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柴が2匹(会社から)さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 251-300
PAUL KOSSOFF-Blue Soul
GRAND FUNK-Shinin' On
THE BABYS-Head First
BILLY COBHAM-Spectrum
THE BABYS-Broken Heart
GRAND FUNK-We're an American Band
PAUL KOSSOFF-Live in Croydon,june 15th 1975
NICK SIMPER'S FANDANGO-Slipstreaming
THE BABYS-The Babys
GRAND FUNK-Phoenix
BACK STREET CRAWLER-Second Street
WARHORSE-Red Sea
BUDGIE-The Definitive Anthology An Ecstasy of Fumbling
GRAND FUNK-Live: The 1971 Tour
BACK STREET CRAWLER-The Band Plays On
WARHORSE-Warhorse
GRAND FUNK-E Pluribus Funk
BUDGIE-Life in San Antonio
PAUL KOSSOFF-Back Street Crawler
BUDGIE-Heavier Than Air: Rarest Eggs
GRAND FUNK-Survival
KOSSOFF/KIRKE/TETSU/RABBIT-Kossoff/kirke/tetsu/rabbit
BUDGIE-We Came, We Saw
GRAND FUNK-Live Album
FOGHAT-Family Joules
GLENN HUGHES-The Work Tapes
MOGG/WAY-Chocolate Box
BUDGIE-Deliver Us From Evil
GRAND FUNK-Closer to Home
MOGG/WAY-Edge of the World
GRAND FUNK-Grand Funk
BUDGIE-Nightflight
FREE-The Free Story
SMILE-GHOST OF A SMILE
TOMMY BOLIN-Energy
BUDGIE-Power Supply
GRAND FUNK-On Time
TONY IOMMI-Eighth Star
TOMMY BOLIN-Private Eyes
FOGHAT-King Biscuit Flower Hour Presents Foghat
BUDGIE-Impeckable
TOMMY BOLIN-Teaser
TONY IOMMI-Iommi
FOGHAT-Return of the Boogie Men
BUDGIE-If I Were Brittania I'd Waive the Rules
THE HONEYDRIPPERS-VOLUME TWO
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project 2
FOGHAT-Zig Zag Walk
BUDGIE-In for the Kill
THE HONEYDRIPPERS-VOLUME ONE
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PAUL KOSSOFF-Blue Soul ★★ (2004-02-01 17:37:00)

86年発売のベストアルバム。
ベストとしては「KOSS」の方がメジャーですが本作もキチンと美味しい部分を感じられる1枚です。
当時としては「フリー・ライブ」以外のライブテイクが3曲挿入されており非常にファンとして
は考え深い作品でした。
また、スタジオテイクも「KOSS」にかぶらないような選曲がされており、本作も他バンドへのギター参加作品が
良い味だしていますよ。

GRAND FUNK-Shinin' On ★★ (2004-02-01 17:26:00)

大ヒット作「WE'RE AN AMERICAN BAND」に続いて発売されたスタジオ8作目。
内容的に前作の延長線上のストレートでどこかPOPな味付けのHRサウンドですが、よりメロディを
活かした曲作りがされた作品で、かなり洗練された印象を受けます。シングルでは本作からも全米1位のカバー曲
「ロコーモーション」や11位と健闘したタイトル曲などを含み非常に聴きやすく、本作自体も全米5位まで上昇しているヒット作です。

THE BABYS-Head First ★★ (2004-02-01 17:09:00)

3人編成ですがゲストが多数参加した、78年のアルバムですね。
上記の方の仰るとおり、一気にポップになっています。HR以外の曲は更にAOR風になってきていますし、
HRは前作まで感じたやや硬質な部分がなくなりメロディ中心のハード・ポップに変貌しています。
もちろん、ストリングスやお雇いコーラスもすでにこなれたようで、かなり多様しています。
メロディアスなロックが好きなら購入しても損はしない作品だと思います。

BILLY COBHAM-Spectrum ★★ (2004-02-01 16:59:00)

