかけてきたかと思えば、ずっしり安定したテンポと必殺リフとで支配を叩きつける。こんな「極悪非道」なら大歓迎です。

SATYRICON-Now, Diabolical-K.I.N.G ★★★ (2009-08-30 17:53:27)

比較的リズムがシンプルな方ですが、その分耳につきやすく癖になります。そしてまたリフが暗黒度高くてカッコいい。
サティアーのリフメイカーとしての凄さを実感し始めました。

SATYRICON-Now, Diabolical-Delirium ★★ (2009-08-30 17:43:26)

本アルバム全体の印象では強力な支配を思わせますが、この曲ではイントロを始めとする静かでいて不穏なパートが、忍び寄る狂気を思わせます。サティアーの低い囁きも不気味。

SATYRICON-Nemesis Divina-Mother North ★★★ (2009-08-28 20:09:56)

Satyriconは『Now, Diabolical』以降の作風から入門した人間なので、彼らのリフといえば「妖しくも重厚」という印象でしたが、この曲の不吉で哀愁を帯びたリフも美しくて素晴らしいです。
サティアーのがなり声も冷徹なだけでなく、特に呻きと笑いが邪悪。

SATYRICON-The Age of Nero-The Wolfpack ★★★ (2009-08-25 18:29:41)

冒頭のリフがカッコいいけど、同時に「あれ? 明るい?」と思ってしまうほどのポップネスも感じられて驚きます。
実体は相変わらず真っ黒なのに。

SATYRICON-The Age of Nero-The Sign of the Trident ★★★ (2009-08-25 18:25:52)

こういう重々しい&邪悪&妖しいと三拍子揃ったリフ聴いてると、「ああSatyriconだなぁ」と思えてしまうほど。この手のサウンドを完全に自分達のものにしている証拠なんでしょうか。
間奏の後から聞こえる「Nothing, No Nothing…」の低く語るようなボーカルが良いです。がなってなくとも邪悪さが滲み出るようで。

SATYRICON-Now, Diabolical-To the Mountains ★★ (2009-08-25 18:12:44)

終盤からサビに唐突に入ってくるホーン・セクションが、ちょっと浮いている気もしました。音の深みと、イメージに浮かぶ山の奥深さの助長には一役買っていると思いますが。
ちなみにこのイメージというのは、ただでさえカルティックで不気味なのに、更に暗黒に塗りつぶされた『ホーリー・マウンテン』。……観てない人には分かりにくいかもしれませんが。

ADAGIO-Sanctus Ignis ★★ (2009-08-24 18:46:00)

凄い。凄いですよステファン・フォルテ。フランスにこんな凄い人いたのかよ。
曲が長尺、インスト多し、超絶テクミュージシャンと三拍子揃っていたので、そこが果たして楽器の知識がない自分が入りこめるかどうか……というポイントだったのですが、これが何なくクリア。ステファンが速弾きだけでなく、リフもなかなか良かったのが好印象でした。
ボーカルが時々粗いのが気になりましたが、多分これでクリーンなハイトーンばかりだったらもっと没個性的になってしまうのかも……。

KORN-Life Is Peachy ★★ (2009-08-19 01:55:00)

1stに比べればポップですが、それでもドロドロさ健在です。M1「Twist」の意味不明な早口叫びが聞こえて来たあたりで歪みと病みっぷりが押し寄せてきます。M5「Porno Creep」の静かに忍び寄ってくる不穏さもインパクトありましたが。
キャッチーだからこそ、鬱も苦しみも、いとも簡単に聴きこんでしまうのかもしれません。

MAYHEM-Chimera-Whore ★★★ (2009-08-19 01:34:32)

ギターの和音が鳴り響くや否や、雷鳴よろしくブラストが切り込んでくる……最高のオープニングです。
マニアックのボーカルスタイルが、低音を交えていたり、歌詞が聞き取りやすくなっていたりと明らかに変化していたのには驚きましたが、奇声のインパクト以外にも武器を得たのは心強いです。(今はもう脱退しちゃいましたが)

MAYHEM-Wolf's Lair Abyss ★★ (2009-08-19 01:26:00)

実はこの時から暴虐路線入ってたんですね。こういう音はマニアックのもはや哺乳類であることすら危ぶまれる声(極私的イメージは爬虫類)に合うと思います。
でもこのボーカルパターンがフルアルバムで続くとキツいかもしれません(そう思うと『Chimera』は大分進歩していたんだなぁ)。ほとんど「ギェギェギェェェ……」としか聴こえないし(笑)。EPだから一気に聴けるちょうど良いバランスになったのかも。
それにしても、毎度凄まじいヘルハマーのドラムは、デビュー時の暗黒路線でもこの頃の暴虐路線でもいけるんですね。

