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29さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 251-300
TEN-Far Beyond the World
EDENBRIDGE-Arcana
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise
PRETTY MAIDS-Future World
ADAGIO-Sanctus Ignis
HEAVENLY-Sign of the Winner
DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams-Beyond the Fire
DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams
JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER-MullMuzzler 2
KAMELOT-Karma
AFTER FOREVER-Decipher-Forlorn Hope
SPELLBOUND-Breaking The Spell-Crack Up The Sky
AFTER FOREVER-Decipher
ANGRA-Fireworks
ANTHRAX-Spreading the Disease
SUPREME MAJESTY-Tales of a Tragic Kingdom
MASQUERADE-Masquerade
VIPER-Theatre of Fate
JUDAS PRIEST
DREAMTIDE-Here Comes the Flood
ELEGY-Forbidden Fruit-Elegant Solution
ELEGY-State of Mind-Shadow Dancer
ELEGY-Forbidden Fruit
ELEGY-Labyrinth of Dreams
ELEGY-State of Mind
STORMWIND-Stargate
KAMELOT-Eternity
GAMMA RAY-Insanity and Genius-Tribute to the Past
JOE LYNN TURNER-Slam-Heart Of The Night
BLIND GUARDIAN-Tokyo Tales
SYMPHONY X-The Divine Wings of Tragedy
LABYRINTH
KAMELOT-Siége Perilous
SONATA ARCTICA-Silence
DGM-Dreamland
VANDEN PLAS
HEAVENLY-Sign of the Winner-Still Believe
THE 3RD AND THE MORTAL-Nightswan
NATION-Chased by Time-Way of Love
NATION-Chased by Time
NATION
RHAPSODY OF FIRE-Rain of a Thousand Flames
SILENT FORCE-Infatuator-We Must Use the Power
DESTRUCTION-The Antichrist
KAMELOT-The Fourth Legacy-Nights of Arabia
NOVEMBRE-Novembrine Waltz
FREEDOM CALL-Crystal Empire
KAMELOT-The Fourth Legacy-Until Kingdom Come
KAMELOT-Karma-Don't You Cry
ANGRA-Rebirth
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発言している13曲を連続再生 - Youtube



TEN-Far Beyond the World ★★ (2002-01-09 00:13:00)

正月休みに結構聴きました。TENは1stが最高だと思ってましたが、それに匹敵するいい曲を揃えてきたなーというのが印象です。個人的には⑪“Outlawed And Notorious"はかなりな名曲の部類に入ります。TEN節の哀愁のメロディが炸裂!って感じでいいですよね。
ただ今作をもってヴィニー・バーンズは脱退してしまうそうですが、彼無しにTENは存続し得るのかな?これが彼らの最後の名作にならないことを祈ります。

EDENBRIDGE-Arcana ★★ (2002-01-09 00:07:00)

約1年振りに出された2nd。
前作では女性Vo、サビーネ嬢のややソフトな歌唱もあって、正統HMであるのにイマイチ煮え切らないイメージが払拭出来なかったけど、パワーアップしてきた感があります。楽曲の方向性は1stとそんなに大幅に違いませんが、アレンジが丁寧になって、細かいところまで良く考えて作られてるなーという印象があります。そして何よりサビーネ嬢の歌唱が明らかに上手くなってます。表現法に幅が出てきました。陳腐な表現になってしまいますけど、なんか癒し系な感じですけど、それだけに留まらない“何か"を感じさせてくれます。
個人的にはもう少しHMの攻撃的な側面を表現した楽曲があるとアルバムに芯が通った気もしますが、これは彼らならではの個性になっていってると思うので、この路線でがんばってほしいですね。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise ★★ (2001-12-31 15:03:00)

今年オススメする最後の1枚です。
EMPEROR、実はこれまで敬遠してました。何曲か聴いたことはあったけど、あまりの暴虐さというか、音の凄まじさに「アルバム1枚聴くにはなー」と思ってました。北欧の真性サタニック・ブラック・メタルっていいイメージ無かったんですよね。そのため巷で好評価のこのラスト作の4thも、何度かレジに持っていきかけたものの、結局他のアルバムを優先して聴かず終いだったんですよね。いや、この傑作を危うく聴き逃すところでした。
曲展開の見事さと構成力の素晴らしさが抜きん出ています。デス声も耳が痛くなるほどのゲロゲロ声じゃなく、かっこいい部類のデス声ですよね。この音楽性を表現するにはこれしかない、って感じの声で、「普通声で歌ってたらもっといい」なんていう評価は出そうにありません。荘厳さを演出しているシンセもこれ以上ないくらい効果的に使われてます。1曲1曲に壮大なドラ
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PRETTY MAIDS-Future World ★★ (2001-12-28 03:48:00)

語りましょう、語りましょう(笑)
PRETTY MAIDSについて語れ!でも書いてますが、このバンドの代表曲である“Fortuna~Back To Back"は確かに名曲中の名曲であるのは間違いありません。が、あの一曲のイメージだけで語られてしまうのは勿体無い!
この2nd(デビュー・ミニを入れると3枚目)は、煌びやかなシンセを大胆にフューチャーした、これまた傑作HMアルバムになっています。典型的なPM的疾走曲の“Future World"、メジャー感に満ち溢れたポップな曲“Love Games"、静かなアルペジオからアグレッシブな曲への静から動への展開が見事な“Yellow Rain"などバラエティに溢れた名曲が目白押しです。この楽曲のバラエティの豊富さ、歌メロのキャッチーさ、そして絶妙のリフワーク、HMバンドとしては理想的なKeyのアレンジと、PMの魅力がまさに高い次元で
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ADAGIO-Sanctus Ignis ★★ (2001-12-27 01:45:00)