ジャズロックでは著名なジョン・マクラフリン率いるマハビシュヌ・オーケストラのドラーマーのソロ作品(73年)
HRファンにはボーリンが参加したことで知られていますね。特に1曲のスピード感と感性の塊のようなギター、
パワフル且つリズミカルなドラム、3曲目のヤン・ハマーのキーボードとの掛け合いはHRファンも唸るはずです。
ブロー・バイ・ブロー作成前のジェフ・ベックも参考にしたほどのインストアルバムと言うのが頷ける作品です。

THE BABYS-Broken Heart ★★ (2004-01-30 18:31:00)

77年発表の2nd。
案外シンプルだった1stに比べ、いきなりストリングスで始まるオープニング曲が更にメロディアスに
変化していく彼らを象徴しています。また、楽曲によってはブラスや女性コーラスも導入し、よりキャッチャーで
いかにもラジオ向けのソフトな楽曲が並びますが、当時は美男子4人組みの女の子向けお子様ロック
のイメージが先行し思ったほどの売上げにならず非常に苦戦していました。しかし、サウンド的にはは80年代に通じる
POPなHRが聴ける1枚です。

GRAND FUNK-We're an American Band ★★ (2004-01-30 18:04:00)

73年発売のスタジオ7作目。
キーボードが正式加入となりバンド名も短く、楽曲もよりキャッチャーでストレートなサウンドが目白押しの作品。
もちろん、初のシングルナンバー1ヒットのタイトル曲は現在も光り輝くロックンロールの名曲を含み
トッド・ラングレンのプロデュースにより、以前の作品よりも音質がクリアで楽器の音のバランスも
良く、彼らのアルバムでは最高位の2位を記録した最高傑作として位置づけされているのも納得な1枚です。

PAUL KOSSOFF-Live in Croydon,june 15th 1975 ★★ (2004-01-29 18:59:00)

83年発売のオフィシャルライブ。(75年録音)
ソロ名義ですが実際はバンド「バック・ストリート・クローラー」時代の作品です。コゾフ自体のプレイは残念ながら
ドラッグに犯されあまり上等なものでは決してありません。しかし、逆に苦しそうに弾くソロなどは聴いていて
胸が痛くなるほど感情的です。更に他のメンバーもコゾフの不調をカバーしラフながらまとまった演奏は楽しめます。
賛否両論かと思いますが晩年のプレイが聴ける唯一のオフシャルライブです。

NICK SIMPER'S FANDANGO-Slipstreaming ★★ (2004-01-29 18:49:00)

79年発売の1st。
時代に反映してルーズなロックンロールとブルージィなハードックサウンドがまるでバド・カンの
ようだと雑誌などで書かれる事が多いようですが、個人的にはどちらかと言うとバド・カンよりも
湿り気のある同時期のナザレスに近い作風に感じます。アメリカ南部を意識しながらもやはり、どこか
ウェットで郷愁感のあるサウンドはいかにもブリティッシュ。そこがウォーホースと違い評価が低いところかもしれません。
しかし、ブルージィなサウンドが好みの方にはお勧めできる作品です。

THE BABYS-The Babys ★★ (2004-01-29 18:36:00)

77年発売の1st。
現在はジョン・ウェイトやジョナサン・ケインが在籍していたことで多少(?)知られるグループですが
発売当時はドラムのトニー・ブロック(exストライダー)のニューバンドとして紹介されていました。
本作は当時の日本盤LPの解説によるとジョン・ウェイト曰く「売れる為に結成したバンド」と書いてありましたが
後の作品に比べると1曲目やラストの曲などは暗く悲しいいかにもというブリティッシュハードロックで
他の楽曲についても明るいロックンロールや湿り気のあるバラードなどまだまだ産業ロックに徹していない
不器用さを感じる作品ですが楽曲自体はなかなか良く時代に反映したアルバムだと思います。

GRAND FUNK-Phoenix ★★ (2004-01-29 18:21:00)

