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Spleenさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 451-500
CELTIC FROST-Into the Pandemonium
MARILYN MANSON-The High End of Low-Four Rusted Horses
MARILYN MANSON-The High End of Low-Running to the Edge of the World
CRADLE OF FILTH-Nymphetamine
SLAYER-Diabolus in Musica
ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process
PIG-Genuine American Monster-A Fête Worse Than Death
STRATOVARIUS-Elements, Part 1
DRAGONFORCE-Ultra Beatdown
CELTIC FROST-Monotheist
STRATOVARIUS-Visions-Paradise
STRATOVARIUS-Elements, Part 1-Eagleheart
DIR EN GREY-GAUZE-残-ZAN-
DIR EN GREY-GAUZE
SLAYER-Decade of Aggression: Live
OPETH-Damnation
MARILYN MANSON-The High End of Low
SATYRICON-The Age of Nero
ARCH ENEMY-Rise of the Tyrant
JUDAS PRIEST-Stained Class
IRON MAIDEN-Live After Death
JUDAS PRIEST-Point of Entry-Hot Rockin'
JUDAS PRIEST-Sin After Sin-Dissident Aggressor
JUDAS PRIEST-Sin After Sin
AVENGED SEVENFOLD-City of Evil
TOOL-Lateralus
STRATOVARIUS-Visions-Black Diamond
STRATOVARIUS-Infinite-Hunting High and Low
STRATOVARIUS-Visions
STRATOVARIUS-Infinite
PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick-Shit for Brains
PIG-Wrecked-My Sanctuary (Spent Sperm mix)
PIG-Wrecked-The Only Good One's a Dead One
PIG-The Swining-Find It Fuck It Forget It
PIG-Wrecked-Find It, Fuck It, Forget It (Regret It mix)
PIG-Genuine American Monster-Disrupt Degrade & Devastate
PIG-Genuine American Monster-Salambo
PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick
PIG-Praise the Lard
PIG-The Swining
PIG-Genuine American Monster
PIG-Sinsation
PIG-Wrecked
PIG
TOOL-10,000 Days-Vicarious
TOOL-10,000 Days-The Pot
TOOL-Lateralus-Ticks & Leeches
TOOL-Lateralus-The Grudge
PUSCIFER-"V" Is for Vagina-Queen B
PUSCIFER-"V" Is for Vagina
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CELTIC FROST-Into the Pandemonium ★★ (2009-07-21 02:07:00)

M1のどちらかというと明るいノリに度肝を抜かれ、その後の半泣きボーカルに更に度肝を根こそぎひっこ抜かれました。あの天然悪党顔でやってると思うと不気味です。いや、無愛想&邪悪路線からいきなりこういう路線に作品持って来れる才能はもっと怖いですが。
それにしても、デビューアルバムの「Return to the Eve」から彼らは女性ボーカルの入れ方が巧みですね。今回は「Tristesse de la Lune」がその極みかも。

MARILYN MANSON-The High End of Low-Four Rusted Horses ★★ (2009-07-21 01:43:17)

アルバム1リズムが単調な曲。ついでに歌詞も同じフレーズの繰り返しが多い。
しかしそれを5分も続けられたら逆に耳について癖になりました、という中毒型。

MARILYN MANSON-The High End of Low-Running to the Edge of the World ★★ (2009-07-21 01:37:33)

Eat Me…』を思わせる暗黒ラブバラード(笑)。でも破滅的要素は薄れ、むしろ戦意すら感じられます。「俺達は死を探し求めてるんじゃない/破壊を探し求めてるんだ」ですから。
それにしても、「俺達は世界の果てに向かって逃げる」なんて恥ずかしい台詞を、アコースティック入って哀愁に満ちたメロディに乗せて様になるあたり、さすがです。サビのボーカルラインがちょっと危ういけど、その荒さが哀切度を増すというプラスの作用になってます。

CRADLE OF FILTH-Nymphetamine ★★ (2009-07-15 17:55:00)