バロック音楽ファンには堪らない至福の時間を与えてくれる一枚。ネオクラ オブ ネオクラ!!
VoはPC69のデヴィッド・リードマン、KeyはMAJESTICのリチャード・アンダーソン、DrはELEGYのダーク・ブルイネンバーグと、スーパープロジェクトの様相ですが、このメンツを取り仕切るのがステファン・フォルテなる無名G。だが、この彼のGセンス、クラシックセンスがズバ抜けてこの手のHMとの相性がいい!個人的な印象としては、クラシカルなアレンジをしたHMというよりは表現方法がHM的なクラシックといったイメージの方が近いです。
一番驚いたのはD・リードマンの歌唱。PC69での湿り気を帯びた哀愁漂う歌唱でなく、正にネオクラ然とした堂々としたその歌いっぷりは見事の一言に尽きます。それに拍車をかけるようにツボな音色で悶絶フレーズを要所で決めてくれるR・アンダーソン、そして流麗なソロや一音一
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HEAVENLY-Sign of the Winner ★★ (2001-12-26 06:41:00)

いいじゃないですか、他のバンドの焼き直しと言われたって!
個人的には他のバンドからの影響は露骨に感じるものの、それらの先輩バンドを凌駕するであろう勢いがありますよね!特に気に入っているのはコーラスワークの格好良さ。やや貧弱なVoを補って余りある魅力を発散してます。コーラスがこんなに効果的に感じたのはBLIND GUARDIAN以来かも。
以前新譜感想でも書きましたが、魅力の一つが疾走に疾走を重ねるその楽曲スタイルだと思いますが、疾走曲に頼らずに魅力的な曲が書けるようになった時にこのバンドは化けるんじゃないでしょうか?勢いで突っ走っていられるうちはいいけど、それだけではすぐに飽きられてしまうと思います。
頑張れ、HEAVENLY!応援するぞ!

DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams-Beyond the Fire ★★ (2001-12-26 06:34:46)

イントロですでにノックアウト。あのバロック調の入りは悶絶モノです。ほんとコテコテの様式美の権化のような曲。

DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams ★★ (2001-12-26 06:30:00)

2回目の書き込みです。
1曲目のイントロからして、期待せずにいられない展開。昂揚感がふつふつと湧き上がってきます。とにかく全編にクサいメロディが満載で、ここまで様式美に徹底したアルバムも珍しいのでは?とにかくGとKeyによって次々に紡ぎ出される流麗なメロディと、いかにもといった展開が心をくすぐります。
女性Voなんですが、かなりパワフルな歌唱を聴かせてくれているので、一聴しただけでは女性とは気付かないかもしれませんね。これだったらWITHOUT WARNINGの方が女性っぽく聴こえる(笑)そして逆にその中性的な声がこのバンドの個性の一つの個性になっている。Voの力量としては大絶賛するにはもう一歩って感じですが、このバンドが表現する世界観にはピッタリだと思います。
スペインのバンドですが、そのイメージはまったくありません。(スペイン語で巻き舌まくりとか)トゥーレ・オストビ
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JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER-MullMuzzler 2 ★★ (2001-12-26 06:29:00)

最近また聴き直してます。
一言でこのアルバムを表現すると、「自分の思うように歌ったジェイムズ・ラブリエの歌はこんなにすばらしかったのか!」ということに尽きます。個人的には3rd以降のDREAM THEATERのアルバムでのラブリエの歌唱は、なんか抑圧された感じというか、彼の本領が発揮出来ていない勿体無い使われ方をしているな、と思っていました。それだけに、彼が自分の歌いたいように歌メロを作ったこのアルバムで、久しぶりに本領発揮!ってな感じです。
楽曲もDTほどではないにしろ、ほどほどのプログレッシブさをもった曲が多くを占めます。DTの場合は周りの演奏のレベルがあまりに高すぎるため、彼ほどの歌い手であっても演奏の中に歌が埋没してしまいがちです。だからこのアルバムのような適度なプログレッシブさがちょうどいいのかな、などと勝手なことを考えてしまいます。個人的には⑤“Stranger"
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KAMELOT-Karma ★★ (2001-12-26 06:28:00)

上でも書いてますが、おそらく本年度のベストアルバムになるだろう1枚です。
このアルバムは何が素晴らしいって、楽曲の充実にほかなりません。確かに1曲のインパクトとしては「THE FOURTH LEGACY」に収録されていた“Until The Kingdom Come"、“Nights Of Arabia"、“The Fourth Legacy"といった曲の方が上だと思います。事実、ボクは必ずお気に入
りMDに曲を抜き出して聴くタイプなんですが、このアルバムの曲は入れていません。なぜならこのアルバムから取り出して他の曲の間に入れて聴くと魅力が減退するからです。つまり、アルバムの収録順に聴いてこそそれぞれの曲が相乗効果でよく聴こえるんです。それだけこのアルバムの質が高いってことだと思います。久しぶりにアルバム単位で聴きまくった1枚です。
これはボクだけが感じることなのかもし
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AFTER FOREVER-Decipher-Forlorn Hope ★★★ (2001-12-26 05:22:08)