72年発売のスタジオ6作目。
キーボードのクレイグ・フロストの全面参加により楽曲に厚みを増した作品です。基本的に前作
「戦争をやめよう」の延長線上のファンクでソウルな作りなのですがギターのリフで押し通す作風から
音の隙間を鍵盤で埋め、ひいてはキーボードが主旋律の楽曲までが多くなり初期のゴリ押しスタイル
が好みの方にはイマイチの評価かもしれません。しかし、音楽性の多様化に成功した本作はやはり全米7位と大ヒットしました。

BACK STREET CRAWLER-Second Street ★★ (2004-01-28 19:06:00)

コゾフのオーバードラッグ後に発売された遺作(76年)
前作は若干ワイルドなつくりでしたが本作はかなり洗練されたつくりでソールフルなアレンジが目立つ洒落た楽曲です。
アコースティックの曲も非常に憂いがあり死を目前にしたコゾフのギターがもの悲しく心に響きます。
実際、全曲にコゾフは参加していませんがニューギタリストが意思を引き継ぎ良い仕事を行っています。合掌・・・。

WARHORSE-Red Sea ★★ (2004-01-28 18:28:00)

72年のセカンドアルバム。
1stよりも若干ハードな印象を受ける作品でロックンロール有り、クラシカル有り、ブルース有りと
幅広い音楽性も兼ね備えています。もちろん、鍵盤メインですが上記の方も仰るドラムメインの楽曲は
70年代初期の実験的アプローチを感じさせてくれます。実際スタジオよりもライブ栄えする曲の多いように思います。

BUDGIE-The Definitive Anthology An Ecstasy of Fumbling ★★ (2004-01-28 18:20:00)

96年発売の2枚組BOXベスト。
特に珍しい曲が入っていないので初めて聴くにはうってつけのベストだと重います。
現在も1枚もののベストは何種類か発売されていますが、若干、選曲が甘いのとライブテイクが
入っていなかったりしているので全時代を網羅した楽曲とライブバンドであった証明となる82年のレディングの模様が
収められている本作はかなり良質な作品です

GRAND FUNK-Live: The 1971 Tour ★★ (2004-01-28 18:12:00)

02年発売のオフィシャルライブ。
録音は71年の絶頂期で1stから「戦争をやめよう」までの楽曲がバランスよく収録されています。
音質も名盤「ライブ アルバム」よりも格段に良くノリノリでパワー溢れるライブの真髄を発揮しています。
まさにアメリカン・ハードロックの元祖たるエネルギッシュでワイルドな演奏を聴けば彼らが何故受けたのか痛感させられる作品です。すごい!

BACK STREET CRAWLER-The Band Plays On ★★ (2004-01-27 19:16:00)

ポール・コゾフが結成したニューバンドの1st(75年)
非常にフリー時代よりアメリカ南部を意識した泥臭いロックナンバーで占められた作品です。
同じアメリカを意識したバド・カンよりもドライな雰囲気を持っていますが、楽曲自体はコゾフメイン
ではなくキーボードのMike Montgomeryの作品が多いためでしょうか。しかし、良く雑誌などで
書かれているような粗いプレイではなく楽曲にあったノビノビしたコゾフのプレイが堪能できる作品です。

WARHORSE-Warhorse ★★ (2004-01-27 19:06:00)

70年の1stアルバム。
パープルのニック・シンパーが結成したことでファンの間では知れれるバンドですが、楽曲は
やはり、と言うかパープル1期をややハードにした内容でクラシカルベースにギターよりもどちらかというと
鍵盤が目立つ奥ゆかしい作品です。曲によってはもろ1期パープルそっくりなイントロだったりしますが
オルガン好きな方にはお勧めです。

GRAND FUNK-E Pluribus Funk ★★ (2004-01-27 18:56:00)