シンフォニック要素後退、とはいえ荘厳な雰囲気は損なわれていません。確かにヘヴィネスの方が前に出てきてますが、静かな、またはスローなパートに彼らならではの暗黒美があります(特にタイトル・トラックのM6)。
エログロ度合いNo.1と言ってもいいアートワークも、そんな作風に合っていると思います。
ボーカルですが、ダニはこの頃から金切り声をだいぶ控えるようになってるみたいですね。ここも賛否分かれるポイントかもしれません。それでもインパクトの大きさと声色のヴァリエーションからしてみると、お前の喉はどうなってんだと言いたくなりますが。
尚、2枚組スペシャル・エディションはカヴァー曲3曲、未収録曲2曲、そして「Nymphetamine」の女性ボーカルパートをサラが歌ったバージョンが収録されてます。中でも一番ポイント高いのは、オジーの「Mr.Crowley」カヴァーでしょう。

SLAYER-Diabolus in Musica ★★ (2009-07-13 23:05:00)

実は一番最初に聴いたSlayer作品がこれ。そして衝撃のあまりしばらくスラッシュメタルから遠ざかってしまった原因もこれ……。
とはいえ、今聴くとほとんど疾走してません。それでも当時の自分がビビったのは、音が発する邪悪なオーラのためでした。
『Reign In Blood』が疾走、暴虐、鋭利なサウンドを極める作品だとしたら、本作は邪悪性を突き詰めたものかもしれません。
ただ、最近改めて「Love To Hate」を聴いてみたら「……え!? このリズム感は……Korn??」と思ってしまいました。リズム変わってもSlayerはSlayerでしたけどね。

ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process ★★ (2009-07-13 22:10:00)

フランス語をメタルで活かす方法:シンフォニックアレンジの中、絶叫ボイスから一転、クリーンボイスで語りを入れる。
……という手法を本作でAnorexiaが提示してくれました。荒々しい中にいきなり滑らかな発音が入ると不穏になります。
シンフォニックパートが荘厳さや重厚さをもたらす以上に、凶暴性と禍々しさ(ボーカルが思いっきり体現してますね)を助長させているのがバンドの個性でしょうか。
ちなみに、彼らのメイクは一般的なブラックのコープスペイントとは違い、目や口周りに黒をほとんど入れない白塗りです。でもそのせいか、コープスペイント以上に死体っぽくなってます(笑)。

PIG-Genuine American Monster-A Fête Worse Than Death ★★ (2009-07-13 21:20:22)

「Rock This Shotgun
Rock This Shot
Rock This Shotgun Up His Motherfucking Ass!!」
女性コーラスも交えたこの繰り返しが記憶に残ります。

STRATOVARIUS-Elements, Part 1 ★★ (2009-07-07 13:54:00)

ポップかつポジティヴな「Eagleheart」だけ聴いたら『Infinite』の延長線上かと思いますが、不穏さも内包する「Vagabond…」「Papillon」、クワイアを大幅に取り入れて荘厳さを増した「Elements」等、前作の明るさにどんどん闇を取りこんでいます。北欧の特色である叙情と哀愁は『Infinite』同様不足ですが、良い意味でのダークさは復活してきています。
最後に一言。
小ティモ、声帯お大事に(笑)。

DRAGONFORCE-Ultra Beatdown ★★ (2009-07-07 12:25:00)

初Dragonforceがライヴで、後にこのスタジオアルバムに辿りついて聴いてみました。
「まず第一に自分達が楽しむためのアルバム」というのが印象です。
ブラストビートはさすがに無理があったかなとか、ソロが無駄に長いなとかツッコミどころは多いのですが、ふと思い浮かぶのはデイヴ以外のメンバー全員が飛びまわり走りまわるステージ風景。その様子を考えると、このアルバムは「リスナーに如何に聴かせるか」よりも「自分達が如何に楽しく走り回れるか」が先行しているように思えました。
良く言えば無邪気、悪く言えば自己満足でしょうか。見たところどの作品も賛否が激しく、彼らのスピード(ペース)について来られないリスナーはどんどん振り落とされていくようです(一旦落ちてまた這い上って来るパターンもありますが)。ここはひとつ自分も落下するまでついていってみようかな(笑)。
尚メロディですが、ほ
…続き

CELTIC FROST-Monotheist ★★ (2009-07-07 02:03:00)