年末も迫った時期に購入したCDに本年度のBest Tuneがかくれていました。
アルバムの最後の曲なんですが、イントロのシンフォニックな展開を聴いた瞬間にもう失禁寸前。そこに入ってくるダークな雰囲気を湛えつつも力強さと色っぽさを兼ね備えた見事なオペラティック・ソプラノVoが、物悲しくも大仰なメロディを歌い上げてくれます。
そして展開も目まぐるしく、息をもつかせぬ展開とは正にこれでしょう。6分ほどの曲ですが、あっという間に過ぎてしまいます。途中に入るデス・ヴォイスが若干蛇足な気もしますが、そんな些細なことなど気にならないほど、他の部分の出来がよい!特にラスト近くで最後のコーラスに行く手前の展開部分と、まさに曲の最後を締める彼女の叫びが堪らなくボクの心を揺さぶります。
こういう曲に出会えるとまた期待してCDを買う気にもなれるってもんです。このCD見かけた方は是非一度聴いてみ
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SPELLBOUND-Breaking The Spell-Crack Up The Sky (2001-12-24 01:15:50)

アップテンポの曲にダーティでラフでありつつ、どこか艶のある歌唱を聞かせるVoが乗る、いわゆる北欧のイメージとはかけ離れているけどかっこい曲。声質がアルジー・ワードに似ていて、曲調が激しめのリフ主体のロックンロール調なため、TANKに似ている気もします。
いいメロディがあって、類型的ではあるけど、どこか惹かれるるんだよなー。

AFTER FOREVER-Decipher ★★ (2001-12-01 04:26:00)

新譜感想でも書きましたが、改めて書いてしまいます。
荘厳な曲が好きな方、女性ソプラノVoが好きな方、宗教的コーラスが好きな方、シンセが踊り舞うダークな曲が好きな方、そして何よりNIGHTWISHが好きな方、超オススメです。
個人的にはNIGHTWISHというバンドは、ここ何年かで出てきたバンドの中では最も個性的で最も心の琴線に触れてくる音を出すバンドだったので、ある意味孤高の存在だったんですが、こんなに早くフォロアーというか、似た感じのイメージの音を出すバンドに出会えたことに喜びを感じます。
音楽性が似ているだけでは単なるパクリになってしまいますが、メロディラインやKeyの使い方に個性を感じます。またそのシンフォアレンジの緻密さも評価していいと思います。とくに⑪の間奏部分などはマジで鳥肌立ちましたよ。
輸入盤なので専門の店とかに行かないと置いてないかもしれませんが
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ANGRA-Fireworks ★★ (2001-11-24 18:55:00)

非常に質の高いアルバムだと思います。確かに第2の「ANGELS CRY」、第2の“Carry On"を求めつづける人たちからはあまり支持を得られなかったと思いますが、楽曲の質はまるで落ちていないです。
音楽性は確かに拡散してるというか、あまりに色んな要素を詰め込み過ぎてアルバムとしての統一感に欠けたという感は否めないですが、それぞれの曲が良質のメロディを持っていたので逆にボクにはマンネリに感じられずに素直にいい音楽として聴きこめました。
「REBIRTH」で再評価されているANGRAですが、この成功に味をしめて次も同じようなアルバムを出してくるようならちょっと考え物ですね。「REBIRTH」は間違いなく名盤だと思いますが、ある意味過去の遺産を少し使った作品だと思うので、次は是非以前のANGRAがそうだったように新しい要素を取り入れて言って欲しいです。

ANTHRAX-Spreading the Disease ★★ (2001-11-24 18:46:00)

ANTHRAXの最高傑作!というと語弊があるかもしれませんが、個人的には一番好きです。単なるスラッシュメタルではなく、ジョーイの上手いVoもあって、正統HMとしても名盤だと思います。あまりに特徴的なスコット・イアンのザクザクゴリゴリしたリフは耳に心地いいです。`ジャッジャカッジャカ'っていうリズムが耳残りがめっちゃいいんですよね。この一枚がボクのHM観に与えた影響はかなり大きいです。
③“Madhouse"、⑧“Medusa"はHMとしての名曲、⑨“Gung-Ho"はスラッシュメタルの超名曲です。最近のANTHRAXを聴いてミクスチャーっぽくて敬遠してる人がいたら騙されたと思って聴いてみてください。⑦“Armed And Dangerous"なんてかなり正統派な曲だと思いますよ。

SUPREME MAJESTY-Tales of a Tragic Kingdom ★★ (2001-11-24 18:21:00)

KUZUさんが新譜感想で書いていたの読んで購入しましたが、ここ3ヶ月くらいで買ったアルバムではかなり聴き込んでいる1枚です。モロに北欧テイストに溢れた1枚で、疾走曲のカッコ良さはSONATA ARCTICA、ポップテイストの曲はTNT、美しいバラードはMIKAEL ERLANDSSON、中東風の雰囲気を持った曲はTALOT(笑)と、バラエティあふれる楽曲を高い次元で揃えてきた1枚です。
この楽曲群を見事に色を変えて歌い分けるVoのヨアキム・オルセン(でいいのかな?)は中々の実力の持ち主です。声質がモロに北欧声なので、北欧マニアにもたまらない1枚です。そして何よりも、音の作りや楽曲の質が非常にメジャー感に溢れていて、「売れた輸入盤」で終わってしまうには勿体無い作品です。是非日本盤の発売を!多分B!誌で藤木氏あたりが絶賛してくれると思うんですが(笑)