KORN-Korn ★★ (2009-08-19 01:04:00)

ヘヴィ・ロック、ミクスチャーの重鎮云々以前に、何よりも衝撃的だったのはその暗黒と鬱屈と痛々しさでした。前2つは音の重さと歪み、ジョナサンの咆哮、最後の1つは泣きじゃくるようなクリーンボイス(『Daddy』の泣きじゃくりは本物ですが)が物語っています。
デビュー作で当時の己の全てを吐き出し、しかも最高傑作の呼び名も高く、本人達にすら超えることの難しい壁となってしまった名盤です。

KORN-Korn-Blind ★★★ (2009-08-19 00:50:04)

再生するなり「Are You Ready?」の咆哮が聴こえてきた。
まだ全然覚悟も何も出来ていなかったので、重々しい鬱屈地獄にあっさりとぶっ飛ばされた。
これがKORNというバンドの完璧な幕開けとなった。

ARCH ENEMY-Anthems of Rebellion ★★ (2009-08-19 00:15:00)

メロディアスさを控えたことが否定的意見に繋がってるのか、と思ってました。
が、実際に聴いてみると、どうもそれだけではない様子でした。
メロディアス度よりもリフを前に出し、より正統派メタルに近い音楽性で進めたようなのですが、このリフがちょっと物足りない。カッコいいことには違いないんですが、もう1つ飛び抜けたところがない。そこそこのカッコよさで収まってしまっているのが惜しいです。
Arch Enemyは「そこそこ」でもレベル高いんですけどね。曲はライヴ映えするから。
あと、本作の物足りなさは一概にアンジェラのボーカルのせいには出来ないと思います。確かに前作と比べて勢いが足りないようには感じましたが(好きですけどね、この声)、重厚さを抑えたサウンドにも一因があるようです。

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond ★★ (2009-08-17 22:18:00)

重いのに疾走も出来る、もはや兵器と言ってもいい作品です。
暴虐度もさることながら、アコースティックの音色も加えて増幅した中近東メロディの妖しさも一級。
ボーカルについても同じことが言えます。ごつくて力強いだけでなく、僅かに聞こえる掠れ具合が妖しくて良い。今や「凄いけど聴いてて幸せな声」の一つになってしまいました。

RAGE AGAINST THE MACHINE-Rage Against the Machine-Bombtrack ★★★ (2009-08-17 18:59:13)

怒りとステイトメントを掲げるバンドの、デビュー作1曲目という第一声を飾るに相応しい曲です。
燃え上がれ。

SLIPKNOT-Iowa ★★ (2009-08-15 12:35:00)

更に攻撃性を増した2nd。
と言いつつ、1stではアルバム前半に偏りがちだった、ライヴアンセムと言える曲が分散されている合理性もあり。
M2「People=Shit」の存在感がでかいのに、後の曲がそれに全く劣っていない点も彼らの凄さです。

SLIPKNOT-Slipknot ★★ (2009-08-15 12:23:00)

憎悪と鬱とトラウマと破壊衝動と狂気、ついでに見た目のインパクトが高密度で詰まった衝撃のデビュー作。
人によっては密度高すぎて終盤には疲れてくるのが難点だけど、端々に入るフレーズのキャッチーさ故か、意外と最後まで突っ走れます。でも一見衝動だけで突っ走っているようで、実は緻密に作りこまれたレベル高い音作りなんですよね。
コリィのデス声はアクレッシヴなだけでなく、病んだ魂の叫びにも思えるところが好きです。

BEHEMOTH-Thelema.6 ★★ (2009-08-14 00:06:00)

ブルータル・デスの超攻撃型サウンドの中、ブラック風の妖しいギターメロディが入るという点がちょっと珍しいように思えました。
咆哮系でなおかつドスも聴きまくってるNegalのボーカルも気に入った要因です。音といい声といい、重量感満載ですね。

ANOREXIA NERVOSA-New Obscurantis Order ★★ (2009-08-13 19:14:00)

より整合性が取れているのは『Redemption Process』、暴虐度に容赦がないのは本作であるように思えます。破壊力抜群のオーケストラもさることながら、ブラストが凄まじいしクリアである点からでしょうか。
そんな中にM7の美しいピアノインストの調べを持ってくる演出が良。ここが唯一の休憩ポイントですから(笑)。

