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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 5001-5050
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SAINT
SAINT-Time's End
SAINT-Time's End-Time's End
SAINT-Too Late For Living
SAINT-Too Late For Living-Accuser
SAINT-Too Late For Living-Returning
SAINT-Too Late For Living-Star Pilot
SAINT-Too Late For Living-The Path
SALEM-LIFE WITH NO HOPE
SALEM-THE LEGACY
SALVAGE-Salvage
SALVAGE-Salvage-HOLD ON
SALVAGE-Salvage-IN MY HEART
SALVAGE-Salvage-No Time to Lose
SAM ALEX-Pieces
SAM ALEX-Pieces-Chance to Win
SAMMY HAGAR-Not 4 Sale
SAMMY HAGAR-Not 4 Sale-Karma Wheel
SAMSON-Head On
SAMSON-Head On-Hammerhead
SAMSON-Head On-Thunderburst
SAMSON-Head On-Too Close to Rock
SAMSON-Joint Forces
SAMSON-Joint Forces-Reach Out to Love
SAMSON-Joint Forces-Tell Me
SAMSON-Riding With the Angels: The Anthology
SAMSON-Shock Tactics
SAMSON-Shock Tactics-Communion
SAMSON-Shock Tactics-Riding With the Angels
SAMSON-Survivors
SAMSON-Survivors-Tomorrow or Yesterday
SAMSON-Survivors-Wrong Side of Time
SANCTUARY-Refuge Denied
SANCTUARY-The Year the Sun Died
SANCTUARY-The Year the Sun Died-Frozen
SANDROSE
SANDROSE-Sandrose
SANDROSE-Sandrose-Vision
SANTANA-Marathon
SANTANA-Marathon-Stay (Beside Me)
SANTERS
SANTERS-Guitar Alley
SANTERS-Guitar Alley-Baby Blue
SANTERS-Guitar Alley-Can't Shake You
SANTERS-Guitar Alley-Dreaming
SANTERS-Guitar Alley-Hate to Love You
SANTERS-Racing Time
SANTERS-Racing Time-Mistreatin' Heart
SANTERS-Racing Time-Mystical Eyes
SANTERS-Racing Time-Road to Morocco

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SAINT (2015-04-25 11:49:29)

'79年に活動を開始し、当初はPOWER FAITHと名乗っていた模様。
SAINTと改名の後、'84年にデビューEP『WARRIORS OF THE SON』、'86年に1stフル『TIME'S END』、そして'88年には代表作とされる2nd『TOO LATE FOR LIVING』を発表し、いずれもクリスチャン・ミュージック・シーンを中心に好評を博するも、間もなく解散。
自分が聴いたことがあるのはこの時期の作品だけなのですが、実際のところバンドは、21世紀を目前に再結成を遂げてからの方が、より積極的に活動している印象あり。
なお、バンド名や歌詞カードに聖書の一節を引用したりすることからも分かる通り、クリスチャン・メタル・バンドである。

SAINT-Time's End ★★ (2015-09-18 00:57:59)

名曲“LEGIONS OF THE DEAD”を収録する自主制作EP『WARRIORS OF THE SON』で'84年にデビューを飾った4人組が、'86年にPURE METAL RECORDSから発表した1stフル・アルバム。
ロブ・ハルフォードの生霊を憑依させたかのようなシンガーのイタコ真っ青な歌唱を筆頭に、JUDAS PRIESTに瓜二つな音楽性がマニアの間で評判となった彼ら・・・と書くと、単なる物真似バンドと思われるかもしれませんが、逆に「メタル・ゴッドと聴き紛う程のクオリティを有していた」とも言えるわけで。
もっさりとした音質に、まとわりつく垢抜けないマイナー・メタル風味と、アメリカのバンドらしいキャッチーさが加わった2nd『TOO LATE FOR LIVING』の名盤っぷりにはまだまだ及ばないまでも、デビューEPに比べると肩の力が抜け、ロブ・ハルフォー度を増した
…続き

SAINT-Time's End-Time's End ★★ (2015-09-20 19:58:12)

MALICEの“ROCKIN' WITH YOU”と双璧をなす
「まるで“METAL GODS”」なアルバム表題曲。
聴く度に笑ってしまいますが、嫌いじゃありません。

SAINT-Too Late For Living ★★★ (2015-04-25 11:50:02)