これを書いている現時点で持っているCeltic Frostのアルバムが本作と『Morbid Tales』。同一のバンドとは思えないサウンドの劇的変化に直面してます。
どちらのアルバムも「邪悪」という言葉が似合いますが、その表現形態は違ってきています。
『Morbid Tales』の邪悪さは、吐き捨てダミ声&無感情な疾走からくる無愛想加減によるもの。本作の邪悪さは、腹の底から絞り出す怨念声(?)&重いギター&陰鬱なスローテンポ&不気味さ助長の女性ボーカルとクワイア……と、満載の暗黒要素によるもの。こう書くと「それだけやれば暗黒音楽になるだろ」と思われそうですが、暗黒にはなっても邪悪性まで表現するのは難しいでしょう。また、そう簡単にここまで前衛的になれるとも思えません。
Celtic Frostの邪悪さは怨念のみならず苦悩、病んだ精神まで内包するトムのボーカル、あるいはトム
…続き

STRATOVARIUS-Visions-Paradise ★★ (2009-07-06 23:54:19)

「♪I know…」からサビにかけての高揚感、サビのハイトーンは最高にカッコいいし、メロディーもキャッチー。
ただ、ストレートにエコロジストすぎる歌詞がちょっと冷めるポイントでした。もっと婉曲的に書いてもいいんじゃなかろうか。

STRATOVARIUS-Elements, Part 1-Eagleheart ★★★ (2009-07-06 23:39:41)

もはや歌謡曲?なノリですが……
ベタベタな曲展開ですが……
アートワークの翼付きハートが率直過ぎますが……
PVの小ティモはカメラ見すぎですが……(関係ないか)
カッコよさに負けました。

DIR EN GREY-GAUZE-残-ZAN- ★★★ (2009-07-02 22:10:55)

外見はヴィジュアル系ですが、PVはヴィジュアル的にショッキング。いや、歌詞も叫びも笑い声もかなりいっちゃってますが。
最後の「き…み…が…い…な…い…」のリピートが一番耳に残って不気味でした。
でもギターのキレ具合はカッコいい。

DIR EN GREY-GAUZE ★★ (2009-07-02 13:58:00)

昔聴いた時は、ヴィジュアル系のステレオタイプ(当時の自分の偏見です)のような外見と音楽性からあまり好かず、しばらく放置していました。
で、デス・ブラック系好きになった今なら気に入るんじゃないかと思って改めて聴いてみたら、これが大当たり。確かに曲にポップさはあるんだけど、歌詞は半端じゃなく過激。時に絶叫も狂気じみてて過激。これで実力が伴ってなかったらただの話題作りかと勘繰られるところですが、彼らの場合ちゃんと「カッコよくてアブナイ」ロックになってます。

SLAYER-Decade of Aggression: Live ★★ (2009-07-02 12:49:00)

ただでさえとんでもない疾走曲が、ライヴで更にとんでもないことになっている!
ドラムの不安定さと音があまり重くないという点は一般的にライヴ盤の弱点になりますが、ここでは逆にその荒さが生々しさに繋がっていて評価上がりますね。
Disc1に人気曲、テンションの高さが偏り気味なのが、ちょっとした欠点かもしれませんが。でも帝王の前にはそれも本当にちっぽけなことに過ぎない?
個人的には何に驚いたかって、「Angel Of Death」の冒頭の高音絶叫がほぼ再現されていたことです(笑)。

OPETH-Damnation ★★ (2009-07-01 14:26:00)

全編クリーンボイス、アコースティック中心と聞いた時には、正直あまり気に入らないかもと思ってました。Opethは静と動の対比が魅力だと思っているもので。
……猛反省です。美しいだけでなく、叙情パートだけでこんなに聴かせるパワーがあるとは。しかも「え、もう終わり!?」ってぐらいあっという間の暗黒美空間でした。
鬱々としていますが、時折ジャズを思わせるリズムがあります。知らない人に聴かせたら、よもや彼らがデス声で叫んでいるとは考えないかも……。

MARILYN MANSON-The High End of Low ★★ (2009-06-29 23:18:00)

'09年発売の7th。
「『Antichrist Superstar』の再来」という表現をよく雑誌で目にしましたが、それは単にトゥイギー(bじゃなくてg)とクリス・ヴレナという『Antichrist…』時の制作中心メンバーが久々に揃ったことと、マンソンが前作の内省モードから一変してまた喧嘩売る元気が出てきたことを差しているだけだと思います。決して音があの暴虐疾走路線に回帰している訳ではありません。
音はむしろミドルテンポ中心で単調。それでもM5「Arma-Goddamn…」然り、思わず乗ってしまうリズム感があります(トゥイギーお得意?)。
歌詞は暴虐とまでは言わなくとも、バイオレント路線に戻ってきたと言っていいでしょう。前作で引っ込み気味だった中指をまた堂々と立てています。M12「We're…」が特にモロにアメリカに喧嘩売ってる。といっても「アメリカのモラル(=キリスト
…続き