CELTIC FROST-To Mega Therion ★★ (2009-08-07 23:56:00)

1stの流れを汲む荒削り無愛想スラッシュではあるけど、オーケストラが加わったりと次回作での大化けの片鱗が見られます。オーケストラといってもあまり厚みのある音ではないのですが、彼らの場合はその程よい粗さが不気味で良い。
癖になる吐き捨てボーカルと、さりげなくカッコいいリフも健在です。
最後にどうでもいい話。
裏ジャケのマーティン、メイクをしてなお顔の怖さが素のトーマスに及ばないって一体……。

BEATALLICA-Masterful Mystery Tour ★★ (2009-08-07 23:12:00)

'09年発売の3rd(……でいいんだろうか? オフィシャルで出ているアルバムだけで数えれば2ndかもしれない)。発表にこぎつけたのは、実は本家のラーズも気に入ってるらしいからか?
歌詞に笑わされた音楽なら今まで何度も出会いましたが、音そのものに笑わせられたのはこれが初めてです。それも特に変な音がある訳でもない、本気でやってる音楽に。
確かにパロディだけど、彼らは至って大マジです。でなけりゃMetallicaとBeatlesからおいしいリフと歌詞を抽出して、しかも双方が気持ちいいぐらいぱきっとハマった曲なんか作れません。
メタル度、ポップ度、リスペクト度、モノマネ度、お笑い度……全部が全部最高値まで上がってます。MetallicaファンもBeatlesファンも聴く価値大あり。どちらにも特に興味なくても聴いてみて欲しいです。

MARILYN MANSON ★★ (2009-08-07 22:31:00)

10月に単独ツアーが決定したそうです!!
http://www.creativeman.co.jp/artist/2009/10manson/index.html
正直、セットリストが僅かながら長くなるので、フェスよりは単独に行きたい……。

PIG-The Swining-Black Mambo ★★ (2009-08-06 23:21:54)

ウィスパーボイスが妖しい暗黒ラテンミュージック。これでも後の極悪ラテンに比べたらポップな方ですが。
ボンゴっぽいリズム・セクションが良い。

PIG-Genuine American Monster-Flesh Fest ★★★ (2009-08-06 23:18:32)

ホーン・セクションをふんだんに取り入れた極悪ラテン(ジャズの要素もあり)その2。ホーンが入った分粘着度と卑猥度が高まりました。
しかし「Salambo」といい、レイモンドはラテンミュージック入るとドス声のレベルが増すんだろうか。3rdの「Black Mambo」はそうでもなかったけど。

RAGE AGAINST THE MACHINE-Evil Empire ★★ (2009-08-06 23:03:00)

意図的なのか分かりませんが、音質が前作と比べて明らかに荒くなってます。特にボーカルがざらついた印象。これだけの作曲力とテク持った人達なので、音はクリアな方がより強力な武器になると思うんですが。
それでもアメリカに痛すぎる一撃を加えるリリックは健在だし、「People Of The Sun」「Bulls On Parade」「Vietnow」という名曲もあるし(冒頭3曲に集約されてしまっているのが難ですが)、傑作であることに違いはないでしょう。

RAGE AGAINST THE MACHINE-Renegades ★★ (2009-08-06 22:49:00)

カヴァー曲全てRATMカラーの1枚。何せ当時は入門者だったこともあって、全部オリジナルだと思ってました。
M9~M12のスプリングスティーン~The Stooges~ストーンズ~ディランの流れがカヴァーとして優れているだけでなく、反逆のロックの系譜を遡っていて二重三重に素晴らしいです。

RAGE AGAINST THE MACHINE-Rage Against the Machine-Bullet in the Head ★★★ (2009-08-06 22:30:51)

前半のベースが活きたノリもカッコいいけど、後半疾走感が出て来てからは俄然燃えます。
お前らは頭に弾丸くらってるんだ!! ってのも初めて聴いた時は衝撃的なメッセージだったし、今でもその衝撃は和らぎません。
ちなみに、『Live & Rare』ではトムの変態ギターソロを更にテクを行使したソロにしたため、もっと変態になっています。

SATYRICON-The Age of Nero-Black Crow on a Tombstone ★★★ (2009-08-06 21:55:56)

強力にして妖しいリフとブラストが織り成すイントロ&間奏が、タイトルが示す不吉な前兆のようです。
このイントロと間奏のパートは疾走感がありますが、他は重厚感の方が強く、先の前兆に沿った暗黒の空気を運んできます。