JUDAS PRIESTのソックリさんぶりがマニアの間で語り継がれる、オレゴン州セイラム出身の4人組聖闘士(違う)が'88年に発表した2ndアルバム。
デビュー当初の青銅聖衣から、立派な黄金聖衣へと華麗なる衣替えを果たし「SAINTの最高傑作」と評判を得る本作は、OPナンバー①からしてバイクのエンジン音でスタートする等、いきなりJUDAS PRIEST大好きっ子ぶり全開。特にシンガーの「ロブ・ハルフォー度」の高さは半端なく、レンジの広さは御大ほどじゃありませんが、中音域で歌っている時のソックリさ加減と来たらMALICEもたじろぐレベル。疾走曲②でリズムに対して早口気味に歌メロを追っ付ける所や、③のヴァースを抜いた声で歌ってる箇所なんかロブそのもの。吹き出すと共に感心せずにはいられませんて。
よくよく聴けば、楽曲自体はJP「風」ではあってもそのまんまってわけじゃなく(シングルG
…続き

SAINT-Too Late For Living-Accuser ★★★ (2015-04-28 00:14:05)

これまたシンガーのロブ・ハルフォードくりそつな
歌唱に驚かされる疾走ナンバー。
実際のところ声を張ると御大ほどの神々しさは
感じられないのですが、中音域で、抜いた声で
歌っている時の「ロブ・ハルフォー度」の高さは
リッパー、ラルフ・シーパーズ、ジェイムズ・ニールといった
ライバル勢を全く寄せ付けないレベルに達していますよ。

SAINT-Too Late For Living-Returning ★★★ (2015-04-28 00:19:49)

ロブ・ハルフォード似のシンガーばかりが
俺達の武器じゃないぜ!とばかりに
2ndアルバム・リリース前に加入した新ギタリストが
実力をスパークさせるインスト・ナンバー。
この曲に限らずアルバムの至るところで
フラッシーなGの腕前を閃かせるこのGの加入で
バンドの格は間違いなく数段上がりましたね。

SAINT-Too Late For Living-Star Pilot ★★★ (2015-04-28 00:08:08)

早口Voからエコーの掛かり具合まで、ジョシュ・クレーマー(Vo)の
神罹ったロブ・ハルフォードそっくりさ加減に驚かされる疾走ナンバー。
それだけでなく、ドーナツ化現象が危惧され始めていた
当時の米国HR/HMシーンで、迷わずド直球の正統派HMが貫く楽曲自体も、
『BRITISH STEEL』期のJUDAS PRIESTを思わすカッコ良さで、
非常に良く出来ています。

SAINT-Too Late For Living-The Path ★★★ (2015-04-28 00:26:25)

爪弾かれるアコギをイントロ代わりに
力強く、壮大に盛り上がっていく曲調が
“METAL GOD”を思い起こさせるエピック・ソング。
どうでもいいことですが、何度聴いてもサビメロは
“ド~スケベ~が~い~た~♪」と歌っているように
空耳してしまいますね。

SALEM-LIFE WITH NO HOPE ★★ (2007-07-25 23:01:00)

2ndデモがKERRANG!誌で高く評価され、'93年にはUKツアーも行っている4人組HMバンドSALEMが、
1stフル『REASON FOR EXISTENCE』に先行する形で'93年発表した4曲入りEP。
HOWLING BULLレーベルからのリリースだったので、てっきりバキバキにスラッシーな内容を想像して購入したら、
そうした要素は(あるにはあるけど)最小限に留められ、もっとずっとモダンでプログレッシブ・ロック寄りの
サウンドを聴かせるバンドだったので、意外に思った記憶がある。
ちゃんと歌っているVo、テクニカルだが独り善がりではない、メロディアスなフレーズを紡ぎ出すG、
アクティブに動き回って要所を締めるB、多彩なリズムを叩き出すグルーヴィなDsと、メンバーの技量も確かで、
「グッとヘヴィ・メタル寄りになったATHEISTやFORCED
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SALEM-THE LEGACY ★★ (2008-09-18 22:28:00)

後にCHURCH OF MISERYを結成する、三上タツ(B)が嘗て在籍していた事で知られる、東京出身の4人組プログレ・パワーメタル・バンドが、
レコード・デビュー以前の'88年~'93年に発表した3本のデモ・テープ『DEMO 2』『BACK TO THE FRONT』『PROMO DEMO』に
リマスターを施しCD化した、後追いファン(俺です)には非常に有り難い初期音源集。
荒々しくもしっかりと「歌う」Vo、時にリード楽器の役割も果たすメロディアスなB、手数の多いダイナミックなリズムを
叩き出すDs、そして、エモーショナルなメロディを紡ぎ出すGとが、テクニカル且つスリリングに絡み合って生み出される、
カテゴライズ無用の個性的なサウンドは、これらデモ音源の時点で既に完成済み。
個人的に、特に興味深く聴かせて貰ったのが、初代Vo.山田哲也時代のナンバー⑧
…続き