SATYRICON-The Age of Nero ★★ (2009-06-17 06:35:00)

アートワークそのままの暗黒で冷徹な空気漂う作品。
混じり気なしの闇という点ではピュア・ブラックではあるけど、音楽性はブラック以外からも要素を取り込んだ、単純に言うと雑食性です。でもSatyriconのブラックホールに吸い込まれたからには、ミドルテンポもロックも真っ黒、しかもSatyriconの刻印を押されてます。
音質の悪さから来る邪悪性もブラックメタルの魅力の1つではありますが、こういうクリアな重低音から来る暗黒性も良いものです。

ARCH ENEMY-Rise of the Tyrant ★★ (2009-06-15 17:18:00)

アンジェラ嫌いの意見が多々目立っていますが、アンジェラの獰猛ボーカルとアモット兄弟の悲哀ギターという対極要素が今のArch Enemyの魅力じゃないでしょうか。
もちろんギターを始め演奏陣は感嘆ものなんですが、今の形態のバンドに惚れたのはアンジェラのおかげなもので。
「Tyrant」の名の通り、今回もアンジェラは暴虐性剥き出しです。それが表現不足云々を言われる一端なんでしょうが、一度も邪魔と思ったことはありません。

JUDAS PRIEST-Stained Class ★★ (2009-06-06 06:21:00)

せっかくこのあたりから「メタル」といえるサウンドになってきたのに、リマスターしてもなお音の軽さが残るのが残念。ステレオ環境良ければ音質向上して良い音になるんですが。
それでも名曲「Exciter」「Beyond the Realms of Death」はあるし、個人的には「Better by You, Better than Me」「Invader」も良いと思うのでお勧めに入れます。

IRON MAIDEN-Live After Death ★★ (2009-06-06 06:09:00)

チャーチルのスピーチから「Aces High」へなだれ込む……このイントロ考えた彼らは偉いです。
選曲もこの時までのベスト盤状態だし、ライヴ名盤に挙がって当然だなと思えます。
この期に及んで「ラストが『Hallowed Be Thy Name』の方がいいなぁ」なんて考えてしまうのは、かなり贅沢な要求でしょうね(笑)。

JUDAS PRIEST-Point of Entry-Hot Rockin' ★★ (2009-06-06 06:00:53)

タイトルからいって間違いなく熱いロックンロール。しかも凄く乗れる。
しかし名曲なのに迷PV(笑)……何だあのマッチョイズム強調しようとして大失敗しちゃった感は。逆に愛嬌すらあるぞ(笑)。

JUDAS PRIEST-Sin After Sin-Dissident Aggressor ★★ (2009-06-06 05:54:51)

ベスト盤かじり聴きでPriest入門した頃から、やたら耳に残っていた曲です。冒頭と合間に入るシャウトのためだと思われます。それぐらい頭と耳に刻みこまれるんですね、ハルフォード師のボーカルは。
ギターリフもカッコいいです。

JUDAS PRIEST-Sin After Sin ★★ (2009-06-06 05:48:00)

他のアルバムに比べ目立たない印象だし、どっちかというとHR路線ですが、Priest印のカッコよさは確立しています。特にM2「Diamonds and Rust」とM8「Dissendent Aggressor」。

AVENGED SEVENFOLD-City of Evil ★★ (2009-06-05 04:10:00)

上の意見見ると「メタルではない」というコメントが多いので「あれ?」と思いました。何せ自分は一聴して「メタル!!」と嬉しくなった人なので……。パンク、ロックンロールの要素を混ぜていようと、自分達の中核を成しているのはメタルだ! って言えるぐらい個性確立してますから。ベタなジャケットからして(笑)。
ただガンズとは違うんじゃないでしょうかね。あまりガンズを強調しすぎると期待外れの声が聞かれます。共通項はボーカルがしゃがれ声、たまにバラード入る、いわゆるバッドボーイズっぽい(でもインタビュー読むと真面目)ってとこぐらいだと思いました。