CRADLE OF FILTH-From the Cradle to Enslave ★★ (2009-08-05 12:10:00)

私のは輸入盤(EUR盤)だったせいか、「Pervert's Church」がなくて代わりに「Dawn Of Eternity」が収録されてました。
PVの出来もさることながらEPに入れておくのがもったいないほどのタイトルトラック、秀逸なカヴァー、セカンドのゴシック感も堪能出来る「Funeral…」のリテイク……これまでのクレイドルの世界観がベスト盤とはまた違った形で凝縮されていて、意外と入門にいいかもしれません。だとしたらアートワーク(タイトルトラックのPVからの断片写真)がドン引きする原因になるだろうけど(笑)。

SATYRICON-Volcano-Fuel for Hatred ★★★ (2009-08-05 11:55:33)

本国のラジオでヘヴィローテーションだったのも納得の、ブラックメタルというよりヘヴィ・メタルの名曲。でもサティアーの冷徹がなり声があると紛れもなくSatyriconです。

SATYRICON-Now, Diabolical ★★ (2009-08-05 11:29:00)

疾走やブラストよりも、ミドルテンポの安定からくる重厚さが強い作品です。この重厚さは全てを覆い尽くす漆黒の雲のようです(そのぶんパワーが増しているので、冷徹さという点においては次回作の方が上かもしれません)。
フロストはブラストも凄いけど、遅いリズムでも迫力満点のフレーズを叩き出すので、この人が背後にいれば無敵ですね。

SATYRICON-Now, Diabolical-The Pentagram Burns ★★★ (2009-08-05 10:53:59)

リフが邪悪。といってもピュア・ブラックに顕著な魔性よりも、暗黒の支配力に満ちた邪悪さ。この力強さにはもちろんドラムの果たす役割も大きい。
中盤に静寂が訪れるところ、間奏のメロディーのうねり具合も癖になるところです。
それにしても、サティアーに玉座は似合いすぎる。

STRATOVARIUS-Episode-Uncertainty ★★ (2009-08-04 01:51:25)

小ティモ作の曲。疾走ではないし、そこまで起伏の付いた展開でもありませんが、耳に残るメロディーになってます。

STRATOVARIUS-Episode ★★ (2009-08-04 01:42:00)

予想以上に裏返りの激しかった序盤の小ティモボーカルにコケました。
しかし前作に比べると音に統一感があるし、方向性も定まっています。メンバーチェンジも功を奏しているのでしょうか。
この「Stratovariusの方向性」がほぼイコール「疾走系」という傾向にありますが、実はミドルテンポ曲もしっかり聴かせる力があります。

STRATOVARIUS-Fourth Dimension ★★ (2009-08-04 01:25:00)

この頃はまだ方向性模索中といった感じですね。インストが長くて切れ味今一つだったり、M7が浮いていたり(機械っぽさを出そうとしたのかプログラミングを多く取り入れた結果?)、安定してない作品です。
今でも一部で力量不足を問われる小ティモのボーカルも、本作ではもっと不安定。それでも思ったよりは聴けましたが。
とはいえ、キラーチューンと呼べる曲はあるので、決して外れ作品ではありません。

DIR EN GREY-Withering to death. ★★ (2009-08-03 02:00:00)

バックの音がちょっと籠っているところはありますが、静と動の入り乱れ方が段々良くなってきていると思います。
ボーカルに至っては、露骨にアブナイ歌詞でなくともアブナイ空気を醸し出しまくってます。

DIR EN GREY-GAUZE-蜜と唾 ★★ (2009-08-03 01:50:30)

「加害者の僕から被害者の君へ」という冒頭の一言からカッコいい。しかし歌詞はカッコいいなどと言ってる場合じゃないぐらい猟奇的……。
余談ですが、夢枕獏の短編『びくいしとい』とこの曲とはほぼ同じ光景を描いてます。タイトルを逆に読むところも同じ。

EMPEROR-Emperial Live Ceremony ★★ (2009-08-01 12:29:00)

イーサーンの美声、サモスのリフ、タリムの人間業とは思えないブラスト……全部が全部神懸かり……いや悪魔懸かり的整合度です。土下座もののクオリティの高さです。しかも、M1「Curse You All Men!」から伝わってくる鬼気にぶっ飛ばされます。
さすが皇帝。演奏面全てにおいては隙がありません。
しかし、編集がな……ほぼ1,2曲おきに途切れてしまうのには違和感を覚えます。
ちなみに、エンハンスドで「I Am The Black Wizards」の映像が観られます。
やっぱりイーサーンのスキンヘッド、デスからクリーンまでの美声、そして「白EmperorTシャツズボンにin」スタイルにのけぞりました。シャツをズボンに入れた姿が怖いのなんてイーサーン様ぐらいですよ……。