MASQUERADE-Masquerade ★★ (2001-11-24 18:04:00)

北欧の代名詞的なイメージのあるバンドです。TNTに近い音楽性で、ポップな曲からハードな曲までバラエティに富んだ楽曲が並びます。⑤“Ride With The Wind"なんてTNTの“Tonight I'm Falling"にあまりに雰囲気似てますが、(本家と比べるとサビのメロディが若干弱いのが惜しい!)コーラスワークがその他のバンドと比べると上手くて、聴きどころの多い1枚です。
このバンドのアルバムはこの1枚しか聴いたこと無いんですが、確か方向性変えてヘビー方向に走ったんですよね。今のご時世だからこそこの頃の音楽性でアルバム出してくれないかな。

VIPER-Theatre of Fate ★★ (2001-11-24 17:54:00)

あまりの露骨なクラシックからの影響をいい意味で消化して、HELLOWEEN等のメロディックスピードメタルの要素と融合させた名盤。確かこの当時はメンバーかなり若かったはずで、その完成度の高さに驚きました。アンドレが抜けて、この次の「EVOLUTION」はあまりの方向性の違いに試聴して購入を止めてしまいましたが、ANGRAでこのアルバムと同じ方向性に戻ってきてくれて嬉しかったですね。
Gがキコ&ラファエルのコンビと比較すると控えめなのですが適度にクラシカルでそして十分にメロディック&ドラマティックなので、ANGRAの最新作を気に入った人にもオススメできる作品だと思います。個人的には「THEATER OF FATE」→「ANGELS CRY」→「REBIRTH」の3作は、メンバーこそそれぞれ違いますが、3部作といっていいほど方向性が同じで、どのアルバムも完成度高いですね。
疾走曲も
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JUDAS PRIEST ★★ (2001-11-24 10:42:00)

YOSIさんの文章、非常に興味深いです。まさにおっしゃる通りだと思います。
ボクはリアルタイムで聴いたJPの最初のアルバムは「RAM IT DOWN」でした。当時立派なスラッシャーだったボクにとっては物足りない内容に感じたんですとね。その後の「PAINKILLER」で受けた衝撃は前作での印象とのあまりの違いに驚愕した、って感じでした。そこから過去のアルバムさかのぼって聴きましたが、その時の印象は、「時代時代で全く違う音楽性をやっているんだなー」でした。初期の作品なんてホントRockn'Rollですよね。やはり個人的には「PAINKILLER」「SCREAMING FOR THE VENGENCE」「DEFENDERS OF THE FAITH」あたりのHM的要素が濃いアルバムが好きですが、それぞれの時代の曲にそれぞれそれに見合ったいい曲を提示してきたバンドだと思います。だから新しく
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DREAMTIDE-Here Comes the Flood ★★ (2001-11-24 09:44:00)

FAIR WARNINGの魅力はトミー・ハートの最高のVoと、ヘルゲ&ウレのコンビの作り出すメロディの美しさだと思ってたので、解散は残念でした。そしてトミーのSOUL DOCTOR聴いて、「これがやりたかったんだったら解散も仕方が無い」と思いましたが、このヘルゲのNEWバンドはこりゃまたFAIR WARNING直系のすばらしいメロディックHRじゃないですか!
個人的には楽曲の充実度・メロディのすばらしさはFWの1stと同じくらいのクオリティがあると思います。テンポ・曲調が同じような曲が多い気もしますが、ヘルゲは自分の魅力を表現する方法を良く自分で解釈してるなーと思います。個人的には③“Come With Me"なんて思わず顔がにやけてしまうような名曲です。
Voもこの手の音楽を表現するには十分な実力の持ち主だと思います。まあ心のどこかに「この曲をトミーが歌ったらな…」と思う気
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ELEGY-Forbidden Fruit-Elegant Solution ★★ (2001-11-18 04:43:21)

テクニカルでありつつ、途中のリフが重々しくていいですね。あくまでも正統HM曲でありつつ、1曲の中に色んな要素を入れ込んでるあたりに、バンドの許容量の深さがあると思います。いろいろやってもつまらなくならないのはメロディがいいからなんだろうな、と実感。

ELEGY-State of Mind-Shadow Dancer ★★ (2001-11-18 04:40:05)

なかなかの疾走曲。個人的にはこの曲でアルバム始まった方が作品が締まった気がします。メロウなVoだと思っていたイアン・パリーが前任者を凌駕する勢いのハイトーンボイスを聴かせてくれるのもいいですね。

ELEGY-Forbidden Fruit ★★ (2001-11-18 04:37:00)

なんとバンドの中心人物、Gのヘンク・V.D.ラーズが脱退してしまい、パトリック・ロンダットが加入して作られたアルバム。もはやELEGYはイアン・パリーのバンドと化してしまったのか?でもアルバムが高品質なのでオッケー。
そんなバンドをとりまく不穏な動きとは裏腹に、バンドとしては最高傑作の作品じゃないでしょうか?ヘンクのあの特徴的なGがあってこそのELEGYだと思ってたけど、テクニカルなGが弾きまくりの曲をイアンが歌えばなんかもうそれはELEGYって感じになってますね。
逆にこれまで付きまとっていたバンドの変なマイナー臭さが抜けて、一気に垢抜けたイメージです。1曲1曲に漂うメジャー感がいいですね。個人的には①⑤⑧がオススメ。
テクニカルでメロディックなHMが好きな人なら買って損しないどころか得する1枚。ELEGY聴くならこれからでいいんじゃないでしょうか?