TOOL-Lateralus ★★ (2009-06-05 03:42:00)

1枚ページをめくるごとに人体が剥き出しになっていくアートワークのように、聴くごとに体内にじわじわと切り込んでくる音。
この点は『Aenima』で言ったこととほぼ同じだし、実際本作も同様に複雑怪奇な世界ですが、それに輪をかけて奇々怪々であるように思えます。何せM1「The Grudge」から、渦巻く音の中に不穏な空気までもが潜んでいる。いや、音の洪水の中だけでなく、静かな中に響くごく僅かなギター/ベースの音にも潜んでます。
「Parabol/Parabola」のPVはこの世界/神という概念を語ろうとしている……とは曲のレビューに書いた意見ですが、だとしたらアルバムに漂う得体のしれない不安感は、この世界の混沌そのものなのかもしれないと感じました。

STRATOVARIUS-Visions-Black Diamond ★★★ (2009-06-04 22:06:32)

もう言及されつくしてますが……イントロとアウトロのチェンバロがインパクト大。哀愁漂うメロディと曲展開あり。ギターソロも泣き入ってる。
以上の要因でこの曲(そしてStratovarius)にハマりました。

STRATOVARIUS-Infinite-Hunting High and Low ★★★ (2009-06-04 21:57:12)

哀愁度は薄いですが、このキャッチーさとつい歌いたくなるサビは間違いなくカッコいい。むしろ、歌詞からいったらこれぐらいポップな方が羽ばたいてる感じがあります。

STRATOVARIUS-Visions ★★ (2009-06-04 21:45:00)

メタルって時に歌謡曲のノリになるもんだなと実感したアルバムでもある。多分このノリとメロディアスさと哀愁とが日本人好みなんでしょうか。
曲はどれも良いんだけど、M1「Black Diamond」のインパクトが強すぎて後が霞みがちになるのが残念なところ。
ちなみに、ボーカルとして弱いとされる小ティモですが、何故か自分は彼のボーカルが好きです。

STRATOVARIUS-Infinite ★★ (2009-06-04 21:25:00)

ジャケットの近未来的で美しい世界観がそのまま音楽に表れています。
北欧メタルに哀愁と荒涼感を求める人にはあまり好まれないかもしれませんが、ポップな音と未来を見据えた歌詞もまた魅力があります。

PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick-Shit for Brains (2009-06-02 03:47:08)

音は悪いしミックスも良くないですが、曲自体はキャッチーで良い。正直、「Never For Fun」よりこっちをシングルカットした方が良かったんじゃないかと思いました。
歌詞は……最低だなこいつ(笑)。自身ワンマンプロジェクトのデビュー作でいきなりこれかよ。まぁ、サビはKMFDMの「Kickin' Ass」とほぼ同じ歌詞ですけど……。

PIG-Wrecked-My Sanctuary (Spent Sperm mix) ★★ (2009-06-02 01:39:19)

『Praise The Lard』M1のリテイクです。
原曲よりはオーケストラがバックに下がってしまっているのですが、女性コーラスが入ったりシャウトが増したりと、こちらの方が格段に洗練されています。
でも、極私的に一番いいリテイクはSchweinでBuck-Tickの櫻井敦司のコーラスを入れたバージョンじゃないかと。

PIG-Wrecked-The Only Good One's a Dead One ★★★ (2009-06-02 01:25:37)

何がカッコいいってギターリフに尽きる!! このリフのカッコよさはPIG最高レベルじゃないでしょうか。4分8秒のところからの曲転換ポイントもいい。
ただ、せっかくだからもっとボーカル前に出しても良かったんじゃないか?

PIG-The Swining-Find It Fuck It Forget It ★★ (2009-06-02 01:19:47)

後に2回リメイク(リミックス?)されていることから、レイモンド自身も気に入ってるんじゃないかと思います。
個人的には『Wrecked』収録のリメイクの方が好きですが、シンセ中心のポップさにタイトル通りのヤバい歌詞をぶつけたこの原曲もなかなかです。

PIG-Wrecked-Find It, Fuck It, Forget It (Regret It mix) ★★★ (2009-06-02 01:14:38)