SALVAGE-Salvage ★★ (2012-11-29 23:17:33)

日本でジャーマン・メロディック・パワー・メタルが盛り上がりを見せていた'91年にデビューを飾った、ドイツ中東部はハーゲン出身の5人組の唯一作。(日本盤リリースは'93年)
と言っても彼らは別にメロパワ系ではなく、Keyを適宜取り入れ、いかにもヨーロピアンな哀愁や泣きを湛えたツインGの威力も最大限に活かした、メロディアスでオーセンティックな正統派HRバンド。ハードに決めても透明感を失わないサウンドは、既に別の方が指摘されている通り、確かにアメリカのFIFITH ANGELに通じる魅力あり。(バンドも影響を受けたことを認めています)
溌剌としたDOKKENタイプの佳曲②や、転調を絡めたドラマティックな曲展開が光る④、2本のGがシャープに舞うアルバムのハイライト的疾走ナンバー⑤、繊細な哀メロにグッとくるバラード⑥⑩等、確かなテクニックとメロディ・センスを兼ね備えたツインGの巧者ぶり
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SALVAGE-Salvage-HOLD ON ★★★ (2012-12-02 00:08:14)

技術面、メロディ面、両サイドにおいて
冴えを発揮するツインGの妙技を堪能したいなら、
アルバムのラストを飾るこのバラードがお薦めです。

SALVAGE-Salvage-IN MY HEART ★★★ (2012-12-02 00:06:39)

ハードな楽曲を歌うとパワー不足が気になる
シンガーですが、この手の叙情ナンバーを
ソフトに歌い上げさせるとドン・ドッケン辺りに
通じる繊細な魅力を発揮します。
ドンさん的には「一緒にすんな」ってなもんでしょうが。

SALVAGE-Salvage-No Time to Lose ★★★ (2012-12-02 00:02:04)

ドイツのバンドらしい雄々しく疾走する曲調に、
テクニカルに、メロディアスに切り込んでくる
ツインGの旨みがギュギュッと詰まった
アルバムのハイライトを飾る名曲ですね。

SAM ALEX-Pieces ★★★ (2022-03-11 00:44:35)

詳細は不明ながら、80年代からキャリアを積んでいたというドイツ人シンガー、サム・アレックスの日本デビュー作となった'04年発表のソロ・アルバム。
日本盤帯の惹句《ヴァレンシアを想起させる美しい容貌》に関しては、ジャケ写を見る限り議論の余地がありそうですが、内容の素晴らしさに関しては満場一致をみるところではないかと。それもそのはず、本作の制作を全面バックアップしているのはボビー・アルトヴェイターその人。マニアからはCROSSFIRE~OSTROGOTHのピーター・デ・ウィント(Vo)と組んだAFFIAR等の活動を通じて高評価を得るミュージシャンです。
ただ個人的に本作を購入する大きな動機となったのはROBBY VALENTINEの名曲“THE MAGIC BLEEZE”や、ノルウェーのメロハー・バンドRETURNの楽曲のカヴァーが収録されていることに興味を惹かれたからでした。サ
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SAM ALEX-Pieces-Chance to Win ★★★ (2022-03-15 02:09:17)

ドイツ産らしい重厚な演奏と、
キャッチーで伸びやかなサビメロがもたらす
爽快感のコントラストも鮮やかな
ボビー・アルトヴェイターの曲作り(とGの)の
手腕が冴える名曲です。

SAMMY HAGAR-Not 4 Sale ★★★ (2019-09-19 00:20:51)

‘96年にVAN HALENを脱退したサミー・ヘイガーが、'02年にSAMMY HAGER AND THE WABORITAS名義で発表した作品。
VAN HALENの偉大さは知っていても、代表作を2、3枚持っている程度でとても熱心なファンとは言い難い身ゆえ、サミー・ヘイガーのソロ・アルバムなんて更に興味の対象外になってしまうのは致し方なし。申し訳ない。しかしながら本作は、そうした一歩引いたリスナーの首根っこをフン捕まえてグイッと引き寄せるだけの魅力が備わっていました。
気の合う仲間達とリラックスして作り上げた感のある、伸び伸び開放的な作風と、サミー曰く「レコーディングから完成まであっという間だった」という短期集中型の制作過程が見事にマッチ。一応、映画『ロック・スター』挿入歌“STAND UP”がリーダー・トラックということになるのかもしれませんが、あの映画に全く好感を持って
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SAMMY HAGAR-Not 4 Sale-Karma Wheel ★★★ (2019-09-20 00:06:26)