彼らのスタジオ5作目(71年)
タイトル通りかなり、ファンク色が濃く出てきた作品です。初期の荒々しさとは違うリズミカルで
ホットな楽曲が非常に彼ららしく骨太に仕上がっています。1曲目の「FOOTSTOMPIN` MUSIC」から
ノリの良い軽やか且つファンキーなHRが炸裂しています。初期の2枚と「アメリカン・バンド」に
挟まれ地味な扱いがされている時期ですが本作も全米TOP10に入る好成績でした。

BUDGIE-Life in San Antonio ★★ (2004-01-27 18:42:00)

02年発売のオフィシャルライブ。
録音は再結成後のアメリカツアー(!)で02年テキサスでの収録です。この前後、他のバンド
とも(ジューダス・プリースト等)ジョイントがありかなり盛り上がったと聞きます。音質は最上とはいえないものの、それなりに良好で選曲も彼らの歴史を網羅するベスト的な内容です。
すでにボーカルの甲高い声は聴けませんがその分、かなりテンションの高い演奏が楽しめた作品です。
ライブだけではなく是非ともスタジオ盤を作って欲しいものです。

PAUL KOSSOFF-Back Street Crawler ★★ (2004-01-26 18:30:00)

コゾフ名義唯一のソロアルバム。(73年)
フリー解散後のプレイですが、バンド時代にはなかったファンクな味付けやよりセッション色濃いディープな内容です。
特に17分を超えるインスト「チューズデイ・モーニング」のインスピレーション溢れるプレイと
究極の泣きのインスト「タイム・アウェイ」での最強のビブラートはまさテクだけじゃないロックギターの真髄だと思います。
また、ロジャースがゲスト参加しているソウルな歌声の「モルトン・ゴールド」等、徐々に、米国南部を意識した音作りがされています。
後に本作のアルバム名をバンド名にして、よりドライな方向へ進んでいきます。

BUDGIE-Heavier Than Air: Rarest Eggs ★★ (2004-01-26 18:14:00)

98年発売の2枚組オフィシャルライブ。
97年発売の「WE CAME WE SAW」がレディングの模様で占められていますが本作はデビュー時から
81年までと幅広い選曲でライブのみならずTV用音源も収録されています。その為か音質的にはバラツキがあるのはしょうがないですね。
ディスク1はある程度バラバラな年代で構成されており特に72年のBBC音源は非常にヘビィで考え深い内容です。
また、ディスク2は78年のライブが10曲とある程度まとまって収録されており、彼らが決して
スタジオバンドではないことを証明してくれるようなプレイが堪能できますよ。

GRAND FUNK-Survival ★★ (2004-01-26 18:04:00)

71年発売のスタジオ4作目。
グランド・ファンク史上最も楽曲的に地味な印象を与える作品です。もちろん、前作から少しづつ
楽曲の幅が広がってきているのですが、骨太なロックンロールもかなり洗練されてきた印象を受けます。
かなり、黒人音楽を取り入れるようになってきてストーンズのカバー「ギミー・シェルター」さえ
オリジナルにはないファンクな香りがします。名作「ライブ」の後の音楽性の変化にも関わらず全米6位まで上昇したのはさすがですね。

KOSSOFF/KIRKE/TETSU/RABBIT-Kossoff/kirke/tetsu/rabbit ★★ (2004-01-25 20:12:00)

後期フリーのメンバーからポール・ロジャースがいないだけなのですが、案外サイモン・カークの
ボーカルがとてもソフトで良い感じに仕上がっていますね。ラビット氏が作った作品が多いので
やはり鍵盤がメインの柔らかい曲調と骨太なリズムセクション、すすり泣く様なコゾフのギタープレイ、
どれをとっても英国的過ぎます。

BUDGIE-We Came, We Saw ★★ (2004-01-25 20:03:00)

97年発売の2枚組オフィシャルライブアルバム。
収録は80、82年のレディングフェスティバルの模様。80年の録音の方は若干、音質がよろしくないですが
70年代の曲と復活後の曲中心の選曲で演奏自体はかなり走っています。82年の録音の方は
音質はキーボードが聴こえづらい以外は良好で復活後の代表作中心の選曲、演奏そのものも非常に
クオリティの高い名演です。