ELEGY-Labyrinth of Dreams ★★ (2001-11-18 04:29:00)

彼らの記念すべき1st。
QUEENSRYCHEタイプとも言うべく、テクニカルでありつつ非常に魅力的なメロディを持ち合わせた正統派HMを聴かせてくれます。メインソングライターでもあるGのヘンク・V.D.ラーズは、一聴して彼とわかる不思議で特徴的なGフレーズを聴かせてくれますが、これとエドワード・ホーヴィンガの驚異的ハイトーンVoがこのバンドの個性になってました。
音の作りがやや軽いですが、今聴いても十分に魅力的なアルバムです。サビがキャッチーな曲が多いしね。

ELEGY-State of Mind ★★ (2001-11-18 04:23:00)

結構好きだったハイトーンVo、エドワード・ホーヴィンガが脱退して、何とイアン・パリーが加入した最初のフル・アルバム(バンドとしては4th)。
基本的な音楽性はそのままに、とにかく楽曲のメジャー感が増した!テクニカルでメロディックな正統HMの好盤を出していたものの決定打に欠けていたバンドに新たな方向性と可能性があることを知らしめた1枚ですね。イアンのVoは、前任者のハイトーン一辺倒の歌唱(これはこれでかなり好きだったけど)とはことなり、柔軟性に富んでいて、どのようなタイプの楽曲も見事に歌いこなしているので、アルバム1枚の中での緩急が出てきました。アルバムの前半がややおとなしめなので、1曲目にガツンとスピードチューンを持ってきたらもっと作品として締まった気もしますが、テクニカルなHM好きな人なら必聴の1枚です。

STORMWIND-Stargate ★★ (2001-11-18 04:22:00)

彼らの2ndにあたるアルバムで、Voは女性です。
いわゆるネオクラ風味の様式美系HMに女性Voというスタイルは、過去の女性VoHMバンドと比較しても遜色ない出来栄えでした。HELLION、SAHARA、ZED YAGOなど、結構好きでした。この女性Vo(アンジェリカさん)は純粋にパワフルなハイトーンをメインに、結構幅広い歌唱を聴かせてくれて、その曲調のミステリアスとあいまってすごく魅力的でした。
アルバムを通して聴くと、曲が全体的に似たような雰囲気のものが多く、これといったキメ曲に欠ける点が惜しい!⑤“Time Won't Tell"は疾走リフが心地よい様式系の名曲です。惜しむらくはこの女性Voのビジュアルが一切ないこと。存在自体がミステリアスなままとは…。それと⑥“Sakura Opus"は“さくらさくら"をアレンジしたインスト曲だけど、そのヘナチョコなアレンジが曲を台無し
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KAMELOT-Eternity ★★ (2001-11-18 04:21:00)

最近のKAMELOTがヘビーローテしてたので、かなり久しぶりに彼らの1st聴いてみました。確か硬質なHMだったような…。
聴いてみて思い出した!Voがアンドレ・マトスもびっくりの超裏返しクセのある人だった!曲調はドラマティックさを縮小したSAVATAGEにジェフ・テイト風のVoが乗る、というイメージだけど、このジェフ・テイト風が一癖あるなー。普通に歌えば硬質なハイトーンVoなのに、音程外しながら不愉快に裏返る歌唱法は、正直言って生理的に受け付けられない類のモノでした。発売当時(5年くらい前?)はクセがあるなー程度にしか思わなかったけど、あれから耳が肥えたのかな?まあ個性的といえばそうなんだけど、かなり好き嫌いがわかれるタイプです。曲も近作のようなドラマティックさ・大仰さはなく、ひたすらダークで淡々とした硬質なHMが展開されてます。要所にかっこいいGフレーズがあるのが聴き所かな?この
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GAMMA RAY-Insanity and Genius-Tribute to the Past ★★ (2001-11-17 01:10:31)

この曲のイントロはインパクトありましたね。確かRIOTの「NIGHTBREAKER」を買いにいったはずなのに、店でかかったこのイントロを聴いて、即GAMMA RAYに浮気しました(笑)
この金切り声のようなラルフのVoも個性的で、辞めてしまったことが未だに悔やまれます…。

JOE LYNN TURNER-Slam-Heart Of The Night ★★ (2001-11-17 01:05:35)

改めてジョーの歌はいいなあと実感しました。実は彼の声に触れたのはBRAZEN ABBOT以来かも。まったく衰えていないハリのある声は健在でした。特にこういうバラード系の曲では絶対的な情感の込め方の上手さが光りますね。
そんでこの曲もジョーの声質にぴったり。後期RAINBOWに似た雰囲気もあるので、この1曲のためにアルバム買っても損はしないと思います。

BLIND GUARDIAN-Tokyo Tales ★★ (2001-11-15 04:13:00)