原曲は『The Swining』収録。リミックスというよりリテイクじゃないかと思います。個人的にはこちらの方が好きです。
原曲よりギターがフィーチャーされていて、プログラミングサウンドもより硬質さを増した音になっているので、より「インダストリアル・メタル」に近い音楽性です。
レイモンドのウィスパーボーカルも一層ヤバくてよろしい(笑)。

PIG-Genuine American Monster-Disrupt Degrade & Devastate ★★★ (2009-06-02 01:06:45)

性急気味のリズムにゴリゴリしたギターが乗る硬質な音が基本ですが、プログラミングサウンドがどこかねっとりしていて陰湿さを助長しています。
「Beaten Bitter, Broken Low」「Dine and Dance with the Devil」等、歌詞ではレイモンドお得意の頭韻法が炸裂。タイトルからして明らかなんですけどね。

PIG-Genuine American Monster-Salambo ★★★ (2009-06-02 00:45:32)

レイモンド流極悪ラテンミュージック。
正確には今までにもこの手の極悪ラテンはやってましたが、この曲が一番吹っ切れてるように思えます。ホーンセクションが大活躍してますし、ただでさえインパクト大のドス声ボーカルが思いっきり前面に出ています。

PIG-A Poke in the Eye... With a Sharp Stick ★★ (2009-06-02 00:36:00)

'86年のデビューアルバム。
インディーズシーン発だからでしょうか、正直言って音が良くありません。ボーカルまで聴こえにくい時があるのが痛い。サンプリング音もショボいし、勿体ないことになってます。
そうなると、最大の武器は自ずとレイモンドのドス声&極悪な歌詞。もうここは文句つけられません。例外的にM4ではドイツ語で朗々と歌ってますが、曲調と音の能天気さ加減が逆に怖い(笑)。歌詞に至ってはPIGの中でトップレベルの性格の悪さじゃないか? もしやKMFDMを離れて(後に復帰したけど)極悪度に磨きがかかったのか?
とりあえず、これを勧める相手となると、よほどのレイモンドファンでしょうかね。

PIG-Praise the Lard ★★ (2009-06-02 00:15:00)

'90年発表の2nd。
1stよりサウンドプロダクションが向上してます(それでもインディーズシーンなので凄く音がいいとは言えないのですが)。オーケストラやホーン・セクションを大幅に取り入れるようになったのもこの頃から。
まだ荒削りさやミックスの甘さは残っているし、中盤ダレ気味になるところもありますが、PIGのサウンドの核は十分に形成されています。

PIG-The Swining ★★ (2009-06-01 23:57:00)

'93年発表の3rd。
前2作よりポップになり、全体的にもコンパクトにまとまってしまった感があります。ポップさはいいとしても、コンパクトさが「統一感」というより「締め付け」になってしまっているのが残念。もうちょっと伸び伸びやっても(プロデュース側がやらせてあげても)良かったのでは?
その一方で、M3で女性の喘ぎ声入ってたり、M6とM7でナイフを研ぐ音がサンプリングされてたり、PIGの特色たる危険度を増す効果は向上してきてます。

PIG-Genuine American Monster ★★ (2009-06-01 20:00:00)

'99年発売の6th。イギリス人なのに「American Monster」なのは活動拠点がアメリカだからか(笑)。
前作『Wrecked』のメタル風味を活かしながらも、ラテンやジャズの要素も取り入れた作品で、ヴァリエーションが広がっています。それでも散漫な印象でないのは、やはりひとえにレイモンドの粘着性ドス声ボーカルとえげつない歌詞(笑)。こちらもメタル好きにお勧めしたい1枚ですね。
ただ、国内盤収録の「Cry Baby」は微妙です。頑張って日本語で喋っちゃったよ、レイモンド。努力は認めるけど、今までの曲の流れからここに入ると我々日本人はコケます。

PIG-Sinsation ★★ (2009-06-01 19:53:00)

'95年発売の4th。
冒頭からオーケストラが効いているし、インストが端々に入っているし、トータルで見てまとまりがいいのはこの作品だと思います。この「まとまりの良さ」がコンパクトになってしまうことではなく、自分のやりたいことをやりながらも作品に整合性をつけていることになっているあたり、前回より進歩しているように思えました。レイモンドのドス声咆哮も深くて良いです。
ちなみに、M7「Analgesia」にはBuck-Tickの今井寿が参加しています。

PIG-Wrecked ★★ (2009-06-01 19:41:00)