GRAND FUNK-Live Album ★★ (2004-01-25 19:51:00)

70年発売の初のライブアルバム。
本作は音質もそれほど良くないし、演奏もかなりラフなのですが雑誌等ではHRのみならず、
ロック全般の名盤100選に必ずノミネートされるほどの名盤として扱われています。もちろん、
その理由はロックの熱さを体現しているからでしょう。観客がノルとバンドのテンションも上がり
演奏が延々続く・・・、その為、次のステージで待っていたZEPPの出演がアンコールに次ぐ
アンコールでかなり遅れてしまったのがこれを聴けば判るはずです。ライブアルバムの金字塔作品。

FOGHAT-Family Joules ★★ (2004-01-25 19:39:00)

03年発表の最新スタジオアルバム。
彼らの14作目となる本作はギターとボーカルがニューメンバーとなっています。前作「RETURN OF THE BOOGIE MEN」
よりもブルース臭くない作品で本来のハードブギーも演奏していますが、どちらかと言うと
シンプルなロックンロール主体で良質なオヤジロックが堪能出来る作品です。楽曲によっては
POPなセンスも有り楽しいアルバムではないでしょうか。

GLENN HUGHES-The Work Tapes ★★ (2004-01-24 18:52:00)

98年発表のデモテープ起こしのオフィシャルCD。
実際はGLENN HUGHES/GEOFF DOWNES名義で発売されていますが、GLENN HUGHES単独名義で発売される予定
だったそうです。あくまで演奏そのものは打ち込みなので非常に薄っぺらいもので何故、オフィシャルで
発売されたか不思議です。内容はGEOFF DOWNES氏が前面参加している為か、かなりメロディアス
でこの作品が完成されていたらかなり素晴らしい物になっていたのでは?と考えてしまいますが、
あくまでデモ音源なので好きな方のみお勧めですね。

MOGG/WAY-Chocolate Box ★★ (2004-01-24 18:40:00)

99年発売の2ndアルバム。
ドライで荒削りな印象をうけた作品です。前作がかなり手の込んだ感じを受けましたが本作はよりライブ向けな仕上がりで
男臭さを醸し出していますね。ポール・レイモンドが復帰(?)したのに前作よりも埃っぽい感じで
後の「シャークス」を彷彿させる楽曲がメインとなっています。個人的にはドラムの骨太感が良かったです。

BUDGIE-Deliver Us From Evil ★★ (2004-01-24 18:30:00)

82年発表のスタジオ9作目。
前作で芽生えたメロディアス路線を前面に押し出した作品です。キーボード加入により楽曲が「産業ロック」風
のサウンドになっていますが、やはりこのボーカルが一種独特の世界を醸し出しています。
残念ながら本作が最後のスタジオアルバムとなり、一部のプレスからは音楽性の変化に失敗した作品
との評価を目にすることが多いのですが、実際は彼らの全作品のうち発売後1年の売上げでは
最も売れた作品となっています。
これはこれで非常に聴きやすい1枚です。

GRAND FUNK-Closer to Home ★★ (2004-01-24 18:19:00)

70年6月リリースのスタジオ3作目。
2NDまでのゴリ押しHRスタイルから本作は多彩な音楽性を披露しはじめた作品となっています。
もちろん、ヘビィなロックンロールの「グッド・マンズ・ブラザー」等は従来の路線を強襲したものですが
アコギやキーボードを用いた楽曲や、ブルース、ゴスペル等の影響を感じさせる曲など多く収録され進化を感じさせます。
この変化はファンに歓迎され彼ら初の全米ベスト10(6位)まで上昇しています。

MOGG/WAY-Edge of the World ★★ (2004-01-23 20:04:00)