1992年の「SOMEWHERE FAR BEYOND」に伴うツアーの日本公演を収録したライブ盤。
ライブ盤だけど結構修正というか加工されているところが多く、臨場感にはやや欠ける気もするけど、かれらのライブの持つパワーというか魅力が伝わってくる1枚。“Valhalla"や“Lost In The Twilight Hall"ではカイのパートを観客が見事に再現してます。その他も全編みんなで歌える部分が多く、その勢いはハンズィがいなくても成り立ってしまいそうなほど(笑)
そして何よりもこの時のライブ見に行っていたので、この歓声とかコーラスの一部に自分がいるかと思うとニンマリしてしまうのです。そんな個人的思い入れの強い1枚。

SYMPHONY X-The Divine Wings of Tragedy ★★ (2001-11-15 04:04:00)

SYMPHONY Xの最高傑作だと思います。
冒頭のジャリジャリしたヘビーなGリフに驚いたものの、テクニカルでクラシカルなフレーズを散りばめ、ありそうで無かった「ヘビーなネオクラ」を体現した衝撃的な1枚でした。2nd『THE DAMNATION GAME』から加入したVoラッセル・アレンはここでは前作でのややおとなしめな歌唱とはうって変わって情感にあふれつつパワフルな歌唱で楽曲のドラマティックさに華を添えてます。そして何よりも楽曲の充実さが堪らないですね。
やはりリフの作りがしっかりと練られたものになっているので曲の土台がすごくしっかりしている印象が強いです。ラストの“Candlelight Fantasia"が物悲しいメロディを撒き散らしながらドラマティックに展開していく楽曲でお気に入りです。

LABYRINTH ★★ (2001-11-15 03:51:00)

最近、所有CDのデータベースを作り始めました。そこでこれを機に、全てのCDに個人的点数を点けているんですが、改めて自分の好きなバンドの方向性がわかってきました。「疾走」「ボーカル」「演奏力」「メロディ」「アグレッシヴさ」等の要素が必要なのは勿論、それら全ての要素に関しても楽曲の方向性にしても「緩急の自在さ」という要素がまさに必要不可欠であることに気付いたんです。アルバム1枚が全部疾走曲だと聴いてて疲れるし、かといってミドルテンポの曲ばかりではダレる。それは楽曲のバラエティの多さっていうことかもしれませんが、攻撃的な楽曲の中にハッするような美しいバラードがあったりするとその他の曲も際立ったりしませんか?そういったシナジー効果も含めて、1枚のアルバムの中に「楽曲の緩急」があると、素直に「いいアルバムだな~」って思えるんです。
前振りが長くなりましたが、このLABYRINTHって、そんな
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KAMELOT-Siége Perilous ★★ (2001-11-15 03:50:00)

ロイ・S・カーン加入後の最初のアルバムにして、バンドとしては3rdにあたるアルバム。
聴いた最初の印象は、「CONCEPTIONみたいだな~」でした。若干ハスキーながら妙な色気を秘めたロイの歌唱が、ダークな曲調の正統HM曲に乗る、というスタイルはまさにCONCEPTIONそのもの。そして受けた印象でもっとも共通してたのは、「楽曲の方向性も演奏も曲の質も高くVoも上手いのに、これといった曲が無い」という点でした。そう、ダークでミドルテンポの曲調がずと続くため、単調になりがちで何度も聴く魅力に乏しかったんです。
その後のアルバム『THE FOURTH LEGACY』『KARMA』での充実ぶりに最近聴き直しているんですが、じわじわと効いてくるアルバムだなーと再認識。確かに「これだっ!!」っていうキラーチューンはないんですが、逆にアルバムとしての統一感はあります。近2作と比べるとやや
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SONATA ARCTICA-Silence ★★ (2001-11-15 03:48:00)

若手のホープ、SONATA ARCTICAの2nd。な~んて説明は不要なほど、人気のあるバンドの人気の1枚です。以下は全て個人的な意見です。
結構衝撃的だった1stに比べると、方向性も楽曲の質も変わらず、「期待通り」な1枚だと思います。ただしボクにはあまりに「期待通り」過ぎる1枚でした。最近のメロディック・スピードメタル・バンドの中では楽曲の質・演奏の確かさ・メロディの煽情力の高さ等では頭一つ抜き出るほどクオリティの高いアルバムを2枚続けて出してると思います。これは上で定ちゃんさんも述べているんですが、長年HMを聴いてきているとちょっとレベルが高いくらいでは衝撃的な出会いになり得なくなってしまうんです。そういった意味では、1stはその登場感が衝撃でしたが、この2ndは衝撃度が大幅に少なくなった分だけ評価少し下がります。
音楽的なクオリティに関しては全く問題ないです。個人的には
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DGM-Dreamland ★★ (2001-11-14 10:47:00)

前作「WINGS OF TIME」とはVoが違うため、かなり変わった印象があります。新Voティッタ・タニは、前任者の線の細めのハイトーンとは異なり、熱く力強い歌唱を聴かせてくれて、その分楽曲のテンションが上がったと思います。前の人もヘタな人じゃ無かったけど、このVoチェンジはプラスになったかも。
楽曲はそんなに複雑な作りではないけど趣がプログレ・メタル風(なんじゃそりゃ?)な気がします。先日NEWアルバムを出したPOVERTY'S NO CRIMEやVANDEN PLUSに近い音楽性だと思いますが、それにしちゃあGがやたらネオクラ・フレーズをキメてくれるし、バロック調なアレンジをさりげなく付け加えるKeyが、バンドをありがちなプログレ・メタルでなく様式プログレとでもいうべき方向に向かわせてる気がします。しいて言えばSYMPHONY Xに近いのかな?特に⑤“Reason To Liv
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VANDEN PLAS ★★ (2001-11-12 23:29:00)