'97年発売の5thアルバム。
一番メタル色が濃いのは本作だと思われます。ザクザクしたギターリフが前面に出ているし、曲調もバイオレントだし(歌詞はいつでもバイオレントだし陰湿です/笑)。ラテン風味(ただし性格悪い)がないのはちょっと残念ですけど。
PIGはオーケストラが入っているのが好きという方、極悪ラテンソングが好きという方はあまり好かないかもしれませんが、メタル好きでインダストリアル系もいけるという方にはお勧めです。
注意したいのは、国内盤と輸入盤とで曲が違っていることです。
輸入盤収録のM2「No One Gets Out Of Her Alive」とM4「Contempt」は国内盤にはなく、代わりに「Book Of Tequira」と「Find It Fuck It Forget It」のリミックスというかリテイク版です。個人的には輸入盤の収録の方がバラン
…続き

PIG ★★ (2009-06-01 19:16:00)

KMFDMメンバー、レイモンド・ワッツのプロジェクトです。長身痩躯、脚長い、男前のこの人が「豚」を名乗ってるあたりが若干嫌味ですがそれはおいといて。
こちらもインダストリアル系ではありますが、KMFDMよりホーン・セクションやシンセによるオーケストラ風味を多用しています。また、レイモンドのねちっこいドス声も相まって、より粘着質な印象です。ラテン音楽からの影響が覗えるのも特徴です。
しかし最近このお方はどうしているのやら……KMFDMにも参加してないし、PIGのサイトでも音沙汰がないし、どこでもいいから姿現してくれよ。

TOOL-10,000 Days-Vicarious ★★★ (2009-05-31 22:55:02)

「Stinkfist」「The Grudge」のような一撃目からの妖しさはないのですが、その分キャッチーでストレートにカッコいい。
それでいてイントロの不穏な空気はまぎれもなくTool。そして、キャッチーなメロディに乗せて「離れた安全な場所から全世界が死にゆくのを見たい」と歌うメイナードさんは、やっぱり怖い。

TOOL-10,000 Days-The Pot ★★★ (2009-05-31 22:49:24)

メイナードさんの美声、冒頭から絶好調!! そしてこの曲もまたベースラインが好き。
タイトルと「You must have been high」のコーラスからしてドラッグを思わせますが、実際中毒性が強いんだから仕方ない(?)。Toolの中ではキャッチーな部類ですし。

TOOL-Lateralus-Ticks & Leeches ★★ (2009-05-31 22:43:41)

『Opiate』を彷彿させる、珍しく衝動にかられたようなボーカルと音の激しさ。でも洗練度は当然高まっています。
淡々とした長く静かな間奏を経て、また爆発する瞬間が何とも幸せ(って表現も曲のダークさ加減からいえばおかしいかもしれませんが……)。

TOOL-Lateralus-The Grudge ★★★ (2009-05-31 22:32:50)

な、何だこいつは。
『Aenima』でも冒頭から一撃でやられたけど、その時以上に音がうねりまくってます。特にベースが妖しくていい。こいつは音楽というかもはや生き物です。
最後はメイナードさんの長いシャウトに敬服。

PUSCIFER-"V" Is for Vagina-Queen B ★★ (2009-05-31 07:55:48)

メイナードさんの低音ボーカルはもはや語り。コーラス歌う時も低音効かせてます。でもそれだけに高音域の旋律の美しさが際立つ瞬間も。曲調は淡々としてるけど、それだけに癖になります。
PVではマスコットのPusciferちゃんが、チェス盤の上で二重の意味での女王様でした。

PUSCIFER-"V" Is for Vagina ★★ (2009-05-31 07:47:00)

'07年発表。見れば分かりますが、映画『V Is For Vendetta』の悪質極まりない(笑)パロディタイトルです。ついでに言うと、フライトガイドを模したジャケットアートワークも真っっっ黒なユーモア満載です。
Toolの複雑怪奇な世界観、APCの聴きやすさを期待すると肩透かしを食う、ダークでミドルテンポで淡々とした作風です。音もプログラミングが多用されてます。しかも、メイナードさんの武器たる中性的な美声はほとんど封印され、低音ボーカルが中心。
この辺りが賛否両論になるポイントかもしれませんが、メイナードさんの才能にはまだまだ未知の領域があったことを思い知らされることには違いないでしょう。


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