CRADLE OF FILTH ★★ (2009-08-01 03:23:00)

「The Death Of Love」のPVが公開されましたね。
http://www.metalhammer.co.uk/news/cradle-of-filth-video-exclusive/
ストレートに聖女ジャンヌと悪魔ジルの物語が描かれています。ジャンヌはジルに残された僅かなイノセンスでもあるのだから、もっとジルが弱い人間らしく描かれていてもいいんじゃないかと思いますが。
それから、曲カットがあるのは仕方ないとしても、カットの仕方に無理がある気がするのが厳しいところです。
最後に、ダニ君……メイクに変に力入れ過ぎです。どこぞの部族みたいになっちゃってますよ(笑)。

MAYHEM-Chimera ★★ (2009-07-30 22:05:00)

まず、開く度にメンバー1人1人とご対面する(そして一番最後に一番凄い顔のマニアックが待ってます)デジパックに拍手。
続いて、ヘルハマーの怒涛のドラムに圧倒される。ブラストも凄いが手数が多すぎる。
そしてマニアックの人間から離れ過ぎて大丈夫か? なボーカルにトドメを刺される。マニアック好きの自分にしてみれば、この声が聴けるだけでもポイントは高いです。
音質良し、テク良し、邪悪でカッコいいギターフレーズありで、それはそれでもちろん素晴らしいんですが、「ピュア・ブラックの始祖」の作品として聴くと何か違う気がするかもしれません。実際傑作とされる1stよりも「魔」は薄れています。ただ、陰鬱で真っ黒で邪悪性漂う空気からすると、ブラックと呼んで差支えはないでしょう。
そんな訳で、個人的に最大の難点は歌詞カードです。あの読みにくさ(特にタイトルトラック)は嫌がらせか?

CARCASS-Symphonies of Sickness ★★ (2009-07-30 21:16:00)

吐いてそうなボーカルの、内臓吐きださんまでに響く重低音による、吐かせるために作ったんじゃないかというようなアルバム。
でも実はリフがめちゃくちゃカッコいい。この点、グチャドロ加減を求める人には物足りないかもしれませんが、デスと思って聴くと断然良いんじゃないでしょうか。アートワークといい悪趣味さ加減は文句なしだし。

CRADLE OF FILTH-Nymphetamine-Nemesis ★★★ (2009-07-30 20:51:52)

所々に疾走するパートはありますが、どちらかというとイントロの荘厳さやミドルテンポのところが魅力です。リフも良いのがあるし、ギターがかなり前面に出ていていい働きをしています。
ちなみにラストはフェードアウトですが、DVD『Peace Through…』で聴けるライヴバージョンの方が終わり方がかっちりしているし(そりゃライヴでフェードアウトはまず出来ませんからね)、より疾走感もあってカッコいいです。

CRADLE OF FILTH-Nymphetamine-Nymphetamine (Overdose) ★★★ (2009-07-30 20:42:46)

天使と悪魔、光と闇、イノセンスと堕落。あらゆる対極要素が見事なまでに融合したスローテンポパート。これを疾走パートで挟むのは無理があるかと考えましたが、いざ聴いてみると、それがあるからこそ中盤の美しさがより際立っているように思えました。
イメージとしては、森の奥地を行くうちに美しいニンフを見つけたのも束の間、瞬く間に再び森の闇に取り込まれてしまった……といったところです。

CARCASS-Symphonies of Sickness-Reek of Putrefaction ★★★ (2009-07-28 19:03:10)

ゲボ声にも圧倒されましたが、横隔膜通り越して胃腸にまで響く重低音にも参りました。「聴いてるお前も吐け!!」とでも言わんばかりのサウンドです(ってビルが本当に吐いてる訳じゃないのに)。

CELTIC FROST-Into the Pandemonium-Tristesses de la lune ★★ (2009-07-21 02:14:45)

女性のフランス語語りと冷たいストリングスの響きとの相性がいい。詩もダークで美しい。
無愛想な邪悪さばかりがCeltic Frostではない、と思い知らされた次第です。
修正:
後で気づきました。これはボードレールの『悪の華』に収録されてる詩の一遍です。
自分のHNに関連してる上に大学の専攻分野だったのに、気づくのに1年かかってしまいました……不覚。


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