上のひーくんさんへ…おせっかいかもしれませんが…。
VANDEN PLUSの1st、「COULOR TEMPLE」なら、まさに消滅してしまった名HMレーベル、アポロンのFEMS(Far East Metal Syndicate)のものを持っています。
お探しになられて、どうしても入手出来なければ、お譲りすることは出来ませんが、何かしらの音源をお渡しすることは出来ますよ。
まあ、最後の砦があると思って、気長に探してみてください。

HEAVENLY-Sign of the Winner-Still Believe ★★ (2001-11-10 03:41:02)

聴いてるだけでうれしくなってくる、ゴージャスで必要以上に大仰な曲。全編を分厚いコーラスが彩ってるので、ちょい弱いVoも十分に補われてます。Voが一人で歌っているパートはやはり若干気になりますが…。それよりもサビのコーラスはライブで皆で叫ぶこと間違いない、オーディエンス参加型のいい曲ですよ。メロディが非常に耳に残る気持ちのいい躁型の疾走曲。
B!の点数だけ信じると大したことなく感じるかもしれないけど、このメロディは買いですよ!

THE 3RD AND THE MORTAL-Nightswan ★★ (2001-11-10 03:27:00)

93年頃の作品だからもう8年くらい前かな?当時としてはまだ珍しかった、女性Voをフロントに据えたゴシックメタルバンドの2nd(?)。
1st(カセットでしか持ってない!)での不思議な透明感・浮遊感を演出していた女性Vo、KARIが脱退して、2代目女性Voが加入してのアルバムだったのですが、Voの質うんぬんという以前に、曲が若干アバンギャルドな方向にいってしまい、正直面食らったイメージがあります。が、聴きこむとこれはこれで難解ですがアンニュイでゴシカルな雰囲気、怪奇映画のサントラ風な作りが、今晩のような雨の夜には非常に合います。ちょっと不協和音的に入ってくるGが耳障りに感じることもありますが…。
久しぶりにこのCD引っ張り出したのは、最近購入して結構気に入ったNOVEMBREの「NOVENBINE WALTZ」のケイト・ブッシュのカバー“Cloudbusting"を歌っているの
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NATION-Chased by Time-Way of Love ★★ (2001-11-10 02:37:57)

1st収録の哀愁と泣きのメロディが洪水のように押し寄せてくる曲。もの悲しい旋律を奏でるGと、そのメランコリックさに拍車をかけるようにドラマを演出する感情移入たっぷりのVo。こういった隠れた名曲は、隠されたままにしていてはイケナイ!
北欧の白夜とかオーロラとかのイメージのジャケットから想像する音楽性そのものな名曲。

NATION-Chased by Time ★★ (2001-11-10 02:32:00)

どうせなら1stのこちらもオススメしておきます。
超名曲“See Them Fall"級の一撃必殺のキラーチューンはありませんが、北欧独特の透明感にあふれた質の高い楽曲が多いです。HM的な要素は2nd「WITHOUT REMORSE」に比べるとややおとなしめですが、その分こちらの方が泣きの要素が多いです。⑤“Way Of Love"はVoラインの美しさは悶絶ものですよ。

NATION ★★ (2001-11-10 02:23:00)

おおおっっっ!!!21世紀になって1年が経とうとするこの時期にNATIONについて語ってくれる方がいらしゃったとは!
超名盤「WITHOUT REMORSE」とそれなりに名盤「CHASED BY TIME」の2枚のアルバムのみを残してその後音信不通になっていたNATION…。実はその主要メンバーが新たに組んだバンド(すみません、名前忘れました…)がレコーディングに入ったとかアルバムを出すとかの情報をどこかで聞きました。(誰から聞いたんだっけな?)確かベンド名が読めなかったので、辞書で調べたら、ギリシャ神話かなんかの神様の名前だった…ということのみ記憶してマス。中途半端な情報ですんません。
よく伸びるハイトーンをメインに味わい深い歌唱を聴かせてくれるVo、北欧テイストにあふれ、かつ適度なヘビーさ・疾走感を持ち合わせた多彩な楽曲群、そしてツボを押さえたフレーズをこれでもかと自在に
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RHAPSODY OF FIRE-Rain of a Thousand Flames ★★ (2001-11-10 01:56:00)

ここまでくると、もはやHMというよりは大作映画のサントラって感じですね。シンフォニックなHMよりはアグレッシブな映画音楽の方が近い気も…。
正直いうと実はボクはRHAPSODYに対してそんなに深い思い入れはないんですが、ここまでやってくれると認めざるを得ませんね。これはすでに「RHAPSODY」というジャンルです。HM的な緊張感があまりに続きすぎるのも疲れるけど、逆に途中に語りのパートとかが多くて、ちょっと中だるみな感じも否めませんね。そのヘンのバランスが難しいのかも。
アルバムとしてのイメージばかりで曲ごとの印象が薄いです。

SILENT FORCE-Infatuator-We Must Use the Power ★★★ (2001-11-09 01:16:18)

かなり満足させてくれた「INFATUATOR」の中で最も構成美・展開美・そしてメロディの魅力に満ち溢れた曲。適度な疾走感と、MANOWARばりに男らしく勇ましく展開する曲調に、なんともアンバランスなそして絶妙なD.C.の歌が乗る!失礼な言い方だけど、こんなマニアックな(?)バンドなのにこの曲のメジャー感はスゴイ!そしてまたGソロがいいんだ…。心に染みるね。
うん、名曲認定!