重厚にしてドラマティックな曲調、憂いを湛えたメロディ、
泣きのGソロ、それに何よりシンガーとしての実力全開な
サミー・ヘイガーの絶唱に、思わずハートを鷲掴みに
されてしまう名曲ですよ。

SAMSON-Head On ★★★ (2017-03-11 09:35:59)

80年代初頭限定で、IRON MAIDEN、DEF LEPPARD、SAXONらと覇を競ったNWOBHMの雄SAMSONの2ndアルバム(’80年)。今回から新Voとしてブルース・ブルースことブルース・ディッキンソンが加入。またジャケットでは変質者感バリバリの覆面ドラマー、サンダースティック先輩が鎌装備で睨みを効かせる等、陣容の整ったSAMOSNがいよいよ本領を発揮し始めたことが伝わって来る出来栄え。(ちなみに国内盤CDは’90年にジムコから発売されていて、当時の思い出を振り返るブルースのインタビューも聞けますよ)
さて、そんな本作。邦題は『魔人襲来』だわ、ドラマーは檻に入ってるわ、新フロントマンはゴリラだわで、もはや怪獣無法地帯かアニマル・キングダムかと。しかしそうした怪しげなビジュアル・イメージや、アクの強いメンバーに存在感を掻き消されながらも、リーダーのポール・サムソン(G)
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SAMSON-Head On-Hammerhead ★★★ (2017-03-11 10:16:22)

メインのGリフはどことなくJUDAS PRIESTの
“BREAKING THE LAW”を彷彿。
やたらと手数の多いサンダースティックのドラミング
(人によってはしゃしゃり過ぎに感じられるかもしれません)が
小気味良い疾走感を生み出しています。
音作りがもう少し重厚ならHMアンセムとして
チヤホヤされていてもおかしくなかったSAMSONの代表曲。

SAMSON-Head On-Thunderburst ★★★ (2017-03-11 10:08:56)

後に“THE IDES OF MARCH”となるインスト曲のアイデアを
初期IRON MAIDENに在籍していたサンダースティックが
SAMSONに持ち込み、勝手に異名同曲として収録してしまい
スティーヴ・ハリスを激怒させたという
NWOBHMファンにはお馴染みの逸話で知られる1曲。
(作曲者としてHARRISの名前もクレジットされている)
聴き慣れたメイデン・バージョンに比べるともっさりした仕上がりですが
隙あらばオカズ入れまくるサンダースティックの
パワフルなドラミングが笑える・・・じゃなく楽しめます。

SAMSON-Head On-Too Close to Rock ★★★ (2017-03-11 09:56:41)

前半はシンプルなノリのロックンロールですが
ドカドカ全力でブッ叩きまくるサンダースティックの
ドラミングに引っ張られて一気にスピードアップ。
更にブルースの野性の雄叫びが絡む中盤以降は
完全にHMナンバーと化していて、
そのコントラストがユニークな名曲。

SAMSON-Joint Forces ★★★ (2023-05-26 01:47:54)

SAMSONというと、NWOBHMの端緒を飾った1st『SURVIVORS』、現IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンが歌っていた2nd『魔人襲来』と3rd『魔界戦士』、新Voにニッキー・ムーアを迎えてバンド史上最高セールスを記録した4th『魔界の嵐』辺りまでの活動はフォロー出来ていても、それ以降となると一体どこで何やってたのかさっぱり…というHR/HMリスナーも少なくないかと存じます。(俺のことなんですが)
本作は、元々はポール・サムソン(G)のソロ・アルバムとしてレコーディングが進められていたところ、レーベルからの要請で結局SAMSON名義で’86年にリリースされるに至った作品で、二代目フロントマンのニッキー・ムーアや、GILLANのジョン・マッコイ(B)という元メンバーが集って制作されただけあって、そのサウンドは正しくSAMSON以外の何者でもない、むしろSAMSO
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SAMSON-Joint Forces-Reach Out to Love ★★★ (2023-05-31 23:41:26)