マイケル・シェンカー復帰後のUFOの作品よりも70年代のPOPでメロディアスなUFOに近いサウンドだと思います。
楽曲も非常に完成度が高くオリジナルメンバーのフィル・モグ、ピート・ウェイ両氏を支える
エインズレー・ダンバー氏の衰えを知らないドラムや、新しいギタリストのテクニカルプレイは非常に盛り上げてくれています。
好き好きでしょうが「マザー・メアリー」のリメイクは不要だったのではと思わせる好盤です。

GRAND FUNK-Grand Funk ★★ (2004-01-23 19:51:00)

1ST同様に骨太なロックンロールが炸裂している作品です。チャートでも全米11位と躍進しています。
30年以上経った現在も進駐軍放送では頻繁にかかる「ミスター・リムジン・ドライバー」や「パラノイド」、「孤独の叫び」等
人気曲がいまだに多いアルバムで、やはりその理由はプレイやアレンジの良し悪しではなく
ロックならではの判り易さ、熱さを感じさせてくれるアルバムだからだと思います。

BUDGIE-Nightflight ★★ (2004-01-23 19:38:00)

81年発表のスタジオ8作目。
前作は全編ゴリ押しストレートなメタリックアルバムでしたが、本作では1曲目からアコギで始まり
非常に憂いのあるドラマティックな彼らの後期の名曲「I TURNED TO STONE」で始まり、ライブ
での定番ゴリ押しメタル「SUPERTAR」等、音楽性の幅が広がった作品です。他の楽曲についても
彼らにしてみればややメローな雰囲気の楽曲もあり時代に反映したサウンドです。

FREE-The Free Story ★★ (2004-01-23 19:25:00)

フリー初のベスト盤(73年)
レコード時代は2枚組見開きジャケと当時としては豪華なブックレット付で見栄えの良いアルバムでした。
オリジナル盤を全て押さえている方にはあまり興味がわかないのですが、「ピース」時代の曲が
1曲だけ含まれているファン泣かせのベスト盤です。

SMILE-GHOST OF A SMILE ★★ (2004-01-22 20:01:00)

クィーンファンの間では必聴と呼ばれていたスマイルの音源がようやく90年代後半にCD化されたことは嬉しいことでした。
内容はいかにもブリティッシュ然とした湿り気と優しいメロディですでにコーラスも堂々した内容。
ベース&ボーカルのティム・スタッフェル氏の声も癖はないですがかなり綺麗な喉を披露しています。
ハードではないですがPOPなセンスはとても良好です。

TOMMY BOLIN-Energy ★★ (2004-01-22 19:52:00)

99年にTOMMY BOLIN 名義で発売された作品ですが、もともとはゼファー脱退後に結成された「ENERGY」というバンドです。
残念ながら当時は(72年)レコードデビューまで果たせずお蔵入りしていた音源ですがクオリティーは高く
ゼファー時代よりも洗練された楽曲、ブルース、ジャズ、ファンク等、すでにフュージョンを開拓する原石を
感じさせてくれています。ボーカルのジェフ・クックについても歌い上げ系の渋い声で
本作を引き立ててくれています。
後の1stソロ「ティーザー」に収録されている「ドリーマー」の原曲が収められており、ピアノメインで
よりブルージィな楽曲がソロ作とは違った魅力を感じさせてくれていますよ。

BUDGIE-Power Supply ★★ (2004-01-22 19:36:00)

80年発売のスタジオ8作目。
パンクブームに押され一時、レコードディールを切られていた彼らですがNWOBHM勃発後の英国で再び、
不死鳥のごとく蘇った作品です。70年代の作品に比べるとドゥームな雰囲気は殆ど感じられないので
現在はその手のファンの方には評価がイマイチのようですが、当時の英国では今までにないスピード感ある楽曲が
ライブで受け徐々に人気をとりもどした重要な1枚です。非常にパワーとごり押し感のあるヘビィメタリックアルバム。

GRAND FUNK-On Time ★★ (2004-01-22 19:24:00)