DESTRUCTION-The Antichrist ★★ (2001-11-09 01:07:00)

久しぶりに聴きました、DESTRUCTION。
昔はちょっとキツイな~って思ってたシュミーアのVoも、以前よりアグレッションが増してるにも関わらず、全然オッケー。うーん、デス声の慣れってコワい…。
内容はあくまでもスラッシュ!ここまでアグレッシブにリフを叩きつけられるとホント気持ちいいわー。そしてこのダミ声!しかもタイトル「THE ANTI CHRIST」ですよ!?古き良き時代のスラッシュメタルが現代のいい音で聴けることの嬉しさが実感出来る1枚。
それにしてもこの人たち、いまだにガンベルト巻いてるのね…。

KAMELOT-The Fourth Legacy-Nights of Arabia ★★ (2001-11-04 01:30:41)

タイトル通り、中東風の雰囲気を持つ曲。イントロの“Desert Reign"からの展開も見事。
特に疾走してるわけではないけど、曲調はまさにドラマティックの一言に尽きます。ロイの声質もあってか、エスニックな香りがプンプンしてるけど、あくまで正統HMとしての魅力満載です。

NOVEMBRE-Novembrine Waltz ★★ (2001-11-04 00:12:00)

秋を思わせる美しいアートワークに魅かれて購入してしまいました。(つまりジャケ買い)しかし、内容もまさにその美しいイメージそのもののゴシックでした。
同時期に購入したTRISTANIA「World Of Glass」と比較すると(すいません、ゴシックっていう以外の共通点ないんですが)あそこまで宗教の香りはしません。もっとシンプルというか、淡白なイメージです。ただしこちらはメインVoが男声なので、それなりの重々しさはありますがディープな暗黒世界ではないです。あくまでも耽美的な深みをもった楽曲を、低めだけど濁っていない男性Voが時にはうなるような咆哮も織り交ぜつつ歌い上げていきます。音像はそれなりに重いけど聴き終わった後の印象が意外にさわやかです。ただし全9曲中、5分台が1曲、6分台が5曲、7分以上が3曲と聴きごたえはありますね。
そんな楽曲のなかにあってケイト・ブッシュのカバー⑤
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FREEDOM CALL-Crystal Empire ★★ (2001-11-03 23:53:00)

メンバーに知った名前もいたことで、ある程度の先入観をもっていたんですが、その予想はいい意味で裏切られました。一言で表すならば、「初期GAMMA RAYがRHAPSODY的なシンフォ・アレンジを身に付けた」って感じでしょうか。概ねKUZUさんの意見と同じです。
メンツ的にも楽曲的にもまさにいわゆる“ジャーマン・メタル"そのもの。そこにイタリアンフレーバーをまぶしたっていうイメージです。最近のイタリアン・シンフォ系との大きな違いは、楽曲のそこかしこに、KEEPER~時のHELLOWEENが持っていた若干コミカルなメロディが感じられることでしょうか。今ではそういうのこそが個性でいいと思いますが。
Voの弱さは確かにちょっと残念ですね。こういう音楽性には、いわゆるハイトーン・ボーカリストではなく、もっと太く男クサいVoが似合う気もしますが。それでもVoのメロディラインや、楽曲そのもの
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KAMELOT-The Fourth Legacy-Until Kingdom Come ★★ (2001-11-03 23:39:53)

アルバムの終盤に来てもう一度の見せ場を演出するドラマティックな疾走曲。シンフォニックなアレンジが見事なほどにマッチングしていて、そこが装飾だけのエセ・シンフォメタルと1枚も2枚も役者が違うことを主張してます。
確かにライブのオープニングを飾るにはぴったりの曲ですね。ボクもお気に入りMDの1曲目に使ってました。

KAMELOT-Karma-Don't You Cry ★★ (2001-11-03 23:33:37)

疾走するばかりがドラマティックじゃない!とばかりにロイが切々と歌い上げる絶品のバラード。1枚のアルバムの中にこういう曲があるのと無いのとで全体としてのバランスが全然違ってくると思う。
パワフルな歌い方をしても、そしてこの曲のように哀愁漂うささやくような歌い方をしても、それぞれに質の違う色気を加味出来るロイの歌唱力に脱帽。

ANGRA-Rebirth ★★ (2001-10-28 03:20:00)

REBIRTH(再生)のタイトルに偽りなし。ANGRAは見事に再生した。
バンドの音楽的支柱と思っていたアンドレ・マトスがリズム隊と共に脱退、残ったキコとラファエルの2人のGがバンドの名を継ぎ、新Voに元SYMBOLSのエドゥ・ファラスキを迎えての4th。
音楽的には「ANGELS CRY」に最も近い作風でありつつ、1st~3rdまでの音楽性をほどよくブレンドした感じ。2nd,3rdでの音楽性の拡散(悪い意味ではなく)を、1stにあった、クラシカルでありつつあくまで正統なHMバンドとしての整合性に収束させたっていうイメージですね。でもやや消化不良気味に感じてたブラジルの民族音楽っぽさも、これまでよりスムーズに溶け込んでる感じがします。まあ露骨にリズム取り入れるのはSEPULTURAにお任せってことで。
驚いたのが、Vo・リズム隊がチェンジしてるに関わらず、一聴してANG
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