アルバムの幕引き役を担うドラマティックなバラード。
タメの効いた曲調、ニッキー・ムーアのVoとポール・サムソンの
Gのエモーショナルな歌いっぷり、それにゲスト参戦のコリン・タウンズが
滑らかに奏でるピアノとが風格と深みを演出。
「SAMSON?B級バンドでしょ?」との先入観を吹き飛ばしてくれる名曲ですよ。

SAMSON-Joint Forces-Tell Me ★★★ (2023-05-31 23:33:26)

ブリティッシュHM然とした重厚な曲調を、
ニッキー・ムーアの愁いを帯びた歌声と
ポール・サムソンの泣きのGが援護射撃。
SAMSON侮り難し!となる名曲ですよ。

SAMSON-Riding With the Angels: The Anthology ★★★ (2016-05-19 23:14:21)

'02年発表。SAMSON復活の狼煙になる筈が、首魁ポール・サムソンの急死(ガンだったとか)により、図らずも遺作になってしまった2枚組ベスト・アルバム。
「SAMSON?普通のHRバンドだぞ。ブルースの歌唱も今ほど劇的じゃないし」との前評判と、背伸びしたい盛りのヤングだった身には、SMスナイパーばりの覆面姿で檻の中に納まるサンダースティック先生の神々しいパフォーマンスが、ズバリ申し上げて「アホじゃねえの?」と子供騙しに思えたこともあり、その音に触れる機会を逸し続けていたSAMSONを見直す切っ掛けともなった、個人的に非常に恩義を感じているベスト盤でもあります。
ブルーズ・ベースのHRサウンドを、ブルース・ディッキンソン(Vo)がダイナミックな歌唱で盛り立てる2nd『HEADS ON』に、名盤の誉れ高い3rd『SHOCK TACTICS』のみならず、こうしてまとめて聴いてみると
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SAMSON-Shock Tactics ★★★ (2018-05-15 23:29:20)

現IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンや、覆面レスラー…もといドラマーのサンダースティックらを擁したNWOBHMの雄、ポール・サムソン率いるSAMSON、'81年発表の3rdアルバム。(邦題は『魔界戦士』)
彼らのカタログの中では、ポリスに通報待ったなしの変質者感バリバリな勇姿でサンダースティックがジャケットを飾り、そこに邦題『魔人襲来』がコクのある味わいを加えてくれていた2ndがお気に入りなのですが、勿論SAMSONの代表作として名高い本作も、質の高さで引けを取るものじゃありません。
IRON MAIDENばりにケレンの効いた音を期待すると拍子抜けしてしまう、HMというよりはHRと呼びたくなる70年代の残り香を漂わせたシンプルな作風は前2作を踏まえつつ、今回はこれまで以上にリフ志向が強まりリズムも疾走感を増す等、タイトに洗練された楽曲は、プロダクションの向上でシ
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SAMSON-Shock Tactics-Communion ★★★ (2018-05-16 23:54:39)

邦題は“霊界通信”。(丹波先生の顔が思い浮かびますが)
アルバムを締め括るドラマティックなバラードで、この曲における、
楽曲の魅力を十全に引き出すブルース・ブルースのダイナミックな熱唱は
既に実力派シンガーの貫禄たっぷり。その彼のVoとサンダースティックの
派手なドラミング、それにポール・サムソン入魂のGとが入り乱れる
終盤の盛り上がりには胸が熱くなりますよ。

SAMSON-Shock Tactics-Riding With the Angels ★★★ (2018-05-16 23:46:35)

音質の向上によりシケシケ感が薄れ、
Gリフ主導でタイトに突っ走る様は
完全に80年代仕様のHMナンバー。
このハードな楽曲を手掛けたのが、
“I SURRENDER”や“SINCE YOU'VE BEEN GONE”の
イメージが強いラス・バラードってのが意外です。
個人的にはサンダースティックがもっと
派手に暴れてくれると尚良かったのですが。

SAMSON-Survivors ★★★ (2018-07-09 01:01:31)

NWOBHM勢の中ではいち早くデビューを飾ったSAMSONが、シングル『TELEPHON/LEAVING YOU』(’78年)に続いて’79年に発表した1stアルバム。
散々言われている通り、本作に関してはNWOBHMそのものな音を期待すると間違いなくスカされますんで要注意。邦題からジャケット・デザイン、サンダースティックのドラミング、そして楽曲に至るまで、ブルース・ディッキンソンが加入して飛躍的なパワーアップを遂げる次作『魔人襲来』(’80年)に比べると、ブルーズ、ブギー、ロックンロールのエッセンスと、70年代HRのノリを色濃く宿したサウンドは、イマイチ華に乏しいポール・サムソンのVoと相俟って、地味な印象が拭いきれないのは間違いありません。
但し、そうした諸々の注意点を飲み込んだ上で改めて聴き直せば、地味さは「味わい深さ」に早変わり。収録曲の粒は必要にして十分揃っているこ
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SAMSON-Survivors-Tomorrow or Yesterday ★★★ (2018-07-09 23:36:47)