アメリカンHRのパイオニアとして、また、元祖産業ロックとして知られる彼らですが、1stの本作は
非常にラフでゴリ押し、エアロスミスやキッス等の第2世代と呼ばれるバンドよりも泥臭く土着的な匂いを放っています。
もともと、ライブで本領を発揮するバンドということもあって曲もシンプル・イズ・ベストなロックンロール。
個人的には英国のブルース・ジャズから発達したHRとは一線を画す内容ですから、好みが分かれるのはしょうがないと思います。
しかし、本作も「ハートブレイカー」等、ライブでも重要な楽曲を多く含み1STにして全米27位まで上昇
し並の新人にはない新しいロックの息吹を感じさせるアルバムですね。

TONY IOMMI-Eighth Star ★★ (2004-01-22 00:08:00)

お仲間から頂いたTONY IOMMI WITH GLENN HUGHESというタイトルで発売されているブートで96年に録音されたセッション音源。
もともと、アイオミ氏のソロ作品用デモテープの流出ですが楽曲的には「CROSS PURPOSES」以降の
90年代サバス風サウンドでメロディアスな「SEVENTH STAR」よりも若干ハードな出来といった感じです。
メンバーもヒューズ氏以外にデイブ・ホーランド、ドン・エイリーの両氏が参加されています。

TOMMY BOLIN-Private Eyes ★★ (2004-01-21 23:56:00)

残念ながら遺作となってしまった作品ですが、上記の方が仰る意見そのものだと思います。
バラエティに富んだ作品なのに統一感を感じることが出来る本作は曲自体の優しさ・楽しさが
じわじわ伝わってくる1枚です。もとろん、フージョン風サウンドの集大成的「POST TOASTEE」
などファンクな曲も良いのですが、特にフォーキーな楽曲の出来が素晴らしく彼のプレイ以外の実力である
作曲・アレンジのセンスが如実に現れたアルバムです。

FOGHAT-King Biscuit Flower Hour Presents Foghat ★★ (2004-01-21 23:45:00)

ここ10年くらいの間に良質で数多くのバンドのライブを発売しているシリーズですが、こちらは
99年に発売された全盛期(76,7年)に録音されたライブです。音質もリマスターされそれなりの音ですし
名作「LIVE」とかぶる部分は有りますが「MY BEBE」や「NIGHT SHIFT」等、この作品しか聴けない楽曲
が含まれているのも嬉しいです。また、ボーナストラックとして74録音のライブが4曲、スタジオテイクが1曲入っています。
初期のライブも荒々しくて良いですね。

BUDGIE-Impeckable ★★ (2004-01-21 23:34:00)

78年発売のスタジオ7作目。
最も英国HRが衰退していた時期の作品で、当時の大多数のバンド同様、どこかPOP且つ、
フュージョン的な香りも漂わせているアルバムです。その為、BUDGIEの作品の中では問題作として
評価されることが多いようですが本作からも80年代に復活後のライブでも演奏される「MELT THE ICE AWAY」等
橋渡し的な過渡期の作品であることがわかります。癖はすくないですが楽曲のクオリティは高い1枚ではないでしょうか。

TOMMY BOLIN-Teaser ★★ (2004-01-20 03:11:00)

上記の方々が仰るとおりバラエティに富んだ作品ですね。
やはり、フージョンの先駆けプレイヤーの一人としてパープル以外のセッション的活動が
一番、彼のプレイにピッタリあっていたのかと思わせるアルバムですね。モトリー・クルーがカバーしたこと
で案外有名なタイトル曲のハードな曲もいけますが、やはり、ラテンな「SAVANNAH WOMAN」、
ジャズロック的インスト「MARCHING POWDER」のプレイこそ彼のギターですね。

TONY IOMMI-Iommi ★★ (2004-01-20 02:59:00)

上の皆さんの評価、案外キツイですね(笑)。個人的にはあくまでソロということもあってサバスっぽい
音を全く期待していなかったというか、もっとルーツ音楽のようなものをやって欲しかったのですが
いざ聴くと、曲自体は案外ヘビィだったのでこれならまだまだ、サバスとしてやっていけたなと
痛感しました。オジーがファミリービジネス中心にバラエティに丸くなったのに対し
この方はいつまでも精神的にHR・HMの方なんだとも痛感・・・。