NWOBHM勃発を世に知らしめたオムニバス・アルバムの名盤
『ヘヴィ・メタルへの招待』にも提供されたSAMSONの代表曲の一つ。
ゲスト参加のコリン・タウンズの抒情的なピアノをフィーチュアして
バラード調に始まり、中間部はハード且つドラマティックな盛り上がりを
聴かせてくれる曲展開は、ほんのりプログレッシブ・ロックからの影響も感じられます。
やいのやいの言われるポール・サムソンのVoですが、
ここで聴くことのできる哀愁に満ちた歌声は実にあじわい深くグーですよ。

SAMSON-Survivors-Wrong Side of Time ★★ (2018-07-09 23:43:07)

名曲“TOMORROW OR YESTERDAY”のインパクトに掻き消されがちですが、
こちらも英国産HRらしい陰気なメロディと気だるげな雰囲気を身に纏わせて
終盤ぐぐっと盛り上がっていく様がなかなか聴かせてくれる
バラードの逸品に仕上がっています。

SANCTUARY-Refuge Denied ★★★ (2006-11-23 17:31:00)

MEGADETHのデイヴ・ムスティンによるプロデュースと、強烈なハイトーンを操るワレル・ディーンのVoが
話題になった、シアトル出身のパワー/スラッシュ・メタル・バンド、'88年発表の1stアルバム。(邦題は『新たなる聖地へ』)
歌メロや曲展開にキャッチーさの欠けるQUEENSRYCHEタイプのスラッシュ・メタル・バンドってのは
苦手中の苦手なのだが、本作はその数少ない例外の1つ。アグレッシブでありながらも非常にキャッチーな名曲③や、小気味良く疾走する⑧、「押し」と「引き」を心得たワレルの歌唱が堪能できる、“支配者の仮面”なる邦題の冠されたドラマティックな⑨といった楽曲の存在はやはり大きい。全体的に良い意味で分かり易い作風なのだ。
デイヴ・ムスティンがプロデュースを務めている関係からか、各楽曲からそこはかとなく漂うMEGADETHっぽい雰囲気も、個人的にはプラスに
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SANCTUARY-The Year the Sun Died ★★ (2014-11-09 12:06:12)

ブックレットに目を通すと、終末に関するコンセプト・アルバム的な雰囲気も感じられる、'14年発表の3rdアルバム。
SANCTUARY待望の復活作と言えども、今更彼らがデビュー作『新たなる聖地へ』('88年)みたいな作風へ回帰するとは思ってませんでしたし、事実、本作に託されているのは、NEVERMOREでの活動を踏まえたダークでムーディでテクニカルなHMサウンド。ウォレル・ディーン(Vo)もコップの割れそうなハイトーンは控えめに、ディープな低音をメインに妖しく歌い上げています。これ聴いてから2nd『INTO THE MIRROR BLACK』('90年)を聴き直すと、当時は地味に感じられたあの作品でさえも、スラッシーなエレメントはそれなりに残っていたんだなぁ、と。
さりとて、では本作が駄作なのかと言うと、それは大間違い。キレのある演奏から繰り出される、高い求心力を有するクランチ
…続き

SANCTUARY-The Year the Sun Died-Frozen ★★★ (2014-11-09 22:03:57)

本編中において例外的に、1stと2ndの中間ぐらいのレベルで
スラッシーな色合いも加味されたナンバー。
それでも、浮遊感を湛えてウォレルが朗々歌い上げるサビメロは
現在のSANCTUARYならではの味わい。
流麗に切り込んでくるツインGも素晴らしい。

SANDROSE (2017-12-10 23:28:07)

60年代からキャリアを積んでいたジャン・ピエール・アラルサン(G)が、自身の音楽を追求するべく、それまでの活動を通じて知己を得たミュージシャン達をメンバーに迎えて結成したプログレッシブ・ロック・バンド。特に女性シンガー、ローズ・ポドウォイニーのパンチの効いた歌唱はこのバンド大きな個性。
音楽性の相違やメンバー間の対立もあって、僅か1年足らずでバンド活動には終止符が打たれてしまったものの、彼らが唯一残したアルバム『SANDROSE』は、CATHDRALのリー・ドリアンを始めとする70年代ロック好事家から今も熱烈な支持を受け続けている模様。

SANDROSE-Sandrose ★★★ (2017-12-10 23:32:01)

紅一点の女性シンガー、ローズ・ポドウォイニーを擁するフレンチ・プログレッシブ・ロック・グループが'72年に残した唯一作。
歌詞は全曲英詞で、サウンドの基軸を成すのは、妖艶な歌唱から感極まったような「泣き」の入った熱唱まで、パンチの効いた歌声が耳惹くローズ嬢のVoと、ジャン・ピエール・アラルサンの繊細さと豪胆さを併せ持つ変幻自在のGワーク。そこに全編を抒情的に包み込むオルガンやメロトロンの幽玄な旋律が絡み、2~3分台の美しい小曲と、10分以上に及ぶドラマティックな大作曲が交互に配置される等、非常に分かり易くKING CRIMSONやGENESIS辺りに通じるプログレ・スタイルが提示されています。フレンチ・バンドらしいメランコリックな泣き――少年漫画や劇画チックな滂沱の如く溢れる熱い滝涙ではなく、キラキラ光りながら零れ落ちていくような少女漫画ライクな感傷的な泣き――のメロディを前面に配
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SANDROSE-Sandrose-Vision ★★★ (2017-12-11 23:10:10)

エキゾチックな響きを湛えてかき鳴らされるアコギと
オルガンやメロトロンの幽玄な音色に彩られた曲調は
どちからといえば「静」の魅力を湛えているのですが
その上に乗るローズ嬢のVoは今にも泣き出しそうというか、
感情が溢れ出さんばかりに熱を帯びてソウルフル。
この取り合わせの妙が本曲を名曲たらしめています。

SANTANA-Marathon ★★★ (2022-06-07 00:18:36)

HR/HMファンからは、JOURNEYのニール・ショーンがかつて在籍していたバンドとして認知を得る、カルロス・サンタナ(G)率いるSANTANAが'79年に発表した12thアルバム。
新たにGIANT等での活動で知られるアラン・パスカ(Key)が加入。またプロデューサーにはFOREIGNERとの仕事で名を上げたキース・オルセン&デヴィッド・デボーのコンビを起用する人事からも明らかな通り、ここではSANTANAならではのラテン・ロックを基軸としつつ、そこにAOR/産業ロック・テイストも大量投下した売れ線(当時)サウンドを志向。何も彼らがこれを演らんでも…と思う向きもありましょうが、キャッチーなメロディが軽快に弾む曲調がBOSTON辺りを彷彿とさせる④や、思わずステップを踏みたくなるポップかつリズミカルな⑩等は、従来の持ち味と新味が上手いこと折り合いをつけた秀逸な出来栄えを誇っています
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SANTANA-Marathon-Stay (Beside Me) ★★★ (2022-06-08 00:25:05)

ラテンロックらしい躍動感溢れる曲調といい、張りのあるハイトーンVoが
歌い上げるキャッチーなメロディといい、梅雨のジメジメを吹っ飛ばしてくれる
ザ・夏!な雰囲気漂う爽快なポップ・チューン。

SANTERS ★★ (2008-01-15 22:17:00)

'79年にトロントにて結成された、リック(Vo、G)とマーク(Ds)のサンターズ兄弟と、
リック・ラザロフ(B)の3人編成からなる、カナディアン・ハード・ロック・バンドで、
'81年に1st『SHOT DOWN IN FLAMES』、'82年に2nd『RACING TIME』、'84年に3rd『GUITER ALLEY』を発表、
同郷の先輩バンドTRIUMPHにも通じる、メロディアスなハード・ロック・サウンドで好評を博す。
(制作されたままお蔵入りとなった4th『TOP SECRECY』もある。ボックスセットで聴く事が可能)
そのTRIUMPHとの親交は深く、3rdアルバムのプロデュースを務めたのはリック・エメットだし、
リック・サンターズが『THE SPORT OF KINGS』『SURVEILLANCE』に楽曲提供をしたり、
TRIUMPHの
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SANTERS-Guitar Alley ★★★ (2008-01-17 22:50:00)