FOGHAT-Return of the Boogie Men ★★ (2004-01-20 02:49:00)

94年発売の復活スタジオアルバム。
約20年ぶりのオリジナル・メンバーでの録音。もちろん、往年のハードブギーがオヤジ達の
貫禄とともに炸裂しています。また、いままでになくフォーキーな楽曲はモロ、ブルースの作品で
年輪を重ねた渋さ・味わい・人間臭さ等兼ね備えた最高の出来です。ある意味、最高傑作と呼んで良い内容だと思います。
本作発表後の2000年2月7日、ボーカル・ギターのロンサム・デイヴ氏逝去・・・
残念でなりません・・・・。

BUDGIE-If I Were Brittania I'd Waive the Rules ★★ (2004-01-20 02:35:00)

76年発売のスタジオ6作目。
前作「BANDOLIER」からハード&ヘビィ以外の面も見せるようになってきたのでが、本作では
一段と変調でジャジィな曲展開の曲や微妙に屈折したロックンロールなど非常に癖のつよいHR
の楽曲が目立つ作品です。ハードさはあまり感じられませんがヘビィではあるアルバムです。
80年代以降のライブでも数曲は必ず演奏されるのも納得する内容ですね。

THE HONEYDRIPPERS-VOLUME TWO ★★ (2004-01-18 23:41:00)

THE HONEYDRIPPERS 名義のブートライブです。
81年のクラブホールでのライブで音質はオーディエンス録音ですがそれなりに聴けます。
単純に50年代のロックンロールとブルースを歌っている作品なのですが後に「VOLUME ONE」
で録音する曲は1曲も演奏されていませんのでロバート・プラントがかなり好きな方のみお勧め出来る作品です。

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project 2 ★★ (2004-01-18 23:34:00)

上記の皆さんの仰るとおり前作よりも確かに曲のクオリティは上がっていますね。両ボーカルが
前作よりもうまく溶け込んでいる楽曲の出来が素晴らしいです。ただクラシックロックをやってみました、
という感じではなく1曲目の「レヴェレイション」から非常にテンションが高くハードで
彼らの並々ならぬパワーを感じさせてくれますね。

FOGHAT-Zig Zag Walk ★★ (2004-01-18 23:24:00)

83年発売のスタジオ12作目。
当時のネオロカビリーブームに乗っかったのか、フィフティーズ風のロックンロールを前面に
押し出した作品です。各曲はノリが良くまたベテランの渋さがでているロックなのですが、
やはりバンド自体のイメージとかけ離れすぎており、レーベルが倒産しかけていたこともあってか
プロモーションらしいことも殆どできぬまま彼らは本作をもって一時シーンから姿を消します。
あまり、語られぬことがないひっそりとした終焉でした・・・。

BUDGIE-In for the Kill ★★ (2004-01-18 23:15:00)

74年発売のスタジオ4作目。
一般的に彼らの代表作という位置づけがされています。本作もメタリカがカバーした「脳手術の失敗」が
含まれていることで案外知られているようですが、それ以外の曲も非常にミデアムかつメタリックな楽曲で占められています。
ともかく、重くねっとりとした彼らの良さが開花した一枚です。

THE HONEYDRIPPERS-VOLUME ONE ★★ (2004-01-17 20:17:00)

84年発売のとりあえず唯一のミニアルバム。
もともとパーシーがZEPP解散後、小さなホール中心に「THE HONEYDRIPPERS 」名義でオールディーズを
歌っていたのを具体的にした作品です。なので5曲全部がカバー曲です。メンツもペイジ師匠、ベック師匠と豪華で
彼のルーツ音楽をお洒落に再現しています。特にHIT曲の「シー・オブ・ラブ」は原曲とは違うゴージャスな雰囲気となっています。


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