カナダのメロディアス・ハード・ロック史に残る名盤の1つにして、SANTERSの代表作、そして彼らのラスト・アルバムともなった、'84年発表の3rdアルバム。
質は高いが、やや大人しくまとまり過ぎていた感のあった2nd『RACING TIME』に比べ、ハード・ロッキンなエッジと躍動感を取り戻しただけでなく、都会的とも言える、スマートな哀愁に彩られたメロディにも一層の磨きが掛けられ、まさにバンドの最高傑作の名に相応しい内容に仕上がっている本作。とにかく哀メロ・チューンだろうが、ロックンロールだろうが、バラードだろうが、サビメロには必ず耳を捉える強力なフックが備わっていて、全10曲、捨て曲なし。
中でもSANTERSの代表曲にして指折りの名曲①、リリカルなKeyの装飾が胸に沁みる④、躍動感と叙情性が程好くブレンドされた⑦、キャッチーなリフをフィーチュアした⑨、そして泣きの滲むバラー
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SANTERS-Guitar Alley-Baby Blue ★★ (2008-01-17 23:11:40)

軽快なリズムの上で刻まれる、
物悲しくもキャッチーなリフが印象的なロック・チューン。
くいくいと涙腺を刺激するフレーズを積み重ねるGも
良い仕事をしています。

SANTERS-Guitar Alley-Can't Shake You ★★★ (2008-01-17 23:03:49)

3rdアルバムのOPチューンにして、「掴みはOK」となる
SANTERS屈指の名曲の1つで、
この曲のビデオがMTVでも頻繁に流され、バンドの知名度UPに
大きく貢献したという、まさに代表曲。
躍動感溢れる曲調と、強力なフックを備えた哀メロ、
そしてキラキラとしたKeyのアレンジが秀逸過ぎます。

SANTERS-Guitar Alley-Dreaming ★★★ (2008-01-17 23:14:56)

イントロのGからして既に泣ける名バラード。
この曲を聴くと、リック・サンターズがエモーショナルな
GとVoの腕前に、更なる磨きを掛けていることが良く分かる。
3rdのプロデューサーを務めたリック・エメットに
相当鍛えられたんじゃなかろうか?

SANTERS-Guitar Alley-Hate to Love You ★★ (2008-01-17 23:07:53)

アップテンポの溌剌としたロック・チューンながら、
曲が進むにつれて哀愁が滲み出してくる展開、
特に終盤における、美麗なVoハーモニーと、切なさを倍増させる
Keyの組み合わせが堪りません。

SANTERS-Racing Time ★★ (2008-01-16 20:33:00)

デビュー作『SHOT DOWN IN FLAMES』の好評を受け、オジー・オズボーンとのツアーを終えてトロントへと
戻ったバンドが、ジャック・リチャードソンをプロデューサーに迎えて制作、'82年に発表した2ndアルバム。
サウンド・プロダクションの向上、曲調の幅の広がり、そして、しっかり腰を据えて制作されたことで、
より練り込まれた収録曲の数々と、上昇気流に乗ったバンドの勢いが如実に反映された、充実した内容を誇る本作。
特に、メロディの哀愁度がググっとアップしている点が大きなポイントで、Keyを導入した洗練されたアレンジが
産業ロック的な雰囲気を感じさせる①、劇的なリフ・ワークをフィーチュアした②、爽やかでキャッチーな③という
冒頭のメロディック・ロック・チューン3連発は、かなり聴き応えあり。そして何より、本編のハイライトにして
SANTERS屈
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SANTERS-Racing Time-Mistreatin' Heart ★★ (2008-01-16 20:50:54)

シンプルな楽曲が多く並んでいた1stに比べ、
2ndではグッと哀メロ度がアップした事を端的に物語る
アルバムのOPチューン。
産業ロック的なKeyのアレンジが秀逸で、
シングル・ヒットとなったのも納得のキャッチーさを誇る。

SANTERS-Racing Time-Mystical Eyes ★★ (2008-01-16 20:53:36)

OPのリフ一発でガッチリと掴まれる、
コンパクトにまとめられていながらも
憂いを帯びた曲調が非常にドラマティックな名曲。
劇的さを盛り上げるインスト・パートも○。

SANTERS-Racing Time-Road to Morocco ★★★ (2008-01-16 20:46:40)

メロディは素晴しいが、やや大人しめな曲が揃った
2ndアルバムの中でも、一際輝く劇的な超名曲。
やや青さが残るものの、声を振り絞るようにして歌う
リック・サンターズのVoが、曲が持つ哀愁を増幅させている。
胸に沁みるフレーズを紡ぎ出すGでも良い仕事をしています。


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